JP2000230445A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JP2000230445A
JP2000230445A JP11030186A JP3018699A JP2000230445A JP 2000230445 A JP2000230445 A JP 2000230445A JP 11030186 A JP11030186 A JP 11030186A JP 3018699 A JP3018699 A JP 3018699A JP 2000230445 A JP2000230445 A JP 2000230445A
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fuel ratio
air
learning value
engine
determination
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Hideki Oshita
秀樹 尾下
Hiroshi Ninomiya
洋 二宮
Toshimitsu Yamaoka
利志光 山岡
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Mazda Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の気筒群について個々独立して空燃比フィ
−ドバック制御を行い、各気筒群共通の共通吸気通路に
エバポガスを供給(パ−ジ)する場合に、空燃比用学習
値およびエバポ用学習値の決定を精度よく行う。 【解決手段】空燃比フィ−ドバック制御が、左バンク1
Lについては酸素センサ13Lを利用して行われ、右バ
ンク1Rについては酸素センサ1Rを利用して行われ
る。左右バンク共通の共通吸気通路3には、キャニスタ
30から、パ−ジバルブ35を介してエバポガスが供給
される。パ−ジバルブ35が閉じているとき、空燃比フ
ィ−ドバック補正値に基づいて、左右バンクについての
空燃比用学習値が個別に決定される。パ−ジバルブ35
が開いているとき、空燃比フィ−ドバック補正値に基づ
いて、左右バンクについてのエバポ用学習値が個別に決
定される。上記空燃比用とエバポ用の各学習値の決定は
交互に行われるが、一方の学習値決定が左右バンクの両
方について終了した後に、他方の学習値決定へと移行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの空燃比制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多気筒エンジンの中には、全気筒が、そ
れぞれ1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあ
らかじめ分類されていて、前記各気筒群毎に個々独立し
て設けた空燃比センサで検出される実際の空燃比が所定
空燃比(目標空燃比)となるように、該各気筒群に供給
する燃料量を個々独立してフィ−ドバック制御するよう
にしたものがある。また、空燃比センサで検出される実
際の空燃比と所定空燃比とのずれに基づいて空燃比用学
習値(学習補正値)を決定して、この空燃比用学習値で
もってエンジンに供給する燃料量を補正することも行わ
れている。特開平1−273849号公報には、左右2
つのバンクを有する多気筒エンジンにおいて、各バンク
毎に個々独立して空燃比のフィ−ドバック制御を行う場
合に、空燃比のフィ−ドバック制御の停止を左右バンク
同時に行うことが開示されている。
【0003】一方、燃料タンクから蒸発した蒸発燃料つ
まりエバポガスを、所定運転状態でエンジン吸気通路へ
供給する、つまりエンジンによって燃焼させてしまうこ
とも行われている。このエバポガスを吸気通路へ供給す
ることは、空燃比のずれを生じさせる原因となる。この
ため、特開平7−269399号公報には、エバポ濃度
を学習してつまりエバポ用学習値を決定して、このエバ
ポ用学習値でもってエンジンに供給する燃料量あるいは
吸気通路へ供給するエバポ量のいずれかを補正すること
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数の気筒群毎に個々
独立して空燃比のフィ−ドバック制御を行うものを前提
として、空燃比用学習値およびエバポ用学習値を決定し
て、空燃比用学習値でもって供給燃料量を補正すると共
に、エバポ用学習値でもって供給燃料量あるいは供給エ
バポ量を補正することが考えられる。この場合、空燃比
用学習値とエバポ用学習値とをいかに精度よく決定する
かが問題となる。とりわけ、エバポガスは、通常各気筒
群共通の共通吸気通路に供給される関係上、各気筒群へ
のエバポガスの分配割合というものは必ずしも均一には
ならないということ、および各気筒群の間での学習値決
定(決定完了時期)にはずれがあるということが問題と
なる。より具体的に説明すると、空燃比用学習値の決定
に際してはエバポガスが共通吸気通路に供給されていな
い状態で行われ、エバポ用学習値の決定に際してはエバ
ポガスを共通吸気通路に供給した状態で行われることに
なる。いま、空燃比用学習値を決定している状態におい
て、一部の気筒群について空燃比用学習値が決定された
ということで、エバポ用学習値決定のためにエバポガス
を供給開始すると、空燃比用学習値が決定されていない
残る気筒群の空燃比用学習値がエバポガスの影響を受け
てしまうことになる。逆に、一部の気筒群についてエバ
ポ用学習値が決定された状態でエバポガスの供給を停止
すると、残る気筒群におけるエバポ用学習値の決定がエ
バポガスを考慮しないものとなってしまう。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、各気筒群毎に個々独立して空
燃比のフィ−ドバック制御を行うと共に、エバポガスを
各気筒群共通の共通吸気通路に供給するようにした場合
に、空燃比用学習値とエバポ用学習値との決定をそれぞ
れ精度よく行えるようにしたエンジンの空燃比制御装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ1
または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじめ
分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃比
センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となるよ
うに該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ−
ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装置
において、前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対して
エバポガスを供給するためのエバポガス供給手段と、前
記共通吸気通路に対するエバポガスの供給が停止されて
いる状態で、前記空燃比センサの出力に基づいて得られ
る実際の空燃比と前記所定燃比とのずれに基づいて、各
気筒群毎に個々独立して空燃比の学習値を決定する空燃
比用学習値決定手段と、前記エバポガス供給手段によっ
て前記共通吸気通路に対するエバポガスの供給が行われ
ている状態で、前記空燃比センサの出力に基づいて得ら
れる実際の空燃比と前記所定燃比とのずれに基づいて、
各気筒群毎にエバポガス濃度の学習値を個々独立して決
定するエバポ用学習値決定手段と、を備え、前記前記空
燃比用学習値とエバポ用学習値とのうちいずれか一方の
学習値が全ての気筒群について決定された後に、他方の
学習値の決定が行われるようにされている、ようにして
ある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許
請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりであ
る。
【0007】
【発明の効果】請求項1によれば、空燃比用学習値とエ
バポ用学習値とのいずれか一方の学習値が、各気筒群毎
に個々独立して全て決定されてから、他方の学習値の決
定へと移行されるので、空燃比用学習値をエバポガスの
影響を受けることなく精度よく決定することができ、ま
たエバポ用学習値の決定を確実にエバポガスが供給され
ている状態でもって精度よく決定することができる。請
求項2によれば、空燃比用学習値とエバポ用学習値とを
決定する機会をそれぞれ十分に確保する上で好ましいも
のとなる。請求項3によれば、吸入空気量が少なくて空
燃比の変動の影響を受けやすいアイドル時において、空
燃比学習値およびエバポ学習値を常に交互に決定して、
両学習値に基づいて安定したアイドル運転を得る上で好
ましいものとなる。また、吸入空気量が多くて空燃比の
変動の影響が比較的小さいオフアイドル時には、当初は
アイドル時と同じように空燃比用学習値とエバポ用学習
値とを交互に決定してアイドル時と同様の効果を得つ
つ、短時間では大きな変化を生じない空燃比用学習値を
所定回数だけ決定した後は、空燃比変動に大きな影響を
与えるエバポ用学習値のみの決定を行って、オフアイド
ル時での空燃比変動、特にエバポガスの影響による空燃
比変動を極力小さくする上で好ましいものとなる。
【0008】請求項4によれば、学習を所定回数繰り返
し行うことにより、学習値をより精度よく決定する上で
好ましいものとなる。請求項5によれば、温度状態や運
転状態の変化等によって短時間の間にかなり大きく変動
する可能性のあるエバポ用学習値の決定機会を多く確保
して、エバポ用学習値を精度よく決定する上で好ましい
ものとなる。なお、空燃比用学習値は短時間の間には大
きく変動することがないので、この空燃比用学習値の決
定も精度よく行うことができる。請求項6によれば、エ
バポガスを徐々に増量することにより、急激な空燃比の
変動を防止する上で好ましいものとなる。また、空燃比
センサの出力が反転した時期は、実際の空燃比が所定空
燃比に収束した付近にあるので、このときにエバポガス
を増量することにより、実際の空燃比が一時的に極端に
リッチになってしまう事態を防止する上で好ましいもの
となる。請求項7によれば、左右2つのバンク毎にそれ
ぞれ気筒群を構成して、複数の気筒群の数を最小限の2
つとしつつ、各気筒群毎の空燃比フィ−ドバック制御を
吸気系や排気系の取り回しの関係をも考慮して行い易い
ものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジン本体
で、左の(第1の)のバンク1Lと、右(第2の)バン
ク1RとをV型に配置したV型多気筒エンジン用となっ
ている。各バンク1L、1Rは、それぞれ直列に複数
(実施形態では3つ)の気筒を有している。吸気通路2
は、1本の共通吸気通路3と、共通吸気通路3の下流側
部分において互いに並列な2本の分岐吸気通路となる2
つのサ−ジタンク4L、4Rとを有する。共通吸気通路
3には、その上流側から下流側へ順次、エアクリーナ
5、エアフロ−メ−タ6、スロットル弁7が配設されて
いる。
【0010】左右バンク1L、1Rの各気筒に対して
は、上記サ−ジタンク4L、4Rから伸びる独立吸気通
路8L、8Rが接続されている。実施形態では、各気筒
は吸気2弁式つまり2つの吸気ポ−トを有するものとさ
れて、1つの気筒についてそれぞれ、一方の吸気ポ−ト
に対して左の独立吸気通路8Lが接続されると共に、他
方の吸気ポ−トに対して右の独立吸気通路8Rが接続さ
れている。つまり、1つの気筒について、両サ−ジタン
ク4L、4Rから吸気が供給されるようになっている。
ただし、高回転あるいは高負荷のように大きなエンジン
出力が要求される特定運転状態以外の運転状態では、各
気筒それぞれについて、一方の独立吸気通路が閉じられ
て、対応する一方のサ−ジタンクからのみ吸気が供給さ
れるようになっている(上記特定運転状態以外の運転状
態では、左バンク気筒に対しては左サ−ジタンク4Lか
らのみ吸気供給され、右バンク気筒には右サ−ジタンク
4Rからのみ吸気供給される)。なお、後述する空燃比
フィ−ドバック制御、空燃比用学習値決定の制御、およ
びエバポ用学習値決定の制御は、上述のように一方の独
立吸気通路からのみ吸気が供給される運転状態であるこ
とを前提に行われる。
【0011】左バンク4Lに独立排気通路10Lが接続
されると共に、右バンク4Rに独立排気通路10Rが接
続されて、各独立排気通路10Lと10Rは最終的に1
本の共通排気通路11に連なっている。左の独立排気通
路10Lには、排気ガス浄化触媒(三元触媒)12Lが
接続されると共に、この触媒12Lの上流側と下流側に
はそれぞれ空燃比センサとしての酸素センサ13L、1
4Lが接続されている。同様に、右の独立排気通路10
Rには、排気ガス浄化触媒(三元触媒)12Rが接続さ
れると共に、この触媒12Rの上流側と下流側にはそれ
ぞれ空燃比センサとしての酸素センサ13R、14Rが
接続されている。さらに、共通排気通路11には、排気
ガス浄化触媒(三元触媒)15が接続されると共に、こ
の触媒15の上流側と下流側にはそれぞれ空燃比センサ
としての酸素センサ16、17が接続されている。
【0012】酸素センサ13Lと14Lとの出力の相違
状態を比較することにより、触媒12Lの劣化が検出さ
れる。同様に、酸素センサ13Rと14Rとの出力の相
違状態を比較することにより触媒12Rの劣化が検出さ
れ、酸素センサ16と17との出力の相違状態を比較す
ることにより触媒15の劣化が検出される。空燃比のフ
ィ−ドバック制御に際しては、左バンク1L用としては
酸素センサ13Lが用いられ、右バンク1R用としては
酸素センサ13Rが用いられる。
【0013】気筒に対する吸気供給が、運転状態の変化
にかかわらず常時行われる独立吸気通路8R、8Lに
は、それぞれ燃料噴射弁20L、20Rが配設されてい
る。燃料噴射弁20L、20Rに対する燃料供給系統
は、次のように構成されている。すなわち、燃料タンク
21からポンプ22によって汲み上げられた燃料が、供
給配管23を介して一方のバンク用の燃料噴射弁20R
に供給された後、連通配管24を介して他方のバンク用
の燃料噴射弁20Lに供給された後、リタ−ン配管25
を介して燃料タンク21へ戻される。上記供給配管23
にはパルセーションダンパ26が接続され、リタ−ン配
管25には燃圧調整用のレギュレータ27が接続され
る。なお、供給配管23のうちポンプ22付近には、フ
ィルタ28、29が接続されている。
【0014】蒸発燃料つまりエバポガスのエンジンへの
供給系統が、次のように構成されている。まず、エバポ
ガスを一時的に貯溜するキャニスタ30が設けられ、こ
のキャニスタ30が、導入用配管31を介して燃料タン
ク21内に連なっている。また、キャニスタ30は、排
出用配管32を介して前記共通吸気通路3のうちスロッ
トル弁7下流側に接続され、この排出用配管32の共通
吸気通路3への開口部分が、エバポガス導入口として符
号32aで示される。
【0015】上記導入用配管31は、燃料タンク21側
において2本に分岐されて、一方の分岐配管31aが燃
料タンク21内の上部空間に開口されている。また、他
方の分岐配管31bが、燃料タンク21内の上部空間に
2本の分岐状態で開口されており、分岐配管31bの途
中には、機械式の開閉弁33が接続されている。この開
閉弁33は、燃料タンク21(の燃料供給口)に給油ノ
ズルが挿入されたときに閉弁されるものである。なお、
配管31の燃料タンク21内への合計3つの開口部分に
はそれぞれ、液体燃料の存在によって閉弁されるカット
弁34が接続されている。
【0016】前記排出用配管32にはパ−ジバルブ35
が接続されており、このパ−ジバルブ35は、電磁式と
されて、その開度が連続可変的に調整可能とされてい
る。また、キャニスタ30は、大気導入通路30aを有
するが、この大気導入通路30aには、フィルタ36、
電磁式の開閉弁(大気開放弁)37が接続されている。
パ−ジバルブ35が閉じられている状態で、燃料タンク
21からの蒸発燃料が、導入用配管31を介してキャニ
スタ30に一時的に貯溜される。所定運転状態のとき、
パ−ジバルブ35および大気開放弁37が開かれて、キ
ャニスタ30に貯溜されていた蒸発燃料が、排出用通路
32を介して共通吸気通路3へ供給されて、最終的に気
筒内で燃焼されることになる。
【0017】図2には、空燃比フィ−ドバック制御およ
びこれに関連して空燃比用学習値、エバポ用学習値を決
定するための制御系統をブロック図的に示すものであ
る。この図2において、Uはマイクロコンピュ−タを利
用して構成されたコントロ−ラであり、各種センサ13
L、13R、6、S1〜S4からの信号が入力される。
センサS1は、エンジン冷却水温を検出するものであ
る。センサS2は、エンジン回転数を検出するものであ
る。センサS3は、スロットル開度つまりエンジン負荷
を検出するものである。センサS4は、エンジン本体1
によって駆動されるエアコン等の外部負荷の作動状態を
検出するものである。
【0018】コントロ−ラUによる空燃比フィ−ドバッ
ク制御について、空燃比用学習値の決定、エバポ用学習
値の決定をも含めて説明する。まず、フィ−ドバック制
御は、エンジンの運転状態が所定運転状態のときに行わ
れる。
【0019】空燃比用学習値を決定するときの前提とな
る学習条件が、例えば次のa〜dの全ての条件を満たし
たときとして設定されている。 a エンジン冷却水温が70度C以上であること。 b 空燃比フィ−ドバック制御が実行される運転状態で
あること(酸素センサ13L、13Rが活性化している
こと、エンジン回転数とエンジン負荷とにより定まる所
定の所定のフィ−ドバックゾーンであること、水温が4
0度C以上であること)。 c 定常運転状態であること。 d 外部負荷がオフであること。
【0020】エバポ用学習値を決定するときの前提とな
る学習条件が、例えば次のイ〜ハの全ての条件を満たし
たときとして設定されている。 イ 上記空燃比用学習値の学習条件が満足されているこ
と、 ロ エバポガスを吸気通路へ導入するパージ中であるこ
と。 ハ エバポガス濃度が所定値以下であること(高濃度で
ないこと)。 なお、エバポガスのパージ実行条件は、空燃比フィ−ド
バック制御の実行条件と同じに設定されている。
【0021】空燃比用学習値は、エバポガスが吸気通路
2へ導入停止されているときの状態であることを前提と
して、空燃比のフィ−ドバック補正値に基づいて決定さ
れる。具体的には、フィ−ドバック補正値の増加と減少
との間での反転回数が所定回数(例えば4回)となった
時点でのフィ−ドバック補正値の平均値が空燃比用学習
値とされ、この平均値を所定回数(例えば3回)続けて
演算したときに空燃比用学習値についての1回の学習完
了となる。
【0022】エバポ用学習値は、エバポガスが吸気通路
2へ導入されているときの状態であることを前提とし
て、空燃比のフィ−ドバック補正値に基づいて決定され
る。具体的には、フィ−ドバック補正値の増加と減少と
の間での反転回数が所定回数(例えば4回)となった時
点でのフィ−ドバック補正値の平均値を、パージ量で除
した値がエバポ用学習値とされ、このエバポ用学習値を
所定回数(例えば3回)続けて演算したときにエバポ用
学習値についての1回の学習完了となる。
【0023】上述空燃比用学習値の決定とエバポ用学習
値の決定とは、交互に行われる。空燃比用学習値の決定
からエバポ用学習値の決定への移行(切換)は、左右の
バンク1L、1Rについてそれぞれ空燃比用学習値の決
定が完了してから行われる。同様に、エバポ用学習値の
決定から空燃比用学習値の決定への移行は、左右のバン
ク1L、1Rについてそれぞれエバポ用学習値の決定が
完了してから行われる。図3は、空燃比用学習値の決定
からエバポ用学習値の決定へと切換えるときの状態がフ
ロ−チャ−トとして示される。この図3中、CFBRは
右バンク用フィ−ドバック補正値、CFBLは左バンク
用フィ−ドバック補正値である。また、nrは右バンク
用のフィ−ドバック補正値の反転回数のカウント値であ
り、nlは左バンク用のフィ−ドバック補正値の反転回
数のカウント値である。さらに、NRは右バンク用の空
燃比学習決定回数であり、NLは左バンク用の空燃比用
学習値決定回数である。上記NRとNLとが共に所定回
数以上(図3では3回)となったときに、エバポ用学習
値の決定の制御に移行される。
【0024】パ−ジを行うとき、最終目標パ−ジ量とな
るようにパ−ジバルブ35の開度が制御されるが、パ−
ジの開始から徐々にパ−ジ量が増加されて、最終目標パ
−ジ量とされる。このパ−ジ量増加のタイミングは、酸
素センサ13L、13Rの出力がそれぞれ反転したと
き、つまり左右各バンクについてそれぞれフィ−ドバッ
ク補正値が増加と減少との間で反転したときと同期して
行われる。図4は、パ−ジ量を徐々に増加するときの様
子を示すタイムチャ−トであり、図中P1は最終目標パ
−ジ量、P2は今回の目標パ−ジ量、αは1回あたりの
増量分を示す。
【0025】以上のことを前提として、コントロ−ラU
による制御内容を、図5〜図8のフロ−チャ−トを参照
しつつ説明するが、以下の説明でQはステップを示す。
メイン制御となる図5において、空燃比のフィ−ドバッ
ク制御が実行されていることを前提として制御開始され
るが、当初はパ−ジバルブ35が閉じられたエバポガス
供給停止の状態から開始される。まず、Q1において各
種データの初期化が行われるが、nr、nlは前述した
ようにフィ−ドバック補正値が増加と減少との間で反転
した回数(酸素センサ13L、13Rの出力反転回数)
であり、NR、NLは学習値決定の回数である(空燃比
用学習値とエバポ用学習値の学習値決定回数が実施形態
では同じとしてあるため、NR、NLは両学習値決定の
ための学習完了確認用として共通して用いられる)。
【0026】Q2において、前述した空燃比用学習値の
学習条件が満足しているか否かが判別され、この学習条
件が満足されていないときはそのまま終了される。Q2
の判別でYESのときは、Q3において、右バンク用学
習回数NRが所定値K(実施形態では4)よりも小さい
か否かが判別され、当初はこの判別でYESとなって、
Q4において、後述する右バンクについての学習用の制
御が行われる(パ−ジ停止つまりエバポガス供給停止状
態なので、後述するように空燃比用学習値を決定する制
御となる)。Q3の判別でNOのとき、あるいはQ4の
後はそれぞれ、Q5において、左バンク用の学習回数N
Lが所定値Kよりも小さいか否かが判別される。当初は
このQ5の判別でYESとなって、後述する左バンクに
ついての学習用の制御が行われる(パ−ジ停止つまりエ
バポガス供給停止状態なので、後述するように空燃比用
学習値を決定する制御となる)。
【0027】Q5の判別でNOのとき、あるいはQ6の
後はそれぞれ、Q7において、NRNLが共に所定値K
以上であるか否かが判別される。当初はQ7の判別でN
Oとなって、Q3〜Q6のステップが繰り返されて、Q
4、Q6での空燃比用学習値の決定回数が増加されるこ
とによりやがてQ7の判別でYESとなる。このとき
は、エバポ用学習値の決定が所定回数実行されて空燃比
用学習値の学習完了となったときで、このときはQ8に
おいて、学習値決定回数NR、NLが共に0にリセット
された後、Q9において、後述するパ−ジ実行制御が行
われる。
【0028】Q9の後、Q10において、前述したエバ
ポ用学習値の学習条件が成立しているか否かが判別さ
れ、このQ10の判別でNOのときは、そのまま終了さ
れる。Q10の判別でYESのときは、図6のQ11に
移行して、エバポガス供給が行われている状態での学習
値決定、つまりエバポ用学習値の決定の制御が開始され
る。すなわち、Q11〜Q15の制御が行われるが、こ
れは図5のQ3〜Q7に対応しているので、その重複し
た説明は省略する。
【0029】Q15の判別でYESのとき、つまりエバ
ポ用学習値が所定回数決定された学習完了のときは、Q
16においてNR、NLが0にリセットされ、Q17に
おいてパ−ジバルブ35が全閉とされた後、Q2へ戻
る。
【0030】次に、図8を参照しつつ、前述したQ4、
Q6、Q12、Q14での学習制御の詳細について説明
するが、左右バンク共に同じ制御内容なので、左バンク
用学習制御の内容を図8を参照しつつ説明して、右バン
ク用の学習制御の内容については説明を省略する。ま
ず、酸素センサ13Lの出力に基づいて、空燃比のフィ
−ドバック補正値CFBLが決定される。次いで、Q4
2において、フィ−ドバック補正値CFBLが増加と減
少との間で反転したか否かが判別される。このQ42の
判別でNOのときはそのままリタ−ンされ、Q42の判
別でYESのときは、Q43において、補正加算値SC
FBLが、前回の補正加算値SCFBLに今回のフィ−
ドバック補正値CFBLを加算することにより更新され
る。
【0031】Q43の後、Q44において、反転回数n
lがカウントアップされた後、Q45において、nlが
所定値(実施形態では5)よりも小さいか否かが判別さ
れる。当初はQ45の判別でYESとなって、そのまま
リタ−ンされる。やがて、Q45の判別でYESとなる
と、Q46において、補正加算値SCFBLを反転回数
nl(実施形態では4)で除して、フィ−ドバック補正
値CFBLの平均値が演算される。
【0032】Q46の後、Q47において、現在パ−ジ
が実行されているか否か、つまり現在エバポガスが共通
吸気通路3に供給されている状態であるか否かが判別さ
れる。Q4、Q6の制御に対応したときは、パ−ジ停止
のときなので、Q47の判別でNOとなり、このときは
Q47において、Q46で演算されたフィ−ドバック補
正値CFBLの平均値が、空燃比用学習値として決定さ
れる。また、Q12、Q14のときは、Q47の判別で
YESとなり、このときはQ49において、フィ−ドバ
ック補正値の平均値CFBLをパ−ジ量(パ−ジバルブ
35を通過したエバポガス量)で除することにより、エ
バポ用学習値が決定される。なお、パ−ジ量は、例えば
パ−ジバルブ35の開度とエンジン運転状態(例えば吸
気圧等)をパラメ−タとして演算(推定)される。
【0033】Q48あるいはQ49の後はそれぞれ、Q
50に移行して、フィ−ドバック補正値の加算値SCF
BLが0にリセットされ、Q51において学習値決定回
数NLがカウントアップされた後、リタ−ンされる。
【0034】図5におけるQ9の詳細について、図7を
参照しつつ説明する。まず、Q21において今回の目標
パ−ジ量P2が0に初期化される。次いで、Q22にお
いて、前述したパ−ジの実行条件が満足されているいる
か否かが判別される。このQ22の判別でNOのときは
そのままリタ−ンされる。Q22の判別でYESのとき
は、Q23において、エンジン回転数およびエンジン負
荷をパラメ−タとして、最終目標パ−ジ量P1が決定さ
れる。
【0035】Q23の後、Q24において、右バンク用
フィ−ドバック補正値CFBRが演算され、次いでQ2
5において、左バンク用フィ−ドバック補正値CFBL
が演算される。Q26では、右バンク用のCFBRが増
加と減少との間で反転したか否かが判別される。このQ
26の判別でYESのときは、フラグXRが1にセット
された後、Q28において、左バンク用のCFBLが増
加と減少との間で反転したか否かが判別される。Q28
の判別でYESのときは、Q29において、フラグXL
が1にセットされる。
【0036】Q29の後、Q26の判別でNOのとき、
あるいはQ28の判別でNOのときはそれぞれ、Q30
において、フラグXR、XLがそれぞれ1であるか否か
が判別される。このQ30の判別でYESのときは、Q
31において、現在の目標パ−ジ量P2が、最終目標パ
−ジ量P1よりも小さいか否かが判別される。当初はこ
のQ31の判別でYESとなり、このときはQ32にお
いて、現在の目標パ−ジ量P2を所定の増加分αだけ増
大された後、Q33において、フラグXR、XLが0に
リセットされる。この後、Q34において、目標パ−ジ
量P2となるように、パ−ジバルブ35(の開度)が制
御される。なお、パ−ジバルブ35が開かれたときは、
大気開放弁37も開かれる。Q30の判別でNOのと
き、あるいはQ31の判別でNOのときはそれぞれ、Q
32、Q33を経ることなくQ34に移行される。
【0037】前述した各学習値は、燃料噴射補正用とし
て用いられる。すなわち、パ−ジ実行中であるときは、
空燃比用学習値の決定が中止される一方、エバポ用学習
値の決定が行われるが、この空燃比用学習値(パ−ジ実
行停止中に決定された空燃比用学習値)とエバポ用学習
値との両方を用いて、燃料噴射量(基本燃料噴射量)が
補正される。また、パ−ジ実行停止中は、空燃比用学習
値の決定が行われる一方、エバポ用学習値の決定が中止
されて、空燃比用学習値のみによって燃料噴射量が補正
される(エバポ用学習値は燃料噴射量補正用としては用
いられない)。なお、このような燃料噴射量の補正は、
コントロ−ラUによって行われる(コントロ−ラU中の
補正手段あるいは補正部の機能)。なお、エバポ用学習
値を、パ−ジ量補正と燃料噴射量補正との少なくとも一
方の補正に用いるようにすることもできる。
【0038】ここで、空燃比用学習値とエバポ用学習値
との決定手法を、アイドル時と、オフアイドル時とで相
違させるようにすることもできる。すなわち、アイドル
時では、空燃比用学習値とエバポ用学習値との決定を前
述した実施形態で示すように常に交互に行うこととす
る。一方、オフアイドル時には、当初は、アイドル時と
同様に、空燃比用学習値とエバポ用学習値とを交互に決
定し、空燃比用学習値について所定回数だけ学習が行わ
れた後は、エバポ用学習値のみを学習するように設定す
ることができる。勿論、このときも、左右バンクについ
てそれぞれ空燃比用学習値を決定した後に、エバポ用学
習値の決定に移行するようにされる(左右バンクについ
てそれぞれエバポ用学習値を決定した後に、空燃比用学
習値の決定に移行される)。
【0039】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。実施形態では学習完了条件を空燃比用学習値およ
びエバポ用学習値共に同じ所定回数だけ学習したときと
してあるが、学習完了条件としての学習回数は空燃比用
学習値とエバポ用学習値との間で相違させることもで
き、この場合、エバポ用学習値の学習回数を空燃比用学
習値の学習回数よりも大きくなるように設定するのが好
ましい。空燃比センサとしては、実際の空燃比を連続可
変式に検出する形式のものであってもよい。
【0040】多気筒エンジンとしては、V型エンジンに
限らず、水平対向型エンジンや直列エンジンをも含むも
のである。水平対向型エンジンにおいては、左バンクで
第1気筒群を構成し、右バンクで第2気筒群を構成する
のが好ましい。また、直列エンジンでは、例えば気筒配
列方向一端部側の気筒で第1気筒群を構成すると共に他
端部側の気筒で第2気筒群を構成したり、奇数番気筒で
第1気筒群を構成すると共に偶数番気筒で第2気筒群を
構成する等すればよい。さらに、気筒群の数としては、
2つに限らず、3以上であってもよい。また、1つの気
筒群に含まれる気筒の数としては、2以上の複数に限ら
ず、1つのみでもよい。さらに又、ある気筒群に含まれ
る気筒数と、他の気筒群に含まれる気筒数とが相違して
いてもよい。
【0041】フロ−チャ−トに示す各ステップあるいは
ステップ群、さらにはセンサ等の各種部材は、その機能
の上位表現に手段の名称を付して表現することができ、
またフロ−チャ−トに示すステップあるいはステップ群
は、その機能を有するコントロ−ラUの内部に構成され
た制御部として把握することもできる。また、本発明の
目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあ
るいは利点として表現されたものを提供することをも暗
黙的に含むものである。さらに、本発明は、制御方法と
して表現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体系統図。
【図2】本発明の制御系統をブロック図的に示す図。
【図3】空燃比用学習値決定の制御からエバポ用学習値
決定への移行を示すタイムチャ−ト。
【図4】パ−ジ量を徐々に増加させる制御例を示すタイ
ムチャ−ト。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図6】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図7】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図8】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:エンジン本体 2:吸気通路 3:共通吸気通路 1L:左バンク(第1気筒群構成用) 1R:右バンク(第2気筒群構成用) 4L:左バンク用サ−ジタンク 4R:右バンク用サ−ジタンク 13L:左バンク用酸素センサ 13R:右バンク用酸素センサ 20L:左バンク用燃料噴射弁 20R:右バンク用燃料噴射弁 21:燃料タンク 30:キャニスタ 35:パ−ジバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 利志光 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G301 HA08 HA14 JA00 KA07 LB00 MA01 ND22 ND23 ND25 PB09A PB09Z PD03A PD03Z PE08Z PF11Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒エンジンにおける全気筒がそれぞれ
    1または2以上の気筒からなる複数の気筒群にあらかじ
    め分類されて、該各気筒群毎に個々独立して設けた空燃
    比センサで検出される実際の空燃比が所定空燃比となる
    ように該各気筒群に供給する燃料量を個々独立してフィ
    −ドバック制御するようにしたエンジンの空燃比制御装
    置において、 前記各気筒群に共通の共通吸気通路に対してエバポガス
    を供給するためのエバポガス供給手段と、 前記共通吸気通路に対するエバポガスの供給が停止され
    ている状態で、前記空燃比センサの出力に基づいて得ら
    れる実際の空燃比と前記所定燃比とのずれに基づいて、
    各気筒群毎に個々独立して空燃比の学習値を決定する空
    燃比用学習値決定手段と、 前記エバポガス供給手段によって前記共通吸気通路に対
    するエバポガスの供給が行われている状態で、前記空燃
    比センサの出力に基づいて得られる実際の空燃比と前記
    所定燃比とのずれに基づいて、各気筒群毎にエバポガス
    濃度の学習値を個々独立して決定するエバポ用学習値決
    定手段と、を備え、前記前記空燃比用学習値とエバポ用
    学習値とのうちいずれか一方の学習値が全ての気筒群に
    ついて決定された後に、他方の学習値の決定が行われる
    ようにされている、ことを特徴とするエンジンの空燃比
    制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記空燃比用学習値の決定とエバポ用学習値の決定とが
    交互に行われるように設定されている、ことを特徴とす
    るエンジンの空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 エンジンのアイドル時には、前記空燃比用学習値の決定
    とエバポ用学習値の決定とが常に交互に行われるように
    設定され、 エンジンのオフアイドル時には、当初は前記空燃比用学
    習値の決定とエバポ用学習値の決定とが交互に行われる
    と共に、該空燃比用学習値の決定が所定回数行われた後
    は、エバポ用学習値のみが決定されるように設定されて
    いる、ことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記空燃比用学習値が前記各気筒群についてそれぞれ第
    1所定回数だけ決定されたときに、前記エバポ用学習値
    の決定に移行するように設定され、 前記エバポ用学習値が前記各気筒群についてそれぞれ第
    2所定回数だけ決定されたときに、前記空燃比用学習値
    の決定に移行するように設定されている、ことを特徴と
    するエンジンの空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記第1所定回数よりも前記第2所定回数の方が大きい
    回数として設定されている、ことを特徴とするエンジン
    の空燃比制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記所定空燃比が理論空燃比とされ、 前記空燃比センサが、理論空燃比を境として出力がO
    N、オフ的に変化されるものとされ、 エバポガスの前記共通吸気通路に対する供給が、徐々に
    増量されていくように設定され、 前記エバポガスの増量が、前記空燃比センサの出力反転
    に同期して行われるように設定されている、ことを特徴
    とするエンジンの空燃比制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    おいて、 前記多気筒エンジンが、左右2つのバンクを有するV型
    エンジンまたは水平対向型エンジンとされ、 前記左側のバンクの気筒で第1気筒群が構成されると共
    に、前記右側バンクの気筒で第2気筒群が構成されてい
    る、ことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069032A2 (en) * 2005-12-14 2007-06-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine and method of controlling the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069032A2 (en) * 2005-12-14 2007-06-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine and method of controlling the same
WO2007069032A3 (en) * 2005-12-14 2007-09-13 Toyota Motor Co Ltd Internal combustion engine and method of controlling the same
US8220250B2 (en) 2005-12-14 2012-07-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine and method of controlling the same

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