JP2000227624A - カメラのズームファインダ装置 - Google Patents
カメラのズームファインダ装置Info
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- JP2000227624A JP2000227624A JP11030346A JP3034699A JP2000227624A JP 2000227624 A JP2000227624 A JP 2000227624A JP 11030346 A JP11030346 A JP 11030346A JP 3034699 A JP3034699 A JP 3034699A JP 2000227624 A JP2000227624 A JP 2000227624A
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- optical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】結像面近傍に塵埃が侵入することがなく、見え
具合のよい、しかも、簡単な構造を有するカメラのズー
ムファインダ装置を提供する。 【構成】本発明のカメラのズームファインダ装置は、ズ
ーム光学系を有し、ファインダの視野画面サイズを通常
画面サイズとパノラマ画面サイズに切り換え可能なもの
であり、被写体光を結像面に結像させる進退可能なズー
ム光学系の対物レンズ1,2と、結像面3aに結像した
像を接眼レンズ4に導くポロプリズム3と、結像面3a
を挟んで上記対物レンズ2とポロプリズム3の光路外周
部を覆う可撓性管状の弾性部材5とを有し、弾性部材5
の外周を上下に変形させ、あるいは、光軸方向に伸縮さ
せて常に結像面3aの周りが覆われ、塵埃の侵入を防
ぐ。
具合のよい、しかも、簡単な構造を有するカメラのズー
ムファインダ装置を提供する。 【構成】本発明のカメラのズームファインダ装置は、ズ
ーム光学系を有し、ファインダの視野画面サイズを通常
画面サイズとパノラマ画面サイズに切り換え可能なもの
であり、被写体光を結像面に結像させる進退可能なズー
ム光学系の対物レンズ1,2と、結像面3aに結像した
像を接眼レンズ4に導くポロプリズム3と、結像面3a
を挟んで上記対物レンズ2とポロプリズム3の光路外周
部を覆う可撓性管状の弾性部材5とを有し、弾性部材5
の外周を上下に変形させ、あるいは、光軸方向に伸縮さ
せて常に結像面3aの周りが覆われ、塵埃の侵入を防
ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのズームフ
ァインダ装置の構造に関するものである。
ァインダ装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのズームファインダ装置と
して提案された実公平6−18344号公報に開示のポ
ロプリズムを用いた実像式ズームファインダ装置は、塵
埃の侵入を防止するためファインダ光学系を密閉構造に
したものである。ズームファインダ装置においては、ズ
ーム動作のために結像系レンズが光軸方向に進退駆動す
るが、その進退駆動時に細かい削り粉が出て、ファイン
ダ結像面に付着する可能性がある。上記従来のファイン
ダ装置では、上記削り粉、および、外部からの埃等の侵
入を防止するために上記結像面の前面にカバーガラス
(透明な保護部材)を配設する密閉構造が採用してい
る。
して提案された実公平6−18344号公報に開示のポ
ロプリズムを用いた実像式ズームファインダ装置は、塵
埃の侵入を防止するためファインダ光学系を密閉構造に
したものである。ズームファインダ装置においては、ズ
ーム動作のために結像系レンズが光軸方向に進退駆動す
るが、その進退駆動時に細かい削り粉が出て、ファイン
ダ結像面に付着する可能性がある。上記従来のファイン
ダ装置では、上記削り粉、および、外部からの埃等の侵
入を防止するために上記結像面の前面にカバーガラス
(透明な保護部材)を配設する密閉構造が採用してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の実公
平1−18344号公報に開示の実像式ズームファイン
ダ装置では、ファインダ光学系としては不要なカバーガ
ラスが結像面の前面に配されており、そのカバーガラス
のための配設スペ−スが必要になるとか、上記結像面前
面の結像系レンズの移動が妨げられるなどの設計上の不
都合が生じていた。さらに、上記カバーガラスを密閉状
態で取り付けるために構造が複雑化し、コスト的にも不
利であった。
平1−18344号公報に開示の実像式ズームファイン
ダ装置では、ファインダ光学系としては不要なカバーガ
ラスが結像面の前面に配されており、そのカバーガラス
のための配設スペ−スが必要になるとか、上記結像面前
面の結像系レンズの移動が妨げられるなどの設計上の不
都合が生じていた。さらに、上記カバーガラスを密閉状
態で取り付けるために構造が複雑化し、コスト的にも不
利であった。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、塵埃の侵入による見え具合の劣化
が防止でき、構造が簡単なカメラのズームファインダ装
置を提供することを目的とする。
なされたものであり、塵埃の侵入による見え具合の劣化
が防止でき、構造が簡単なカメラのズームファインダ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カメラのズームファインダ装置は、ズームファインダ光
学系を有するカメラのズームファインダ装置において、
複数の光学素子と、上記複数の光学素子のうち、少なく
とも隣接する光学素子同士を結合してファインダ光路中
の少なくとも一部においてその光路外周部を覆う管状の
伸縮手段とを具備しており、上記管状の伸縮手段により
上記光路外周部を覆い塵埃の侵入を防止する。
カメラのズームファインダ装置は、ズームファインダ光
学系を有するカメラのズームファインダ装置において、
複数の光学素子と、上記複数の光学素子のうち、少なく
とも隣接する光学素子同士を結合してファインダ光路中
の少なくとも一部においてその光路外周部を覆う管状の
伸縮手段とを具備しており、上記管状の伸縮手段により
上記光路外周部を覆い塵埃の侵入を防止する。
【0006】本発明の請求項2記載のカメラのズームフ
ァインダ装置は、ズームファインダ光学系を有するカメ
ラのズームファインダ装置において、被写体からの反射
光を結像面に結像される光学素子と、上記結像面に結像
した像を実像に変換して接眼レンズに導く正立正像変換
手段と、上記結像面を挟んで光学素子と上記正立正像変
換手段の光路外周部を覆う管状の伸縮手段とを具備して
おり、上記管状の伸縮手段により光学素子と上記正立正
像変換手段の間の光路外周部を覆い、上記結像面に塵埃
が侵入するのを防止する。
ァインダ装置は、ズームファインダ光学系を有するカメ
ラのズームファインダ装置において、被写体からの反射
光を結像面に結像される光学素子と、上記結像面に結像
した像を実像に変換して接眼レンズに導く正立正像変換
手段と、上記結像面を挟んで光学素子と上記正立正像変
換手段の光路外周部を覆う管状の伸縮手段とを具備して
おり、上記管状の伸縮手段により光学素子と上記正立正
像変換手段の間の光路外周部を覆い、上記結像面に塵埃
が侵入するのを防止する。
【0007】本発明の請求項3記載のカメラのズームフ
ァインダ装置は、請求項2記載のカメラのズームファイ
ンダ装置において、上記光学素子が光軸方向に移動して
も、上記結像面は、この結像面を挟む上記光学素子と上
記正立正像変換手段および上記伸縮手段によって常に囲
まれている。
ァインダ装置は、請求項2記載のカメラのズームファイ
ンダ装置において、上記光学素子が光軸方向に移動して
も、上記結像面は、この結像面を挟む上記光学素子と上
記正立正像変換手段および上記伸縮手段によって常に囲
まれている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態であ
るカメラのズームファインダ装置の斜視図である。ま
た、図2は該ファインダ装置の縦断面図である。なお、
Ofは、ファインダ光学系の光軸を示す。
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態であ
るカメラのズームファインダ装置の斜視図である。ま
た、図2は該ファインダ装置の縦断面図である。なお、
Ofは、ファインダ光学系の光軸を示す。
【0009】本ズームファインダ装置は、ズーム光学系
を有し、また、画面サイズ切り換え操作手段の切り換え
操作に応じて、ファインダの通常視野画面サイズを該画
面サイズより縦方向が短い、横長のパノラマ画面サイズ
対応のパノラマ視野画面サイズに切り換え可能なカメラ
のズームファインダ装置である。
を有し、また、画面サイズ切り換え操作手段の切り換え
操作に応じて、ファインダの通常視野画面サイズを該画
面サイズより縦方向が短い、横長のパノラマ画面サイズ
対応のパノラマ視野画面サイズに切り換え可能なカメラ
のズームファインダ装置である。
【0010】本装置の構成は、被写体光を取り込み、そ
の被写体の倒立逆像を結像面3a上に結像させるズーム
光学系の光学素子である対物レンズ1,2と、上記対物
レンズ1,2を直進ガイドする直進溝を有し、後述する
ポロプリズム3を固定支持するプリズム台11と、上記
プリズム台11の下側に光軸Ofと直交するH方向にス
ライド自在に支持され、対物レンズ1,2を光軸Of方
向に沿って進退駆動するためのカム板12と、上記結像
面3aを有し、結像面3aの像を接眼レンズ4に対して
正立正像に変換する正立正像変換手段(光学素子)であ
るポロプリズム3と、上記接眼レンズ4と、上記結像面
3aの近傍に配設される通常画面サイズのファインダ視
野画面を規定するノーマル視野枠10と、伸縮手段であ
る可撓管状の弾性部材5と、上記弾性部材5の所定の中
央部を外方から挟持しており、上記弾性部材5を上下方
向に変形させる腕部6a,7aを有し、装置本体に固着
された支持軸8に回動自在に支持されている画面サイズ
規定手段である規制レバー6,7と、画面サイズ切り換
え手段であって、上記規制レバー6,7の傾斜駆動溝6
b,7bに嵌入する駆動部9aを有し、切り換え操作を
行うための切り換え操作部材9とで構成されている。
の被写体の倒立逆像を結像面3a上に結像させるズーム
光学系の光学素子である対物レンズ1,2と、上記対物
レンズ1,2を直進ガイドする直進溝を有し、後述する
ポロプリズム3を固定支持するプリズム台11と、上記
プリズム台11の下側に光軸Ofと直交するH方向にス
ライド自在に支持され、対物レンズ1,2を光軸Of方
向に沿って進退駆動するためのカム板12と、上記結像
面3aを有し、結像面3aの像を接眼レンズ4に対して
正立正像に変換する正立正像変換手段(光学素子)であ
るポロプリズム3と、上記接眼レンズ4と、上記結像面
3aの近傍に配設される通常画面サイズのファインダ視
野画面を規定するノーマル視野枠10と、伸縮手段であ
る可撓管状の弾性部材5と、上記弾性部材5の所定の中
央部を外方から挟持しており、上記弾性部材5を上下方
向に変形させる腕部6a,7aを有し、装置本体に固着
された支持軸8に回動自在に支持されている画面サイズ
規定手段である規制レバー6,7と、画面サイズ切り換
え手段であって、上記規制レバー6,7の傾斜駆動溝6
b,7bに嵌入する駆動部9aを有し、切り換え操作を
行うための切り換え操作部材9とで構成されている。
【0011】なお、上記弾性部材5は、一方がポロプリ
ズム3の結像面3a回りに、また、他方が対物レンズ2
の外周にそれぞれ密着して固定され、結像面3aを挟む
光路外周部を覆うように配設されており、対物側が光軸
方向に伸縮し、さらに、中央部が光軸と直交する上下方
向に撓んで弾性変形可能な可撓管状伸縮部材(例えば、
ゴム材料で形成される)である。
ズム3の結像面3a回りに、また、他方が対物レンズ2
の外周にそれぞれ密着して固定され、結像面3aを挟む
光路外周部を覆うように配設されており、対物側が光軸
方向に伸縮し、さらに、中央部が光軸と直交する上下方
向に撓んで弾性変形可能な可撓管状伸縮部材(例えば、
ゴム材料で形成される)である。
【0012】また、上記対物レンズ1,2にはそれぞれ
駆動ピン1a,2aが下方向に突出して設けられてお
り、上記駆動ピン1a,2aは、プリズム台11の直進
ガイド溝11a,11bに摺動自在に嵌入し、さらに、
カム板12の光軸Ofに対して傾斜するカム溝12a,
12bに摺動自在に嵌入している。したがって、上記カ
ム板12が光軸Ofと直交するH方向にスライド移動す
ると、上記対物レンズ1,2は、光軸方向にそれぞれ進
退駆動される。その進退駆動に合わせて弾性部材5の対
物側が対物レンズ2と共に伸縮する。
駆動ピン1a,2aが下方向に突出して設けられてお
り、上記駆動ピン1a,2aは、プリズム台11の直進
ガイド溝11a,11bに摺動自在に嵌入し、さらに、
カム板12の光軸Ofに対して傾斜するカム溝12a,
12bに摺動自在に嵌入している。したがって、上記カ
ム板12が光軸Ofと直交するH方向にスライド移動す
ると、上記対物レンズ1,2は、光軸方向にそれぞれ進
退駆動される。その進退駆動に合わせて弾性部材5の対
物側が対物レンズ2と共に伸縮する。
【0013】また、上記操作部材9は、図示しないガイ
ド機構によりファインダ光軸Oと平行方向に移動可能と
する。したがって、操作部材9の移動操作により、規制
レバー6,7が回動し、腕部6a,7aが上下方向に移
動する。その移動によって弾性部材5の上記腕部の当接
部分が縦方向の幅が変化する。
ド機構によりファインダ光軸Oと平行方向に移動可能と
する。したがって、操作部材9の移動操作により、規制
レバー6,7が回動し、腕部6a,7aが上下方向に移
動する。その移動によって弾性部材5の上記腕部の当接
部分が縦方向の幅が変化する。
【0014】図3は、上記操作部材9を前方に移動さ
せ、腕部6a,7aを開いた状態にしたときの結像面部
のファインダ光軸O方向から見た縦断面を示したもので
ある。この状態では、視野画面サイズとしては、視野枠
10で規制されたノーマル画面サイズ対応の視野画面G
A (開口寸法A×B)となる。一方、図4は、上記操作
部材9を後方に移動させ、腕部6a,7aを閉じ、弾性
部材5を挟圧したときの結像面部の縦断面を示したもの
である。この状態では、画面サイズとしては、弾性部材
5でその上下が規制されたパノラマ画面サイズ対応のパ
ノラマ視野画面GC (開口寸法C×D)となる。
せ、腕部6a,7aを開いた状態にしたときの結像面部
のファインダ光軸O方向から見た縦断面を示したもので
ある。この状態では、視野画面サイズとしては、視野枠
10で規制されたノーマル画面サイズ対応の視野画面G
A (開口寸法A×B)となる。一方、図4は、上記操作
部材9を後方に移動させ、腕部6a,7aを閉じ、弾性
部材5を挟圧したときの結像面部の縦断面を示したもの
である。この状態では、画面サイズとしては、弾性部材
5でその上下が規制されたパノラマ画面サイズ対応のパ
ノラマ視野画面GC (開口寸法C×D)となる。
【0015】以上のように構成された本実施の形態のフ
ァインダ装置おいて、対物レンズ1,2を介して取り込
まれた被写体光は、ポロプリズム3の結像面3a上に倒
立逆像として結像する。そして、該倒立像は、ポロプリ
ズム3を介して正立正像として接眼レンズ4より観察さ
れる。
ァインダ装置おいて、対物レンズ1,2を介して取り込
まれた被写体光は、ポロプリズム3の結像面3a上に倒
立逆像として結像する。そして、該倒立像は、ポロプリ
ズム3を介して正立正像として接眼レンズ4より観察さ
れる。
【0016】カメラの撮影レンズ光学系のズーミングを
行った場合、そのズーミング動作に応じて、上記カム板
12が光軸Ofと直交するH方向にスライドして対物レ
ンズ1,2が進退移動し、ファインダ光学系のズーミン
グ駆動がなされる。そのとき、弾性部材5も対物レンズ
2の進退移動とともに光軸方向に伸縮する。
行った場合、そのズーミング動作に応じて、上記カム板
12が光軸Ofと直交するH方向にスライドして対物レ
ンズ1,2が進退移動し、ファインダ光学系のズーミン
グ駆動がなされる。そのとき、弾性部材5も対物レンズ
2の進退移動とともに光軸方向に伸縮する。
【0017】また、撮影画面サイズを通常画面サイズか
らパノラマ画面サイズに切り換える場合、上記ファイン
ダ装置の切り換え操作部材9を前方に移動させる。その
移動により規制レバー6,7の腕部6a,7aが弾性部
材5を挟圧するように作用し、図3の状態から図4のよ
うに狭められたパノラマ画面サイズ対応の細長いパノラ
マ視野画面GC に変化する。更に、再び通常画面GA に
戻す場合は、操作部材9を後退させて、規制レバー6,
7を開き、視野枠はノーマル画面サイズ対応の視野画面
GA (図3参照)とする。
らパノラマ画面サイズに切り換える場合、上記ファイン
ダ装置の切り換え操作部材9を前方に移動させる。その
移動により規制レバー6,7の腕部6a,7aが弾性部
材5を挟圧するように作用し、図3の状態から図4のよ
うに狭められたパノラマ画面サイズ対応の細長いパノラ
マ視野画面GC に変化する。更に、再び通常画面GA に
戻す場合は、操作部材9を後退させて、規制レバー6,
7を開き、視野枠はノーマル画面サイズ対応の視野画面
GA (図3参照)とする。
【0018】以上、述べたように本実施の形態のファイ
ンダ装置は、上記弾性部材5を光軸Of方向に伸縮させ
てファインダのズーミングを行い、さらに、弾性部材5
を上下方向に変形させて、撮影画面サイズに対応した視
野枠の大きさを設定することができる。上述の動作中、
および、通常の状態にて被写体像の結像面3aと対物レ
ンズ2との間の空間は、上記弾性部材5によりシールさ
れており、上記結像面3aの周りに外部からの塵埃等の
侵入が防止される。従って、塵埃等の侵入による見え具
合の劣化も生じない。
ンダ装置は、上記弾性部材5を光軸Of方向に伸縮させ
てファインダのズーミングを行い、さらに、弾性部材5
を上下方向に変形させて、撮影画面サイズに対応した視
野枠の大きさを設定することができる。上述の動作中、
および、通常の状態にて被写体像の結像面3aと対物レ
ンズ2との間の空間は、上記弾性部材5によりシールさ
れており、上記結像面3aの周りに外部からの塵埃等の
侵入が防止される。従って、塵埃等の侵入による見え具
合の劣化も生じない。
【0019】
【発明の効果】上述のように本発明のカメラのズームフ
ァインダ装置は、ファインダ光学系のズーム動作により
光学素子が進退移動したとき、弾性部材が伸縮すること
によって常に結像面の周りへの塵埃の侵入が防止され、
ファインダの見え具合が劣化することがない。
ァインダ装置は、ファインダ光学系のズーム動作により
光学素子が進退移動したとき、弾性部材が伸縮すること
によって常に結像面の周りへの塵埃の侵入が防止され、
ファインダの見え具合が劣化することがない。
【図1】本発明の一実施の形態を示すカメラのズームフ
ァインダ装置の斜視図。
ァインダ装置の斜視図。
【図2】上記実施の形態のカメラのズームファインダ装
置の縦断面図。
置の縦断面図。
【図3】上記実施の形態のカメラのズームファインダ装
置の結像面部の断面図であって、通常撮影画面サイズに
対応するノーマル視野画面を示す。
置の結像面部の断面図であって、通常撮影画面サイズに
対応するノーマル視野画面を示す。
【図4】上記実施の形態のカメラのズームファインダ装
置の結像面部の断面図であって、パノラマ撮影画面サイ
ズに対応するパノラマ視野画面を示す。
置の結像面部の断面図であって、パノラマ撮影画面サイ
ズに対応するパノラマ視野画面を示す。
1,2……対物レンズ(光学素子,ズームファインダ光
学系) 3 ……ポロプリズム(正立正像変換手段,光学素
子) 3a ……結像面 5 ……可撓性管状の弾性部材(伸縮手段)
学系) 3 ……ポロプリズム(正立正像変換手段,光学素
子) 3a ……結像面 5 ……可撓性管状の弾性部材(伸縮手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 ズームファインダ光学系を有するカメラ
のズームファインダ装置において、 複数の光学素子と、 上記複数の光学素子のうち、少なくとも隣接する光学素
子同士を結合してファインダ光路中の少なくとも一部の
光路外周部を覆う管状の伸縮手段と、 を具備することを特徴とするカメラのズームファインダ
装置。 - 【請求項2】 ズームファインダ光学系を有するカメラ
のズームファインダ装置において、 被写体からの反射光を結像面に結像される光学素子と、 上記結像面に結像した像を実像に変換して接眼レンズに
導く正立正像変換手段と、 上記結像面を挟んで光学素子と上記正立正像変換手段の
少なくとも光路外周部を覆う管状の伸縮手段と、 を具備することを特徴とするカメラのズームファインダ
装置。 - 【請求項3】 上記光学素子が光軸方向に移動しても、
上記結像面は、この結像面を挟む上記光学素子と上記正
立正像変換手段および上記伸縮手段によって常に囲まれ
ることを特徴とする請求項2記載のカメラのズームファ
インダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030346A JP2000227624A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | カメラのズームファインダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030346A JP2000227624A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | カメラのズームファインダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000227624A true JP2000227624A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12301293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11030346A Withdrawn JP2000227624A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | カメラのズームファインダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000227624A (ja) |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11030346A patent/JP2000227624A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |