JP2000231075A - 映像観察装置 - Google Patents

映像観察装置

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JP2000231075A
JP2000231075A JP11034471A JP3447199A JP2000231075A JP 2000231075 A JP2000231075 A JP 2000231075A JP 11034471 A JP11034471 A JP 11034471A JP 3447199 A JP3447199 A JP 3447199A JP 2000231075 A JP2000231075 A JP 2000231075A
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ear
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JP11034471A
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Yasushi Tanijiri
靖 谷尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型、軽量で装着しやすい映像観
察装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の映像観察装置は、観察者に映像
を提供する映像提供手段と、その映像提供手段を保持す
るとともに観察者の耳に直接装着される耳装着部とを備
え、前記映像提供手段は、前記耳装着部に一端を固定さ
れ該固定端から観察者の前方に向かって延びるアーム
と、該アームの前端に配される表示部とを有し、観察者
の耳の穴付近、耳の後部の付け根付近、耳の上部の付け
根付近での前記耳装着手段と観察者の耳との接触部分で
発生する抗力によって観察者の耳に装着された状態が保
持される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を観察する映
像観察装置に関するものであり、特に観察者の身体に装
着して観察する映像観察装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観察者の身体に装着して観察する身体装
着型映像観察装置は、観察者の目の近傍に映像を投影す
ることにより臨場感の高い映像を提示でき、また表示部
が小さくてよいため、装置全体を小型に構成でき携帯性
がよい。このような利点から、さまざまな構成のものが
開示されている。身体装着型映像観察装置としては、頭
部装着型の映像観察装置が一般的である。例えば、特開
平7−75038号公報には、ヘッドフォンの片側にア
ームで表示手段が取り付けられている構成のものが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
身体装着型映像観察装置は、一般的に頭部装着型であ
り、ヘルメット、ヘッドギア、ヘッドフォン等の頭部装
着部を備えているため、装置が大きく重くなり装着性が
悪い上に持ち運びが困難であるという問題があった。こ
のような従来の装置においては、身体装着型映像観察装
置の利点が最大限に生かされていない。
【0004】本発明は、小型、軽量で装着しやすい映像
観察装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の映像観察装置は、観察者に映像を
提供する映像提供手段と、その映像提供手段を保持する
とともに観察者の耳に直接装着される耳装着手段とを備
え、前記映像提供手段は、前記耳装着手段に一端を固定
され該固定端から観察者の前方に向かって延びるアーム
と、該アームの前端に配される表示部とを有し、観察者
の耳の穴付近、耳の後部の付け根付近、耳の上部の付け
根付近での前記耳装着手段と観察者の耳との接触部分で
発生する抗力によって観察者の耳に装着された状態が保
持される構成とする。
【0006】上記構成において、映像観察装置は耳装着
手段を介して観察者の耳に装着される。装着された状態
は、耳装着手段と観察者の耳との3つの接触部分で発生
する抗力によって保持される。上記3つの接触部分で
は、それぞれ異なる方向への抗力が発生されるので、こ
れらの抗力を合わせることで、装置全体を保持できる方
向と、保持するために十分な大きさを有する力となる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の映像観察装置において、前記耳装着手段は、前記映像
提供手段への電力供給源である電源、映像データを記憶
する映像メモリ、前記映像提供手段を駆動する駆動部と
を備える構成とする。
【0008】上記構成において、耳装着手段は多くの構
成要素を内蔵しているので、内蔵していない場合と比べ
て、耳装着手段の重量が大きくなり、装置全体の重心が
耳装着手段に近づくことになる。重心が耳装着手段に近
づくほど、装置にかかる重力による回転モーメントが小
さくなるので、装置を保持するために必要な抗力も小さ
くなる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の映像観察装置において、前記映像提供手段に
おいて、前記アームと前記表示部は自在に曲がる部材か
らなる自在曲げ手段により接続されている構成とする。
このような構成においては、自在曲げ手段により表示部
の位置を自由に調節できる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の映像観察装置において、前記自在曲げ手段は、2本の
針金より構成されるものとする。曲げやすく折れにくい
細い針金であっても、2本用いることにより強度を確保
できる。よって、表示部が確実に保持されるとともに、
その位置調節を行いやすい構成とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0012】〈第1の実施形態〉図1は、本実施形態の
映像観察装置5の外観図である。図2は、観察者が本映
像観察装置5を装着した状態を横から見た図である。7
は、観察者に映像を提供する画像提供手段である。4は
映像提供手段7を保持するとともに観察者の耳に直接装
着される耳装着部である。映像提供手段7は、耳装着部
4に直接保持されるアーム3と、アーム3の前端に配さ
れる箱体1(表示部)と、アーム3と箱体1を接続する
自在曲げ部2とからなる。箱体1は、観察者に与える映
像を表示する表示素子等からなる光学系を内包する。ま
た、箱体1の外面には、外部からの光を拡散させて内部
の光学系に取り込む拡散板11と、外部の音を取り込む
マイク12とが取り付けられている。
【0013】耳装着部4は、一端には耳の穴に挿入され
る挿入部4aが形成されており、装着時には、挿入部4
aから、耳の付け根の下部、後部、上部付近を通って他
端に達するような湾曲した形状となっている。他端に
は、アーム3が接続されている。尚、挿入部4aには、
図示しないスピーカが内蔵されており、電気コード6に
より映像信号とともに電送される音や、マイク12で取
り込んだ音を出力することができる。
【0014】図3に、耳装着部4のX-X'での断面図を
示す。自在に曲げることができる針金42は、耳装着部
4の一端から他端までその内部を通るように配されてい
る。電気コード6は、不図示の外部の映像信号生成装置
から耳装着部4、アーム3、自在曲げ部2の内部と通っ
て箱体1内部の光学系へ接続されるものであり、耳装着
部4の最下部付近(装着時に耳の付け根の下部付近に位
置する)から外部映像信号生成装置へ延びている。耳装
着部4全体を覆う被履41は、比較的柔らかいゴムで構
成されている。
【0015】上記のような構成により、耳装着部4は観
察者の耳の形状に合わせて曲げ、その形状を保つことが
可能である。したがって、観察者の耳に耳装着部4をぴ
ったりフィットさせ、更に耳の穴にちょうど挿入部4a
を挿入することができる。このような耳装着部4を介し
て、本装置5全体が観察者の耳に装着される。
【0016】耳装着部4の一端に接続されているアーム
3は、耳上方から観察者の前方に延びるように形成され
ており、その前端に自在曲げ部2を介して箱体1が取り
付けられている。アーム3は、プラスチック製パイプか
らなる。
【0017】図4に、自在曲げ部2の詳細を内部構成が
わかるように示す。自在に曲げることができる針金21
は、箱体1の筒状の突出部1aとアーム3の前端にそれ
ぞれ固定バネ22で固定されている。固定バネ22は板
バネで、突出部1aおよびアーム3の内面を押しつける
ように付勢されており針金21を固定する。電気コード
6は固定バネ22の間を通るように配されている。針金
21および電気コード6は、自在に曲げることができる
ゴムチューブ23内に配されている。
【0018】上記のような構成により、自在曲げ部2は
自在に曲げることができる。よって、自在曲げ部2によ
りアーム3と箱体1の位置関係を調節することができ
る。すなわち、装置5を観察者の耳に装着した後に箱体
1の位置を調節して、観察者の好みの方向で映像を観察
できる。また、観察者が観察しないときは観察者の視野
から箱体1を退避することも可能である。さらに、装置
5を使用しないときは箱体1を耳装着部4とアーム3よ
りなる平面部に折りたたんで薄型でコンパクトな形状に
して持ち運ぶことができる。
【0019】図5に、箱体1のY-Y'(図1参照)での
断面図を示す。表示素子であるLCD13に表示された
映像は反射ミラー14で折り曲げられ、レンズ15によ
って拡大され、観察者の目と箱体1の位置関係が適切で
あるときに観察者の目に導かれる。LCD13は、拡散
板11を介して取り入れらる外部の光によって照明され
る。照明はこれに限るものではなく、蛍光灯や有機EL
を用いたバックライトであってもよい。
【0020】次に、装置5全体がどのような力により観
察者の耳に装着された状態が保持されるかについて説明
する。図6に本装置5を横から見た概略図を示す。図
中、g1を耳の付け根のライン、g2を耳の穴の入り口の
ラインとする。本装置5の重心P1には装置5の重量に
よる力F0が生じる。この力F0は、耳上部の付け根付近
の点A、耳後方の付け根付近の点B、耳の穴付近の点C
の3点での耳装着部4と観察者の耳との接触部分で生じ
る抗力と釣り合う。観察者が正立した状態では、ほとん
ど点Aの抗力のみで装置5の重量F0を保持することに
なる(FA=F0)。尚、耳の穴に挿入される挿入部4a
においては、耳の穴の壁との円周状の接触部分の各位置
で抗力が生じるが、主に力のかかる点Cのみで発生する
ものとみなしている。
【0021】装置5の重心点P1は耳装着部の支持点
A、B、Cと距離を有しているので、装置5の重量F0
の他に、この重量F0による回転モーメントが発生す
る。この回転モーメントも耳装着部4の支持点A、B、
Cの抗力による回転モーメントと釣り合うことになる。
従って、支持点A、B、Cでは、装置5の重量F0の力
の方向以外の方向にも抗力が発生する。
【0022】この回転モーメントの釣合について、耳の
穴に挿入されて固定される点Cを基準に説明する。装置
5の重量F0による回転モーメントD1は、D1=F0×L
0で表され、その方向は図6に示す通りである。ここで
は、点Cを基準に考えているので、点Cでは回転モーメ
ントは発生せず、点A、点Bでの回転モーメントのみを
考えればよい。点Aの抗力FAによる回転モーメント
2、点Bの抗力FBによる回転モーメントD3は、それ
ぞれ、D2=FA×LA、D3=FB×LBで表され、これら
を足し合わせたものが装置5の回転モーメントD1と釣
り合う。つまり、D1=D2+D3であり、図に示すよう
にD1と、D2およびD3の回転モーメントの方向は逆方
向で互いに相殺しあう。
【0023】尚、点Cにおいては点Bの抗力FBと釣り
合うように抗力Fcが発生する。ところで、装置5の重
心P1は、耳装着部4にできるだけ近くなるように設
定、つまり、表示部1の重量を軽くしているので、この
装置5による回転モーメントは比較的小さく、従って、
回転モーメントに抗するために点Bで発生する抗力FB
も小さい。勿論、抗力FBに抗する抗力FCも小さいこと
になる。このように、点B、点Cで発生する抗力FB
cが小さいので、装置5を装着したことにより耳にか
かる負担は小さい。
【0024】また、観察者の頭が傾き、装置5の重量に
よる力F0が図7に示すような場合について説明する。
図7に示すように、装置5の重量F0は、点Bの抗力FB
と釣り合い、装置5を保持することになる。図7におい
ても、点Cを基準に回転モーメントの釣合を考える。装
置5の重量による回転モーメントD4は、D4=F0×L0
で表され、L0が非常に小さいので、回転モーメントD4
も小さい。この回転モーメントD4は、点A、点Bでの
抗力による回転モーメントと釣り合うが発生する回転モ
ーメントが小さいので、点Aでの抗力とその抗力による
回転モーメントは無視することにする。つまり、装置5
の重量による回転モーメントD4は、点Bでの抗力FB
よる回転モーメントD5=FB×LBと釣り合う。
【0025】つまり、箱体(表示部)1を軽くし、重量
物を耳装着部に配置することによって、装置5の重心P
1を支持点A、B、Cに近く設定して回転モーメントの
発生を小さくし、快適な装着とすることが可能である。
また、回転モーメントが発生しても、耳装着部により耳
にかかる負担は非常に小さく、快適に保持することを可
能としている。
【0026】本装置5のように、3点で保持される構成
によると、十分な保持力が確保され、また観察者の頭部
の傾きの変化にも対応できる。
【0027】尚、本実施形態において電気コード6の重
量による装置5にかかる力Eは、観察者の頭が傾いてい
ない通常の状態(図6参照)においては、点Cの真下付
近に位置するので点Cを基準とした回転モーメントは小
さい。同様に点A、点Bに基準をおいて考えても、その
回転モーメントは小さいことがわかる。つまり、支持点
A、B、Cの真下辺りに電気コード6を配置することに
よって電気コード6の重量に抗するための力以外の力を
必要としないので耳にかかる負担が小さい。
【0028】〈第2の実施形態〉本実施形態の映像観察
装置は、第1の実施形態とは、自在曲げ部2の詳細な構
成のみが異なるだけなのでこの部分のみを説明する。
【0029】図8は、本実施形態の自在曲げ部2のアー
ム3との接続部の断面図を示す。自在に曲げることがで
きる2本の針金24、25は、アーム3の内面に固定バ
ネ26で固定されている。尚、図示しないが箱体1の突
出部1aに対しても同様に固定されている。電気コード
6は固定バネ26の中心を通るように配されている。ま
た、図示しないが、自在曲げ部2は、2本の針金24、
25および電気コード6が、第1の実施形態と同様に、
ゴムチューブ内に配されている構成である。
【0030】針金は細いほど曲がりやすく、折れにく
い。また、3本以上の針金を用いると、互いに曲がるの
を阻害するので曲げにくい。したがって、本実施形態に
おいては曲げた状態を十分に維持できる強度を有する範
囲内において細めの針金を2本用いることとする。
【0031】図9に、2本の針金24、25の両端の接
続部における位置関係を示す。本実施形態では、図9に
示すように、2本の針金24、25がねじれた関係にあ
るように両端に支持されている。2本の針金を平行に並
べて両端を支持すると、2本の針金を有する平面に平行
な軸を中心とした方向には曲がりやすく、平面に垂直な
軸を中心とした方向には曲がりにくい。本実施形態のよ
うに、ねじれた関係となるように構成することによっ
て、箱体1がアーム3に対して曲げ方向を制限されるこ
とがなく、自在に曲げることができる。
【0032】〈第3の実施形態〉本実施形態の映像観察
装置は、第1の実施形態とは耳装着部4の詳細な構成が
異なるのみなので、この部分のみを説明する。
【0033】図10に、本実施形態の耳保持手段4を内
部の詳細な構成がわかるように示す。全体を被履するゴ
ム41の内部に自在に曲がる針金42および不図示の電
気コード6が配されている。さらに、下部付近にバッテ
リー43、後部付近に映像メモリ44、上部付近に制御
部45および表示駆動部46が配されている。耳挿入部
4aの表面に映像信号や電力を供給するためのコネクタ
部47を有する。このコネクタ部47を介して、必要な
ときに必要なだけ映像供給や電力供給を行い、映像観察
中は特に外部との電気コードでの接続を必要としない。
【0034】また、保持点の中心点(図6においては点
P2)から装置全体の重量の重心位置までの距離が大き
くなるほど重量による回転モーメントが大きくなるが、
本実施形態においては、耳装着部4内に装置全体の重量
に大きく加担する素子を配置したので、装置全体の重量
の重心位置が耳装着部4に近くなり、耳にかかる回転モ
ーメントが小さく装着しやすい。
【0035】図11に、本実施形態における危険表示シ
ステムのブロック図を示す。マイク12で周囲の音をひ
ろい、これを制御部45に入力し、制御部45は映像メ
モリ43のどの映像を表示するか選択し、その映像を表
示駆動部46を介して表示素子13に表示する。
【0036】たとえば、自動車の音付近の周波数の音が
集音されたときは「自動車危険」という表示を行うよう
に制御したり、人の声付近の周波数の音が集音されたと
きは「会話中」というように表示することが可能であ
る。更に、音の大きさによって表示を変え、例えば自動
車の音付近の周波数の大きな音が集音されたときは「自
動車近い危険」というように表示することが可能であ
る。尚、上記表示内容が音声によっても耳挿入部4a内
のスピーカを介して観察者に与えられるようにしてもよ
い。
【0037】さらに、マイク12を二つ以上有する構成
とし、その二つ以上のマイク12から集音された音源の
装置5に対する相対方向を特定する手段を備え、表示素
子13に「左斜め後方に自動車」と表示したり、後方で
あれば赤色で「自動車」、前方であれば青色で「電話」
などと色を変えて表示することを可能とした構成とする
こともできる。
【0038】上記のような危険表示システムにより、観
察者が映像観察に集中していても、必要な外部情報が提
供されることになる。よって、観察者の事故を防止する
ことができる。尚、危険表示システムは第1の実施形態
の映像観察装置に設けることも可能である。この場合、
制御部45、映像メモリ44、表示駆動部46は外部の
装置に備えられており、外部の装置との信号の送受信に
より危険表示がなされるように構成するものとする。
【0039】
【発明の効果】本発明の映像観察装置によると、簡単な
構成のため、小型、軽量とすることができ、装着時、持
ち運び時の観察者への負担が小さい。また、頭に装着す
る必要がないので、装着しやすい。
【0040】請求項2に記載の映像観察装置によると、
映像を表示する際に外部との接続が必ずしも必要ではな
く、使いやすい。また、装置の重量により観察者の耳に
かかる負担が少ない。
【0041】請求項3に記載の映像観察装置によると、
表示部の位置を自由に設定できるので、観察者によらず
観察しやすい角度で映像を観察することができる。ま
た、装置を使わないときは、表示部をアームから飛び出
ていない状態で収容することができるので、持ち運びが
しやすい。
【0042】請求項4に記載の映像観察装置によると、
表示部が設定した位置からずれにくく、また簡単にその
位置を変えることができるので、安定した映像を観察で
きるとともに使いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の映像観察装置の外観図。
【図2】観察者が映像観察装置を装着した状態を横から
見た図。
【図3】耳装着部の詳細を示す断面図。
【図4】自在曲げ部の詳細を示す内部構成図。
【図5】箱体の詳細を示す断面図。
【図6】第1の映像観察装置を横から見た図。
【図7】観察者の頭部が傾いている場合に、第1の実施
形態の映像観察装置を横から見た図。
【図8】第2の実施形態の自在曲げ部のアームとの接続
部の断面図。
【図9】自在曲げ部内の2本の針金の位置関係を示す
図。
【図10】第3の実施形態の耳装着部の詳細を示す図。
【図11】第3の実施形態における危険表示システムの
ブロック図。
【符号の説明】
1 箱体 2 自在曲げ部 3 アーム 4 耳装着部 4a 耳挿入部 5 映像観察装置 6 電気コード 7 映像提供手段 11 拡散板 12 マイク 13 LCD 21、24、25 針金 22、26 板バネ 44 映像メモリ 45 制御部 46 表示駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察者に映像を提供する映像提供手段
    と、その映像提供手段を保持するとともに観察者の耳に
    直接装着される耳装着手段とを備え、 前記映像提供手段は、前記耳装着手段に一端を固定され
    該固定端から観察者の前方に向かって延びるアームと、
    該アームの前端に配される表示部とを有し、 観察者の耳の穴付近、耳の後部の付け根付近、耳の上部
    の付け根付近での前記耳装着手段と観察者の耳との接触
    部分で発生する抗力によって観察者の耳に装着された状
    態が保持されることを特徴とする映像観察装置。
  2. 【請求項2】 前記耳装着手段は、前記映像提供手段へ
    の電力供給源である電源、映像データを記憶する映像メ
    モリ、前記映像提供手段を駆動する駆動部とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の映像観察装置。
  3. 【請求項3】 前記映像提供手段において、前記アーム
    と前記表示部は自在に曲がる部材からなる自在曲げ手段
    により接続されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の映像観察装置。
  4. 【請求項4】 前記自在曲げ手段は、2本の針金より構
    成されることを特徴とする請求項3に記載の映像観察装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004207847A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Nikon Corp 表示装置

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