JP2000231621A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2000231621A
JP2000231621A JP3354499A JP3354499A JP2000231621A JP 2000231621 A JP2000231621 A JP 2000231621A JP 3354499 A JP3354499 A JP 3354499A JP 3354499 A JP3354499 A JP 3354499A JP 2000231621 A JP2000231621 A JP 2000231621A
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JP
Japan
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card
film
chip
wiring
control film
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JP3354499A
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English (en)
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Hideyoshi Shimokawa
英恵 下川
Hiroyuki Hozoji
裕之 宝蔵寺
Kunio Matsumoto
邦夫 松本
Yoshihide Yamaguchi
欣秀 山口
Yoshio Ozeki
良雄 大関
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時、保管時におけるICカードの変形によ
るICチップ若しくはICモジュールへの負荷を工数を
増やすことなく低減し、ICチップ若しくはICモジュ
ールの破壊を防止して信頼性を確保することができるI
Cカードを提供することにある。 【解決手段】ICカード1の変形を制御する制御フィル
ム6を、上下の外装フィルム2、3間に用いることによ
って、ICチップ5の周辺の変形を抑え、ICチップ5
の周辺に発生する応力、歪みを小さくすることによっ
て、ICチップ5の破壊を防止する。ここで、制御フィ
ルム6は、一括ラミネートが可能であるため、容易に製
造することができる。また、接着剤層に光硬化性樹脂製
分を混在させ、カードの変形を部分的に制御させた構造
によっても上記課題が解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子マネー、交通
料金、医療用等に用いる薄型のICカードの信頼性向上
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気カードに対して、セキュリテ
ィ、記憶容量で格段に優れるICカードの利用が今日広
がっている。ICカードシステムの関連市場は、エレク
トロニックコマース(電子商取引)の普及によって、今
後大きく拡大すると考えられている。ICカードはすで
に端子付きの接触型ICカードが実用化され、海外を中
心にプリペイドカードや電子マネーのツールとして幅広
く利用されている。しかし、接触型であるため、端子部
の汚れ、端子の劣化等により、耐久性、信頼性の面での
課題が指摘されている。このような問題を解決できるの
が非接触ICカードで、主に電源となりうるアンテナコ
イル部分と、情報を記憶、蓄積するICチップから成り
立っている。この非接触式のICカードは、カード表面
に金属の接点が無く、汚れや静電気にも強いと考えら
れ、次世代のICカードの本命とみられている。これら
のICカードは、貨幣に近い使い方をされたり、内容を
記憶しておく必要があるため、高度な信頼性が要求され
る。また、従来のICカードは約0.76mmの厚みが
標準であったが、今後、一人の人が使用するカード数が
増えることが予測されることから、カードの、軽量、薄
型化が求められている。そこで、チップを薄くしカード
全体の厚みを0.25mmとした非接触ICカードも提
案されている。
【0003】ところで、ICカードの従来技術として
は、特開平10−166769号公報(従来技術1)に
記載されたものが知られている。即ち、従来技術1に
は、ICを収容した開口部を有するコアシートと、前記
ICと前記開口部との隙間を埋める充填樹脂層と、前記
コアシートの上面および下面に貼り付けられた接着用樹
脂層を塗布したカバーシートとを具備するICカードに
おいて、前記充填樹脂層の弾性率をEIC、前記カバーシ
ートの弾性率をES、前記コアシートの弾性率をEC、前
記コアシートの厚さをTC、前記ICの厚さをTICとす
ると、ES/EIC>1、かつEC/EIC>1、TC/TIC
>1を満たすことが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のICカードは、不特定多数の人に、様々な状況下で保
管され、使用される。例えば、財布、ポケット等の凹凸
のあるケース内に保管され、持ち歩かれる。このことか
ら、ICカードは様々な方向の外力を受けて変形し、場
合によっては、情報のやりとりを行うICチップ、及び
その接続部周辺が破壊してしまうという問題があった。
特に、カードの薄型化に伴いカードの変形が大きくな
り、また、ICチップも薄型化されることによって、I
Cチップ周辺の破壊の問題が大きくなる。これを防止す
る方法として、チップ単体の強度を向上させることは難
しい。また、特開昭62−103195に記載のように
ICチップの周辺に金属板等を配置し破壊を防止するこ
とも考えられるが、これは、金属板を搭載し接着させる
ための工数が増えると共に、カードが重くなってしまう
という課題が生じる。また、従来技術1には、使用時、
保管時におけるICカードの変形によるICチップへの
負荷を低減し、信頼性を確保する点について十分考慮さ
れていなかった。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
使用時、保管時におけるICカードの変形によるICチ
ップ若しくはICモジュールへの負荷を工数を増やすこ
となく低減し、ICチップ若しくはICモジュールの破
壊を防止して信頼性を確保することができるICカード
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上部の外装フィルムと下部の外装フィル
ムとの間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続
されたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで
構成したICカードであって、前記上部の外装フィルム
と前記下部の外装フィルムの間に、上部および下部の外
装フィルムの弾性率と同等以上で、長辺および短辺のほ
ぼ中央部において長辺および短辺の断面積の約2/3以
上に内部をくり抜くかまたは薄くした制御フィルムを組
み込んで接続実装部も含めてICチップ若しくはICモ
ジュールの破壊を防止するように構成したことを特徴と
する。また、本発明は、上部の外装フィルムと下部の外
装フィルムとの間にアンテナコイル等の配線および該配
線に接続されたICチップ若しくはICモジュールを組
み込んで構成したICカードであって、前記上部の外装
フィルムと前記下部の外装フィルムの間に、上部および
下部の外装フィルムの弾性率と同等以上で、長辺および
短辺のほぼ中央部において長辺および短辺の断面積の約
3/4以上に内部をくり抜くかまたは薄くした制御フィ
ルムを組み込んで接続実装部も含めてICチップ若しく
はICモジュールの破壊を防止するように構成したこと
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、上部の外装フィルムと下
部の外装フィルムとの間にアンテナコイル等の配線およ
び該配線に接続されたICチップ若しくはICモジュー
ルを組み込んで構成したICカードであって、前記上部
の外装フィルムと前記下部の外装フィルムの間に、上部
および下部の外装フィルムよりも弾性率が同等以上の制
御フィルムをICチップ若しくはICモジュールの周辺
に組み込んで接続実装部も含めてICチップ若しくはI
Cモジュールの破壊を防止するように構成したことを特
徴とする。また、本発明は、前記ICカードにおいて、
ICチップもしくはICモジュールを制御フィルムの角
部近傍に穿設された穴内に配置させることを特徴とす
る。また、本発明は、前記ICカードにおいて、アンテ
ナコイル等の配線を形成し、ICチップもしくはICモ
ジュールを実装したコア基板を制御フィルムと下部の外
装フィルムとの間に挾んで構成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記ICカードにおい
て、コア基板を上部および下部の外装フィルムと弾性率
が同等の材料で形成したことを特徴とする。また、本発
明は、前記ICカードにおいて、制御フィルムのくり抜
くかまたは薄くした部分にホットメルト系の接着剤を充
填するように構成したことを特徴とする。また、本発明
は、前記ICカードにおいて、制御フィルムとしてガラ
スまたはカーボン繊維強化ポリマーシート材で形成した
ことを特徴とする。また、本発明は、前記ICカードに
おいて、上部および下部外装フィルムとしてポリエチレ
ンテレフタレート材で形成したことを特徴とする。ま
た、本発明は、上部の外装フィルムと下部の外装フィル
ムとの間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続
されたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで
構成したICカードであって、前記上部の外装フィルム
と前記下部の外装フィルムの間の接着材中に光硬化性樹
脂成分を混在させ、部分的に紫外線等を照射することに
よって部分的に弾性率を制御して構成したことを特徴と
する。
【0009】以上説明したように、前記構成によれば、
ICカードの変形を制御できる制御フィルムを用いるこ
とにより、ICカード内で、重要な役割を持つICモジ
ュールをカードの曲げ等の変形から保護することがで
き、ICカードの高信頼化をもたらすことができる。ま
た、前記構成によれば、製造を一括ラミネート等の手法
を用いることにより、金属板による補強に比べて製造を
容易にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るICカードの実施の
形態について、図面を用いて説明する。図1には、本発
明に係るICカードの一実施の形態の構成を示す。この
ICカード1は、上部の外装フィルム(厚さが約40〜
300μm程度)2と下部の外装フィルム(厚さが約4
0〜300μm程度)3の間にアンテナコイル等の配線
4とICチップを含んだICモジュール5を組み込んだ
ICカード1である。なお、アンテナコイル等の配線4
とICチップを含んだICモジュール5とは接続実装さ
れることになる。ところで、ICモジュール5は、IC
チップが1つの場合と複数個含む場合があり、複数個の
場合は固まって実装されている場合と、離れて実装され
ている場合がある。ここでは、ICチップを1つ用いた
例を示す。なお、アンテナコイル等の配線4は、図1に
示すように下部の外装フィルム3の周辺に沿って配設さ
れ、ICチップ5は、図1に示すように下部の外装フィ
ルム3上の角部近傍において実装されることになる。
【0011】ここで、本発明に係るICカード1の特徴
は、上部の外装フィルム2と下部の外装フィルム3の間
に短辺の中央部および長辺の中央部が曲がり易いように
くり抜かれた制御フィルム(厚さが80〜300μm程
度)6を挟み込むことにある。そして、これらの3枚の
フィルム2、3、6はホットメルト系の接着剤で接着し
た。ところで、上部の外装フィルム2と下部の外装フィ
ルム3とは、共にPET(ポリエチエンテレフタレー
ト)の材質を用い、この制御フィルム6は上記上下の外
装フィルムのPETと弾性率が同等以上のものとして、
ガラス繊維強化ポリマーシート、カーボン繊維強化ポリ
マーシート、PET等の材質を用いた。特に、厚みが
0.2〜0.3mm程度の薄型のICカードの場合、上
部および下部の外装フィルム2、3並びに制御フィルム
6の厚さは上記に示した範囲の内下限の方を用いれば実
現することができる。
【0012】図2には、制御フィルムの第1の実施例を
示す。ところで、制御フィルム6aは、図2に示すよう
にカードの内側を、例えばほぼ楕円形状7にくり抜いて
構成する。従って、上下の外装フィルム2、3と制御フ
ィルム6aを接着後では、この楕円形状7にくり抜いた
部分にはホットメルト系の接着剤が加熱時に溶け込んで
内部を埋めることになる。また、ICチップ5の周りで
は、チップの厚みの分だけ、カードの厚みが増えてしま
うため、このICチップ5を囲うような穴8を角部近傍
に開けている。この構成のICカード1においては、制
御フィルム6aにおいて、短辺の中央部x近傍における
長辺のくり抜かれた部分の長さ(L−2×L1)若しく
は断面積((L−2×L1)×t)を長辺の長さL若し
くは断面積L×tの約2/3以上(更に望ましくは約3
/4以上)にし、長辺の中央部y近傍における短辺のく
り抜かれた部分の長さ(W−2×W1)若しくは断面積
((W−2×W1)×t)を短辺の長さW若しくは断面
積W×tの約2/3以上(更に望ましくは約3/4以
上)になるように例えば楕円形状にくり抜くことによっ
て、ICカード1が外力を受けて曲げられた場合に、I
Cチップ5周辺に発生する応力、歪みを軽減することが
できる。なお、tは制御フィルム6aの厚さとする。
【0013】即ち、制御フィルム6が無い場合、あるい
は、制御フィルム6aで図2に示すように楕円形状7の
ように内部をくり抜かなかったものでは、図3(a)に
示したように、カード全体がほぼ同じ曲率で曲がり、I
Cチップ5の周辺はこのカード全体の変形に沿って曲げ
られてしまう。しかし、図2に示すような形状の制御フ
ィルム6aがある場合は、図3(b)に示したように、
カード1は一様に曲がらず、部分的に曲率が異なり、制
御フィルム6aの割合が多い部分では曲率が小さくな
り、ICチップ5の周辺の変形が小さくなる。これは、
楕円形状7にくり抜いた部分に埋まるホットメルト系の
接着剤の弾性率は約3kgf/mm2であるのに対し
て、ガラス繊維強化ポリマーシートでは約2000kg
f/mm2の曲げ弾性率であるため、外力を受けた場合
に曲がりやすい楕円形状7のホットメルト材の部分が大
きく変形するためである。従って、ICチップ5の周辺
が制御フィルム6aで囲まれるため、ICチップ5の周
辺に発生する応力、歪みが小さくなり、ICチップ5の
破壊を防止でき、ICカード1の寿命を向上させること
ができる。この方法はカード1が薄型になり、ICチッ
プ5の厚みを十分取れなくなった場合に特に効果があ
る。
【0014】このような形状の制御フィルムによるチッ
プ周辺に発生する応力、歪み低減効果を実際に調べた結
果について説明する。これは、図2に示すように例えば
楕円形状(短辺の中央部x近傍における長辺のくり抜か
れた部分の長さ(L−2×L1)を長辺の長さLの約4
/5〜9/10程度にし、長辺の中央部y近傍における
短辺のくり抜かれた部分の長さ(W−2×W1)を短辺
の長さWの約4/5〜9/10程度にする。)にくり抜
いたガラス繊維強化ポリマーシートを制御フィルム6a
として用いて上下の外装フィルム2、3の間に挾んだI
Cカードの場合と、制御フィルムを楕円形状にくり抜か
ずに、上下の外装フィルム2、3の間に挟んだICカー
ドの場合と比較して行った。評価は、上部の外装フィル
ム2の外側で、ICチップ5の上部付近に接着剤で歪み
ゲージを張り付け、図3の様に、歪みゲージを張り付け
た面(上部の外装フィルム2の外側面)が凸になるよう
に変形させ、ICチップ周辺に生じる歪みを測定した。
この結果、楕円形状にくり抜かなかった場合には、IC
チップ上部のカード表面に710μεの歪みが生じた
が、図2のような形状に楕円形状にくり抜くと、同じ部
分の歪みが410μεにまで低減した。
【0015】また、歪みゲージのついている面(上部の
外装フィルム2の外側面)が凹になるように曲げた場合
にも、制御フィルムを楕円形状にくり抜かなかった構造
のカードでは603μεの歪みが生じたが、楕円形状に
くり抜くと215μεと低減できた。これは、楕円形状
にくり抜いた場合には、ICチップ周辺の剛性が高く、
曲率が小さくなったためである。従って、上部の外装フ
ィルム2の外側面を凸になるように変形させたとして
も、制御フィルム6aにおいて短辺の中央部x近傍にお
ける長辺のくり抜かれた部分の長さ(L−2×L1)を
長辺の長さLの約2/3以上にし、長辺の中央部y近傍
における短辺のくり抜かれた部分の長さ(W−2×W
1)を短辺の長さWの約2/3以上にくり抜けば、IC
チップ上部のカード表面部分における歪みを500με
以下にすることができ、その結果外装フィルム2、3の
内側に実装されているICチップに発生する歪みが小さ
くなり、チップの破壊を防止することができるといえ
る。図1では、制御フィルム6の材質にガラス繊維強化
ポリマーシートを用いたが、低コスト化のために、PE
Tを用いても良い。これは、PETの曲げ弾性率が約3
00kgf/mm2であるため、楕円形状6の部分のホ
ットメルト系の接着剤の弾性率との差により、ICチッ
プ5の周辺の曲率を制御可能であるためである。PET
より低弾性率の材料では、該上下の外装フィルムの方が
カードの曲げに与える影響が大きくなり、楕円形状7に
くり抜いた構造を用いてもICチップ周辺の変形防止に
はあまり効果がない。また、カーボン繊維により熱可塑
性樹脂を強化したポリマーシート等を用いることもでき
る。PETの曲げ弾性率が約300kgf/mm2に対
して、カーボン繊維強化ポリマーシートの曲げ弾性率は
約4000kgf/mm2となり、楕円形状7の部分の
ホットメルト系の接着剤の弾性率と差が大きいので、I
Cカードの形状の制御に対して効果的である。
【0016】また、図1では、アンテナコイル等の配線
4、及びICチップ5は該下部の外装フィルム3上に実
装したが、図4に示したように、配線を2層にするため
に、例えばPETによるコア基板(厚さが約40〜30
0μm程度)9を用いた場合にも、同様に、コア基板9
と上部の外装フィルム2の間に制御フィルム6をはさみ
込み、制御フィルム6を、短辺の中央部x近傍における
長辺のくり抜かれた部分の長さ(L−2×L1)を長辺
の長さLの約2/3以上(更に望ましくは約3/4以
上)にし、長辺の中央部y近傍における短辺のくり抜か
れた部分の長さ(W−2×W1)を短辺の長さWの約2
/3以上(更に望ましくは約3/4以上))になるよう
に例えば楕円形状7に内部をくり抜くことによって、I
Cチップの上部における歪みを500με以下になるよ
うにカードの変形を制御し、ICカードの寿命の向上を
図ることができる。図5(a)には、制御フィルムの第
2の実施例を示す。この制御フィルム6bは、多数の円
形状、楕円形状の変形制御用の穴10が開いていること
を特徴とする。この場合も、短辺の中央部x近傍におけ
る長辺の複数n+1箇所のくり抜かれた部分の長さ(L
−n×L2)を長辺の長さLの約2/3以上(更に望ま
しくは約3/4以上)にし、長辺の中央部y近傍におけ
る短辺の複数m−1箇所のくり抜かれた部分の長さ(W
−m×W2)を短辺の長さWの約2/3以上(更に望ま
しくは約3/4以上)になるように多数の穴10を短辺
および長辺の中央部に沿って並べて配設する。図5
(a)においては、nの個数を6、mの個数を6にした
場合を示す。ただし、穴間に残されたL2はn個共に等
しくする必要はなく、(L−(穴間に残された長さの合
計))または(穴の長さの合計)の長さが上記条件を満
足すればよい。同様に、穴間に残されたW2もm個共に
等しくする必要はなく、(W−(穴間に残された長さの
合計))または(穴の長さの合計)の長さが上記条件を
満足すればよい。このように穴10は円形状、楕円形状
でもよく、形状にはあまり関係しない。
【0017】即ち、図5(a)に示す制御フィルム6b
は、図2の様な大きな1つの楕円形状7にくり抜いた形
状の制御フィルム6では、該上下の外装フィルム2、3
とのラミネート時に制御フィルムが引っ張られ、厚み、
材質等の関係から、制御フィルムが変形してしまうのを
防ぐ場合に適する構造である。この変形制御用の穴10
は、図5(a)に示したように、ICカード1の縦横の
中心線に沿って並べてられていて、ICカード1は図5
(b)の網掛けした部分11で変形するため、ICチッ
プの上部における歪みを400με以下にしてICチッ
プ5の周辺では変形が小さく、ICチップ5の周辺の変
形が抑えられ、チップの破壊防止を図ることができる。
この発明の効果を確認するために、図2に示す制御フィ
ルムの場合と同様に、上部の外装フィルム2の外側で、
ICチップ5の上部付近に接着剤で歪みゲージを張り付
けてICチップの上部付近におけるチップ周辺に発生す
る歪みを測定した。この結果、歪みゲージを付けた面が
凸になるようにICカードを変形させ、チップ上部に発
生した歪みを測定した結果、制御フィルムの内部をくり
抜かなかった場合が710μεの歪みが発生したのに比
べて、図5(a)のような構造の制御フィルムを用いる
と340μεにまで、低減することができた。また、歪
みゲージを付けた面が凹になるように曲げた場合には、
制御フィルムの内部をくり抜かなかった場合が603μ
εの歪みが発生したのに比べて、193μεにまで、低
減することができた。従って、ICチップの上部におけ
る歪みを400με以下にすることができ、ICチップ
の破壊防止に一層の効果があるといえる。
【0018】次に、図4に示したコア基板9を有する本
発明に係るICカードの作成方法について説明する。ま
ず、例えばPETによるコア基板9にスルーホール用の
穴を開け、コア基板9の上下にAgペーストを印刷、加
熱焼成することによって、アンテナコイル等の配線4を
作成する。そして、この配線上にICチップ5を異方性
導電ぺーストを用いて実装する。並行して、制御フィル
ム6を図2、または図5に示した形状に打ち抜き加工を
行う。これらのフィルムを、下から、下部の外装フィル
ム3、コア基板9、制御フィルム6、上部の外装フィル
ム2の順になるようにセットし、一括ラミネートを行っ
た。これらのフィルム間の接着にはホットメルト系の接
着剤を用いた。以上の行程を経ることによって、ICカ
ードを作成することができる。この方法以外にも、コイ
ルは、AlやCu、Au配線を用いてもよい。またIC
チップの実装には、ワイヤボンディング、異方性導電フ
ィルム、ICチップの電極−配線電極との直接熱圧着等
により行っても良い。また、コア基板自体を制御フィル
ムの役割を兼ねるように、コア基板の中で、変形されて
も問題のないコイルの内側等をくり抜いておいてもよ
い。また、上記制御フィルム6は1枚のフィルムとして
単独に成形したが、予め上部の外装フィルム2上にエポ
キシ樹脂等の樹脂をパターンに塗布し加熱することによ
って、または、光硬化性樹脂等を用いてフォト行程によ
りパターンを作り込んでおいたものを用いて制御フィル
ム層とすることも可能である。また、制御フィルム6の
うち、図2または図5に示す穴形状7、10の部分の制
御フィルムの厚みを薄くし、くり抜いたものと同様にし
て変形を制御させることもできる。特に、穴形状7、1
0の部分をくり抜かずに、薄くする場合には、上記条件
を長さの比ではなく、断面積の比で(約2/3以上(更
に望ましくは約3/4以上))の条件を満足させればよ
い。
【0019】図6(a)には、制御フィルムの第3の実
施例を示す。これは、ICカードの長手方向(長辺方
向)の両端の部分12にのみ制御フィルム6cを設けた
もので、ICカードはこの間のホットメルト系の接着剤
で埋まった部分13で変形する。この構造のICカード
は、図6(b)に示したように、ICカード14の幅よ
りも大きな部分15を制御フィルムから打ち抜き、ラミ
ネート後にカードの形状14に切り落とすことによって
作成可能である。この第3の実施例においても、長手方
向(長辺方向)にくり抜かれた長さ(L−2×(L3+
L4))を長辺の長さLの約2/3以上(更に望ましく
は約3/4以上)にする必要がある。なお、短辺方向に
は、制御フィルム6cが残されていないので、くり抜か
れた長さが短辺の長さWの約2/3以上(更に望ましく
は約3/4以上)を満足させることが可能となる。この
発明における効果を確認するために、図2および図5に
示す制御フィルム6a、6bと同様に、カード変形時の
チップ上部に発生する歪みを測定した。この結果、歪み
ゲージを付けた面が凸になるようにICカードを変形さ
せた場合の、チップ上部に発生した歪みは、制御フィル
ムの内部をくり抜かなかった場合が710μεであった
のに比べて、図6(a)のような構造の制御フィルムを
用いると133μεにまで、低減できた。また、歪みゲ
ージを付けた面が凹になるように曲げた場合には、制御
フィルムの内部をくり抜かなかった場合が603μεの
歪みが発生したのに比べて、153μεにまで、低減で
きた。従って、ICチップ5の破壊防止に効果があると
いえる。
【0020】図7には、制御フィルムの第4の実施例を
示す。これは、ICカードの4隅に制御フィルム6dを
配置した構造である。この場合も、短辺の中央部x近傍
における長辺のくり抜かれた部分の長さを長辺の長さL
の約2/3以上(更に望ましくは約3/4以上)にし、
長辺の中央部y近傍における短辺のくり抜かれた部分の
長さを短辺の長さWの約2/3以上(更に望ましくは約
3/4以上)にする条件を満足させることができる。こ
れにより、ICカードはICチップ周辺を避けて変形
し、ICチップの破壊を防ぐことができる。この構造で
も、同様にチップ上部に発生する歪みを測定したが、従
来の構造に比較してチップ周辺の変形が抑えられ、チッ
プの破壊防止に効果があることが確認できた。
【0021】次に、光硬化性樹脂成分を混在させたホッ
トメルト系接着剤を用いた場合のICカードの実施例に
ついて説明する。即ち、図8には、光硬化性樹脂成分を
混在させたホットメルト系接着剤を用いた場合のICカ
ードの構造を示す。図8では、コア基板9が存在する場
合を例にとって示した。透明PETは紫外線を約60%
以上透過させる。従って、上部の外装フィルム2に透明
PETを用い、アンテナコイル等の配線4とICモジュ
ール5を実装したコア基板9を、下部の外装フィルム3
との間に接着剤を用いて加熱し、接着させた。このと
き、上部の外装フィルム2とコア基板9との間の接着剤
16に、光硬化性樹脂成分17を混在させたホットメル
ト系接着剤を用いた。加熱による接着後に、図2、図5
(a)、図6(a)、図7に示した様な制御フィルムの
形状になるように、上部の外装フィルム2の上から紫外
線18を照射する。これによって、ホットメルト系接着
剤16層は、紫外線18が照射された部分のみ硬化して
弾性率が大きくなり、カードの変形を制御する制御フィ
ルムと同等の働きをすることが可能である。このとき、
紫外線18が照射されない部分は、光硬化性樹脂を配
線、チップ等に対して影響のない材料を選ぶことによっ
て電気的信頼性に問題を与えない。最終的には、上部の
外装フィルムの外側に絵柄印刷を行うことによって、光
硬化性樹脂製分17の硬化を防ぎ、長期にわたってこの
効果を維持することができる。このように、上部の外装
フィルム2と下部の外装フィルム3の間のホットメルト
材に光硬化性樹脂成分17を混在させて、該上部の外装
フィルム2と該外装フィルム3との間の弾性率を部分的
に制御させることによって、高信頼性のICカードを提
供することができる。尚、ここでは、上部の外装フィル
ムとコア基板の間の接着剤に光硬化性樹脂成分を混在さ
せ、上部の外装フィルムの外側から紫外線を照射した
が、時間短縮のために両側から照射することも可能であ
る。また、下部の外装フィルムとコア基板の間の接着剤
にも光硬化性樹脂成分を混在させることにより、更にカ
ード変形を顕著に制御できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ICカードの変形を制
御できる制御フィルムを用いることにより、ICカード
内で、重要な役割を持つICモジュールをカードの曲げ
等の変形から保護することができ、ICカードの高信頼
化をもたらすことができる効果を奏する。特に、本発明
によれば、0.2〜0.3mm程度の薄型ICカードに
おいては、大きい効果を発揮することができる。また、
本発明によれば、製造を一括ラミネート等の手法を用い
ることにより、金属板による補強に比べて製造が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードの一実施の形態を示す
摸式図である。
【図2】図1および図4に示す制御フィルムの第1の実
施例の構造を示す図である。
【図3】制御フィルム無し(a)、制御フィルム有り
(b)によるカード変形の違いを示した図である。
【図4】本発明に係るコア基板を用いた場合のICカー
ドの一実施の形態を示す模式図である。
【図5】図1および図4に示す制御フィルムの第2の実
施例の構造と、変形場所とを示す図である。
【図6】図1および図4に示す制御フィルムの第3の実
施例の構造と、製造方法とを示す図である。
【図7】図1および図4に示す制御フィルムの第4の実
施例の構造を示す図である。
【図8】本発明に係る接着剤に光硬化性樹脂製分を混在
させた場合のICカードの一実施の形態を示す構造図で
ある。
【符号の説明】
1…ICカード、2…上部の外装フィルム、3…下部の
外装フィルム、4…アンテナコイル等の配線、5…IC
チップまたはICモジュール、6、6a、6b、6c、
6d…制御フィルム、7…楕円形状の穴、8…ICチッ
プを囲む穴、9…コア基板、10…変形制御用の穴、1
1…カード変形部分、12…制御フィルム部分、13…
ホットメルト材の接着剤で埋まった部分、14…ICカ
ードの形状を示した線、15…打ち抜き部分、16…ホ
ットメルト系接着剤、17…光硬化性樹脂成分、18…
紫外線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 邦夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 山口 欣秀 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 大関 良雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 2C005 MA07 MA10 MA15 MB02 MB07 NA09 NA31 NA35 PA01 PA18 PA27 PA40 RA03 RA10 RA11 5B035 AA00 AA04 AA08 BA05 BB09 BC00 CA01 CA03 CA08 CA23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部の外装フィルムと下部の外装フィルム
    との間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続さ
    れたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで構
    成したICカードであって、 前記上部の外装フィルムと前記下部の外装フィルムの間
    に、上部および下部の外装フィルムの弾性率と同等以上
    で、長辺および短辺のほぼ中央部において長辺および短
    辺の断面積の約2/3以上に内部をくり抜くかまたは薄
    くした制御フィルムを組み込んで構成したことを特徴と
    するICカード。
  2. 【請求項2】上部の外装フィルムと下部の外装フィルム
    との間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続さ
    れたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで構
    成したICカードであって、 前記上部の外装フィルムと前記下部の外装フィルムの間
    に、上部および下部の外装フィルムの弾性率と同等以上
    で、長辺および短辺のほぼ中央部において長辺および短
    辺の断面積の約3/4以上に内部をくり抜くかまたは薄
    くした制御フィルムを組み込んで構成したことを特徴と
    するICカード。
  3. 【請求項3】上部の外装フィルムと下部の外装フィルム
    との間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続さ
    れたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで構
    成したICカードであって、 前記上部の外装フィルムと前記下部の外装フィルムの間
    に、上部および下部の外装フィルムよりも弾性率が同等
    以上の制御フィルムをICチップ若しくはICモジュー
    ルの周辺に組み込んで構成したことを特徴とするICカ
    ード。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載のICカー
    ドにおいて、ICチップもしくはICモジュールを制御
    フィルムの角部近傍に穿設された穴内に配置させること
    を特徴とするICカード。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    ICカードにおいて、アンテナコイル等の配線を形成
    し、ICチップもしくはICモジュールを実装したコア
    基板を制御フィルムと下部の外装フィルムとの間に挾ん
    で構成したことを特徴とするICカード。
  6. 【請求項6】請求項5記載のICカードにおいて、コア
    基板を上部および下部の外装フィルムと弾性率が同等の
    材料で形成したことを特徴とするICカード。
  7. 【請求項7】請求項1または2または3または4または
    5または6記載のICカードにおいて、制御フィルムの
    くり抜くかまたは薄くした部分にホットメルト系の接着
    剤を充填するように構成したことを特徴とするICカー
    ド。
  8. 【請求項8】請求項1または2または3または4または
    5または6または7記載のICカードにおいて、制御フ
    ィルムとしてガラスまたはカーボン繊維強化ポリマーシ
    ート材で形成したことを特徴とするICカード。
  9. 【請求項9】請求項1または2または3または4または
    5または6または7または8記載のICカードにおい
    て、上部および下部外装フィルムとしてポリエチレンテ
    レフタレート材で形成したことを特徴とするICカー
    ド。
  10. 【請求項10】上部の外装フィルムと下部の外装フィル
    ムとの間にアンテナコイル等の配線および該配線に接続
    されたICチップ若しくはICモジュールを組み込んで
    構成したICカードであって、 前記上部の外装フィルムと前記下部の外装フィルムの間
    の接着材中に光硬化性樹脂成分を混在させ、部分的に弾
    性率を制御して構成したことを特徴とするICカード。
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