JP2000228438A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2000228438A JP3041699A JP3041699A JP2000228438A JP 2000228438 A JP2000228438 A JP 2000228438A JP 3041699 A JP3041699 A JP 3041699A JP 3041699 A JP3041699 A JP 3041699A JP 2000228438 A JP2000228438 A JP 2000228438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板搬送装置の基板の保持部、保持部を移動さ
せる駆動部を有し駆動部の駆動力によって保持部を昇降
させたり回動させたりする。駆動部のモータにはブレー
キが設けられており、非常停止などでモータへの電力供
給が断たれた場合、保持部の位置を保持する。しかし、
保持部に作業者が挟まれて基板搬送装置を非常停止させ
た場合は上記のようにブレーキが作動して保持部はロッ
クされてしまい保持部を移動させることが困難となり、
作業者の救出が困難になる。また、ブレーキを解除する
と保持部が自由状態になって落下し、作業者に荷重がか
かり危険な場合がある。 【解決手段】そこで本発明では、エアシリンダAS1、
AS2で保持部を上方に付勢し、保持部の荷重とエアシ
リンダAS1、AS2の伸長力とを均衡させる。こうす
ることで、モータのブレーキを解除しても保持部が落下
しない。また、容易に保持部を移動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】基板の保持部が上下方向に変位す
る基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板搬送装置は基板を保持する保持部と
保持部を移動させる駆動部とを有し、駆動部の駆動力に
よって保持部を昇降させたり回動させたりする。駆動部
は例えば駆動源としてモータを有し、モータの駆動力を
ボールネジやタイミングベルトで保持部に伝達する。モ
ータにはブレーキが設けられており、モータへの電力供
給が断たれた場合、保持部の位置を保持する。こうする
ことによって、例えば事故等で基板搬送装置を非常停止
させた場合、モータへの電力供給が断たれても保持部は
自由状態にならず、不用意に落下したり回動したりする
ことが防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで保持部に作業
者が挟まれて基板搬送装置を非常停止させた場合は上記
のようにブレーキが作動して保持部はロックされてしま
い保持部を移動させることが困難になる。すると作業者
の救出に困難を来す。また、ブレーキを解除すると保持
部が自由状態になり却って作業者に荷重がかかり危険な
場合がある。
【0004】本発明の目的は基板搬送装置を非常停止さ
せても保持部を安全に移動させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板の保持部と、保持部を上下方向に変位させる駆動部
と、保持部を上方に付勢する付勢部とを備えた基板搬送
装置である。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
基板搬送装置において、前記付勢部は保持部の荷重と略
同じ力で保持部を上方に付勢する基板搬送装置である。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
基板搬送装置において、付勢部の付勢力を変化させる付
勢力可変手段を有する基板搬送装置である。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
基板搬送装置において、駆動部に作用する保持部の荷重
変化を検知する荷重検知手段と、荷重検知手段からの情
報に基づき、前記付勢力の可変手段を制御する制御手段
とを備えた基板搬送装置である。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1に記載の
基板搬送装置において、付勢部は、固定部と可動部とを
有するエアシリンダを有し、前記固定部は保持部の上下
方向の変位の基準となる基準面に固定され、前記可動部
は保持部に固定され、さらに、付勢部は、可動部を上方
に付勢するエアをエアシリンダに供給するエア供給手段
と、エア供給手段からエアシリンダに供給されるエアの
圧力を所定圧力に保つ圧力調節手段とを有する基板搬送
装置である。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
基板搬送装置において、前記圧力調節手段が保つエアの
所定圧力は保持部の荷重と略同じ力で保持部を上方に付
勢する圧力である基板搬送装置である。
【0011】請求項7に係る発明は、請求項5に記載の
基板搬送装置において、圧力可変手段が保つエアの圧力
の値を変化させる圧力可変手段を有する基板搬送装置で
ある。
【0012】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
基板搬送装置において、前記保持部を略水平方向に配さ
れた軸を中心に回動自在に支持する回動支持部と、駆動
部に作用する保持部の荷重変化を検知する荷重検知手段
と、荷重検知手段からの情報に基づき前記圧力可変手段
を制御する制御手段とを備えた基板処理装置である。
【0013】請求項9に係る発明は、請求項8に記載の
基板搬送装置において、前記制御手段は駆動部に作用す
る保持部の荷重が小さくなったときには付勢力を小さく
し、駆動部に作用する保持部の荷重が大きくなったとき
には付勢力を大きくする基板搬送装置である。
【0014】請求項10に係る発明は、請求項5に記載
の基板搬送装置において、前記エアシリンダはシリンダ
とシリンダ内を往復するピストンとピストンと一体的に
移動するピストンロッドとを有し、前記ピストンロッド
を固定部として基準面に固定し、前記シリンダを可動部
として保持部に固定した基板搬送装置である。
【0015】請求項11に係る発明は、前記エアシリン
ダに供給されるエアの圧力を所定圧力に保つ圧力調節手
段はリリーフ弁付き減圧弁である基板搬送装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】<1、基板処理システムの概要>
【0017】図1に本発明に係る基板搬送装置を適用し
た基板処理システム1を示す。なお、便宜上、以下の各
図にはXYZ軸を設定する。
【0018】基板処理システム1は基板処理装置2、基
板搬送装置3とを有する。
【0019】基板搬送装置3は水平移載ロボット40、
姿勢変換機構50、昇降走行機構60とを有する。水平
移載ロボット40はキャリアC内に収容された基板Wを
取り出して姿勢変換機構50に渡す。
【0020】姿勢変換機構50は水平移載ロボット40
から主面が水平状態で渡された基板Wを垂直状態にす
る。
【0021】昇降走行機構60は姿勢変換機構50で垂
直状態になっている基板Wを突き上げて保持し、基板処
理装置2の方向へ走行する。
【0022】基板処理装置2は昇降走行機構60から基
板Wを受け取る搬送ロボット21、搬送ロボット21、
から基板Wを受け取るリフタ22、薬液や純水を貯留
し、前記リフタ22に支持されて昇降する基板Wに薬液
や純水を接触させて処理を行う処理部23、処理部23
で処理が完了した基板Wを乾燥させる乾燥部24を有す
る。また、搬送ロボット21のチャック25の基板支持
棒29を洗浄するチャック洗浄部も有する。
【0023】<2、基板搬送装置>
【0024】次に基板搬送装置3に含まれる水平移載ロ
ボット40、姿勢変換機構50、昇降走行機構60につ
いて説明する。
【0025】<2−1水平移載ロボット>
【0026】水平移載ロボット40はアーム基台41上
に設けられたアーム42、アーム42の先端に設けられ
たハンド43を有する。アーム42は軸AX1、AX
2、AX3を中心に回動することによってハンド43を
水平面内において移動可能とする。
【0027】このような水平移載ロボット40ではハン
ド43をキャリアC内に進入させて基板Wをハンド43
に載置して取り出し、さらにハンド43を平面視で軸A
X1を中心に反時計回りに約90度回動させてY軸正方
向に移動させることにより、姿勢変換機構50に基板W
を渡すことができる。なお、図1の姿勢変換機構50は
水平移載ロボット40から基板W(二点鎖線)が渡され
た状態が示してある。
【0028】<2−2姿勢変換機構>
【0029】姿勢変換機構50は基台51を有し、基台
51上には垂直方向に起立状態の支持板52を有する。
図2のように基台51上にはモータM1が設けられ、モ
ータM1の駆動軸DS1(図4参照)はシャフトS1に
接続されている。
【0030】図2に戻ってシャフトS1にはリンクL
1、L2、L3が接続されており、リンクL3にはシャ
フトS2が固定されている。さらにシャフトS2は回動
台53にも固定されている。これにより、モータM1の
駆動力によって回動台53をシャフトS2を軸として回
動させることができる。
【0031】回動台53には4本の基板ガイド54が設
けられている。基板ガイド54は長手方向と直交する方
向に溝が刻まれており、該溝で基板Wを支持する。
【0032】このような姿勢変換機構50では図2のよ
うに水平移載ロボット40から渡された基板Wを基板ガ
イド54で受け取り、回動台53を回動させることによ
って図3のように基板Wの姿勢を水平状態から垂直状態
に変換する。
【0033】なお、このとき基板ガイド54はシャフト
S2を中心に回動する。この回動による運動を上下方
向、水平方向に分解すれば、基板ガイド54は上下方向
および水平方向に変位するといえる。
【0034】回動台53にはエアシリンダAS1が固定
されているがエアシリンダAS1については後述する。
【0035】<2−3昇降走行機構>
【0036】図1のように昇降走行機構60はY軸方向
に延設された2本のレールR、Rの上を走行する走行台
61、走行台61上に設けられた昇降部62、昇降部6
2によって昇降する昇降台63、昇降台63上に固定さ
れたプッシャポスト64、プッシャポスト64の頂部に
固定されたプッシャガイド65を有する。
【0037】図2のように昇降部62はカバー79内に
直動ガイド66、66を有し、直動ガイド66、66に
よって、昇降台63が上下方向に移動可能に支持されて
いる。また、昇降台63はボールネジ67と螺合してお
り、ボールネジ67の回転によって昇降する。ボールネ
ジ67はベルト68を介してモータM2の駆動軸DS2
(図4参照)に接続されており、該モータM2の駆動力
によって回転する。
【0038】以上のような構成により、昇降走行機構6
0では走行台61を移動させて図3のように姿勢変換機
構50で垂直状態に姿勢が変換された基板Wの下方にプ
ッシャガイド65を配する。そして、昇降部62を駆動
させてプッシャガイド65を上昇させることにより、プ
ッシャガイド65上に基板W支持する。さらに、走行台
61をY軸正方向に移動させて搬送ロボット21に基板
Wを渡す。
【0039】なお、昇降走行機構60にはエアシリンダ
AS2が設けられているが、これについては後述する。
【0040】<3、付勢部>
【0041】次に姿勢変換機構50、昇降走行機構60
に設けられた付勢部について説明する。
【0042】<3−1姿勢変換機構の付勢部>
【0043】図2のように姿勢変換機構50にはエアシ
リンダAS1が設けられている。エアシリンダAS1は
筒状のシリンダ55内でピストン56が往復する形式の
もので、ピストン56にはピストンロッド57が固定さ
れている。また、シリンダ55内と連通しており、エア
が通過する上部ポート58と下部ポート59とを有す
る。
【0044】そして、シリンダ55は回動台53の下面
にX軸と平行な軸AX5中心に回動自在な状態で固定さ
れ、ピストンロッド57は基板処理システム1のフレー
ム10にX軸と平行な軸AX6中心に回動自在な状態で
固定されている。このため、エアシリンダAS1は図
2、図3に示すように回動台53の回動に伴って伸縮す
る。
【0045】次にエアシリンダAS1の制御に関する構
造について説明する。
【0046】図4のようにエアシリンダAS1の上部ポ
ート58にはポンプPのエアがレギュレータR1を介し
て供給されている。一方、下部ポート59は開放されて
いる。
【0047】レギュレータR1はポンプPからのエアが
供給される入力側、上部ポート58にエアを供給する出
力側の2つのポートを有し、出力側のエア圧を設定され
た所定圧力にするリリーフ付レギュレータである。な
お、リリーフ付なので出力側のエア圧が前記所定圧力以
上になったときはエアを逃がして出力側のエア圧を所定
圧力に一定化する構造となっている。
【0048】また、レギュレータR1において設定され
る所定圧力は制御手段90からの電気信号によって制御
される。
【0049】制御手段90には入力手段91が接続さ
れ、該入力手段91から各種情報が制御手段90に入力
される。例えば、レギュレータR1の所定圧力値が入力
される。また、制御手段は図示せぬ他の制御装置とも接
続されており、姿勢変換機構50が基板を保持している
か否か、また、保持している場合は何枚の基板が基板ガ
イド54のどの位置に保持されているかなどの情報を得
ている。
【0050】さらに制御手段90にはモータM1のブレ
ーキ92、モータM1の回転角に関する情報を出力する
エンコーダ93も接続されている。
【0051】ブレーキ92はモータM1が稼動している
ときは解除状態になっており、モータM1への電力供給
が遮断された場合に作動し、駆動軸DS1の位置を保持
する。そして、制御手段90からの解除指令で再び解除
状態になる。
【0052】なお、以上の構成は姿勢変換機構50の緊
急停止に関係する構成とは独立して構成されているので
姿勢変換機構50が緊急停止状態になっても動作を行う
ことができる。
【0053】次にエアシリンダAS1の制御について説
明する。
【0054】姿勢変更機構50が稼働中は制御手段90
はエンコーダ93からの情報に基づいて回動台53の姿
勢を認識する。回動台53はシャフトS2を軸に回動す
るのでエアシリンダAS1に作用する回動台53の荷重
は変化する。具体的には図2のように回動台53が水平
状態にあるとき、前記荷重は最大で、図3のように垂直
状態にあるときは前記荷重は最小である。制御手段90
は回動台53の姿勢および、他の制御装置から得た回動
台53上の基板Wの有無、基板ガイド54のどこに基板
Wが存在するかについての情報を基にエアシリンダAS
1に作用する荷重の変化を演算する。そして、演算結果
に伴ってレギュレータR1に設定する所定圧力を連続的
に変化させる。
【0055】具体的にはエアシリンダAS1に作用する
荷重と常に同じ力でエアシリンダAS1が伸長するよう
に所定圧力を変化させる。このため、エアシリンダAS
1に作用する荷重とエアシリンダAS1が伸長する力と
は常に均衡状態にある。
【0056】よって、図2のように回動台53が水平状
態にあるとき所定圧力は最大で、回動台53が垂直状態
にあるとき所定圧力は最小である。
【0057】このため、モータM1が回動台53を回動
させるために発生させなければならない力は常に一定で
よいので、モータM1にかかる負荷の変化に伴ってモー
タM1が発生させる力を連続的に変化させる必要はなく
モータM1の制御が容易になる。
【0058】また、エアシリンダAS1に作用する荷重
とエアシリンダAS1が伸長する力とを常に均衡状態に
しているので、僅かの力で回動台53を回動させること
ができる。このため、モータM1についても小さなトル
クを発生させるもので十分である。従って、後述のよう
に安全を確保できるとともに装置コストを下げることが
できる。
【0059】次にモータM1への電力供給が遮断された
場合について説明する。
【0060】事故等で姿勢変換機構50が緊急停止状態
になったとき、モータM1への電力供給が遮断される。
この場合、ブレーキ92が作動して回動台53はその位
置を保持される。そして、回動台53を移動させたいと
きは入力手段91からブレーキ解除命令を入力し、制御
手段90によって、ブレーキ92を解除する。このと
き、エアシリンダAS1は回動台53がエアシリンダA
S1に課している荷重と同じ力で回動台53を上方に付
勢しているので回動台53がブレーキ92に保持されて
いた位置から自重で落下することは防止される。このた
め、仮に、回動台53の下方に作業者が挟まれていても
回動台53の荷重が作業者にかかることは無いので作業
者の安全が確保される。
【0061】次に、回動台53を回動させたいときは手
動で回動台53を適宜回動させる。このとき、回動台5
3がエアシリンダAS1に課している荷重とエアシリン
ダAS1が伸長する力とは均衡しているので容易に回動
台53を回動させることができる。
【0062】また、入力手段91を操作してレギュレー
タR1の所定圧力値を変化させればエアシリンダAS1
が伸長または収縮するので必ずしも手動で回動台53を
回動させる必要はない。具体的には所定圧力を大きくす
ればエアシリンダAS1が伸長して回動台53は図2に
おいてシャフトS2を軸に反時計回りに回動し、逆に所
定圧力を小さくすればエアシリンダAS1が収縮して回
動台53は同図2においてシャフトS2を軸に時計回り
に回動する。
【0063】<3−3昇降走行機構の付勢部>
【0064】図2のように昇降走行機構60にはエアシ
リンダAS2が設けられている。エアシリンダAS2は
シリンダ70内で往復するピストン71と該ピストン7
1と磁気的に結合されピストン71と一体となって往復
するスライダ72とが設けられている。また、エアが通
過する上部ポート73と下部ポート74とを有する。
【0065】そして、シリンダ70は走行台61の上面
に固定され、スライダ72は昇降台63に固定されてい
る。このため、スライダ72は昇降台63の昇降にとも
なって上下する。
【0066】次にエアシリンダAS2の制御に関する構
造について説明する。
【0067】図4のようにエアシリンダAS2の下部ポ
ート74にはポンプPのエアがレギュレータR2を介し
て供給されている。なお、上部ポート73は開放されて
いる。レギュレータR2はレギュレータR1と同様、リ
リーフ付レギュレータである。ただし、設定される出力
側の所定圧力は手動でハンドル95を回転させて設定す
る。ここでは一例としてプッシャガイド65が最大枚数
の基板Wが支持した状態で昇降台63がエアシリンダA
S2にかける荷重と等しい力でスライダ72が上方に移
動するように所定圧力を設定している。なお、エアシリ
ンダAS2に作用する荷重はプッシャガイド65に支持
されている基板Wの枚数によって多少変化するが、エア
シリンダAS1に作用する荷重ほどは変化しないので制
御手段90による所定圧力の制御は行っていない。
【0068】一方、制御手段90にはモータM2のブレ
ーキ94が接続されている。
【0069】ブレーキ94はモータM2が稼動している
ときは解除状態になっており、モータM2への電力供給
が遮断された場合に作動し、駆動軸DS2の位置を保持
する。そして、制御手段90からの解除指令で再び解除
状態になる。
【0070】なお、以上の構成は昇降走行機構60の緊
急停止に関係する構成とは独立して構成されているので
昇降走行機構60が緊急停止状態になっても動作を行う
ことができる。
【0071】次にエアシリンダAS2の制御について説
明する。
【0072】事故等で昇降走行機構60が緊急停止状態
になったとき、モータM2への電力供給は遮断さる。こ
の場合はブレーキ94が作動して昇降台63は位置を保
持される。そして、昇降台63を移動させたいときは入
力手段91からブレーキ解除命令を入力し、制御手段9
0によって、ブレーキ94を解除する。このとき、エア
シリンダAS2は昇降台63がエアシリンダAS2に課
している荷重と略同じ力で昇降台63を上方に付勢して
いるので昇降台63がブレーキ94で保持されていた位
置から自重で落下することは防止される。このため、仮
に、昇降台63の下方に作業者が挟まれていても昇降台
63の荷重が作業者にかかることは無いので作業者の安
全が確保される。
【0073】次に、昇降台63を昇降させたいときは手
動で昇降台63を適宜昇降させる。前記のように、昇降
台63がエアシリンダAS2に課している荷重とエアシ
リンダAS2が伸長する力とはほぼ均衡しているので容
易に昇降台63を昇降させることができる。
【0074】また、手動でハンドル95を回転させてレ
ギュレータR2の出力側の所定圧力を変化させればスラ
イダ72が上昇または降下するので必ずしも手動で昇降
台63を昇降させる必要はない。具体的には所定圧力を
大きくすればスライダ72が上昇して昇降台63は上昇
し、逆に所定圧力を小さくすればスライダ72が降下し
て昇降台63も降下する。
【0075】以上説明した実施形態の効果について述べ
る。
【0076】上下方向に変位する回動台53や昇降台6
3をエアシリンダAS1やAS2が上方に付勢するので
モータM1やM2の駆動力が0になっても回動台53や
昇降台63が自由状態にならず、回動台53や昇降台6
3が不用意に落下することを防止でき、安全に回動台5
3や昇降台63を移動させることができる。
【0077】また、エアシリンダAS1やAS2の回動
台53や昇降台63への付勢力を回動台53や昇降台6
3の荷重と略同じにしているのでモータM1、M2から
回動台53や昇降台63に伝達される駆動力が0になっ
た場合でも回動台53や昇降台63を容易に移動させる
ことができる。
【0078】また、レギュレータR1、R2で付勢力を
変化させることができるのでモータM1、M2から回動
台53や昇降台63に伝達される駆動力が0になった場
合でも付勢力を変化させることによって回動台53や昇
降台63を容易に移動させることができる。
【0079】またモータM1に作用する回動台53の荷
重の変化に応じて回動台53への付勢力を変化させるの
でモータM1に作用する回動台53の荷重を制御でき、
モータM1の制御を容易にすることができる。
【0080】また、エアシリンダAS1やAS2で回動
台53や昇降台63を付勢するので汚染物質の発生を抑
制できる。例えば、回動台53や昇降台63の上方に滑
車を設けてロープ状部材を掛けまわし、回動台53や昇
降台63の荷重に応じた重りで回動台53や昇降台63
を上方に付勢する場合は滑車の回転や滑車とロープ状部
材との摺動によって発生する汚染物質が広範囲に拡散
し、基板Wに付着する恐れがある。また、エアシリンダ
は流体を封入したダンパーに比べて伸縮速度を速く設定
できるので回動台53や昇降台63の変位の速度を確保
できる。
【0081】また制御手段90が、モータM1に作用す
る回動台53の荷重が小さくなったときにはエアシリン
ダAS1の付勢力を小さくし、モータM1に作用する回
動台53の荷重が大きくなったときにはエアシリンダA
S1の付勢力を大きくするのでモータM1に作用する回
動台53や昇降台63の荷重を一定にでき、モータM1
の制御を容易にすることができる。
【0082】また、エアシリンダAS1のピストンロッ
ド57がフレーム10に固定され、シリンダ55が回動
台53に固定されているのでピストンロッド57の方が
シリンダ55よりも下方に位置する。このためシリンダ
55とピストン56との摺動でピストンロッド57に汚
染物質が付着していてもピストンロッド57の方が下方
に位置しているので汚染物質が拡散することを抑制でき
る。また、エアを排出する下部ポート59も下方に配す
ることができるので汚染物質が拡散することを抑制でき
る。
【0083】また、リリーフ弁付きレギュレータでエア
シリンダAS1、AS2に供給されるエアの圧力を所定
圧力に保つので容易に前記所定圧力に保つことができ
る。
【0084】
【発明の効果】請求項1に記載の基板搬送装置によれ
ば、上下方向に変位する保持部を付勢部が上方に付勢す
るので駆動部から保持部に伝達される駆動力が0になっ
ても保持部が自由状態にならず、保持部が不用意に落下
することを防止でき、安全に保持部を移動させることが
できる。
【0085】請求項2に記載の基板搬送装置によれば、
保持部への付勢力を保持部の荷重と略同じにしているの
で駆動部から保持部に伝達される駆動力が0になった場
合でも保持部を容易に移動させることができる。
【0086】請求項3に記載の基板搬送装置によれば付
勢力可変手段で付勢力を変化させることができるので駆
動部から保持部に伝達される駆動力が0になった場合で
も付勢力を変化させることによって保持部を容易に移動
させることができる。
【0087】請求項4に記載の基板搬送装置によれば駆
動部に作用する保持部の荷重の変化に応じて保持部への
付勢力を変化させるので駆動部に作用する保持部の荷重
を制御でき、駆動部の制御を容易にすることができる。
【0088】請求項5に記載の基板搬送装置によればエ
アシリンダで保持部を付勢するので汚染物質の発生を抑
制し、保持部の変位の速度を確保できる。
【0089】請求項6に記載の基板搬送装置によれば、
保持部への付勢力を保持部の荷重と略同じにしているの
で駆動部から保持部に伝達される駆動力が0になった場
合でも保持部を容易に移動させることができる。
【0090】請求項7に記載の基板搬送装置によれば圧
力可変手段でエアシリンダの付勢力を変化させることが
できるので駆動部から保持部に伝達される駆動力が0に
なった場合でも圧力可変手段で付勢力を変化させること
によって保持部を容易に移動させることができる。
【0091】請求項8に記載の基板搬送装置によれば駆
動部に作用する保持部の荷重の変化に応じて保持部への
付勢力を変化させるので駆動部に作用する保持部の荷重
を制御でき、駆動部の制御を容易にすることができる。
【0092】請求項9に記載の基板搬送装置によれば制
御手段が、駆動部に作用する保持部の荷重が小さくなっ
たときには付勢力を小さくし、駆動部に作用する保持部
の荷重が大きくなったときには付勢力を大きくするので
駆動部に作用する保持部の荷重を一定にでき、駆動部の
制御を容易にすることができる。
【0093】請求項10に記載の基板搬送装置によれば
ピストンロッドが基準面に固定されてシリンダが保持部
に固定されているのでピストンロッドの方がシリンダよ
りも下方に位置する。このためシリンダとピストンとの
摺動でピストンロッドに汚染物質が付着してもピストン
ロッドの方が下方に位置しているので汚染物質が散らば
ることを抑制できる。
【0094】請求項11に記載の基板搬送装置によれば
リリーフ弁付き減圧弁でエアシリンダに供給されるエア
の圧力を所定圧力に保つので容易に前記所定圧力に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板搬送装置を適用した基板処理シス
テムの構成を示す図である。
【図2】姿勢変換機構、昇降走行機構を示し、姿勢変換
機構の回動台上の基板が水平である状態を示す図であ
る。
【図3】姿勢変換機構、昇降走行機構を示し、姿勢変換
機構の回動台上の基板が垂直である状態を示す図であ
る。
【図4】制御構造に関する図である。
【符号の説明】
3 基板搬送装置 50 姿勢変換機構 53 回動台 54 基板ガイド 55 シリンダ 56 ピストン 57 ピストンロッド 60 昇降走行機構 63 昇降台 65 プッシャガイド 90 制御手段 AS1 エアシリンダ AS2 エアシリンダ M1 モータ M2 モータ R1 レギュレータ R2 レギュレータ S1 軸 S2 軸 W 基板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の保持部と、 保持部を上下方向に変位させる駆動部と、 保持部を上方に付勢する付勢部とを備えた基板搬送装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板搬送装置において、 前記付勢部は保持部の荷重と略同じ力で保持部を上方に
    付勢する基板搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の基板搬送装置において、 付勢部の付勢力を変化させる付勢力可変手段を有する基
    板搬送装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の基板搬送装置において、 駆動部に作用する保持部の荷重変化を検知する荷重検知
    手段と、 荷重検知手段からの情報に基づき、前記付勢力の可変手
    段を制御する制御手段とを備えた基板搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の基板搬送装置において、 付勢部は、 固定部と可動部とを有するエアシリンダを有し、 前記固定部は保持部の上下方向の変位の基準となる基準
    面に固定され、 前記可動部は保持部に固定され、 さらに、付勢部は、 可動部を上方に付勢するエアをエアシリンダに供給する
    エア供給手段と、 エア供給手段からエアシリンダに供給されるエアの圧力
    を所定圧力に保つ圧力調節手段とを有する基板搬送装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の基板搬送装置において、 前記圧力調節手段が保つエアの所定圧力は保持部の荷重
    と略同じ力で保持部を上方に付勢する圧力である基板搬
    送装置。 (効果)
  7. 【請求項7】請求項5に記載の基板搬送装置において、 圧力可変手段が保つエアの圧力の値を変化させる圧力可
    変手段を有する基板搬送装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の基板搬送装置において、 前記保持部を略水平方向に配された軸を中心に回動自在
    に支持する回動支持部と、 駆動部に作用する保持部の荷重変化を検知する荷重検知
    手段と、 荷重検知手段からの情報に基づき前記圧力可変手段を制
    御する制御手段とを備えた基板処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の基板搬送装置において、 前記制御手段は駆動部に作用する保持部の荷重が小さく
    なったときには付勢力を小さくし、駆動部に作用する保
    持部の荷重が大きくなったときには付勢力を大きくする
    基板搬送装置。
  10. 【請求項10】請求項5に記載の基板搬送装置におい
    て、 前記エアシリンダはシリンダとシリンダ内を往復するピ
    ストンとピストンと一体的に移動するピストンロッドと
    を有し、 前記ピストンロッドを固定部として基準面に固定し、 前記シリンダを可動部として保持部に固定した基板搬送
    装置。
  11. 【請求項11】前記エアシリンダに供給されるエアの圧
    力を所定圧力に保つ圧力調節手段はリリーフ弁付き減圧
    弁である基板搬送装置。
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