JP2000230449A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JP2000230449A
JP2000230449A JP11030187A JP3018799A JP2000230449A JP 2000230449 A JP2000230449 A JP 2000230449A JP 11030187 A JP11030187 A JP 11030187A JP 3018799 A JP3018799 A JP 3018799A JP 2000230449 A JP2000230449 A JP 2000230449A
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fuel ratio
air
evaporative gas
cylinder
engine
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JP11030187A
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Hideki Oshita
秀樹 尾下
Hiroshi Ninomiya
洋 二宮
Toshimitsu Yamaoka
利志光 山岡
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Original Assignee
Mazda Motor Corp
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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数の気筒群について個々独立して空燃比フィ
−ドバック制御を行い、各気筒群共通吸気通路にエバポ
ガスを供給する場合に、エバポ用学習値の誤学習を防止
し、空燃比制御の精度を向上させる。 【解決手段】空燃比制御を左バンク1L及び右バンク1
Rについてそれぞれ独立して設けた酸素センサ13L,
13Rを利用して個々別々に行う空燃比フィ−ドバック
制御装置において、左右バンク共通の吸気通路3にキャ
ニスタ30からエバポガスを供給するパ−ジバルブ35
が開いているとき、空燃比フィ−ドバック補正値に基づ
いて、左右バンクについてのエバポ用学習値を個別に決
定する。左右いずれか一方のバンクについて高濃度のエ
バポガスが検出されたときは、両バンクについてエバポ
用学習値の決定を禁止し、両バンクについてそれぞれ高
濃度のエバポガスが検出されなくなってから所定期間経
過したときにエバポ用学習値の決定を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの空燃比制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多気筒エンジンの中には、全気筒が、そ
れぞれ1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあ
らかじめ分類されていて、前記各気筒群毎に個々独立し
て設けた空燃比センサで検出される実際の空燃比が所定
空燃比(目標空燃比)となるように、該各気筒群に供給
する燃料量を個々独立してフィ−ドバック制御するよう
にしたものがある。また、空燃比センサで検出される実
際の空燃比と所定空燃比とのずれに基づいて空燃比用学
習値(学習補正値)を決定して、この空燃比用学習値で
もってエンジンに供給する燃料量を補正することも行わ
れている。
【0003】一方、燃料タンクから蒸発した蒸発燃料つ
まりエバポガスを、所定運転状態でエンジン吸気通路へ
供給する、つまりエンジンによって燃焼させてしまうこ
とも行われている。このエバポガスを吸気通路へ供給す
ることは、空燃比のずれを生じさせる原因となる。この
ため、特開平7−269399号公報には、エバポ濃度
を学習してつまりエバポ用学習値を決定して、このエバ
ポ用学習値でもってエンジンに供給する燃料量あるいは
吸気通路へ供給するエバポ量のいずれかを補正すること
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数の気筒群毎に個々
独立して空燃比のフィ−ドバック制御を行うものを前提
として、空燃比用学習値およびエバポ用学習値を決定し
て、空燃比用学習値でもって供給燃料量を補正すると共
に、エバポ用学習値でもって供給燃料量あるいは供給エ
バポ量を補正することが考えられる。この場合、エバポ
用学習値をいかに精度よく決定するかが問題となる。す
なわち、エバポガスは、通常各気筒群共通の共通吸気通
路に供給される関係上、各気筒群へのエバポガスの分配
割合というものは必ずしも均一にはならないので、高濃
度のエバポガスが一部の気筒群のみに多量に供給される
事態の発生ということが考えられ、この場合、当該一部
の気筒群において決定されるエバポ用学習値の精度が悪
いものとなってしまう。また、一部の気筒群へ高濃度の
エバポガスが多量に供給されているという事態は、他の
気筒群においてもやがて高濃度のエバポガスが多量に供
給されてしまう事態が発生してしまうという可能性が高
いものとなり、最終的には全ての気筒群におけるエバポ
用学習値の精度が悪いものとなってしまう。勿論、高濃
度のエバポガスが吸気通路に多量に供給されてしまうこ
とは、空燃比のフィ−ドバック制御そのものを精度よく
行う上でも問題となってくる。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、各気筒群毎に個々独立
して空燃比のフィ−ドバック制御を行うと共に、エバポ
ガスを各気筒群共通の共通吸気通路に供給するようにし
た場合に、エバポ用学習値の精度悪化を防止できるよう
にしたエンジンの空燃比制御装置を提供することにあ
る。
【0006】本発明の第2の目的は、各気筒群毎に個々
独立して空燃比のフィ−ドバック制御を行うと共に、エ
バポガスを各気筒群共通の共通吸気通路に供給するよう
にした場合に、各気筒群での空燃比制御がエバポガス供
給によって悪化されないようにしたエンジンの空燃比制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明にあっては次のような解決手法を採択し
てある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に
記載のように、多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞ
れ1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらか
じめ分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空
燃比センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比とな
るように該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフ
ィ−ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御
装置において、前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対
してエバポガスを供給するためのエバポガス供給手段
と、前記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路
に対するエバポガスの供給が行われている状態で、前記
空燃比センサの出力に基づいて得られる実際の空燃比と
前記所定燃比とのずれに基づいて、各気筒群毎にエバポ
ガス濃度の学習値を個々独立して決定するエバポ用学習
値決定手段と、前記各気筒群毎に、前記エバポ用学習値
決定手段で決定された該各気筒群に対応したエバポ用学
習値に基づいて、燃料供給量またはエバポガス供給量と
の少なく一方を補正する補正手段と、少なくとも1つの
気筒群においてエバポガスが高濃度であることが検出さ
れたとき、全ての気筒群でのエバポ用学習値の決定を禁
止する禁止手段と、を備えたものとしてある。上記解決
手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲にお
ける請求項2、請求項3および請求項6に記載のとおり
である。
【0008】前記第2の目的を達成するため、本発明に
あっては次のような解決手法を採択してある。すなわ
ち、特許請求の範囲における請求項4に記載のように、
してある。多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ1
または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじめ
分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃比
センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となるよ
うに該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ−
ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装置
において、前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対して
エバポガスを供給するためのエバポガス供給手段と、前
記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路に対す
るエバポガスの供給が行われている状態で、少なくとも
1つの気筒群においてエバポガス量が過多であることが
検出されたとき、前記共通吸気通路に対するエバポガス
の供給量を減量する減量手段と、を備えたものとしてあ
る。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請
求の範囲における請求項5、請求項6に記載のとおりで
ある。
【発明の効果】請求項1によれば、少なくとも一部の気
筒群について高濃度のエバポガスが検出されたときは、
全ての気筒群についてエバポ用学習値の決定を禁止する
ので、この一部の気筒群についてのエバポ用学習値の誤
学習が防止されるのみならず、他の気筒群についてもエ
バポ用学習値を誤学習してしまう事態が未然に防止され
て、誤学習されたエバポ用学習値に基づいて空燃比制御
が不適切に行われてしまう事態が防止される。請求項2
によれば、高濃度のエバポガスが検出されたときは、エ
バポガスの減量あるいは燃料供給量を、通常の補正に基
づく値よりも大きくして、高濃度のエバポガスに起因す
る空燃比制御の悪化が防止される。請求項3によれば、
エバポ用学習値の決定禁止から所定期間経過したときに
エバポ用学習値の決定を再開させて、エバポ用学習値を
決定する機会を十分確保する上で好ましいものとなる。
なお、エバポガス濃度は、共通吸気通路への供給開始か
ら時間の経過と共に減少されていくので、所定期間経過
したときはエバポガス濃度が十分低下した状態となっ
て、エバポ用学習値の決定を再開させても問題とはなら
ないものである。
【0009】請求項4によれば、エバポガス量の過多状
態が検出されたときは、共通吸気通路に供給されるエバ
ポガス量そのものを減量させて、空燃比のフィ−ドバッ
ク制御を常に良好に行うことができる。請求項5によれ
ば、エバポガス量が過多である状態を、空燃比のフィ−
ドバック制御に用いられるパラメ−タをそのまま有効に
利用して検出することができる。請求項6によれば、左
右2つのバンク毎にそれぞれ気筒群を構成して、複数の
気筒群の数を最小限の2つとしつつ、各気筒群毎の空燃
比フィ−ドバック制御を吸気系や排気系の取り回しの関
係をも考慮して行い易いものとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジン本体
で、左の(第1の)のバンク1Lと、右(第2の)バン
ク1RとをV型に配置したV型多気筒エンジン用となっ
ている。各バンク1L、1Rは、それぞれ直列に複数
(実施形態では3つ)の気筒を有している。吸気通路2
は、1本の共通吸気通路3と、共通吸気通路3の下流側
部分において互いに並列な2本の分岐吸気通路となる2
つのサ−ジタンク4L、4Rとを有する。共通吸気通路
3には、その上流側から下流側へ順次、エアクリーナ
5、エアフロ−メ−タ6、スロットル弁7が配設されて
いる。
【0011】左右バンク1L、1Rの各気筒に対して
は、上記サ−ジタンク4L、4Rから伸びる独立吸気通
路8L、8Rが接続されている。実施形態では、各気筒
は吸気2弁式つまり2つの吸気ポ−トを有するものとさ
れて、1つの気筒についてそれぞれ、一方の吸気ポ−ト
に対して左の独立吸気通路8Lが接続されると共に、他
方の吸気ポ−トに対して右の独立吸気通路8Rが接続さ
れている。つまり、1つの気筒について、両サ−ジタン
ク4L、4Rから吸気が供給されるようになっている。
ただし、高回転あるいは高負荷のように大きなエンジン
出力が要求される特定運転状態以外の運転状態では、各
気筒それぞれについて、一方の独立吸気通路が閉じられ
て、対応する一方のサ−ジタンクからのみ吸気が供給さ
れるようになっている(上記特定運転状態以外の運転状
態では、左バンク気筒に対しては左サ−ジタンク4Lか
らのみ吸気供給され、右バンク気筒には右サ−ジタンク
4Rからのみ吸気供給される)。なお、後述する空燃比
フィ−ドバック制御、空燃比用学習値決定の制御、およ
びエバポ用学習値決定の制御は、上述のように一方の独
立吸気通路からのみ吸気が供給される運転状態であるこ
とを前提に行われる。
【0012】左バンク4Lに独立排気通路10Lが接続
されると共に、右バンク4Rに独立排気通路10Rが接
続されて、各独立排気通路10Lと10Rは最終的に1
本の共通排気通路11に連なっている。左の独立排気通
路10Lには、排気ガス浄化触媒(三元触媒)12Lが
接続されると共に、この触媒12Lの上流側と下流側に
はそれぞれ空燃比センサとしての酸素センサ13L、1
4Lが接続されている。同様に、右の独立排気通路10
Rには、排気ガス浄化触媒(三元触媒)12Rが接続さ
れると共に、この触媒12Rの上流側と下流側にはそれ
ぞれ空燃比センサとしての酸素センサ13R、14Rが
接続されている。さらに、共通排気通路11には、排気
ガス浄化触媒(三元触媒)15が接続されると共に、こ
の触媒15の上流側と下流側にはそれぞれ空燃比センサ
としての酸素センサ16、17が接続されている。
【0013】酸素センサ13Lと14Lとの出力の相違
状態を比較することにより、触媒12Lの劣化が検出さ
れる。同様に、酸素センサ13Rと14Rとの出力の相
違状態を比較することにより触媒12Rの劣化が検出さ
れ、酸素センサ16と17との出力の相違状態を比較す
ることにより触媒15の劣化が検出される。空燃比のフ
ィ−ドバック制御に際しては、左バンク1L用としては
酸素センサ13Lが用いられ、右バンク1R用としては
酸素センサ13Rが用いられる。
【0014】気筒に対する吸気供給が、運転状態の変化
にかかわらず常時行われる独立吸気通路8R、8Lに
は、それぞれ燃料噴射弁20L、20Rが配設されてい
る。燃料噴射弁20L、20Rに対する燃料供給系統
は、次のように構成されている。すなわち、燃料タンク
21からポンプ22によって汲み上げられた燃料が、供
給配管23を介して一方のバンク用の燃料噴射弁20R
に供給された後、連通配管24を介して他方のバンク用
の燃料噴射弁20Lに供給された後、リタ−ン配管25
を介して燃料タンク21へ戻される。上記供給配管23
にはパルセーションダンパ26が接続され、リタ−ン配
管25には燃圧調整用のレギュレータ27が接続され
る。なお、供給配管23のうちポンプ22付近には、フ
ィルタ28、29が接続されている。
【0015】蒸発燃料つまりエバポガスのエンジンへの
供給系統が、次のように構成されている。まず、エバポ
ガスを一時的に貯溜するキャニスタ30が設けられ、こ
のキャニスタ30が、導入用配管31を介して燃料タン
ク21内に連なっている。また、キャニスタ30は、排
出用配管32を介して前記共通吸気通路3のうちスロッ
トル弁7下流側に接続され、この排出用配管32の共通
吸気通路3への開口部分が、エバポガス導入口として符
号32aで示される。
【0016】上記導入用配管31は、燃料タンク21側
において2本に分岐されて、一方の分岐配管31aが燃
料タンク21内の上部空間に開口されている。また、他
方の分岐配管31bが、燃料タンク21内の上部空間に
2本の分岐状態で開口されており、分岐配管31bの途
中には、機械式の開閉弁33が接続されている。この開
閉弁33は、燃料タンク21(の燃料供給口)に給油ノ
ズルが挿入されたときに閉弁されるものである。なお、
配管31の燃料タンク21内への合計3つの開口部分に
はそれぞれ、液体燃料の存在によって閉弁されるカット
弁34が接続されている。
【0017】前記排出用配管32にはパ−ジバルブ35
が接続されており、このパ−ジバルブ35は、電磁式と
されて、その開度が連続可変的に調整可能とされてい
る。また、キャニスタ30は、大気導入通路30aを有
するが、この大気導入通路30aには、フィルタ36、
電磁式の開閉弁(大気開放弁)37が接続されている。
パ−ジバルブ35が閉じられている状態で、燃料タンク
21からの蒸発燃料が、導入用配管31を介してキャニ
スタ30に一時的に貯溜される。所定運転状態のとき、
パ−ジバルブ35および大気開放弁37が開かれて、キ
ャニスタ30に貯溜されていた蒸発燃料が、排出用通路
32を介して共通吸気通路3へ供給されて、最終的に気
筒内で燃焼されることになる。
【0018】図2には、空燃比フィ−ドバック制御およ
びこれに関連して空燃比用学習値、エバポ用学習値を決
定するための制御系統をブロック図的に示すものであ
る。この図2において、Uはマイクロコンピュ−タを利
用して構成されたコントロ−ラであり、各種センサ13
L、13R、6、S1〜S4からの信号が入力される。
センサS1は、エンジン冷却水温を検出するものであ
る。センサS2は、エンジン回転数を検出するものであ
る。センサS3は、スロットル開度つまりエンジン負荷
を検出するものである。センサS4は、エンジン本体1
によって駆動されるエアコン等の外部負荷の作動状態を
検出するものである。
【0019】コントロ−ラUによる空燃比フィ−ドバッ
ク制御について、空燃比用学習値の決定、エバポ用学習
値の決定をも含めて説明する。まず、フィ−ドバック制
御は、エンジンの運転状態が所定運転状態のときに行わ
れる。
【0020】空燃比用学習値を決定するときの前提とな
る学習条件が、例えば次のa〜dの全ての条件を満たし
たときとして設定されている。 a エンジン冷却水温が70度C以上であること。 b 空燃比フィ−ドバック制御が実行される運転状態で
あること(酸素センサ13L、13Rが活性化している
こと、エンジン回転数とエンジン負荷とにより定まる所
定の所定のフィ−ドバックゾーンであること、水温が4
0度C以上であること)。 c 定常運転状態であること。 d 外部負荷がオフであること。
【0021】エバポ用学習値を決定するときの前提とな
る学習条件が、例えば次のイ〜ハの全ての条件を満たし
たときとして設定されている。 イ 上記空燃比用学習値の学習条件が満足されているこ
と、 ロ エバポガスを吸気通路へ導入するパージ中であるこ
と。 ハ エバポガス濃度が所定値以下であること(高濃度で
ないこと)。 なお、エバポガスのパージ実行条件は、空燃比フィ−ド
バック制御の実行条件と同じに設定されている。
【0022】空燃比用学習値は、エバポガスが吸気通路
2へ導入停止されているときの状態であることを前提と
して、空燃比のフィ−ドバック補正値に基づいて決定さ
れる。具体的には、フィ−ドバック補正値の増加と減少
との間での反転(酸素センサの出力反転)の回数が所定
回数(例えば4回)となった時点でのフィ−ドバック補
正値の平均値が空燃比用学習値とされ、この平均値を所
定回数(例えば3回)続けて演算したときに空燃比用学
習値についての1回の学習完了となる。
【0023】エバポ用学習値は、エバポガスが吸気通路
2へ導入されているときの状態であることを前提とし
て、空燃比のフィ−ドバック補正値に基づいて決定され
る。具体的には、フィ−ドバック補正値の増加と減少と
の間での反転回数が所定回数(例えば4回)となった時
点でのフィ−ドバック補正値の平均値を、パージ量で除
した値がエバポ用学習値とされ、このエバポ用学習値を
所定回数(例えば3回)続けて演算したときにエバポ用
学習値についての1回の学習完了となる。
【0024】上述空燃比用学習値の決定とエバポ用学習
値の決定とは、例えば交互に行われる。空燃比用学習値
の決定からエバポ用学習値の決定への移行(切換)は、
左右のバンク1L、1Rについてそれぞれ空燃比用学習
値の決定が完了してから行われる。同様に、エバポ用学
習値の決定から空燃比用学習値の決定への移行は、左右
のバンク1L、1Rについてそれぞれエバポ用学習値の
決定が完了してから行われる。
【0025】パ−ジを行うとき、最終目標パ−ジ量とな
るようにパ−ジバルブ35の開度が制御される。パ−ジ
バルブ35の開度を、一気に最終目標パ−ジ量に対応し
た開度としてもよいが、パ−ジの開始から徐々にパ−ジ
量を増加させて、最終目標パ−ジ量とするのが好まし
い。このパ−ジ量増加のタイミングは、酸素センサ13
L、13Rの出力がそれぞれ反転したとき、つまり左右
各バンクについてそれぞれフィ−ドバック補正値が増加
と減少との間で反転したときと同期して行うのが、実際
の空燃比が目標空燃比に対して一時的に大きく変動して
しまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
【0026】前述した各学習値は、燃料噴射補正用とし
て用いられる。すなわち、パ−ジ実行中であるときは、
空燃比用学習値の決定が中止される一方、エバポ用学習
値の決定が行われるが、この空燃比用学習値(パ−ジ実
行停止中に決定された空燃比用学習値)とエバポ用学習
値との両方を用いて、燃料噴射量(基本燃料噴射量)が
補正される。また、パ−ジ実行停止中は、空燃比用学習
値の決定が行われる一方、エバポ用学習値の決定が中止
されて、空燃比用学習値のみによって燃料噴射量が補正
される(エバポ用学習値は燃料噴射量補正用としては用
いられない)。なお、このような燃料噴射量の補正は、
コントロ−ラUによって行われる(コントロ−ラU中の
補正手段あるいは補正部の機能)。なお、エバポ用学習
値を、パ−ジ量補正と燃料噴射量補正との少なくとも一
方の補正に用いるようにすることもできる。
【0027】ここで、左右バンク1R、1Lの少なくと
も一方において、パ−ジバルブの濃度が所定以上の高濃
度であることが検出されたときは、両バンク1R、1L
についてそれぞれエバポ用学習値の決定が禁止される。
両バンク1R、1Lのそれぞれについて高濃度のエバポ
ガスが検出されなくなった時点から所定期間(所定時
間)経過した後は、エバポ用学習値の決定(の制御)が
再開される。図3は、上記高濃度のエバポガス検出によ
るエバポ用学習値の決定禁止と、エバポ用学習値の決定
再開とを示すタイムチャ−トである。この図3におい
て、TRは右バンク1Rについて高濃度のエバポガス検
出によって所定値K1に設定されるタイマであり、高濃
度を検出されなくなった時点からK2(<K1)づつカ
ウントダウンされる。同様に、TLは、左バンク用であ
り、TRと同様の機能を果たす。
【0028】以上のことを前提として、コントロ−ラU
による制御内容のうち、エバポ用学習値の決定禁止と決
定再開との部分に着目して、図4、図5のフロ−チャ−
トを参照しつつ説明するが、このフロ−チャ−トは、空
燃比のフィ−ドバック制御実行中であることを前提とし
たものとなっている。なお、以下の説明でQはステップ
を示す。まず、図4のQ1においてタイマTR、TLの
カウント値が0に初期化された後、Q2において、右バ
ンク1Rについて空燃比のフィ−ドバック制御が実行さ
れ、Q3において左バンク1Lについて空燃比のフィ−
ドバック制御が実行される。
【0029】Q4では、現在エバポガスを共通吸気通路
3に供給するパ−ジ実行中であるか否かが判別される。
このQ4の判別でNOのときは、エバポ用学習値の決定
とは無関係な制御領域であるので、そのまま終了され
る。Q4の判別でYESのときは、Q5において、タイ
マTR、TLのカウント値がそれぞれ、前回値から所定
分K2を差し引かれた値として更新される。Q6におい
ては、右バンク1Rにおいてエバポガスの濃度が所定以
上の高濃度であるか否かが判別される。このQ6の判別
でYESのときは、Q7において、タイマTRがK1に
セットされる。Q6の判別でNOのときあるいはQ7の
後は、Q8において、左バンク1Lについて、エバポガ
ス濃度が所定以上の高濃度であるか否かが判別される。
このQ8の判別でYESのときは、Q9において、タイ
マTLがK1にセットされる。
【0030】Q8の判別でNOのときあるいはQ9の後
は、図5のQ11において、タイマTRが0以下である
か否かが判別される。Q11の判別でYESのときは、
Q12において、タイマTLが0以下であるか否かが判
別される。このQ12の判別でYESのときは、左右バ
ンク1R、1Lについてそれぞれ高濃度のエバポガスが
検出されなかったとき、または高濃度のエバポガスが一
旦検出されてもその後両バンク1R、1Lのそれぞれに
ついて高濃度のエバポガスが検出されなくなってから所
定時間経過しているときである。このときは、Q13に
おいて右バンク1Rについてエバポ用学習値の決定が行
われ、Q14において左バンク1Lについてのエバポ用
学習値の決定が行われる。
【0031】Q14の後、Q15において、決定された
エバポ用学習値に基づいて、パ−ジ量が減量される。す
なわち、エバポ用学習値つまりエバポガス濃度が高いほ
ど、パ−ジバルブ35の開度が小さくされて、パ−ジ量
の減量度合いが大きくされる(パ−ジ量の減量に上限値
と下限値の制限を設けることもできる)。同様に、Q1
6において、エバポ用学習値に基づいて燃料噴射弁20
R、20Lからの燃料噴射量が減量される。すなわち、
エバポ用学習値つまりエバポガス濃度が高いほど、燃料
噴射量の減量度合いが大きくされる(減量に上限値と下
限値の制限を設けることもできる)。
【0032】前記Q11の判別でNOのとき、あるいは
Q12の判別でNOのときはそれぞれ、エバポ用学習値
の決定が禁止されるときであるが、このときはQ17に
おいてパ−ジ量が大きく減量されると共に、Q18にお
いて燃料噴射量が大きく減量される。Q17、Q18で
の減量の度合いは、Q15、Q16での減量度合いより
も大きいものとされる(見込み的な大幅減量)。
【0033】ここで、エバポガス濃度が高濃度であるか
否かは、例えば、直前までに得られたエバポ用学習値の
大きさに基づいて判定することができる。この他、後述
するように、空燃比フィ−ドバック補正値が、リーン側
にはりついているとき(フィ−ドバック補正値値がリー
ン側の制限値まで大きくなったとき)、あるいは酸素セ
ンサ13R、13Lの出力状態がリーン側にはりついた
ままとなったときに、エバポガス濃度が所定以上高濃度
であると判定することができる。
【0034】フィ−ドバック補正値を利用して、エバポ
ガス濃度が所定以上の高濃度になったことを検出する手
法が図6のタイムチャ−トに示される。この図6におい
て、左バンク1Lのフィ−ドバック補正値は、リーン側
への制限値(上限値)に達しない大きさであるが、右バ
ンク1Rのフィ−ドバック補正値が、リーン側へと徐々
に変化し(燃料噴射量を減量する方向への変化)、t1
時点でリーン側の制限値となり、t2時点以後徐々にリ
ッチ側へと変化して、t3時点でリーン側のはりつき状
態検出のためのヒステリシス領域を脱出する時点とな
る。図6の例では、パ−ジ量が、t1時点から徐々に減
量されていき、t3時点の後に減量されていた状態から
徐々に増量されていく場合を示してある。
【0035】図7は、図6に示すように、フィ−ドバッ
ク補正値がリーン側の制限値へはりついたときに、パ−
ジ量を減量する制御例を示すフロ−チャ−トである。こ
の図7を説明すると、まず、Q21において、右バンク
1Rについて空燃比フィ−ドバック制御が実行され、次
いでQ22において、左バンク1Lについて空燃比フィ
−ドバック制御が実行される。Q23においては、現在
パ−ジ実行中であるか否かが判別されるが、このQ23
の判別でNOのときは、そのまま終了される。
【0036】Q23の判別でYESのときは、Q24に
おいて、右バンク1Rについて、空燃比のフィ−ドバッ
ク補正値がリーン側にはついているか否かが判別され
る。このQ24の判別でNOのときは、Q25におい
て、左バンク1Lについて、空燃比のフィ−ドバック補
正値がリーン側にはりついているか否かが判別される。
このQ25の判別でNOのときは、そのままリーンされ
る。
【0037】Q24の判別でYESのとき、あるいはQ
25の判別でYESのときは、Q26において、パ−ジ
量が減量される(図6をも参照)。なお、Q26でのパ
−ジ量減量は、減量開始から徐々に行うことなく、一気
に所定分大きく減量したり(例えば現在のパ−ジバルブ
35の開度を一気に50%低減する等)、当初は大きく
減量して、その後徐々に減量していく等、減量の態様は
適宜採択し得るものである。もっとも、極力パ−ジ量を
十分確保するという観点からは、図6に示すように、パ
−ジ量を当初から少しずつ減量していくのが好ましい。
【0038】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。実施形態では学習完了条件を空燃比用学習値およ
びエバポ用学習値共に同じ所定回数だけ学習したときと
してあるが、学習完了条件としての学習回数は空燃比用
学習値とエバポ用学習値との間で相違させることもで
き、この場合、エバポ用学習値の学習回数を空燃比用学
習値の学習回数よりも大きくなるように設定するのが好
ましい。空燃比センサとしては、実際の空燃比を連続可
変式に検出する形式のものであってもよい。
【0039】Q24、Q25におけるフィ−ドバック補
正値のリーン側へのはりつきは、リーン側への制限値
(上限値)となったとき、あるいはこの制限値となった
状態が所定時間継続したときとすることができる。ま
た、亜フィ−ドバック補正値のリーン側へのはりつきの
代わりに、酸素センサの出力状態がリーン側であること
が所定時間継続したときとすることもできる。図4、図
5の制御例において、Q15、Q16のいずれか一方の
みの制御を行うようにしてもよい(高濃度のエバポガス
検出のとき、パ−ジ量減量と燃料噴射量減量とのいずれ
か一方のみを実行する)。
【0040】多気筒エンジンとしては、V型エンジンに
限らず、水平対向型エンジンや直列エンジンをも含むも
のである。水平対向型エンジンにおいては、左バンクで
第1気筒群を構成し、右バンクで第2気筒群を構成する
のが好ましい。また、直列エンジンでは、例えば気筒配
列方向一端部側の気筒で第1気筒群を構成すると共に他
端部側の気筒で第2気筒群を構成したり、奇数番気筒で
第1気筒群を構成すると共に偶数番気筒で第2気筒群を
構成する等すればよい。さらに、気筒群の数としては、
2つに限らず、3以上であってもよい。また、1つの気
筒群に含まれる気筒の数としては、2以上の複数に限ら
ず、1つのみでもよい。さらに又、ある気筒群に含まれ
る気筒数と、他の気筒群に含まれる気筒数とが相違して
いてもよい。
【0041】フロ−チャ−トに示す各ステップあるいは
ステップ群、さらにはセンサ等の各種部材は、その機能
の上位表現に手段の名称を付して表現することができ、
またフロ−チャ−トに示すステップあるいはステップ群
は、その機能を有するコントロ−ラUの内部に構成され
た制御部として把握することもできる。また、本発明の
目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあ
るいは利点として表現されたものを提供することをも暗
黙的に含むものである。さらに、本発明は、制御方法と
して表現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体系統図。
【図2】本発明の制御系統をブロック図的に示す図。
【図3】高濃度のエバポガス検出に応じた、エバポ用学
習値の決定の禁止と決定の再開とを説明するためのタイ
ムチャ−ト。
【図4】図3のような制御を行うためのフロ−チャ−
ト。
【図5】図3のような制御を行うためのフロ−チャ−
ト。
【図6】空燃比フィ−ドバック補正値がリーン側にはり
ついたときのパ−ジ量減量と減量からの復帰とを説明す
るためのタイムチャ−ト。
【図7】図7のような制御を行うためのフロ−チャ−
ト。
【符号の説明】
1:エンジン本体 2:吸気通路 3:共通吸気通路 1L:左バンク(第1気筒群構成用) 1R:右バンク(第2気筒群構成用) 4L:左バンク用サ−ジタンク 4R:右バンク用サ−ジタンク 13L:左バンク用酸素センサ 13R:右バンク用酸素センサ 20L:左バンク用燃料噴射弁 20R:右バンク用燃料噴射弁 21:燃料タンク 30:キャニスタ 35:パ−ジバルブ U:コントロ−ラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 43/00 301 F02D 43/00 301H 301M 45/00 301 45/00 301C 301L 340 340D F02M 25/08 301 F02M 25/08 301J (72)発明者 山岡 利志光 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G084 AA00 AA02 BA13 BA27 DA04 DA12 EB02 EB12 EB18 EB19 EB21 EC03 FA00 FA30 3G301 HA01 HA06 HA08 HA14 LB00 LB02 MA01 MA11 NA08 NB02 NB06 ND01 ND24 ND29 ND33 NE06 NE08 NE17 NE19 NE23 PA01Z PA11Z PA17Z PB09A PB09Z PD09A PD09Z PE01Z PE08Z PF13Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ
    1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじ
    め分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃
    比センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となる
    ように該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ
    −ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装
    置において、 前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対してエバポガス
    を供給するためのエバポガス供給手段と、 前記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路に対
    するエバポガスの供給が行われている状態で、前記空燃
    比センサの出力に基づいて得られる実際の空燃比と前記
    所定燃比とのずれに基づいて、各気筒群毎にエバポガス
    濃度の学習値を個々独立して決定するエバポ用学習値決
    定手段と、 前記各気筒群毎に、前記エバポ用学習値決定手段で決定
    された該各気筒群に対応したエバポ用学習値に基づい
    て、燃料供給量またはエバポガス供給量との少なく一方
    を補正する補正手段と、 少なくとも1つの気筒群においてエバポガスが高濃度で
    あることが検出されたとき、全ての気筒群でのエバポ用
    学習値の決定を禁止する禁止手段と、を備えていること
    を特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 少なくとも1つの気筒群においてエバポガスが高濃度で
    あることが検出されたとき、前記補正手段による補正量
    よりも大きく前記燃料供給量またはエバポガス量の少な
    くとも一方が見込み的に減量される、ことを特徴とする
    エンジンの空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記禁止手段によりエバポ用学習値の決定が禁止されて
    いる状態が所定期間経過したとき、該禁止手段の作動が
    停止されて該エバポ用学習値の決定が許容される、こと
    を特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  4. 【請求項4】多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ
    1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじ
    め分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃
    比センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となる
    ように該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ
    −ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装
    置において、 前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対してエバポガス
    を供給するためのエバポガス供給手段と、 前記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路に対
    するエバポガスの供給が行われている状態で、少なくと
    も1つの気筒群においてエバポガス量が過多であること
    が検出されたとき、前記共通吸気通路に対するエバポガ
    スの供給量を減量する減量手段と、を備えていることを
    特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 少なくとも1つの気筒群におけるフィ−ドバック補正値
    がリーン側にはりついたとき、または少なくとも1つの
    気筒群における酸素センサの出力状態がリーン側にはり
    ついたときに、エバポガス量が過多であるとされる、こ
    とを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おいて、 前記多気筒エンジンが、左右2つのバンクを有するV型
    エンジンまたは水平対向型エンジンとされ、 前記左側のバンクの気筒で第1気筒群が構成されると共
    に、前記右側バンクの気筒で第2気筒群が構成されてい
    る、ことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010024924A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Toyota Motor Corp 車載内燃機関の制御装置
KR100986577B1 (ko) 2004-12-21 2010-10-07 현대자동차주식회사 차량용 아이들 안정성 향상방법
CN102536485A (zh) * 2010-12-24 2012-07-04 川崎重工业株式会社 内燃机的空燃比控制装置及空燃比控制方法

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KR100986577B1 (ko) 2004-12-21 2010-10-07 현대자동차주식회사 차량용 아이들 안정성 향상방법
JP2010024924A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Toyota Motor Corp 車載内燃機関の制御装置
CN102536485A (zh) * 2010-12-24 2012-07-04 川崎重工业株式会社 内燃机的空燃比控制装置及空燃比控制方法

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