JP2000230860A - 熱型赤外線センサ、その製造方法および熱型赤外線アレイ素子 - Google Patents

熱型赤外線センサ、その製造方法および熱型赤外線アレイ素子

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JP2000230860A
JP2000230860A JP11033904A JP3390499A JP2000230860A JP 2000230860 A JP2000230860 A JP 2000230860A JP 11033904 A JP11033904 A JP 11033904A JP 3390499 A JP3390499 A JP 3390499A JP 2000230860 A JP2000230860 A JP 2000230860A
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Shinichi Morita
信一 森田
Yasukazu Iwasaki
靖和 岩崎
Masaki Hirota
正樹 廣田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱型赤外線センサの占有面積を小さくしかも
被検出物を確実に検出し、また熱型赤外線センサの製造
歩留まりを向上し、また熱型赤外線アレイ素子の素子面
積を小さくする。 【解決手段】 半導体基板18に回路部の配線26を形
成し、半導体基板18上に第1の柱体32を介して2本
の梁20を形成し、梁20に配線25を形成し、配線2
6と配線25とをコンタクト21で接続し、2本の梁2
0の先端部に第2の柱体38を形成し、2本の柱体38
によって梁20の上方に空隙を介してダイアフラム22
を支持し、ダイアフラム22上に温度変化により電気抵
抗が変化する抵抗体24を形成し、抵抗体24と配線2
5とを柱体38内に形成された接続部39により接続
し、抵抗体24上に層間絶縁層40を形成し、層間絶縁
層40上に熱吸収層41を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱型赤外線センサ、
その製造方法および熱型赤外線アレイ素子に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の熱型赤外線センサを示す一
部切断平面図、図9は図8のA−A断面図である。図に
示すように、Siからなる半導体基板1に空洞10が設
けられ、半導体基板1の空洞10上に熱的絶縁材料であ
るシリコン窒化膜からなる梁3およびダイアフラム4が
形成され、梁3、ダイアフラム4上に温度変化によって
抵抗が変化する抵抗体5が形成され、抵抗体5の両端は
Alなどからなる配線(図示せず)と接続されており、
電気信号を読み出し可能である。また、抵抗体5上に層
間絶縁層12が形成され、層間絶縁層12上に熱吸収層
6が形成され、ダイアフラム4上に抵抗体5、熱吸収層
6を有するボロメータ型の赤外線検知部7が設けられて
いる。
【0003】この熱型赤外線センサを製造するには、半
導体基板1にシリコン窒化膜を形成したのち、シリコン
窒化膜の一部にエッチング用穴2を設け、エッチング用
穴2からSiエッチング液を浸潤し、異方性エッチング
により空洞10を形成する。すなわち、シリコンマイク
ロマシニング技術により熱分離構造を形成する。このの
ち、抵抗体5、熱吸収層6を有する赤外線検知部7を設
ける。
【0004】この熱型赤外線センサにおいては、赤外線
検知部7が半導体基板1から熱分離されたダイアフラム
4上に形成されているから、感度を向上することができ
る。
【0005】なお、ダイアフラム形成にあたっては19
93年のIEDMのプロシーデイング(High-Performan
ce Infrared Thermal Imaging with Monolithic Silico
n Focal Planes Operating at Room Temperature)で発
表されているように、犠牲層を利用する表面マイクロマ
シニング技術による方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8、図9に
示した熱型赤外線センサにおいては、梁3とダイアフラ
ム4とが同一面上に形成されているから、梁3を細く、
長くすることにより、梁3の熱抵抗を高めて、感度を向
上したときには、梁3の面積分だけ開口率(空洞10の
面積に対する赤外線吸収量に直接関連する熱吸収層6の
面積の割合)が低下するから、熱吸収エネルギーが低下
して出力信号が低下するので、被検出物を確実に検出す
ることができない。また、梁3とダイアフラム4とを熱
的に分離するため、熱吸収層6をパターン化することが
必要となる。さらに、梁3を長くすることが難しく、梁
3の熱抵抗を高くすることができない。
【0007】以上の問題を解決して、出力信号を大きく
するためには、熱型赤外線センサの占有面積を大きくし
て、梁3の長さおよび熱吸収層6の面積を大きくする方
法が取られる。しかし、この場合には、熱型赤外線セン
サ単体を画素とする熱型赤外線アレイ素子の素子面積が
非常に大きくなる。さらに、ダイアフラム4が大きくな
ると、ダイアフラム4の製造歩留まりが低下する。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、占有面積が小さくしかも被検出物を確実に
検出することができる熱型赤外線センサ、製造歩留まり
を向上することができる熱型赤外線センサの製造方法、
素子面積が小さい熱型赤外線アレイ素子を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、基板に第1の柱体を介して梁を
形成し、上記梁の先端部に第2の柱体を設け、上記第2
の柱体にダイアフラムを支持し、上記ダイアフラム上に
赤外線検知部を形成する。
【0010】この場合、上記赤外線検知部をボロメータ
型または焦電型とする。
【0011】これらの場合、上記ダイアフラムの全面に
金黒からなる熱吸収層を形成する。
【0012】また、上記の熱型赤外線センサを製造する
方法において、上記基板上に第1のエッチング犠牲層を
形成し、上記第1のエッチング犠牲層上に上記梁を形成
し、上記梁上に第2のエッチング犠牲層を形成し、上記
第2のエッチング犠牲層の上に上記ダイアフラムを形成
し、上記ダイアフラム上に赤外線検知部を形成し、上記
第1、第2のエッチング犠牲層を除去する。
【0013】この場合、上記赤外線検知部を焦電型また
はボロメータ型とする。
【0014】熱型赤外線アレイ素子において、上記の熱
型赤外線センサをアレイ配置する。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る熱型赤外線センサにおいて
は、梁とダイアフラムとが同一面上にないから、ダイア
フラムの面積を大きくすることができるので、開口率を
大きくすることができ、また高熱抵抗の長い梁の形成が
容易となるので、占有面積を小さくすることができ、か
つ出力信号を大きくすることが可能であるため、被検出
物を確実に検出することができる。
【0016】また、赤外線検知部をボロメータ型または
焦電型としたときには、赤外線検知部の感度を良好にす
ることができる。
【0017】また、ダイアフラムの全面に金黒からなる
熱吸収層を形成したときには、熱型赤外線センサが高感
度になるとともに、熱吸収層のパターン化が不要である
から、熱型赤外線センサの製造歩留まりが向上する。
【0018】また、本発明に係る熱型赤外線センサの製
造方法においては、容易に梁、ダイアフラムを形成する
ことができる。
【0019】また、本発明に係る熱型赤外線アレイ素子
においては、開口率を大きくすることができ、しかも基
板の表面のダイアフラムの下方部に回路部、x配線、y
配線等を形成することができるから、赤外線検知部以外
の占有面積を縮小することができので、熱型赤外線アレ
イ素子の素子面積を小さくすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る熱型赤外線セ
ンサを示す一部切断平面図、図2は図1のB−B断面図
である。図に示すように、Siからなる半導体基板18
にAl、高融点金属材料例えばWSiなどからなる回路
部の配線26が形成され、半導体基板18上にシリコン
酸化膜からなる層間絶縁層30が形成され、層間絶縁層
30上に酸化膜エッチング液例えばふっ酸系の酸化膜エ
ッチング液に対して耐性のある膜例えばシリコン窒化膜
からなる保護膜31が形成され、配線26の一部が露出
している。また、半導体基板18上に2本の第1の柱体
32を介してシリコン窒化物などからなる2本の梁20
が形成されている。すなわち、半導体基板18の上方に
空隙を介して2本の梁20が形成されている。また、柱
体32、梁20にAlからなる配線25が形成され、配
線26と配線25とがコンタクト21で接続されてい
る。また、2本の梁20の先端部に第2の柱体38が形
成され、2本の柱体38によって梁20の上方に空隙を
介してシリコン窒化物などからなるダイアフラム22が
支持され、半導体基板18の表面のダイアフラム22の
下方部に配線26が形成されている。また、ダイアフラ
ム22上に温度変化により電気抵抗が変化する抵抗体、
例えばTiなどの金属膜やVO2などの酸化物半導体な
どからなる抵抗体24が形成され、抵抗体24と配線2
5とが柱体38内に形成された接続部39により接続さ
れ、抵抗体24上にシリコン酸化膜からなる層間絶縁層
40が形成され、層間絶縁層40上にすなわちダイアフ
ラム22の全面に金黒からなる熱吸収層41が形成さ
れ、ダイアフラム22上に抵抗体24、熱吸収層41を
有するボロメータ型の赤外線検知部61が設けられてい
る。
【0021】図1、図2に示した熱型赤外線センサにお
いては、梁20とダイアフラム22とが同一面上にない
ため、ダイアフラム22の面積を大きくすることができ
るから、開口率を大きくすることができ、また高熱抵抗
の長い梁20の形成が容易となるので、占有面積を小さ
くすることができ、しかも出力信号を大きくすることが
できるため、被検出物を確実に検出することができる。
また、金黒からなる熱吸収層41が設けられているか
ら、熱型赤外線センサが高感度になる。また、金黒膜の
パターン化は困難であるが、ダイアフラム22の全面に
金黒からなる熱吸収層41が形成されているから、熱吸
収層41のパターン化が不要であるので、熱吸収層41
のパターン化が熱型赤外線センサの歩留まりに大きな影
響を与えることがなく、熱型赤外線センサの製造歩留ま
りが向上する。また、半導体基板18の表面のダイアフ
ラム22の下方部に配線26が形成されているから、赤
外線検知部61以外の占有面積を縮小することができる
ので、熱型赤外線アレイ素子の素子面積を小さくするこ
とができる。
【0022】つぎに、図1、図2に示した熱型赤外線セ
ンサの製造方法を図3〜図6により説明する。まず、図
3(a)に示すように、スイッチ、xyアドレスの信号処
理回路(図示せず)、配線26が形成された半導体基板
18の上にCVD法で層間絶縁層30を形成する。この
場合、配線26の一部を露出させる。こののち、層間絶
縁層30上にCVD法よりパッシベーション膜31を形
成する。つぎに、図3(b)に示すように、パッシベーシ
ョン膜31上にPSG(リン珪酸ガラス)などからなる
第1のエッチング犠牲層(犠牲層酸化膜)50を2段階
形成法で形成する。すなわち、例えば1回目のPSG膜
を例えば1μm位の厚さで成膜し、その後そのPSG膜
の厚さ前後の値の格子状溝をフォトマスクを利用してド
ライエッチングで形成し、引き続き厚さ1μm位の2回
目のPSG膜を形成する。その後、エッチング犠牲層5
0の所望以外のところはフォトマスクを利用してドライ
エッチングで除去する。つぎに、図3(c)に示すよう
に、CVD法などによりシリコン窒化膜を成膜したの
ち、そのシリコン窒化膜を加工して柱体32、梁20を
形成する。つぎに、図4(a)に示すように、成膜、加工
により配線25を形成し、配線26と配線25とを接続
する。つぎに、図4(b)に示すように、PSGなどから
なりコンタクトホール52を有する第2のエッチング犠
牲層51を形成する。この場合にも、エッチング犠牲層
50の形成方法と同様な方法を用いる。つぎに、図5
(a)に示すように、成膜、加工によりシリコン窒化膜な
どからなるダイアフラム22、柱体38を形成する。つ
ぎに、図5(b)に示すように、成膜、加工によりダイア
フラム22上に抵抗体24を形成し、成膜、加工により
抵抗体24上に層間絶縁層40を形成する。つぎに、図
6に示すように、ダイアフラム22の全面に熱吸収層4
1を形成する。最後に、エッチング犠牲層50、51を
ウエットエッチングで除去する。ここで、ウエットエッ
チング液としては、NH4F:CH3COOH:H2O=
1:1:1などのふっ酸系のシリコン酸化膜エッチング
液などを使用することができる。ただし、他の使用して
いる材料との選択比のあるエッチング液が望まれる。
【0023】この熱型赤外線センサの製造方法において
は、容易に梁20、ダイアフラム22を形成することが
できる。また、エッチング犠牲層50、51を形成する
ときに2段階形成法を利用するから、エッチング犠牲層
50、51のウエットエッチング除去時にxy方向のエ
ッチング速度を著しく向上することが可能である。
【0024】図7は本発明に係る他の熱型赤外線センサ
を示す断面図である。図に示すように、ダイアフラム2
2上にPt/TiN/Ti、Ir/TiN/Tiなどか
らなる下部電極42が形成され、下部電極42と配線2
5とが接続部39により接続され、下部電極42上にP
bTiO3やPZTなどの焦電材料からなる焦電膜43
が形成され、焦電膜43上にPt/TiN/Ti、Ir
/TiN/Ti、Alなどからなる上部電極44が形成
され、上部電極44上に熱吸収層41が形成され、ダイ
アフラム22上に下部電極42、焦電膜43、上部電極
44、熱吸収層41を有する焦電型の赤外線検知部62
が設けられている。
【0025】また、図1、図2に示した熱型赤外線セン
サまたは図7に示した熱型赤外線センサをアレイ配置し
て熱型赤外線アレイ素子を作製したときには、開口率を
大きくすることができ、しかも半導体基板18の表面の
ダイアフラム22の下方部にx、yアドレススイッチ用
の回路部、x配線、y配線等を形成することができるか
ら、赤外線検知部61、62以外の占有面積を縮小する
ことができるので、熱型赤外線アレイ素子の素子面積を
小さくすることができる。
【0026】また、このような熱型赤外線センサを画素
とする熱型赤外線アレイ素子の場合についても熱型赤外
線センサと同じ製造工程が可能であり、モノリシックの
熱型赤外線アレイ素子を作製することができる。
【0027】なお、上述実施の形態においては、金黒か
らなる熱吸収層41を用いたが、NiCrなどの熱吸収
率の高い材料からなる熱吸収層を用いることができる。
また、上述実施の形態においては、2本の梁20を形成
したが、3本以上の複数の梁を形成してもよい。また、
上述実施の形態においては、基板として半導体基板18
を用いたが、他の基板を用いてもよい。また、上述実施
の形態においては、層間絶縁層40、上部電極44上に
直接熱吸収層41を設けたが、金黒からなる熱吸収層の
下地としてアモルファスSiを用いると、熱吸収層の密
着性が向上し、熱吸収層がはがれにくくなる。また、上
述実施の形態においては、上部電極44上に熱吸収層4
1を設けたが、上部電極として熱吸収効率が比較的高い
NiCrなどからなるものを用いたときには、熱吸収層
を形成しなくともよい。また、上述実施の形態において
は、ダイアフラム22上に直接下部電極42を形成した
が、ダイアフラム上に下地膜としてMgOなどの酸化膜
を形成して焦電材料を成膜したときには、C軸配向した
焦電膜を容易に形成することができる。また、熱型赤外
線センサをパッケージする場合に、Xeガスなどの不活
性ガスで封止するか、真空にすることによって、熱型赤
外線センサの感度を大きくすることができ、また基板と
梁との間の空隙、梁とダイアフラムとの間の空隙を狭く
することができる。また、上述実施の形態においては、
ボロメータ型の赤外線検知部61、焦電型の赤外線検知
部62が設けたが、他の赤外線検知部を設けてもよく、
ボロメータ型、焦電型の赤外線検知部を設けたときに
は、赤外線検知部の感度を良好にすることができる。ま
た、上述実施の形態においては、エッチング犠牲層5
0、51を2段階形成法で形成したが、第1、第2のエ
ッチング犠牲層を1回で形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱型赤外線センサを示す一部切断
平面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】図1、図2に示した熱型赤外線センサの製造方
法の説明図である。
【図4】図1、図2に示した熱型赤外線センサの製造方
法の説明図である。
【図5】図1、図2に示した熱型赤外線センサの製造方
法の説明図である。
【図6】図1、図2に示した熱型赤外線センサの製造方
法の説明図である。
【図7】本発明に係る他の熱型赤外線センサを示す断面
図である。
【図8】従来の熱型赤外線センサを示す一部切断平面図
である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【符号の説明】 18…半導体基板 20…梁 22…ダイアフラム 32…第1の柱体 38…第2の柱体 41…熱吸収層 50…第1のエッチング犠牲層 51…第2のエッチング犠牲層 61…赤外線検知部 62…赤外線検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 正樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AA04 AB02 BA12 BA13 BA33 BA34 CA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に第1の柱体を介して梁を形成し、上
    記梁の先端部に第2の柱体を設け、上記第2の柱体にダ
    イアフラムを支持し、上記ダイアフラム上に赤外線検知
    部を形成したことを特徴とする熱型赤外線センサ。
  2. 【請求項2】上記赤外線検知部をボロメータ型または焦
    電型としたことを特徴とする請求項1に記載の熱型赤外
    線センサ。
  3. 【請求項3】上記ダイアフラムの全面に金黒からなる熱
    吸収層を形成したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の熱型赤外線センサ。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の熱型赤外線センサを製造
    する方法において、上記基板上に第1のエッチング犠牲
    層を形成し、上記第1のエッチング犠牲層上に上記梁を
    形成し、上記梁上に第2のエッチング犠牲層を形成し、
    上記第2のエッチング犠牲層の上に上記ダイアフラムを
    形成し、上記ダイアフラム上に赤外線検知部を形成し、
    上記第1、第2のエッチング犠牲層を除去することを特
    徴とする熱型赤外線センサの製造方法。
  5. 【請求項5】上記赤外線検知部を焦電型またはボロメー
    タ型とすることを特徴とする請求項4に記載の熱型赤外
    線センサの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の熱型赤外線セン
    サをアレイ配置したことを特徴とする熱型赤外線アレイ
    素子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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