JP2000230687A - 枝管の取付構造 - Google Patents

枝管の取付構造

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JP2000230687A JP11035379A JP3537999A JP2000230687A JP 2000230687 A JP2000230687 A JP 2000230687A JP 11035379 A JP11035379 A JP 11035379A JP 3537999 A JP3537999 A JP 3537999A JP 2000230687 A JP2000230687 A JP 2000230687A
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武彦 渡部
Eiji Furukawa
英治 古川
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枝管先端部を埋設管開口の所定位置に確実に
取付けることができ、十分な密着性を得ることができる
枝管の取付構造を提供する。 【解決手段】 枝管11の先端に、外周面に推進鋼管の
内径に対応したガイド突起16が突設されるとともに先
端部の挿入管部15の外径が埋設管10に形成した開口
12より僅かに小径に形成された接続用ソケット13を
装着し、該接続用ソケット13の先端部外周に、開口内
周面との間の隙間を閉塞可能な接着剤17を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枝管の取付構造に関
し、詳しくは、地中に埋設されている既存の管路に枝管
を接続するための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された既設の管路(埋設管)
に新たな管路(枝管)を接続する方法として、特開平4
−343998号公報等に記載された方法が知られてい
る。この方法は、枝管より大径のパイプ(推進鋼管)
を、埋設管の枝管接合部に向けて埋設管の近傍にまで至
る所定の位置まで推進させ、該推進鋼管内の土砂を排出
した後、推進鋼管内にホルソーを挿入して埋設管の周壁
を穿孔することにより開口を形成し、次いでこの開口に
枝管の先端部を挿入して接続し、最後に推進鋼管を抜取
って枝管の外周部に土砂やモルタルを注入して固定する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の方法で
は、枝管の先端部にカラーを装着して埋設管開口内への
枝管先端部の挿入量を規制するようにしているため、強
い力で枝管を押込むとカラーがずれてしまうことがあ
り、また、中心線がずれてしまうこともあった。したが
って、埋設管と枝管との間の密着性が十分に得られなく
なるおそれがあった。
【0004】そこで本発明は、枝管先端部を埋設管開口
の所定位置に確実に取付けることができ、十分な密着性
を得ることができる枝管の取付構造を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の枝管の取付構造は、埋設管の近傍にまで至
る推進鋼管を通して穿孔した埋設管の開口に枝管を取付
けるための構造において、前記枝管の先端に、外周面に
前記推進鋼管の内径に対応したガイド突起が突設される
とともに先端部の外径が前記開口より僅かに小径に形成
された接続用ソケットを装着し、該接続用ソケットの先
端部外周に、開口内周面との間の隙間を閉塞可能な接着
剤を塗布したことを特徴としている。
【0006】さらに、前記接続用ソケットの先端部外周
に塗布した接着剤塗布部と接続用ソケットの受口外周の
段部との間に、接続用ソケット先端の埋設管内への突出
を規制する短管を装着したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の枝管の取付構造
の一形態例を示す断面図、図2乃至図5は、枝管を取付
ける手順を説明するための断面図であって、図2は推進
鋼管を推進させてから枝管取付部の土砂を取除いた段
階、図3は埋設管の周壁を穿孔している段階、図4は穿
孔した開口に枝管先端の接続用ソケットを挿入する段
階、図5は接続用ソケットを開口内に挿入した段階をそ
れぞれ示している。
【0008】まず、図1に示すように、埋設管10への
枝管11の取付は、埋設管10の周壁所定位置に穿孔さ
れた開口12に対して、枝管11の先端に装着した接続
用ソケット13を介して行われる。接続用ソケット13
は、枝管11の先端が挿入される受口14と、内径が枝
管11の内径と同一に形成された挿入管部15と、受口
14の外周に適当な間隔で突設した複数のガイド突起1
6とを有しており、開口12への挿入に際しては、挿入
管部15の先端外周に接着剤17が塗布されるととも
に、該接着剤塗布部と前記受口14の外周に形成されて
いる段部18との間に、挿入管部15の外径に対応した
内径を有する短管19が装着される。
【0009】次に、上記取付構造により枝管11を埋設
管10に取付ける手順を説明する。まず、図2に示すよ
うに、埋設管10の近傍まで枝管11より大径の推進鋼
管21を推進させ、推進鋼管21内及び埋設管10の周
囲の土砂を排出する。そして、推進鋼管21の先端周縁
部と埋設管10の外周との間にセメントミルク20を充
填する。
【0010】次いで図3に示すように、推進鋼管21を
通してホルソー22を挿入し、埋設管10の周壁を枝管
11の内径に対応した径で穿孔し、開口12を形成す
る。このとき、ホルソー22によって抜取られたコア2
3は、ホルソー22と共に抜取られる。
【0011】そして、図4に示すように、接続する枝管
11の先端に接続用ソケット13を装着し、さらに、短
管19を装着して接着剤17を塗布した状態で枝管11
を推進鋼管21内に挿入していく。このとき、接続用ソ
ケット13の先端は、抜取ったコア23の内周側形状に
対応した湾曲形状に加工し、短管19の先端は、コア2
3の外周側形状に対応した湾曲形状に加工しておくこと
が好ましい。また、枝管11の挿入に際しては、接続用
ソケット13に突設したガイド突起16が推進鋼管21
の内周面に沿って進んでいくので、枝管11及び接続用
ソケット13を推進鋼管21の中心に合わせて挿入する
ことができ、接続用ソケット13の先端を埋設管10の
開口12内に確実に挿入することができる。
【0012】図4の状態から更に枝管11を挿入してい
くと、図5に示すように、埋設管10の外面と短管19
の先端面との間に接着剤17の一部が挟み込まれ、短管
19の後端は段部18によって位置決めされているの
で、通常の挿入力(押込力)では、それ以上枝管11を
押込めない状態となる。
【0013】これにより、接続用ソケット13の挿入管
部15の先端外周が接着剤17を介して開口12内に挿
入され、短管19の先端面と埋設管10の外面との間に
も接着剤17が介在する状態となり、接着剤17の乾燥
固化によって埋設管10と接続用ソケット13とが強固
にかつ密封状態で接続された状態となる。接着剤17が
十分に固化したら、推進鋼管21の内周面と枝管11の
外周面との間にセメントミルクを充填して枝管11の取
付作業が終了する。
【0014】なお、接着剤17には、硬化時間等を考慮
すると、エポキシ系接着剤を使用することが望ましい。
また、接続用ソケット13の受口14と枝管11の先端
との間は、通常の配管の接続と同じように接着剤等を用
いて固定しておけばよい。さらに、前記コア23の形状
に合わせて接続用ソケット13(挿入管部15)の先端
と短管19の先端とを加工し、位置決めして組付けてお
くことにより、短管19の先端湾曲形状が埋設管10の
外面に対応した位置になったときに、挿入管部15の先
端が埋設管10の内面に対応した状態となり、埋設管1
0内への突出を無くすことができる。この位置あわせ
は、図5の状態で枝管11を左右に回動させることによ
って容易に行うことができる。
【0015】したがって、図6の断面図に示すように、
推進鋼管の位置ずれなどによって開口12が埋設管10
の中心に対して偏心した位置に形成されたとしても、回
収したコアの形状に基づいて挿入管部15の先端や短管
19の先端を加工しておくことにより、所定の接合状態
で埋設管10に枝管11を取付けることができる。
【0016】図7は、本発明の他の形態例を示す断面図
である。本形態例は、枝管11の先端に装着する接続用
ソケットを、両側に受口31を有するとともに外周面に
軸線方向の複数のリブ(ガイド突起)32を設けたソケ
ット33と、該ソケット33の一方の受口31に装着し
た接続用パイプ34とで形成したものである。
【0017】本形態例においても、前記接続用パイプ3
4の先端部に接着剤17を塗布し、該接着剤塗布部とソ
ケット33の先端との間に前記同様の短管19を装着す
ることにより、前記同様の手順で枝管11を埋設管10
に取付けることができる。
【0018】また、図8は、本発明の更に他の形態例を
示す断面図であって、図7に示したものと同様のソケッ
ト33と接続用パイプ34とで接続用ソケットを形成
し、ソケット33の先端から突出する接続用パイプ34
の先端外周に接着剤17を塗布するようにしたものであ
る。このように形成しても、前記同様の手順で枝管11
を埋設管10に取付けることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枝管の取
付構造によれば、埋設管に形成した開口の所定位置に枝
管先端部を確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の枝管の取付構造の一形態例を示す断
面図である。
【図2】 推進鋼管を推進させてから枝管取付部の土砂
を取除いた段階を示す断面図である。
【図3】 埋設管の周壁を穿孔している段階を示す断面
図である。
【図4】 穿孔した開口に枝管先端の接続用ソケットを
挿入する段階を示す断面図である。
【図5】 接続用ソケットを開口内に挿入した段階を示
す断面図である。
【図6】 枝管が偏心して取付けられた状態を示す断面
図である。
【図7】 本発明の他の形態例を示す断面図である。
【図8】 本発明の更に他の形態例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…埋設管、11…枝管、12…開口、13…接続用
ソケット、14…受口、15…挿入管部、16…ガイド
突起、17…接着剤、18…段部、19…短管、21…
推進鋼管、22…ホルソー、23…コア、31…受口、
32…リブ、33…ソケット、34…接続用パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 41/08 F16L 41/08 47/06 47/06 Fターム(参考) 2D054 AC18 AD28 2D063 BA02 BA22 BA35 3H013 DA01 3H019 AA01 AA06 BA04 BB06 CB01 DA19 JA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設管の近傍にまで至る推進鋼管を通し
    て穿孔した埋設管の開口に枝管を取付けるための構造に
    おいて、前記枝管の先端に、外周面に前記推進鋼管の内
    径に対応したガイド突起が突設されるとともに先端部の
    外径が前記開口より僅かに小径に形成された接続用ソケ
    ットを装着し、該接続用ソケットの先端部外周に、開口
    内周面との間の隙間を閉塞可能な接着剤を塗布したこと
    を特徴とする枝管の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記接続用ソケットの先端部外周に塗布
    した接着剤塗布部と接続用ソケットの受口外周の段部と
    の間に、接続用ソケット先端の埋設管内への突出を規制
    する短管を装着したことを特徴とする請求項1記載の枝
    管の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2028120A1 (en) 2002-10-18 2009-02-25 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Discharge Container
JPWO2015125253A1 (ja) * 2014-02-20 2017-03-30 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2028120A1 (en) 2002-10-18 2009-02-25 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Discharge Container
JPWO2015125253A1 (ja) * 2014-02-20 2017-03-30 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置

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