JP2000229170A5 - - Google Patents

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【発明の名称】球貸機
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技機に並設され、縦長な前面部には、貸し球を遊技機の球貯留皿内に案内する樋状のノズル部材を備えた球貸機において、
前記ノズル部材は、
基端部分を前記前面部側に、水平方向および上下方向に回動可能な状態で取り付けて、先端の球出口を遊技機の球貯留皿に臨ませた使用状態と、基端部分から上方に回動して起立させた収納状態とに変換可能とし、
前記使用状態においては、基端部分から先端の球出口までの間の途中部分を、遊技機側が凹となる状態に彎曲させて、ノズル部材の先端部分を構成している側壁部のうち遊技機側とは反対側に位置する側壁部に、当該部位よりも上流側の側壁部の曲率よりも大きな曲率の球流下方向変換部を形成し、
前記球流下方向変換部の下流側に前記球出口を遊技機側に向けて開口したことを特徴とする球貸機。
【請求項2】前記彎曲による振れ幅を含めたノズル部材の総幅員を前記前面部の左右幅以内に設定したことを特徴とする請求項1に記載の球貸機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機などの遊技機に並べて設置され、遊技に使用する遊技球を貸し出す球貸機に関し、特に貸し球を遊技機の球貯留皿に案内するノズル部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機に並べて設置する従来の球貸機は、硬貨投入口などを設けた前面部に、パイプ状あるいは樋状の細長いノズル部材を回動可能な状態で設けてある。この様な球貸機においては、遊技者が100円硬貨などを硬貨投入口に投入すると、内部の球排出ユニットが作動して、投入金額に対応して数量の遊技球が貸し出され、この貸し球がノズル部材に案内されてパチンコ機の球貯留皿である上皿に排出される。
【0003】
そして、球詰まりなどのトラブルが発生してパチンコ機の前面枠を開く場合には、前面枠の前方にあるノズル部材が邪魔になるので、このノズル部材を水平方向に回動して球貸機の前方に退避させてから修復作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年のパチンコ機では装飾効果を高めるために、平面的なデザインばかりでなく、前面枠自体をプラスチックで成型して全体を大きな曲面で構成したりウネリを付けるなど三次元のデザインを施したり、あるいは前面枠の表面に曲面で構成した凹凸を付けるなどした三次元デザインの装飾部材を添設するなどの工夫を凝らしている。この様な装飾を施した場合に、三次元デザインを活かすために表面に大きな凹凸を形成することが多い。
【0005】
この様なパチンコ機の隣りに球貸機を設置してノズル部材を当該パチンコ機の上皿に向けようとした場合、パチンコ機の前面枠に形成した装飾用の凸部が球貸機のノズル部材に当たってしまい、ノズル部材の先端に開口してある球出口が上皿から外れたり、あるいは球出口が上皿の端部上で止まってしまうことがある。この様に、ノズル部材の球出口が上皿の奥まで届かない状態で球出口から貸し球が排出されると、上皿に落下して跳ね返った球が上皿からこぼれやすい。
【0006】
また、従来の球貸機のノズル部材は、球出口が下向きに開口しているので、球出口から真下に向けて排出された球が上皿上の球に当たって四方八方に跳ね返ってしまい、そのうちの幾つかが上皿から飛び出すことがある。特に、ノズル部材がパチンコ機前面の凸部に当たって球出口を上皿の奥に位置させることができない場合に顕著である。
【0007】
本発明は上記に鑑みなされたもので、その目的は、遊技機の前面に装飾用の凸部があっても干渉することのない球貸機を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、遊技機に並設され、縦長な前面部には、貸し球を遊技機の球貯留皿内に案内する樋状のノズル部材を備えた球貸機において、
前記ノズル部材は、
基端部分を前記前面部側に、水平方向および上下方向に回動可能な状態で取り付けて、先端の球出口を遊技機の球貯留皿に臨ませた使用状態と、基端部分から上方に回動して起立させた収納状態とに変換可能とし、
前記使用状態においては、基端部分から先端の球出口までの間の途中部分を、遊技機側が凹となる状態に彎曲させて、ノズル部材の先端部分を構成している側壁部のうち遊技機側とは反対側に位置する側壁部に、当該部位よりも上流側の側壁部の曲率よりも大きな曲率の球流下方向変換部を形成し、
前記球流下方向変換部の下流側に前記球出口を遊技機側に向けて開口したことを特徴とする球貸機である。
【0009】
請求項2に記載のものは、前記彎曲による振れ幅を含めたノズル部材の総幅員を前記前面部の左右幅以内に設定したことを特徴とする請求項1に記載の球貸機である。
ここで、振れ幅とは、彎曲による流路中心線の変位幅であり、総幅員とは変位幅と流路の幅を含めたノズル部材の最大幅であり、最左端となる部分と最右端となる部分との間の幅である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1の隣りに設置した球貸機2の正面図、図2(a)は球貸機2のノズル部材3をパチンコ機1側に向けた使用状態の側面図、図2(b)はその正面図、図3(a)はパチンコ機1側に向けたノズル部材3をそのまま起立させた状態の球貸機2の正面図、図3(b)は前方に向けたノズル部材3を起立させた状態の球貸機2の正面図、図4(a)はノズル部材3をパチンコ機1側に向けた使用状態の球貸機2の平面図、図4(b)はノズル部材3を前方に向けた状態の球貸機2の平面図である。
【0011】
パチンコ機1は、機枠4の前面に、額縁状の前面枠5を蝶番6により開閉可能に取り付け、前面枠5の開口部を前方から塞ぐようにしてガラス枠7と開閉パネル8をそれぞれ球貸機2側の支持軸(図示せず)で開閉可能に軸着するとともに、開口部を裏側から塞ぐようにして遊技領域9を形成した遊技盤10を装着し、前面枠5の左右の側部には縦長な凸部11を形成した装飾部材12を添設し、開閉パネル8の前面には第1の球貯留皿として上皿13を設け、前面枠5の下部に第2の球貯留皿として下皿14を設けてある。
【0012】
球貸機2は、左右幅の狭い筺体15の内部に球排出ユニット16や検銭機17などを設け、筺体15の前面部19に、ランプ等の点灯で使用可能状態などを報知する状態報知部20、100円硬貨などを投入する硬貨投入口21、投入した硬貨を返却させる際に操作する返却ボタン22、例えば100円当たりの貸球数を表示する表示部23、返却される硬貨が排出される返却口24を設け、また、前方の膨出した前面部19に、貸し球をパチンコ機1の上皿13に案内するノズル部材3を水平方向および上下方向に回動可能な状態で設けてある。
【0013】
ノズル部材3は、球貸機2内の球排出ユニット16が流下した所定数の遊技球をパチンコ機1の上皿13に案内する細長いパイプ状あるいは樋状の部材であり、基端部分を球貸機2の回動ジョイント部25に接続して水平方向および上下方向に回動可能とし、先端に開口した球出口26をパチンコ機1の上皿13に臨ませた使用状態と、基端部分からそのまま上方に回動して起立させた状態と、起立させて前面部19の左右幅内に収めた収納状態とに変換可能である。そして、収納状態で前面部19の左右幅内に収めるとともに、パチンコ機1の凸部11との干渉を回避するために、前記使用状態における基端部分から先端の球出口26までの間の途中部分を、パチンコ機1側が凹となる状態に上方から見て略「く」字状に彎曲させ、この彎曲による振れ幅を含めたノズル部材3の総幅員(24mm)を前記前面部19の左右幅以内に設定してある。
【0014】
具体的に説明すると、ノズル部材3は、上面が開放した樋状のノズル本体30と、このノズル本体30の上面を覆うカバー31とを組み合せて構成されており、ノズル本体30の基端を回動ジョイント部25に軸着することにより上下方向に回動可能としてある。
【0015】
ノズル本体30は、本実施形態では全長が約150mm、厚さ1mmの側壁部32で囲まれた流路幅が14mmであり、基端の軸着孔を結ぶ直線Lに対して直交する流下方向を出発流下方向SDとすると、この出発流下方向SDに対して、途中の大部分の流下方向MDがパチンコ機1側にθ(θ=12°)傾く状態で屈曲しており、球貸機2の前面部19の幅26mmに対して総幅員を24mmに設定してある。また、ノズル本体30の先端部分においては使用状態でパチンコ機1側に位置する側壁部32を切り欠くようにして球出口26を形成するとともに、使用状態でパチンコ機1側とは反対側に位置する側壁部32に、当該部位よりも上流側の側壁部32の曲率よりも大きな曲率の球流下方向変換部34を形成し、この球流下方向変換部34の下流端に上記球出口26が開口する。したがって、使用状態では、球出口26がパチンコ機1側に向く。
【0016】
一方、カバー31は、図5(c)、(d)に示すように、断面が下向きコ字状であって、ノズル本体30の彎曲に応じて彎曲させた細長い蓋体であり、先端部分は上方に緩やかに膨出した形状とし、図3(a)に示すように、基端には、起立した状態で、後述する回動ジョイント部25の流路内に進入して遊技球の流下を阻止する舌片状のストッパ部35を有する。
【0017】
ノズル部材3を水平方向および上下方向に回動可能とする回動ジョイント部25は、略半円筒形に膨出した球貸機2の前面部19を一部切り欠いて切欠部40を形成し、この切欠部40内に略円筒形の回動体41を嵌合して水平方向に回動可能とし、回動体41に形成した突出部42に前記ノズル本体30の基端を水平方向の軸43により軸着して上下方向への回動を可能としている。そして、球貸機2の前面部19に形成した切欠部40の内周面に、球排出ユニット16から延設した球流下路44の出口44′を後方から開口する。また、回動体41の内部には、約100°屈曲した略L字状の回動流路45を形成し、この回動流路45の上流側の入口45aが切欠部40に形成した上記出口44′に連通可能な高さとし、この入口45aから緩やかに下り傾斜させて傾斜下端部分を前記突出部42内に形成し、回動流路45の出口45bがノズル本体30の入口側に連通するように構成する。また、回動体41の突出部42とは反対側に補助入口46を開設し、この補助入口46から補助流路を形成して回動流路45に合流させる。
【0018】
したがって、上記した構成から回動ジョイント部25およびノズル部材3を備えた球貸機2において、ノズル部材3を降ろした状態で右隣りのパチンコ機1側に向けて回動してパチンコ機1の前面とほぼ平行になるまで回動すると、図4(a)および図5(a)に示すように、回動体41の回動流路45の入口45aが球流下路44の出口44′に連通するとともに、ノズル部材3の先端に開口した球出口26が上皿13の上に位置する使用状態となる。この使用状態では、図5(a)に示すように、ノズル部材3の基端部分が、パチンコ機1の前面に対して角度θ(本実施形態ではθ=12°)で一旦遠ざかる方向に延在し、途中でパチンコ機1側に近付く方向に彎曲し、この彎曲によりパチンコ機1側に凹があるので、パチンコ機1の前面枠5に装飾凸部11があっても上記凹で回避することができる。したがって、ノズル部材3先端の球出口26が上皿13の奥まで十分に到達する。このため、パチンコ機1の前面部分に装飾凸部11などが突出していても、ノズル部材3の邪魔になることがなく、パチンコ機1の前面部分の装飾を従来よりも自由に施し得る。
【0019】
この使用状態で、硬貨投入口21に、例えば100円硬貨を投入すると、検銭機17が投入硬貨の適否を判断して不適正であった場合には当該硬貨を返却口24に返却し、適正な場合には、制御装置(図示せず)に信号を送る。そして、制御装置は検銭機17からの信号に基づいて球排出ユニット16を作動して、投入された硬貨の金額に対応した数量の遊技球を排出する。この様にして排出された遊技球は、球流下路44内を流下して出口44′から回動体41内の回動流路45内に入って流下方向を変換し、回動流路45の出口45bからノズル部材3内を流下する。ノズル部材3内を流下した遊技球は、ノズル部材3の先端部分に形成した流下方向変換部34に当たって流下勢が弱められるとともに流下方向を変換し、その後球出口26から上皿13内に落下する。
【0020】
本実施形態における球出口26はパチンコ機1側に向けて開口しているので、上皿13内に落下した遊技球は、パチンコ機1側に向かって放物線を描きながら斜めに落下することになり、このため上皿13の開閉パネル8沿いに形成されている球整列流下部に円滑に転動して行き易く、また、上皿13内に既に貯留されている遊技球に当たっても手前(遊技者側)には跳ね返り難く、したがって、球出口26から流出した遊技球が上皿13からこぼれ出ることは殆どない。さらに、球出口26から出た遊技球が放物線を描いて落下するので、パチンコ機1の機種によって上皿13の高さが異なっても、球出口26の高さ調整を行う必要がない。
【0021】
次に、球詰まりなどのトラブルが発生して開閉パネル8や前面枠5を開いて作業する場合における球貸機2について説明する。
開閉パネル8を開いて作業する場合には、図3(a)に示すように、使用状態におけるノズル部材3をそのまま上方に起立させればよい。ノズル部材3を起立させると、ノズル部材3の基端が開閉パネル8よりも外側に位置しているので、開閉パネル8を手前に約90°回動して開いても邪魔になることはない。
なお、ノズル部材3を起立させると、カバー31の上流側端部に設けたストッパ部35がノズル部材3の回動に伴って流下路内に進入して流路を塞ぐので、誤って硬貨を投入するなどの球貸し操作を行っても、貸し球が外部にこぼれ出ることはない。
【0022】
また、前面枠5を開いて作業する場合には、ノズル部材3を起立させてから、あるいはそのまま降ろした状態で約90°弱手前に回動(右回転)して球貸機2の前面部19の前に位置させて作業を行う。この様にしてノズル部材3を球貸機2の前面部19の前に位置させると、図5(b)中に鎖線とハッチングで示すように、補助入口46の一側の壁面が球流下路44の出口44′を塞ぐので、誤って硬貨を投入するなどの球貸し操作を行ったとしても、遊技球が外部にこぼれでることはないし、前面枠5を手前に約90°開いてもノズル部材3に当接しないので、支障なく作業を行うことができる。なお、ノズル部材3を球貸機2の前面部19の前に位置させることを忘れても、前面枠5の蝶番6が球貸機2側(左側)なので、前面枠5の回動に伴ってノズル部材3が押圧されながら回動する。したがって、ノズル部材3を損傷することはない。
【0023】
そして、ノズル部材3をさらに右回転すると、図5(b)に実線で示すように、補助入口46が球流下路44の出口44′に連通する。したがって、ノズル部材3を球貸機2の前面部19の前方に位置させた状態で遊技球を借りたい場合には、上記した状態で硬貨投入口21に硬貨を投入する。すると、球排出ユニット16から流下した貸し球が補助入口46から補助流路内を通って回動流路45内に入り、ノズル部材3の球出口26から流出する。なお、この場合には、ノズル部材3の球出口26から流出する貸し球は手や球箱で受ける。
【0024】
また、パチンコ機1の入れ換え作業を行う場合には、ノズル部材3を球貸機2の前面部19の前に起立させた収納状態で行う。この収納状態では、ノズル部材3の総幅員が前記前面部19の左右幅以下であるため、ノズル部材3が球貸機2の前面部19内に収まり、左方あるいは右方に突出することがない。したがって、ノズル部材3を収納状態に変換しておけば、パチンコ機1を島から前方に引き出しても、球貸機2の筺体15は勿論のことノズル部材3ともぶつかることがなく、彎曲したノズル部材3が入れ換え作業の邪魔になることがない。
【0025】
なお、前記実施形態における球貸機2は、硬貨の投入により球貸しを行うコインタイプであるが、本発明はこのコインタイプに限定されるものではなく、1000円紙幣を入れても球貸しを行える紙幣タイプであってもよいし、あるいはプリペイドカードを挿入することにより、当該プリペイドカードに記憶されている金額の範囲内で球貸しを行うプリペイドカードタイプでもよい。紙幣タイプやプリペイドカードタイプの場合には、紙幣挿入口、カード挿入口、リーダー・ライターなどのほかに、挿入された紙幣の金額やプリペイドカードに記憶された金額や度数などを表示する挿入金額表示部や残度表示部を設けることが望ましい。
【0026】
また、球貸機2は、パチンコ球を貸し出すものに限らず、遊技機に使用する遊技媒体としての遊技球を貸し出すものであればよい。したがって、並設する遊技機はどのような構成でもよく、例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機、球スロット遊技機などでもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1の発明によれば、ノズル部材は、基端部分を前記前面部側に、水平方向および上下方向に回動可能な状態で取り付けて、先端の球出口を遊技機の球貯留皿に臨ませた使用状態と、基端部分から上方に回動して起立させた収納状態とに変換可能とし、前記使用状態においては、基端部分から先端の球出口までの間の途中部分を、遊技機側が凹となる状態に彎曲させたので、遊技機の前面部分に凸部のある装飾を施すことができ、この凸部の突出量を従来よりも大きくすることができる。したがって、遊技機の前面部分の装飾の自由度を高めることができ、従来にない三次元装飾も可能となる。また、ノズル部材の先端部分を構成している側壁部のうち遊技機側とは反対側に位置する側壁部に、当該部位よりも上流側の側壁部の曲率よりも大きな曲率の球流下方向変換部を形成し、前記球流下方向変換部の下流側に前記球出口を遊技機側に向けて開口したので、球出口から流出する遊技球が遊技機側に向かって放物線を描きながら落下させることができる。さらに、ノズル部材内を流下する遊技球の流下勢を球流下方向変換部により弱めることができ、球出口から流出する遊技球の勢いを弱くすることができる。したがって、球出口から流出した遊技球が球貯留皿からこぼれ出ることを抑制することができる。
【0028】
請求項2の発明によれば、前記彎曲による振れ幅を含めたノズル部材の総幅員を前記前面部の左右幅以内に設定したので、収納状態に変換すると、遊技機の交換作業において、 彎曲したノズル部材が邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の隣りに設置した球貸機の正面図である。
【図2】(a)は球貸機のノズル部材をパチンコ機側に向けた使用状態の側面図、(b)はその正面図である。
【図3】(a)はパチンコ機側に向けたノズル部材をそのまま起立させた状態の球貸機の正面図、(b)は前方に向けたノズル部材を起立させた状態の球貸機の正面図である。
【図4】(a)はノズル部材をパチンコ機側に向けた使用状態の球貸機の平面図、(b)はノズル部材を前方に向けた状態の球貸機の平面図である。
【図5】(a)はノズル部材のカバーを外した使用状態の平面図、(b)はノズル部材を前方に向けた状態の回動ジョイント部の断面図、(c)は(a)のc−c断面図、(d)は(a)のd−d断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 球貸機
3 ノズル部材
4 機枠
5 前面枠
6 蝶番
7 ガラス枠
8 開閉パネル
9 遊技領域
10 遊技盤
11 凸部
12 装飾部材
13 上皿
14 下皿
15 筺体
16 球排出ユニット
17 検銭機
19 前面部
20 状態報知部
21 硬貨投入口
22 返却ボタン
23 表示部
24 返却口
25 回動ジョイント部
26 球出口
30 ノズル本体
31 カバー
32 側壁部
33 軸着孔
34 流下方向変換部
35 ストッパ部
40 切欠部
41 回動体
42 突出部
43 軸
44 球流下路
45 回動流路
46 補助入口
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