JP2000229411A - 精密なサイズと位置とを備えるオリフィスを有するノズル板を形成するためのマンドレルとマンドレルを作成する方法 - Google Patents

精密なサイズと位置とを備えるオリフィスを有するノズル板を形成するためのマンドレルとマンドレルを作成する方法

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JP2000229411A
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photoresist
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ジェフリー・アイ・ハーシュ
Xin Wen
シン・ウェン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精密ノズル板形成マンドレルと該マンドレル
作成方法を示す。 【解決手段】 基板にオーバコートされた金属薄膜はフ
ォトレジスト材料で覆われ、フォトレジストの一部が環
状光透過領域をもつフォトマスクの貫通光に露光され
る。フォトレジストは、露光後のフォトレジストを溶解
する現像液に晒され、薄膜の選択部分が除去される。続
いてエッチング液が薄膜に浸り環状開口部を形成しこの
開口部は夫々の中央に直径の正確な円を画定する。新フ
ォトレジスト層が薄膜に塗布され、新フォトレジスト層
の一部が第2のフォトマスクの貫通光に露光される。そ
して、新フォトレジスト材料を溶解してフォトレジスト
直下にある薄膜部分と選択基板領域とを現出する現像液
に新フォトレジスト材料は晒される。第2のエッチング
液は基板の中に広がる環状凹部を作る。カラムは凹部中
央にある。これでノズル板マンドレルが作られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略、プリントヘ
ッドノズル板と方法に関するものであり、特に、精密な
サイズと位置とを備えるオリフィスを有するインクジェ
ットノズル板を形成するためのマンドレルと、該マンド
レルを作成する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】インクジェットプリンタは、像に合わせ
てインク滴を受像体に噴出することにより、受像体上に
像を形成する。白紙上に印刷するというプリンタの能力
に加えて、インパクトが無く、低雑音、低エネルギ使
用、及び低コスト運転であるという利点は、市場におい
てインクジェットプリンタが幅広く受容されている大き
な所以である。
【0003】“ドロップオンディマンド”インクジェッ
トプリンタの場合、圧電材料により形成されるプリント
ヘッドは、複数のインクチャネルを含んでおり、各々の
チャネルは中にインクを含む。これらのチャネルの各々
は、一対の対向して配置される側壁により画定される。
さらに、これらのチャネルの各々は、チャネル開口部に
て終端となる。該開口部は、対向して配置される受像体
上へのインク滴に係る吐出口である。圧電材料は、選択
した一対の側壁に印加する電場が側壁にて力学的ストレ
スを生成するような、圧電特性を有する。このように、
力学的ストレスが印加電場により生成されると、側壁対
は内方向に変形する。チャネルを画定する側壁対が内方
向に変形すると、インク滴がチャネルから吐出される。
そのような圧電性質を備える、自然界に存在する材料の
うちに、石英と電気石がある。最も頻繁に生成される圧
電セラミックは、鉛ジルコネイトチタネイト(PZ
T)、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、及びメタニオブ
酸塩である。しかしながら、インク滴が所定の速度と体
積を備え受像体の所定の位置に着するように、チャネル
開口部から吐出するインク滴は所定の軌道を通るのが、
好ましい。
【0004】従って、インク滴が所与の体積と軌道とを
得るようにして、ノズル板をプリントヘッドに装着しノ
ズル板を受像体に対向させるのが通常である。ノズル板
は、チャネル開口部の夫々と貫通して一直線上に並ぶノ
ズルオリフィスを有する。オリフィスの目的は、所定の
体積と速度を備えるインク滴を生成することである。オ
リフィスの別の目的は、各々のインク滴を、ノズル板、
従って受像体面に垂直(すなわち直角)な軌道に仕向け
るためである。ノズルオリフィスの直径が好適な直径か
ら外れていると、インク滴の軌道、体積及び速度が、好
適な値から外れてしまうことがある。しかも、ノズルオ
リフィスが不規則で非円形の形状であれば、軌道、体積
及び速度の好適な値からの逸脱が生じ得る。従って、イ
ンク滴が受像体の所定の位置に着面し所定の大きさの画
素を形成するように、チャネル開口部から吐出するイン
ク滴は所定の体積と速度を保って所定の軌道に沿って飛
翔することを、そのようなノズル板は保証すべきであ
る。この目的を達するため、どのオリフィスから吐出す
る各々のインク滴も所定の体積と速度を備えて所定の軌
道に沿って飛翔するように、各々のオリフィスは正確に
寸法どりされるのが好ましい。像に関する人為跡、例え
ばバンディングを避けるために、このことは重要であ
る。従って、そのような望ましくない像上の人為跡を避
けるために正確に寸法どりされ位置付けられたノズル板
オリフィスを、ノズル板形成に利用される技術は生成し
なければならない。
【0005】そのようなノズル板は、“ネガ部除去”電
気めっきパターニングプロセスにより、形成され得る。
このプロセスでは、マンドレルが、導体薄膜(例えば、
クロム又はニッケル)を基板(酸化シリコン又は他の非
導電材料)にオーバコートすることにより形成される。
そのあとフォトレジスト層が導体薄膜に塗布される。そ
のフォトレジスト層は感光性樹脂又は他の適切な素材に
より形成され得る。フォトレジスト層は受像して現像さ
れ、導体薄膜の選択された領域が露光する。導体薄膜の
これら選択された露光領域は、薄膜をエッチング液にさ
らすことにより除去され、除去パターンが上記のマンド
レルの形成を完成する。そのようなエッチング液は、水
酸化ナトリウムやシアン酸鉄カリウムであればよい。導
体薄膜から除去される選択された領域は円形ホールであ
って、夫々のホールはノズルオリフィスのひとつに対応
するのが、典型的である。
【0006】ノズルプレートそれ自身は、電気めっきプ
ロセスを伴うマンドレルを利用することによって形成さ
れてもよい。この形態では、金属層が導体薄膜を覆って
電気めっきされ、最初は導体薄膜のみを覆う。そのあ
と、金属層が、導体薄膜が除去された円形ホールを閉じ
る成長面を発達させる。オリフィスの直径は基板上の金
属層の成長面の端部により画定される。このように、ノ
ズルオリフィスの直径は、電気めっきを行なう時間を制
御することにより決定される。一方で、ノズル板は、上
述の“ネガ部除去”パターンではなく、基板の導体面上
の非導体ディスクにより発生されるような、“ポジ部除
去”パターンを有するマンドレルを用いる電気めっきプ
ロセスにより形成され得る。
【0007】しかしながら、“ポジ部除去”電気めっき
プロセスを利用しても“ネガ部除去”電気めっきプロセ
スを利用しても、その利用に関して種々の問題が存在す
る。これらプロセスの各々に係る問題のひとつは、ノズ
ルオリフィスの直径値が不安定であるということであ
る。このことは、電気めっきプロセス(又は電気鋳造プ
ロセス)における、マンドレルの様々の領域の様々の金
属層の成長率が、原因であることがある。金属層の成長
率におけるそのような不安定さは、結果としてオリフィ
スの直径値における不安定さに到る。つまりその直径
は、上記の金属層成長面により画定されるからである。
電気めっき(又は電気鋳造)プロセスにおいては金属層
成長率での相対的に微小な不安定さであっても、オリフ
ィスの直径の大きな相対的な誤差に到る。この問題は、
上述の技術が、10μmから30μmのオーダの小直径
を備えるノズルプレートを生成するのに利用される場合
にて、特に厳しいものとなる。このように、公知技術上
の問題点は、ノズルプレートの製作におけるオリフィス
直径の不安定さである。
【0008】公知技術のさらに別の問題点は、ノズルオ
リフィス形状における不安定さである。即ち、上述の先
行技術では、時として非円形オリフィスを生成してしま
うことがある。オリフィス形状の不安定さもまた、前に
説明した像に関する人為跡、例えばバンディングを生じ
てしまいかねないため、望ましいものではない。そのよ
うなオリフィス形状の不安定さも又、金属層成長面の不
均等な成長に原因があることがある。
【0009】公知技術のまた別の問題点は、オリフィス
の中には形成されても完全に塞がれた状態のものがあり
得るということである。完全に塞がれたオリフィスは、
前に説明した像に関する人為跡、例えばバンディングを
生じるため、勿論、望ましいものではない。完全に塞が
れたオリフィスは、金属層成長面の成長を完全には制御
していないことに原因があり得る。
【0010】上記にて確認された問題点の各々は、ノズ
ル板からの吐出として利用できないものを生じてしまう
ため、製作コストを増加することになる。このため、所
定の軌道、体積及び速度を備えるインク滴を生成するた
めに、所定の直径とピッチを備えるオリフィスを有する
ノズル板を供給することが、望ましい。
【0011】従って、本発明の目的は、正確な大きさと
位置を備えるオリフィスを有するインクジェットノズル
板を形成するためのマンドレルを供給することと、その
ようなマンドレルを形成する方法を供給することであ
る。
【0012】
【発明の概要】上記を目的として、本発明は、ノズル板
を形成する方法により実現される。その方法は、 ・基板を供給するステップと、 ・基板上に薄膜を積層するステップと、 ・所定の幅を備え基板に完全に装着した直立カラムを有
し、薄膜を貫通し基板の中にまで拡張するウエルを、形
成するステップと、 ・ノズル板材料層が、カラムの幅により画定される幅を
有するオリフィスを画定するに到るまで、ノズル板材料
を薄膜上及びウエル内に積層するステップと、から構成
される。
【0013】本発明の方法によると、ノズル板マンドレ
ルは、基板に金属薄膜をオーバコートすることにより形
成される。薄膜はフォトレジスト材料により覆われる。
フォトレジストの選択された円形部分が、環状光透過領
域を備え正確な直径とピッチを備えるフォトマスクを貫
通する光に露光される。フォトレジストは、光に露光さ
れたフォトレジストを溶解する現像液容器にさらされ、
薄膜の選択部分が除去される。続いて、フォトレジスト
材料に覆われていない薄膜部分をエッチング除去するた
めに、エッチング液が薄膜を浸す。このエッチングプロ
セスは、薄膜内に環状開口部を与え、この開口部は個々
の開口部の中央に正確な直径の領域を画定する。第2の
エッチングステップは、基板の中にまで拡張する環状凹
部を形成するために為される。カラムは凹部の中央に存
する。続いて、新しいフォトレジスト層が薄膜に塗布さ
れる。新しいフォトレジスト層の選択された部分が、第
2のフォトマスクを貫通する光に露光される。第2のフ
ォトマスクは、基板上の環状形に対し整列配置され、基
板内のカラムを直接覆って円形領域が露光される。それ
から、新しいフォトレジスト材料を溶解して、フォトレ
ジスト直下にある薄膜部分と選択された基板領域とを、
特に金属薄膜に覆われたカラムを、現出させる現像液
に、新しいフォトレジスト材料はさらされる。このステ
ップに続いて、基板は再びエッチング液に入れられ金属
薄膜の露出部分を除去する。基板から残余のフォトレジ
ストを除去したあとに、ノズル板を形成する金属層が、
薄膜上に積層され凹部の中へと成長し、カラムにより占
められたスペース以外にて凹部を堅固に埋める。完成さ
れたノズル板は、薄膜/基板構造から分離される。その
ノズル板は、正確な直径とピッチを備えるオリフィスを
有する。
【0014】本発明の利点は、マンドレルが再利用可能
であるということである。
【0015】本発明の別の利点は、製造時誤差が減少す
ることである。
【0016】本発明のまた別の利点は、発明の利用によ
りノズルオリフィスを欠損する(即ち、オリフィスが塞
がってしまう)ことが避けられるということである。
【0017】本発明に係る、これらのそして他の目的、
特徴及び利点は、本発明に係る実施形態が示され記され
ている図面を参照しつつ以下の詳細な記述を一読するこ
とにより、当業者には明白になるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の記述は、本発明に係る装置
の一部を構成する要素、又は該装置とより直接的に協働
する要素に、特に、関するものである。特定的に示され
ず又は記述されない要素は、当業者にとっては周知の様
々な形態となり得ることが、理解される。
【0019】従って、図1によると、受像体20上に像
(図示せず。)を印刷するプリントヘッド部10が示さ
れている。この受像体20は、反射タイプ受像体(例え
ば、紙)でもよいし、透過タイプ受像体(例えば、透明
体)でもよい。プリントヘッド部10は、面15を備え
る。複数の間隔の置かれたパラレルインクチャネル30
(その3つのみ示されている。)がプリントヘッド部1
0内に形成されており、各々のチャネル30は、対向し
て配置される側壁40a、40bにより画定されてい
る。各々のチャネルは、面15上に開いているチャネル
アウトレット50にて終端となっているが、チャネルア
ウトレット50は概略円形であるのが好ましい。概ね符
号60が付されているノズル板が、適当な接着剤による
などして面15に装着され、面15に沿って広がってい
る。ノズル板60は、チャネルアウトレット50の各々
と貫通して同軸の一直線上に並ぶ複数のノズルオリフィ
ス70を含む。本発明によると、各々のオリフィス70
は、正確に寸法どりされた直径D1を備えており、全て
のオリフィス70は、正確な一定のピッチD2を得るよ
うに配置されている。ここで、この用語“ピッチ”は、
隣接するオリフィス70同士の中心から中心までの距離
を意味するものと、定義される。さらに、各々のオリフ
ィス70は、ノズル板60の背面からノズル板60の正
面に向かって略直接に拡散する漏斗形状の吐出スロート
75を有する。各々のオリフィス70が漏斗形状の吐出
スロート75を備えることは、重要である。拡散する漏
斗形状はインク滴80にくっきりした“インクの切れ”
を与えるのに都合がよく、インク滴80がスロート75
から吐出されるときに正確に且つ一定に形成されるの
で、このことは重要である。
【0020】再び図1を参照すると、プリントヘッド部
10は、鉛ジルコネイトチタネイト(PZT)のような
圧電材料から形成されている。圧電材料は、選択された
一対の側壁40a/bに印加される電場(図示せず。)
が材料内に力学的なストレスを生じさせるというよう
な、圧電特性を備える。力学的ストレスが印加電場によ
り生成されると、この一対の側壁40a/bは内方向に
変形する。一対の側壁40a/bが内方向に変形する
と、インク滴80が、チャネルからオリフィス70を介
して搾り出される。しかしながら、オリフィス70から
吐出するインク滴80は所定の意図された軌道90を飛
翔し、インク滴80が受像体20の所定の位置に着面す
るのが、望ましい。従って、オリフィス70から吐出す
るインク滴80が、意図しない軌道100ではなく所定
の軌道90に沿って飛翔することを保証するように、ノ
ズル板60は設定されている。然も、ノズル板60は、
インク滴80が所定の体積を得て所定の大きさの画素を
生成することを保証し、更にインク滴80が所定の速度
を得ることも保証するものである。オリフィスの直径D
1はインク滴の軌道、体積及び速度に影響することが、
見出されている。後で詳しく説明するように、ノズル板
60は、フォトリソグラフィプロセスにより形成される
マンドレルによって製作されるので、ノズル板60は正
確な直径D1とピッチD2を備えるオリフィス70を有
する。
【0021】そして、図2、図3、図4及び図5を参照
すると、導体薄膜110(例えば、クロム、ニッケル、
若しくはめっき及びパターニングに適切な他の材料)
が、一様な厚さの連続層を為す非導体基板120(例え
ば、ガラス又は他の誘電材料)上に積層される。あくま
で例であって限定するものではないが、薄膜110の厚
さは略1000Å又はそれ以上である。導体薄膜110
は上部面115を有する。光感知フォトレジスト層13
0が、一様な厚さの連続層を為す薄膜110の上部面を
覆って積層されている。フォトレジスト層130の厚さ
は臨界値でなくとも、フォトレジスト層130は一様な
厚さを備えるのが望ましい。この一様な厚さは作成され
るマンドレル毎に異なってはならない。あくまで例であ
って限定するものではないが、フォトレジスト層130
の厚さは略0.5μmから2.0μmである。
【0022】図6と図7を参照すると、第1のフォトマ
スク(図示せず。)がフォトレジスト層130上に配置
される。フォトマスクは複数の光透過環状領域を備え、
該領域は所定の直径D1とピッチD2を備える。勿論、
直径D1を備えるこれらの領域を含まないフォトマスク
の他の領域は、光非透過である。光源がフォトマスク上
に配置され、フォトマスク内に形成されている透過環状
領域に光が通される。しかしながら、各々の領域の中央
円部は非透過であるため、中央円部には光は透過しな
い。第1のフォトマスクのこの中央部は、直径D1であ
る。フォトマスクの各々の透過環状領域を光が通過する
際には、光はフォトレジスト層130内に化学反応を生
じさせる。化学反応が生じる領域は現像液において溶解
する。この点から、現像液容器が、化学反応を蒙ったフ
ォトレジスト層130領域を溶解するために、利用され
るのが好ましい。この目的に適う現像液は、水酸化テト
ラメチルアンモニウム(TMAH)である。フォトレジ
スト層130領域が該現像液により溶解されると、対応
する選択環状領域140(2つのみ図示されている。)
が薄膜110上に画定される。残余のフォトレジスト材
料である円形カラム150が各々の環状領域140内の
中心に置かれる。直径D1を有するカラム150は、フ
ォトマスクの環状領域の非透過中央部には光が透過しな
いために、現出される。プロセスにおいてこのステップ
は、“パターン済み”フォトレジスト層155を形成す
る。ここで、薄膜110、基板120、及びパターン済
みフォトレジスト層155は、概略符号170が付され
る、サンドウイッチ構造を画定する。
【0023】図8、図9、図10、図11、及び図12
を参照すると、エッチング液が、薄膜110内の環状ト
ラフ160をエッチングするのに利用される。エッチン
グ液はウェットエッチングでもドライエッチングでもよ
い。サンドイッチ構造170は、エッチング液を含む容
器に設置されるのが望ましく、該構造において、薄膜1
10の露出部が化学反応し基板120やパターン済みフ
ォトレジスト層155が反応しない。この目的に適うエ
ッチング液は、水酸化ナトリウムとシアン酸カリウム鉄
である。続いて、基板120が異方性エッチングされ環
状凹部180が現出する。この点においては、サンドイ
ッチ構造170は、基板120の中へ上部面115から
測って所定の深さ“H”まで異方性エッチングするため
に、反応性イオンエッチングチャンバ(図示せず。)内
に設置されるのが好ましい。ノズル板60が適切に形成
されるために深さHが各々の凹部180面に渡って一様
になるように、深さHは制御される。幾つかの図面を参
照すると、深さHは薄膜及び基板を合わせた高さより小
さいことが望ましい。あくまで例であって限定ではない
が、深さHは、約1μmから約3μmであればよい。更
に、パターン済みフォトレジスト層155及び薄膜11
0は、基板120のエッチングのマスクとして機能する
ことが、この開示から認められ得る。
【0024】図13、図14、図15及び図16を参照
すると、アセトンのような溶媒に浸漬することにより又
はプラズマアッシュを利用することにより、パターン済
みフォトレジスト層155が除去される。プロセスにお
けるこのステップは、カラム150の頂部に置かれる部
分を含む、薄膜110を露出する。
【0025】図17、図18、図19、図20、図21
及び図22を参照すると、新しいフォトレジスト層13
0が、薄膜110に塗布されている。続いて、その新し
いフォトレジスト層130が、第2のフォトマスク(図
示せず。)の光透過円形部を通過する光に露光される。
光は露光し、フォトレジスト材料の所定の部分にて化学
反応を起こす。それからフォトレジスト材料は、フォト
レジスト材料の露光部分を溶解する現像液に浸される。
フォトレジスト材料の所定の部分が溶解すると、円形ウ
エル190が形成される。ウエル190は、フォトレジ
スト層130の上部表面195から基板120内の凹部
180にまで到り、カラム150をとり囲む。さらに、
円形ウエル190は、直径D1より大きいが直径D3よ
り小さい直径D4を有する。このフォトマスク内の開口
部の設計では、このパターンステップにて、数μm若し
くはそれ以上の、整合公差が許容され得る。第2のフォ
トマスクは、基板120に対して、カラム150と同時
に存在するが円形ウエル180の直径D3とは同時に存
在しない開口部190を露光及び現像により生成するよ
うに、配置されなければならない。続いて、カラム15
0の頂部に残余する薄膜110が、化学エッチングによ
り除去される。この目的に適うエッチング液は、水酸化
ナトリウム及びシアン酸鉄である。あとで電気めっき層
がカラム150の端部に接するとき電気めっき層がカラ
ム150を覆って成長するのを防ぐため、カラム150
上の薄膜110はこのように除去されるのが望ましい。
それから、フォトレジスト層130は、アセトンのよう
な溶媒の利用により、除去される。プロセスにおけるこ
のステップの完了において、概略符号200が付される
マンドレルが得られる。以下に述べるように、そのマン
ドレルによりノズル板60が生成される。
【0026】ここで、図21、図22、図23、図24
及び図25を参照すると、薄膜110の上部面115に
金属層210を緩やかに電気積層することにより形成さ
れるノズル板60が示される。本発明の好ましい実施形
態では、金属層210はニッケルである。金属層210
は最初に上部面115を覆う。金属層210が厚くなる
につれ、成長面220が形成され、金属層210はウエ
ル190の側壁を覆って成長し、終には横断面をみると
漏斗形状となるように形成されそしてカラム150の垂
直側壁222に向かって集束する形状となる。この電気
積層ステップは、成長面220が側壁222と接触する
と、終了する。この時点で、ノズル板70は厚さ“T”
を備える。成長面220が側壁222に一旦接触する
と、カラム150は成長面220がそれ以上集束するの
を止めてしまうことによって、本発明の電気積層ステッ
プが、結果的に生成されるノズル直径D1が所望のもの
より小さくなることが決して無いにも拘らず、先行技術
のそのステップよりも僅かに長い時間実行されることを
許容される。このようにして、直径D1は、マンドレル
200を用いて形成される各々個別のノズル板60に属
する各々のノズルオリフィス70に対し、正確に且つ一
定に、形成される。更に、成長面220の形状のおかげ
で、吐出スロート75は、インク滴80にくっきりした
“インクの切れ”を与えるのに都合がよく、インク滴8
0がスロート75から吐出されるときに正確に且つ一定
に形成される。
【0027】図26、図27及び図28から最もよくわ
かるように、例えば、矢印225方向にノズル板60を
解放する(即ち、リフトする又は分離する)ことによ
り、ノズル板60はマンドレル200から分離される。
本発明に拠れば、全てのオリフィス70は、正確な直径
D1とピッチD2を有する。あくまで例であって限定で
はないが、例えば、直径D1は20μmであればよくノ
ズル板60は25μmの厚さであればよい。これらの結
果は先行技術に対し顕著な改良をもたらす。例えば、先
行技術では、誘電体円は直径が80μmである必要があ
り、電気めっきプロセスは、本発明のようなノズル板を
生成するには、ウエル190の壁から内方向に30μm
成長させる必要がある。カラム150が無いため、面2
20の成長率における5%のずれは、同一ノズル板のノ
ズルオリフィス同士において又は複数のノズル板のノズ
ルオリフィス同士において、ノズル直径D1の3μmの
ずれを生じることになる。この3μmのずれは、ノズル
オリフィス直径にて15%の誤差に相当する。本発明の
場合では、コラム150がノズルオリフィス直径を画定
する。この場合、ノズルオリフィス直径D1は1μmの
範囲内まで容易に制御され得る。このように、カラム1
50こそが、ウエル190の壁からの1.5μmの成長
誤差の発生を防ぐために、必要である。あくまで例であ
って限定ではないが、カラム150が2μmの高さがあ
れば、成長面220をさえぎるには十分である。
【0028】凹部180の直径D3は、以下のような、
直径D1、深さH及びノズル板60の厚さの関数である
ことが、見出されている。 〔数1〕 D3=D1+2T+H ここで、 ・D3は、凹部180の直径、 ・D1は、ノズルオリフィス70の直径、 ・Tは、ノズル板60の厚さ、 ・Hは、ウエル190の深さ、 である。
【0029】ここで、図29、図30、図31、図32
及び図33を参照すると、マンドレル200を形成する
別の方法が示されている。この別の方法によると、マン
ドレル200は、前に述べたエッチングプロセスではな
く、“リフトオフ”プロセスにより形成される。即ち、
ポジ・フォトレジスト層130が基板120上に積層さ
れている。ポジ・フォトレジスト層130は、前述のフ
ォトマスクを通過する光に露光される。続いて、フォト
マスクを除去し、フォトレジスト層130は“像反転”
処理剤にさらされる。この処理剤は、前もって露光され
たフォトレジストを全て現像液に対して不溶性にするの
であるが、一方、露光されないフォトレジストは感光性
を保持する。像を反転させる技術は周知であるのでここ
では述べない。像反転後、全フォトレジスト層130
は、光源に対し“あふれるばかりに露光される”。ここ
で、フォトレジスト層130は、相応しい現像液(例え
ば、THAM)を用いて現像される。現像液は、フォト
マスクを通過する光に最初露光されなかった領域のみ
を、溶解・除去する。ガラス基板120上に生成された
パターンは、内側直径D1及び外側直径D3という望ま
しい値を備える環状フォトレジスト領域230になる。
勿論、直径D1は、環状領域230内部のフォトレジス
トが除去された部位に円形で位置する領域を画定する。
それから、金属膜110が、例えば温度蒸着により、基
板120及びフォトレジスト層130上に、積層され
る。それから、フォトレジスト層130及びフォトレジ
ストを覆う金属膜110部分は、溶媒(例えば、アセト
ン)などにより、除去される。このステップにてガラス
基板10の領域が露出されて、ガラス基板10の環状領
域230が、はっきりと画定され且つ明確な端部を備え
る境界を、有するようになる。本実施形態において基板
120内へのイオンエッチング反応の際に金属膜110
のみがマスクとなる、という点を除いて、マンドレルと
電気鋳造ノズル板の形成を完了するこれ以降のプロセス
は、前述の実施形態のプロセスと、同一である。換言す
れば、イオンエッチング反応が起こっているポイントで
は、基板10内にフォトレジストは残っていない。
【0030】本発明の利点は、マンドレル200が再利
用し得るということである。これは、凹部180は基板
120の中への恒常的なエッチング処理を施されたもの
であり導体薄膜110が基板120上に留まっているた
めである。従って、より多くのノズル板60を生成する
ためにマンドレル200を再利用する際には、再利用に
先行するクリーニングステップ以外には、さらなる処理
は必要ない。
【0031】本発明の別の利点は、製造時誤差が減少す
ることである。これは、本発明のプロセスが、先行技術
の電気めっきプロセスと比較して成長面220をより正
確に制御し得る、フォトリソグラフィにより画定される
カラム150を利用するからである。先行技術である電
気めっきプロセスには、電気めっきの時間と状況の制御
以外には頼れるものがない。フォトリソグラフィにより
画定されるカラム150を利用することにより、一様な
直径D1を有するノズルオリフィス70を形成するめっ
きプロセスに対する制御を緩和することができる。
【0032】本発明のさらに別の利点は、環状領域14
0及びカラム150を画定するために利用される必要が
あるのは、複数のフォトマスクではなく単一のフォトマ
スクのみである、ということである。即ち、直径D1及
び直径D3は、単一のフォトマスクを利用して形成され
るのであり、環状領域140内部にカラム150を整列
する必要は除去される。このことにより、マンドレル製
作ステップにおいて時間が節約されるだけではない。カ
ラム150が環状領域140内部の中心に置かれること
を保証するものである。小さい直径のノズルオリフィス
70を製作する場合は特に、環状領域140内部でのカ
ラム150について、1μmであっても見当合わせの間
違いは、対称性のないノズルの生成をまねく。本発明の
プロセスにて利用される第2のフォトマスクは、カラム
150からフォトレジストを剥がすためだけに機能する
のであり、カラム150上の金属薄膜110を除去させ
るものである。このプロセスの設計によって、第2のフ
ォトマスクに関する位置配置は、前に説明したように、
環状領域140及びカラム150に関して要求される位
置配置の正確さと比較して、大きな緩和が許容される。
【0033】本発明のまた別の利点は、発明の利用によ
りノズルオリフィス70を欠損する(即ち、オリフィス
が塞がってしまう)ことが避けられるということであ
る。即ち、カラム150を含まない、先行技術である電
気めっきプロセスは、ノズルオリフィスを欠損させる可
能性がある。このことは、成長面220を互い成長面の
中にまで成長させてしまうという、電気めっきプロセス
における非一様性のためである。この問題は、比較的小
さい直径のノズルオリフィスを有するノズル板を生成す
る際に、特に厳しいものとなる。本発明は、このタイプ
の製造の失敗を、排除するものである。
【0034】本発明について、好ましい実施形態を特に
参照して記述したが、本発明から離れることなく、様々
な変更が可能であり、上記の好ましい実施形態の要素を
入れ替えても等価なものが実現されることは、当業者に
は理解され得るものである。例えば、導体材料が“H”
より厚い非導体膜で全体に覆われている場合には、基板
120は、非導体材料であるよりも寧ろ導体材料であっ
てもよい。
【0035】以上のように、正確な大きさと位置を備え
るオリフィスを有するインクジェットノズル板を形成す
るマンドレルと、該マンドレルを形成する方法が、示さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノズル板を装着するプリントヘッドの部分正
面図であり、ノズル板は、所定の直径とピッチを備え自
らを貫通するオリフィスを有する。
【図2】 金属薄膜により覆われた非導体基板の正面図
である。
【図3】 図2の区画線2B−2Bに沿って見た平面図
である。
【図4】 フォトレジスト層が金属薄膜に覆い被さっ
た、基板と金属薄膜の正面図である。
【図5】 図4の区画線3B−3Bに沿って見た平面図
である。
【図6】 第1のフォトマスクを貫通する光にさらさ
れ、現像液容器がフォトレジスト層の選択された部分を
溶解し環状領域と環状領域の中央のカラムとを画定した
後の、基板、金属薄膜及びフォトレジスト層の正面図で
ある。
【図7】 図6の区画線4B−4Bに沿って見た平面図
である。
【図8】 光と現像液容器にさらされ、エッチングされ
て基板の選択された領域が露出された後の、基板、金属
薄膜及びフォトレジスト層の正面図である。
【図9】 図8の区画線5B−5Bに沿って見た平面図
である。
【図10】 基板の選択領域が所定の深さまでエッチン
グされ基板内に凹部を画定した後の、基板、金属薄膜及
びフォトレジスト層の正面図である。
【図11】 図10の区画線6B−6Bに沿って見た平
面図である。
【図12】 基板内にエッチングされた凹部の拡大断片
図である。
【図13】 フォトレジスト層が溶解された後の、基板
及び金属薄膜の正面図である。
【図14】 図13の区画線7B−7Bに沿って見た平
面図である。
【図15】 基板と金属薄膜により画定される構造に塗
布される新しいフォトレジスト層の正面図である。
【図16】 図15の区画線8B−8Bに沿って見た平
面図である。
【図17】 新しいフォトレジスト層の選択部分が第2
のフォトマスクを貫通する光にさらされ、現像液容器に
露光されフォトレジスト層の選択部分を溶解した後の、
新しいフォトレジスト層、基板及び金属薄膜の正面図で
ある。
【図18】 図17の区画線9B−9Bに沿ってみた平
面図である。
【図19】 金属薄膜がカラムの上部からエッチングさ
れる、新しいフォトレジスト層、金属薄膜及び基板の正
面図である。
【図20】 図19の区画線10B−10Bに沿ってみ
た平面図である。
【図21】 薄膜と基板が、ノズル板が接して形成され
るべきマンドレルを作成する、薄膜及び基板の正面図で
ある。
【図22】 図21の区画線11B−11Bに沿ってみ
た平面図である。
【図23】 薄膜上に電気積層された金属を示す、薄膜
及び基板の正面図である。
【図24】 ノズル板を形成するため、カラムにより占
められるスペース以外において薄膜上に電気めっきされ
た金属の正面図である。
【図25】 図24の区画線12B−12Bに沿ってみ
た平面図である。
【図26】 マンドレルから分離されたノズル板の正面
図である。
【図27】 ノズル板が分離された後のマンドレルの正
面図である。
【図28】 図26の区画線13B−13Bに沿ってみ
た平面図である。
【図29】 マンドレルの別の実施形態を形成する際の
第1のステップの正面図である。
【図30】 マンドレルの形成での第1の中間ステップ
の正面図である。
【図31】 マンドレルの形成での第2の中間ステップ
の正面図である。
【図32】 マンドレルの形成での第3の中間ステップ
の正面図である。
【図33】 図32の区画線14B−14Bに沿ってみ
た平面図である。
【符号の説明】
D1・・・ノズルオリフィス直径、 D2・・・(ノズルオリフィスの)ピッチ、 D3・・・凹部直径、 D4・・・ウエルの直径、 H・・・薄膜及び基板の合わせた高さ、 T・・・ノズル板の厚さ、 10・・・プリントヘッド、 15・・・面、 20・・・受像体、 30・・・インクチャネル、 40a、40b・・・側壁、 50・・・チャネルアウトレット、 60・・・ノズル板、 70・・・ノズルオリフィス、 75・・・吐出スロート、 80・・・インク滴、 90・・・意図された軌道、 100・・・意図されない軌道、 110・・・導体薄膜、 115・・・上部面、 120・・・非導体基板、 130・・・フォトレジスト層、 140・・・環状領域、 150・・・カラム、 155・・・パターン済みフォトレジスト層、 160・・・トラフ、 170・・・サンドイッチ構造、 180・・・凹部、 190・・・ウエル、 195・・・上部表面、 200・・・マンドレル、 210・・・金属層、 220・・・成長面、 222・・・側壁、 225・・・矢印、 230・・・フォトレジスト領域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)基板(120)を供給するステッ
    プと、(b)基板上に薄膜(110)を積層するステッ
    プと、(c)所定の幅を備え基板に完全に装着した直立
    カラム(150)を、その内部に有し、薄膜を貫通し基
    板の中にまで拡張するウエル(190)を形成するステ
    ップと、(d)ノズル板材料(210)層が、カラムの
    幅により画定される幅を有するオリフィス(70)を画
    定するに到るまで、ノズル板材料を薄膜上及びウエル内
    に積層するステップと、から構成される、ノズル板を形
    成する方法。
  2. 【請求項2】 材料を積層するステップが、 材料の成長面(220)が、ノズル板形成に際し材料の
    積層の終了を示すカラムに接触するまで、材料を積層す
    るステップを含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 薄膜及びウエルから材料を外すステップ
    を、更に含む、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 (a)基板と、(b)上記基板上に配置
    された薄膜であって、該基板と該薄膜が、該薄膜を貫通
    し該基板の中にまで拡張するウエル(190)を画定す
    る、薄膜と、(c)ウエル内に配置されて所定の幅を備
    え、上記基板に完全に装着した直立カラム150と、を
    含む、ノズル板を形成するためのマンドレル。
  5. 【請求項5】 (a)上記薄膜と上記基板が、第1の高
    さ(H)を画定し、(b)上記カラムが、第1の高さよ
    り短い第2の高さを画定する、請求項4のマンドレル。
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