JP2000228874A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2000228874A
JP2000228874A JP11028945A JP2894599A JP2000228874A JP 2000228874 A JP2000228874 A JP 2000228874A JP 11028945 A JP11028945 A JP 11028945A JP 2894599 A JP2894599 A JP 2894599A JP 2000228874 A JP2000228874 A JP 2000228874A
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Tadao Nakajima
忠雄 中島
Osamu Tanabe
修 田辺
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示機能等を停止させる等の使い勝手を低下
させることなく、従来の電源回路に比してスタンバイ時
の消費電力を大幅に削減することが可能であるので、環
境破壊防止に貢献でき、また、部品数の増加やコストア
ップを招くことがない電源回路を提供する。 【解決手段】 二次整流平滑回路10より出力される
二次側電圧を一次側スイッチング回路4、ドライブ回路
5に帰還して電圧制御する電圧制御回路8が、スタンバ
イ時に出力される二次側電圧が通常時に出力される二次
側電圧より低く設定されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源回路に関し、特
にVTR等の電子機器のスタンバイ時に二次側の出力電
圧を許容範囲内で低下させることにより消費電力の低減
化を実現する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境破壊防止のため、省エネルギ
ー設計を推進することが求められている。VTR等の電
子機器のスタンバイ時の消費電力が累積電力量としては
大きなものであるので、スタンバイ時の電力を削減する
ことで、省エネルギーを実現することが効果的である。
【0003】省エネルギー設計されたVTR等の電子機
器の中には、スタンバイ時、電源回路の二次側の不要な
回路ブロックへの電源供給を遮断したり、使用者の使用
頻度の低い表示機能を消灯するように構成されたものが
あり、さらにはリモコンの受信部への電源供給をも遮断
して省エネを実現しているものもあるが、このようなV
TRではリモコンの受光も不可能となる。
【0004】図5は従来の電源回路のブロック図であ
る。通常VTRは複数系統の電源回路を有しているが、
ここで、説明を簡単にするために1系統のみを示してあ
る。1は交流(AC)電圧入力用のプラグ、2は入力さ
れた交流電圧を整流平滑化する一次整流平滑回路、3は
所望の二次電圧を発生するスイッチングトランスと、4
はエネルギー伝達のための高周波スイッチングを行うス
イッチング回路と、5はスイッチング回路4のドライブ
回路、6はスイッチング周期やデューティを変化させて
二次側の出力電圧可変するためのコントロール回路、7
は二次側の出力電圧を検出する電圧検出回路、8は検出
回路7で検出された二次側電圧と基準電圧源Vrと比較
して所望の電圧を得るためにコントロール信号を発生す
る電圧制御回路、9は電圧制御回路8より出力されるコ
ントロール信号をスイッチングトランスの一次側に伝送
するためのフォトカプラー、10は二次整流平滑回路、
11aは図示せぬ表示管回路に接続され二次電圧の供給
・遮断を選択切換するスイッチ、11bは図示せぬ信号
処理回路に接続され二次電圧の供給・遮断を選択切換す
るスイッチである。
【0005】図5に示した従来の電源回路では、図示せ
ぬCPUなどで構成された制御回路によりスタンバイ時
に、スイッチ11aや11bなどをオフ状態とすること
により表示管やその他スタンバイ時に必要のないアイド
リング電流が流れるような回路への電源供給を遮断して
スタンバイ時の電力を大幅に低減していた。
【0006】図6は従来の他の電源回路のブロック図で
ある。図6に示した従来の他の電源回路は図5に示した
従来の電源回路にスタンバイ時専用の電源回路および動
作時に電源を供給するメイン電源の電源供給を制御する
回路が付加されたものであるので、図1と同一のものに
ついてはその説明を省略する。12は各信号処理回路や
表示回路へ電源を供給するメイン電源回路、13はスタ
ンバイ時にも電源供給を行うための電源回路で、交流
(AC)電圧入力用のプラグに接続され、スタンバイ時
には図示せぬCPU等から構成される制御回路等へのみ
電源供給を行うスタンバイ時専用電源回路で、14は図
示せぬCPU等から構成される制御回路より供給される
メイン電源制御信号をスイッチングトランス3の一次側
へ供給するためのフォトカプラー、15はフォトカプラ
ー14から供給されるメイン電源制御信号に基づいてコ
ントロール回路6を制御するためのメイン電源制御回路
である。
【0007】図6に示した従来の他の電源回路では、ス
タンバイ時に図示せぬCPU等から構成される制御回路
からフォトカプラー14を介してメイン電源制御回路1
5にメイン電源回路12からの電源供給を遮断するため
の制御信号が供給されることにより各信号処理回路や表
示回路への電源供給が遮断されるので、表示機能の停止
やその他スタンバイ時に必要のないアイドリング電流が
流れるような回路への電源供給を遮断することにより、
スタンバイ時の電力を大幅に低減していた。
【0008】従来、VTRは通常、表示機能、リモコン
の受光機能、あるいはスタンバイ時に不要な回路に流れ
るアイドリング電流により2〜3Wの電力を消費してい
た。スタンバイ時の消費電力の内訳は、表示機能で約1
W、その他のアイドリング電流で約0.5W程度の電力
が消費されていたので、表示機能の停止や、不要な回路
への電源供給を遮断することによる不要なアイドリング
電流の遮断、そして場合によっては、リモコン受光機能
の停止などによりスタンバイ時の消費電力を1W程度ま
で低減していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の電源回路ではスタンバイ時に表示機能が
作動していないので、時計などの時刻表示も消えてしま
い不便な状態となるのでこのような状態を解消するため
に、例えば、VTR等の時計などの表示を行うため設定
として省エネモードON/OFFなどを用意しても、使
用者がその設定を行う必要があり操作が煩雑で使い勝手
が悪くなり、さらにスタンバイ時にリモコンの受光機能
も停止している場合は、VTR本体のみでしか操作がで
きず、この場合も使い勝手が悪くなり、また、図6に示
すようにスタンバイ時専用電源回路を必要とする構成の
場合、部品点数の増加やコストアップ要因となるという
問題点を有していた。
【0010】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、スタンバイ時の電源電圧を動作時とは異なるよう
に設定することにより、表示機能などの機能を生かしな
がら、使い勝手を犠牲にすることなく、省エネ、省電力
を実現できる電源回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明にかかる電源回路は、入力される交流電力
を一次側直流電力に変換出力する第1の変換手段と、前
記一次側直流電力を交流電力に変換して所定の二次側交
流電力に変換出力する電力変換手段と、前記二次側交流
電力を二次側直流電力に変換出力する第2の変換手段
と、前記二次側直流電力の出力電圧を検出し、前記検出
された電圧値と予め定められた基準値とを比較して得ら
れた差分情報を前記電力変換手段にフィードバックする
電圧制御手段と、通常時に第1の制御信号を出力し、ス
タンバイ時に第2の制御信号を前記電圧制御手段に供給
する制御手段とからなり、前記第1の制御信号が出力さ
れた際に前記二次側直流電力の出力電圧を第1の直流電
圧に設定するための差分情報が前記電圧制御手段より出
力され、前記第2の制御信号が出力された際に前記二次
側直流電力の出力電圧を前記第1の直流電圧より低い第
2の直流電圧に設定するための差分情報が前記電圧制御
手段より出力されるように構成されたことを特徴とし、
また、本発明にかかる電源回路は、前記電圧制御手段の
前記基準電圧が、前記第1の制御信号が出力された際に
第1の基準電圧に設定され、前記第2の制御信号が出力
された際に第2の基準電圧に設定されることを特徴と
し、さらに、本発明にかかる電源回路は、前記電圧制御
手段は前記二次側直流電力の出力電圧を検出するための
第1の分圧回路と第2の分圧回路とを有し、前記第1の
制御信号が出力された際に第1の分圧回路を選択して使
用し、前記第2の制御信号が出力された際に第2の分圧
回路を選択して使用することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】VTR等の電子機器内部で使用し
ている電源電圧には必ず動作許容範囲が設定されてい
る。通常時は必要とする電源電圧範囲のほぼ中心電圧
(センター電圧)を供給するように設計されている。こ
れは、通常使用時は信号処理回路、モータ(駆動)回路
等直接動作に結びつくものが多いため、電源電圧の許容
範囲は狭く設定する必要がある。これに対してスタンバ
イ時は、CPU等から構成される制御回路と表示用回路
飲みが動作できればよいので、許容電圧範囲は通常時に
比較して広く設定することが可能である。
【0013】例えば、CPU等で構成される制御回路や
信号処理に多用される電圧値5V系の電源は、例えば、
VTR等の電子機器では、再生動作や録画動作等の通常
時には信号処理の精度を確保するために±5%程度の精
度が要求されるが、スタンバイ時には図示せぬCPU等
から構成された制御回路や表示回路だけを駆動するだけ
でよいのであれば±10%程度の精度で十分である。つ
まり、通常時には動作許容範囲のセンター電圧を提供
し、スタンバイ時にはセンター電圧より約10%低下さ
せることができるので、この際の消費電力は従来の電源
回路のスタンバイ時に比較して約20%低減できる。
【0014】以下本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例に適用される電源回路の構
成を示す図で、図1において上述した従来技術と同一の
部分については同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0015】図1に示す電源回路の構成は図5に示した
電源回路よりスイッチ11aおよび11bを削除した構
成であり、一次整流平滑回路3、スイッチング回路4、
電圧検出回路7,二次整流平滑回路10及び基準電圧源
Vrに関してはその構成の一例を図示してある。
【0016】(第1実施例)図2は本発明の第1実施例
を示す図で、この第1実施例は基準電圧源Vrの構成を
通常時とスタンバイ時とで変化させることによりスタン
バイ時の二次側出力電圧を低下するように構成したもの
である。図2(a)に示す電源回路はトランジスタQ1
とツェナーダイオードD2で構成された第2の基準電圧
源V2とから構成される直列回路を、ツェナーダイオー
ドD1で構成された第1の基準電圧源V1と並列に接続
して基準電圧源Vraを構成したものである。通常時に
はトランジスタQ1のベースに図2(c)に示すように
Lレベルの電圧が端子Vcより印加されるので、トラン
ジスタQ1はOFFのままであり、従って基準電圧源V
raはツェナーダイオードD1のみで構成され、基準電
圧はV1に設定される。この際の動作は、図5に示した
電源回路の通常時と同様である。通常時に出力端子Vよ
り図2(b)に示す電圧V0が出力されるようにするた
めには、 V0=V1/(R2/(R1+R2)) の式を満足するような電圧値にV1を設定すればよい。
ここでR1およびR2は電圧検出回路7を構成する抵抗
R1およびR2の抵抗値である。次にスタンバイ時には
トランジスタQ1のベースにHレベルの電圧が端子Vc
より印加されるので、トランジスタQ1はONとなり、
基準電圧源VrはツェナーダイオードD1とD2とが並
列に接続された構成となり、基準電圧はV2に設定され
る。スタンバイ時に出力端子Vより図2(b)に示す電
圧V01が出力されるようにするためには、 V01=V2/(R2/(R1+R2)) の式を満足するような電圧値にV2を設定すればよい。
【0017】つまり、ツェナーダイオードD2の選択に
より、スタンバイ時の電圧を設定することができる。つ
まり、V1>V2となるようにツェナーダイオードD1
とD2とを選択しておけば、スタンバイ時には図示せぬ
CPU等で構成された制御回路より端子VcにHレベル
の電圧を印加することにより電源回路よりの出力電圧を
V0よりV01へ低下させることができ、消費電力の低
減ができる。上記ではその説明を簡略化するために、ト
ランジスタQ1による電圧降下分を補正することについ
ての説明を省略したが、実際の回路では降下分の補正を
考慮する必要がある。
【0018】(第2実施例)図3は本発明の第2実施例
を示す図で、この第2実施例は電圧検出回路7aの構成
を通常時とスタンバイ時とで変化させることによりスタ
ンバイ時の二次側出力電圧を低下するように構成したも
のである。図3(a)に示す電源回路は、抵抗R1およ
びR2から構成される直列回路に抵抗R3とトランジス
タQ2とからなる並列回路を抵抗R1と端子Vとの間に
直列に接続して電圧検出回路7aを構成したものであ
る。
【0019】通常時にはトランジスタQ2のベースに図
3(c)に示すようにHレベルの電圧が端子Vcより印
加されるので、トランジスタQ2はOFFとなり、電圧
検出回路7aは抵抗R1、R2およびR3の直列回路で
構成される。また、基準電圧源Vrの基準電圧はV1に
設定されている。通常時に出力端子Vより図3(b)に
示す電圧V0が出力されるようにするためには、 V0=V1/(R2/(R1+R2+R3)) の式を満足するような抵抗値をR1、R2、およびR3
として設定すればよい次にスタンバイ時にはトランジス
タQ2のベースにLレベルの電圧が端子Vcより印加さ
れるので、トランジスタQ2はONとなり、電圧検出回
路7aは抵抗R1およびR2の直列回路で構成される。
また、基準電圧源Vrの基準電圧はV1に設定されてい
る。スタンバイ時に出力端子Vより図3(b)に示す電
圧V02が出力されるようにするためには、 V02=V1/(R2/(R1+R2)) の式を満足するような抵抗値をR1およびR2として設
定すればよい。
【0020】つまり、抵抗R1、R2、およびR3の選
択により、スタンバイ時の電圧を設定することができ
る。つまり、R2/(R1+R2+R3)<R2/(R
1+R2)となるように抵抗R1、R2、およびR3を
選択しておけば、スタンバイ時には図示せぬCPU等で
構成された制御回路より端子VcにLレベルの電圧を印
加することにより電源回路よりの出力電圧をV0よりV
02へ低下させることができ、消費電力の低減ができ
る。
【0021】上記ではその説明を簡略化するために、ト
ランジスタQ2による電圧降下分を補正することについ
ての説明を省略したが、実際の回路では降下分の補正を
考慮する必要がある。
【0022】(第3実施例)図4は本発明の第3実施例
を示す図で、この第3実施例は電圧検出回路7bの構成
を通常時とスタンバイ時とで変化させることによりスタ
ンバイ時の二次側出力電圧を低下するように構成したも
のである。図4(a)に示す電源回路は抵抗R1および
R2から構成される直列回路に、抵抗R3とR4とから
なる直列回路を並列に接続すると共に、抵抗R1とR2
との接続点と、抵抗R3とR4との接続点との間にトラ
ンジスタQ3を接続して電圧検出回路7bを構成したも
のである。
【0023】通常時にはトランジスタQ3のベースに図
4(C)に示すようにHレベルの電圧が端子Vcより印
加されるので、トランジスタQ3はOFFとなり、電圧
検出回路7は抵抗R1、R2、R3およびR4で構成さ
れる。また、基準電圧源Vrの基準電圧はV1に設定さ
れている。通常時に出力端子Vより図3(b)に示す電
圧V0が出力されるようにするためには、 V0=V1/(R2/(R1+R2)) の式を満足するような抵抗値をR1およびR2として設
定すればよい 次にスタンバイ時にはトランジスタQ3のベースにLレ
ベルの電圧が端子Vcより印加されるので、トランジス
タQ3はONとなり、電圧検出回路7bは抵抗R1、R
2、R3、およびR4の直列回路で構成されることによ
り、電圧検出回路7の分圧比が変わる。また、基準電圧
源Vrの基準電圧はV1に設定されている。スタンバイ
時に出力端子Vより図4(b)に示す電圧V03が出力
されるようにするためには、 V03=V1/A/B ここで、 A=(R2*R4)/(R2+R4) B=(R1*R3)/(R1+R3)+(R2*R4)
/(R2+R4) の式を満足するような抵抗値をR1、R2、R3、およ
びR4として設定すればよい。
【0024】つまり、抵抗R1、R2、R3、およびR
4の選択により、スタンバイ時の電圧を設定することが
できる。 つまり、(R2/(R1+R2))<A/B ここで、 A=(R2*R4)/(R2+R4) B=(R1*R3)/(R1+R3)+(R2*R4)
/(R2+R4) となるように抵抗R1、R2、およびR3を選択してお
けば、スタンバイ時には図示せぬCPU等で構成された
制御回路より端子VcにLレベルの電圧を印加すること
により電源回路よりの出力電圧をV0よりV03へ低下
させることができ、消費電力の低減ができる。上記では
その説明を簡略化するために、トランジスタQ3による
電圧降下分を補正することについての説明を省略した
が、実際の回路では降下分の補正を考慮する必要があ
る。
【0025】上述したよう本発明の第1乃至第3実施例
では、通常時にセンター電圧を供給し、スタンバイ時に
センター電圧から約10%電圧を下げることができるの
で、従来の電源回路のスタンバイ時に比較して約20%
電力を低減できる。また、さらにスタンバイ時に不要な
アイドリング電流を遮断するスイッチ回路を併用するこ
とにより、さらに省電力化が可能となる。例えば、従来
の電源回路ではスタンバイ時の消費電力が約2.5Wで
あったのに対して本発明かかる電源回路ではスタンバイ
時の消費電力を約1.5Wに低減することが可能となっ
た。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明にかかる電源
回路によれば、表示機能等を停止させる等使い勝手を低
下させることなく、従来の電源回路に比してスタンバイ
時の消費電力を大幅に削減することが可能となり、ま
た、簡単な構成で実現できるので、電源回路を構成する
部品数の大幅な増加を招くことがなく、コストアップの
要因ともならないので、低価格の電子機器にも採用する
ことが可能であると共に環境破壊防止にも貢献すること
ができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に適用可能な電源回路を
示す図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例を示す図である。
【図3】図3は本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】図4は本発明の第3実施例を示す図である。
【図5】図5は従来の電源回路を示す図である。
【図6】図6は従来の電源回路の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…交流(AC)電圧入力用のプラグ 2…一次整流平滑回路 3…スイッチングトランス 4…スイッチング回路 5…ドライブ回路 6…コントロール回路 7、7a、7b…電圧検出回路 8…電圧制御回路 9、14…フォトカプラー 10…二次整流平滑回路 11a、11b…スイッチ 12…メイン電源回路 13…スタンバイ時専用電源回路 15…メイン電源制御回路 Vr、Vra…基準電圧源 D1、D2…ツェナーダイオード Q1、Q2、Q3…トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される交流電力を一次側直流電力に変
    換出力する第1の変換手段と、 前記一次側直流電力を交流電力に変換して所定の二次側
    交流電力に変換出力する電力変換手段と、 前記二次側交流電力を二次側直流電力に変換出力する第
    2の変換手段と、 前記二次側直流電力の出力電圧を検出し、前記検出され
    た電圧値と予め定められた基準値とを比較して得られた
    差分情報を前記電力変換手段にフィードバックする電圧
    制御手段と、 通常時に第1の制御信号を出力し、スタンバイ時に第2
    の制御信号を前記電圧制御手段に供給する制御手段とか
    らなり、 前記第1の制御信号が出力された際に前記二次側直流電
    力の出力電圧を第1の直流電圧に設定するための差分情
    報が前記電圧制御手段より出力され、前記第2の制御信
    号が出力された際に前記二次側直流電力の出力電圧を前
    記第1の直流電圧より低い第2の直流電圧に設定するた
    めの差分情報が前記電圧制御手段より出力されるように
    構成されたことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記電圧制御手段の前記基準電圧が、前記
    第1の制御信号が出力された際に第1の基準電圧に設定
    され、前記第2の制御信号が出力された際に第2の基準
    電圧に設定されることを特徴とする請求項1項記載の電
    源回路。
  3. 【請求項3】前記電圧制御手段は前記二次側直流電力の
    出力電圧を検出するための第1の分圧回路と第2の分圧
    回路とを有し、前記第1の制御信号が出力された際に第
    1の分圧回路を選択して使用し、前記第2の制御信号が
    出力された際に第2の分圧回路を選択して使用すること
    を特徴とする請求項1項記載の電源回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091396A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002091396A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置及びその制御方法

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