JP2000228640A - 伝送回路 - Google Patents

伝送回路

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JP2000228640A
JP2000228640A JP11029278A JP2927899A JP2000228640A JP 2000228640 A JP2000228640 A JP 2000228640A JP 11029278 A JP11029278 A JP 11029278A JP 2927899 A JP2927899 A JP 2927899A JP 2000228640 A JP2000228640 A JP 2000228640A
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resistor
output
capacitor
terminal
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JP11029278A
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Inventor
Susumu Hara
進 原
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Level One Communications Inc
Original Assignee
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Level One Communications Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模が小さくて高周波ノイズの発生を抑制
可能な伝送回路を提供すること。 【解決手段】ICパッケージ10に内蔵され電源電圧の
供給を受けていると共に接地点に接続されている出力回
路1a、1bの夫々が、トランス2を介して1対の電線
ケーブルを駆動するように構成されていて、トランス2
のICパッケージ10側には、抵抗R1とコンデンサC
1とコンデンサC2と抵抗R2とを接続した回路を設け
ている。抵抗R1の一端は出力回路1aに接続されると
共にその他端はコンデンサC1の一端に接続され、ま
た、抵抗R2の一端は出力回路1bに接続されると共に
その他端はコンデンサC2の一端に接続され、さらにコ
ンデンサC1とコンデンサC2とが接続されその接続点
は接地電圧が印加されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路等の出力
部に設けられた出力回路が電線ケーブルを駆動するよう
にした伝送回路における高周波ノイズの低減に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路等の出力部に設けられた出力回
路が電線ケーブルを駆動するようにした伝送回路として
は、図2や図3に示すものが挙げられる。図2に示す伝
送回路は、ICパッケージ内に配置された出力バッファ
等の出力回路1a、出力回路1bがトランス2を介して
1対の電線ケーブル(以下、電線ケーブルは図示せず)
を駆動するようにしたものである。また、図3に示す伝
送回路は、図2の伝送回路において、抵抗R1とコンデ
ンサC1と抵抗R2とを接続した回路をトランス2のI
Cパッケージに設けたもので、この抵抗R1、R2は電
線ケーブルとのインピーダンス整合用素子として機能す
ると共に、コンデンサC1は高周波帯域でのインピーダ
ンス整合性を改善する役目を担っている。
【0003】さて、近年、ICパッケージの小型化やピ
ン数増加に伴って、このパッケージのピンやボンディン
グ用ワイヤ線のインダクタンスが回路動作に与える影響
が問題になっている。そこで、図2の伝送回路におい
て、このようなインダクタンスの影響を受けると想定し
た場合の等価回路を図4に示す。図4に示すようにIC
パッケージ10内には、電源(VDD)端子のインダク
タンスLV、接地(GND)端子のインダクタンスL
G、出力回路1aのインダクタンスL1、出力回路1b
のインダクタンスL2が発生していることが分かる。
【0004】今、インダクタンスL2の両端を符号A、
B、コンデンサC1と抵抗R2との接続点を符号Cで示
し、出力回路1aの出力が図7(a)のようにハイ状態
からロー状態になったとすると、高周波電流がL1、L
2、LGを通って流れるため、点A、B、C等には図7
(b)のようにアンダーシュートした出力波形が現れ
る。因みに、電圧V1を3(V)程度、電圧V2を1
(V)程度とする、点Aでのアンダーシュート最大電圧
V3は1(V)程度となることが確認されている。
【0005】そこで、このようなアンダーシュートを抑
制するために、図5や図6に示すものが提案されてい
た。図5に示すものは、出力回路の電源・接地ラインの
一部に抵抗Rを直列に挿入して流れる電流量を制限して
アンダーシュートを抑制するものであり、図6に示すも
のは、出力回路1a、1b、…、1nの夫々を遅延素子
3で順次遅延されるようにした出力部5を構成すること
によって、出力信号の変化タイミングをずらして、流れ
る電流の最大値を低減してアンダーシュートを抑制する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように出力回路の電源・接地ラインの一部に抵抗R
を直列に挿入すれば、電流が流れる経路中に抵抗を挿入
するため出力部の回路規模が大きくなってしまうこと
や、この抵抗値を集積化する場合には製造誤差によって
効果的なアンダーシュート抑制が行なえないといった問
題があった。
【0007】また、図6に示すように遅延素子3を設け
た場合においても、出力部の回路構成が複雑になって回
路規模が大きくなってしまうことや、もともと電流変化
が大きな出力部に適用した場合に効果的なアンダーシュ
ート抑制が行なえなかったといった問題があった。本発
明は、このような従来の課題を解決するため創作された
もので、その目的は、回路規模が小さくて高周波ノイズ
の発生を抑制可能な伝送回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、1対の電線ケーブルの夫々を第1の出力
回路および第2の出力回路で駆動する伝送回路におい
て、前記第1の出力回路と一方の電線ケーブルとの間に
設けられた第1の容量素子と、前記第2の出力回路と他
方の電線ケーブルとの間に設けられた第2の容量素子
と、を少なくとも備え、前記第1の容量素子と前記第2
の容量素子との他方の端子はそれぞれ所定電圧が印可さ
れる構成であることを特徴とする伝送回路を提供する。
【0009】なお、第1の出力回路や第2の出力回路
が、直接、電線ケーブルに接続されるものの他、第1の
出力回路や第2の出力回路の夫々が、抵抗素子および/
またはトランスを介して電線ケーブルに接続されるもの
であって、前記第1および第2の容量素子が第1の出力
回路および第2の出力回路の出力端に直接接続した、ま
たは、前記抵抗素子の少なくとも一方に接続されたもの
であっても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態の
伝送回路の回路図であり、寄生容量も図示している。こ
の伝送回路は、ICパッケージ10に内蔵され電源(V
DD)電圧の供給を受けていると共に接地点(GND)
に接続されている出力回路1a、1bの夫々が、トラン
ス2を介して1対の電線ケーブルを駆動するように構成
されていて、トランス2のICパッケージ10側には、
抵抗R1とコンデンサC1とコンデンサC2と抵抗R2
とを接続した回路を設けている。
【0011】そして、抵抗R1の一端は出力回路1aに
接続されると共にその他端はコンデンサC1の一端に接
続され、また、抵抗R2の一端は出力回路1bに接続さ
れると共にその他端はコンデンサC2の一端に接続さ
れ、さらに、コンデンサC1とコンデンサC2とが接続
され、その接続点は接地電圧が印加されている。また、
電源(VDD)端子のインダクタンスをLV、接地(G
ND)端子のインダクタンスをLG、出力回路1aのイ
ンダクタンスをL1、出力回路1bのインダクタンスを
L2として表現すると共に、インダクタンスL2の両端
を符号A、B、コンデンサC2と抵抗R2との接続点を
符号Cで示している。
【0012】次に作用を説明する。今、出力回路1aの
出力電圧が変化すると、高周波電流は、インダクタンス
LG、L2を通らずに、コンデンサC1を通って接地点
に流れる。このため、点A、点B、点Cでは電圧のアン
ダーシュートがなくなることになる。また、出力回路1
bの出力電圧が変化しても、コンデンサC2が同様な作
用を奏することによって、この場合にもアンダーシュー
トがなくなることになる。
【0013】図8(a)に示すように出力回路1aの出
力電圧が変化すると、点Aでの電圧波形は、図8(b)
に示すようになることが確認されていて、出力回路1a
の出力電圧のアンダーシュートV4が0.2(V)程度
であれば、点AでのアンダーシュートV4が0.2
(V)程度まで抑制される。このように、この伝送回路
によれば複雑な回路を用いなくとも大幅に高周波ノイズ
が低減できる。なお、この実施の形態では、コンデンサ
C1とコンデンサC2との接続点の接地点に接続した
が、これに限られるものではなく、インダクタンス分の
小さな所定の電圧値(電源電圧より小さい)を有する点
に接続するようにしても良い。
【0014】また、この実施の形態では、トランス2や
抵抗R1、抵抗R2が設けられた伝送回路について説明
してきたが、トランス2が無い場合、および/または、
抵抗R1および抵抗R2のうちの少なくとも一方が無い
場合であっても、本発明を適用できる。以上説明したよ
うに、本発明の実施の形態によれば、集積回路を複雑化
することなく、電線ケーブルを駆動する集積回路パッケ
ージ内の寄生インダクタンスによるノイズを大幅に抑制
できるので、不要な高周波ノイズを抑制しながら高速デ
ータ通信可能な伝送回路を実現できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路規模が小さくて高周波ノイズの発生を抑制可能な伝
送回路を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の伝送回路の回路図であ
る。
【図2】従来の伝送回路の回路図である。
【図3】従来の伝送回路の回路図である。
【図4】発生するインダクタンスを等価回路表現した従
来の伝送回路の回路図である。
【図5】従来の高周波ノイズ抑制技術の説明図である。
【図6】従来の高周波ノイズ抑制技術の説明図である。
【図7】従来の伝送回路で発生する高周波ノイズの説明
図である。
【図8】本発明の実施の形態の伝送回路で発生する高周
波ノイズの説明図である。
【符号の説明】
1 出力回路 1a 出力回路 1b 出力回路 2 トランス 3 遅延素子 5 出力部 10 ICパッケージ R 抵抗 R1 抵抗 R2 抵抗 C コンデンサ C1 コンデンサ C2 コンデンサ LV 電源(VDD)端子のインダクタンス LG 接地(GND)端子のインダクタンス L1 出力回路1aのインダクタンス L2 出力回路1bのインダクタンス
フロントページの続き (71)出願人 599017210 9750 Goethe Road,Sacr amento,CA 95827,U.S.A. (72)発明者 原 進 神奈川県厚木市岡田3050番地 旭化成マイ クロシステム株式会社内 Fターム(参考) 5K029 AA02 DD04 GG07 JJ03 5K046 AA03 BA01 BB05 CC08 CC09 PS51

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の電線ケーブルの夫々を第1の出力
    回路および第2の出力回路で駆動する伝送回路におい
    て、 前記第1の出力回路と一方の電線ケーブルとの間に設け
    られた第1の容量素子と、 前記第2の出力回路と他方の電線ケーブルとの間に設け
    られた第2の容量素子と、を少なくとも備え、 前記第1の容量素子と前記第2の容量素子との他方の端
    子はそれぞれ所定電圧が印可される構成であることを特
    徴とする伝送回路。
JP11029278A 1999-02-05 1999-02-05 伝送回路 Withdrawn JP2000228640A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587230B1 (ko) 2004-09-02 2006-06-08 삼성중공업 주식회사 전력선 통신용 직류전원장치
US7589953B2 (en) 2007-11-26 2009-09-15 Tdk Corporation Multilayer capacitor
JP2011035312A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Tdk Corp 積層コンデンサアレイの実装構造

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