JP2000231531A - コミュニケーションシステムおよびその制御方法およびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

コミュニケーションシステムおよびその制御方法およびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000231531A
JP2000231531A JP11032700A JP3270099A JP2000231531A JP 2000231531 A JP2000231531 A JP 2000231531A JP 11032700 A JP11032700 A JP 11032700A JP 3270099 A JP3270099 A JP 3270099A JP 2000231531 A JP2000231531 A JP 2000231531A
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Hiroto Oka
寛人 岡
常好 ▲高▼木
Tsuneyoshi Takagi
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作の手間を省くことが可能なコミ
ュニケーションシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 ユーザによって操作が行われる複数の端
末と前記複数の端末を管理するサーバとをネットワーク
に接続することによって、前記複数の端末間で相互にコ
ミュニケーションを実行するコミュニケーションシステ
ムにおいて、ログインしたユーザに関する情報を取得す
る情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得され
た情報を保持する保持手段と、前記複数の端末のうちい
ずれかの端末にログインしているユーザから任意のユー
ザに対するコミュニケーションの要求が受信された場
合、前記保持手段によって保持された情報に基づいて、
コミュニケーションの対象のユーザがログインしている
それぞれの端末を特定し、それらの端末間のコミュニケ
ーションの開始を指示する指示手段とを備えることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、監視カメ
ラ等に用いて好適な、被写体の移動の変化を検出するカ
メラ制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが情報処理端末を用いて通
信し、データの送受信を行うコミュニケーションシステ
ムが存在する。そのようなコミュニケーションシステム
では、たとえばビデオ会議、チャット、共有アプリケー
ションなどのツールを用いてコミュニケーションを行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような複数のユー
ザが端末を用いて通信を行う従来のコミュニケーション
システムにおいては、ユーザは通信相手がどの端末にい
るかを電話などの手段によって予め調べ、互いに決まっ
た時間に決まった情報処理端末を用いて通信するようあ
らかじめ調整しておく必要があり、面倒であった。ま
た、一方のユーザが他の情報処理端末から同じ相手の情
報処理端末へ通信するには、いったん両者通信を終了す
る操作を行った後、ユーザが他の端末へ移動し、再度通
信を開始するための操作を行わなければならず、煩雑な
操作が必要であった。
【0004】そこで本発明は、通信開始時の作業を少な
くし、ユーザが煩雑な操作を行うことなく快適なコミュ
ニケーションシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の請求項1に係る発明によれば、ユーザに
よって操作が行われる複数の端末と前記複数の端末を管
理するサーバとをネットワークに接続することによっ
て、前記複数の端末間で相互にコミュニケーションを実
行するコミュニケーションシステムにおいて、ログイン
したユーザに関する情報を取得する情報取得手段と、前
記情報取得手段によって取得された情報を保持する保持
手段と、前記複数の端末のうちいずれかの端末にログイ
ンしているユーザから任意のユーザに対するコミュニケ
ーションの要求が受信された場合、前記保持手段によっ
て保持された情報に基づいて、コミュニケーションの対
象のユーザがログインしているそれぞれの端末を特定
し、それらの端末間のコミュニケーションの開始を指示
する指示手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1において、前記情報取得手段によって取得される情
報は、少なくともユーザIDおよびユーザがログインし
た端末に関する情報を含むことを特徴とする。
【0007】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1において、前記保持手段は、予め登録されたユーザ
名に対応するログイン情報を保持するテーブルを備え、
前記情報取得手段によって取得されるログイン情報に変
化があった場合、前記テーブルをその情報の変化に応じ
て書き換えることを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項3において、前記指示手段は、前記保持手段によって
書き換えられた情報に基づいて、コミュニケーション中
のユーザが異なる端末にログインしたことが判断された
場合、その新たにログインした端末とのコミュニケーシ
ョンの開始を指示することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項3において、前記テーブルのログイン情報に基づい
て、少なくともログインしているユーザ名を各端末に対
して出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項4において、さらに、前記保持手段は、コミュニケー
ションが行われているユーザのグループに関する情報を
保持し、前記出力手段は、さらに、コミュニケーション
が行われているユーザのグループに関する情報を各端末
に対して出力することを特徴とする。
【0011】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項1において、前記情報取得手段は、ユーザがそれぞれ
保持するバッジからユーザに関する情報を検出するセン
サであることを特徴とする。
【0012】また、請求項8に係る発明によれば、請求
項5において、前記出力手段によって出力されたユーザ
名を所定のウインドウ上に表示する表示手段と、前記所
定のウインドウ上に表示されたユーザ名を指示すること
によって、指示されたユーザとのコミュニケーションを
前記サーバに要求する要求手段とを備えることを特徴と
する。
【0013】また、請求項9に係る発明によれば、請求
項6において、前記出力手段によって出力されたユーザ
名を所定のウインドウ上に表示する表示手段と、コミュ
ニケーションが行われているユーザのグループが存在す
る場合、そのグループどうしのユーザ名を同じ色で表示
する表示制御手段と、前記所定のウインドウ上に表示さ
れたユーザ名を指示することによって、指示されたユー
ザとのコミュニケーションを前記サーバに要求する要求
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】また、請求個10に係る発明によれば、ユ
ーザによって操作が行われる複数の端末と前記複数の端
末を管理するサーバとをネットワークに接続することに
よって、前記複数の端末間で相互にコミュニケーション
を実行するコミュニケーションシステムの制御方法にお
いて、ログインしたユーザに関する情報を取得する情報
取得工程と、前記情報取得手段によって取得された情報
を保持する保持工程と、前記複数の端末のうちいずれか
の端末にログインしているユーザから任意のユーザに対
するコミュニケーションの要求が受信された場合、前記
保持工程によって保持された情報に基づいて、コミュニ
ケーションの対象のユーザがログインしているそれぞれ
の端末を特定し、それらの端末間のコミュニケーション
の開始を指示する指示工程とを備えることを特徴とす
る。
【0015】また、請求項11に係る発明によれば、請
求項10において、前記情報取得工程によって取得され
る情報は、少なくともユーザIDおよびユーザがログイ
ンした端末に関する情報を含むことを特徴とする。
【0016】また、請求項12に係る発明によれば、請
求項10において、前記保持工程は、前記情報取得工程
によって取得されるログイン情報に変化があった場合、
予め登録されたユーザ名に対応するログイン情報を保持
するテーブルをその情報の変化に応じて書き換えること
を特徴とする。
【0017】また、請求項13に係る発明によれば、請
求項12において、前記指示工程は、前記保持工程によ
って書き換えられた情報に基づいて、コミュニケーショ
ン中のユーザが異なる端末にログインしたことが判断さ
れた場合、その新たにログインした端末とのコミュニケ
ーションの開始を指示することを特徴とする。
【0018】また、請求項14に係る発明によれば、請
求項12において、前記テーブルのログイン情報に基づ
いて、少なくともログインしているユーザ名を各端末に
対して出力する出力工程とを備えることを特徴とする。
【0019】また、請求項15に係る発明によれば、請
求項14において、さらに、前記保持工程は、コミュニ
ケーションが行われているユーザのグループに関する情
報を保持し、前記出力工程は、さらに、コミュニケーシ
ョンが行われているユーザのグループに関する情報を各
端末に対して出力することを特徴とする。
【0020】また、請求項16に係る発明によれば、請
求項14において、前記出力工程によって出力されたユ
ーザ名を各端末の所定のウインドウ上に表示する表示工
程と、前記所定のウインドウ上に表示されたユーザ名を
指示することによって、指示されたユーザとのコミュニ
ケーションを前記サーバに要求する要求工程とを備える
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項17に係る発明によれば、請
求項15において、前記出力手段によって出力されたユ
ーザ名を各端末の所定のウインドウ上に表示する表示工
程と、コミュニケーションが行われているユーザのグル
ープが存在する場合、そのグループどうしのユーザ名を
同じ色で表示する表示制御工程と、前記所定のウインド
ウ上に表示されたユーザ名を指示することによって、指
示されたユーザとのコミュニケーションを前記サーバに
要求する要求工程とを備えることを特徴とする。
【0022】また、請求項18に係る発明によれば、ユ
ーザによって操作が行われる複数の端末と前記複数の端
末を管理するサーバとをネットワークに接続することに
よって、前記複数の端末間で相互にコミュニケーション
を実行するコミュニケーションシステムの動作処理を実
行するプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記複
数の端末のうちいずれかの端末にログインしているユー
ザから任意のユーザに対するコミュニケーションの要求
が受信された場合、予め保持されたユーザIDおよびユ
ーザがログインした端末に関する情報に基づいて、コミ
ュニケーションの対象のユーザがログインしているそれ
ぞれの端末を特定し、それらの端末間のコミュニケーシ
ョンの開始を指示させるコミュニケーションシステムの
動作処理プログラムを記憶する。
【0023】また、請求項19に係る発明によれば、請
求項16において、コミュニケーション中のユーザが異
なる端末にログインしたことが判断された場合、その新
たにログインした端末とのコミュニケーションの開始を
指示させるプログラムを記憶した記憶媒体。
【0024】
【発明の実施の形態】本実施の形態では、ビデオ会議シ
ステムを例に挙げて説明する。まず、本実施の形態のビ
デオ会議システムの動作について簡単に説明する。図9
は本実施の形態のビデオ会議システムの概要を表す。1
00は本実施の形態のビデオ会議システムを管理するた
めのサーバである。200は、ビデオカメラ、マイクお
よびスピーカを備えた、ビデオ会議可能なクライアント
としての情報処理端末である。603はユーザが装着す
るバッジであり、604はセンサである。センサ604
は各端末200の近傍に1つずつ設置されておりユーザ
のログインを検出するものである。605はセンサ情報
取得部であり、センサ604が検出したバッジ603の
ユーザID(ユーザの個別情報)をサーバ601に送信
する。ここで、センサ情報取得部605は、ユーザID
および検出したセンサ604のセンサIDの情報を定期
的にサーバ601に送信することによって、サーバ10
0側で検出したセンサ604に対応する端末200にロ
グインしたと判断される。ただし、センサ情報取得部6
05は情報に変化があったときのみサーバ100に送信
するものであっても構わない。
【0025】なおセンサ604は卓上、部屋の壁や天
井、廊下の壁や天井など検出しやすいさまざまな場所に
配置される。そして、バッジは各ユーザが胸などの検出
されやすい位置ににつけるようになっている。そして、
定期的にバッジ603から赤外線を用いてそのバッジ6
03のユーザIDに関する情報を出力し、その赤外線を
受信したセンサ604がセンサ情報取得部605に対し
て受信したユーザIDを送信する。このように、バッジ
603(バッジを受けた人)がどのセンサ604に反応
したかによって、バッジ603(バッジをつけた人)の
ID情報を検出することができる。
【0026】本実施の形態のビデオ会議システムでは、
ユーザは任意の情報処理端末200において自分(以下
主催者と呼ぶ)及び相手(以下参加者と呼ぶ)を指定す
ることで、ビデオ会議を開催することができる。説明の
簡略化のため、本実施の形態ではひとつのビデオ会議の
参加人数は2人に限定するが、後述の変更を行えば本実
施の形態の形式で3人以上の会議が実現できる。
【0027】また本実施の形態においては、会議中情報
処理端末200からのユーザが移動し、その情報処理端
末の近傍で他のユーザが検出された場合、その情報処理
端末200はサーバ100の指示により新たにビデオ会
議を立ち上げることによって新たなユーザがビデオ会議
を再開することを可能にする。むろん、そのような場合
の処理は他にもいくつか考えられる。また、たとえば、
新たに検出されたユーザについては無視する(検出され
ていないものとする、あるいは検出はするが会議は再開
しないなど)、その情報処理端末200で既に行われて
いたビデオ会議に新たに検出されたユーザを加えるなど
である。
【0028】図1は、図9に示した本実施の形態のビデ
オ会議システムの各構成の詳細なブロック図である。1
00はサーバであり、主に以下に述べる101〜106
によって構成される。200は情報処理端末であり、以
下に述べる201〜212によって構成される。605
はセンサ情報取得部である。
【0029】まずサーバ100について説明する。シリ
アルI/F101はセンサ情報取得部605に接続され
ており、センサ情報取得部605からユーザIDおよび
検出したセンサ604のセンサIDの情報を受信する。
ネットワークI/F102は、LANなどのネットワー
クに接続されており、情報処理端末との間でコマンドや
メッセージのやり取りをする。ネットワークI/F10
2が送受信するコマンドおよびメッセージについては図
11を用いて後述する。CPU103は、サーバ100
を統括制御するものであり、ROM104において格納
されていたプログラムをRAM105に読み出し、その
読み出したプログラムに基づいて各動作処理を実行す
る。ROM104は、CPU103の処理を実行するた
めの各種プログラムを格納している。RAM105はプ
ログラムの作業領域やデータの記憶領域を提供する。R
AM105が提供する記憶領域には、ユーザ情報記憶部
(図12−A)、会議情報記憶部(図12−B)、セン
サ情報記憶部(図12−C)がある。センサ情報記憶部
にはセンサのIDとそのセンサ604に対応する情報処
理端末200のアドレスが記憶されている。二次記憶1
06はフロッピーディスクドライブ、ハードディスク、
CD−ROMなどであり、これらによってもサーバの処
理を実行させるプログラムを記憶することができる。
【0030】次に情報処理端末200について説明す
る。ネットワークI/F201はサーバ100や他の情
報処理端末200とコマンドやメッセージ、映像データ
の送受信を行うためのものである。ネットワークI/F
201は、CPU207によって決定されたデータを送
受信する。映像入力部202はビデオカメラに接続され
ており、ビデオカメラによって撮影された映像を取り込
む。表示部203は、ビットマップディスプレイなどに
よって構成されており、ネットワークI/F201によ
って受信した映像データや後述の図10のようなGUI
などを表示する。音声入力部204はマイクなどに接続
されており、マイクから入力された音声を情報処理装置
200に取り込む。音声出力部205はネットワークI
/F201によって受信した音声データをスピーカなど
に出力するものである。操作入力部206はキーボード
やマウスなどによって構成されるポインティングデバイ
スなどであり、ユーザがビデオ会議システムの操作を行
うときに使用する。CPU207は、情報処理端末20
0を統括制御するものであり、ROM208において格
納されていたプログラムをRAM209に読み出し、そ
の読み出したプログラムに基づいて各動作処理を実行す
る。ROM208は、CPU207の処理を実行するた
めの各種プログラムを格納している。RAM209はプ
ログラムの作業領域やデータの記憶領域を提供する。R
AM209が提供する記憶領域には、ユーザ情報記憶部
(図13−A)、会議情報記憶部(図13−B)、情報
処理端末が行っている会議の記憶部(図13−C)が含
まれる。これら図13A〜Cの情報はサーバ100から
データの出力に応じて逐次更新される。二次記憶210
はフロッピーディスクドライブ、ハードディスク、CD
−ROMなどであり、これらによっても情報処理端末2
00の処理を実行させるプログラムを記憶することがで
きる。
【0031】図10の1000は情報処理端末200の
表示部203上に表示されるCUIの一例である。GU
Iパネルの左側の表示領域1001は本システムのユー
ザ名を一覧表示している。ここで、センサ604に検出
されていない、すなわちログインしておらず、ビデオ会
議ができないユーザ名(図10においては「田中二
郎」、「吉田太郎」である)はグレイアウトしており、
ログインしているユーザ名の表示の色が異なる。また、
パネル右側の表示領域にあるカメラのアイコン1003
は各ユーザの通信状況を表している。センサに検出され
ていないユーザのアイコンは、ユーザ名と同様にグレイ
アウトしている。また、現在ビデオ会議中のユーザのカ
メラアイコンはその組み合わせごとに同じ色で表示され
ており(図10においては「山本三郎」、「佐藤花子」
が会議中である。)、誰と誰がビデオ会議を行っている
のかが一目でわかるようになっている。またビデオ会議
は、相手先のユーザ名の表示領域あるいはアイコンをク
リックして指定することによって、ログイン中のユーザ
とのビデオ会議を行うことができる。また、会議相手の
ユーザ名の表示領域またはカメラアイコンをクリックな
どすることによって会議を終了できる。
【0032】図11はサーバ100と情報処理端末20
0の間で送受信されるコマンド及びメッセージのデータ
構造を表す。
【0033】図11(A)は会議開始コマンドであり、
サーバ100が情報処理端末200に対して一方の情報
処理端末との接続を行うように指示する際に用いられ
る。会議開始コマンドのデータ構造は、会議開催者側の
情報処理端末200のアドレス、会議参加者側の情報処
理端末200にアドレス、サーバ100が会議ごとに生
成するユニークなIDより成る。
【0034】図11(B)は会議終了コマンドであり、
サーバ100が情報処理端末200に対して一方の情報
処理端末200との接続を切断するように指示する際に
用いられる。会議終了コマンドのデータ構造は、終了す
る会議のIDより成る。
【0035】図11(C)は会議開始メッセージであ
り、会議が始まったことをサーバが一方の情報処理端末
200に通知する際に用いられる。会議開始メッセージ
のデータ構造は、会議開催者側のユーザID、会議参加
者のユーザID、サーバが会議ごとに生成するユニーク
なIDより成る。
【0036】図11(D)は会議終了メッセージであ
り、会議が終了したことをサーバが他の情報処理端末に
通知する際に用いられる。会議終了コマンドのデータ構
造は、終了する会議のIDより成る。
【0037】図11(E)はユーザ検出メッセージであ
り、ユーザがログインしたことを各情報処理端末に通知
する際に用いられる。ユーザ検出メッセージのデータ構
造は、検出されたユーザのIDより成る。
【0038】図11(F)はユーザ消失メッセージであ
り、ユーザがログアウトしたことを各情報処理端末20
0に通知する際に用いられる。ユーザ消失メッセージの
データ構造は、ログアウトしたユーザのIDより成る。
【0039】図11(G)は会議開始要求コマンドであ
り、情報処理端末200がサーバ100に対して相手の
ユーザがログインしている情報処理端末200との接続
を要求する際に用いられる。会議開始コマンドのデータ
構造は、会議開催者のユーザIDおよび会議参加者のユ
ーザIDより成る。
【0040】図11(H)は会議終了要求コマンドであ
り、情報処理端末200がサーバ100に対して他情報
処理端末200との接続切断を要求する際に用いられ
る。会議終了要求コマンドのデータ構造は、終了する会
議のIDより成る。
【0041】図11(I)はエラーメッセージであり、
何らかの理由でサーバ100が情報処理端末200の要
求に答えられなかったときなどにサーバ100が情報処
理端末200に対して送信する。エラーメッセージのデ
ータ構造は、エラーの種別を表すエラータイプより成
る。
【0042】次に本実施の形態のビデオ会議システムの
動作処理を説明する。図2はサーバ100の動作処理フ
ローチャートである。まずS201でサーバ100の初
期設定を行う。具体的には、ユーザに関する静的なデー
タ(ユーザ名、ユーザ名に対応するユーザIDなど)及
びセンサに関するデータをROM104または二次記憶
106からロードし、それぞれ図12に示したRAM1
05内のユーザ情報記憶部及びセンサ情報記憶部に記憶
する。
【0043】次にS202に進み、情報処理端末200
からサーバ100に対する接続要求があるかどうかを調
べる。要求があればS203に進み、接続を要求してい
る情報処理端末200を登録する。続いてS204に進
んでユーザ情報記憶部に記憶しているユーザ情報を情報
処理端末200に送信し、S205に進んで図12
(B)に示した会議情報記憶部に記憶している会議情報
を情報処理端末200に送信する。
【0044】S206では、情報処理端末200からの
切断要求を調べる。切断要求があればS207に進み、
切断要求があった情報処理端末200を情報処理端末情
報記憶部(不図示)から削除する。
【0045】S208では、ネットワークI/F102
からの入力を調べる。入力があれば、S209に進み、
その入力が会議開始要求コマンド(図11(G))であ
るかどうかを調べる。そうであればS210に進み、会
議開始処理を行う。この処理については図3を用いて詳
述する。また、入力が会議開始要求コマンドでなければ
S211に進み、入力が会議終了コマンド(図11
(H))であるかどうかを調べる。そうであればS21
2に進み、会議終了処理を行う。この処理については図
4を用いて詳述する。
【0046】S213では、シリアルI/F101から
の入力を調べる。入力があればS214に進み、ユーザ
検出処理を行う。この処理については図5を用いて詳述
する。
【0047】S215では、ユーザ情報記憶部に格納さ
れている最終検出時刻と現在の時刻から、ユーザが最後
に検出されてからあらかじめ定められた時間が経過した
かどうかを調べる。経過していればそのユーザ消失(ロ
グアウト)したとみなし、S216に進んでユーザ消失
処理を行う。この処理に付いては図6を用いて詳述す
る。。また、、S217ではすべてのユーザについてロ
グイン/ログアウトのチェックを行ったかどうかを調
べ、もしまだ行われていないユーザがいればS215に
戻る。
【0048】図3は、サーバ100が会議開始処理を行
うとき(S210)の動作処理フローチャートである。
まずS301で、ユーザ情報記憶部を検索し、会議開始
要求コマンドに含まれる会議の主催者及び参加者が現在
会議中かどうかを調べる。いずれかが会議中であればS
307に進み、会議開始要求コマンドを送信した情報処
理端末200にエラーメッセージ(図11(I))を送
信する。いずれも会議中でなければS302に進み、ユ
ーザ情報記憶部を検索して、会議開始要求コマンドに含
まれる主催者及び参加者の状態がログインしている状態
であるかどうかを調べる。いずれかがログアウトの状態
であれば、S307に進み、会議開始要求コマンドを送
信した情報処理端末200にエラーメッセージを送信す
る。
【0049】そうでなければS303に進み、ユニーク
な会議IDを生成して、会議情報記憶部に会議情報(開
催者及び参加者のユーザID)とともに登録する。S3
04に進んで、会議の主催者がログインしている情報処
理端末200に会議開始コマンドを送信する。そしてS
305に進み、会議の参加者がログインしている情報処
理端末200に会議開始コマンドを送信する。そしてS
306に進み、サーバ100と接続中の全情報処理端末
に会議が始まったことを知らせる会議開始メッセージ
(図11(C))を送信する。
【0050】S304やS305などでは、ユーザID
を基にそれぞれユーザがログインしている情報処理端末
200を検索している。まずユーザIDをキーにユーザ
情報記憶部(図12−A)を検索し、ユーザIDに該当
するユーザを検出しているセンサ604のセンサIDを
求める。次に、求めたセンサIDをキーにセンサ情報記
憶部(図12−C)を検索し、そのセンサ604に最適
な情報処理端末200のアドレスを求める。このように
して、各ユーザがログインしている情報処理端末200
のビデオ会議のソフトウエアを立ち上げることが可能と
なる。
【0051】図4は、サーバ100が会議終了処理を行
うとき(S212)の動作処理フローチャートである。
まずS401で、会議情報記憶部を検索し、終了しよう
としている会議の会議IDが存在するかどうかを調べ
る。存在しなければS406に進み、会議終了要求コマ
ンドを送信した情報処理端末200にエラーメッセージ
を送信する。存在すればS402に進んで、会議の主催
者がログインしている情報処理端末200に会議終了コ
マンド(図11(B))を送信し、S503に進んで、
会議の参加者がログインしている情報処理端末200に
会議終了コマンドを送信する。S404に進み、サーバ
100に接続中の全情報処理端末200に会議の終了を
知らせる会議終了メッセージ(図11(D))を送信す
る。そしてS405で、会議情報記憶部からその会議の
情報を削除する。
【0052】図5は、サーバ100によるユーザ検出処
理(S214)の動作処理フローチャートである。まず
S501でユーザ情報記憶部を検索し、そのユーザが以
前に検出されたものかどうかを調べる。ユーザIDが以
前、検出されたものではない場合、そのユーザが新たに
ログインしたものと判断し、サーバ100に接続中の全
情報処理端末200にユーザ検出メッセージを送信す
る。一方、ユーザが以前に検出されたものである場合、
S510に進む。そしてユーザを検出したセンサ604
が異なる場合S503に進む。また、ユーザを検出した
センサが一致している場合、以前の状態を維持している
ものと判断し、何もアクションを起こさず、処理を終了
する。S503に進み、ユーザ情報記憶部を検索して、
検出されたユーザが現在会議中であるかどうかを調べ
る。会議中でなければS511に進み、ユーザ情報記憶
部のユーザの状態、検出したセンサのセンサID、検出
時刻に関するユーザ情報を更新する。
【0053】もし会議中であればS504に進み、会議
情報記憶部を検索してそのユーザの会議の状態を調べ
る。会議状態が「中断」であればS505に進み、会議
情報記憶部の会議状態を「実行」にする。また、会議状
態が「中断」でなければ、現在のビデオ会議をいったん
終わらせるために、会議の主催者ログインしている情報
処理端末200に対して会議終了コマンドを送信し、次
にS507に進み、会議の参加者がログインしている情
報処理端末200に対して会議終了コマンドを送信す
る。
【0054】次にS508に進み、ユーザ情報記憶部の
ユーザの状態、検出したセンサのセンサID、検出時刻
に関するユーザ情報を更新する。そしてS509に進
み、会議の主催者がログインしている情報処理端末20
0に会議開始コマンドを新たに送信し、次にS507に
進み、会議の参加者ログインしている情報処理端末20
0に会議開始コマンドを新たに送信する。なお、各ユー
ザがログインしている情報処理端末200の検索は上述
したとおりである。
【0055】図6は、ユーザ消失処理(S216)の動
作処理フローチャートである。まずS601において、
サーバ100に接続中の全情報処理端末200に対して
ユーザ消失メッセージを送信する。S602に進み、会
議情報記憶部を検索して、ユーザが現在会議中であるか
どうかを調べる。会議中でなければS607に進み、ユ
ーザ情報記憶部におけるログアウトしたユーザのユーザ
情報を更新する。会議中であればS603に進み、その
会議の状態を調べる。「中断」でなければS604に進
んで会議状態を「中断」にし、S605に進んで会議の
主催者がログインしている情報処理端末200に会議終
了コマンドを送信し、次にS606に進んで会議の参加
者がログインしている情報処理端末200に会議終了コ
マンドを送信する。そしてS607に進み、ユーザ情報
記憶部において、ログアウトしたユーザのユーザ情報を
更新する。
【0056】続いて、本実施の形態の情報処理端末20
0の動作処理について説明する。図7は情報処理端末の
動作処理フローチャートである。
【0057】情報処理端末200が起動すると、まずS
701で初期動作を行う。この処理は図8を用いて詳述
する。
【0058】次にS702に進み、操作入力部208か
ら入力があるかどうかを調べる。入力があればS703
に進み、入力された操作が会議開始操作であるかどうか
を調べる。会議開始操作であればS704に進み、サー
バ100に対して会議開始要求コマンドを送信する。ま
た、入力された操作が会議開始操作でなければS705
に進み、入力された操作が会議終了操作であるかどうか
を調べる。そうであればS706に進み、サーバに対し
て会議終了要求コマンドを送信する。
【0059】S707では、コマンドI/F203から
入力があるかどうかを調べる。入力があればS708に
進み、入力されたコマンドが会議開始コマンド(図11
(A))であるかどうかを調べる。そうであればS70
9に進み、情報処理端末200のRAM209内の会議
情報記憶部に、会議開始コマンドに記された会議IDお
よび相手情報処理端末200のアドレスを記憶する。そ
してビデオ会議の動作処理プログラムを立ち上げる。入
力が会議開始コマンドでなければS710に進み、入力
されたコマンドが会議終了コマンド(図11(B))で
あるかどうかを調べる。そうであればS711に進み、
情報処理端末200が行っている会議情報記憶部から、
会議終了コマンドに記された会議IDを持つ会議の情報
を削除し、ビデオ会議の動作処理プログラムを終了す
る。入力が会議終了コマンドでなければS712に進
み、入力が会議開始メッセージ(図11(C))かどう
かを調べる。そうであればS713に進み、会議開始メ
ッセージに記された会議IDおよび開催者のユーザID
および参加者のユーザIDをRAM209内の会議情報
記憶部に記憶する。入力が会議開始メッセージでなけれ
ばS714に進み、入力が会議終了メッセージ(図11
(D))かどうかを調べる。そうであれば、S715に
進んで会議終了メッセージに記された会議IDを持つ会
議の情報を会議情報記憶部から削除する。入力が会議終
了メッセージでなければS716に進み、入力がユーザ
検出メッセージかどうかを調べる。そうであればS71
7に進み、RAM209内のユーザ情報記憶部を書き換
えて、ユーザ検出メッセージに記されたユーザIDを持
つユーザの状態を「ログイン」にする。入力がユーザ検
出メッセージでなければS718に進み、入力がユーザ
消失メッセージかどうかを調べる。そうであればS71
9に進み、RAM209内のユーザ情報記憶部を書き換
えて、ユーザ検出メッセージに記されたユーザIDを持
つユーザの状態を「ログアウト」にする。
【0060】次にS720に進み、上述したユーザ情報
記憶部、会議情報記憶部の情報の更新に応じて図10の
パネル1000の表示を更新する。このとき、RAM2
09内のユーザ情報記憶部を参照し、ユーザIDとユー
ザ名を対応づけてユーザ名を画面に表示し、また状態が
「ログアウト」であるユーザのユーザ名1001および
カメラアイコン1003はグレイアウトさせて表示す
る。また、RAM209内の会議情報記憶部を参照し、
会議をしているユーザのカメラアイコン1003は色を
変え、会議をしているユーザのアイコン1003が同じ
色になるように表示する。
【0061】S721では、RAM209内の情報処理
端末200が行っている会議情報記憶部を検索し、情報
処理端末200が現在他の情報処理端末200と会議を
行っているかどうかを判定する。会議をしていなければ
S702に戻る。
【0062】会議をしていればS722に進み、映像入
力部202から取り込んだ映像データを会議相手の情報
処理端末200にネットワークI/F201を用いて送
信する。S723に進み、音声入力部204から取り込
んだ音声データを会議相手の情報処理端末200にネッ
トワークI/F201を用いて送信する。S724に進
み、ネットワークI/F201を用いて会議相手の情報
処理端末200から送られた映像データを受信し、S7
25でその映像を表示部203に表示する。S726に
進み、ネットワークI/F201を用いて会議相手の情
報処理端末200から送られた音声データを受信し、S
726でその音声を音声出力部に出力する。S728に
進み、自分の情報処理端末200が他にも会議を行って
いるかどうかを判定する。他にも行っていればS722
に戻り、もう一方の会議相手の情報処理端末に対してS
722〜S727の処理を同様に実行する。
【0063】図8は情報処理端末200の初期動作(S
701)の動作処理フローチャートである。まず、S8
01でサーバ100に対して接続要求を行う。S802
に進み、サーバ100からユーザ情報が送られるのを待
って、S803でユーザ情報をRAM209のユーザ情
報記憶部(図13(A))に記憶する。そしてS804
に進み、サーバ100から会議情報が送られるのを待っ
て、S805で会議情報をRAM209内の会議情報記
憶部(図13(B))に記憶する。
【0064】以上の動作により、パネル1000から会
議を行う相手のユーザを選ぶだけで、相手のユーザがど
の情報処理端末200にいるのかわからなくても会議を
行うことができる。また、相手が現在情報処理端末20
0のそばにいない(すなわちログインしていない)、あ
るいは他のユーザと会議中であるなどの理由で会議を行
えない場合は、パネル1000にそのことが表示されて
いるためすぐに把握できるようになっている。また、会
議中にいずれかのユーザがログアウトすると、ビデオ会
議が自動的に中断され、消失したユーザが任意のセンサ
604で検出されると、そのユーザはセンサ604の近
くにある情報処理端末200からログインが再び行われ
るので、手間をかけずに迅速に会議を再開することがで
きる。ここで、会議中断中も会議に関する情報はサーバ
100が記憶することができるので、ビデオ会議に関す
るさまざまなプロパティ、たとえば映像の大きさや画質
や色数やフレームレートや圧縮率、音声の大きさや音質
やステレオ/モノラルの違いなどを会議情報に含めれ
ば、ビデオ会議の中断の前後との間で同じ状況によって
会議を再開することができる。また、ユーザが他の情報
処理端末200に移動する前に用いていた情報処理端末
200を用いて、別のユーザが別の会議を行うことがで
きる。
【0065】本実施の形態では簡単のため会議の参加者
数を2人に限定したが、本方式を多数変更することで3
人以上の会議も実現できる。主な変更点は以下のとおり
である。3人以上の会議を実現するためには、まず、サ
ーバ100の会議情報記憶部(図12−B)および情報
処理端末100の会議情報会議部(図13−B)および
情報処理端末200が行っている会議情報記憶部(図1
4−C)のデータ構造を変更し、参加人数及び3人以上
のユーザのユーザIDを記憶できるようにする。同様
に、サーバ100と情報処理端末200との間のメッセ
ージのデータ構造も同様に変更する。さらに、サーバの
通信管理動作を変更し、参加人数が2人の場合はどちら
かがログアウトすると会議を中断していたが、参加人数
がN人の会議(N>2)の場合は、N−1人がログアウ
トするまで会議を中断しないようにする。
【0066】本実施の形態では、ビデオ会議システムを
例にし、情報処理端末200間で送受信するデータの種
類は映像と音声であるとしたが、他にテキスト、静止
画、アプリケーションのデータなどさまざまな種類のデ
ータ、あるいはそれらの組み合わせを情報処理端末20
0間でやり取りすることも上述の手法で行うことができ
る。
【0067】なお、本実施の形態においては、ユーザの
ログイン/ログアウトの検出にセンサ604を用いてい
たがユーザがどの情報処理端末200からログインして
いるかをサーバ100が把握できればこれにこだわらず
情報処理端末200から直接ユーザのログイン/ログア
ウトを検出してもよい。
【0068】ただし、ユーザがどの情報処理端末にログ
インしているかという情報の取得にセンサ604を用い
れば、ユーザがある情報処理端末200からログインす
るための操作を行う手間が減るため、ユーザの作業ステ
ップをさらに減らすことができ、効率化がはかれる。
【0069】なお、本実施の形態において、情報取得手
段は、シリアルI/F101、センサ604、センサ情
報取得部605に対応する。また直接ネットワークから
ユーザのログイン情報を取得する場合は、ネットワーク
I/F102に対応する。また、保持手段はRAM10
5に対応する。また、指示手段はCPU103に対応す
る。また出力手段は、ネットワークI/F102に対応
する。また表示手段は表示部203に対応し、表示制御
手段および要求手段はCPU207に対応する。
【0070】本発明は、前述した実施形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒
体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成でき
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が、前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。プログラムコードを供給する
ための記憶媒体としては、フロッピーディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなど
を用いることができる。
【0071】また本発明は、前述したプログラムコード
を記録した記録媒体をコンピュータに供給し、そのコン
ピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現されることによっても達成できる。さら
に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コ
ンピュータに挿入された機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるメモリに書き込まれた後、機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPUなどがプログラムコ
ードの指示に基づいて実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶
媒体には前述のフローチャートに対応するプログラムコ
ードを格納することになる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、相手がどの情報処理端
末にログインしているか分からなくてもコミュニケーシ
ョンを開始できる。そのため、従来のシステムのよう
に、コミュケーションの開始にあたって相手がどの情報
処理端末にログインしているかを電話などで確認した
り、あらかじめ通信を開始する時間と情報処理端末を打
ち合わせるなどの面倒な手続きが必要ない。そのため、
効率よく通信を始めることができる。また、コミュニケ
ーション中に他の情報処理端末へ移動するときもシステ
ムに対して特別に操作を行う必要がなく、効率的であ
る。
【0073】情報処理端末のGUIにはユーザがログイ
ンしている端末を表示する必要がなく、さらにユーザが
他のどのユーザとコミュニケーションを行っているかは
色で区別されているため、GUIパネルがコンパクトに
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のビデオ会議システムのブロック
【図2】サーバ100の動作処理フローチャート
【図3】サーバ100の会議開始処理の動作処理フロー
チャート
【図4】サーバ100の会議終了処理の動作処理フロー
チャート
【図5】サーバ100のユーザ検出処理の動作処理フロ
ーチャート
【図6】サーバ100のユーザ消失処理の動作処理フロ
ーチャート
【図7】情報処理端末200の動作処理フローチャート
【図8】情報処理端末200の初期動作の動作処理フロ
ーチャート
【図9】本実施の形態のビデオ会議システムの概要を表
す図
【図10】本実施の形態のCUI(Graphical
User Interface)の一例を表す図
【図11】本実施の形態のコマンドおよびメッセージの
データ構成を表す図
【図12】本実施の形態のサーバの各記憶部の構成を表
す図
【図13】本実施の形態の情報処理端末の各記憶部の構
成を表す図
【符号の説明】
100 サーバ 101 シリアルI/F 102 ネットワークI/F 103 CPU 104 ROM 105 RAM 106 二次記憶 200 情報処理端末 201 ネットワークI/F 202 映像入力部 203 表示部 204 音声入力部 205 音声出力部 206 操作入力部 207 CPU 208 ROM 209 RAM 210 二次記憶 300 センサシステム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによって操作が行われる複数の端
    末と前記複数の端末を管理するサーバとをネットワーク
    に接続することによって、前記複数の端末間で相互にコ
    ミュニケーションを実行するコミュニケーションシステ
    ムにおいて、 ログインしたユーザに関する情報を取得する情報取得手
    段と、 前記情報取得手段によって取得された情報を保持する保
    持手段と、 前記複数の端末のうちいずれかの端末にログインしてい
    るユーザから任意のユーザに対するコミュニケーション
    の要求が受信された場合、前記保持手段によって保持さ
    れた情報に基づいて、コミュニケーションの対象のユー
    ザがログインしているそれぞれの端末を特定し、それら
    の端末間のコミュニケーションの開始を指示する指示手
    段とを備えることを特徴とするコミュニケーションシス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記情報取得手段に
    よって取得される情報は、少なくともユーザIDおよび
    ユーザがログインした端末に関する情報を含むことを特
    徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記保持手段は、予
    め登録されたユーザ名に対応するログイン情報を保持す
    るテーブルを備え、前記情報取得手段によって取得され
    るログイン情報に変化があった場合、前記テーブルをそ
    の情報の変化に応じて書き換えることを特徴とするコミ
    ュニケーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記指示手段は、前
    記保持手段によって書き換えられた情報に基づいて、コ
    ミュニケーション中のユーザが異なる端末にログインし
    たことが判断された場合、その新たにログインした端末
    とのコミュニケーションの開始を指示することを特徴と
    するコミュニケーションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記テーブルのログ
    イン情報に基づいて、少なくともログインしているユー
    ザ名を各端末に対して出力する出力手段とを備えること
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、さらに、前記保持手
    段は、コミュニケーションが行われているユーザのグル
    ープに関する情報を保持し、前記出力手段は、さらに、
    コミュニケーションが行われているユーザのグループに
    関する情報を各端末に対して出力することを特徴とする
    コミュニケーションシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記情報取得手段
    は、ユーザがそれぞれ保持するバッジからユーザに関す
    る情報を検出するセンサを含むことを特徴とするコミュ
    ニケーションシステム。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記出力手段によっ
    て出力されたユーザ名を所定のウインドウ上に表示する
    表示手段と、 前記所定のウインドウ上に表示されたユーザ名を指示す
    ることによって、指示されたユーザとのコミュニケーシ
    ョンを前記サーバに要求する要求手段とを備えることを
    特徴とするコミュニケーションシステムの端末。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記出力手段によっ
    て出力されたユーザ名を所定のウインドウ上に表示する
    表示手段と、 コミュニケーションが行われているユーザのグループが
    存在する場合、そのグループどうしのユーザ名を同じ色
    で表示する表示制御手段と、 前記所定のウインドウ上に表示されたユーザ名を指示す
    ることによって、指示されたユーザとのコミュニケーシ
    ョンを前記サーバに要求する要求手段とを備えることを
    特徴とするコミュニケーションシステムの端末。
  10. 【請求項10】 ユーザによって操作が行われる複数の
    端末と前記複数の端末を管理するサーバとをネットワー
    クに接続することによって、前記複数の端末間で相互に
    コミュニケーションを実行するコミュニケーションシス
    テムの制御方法において、 ログインしたユーザに関する情報を取得する情報取得工
    程と、 前記情報取得手段によって取得された情報を保持する保
    持工程と、 前記複数の端末のうちいずれかの端末にログインしてい
    るユーザから任意のユーザに対するコミュニケーション
    の要求が受信された場合、前記保持工程によって保持さ
    れた情報に基づいて、コミュニケーションの対象のユー
    ザがログインしているそれぞれの端末を特定し、それら
    の端末間のコミュニケーションの開始を指示する指示工
    程とを備えることを特徴とするコミュニケーションシス
    テムの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記情報取得工
    程によって取得される情報は、少なくともユーザIDお
    よびユーザがログインした端末に関する情報を含むこと
    を特徴とするコミュニケーションシステムの制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記保持工程
    は、前記情報取得工程によって取得されるログイン情報
    に変化があった場合、予め登録されたユーザ名に対応す
    るログイン情報を保持するテーブルをその情報の変化に
    応じて書き換えることを特徴とするコミュニケーション
    システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記指示工程
    は、前記保持工程によって書き換えられた情報に基づい
    て、コミュニケーション中のユーザが異なる端末にログ
    インしたことが判断された場合、その新たにログインし
    た端末とのコミュニケーションの開始を指示することを
    特徴とするコミュニケーションシステムの制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、前記テーブルの
    ログイン情報に基づいて、少なくともログインしている
    ユーザ名を各端末に対して出力する出力工程とを備える
    ことを特徴とするコミュニケーションシステムの制御方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、さらに、前記保
    持工程は、コミュニケーションが行われているユーザの
    グループに関する情報を保持し、前記出力工程は、さら
    に、コミュニケーションが行われているユーザのグルー
    プに関する情報を各端末に対して出力することを特徴と
    するコミュニケーションシステムの制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項14において、前記出力工程に
    よって出力されたユーザ名を各端末の所定のウインドウ
    上に表示する表示工程と、 前記所定のウインドウ上に表示されたユーザ名を指示す
    ることによって、指示されたユーザとのコミュニケーシ
    ョンを前記サーバに要求する要求工程とを備えることを
    特徴とするコミュニケーションシステムの制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、前記出力手段に
    よって出力されたユーザ名を各端末の所定のウインドウ
    上に表示する表示工程と、 コミュニケーションが行われているユーザのグループが
    存在する場合、そのグループどうしのユーザ名を同じ色
    で表示する表示制御工程と、 前記所定のウインドウ上に表示されたユーザ名を指示す
    ることによって、指示されたユーザとのコミュニケーシ
    ョンを前記サーバに要求する要求工程とを備えることを
    特徴とするコミュニケーションシステムの制御方法。
  18. 【請求項18】 ユーザによって操作が行われる複数の
    端末と前記複数の端末を管理するサーバとをネットワー
    クに接続することによって、前記複数の端末間で相互に
    コミュニケーションを実行するコミュニケーションシス
    テムの動作処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒
    体であって、 前記複数の端末のうちいずれかの端末にログインしてい
    るユーザから任意のユーザに対するコミュニケーション
    の要求が受信された場合、予め保持されたユーザIDお
    よびユーザがログインした端末に関する情報に基づい
    て、コミュニケーションの対象のユーザがログインして
    いるそれぞれの端末を特定し、それらの端末間のコミュ
    ニケーションの開始を指示させるコミュニケーションシ
    ステムの動作処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項16において、コミュニケーシ
    ョン中のユーザが異なる端末にログインしたことが判断
    された場合、その新たにログインした端末とのコミュニ
    ケーションの開始を指示させるプログラムを記憶した記
    憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066825A (ja) * 2008-09-08 2010-03-25 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及び商品販売データ処理装置用プログラム

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