JP2000227601A - 液晶素子 - Google Patents
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Abstract
提供する。 【解決手段】 上基板4と下基板6との間に液晶組成物
7を充填して形成される液晶素子において、通常の使用
条件下で該液晶素子を開封して自然に外気を導入したと
き、導入される外気の体積が液晶組成物7の体積に対し
て3%以下であるように構成されていることを特徴とし
ている。これにより、どのような外部刺激を与えても、
気泡は発生しにくく、また発生した場合でも短時間内に
消滅することができる。
Description
る。
優れることから、数々の分野での利用が実現されてい
る。現在では、特に表示素子としての用途が目立ってお
り、携帯用電子機器の表示素子としてはまさにその特徴
を充分に活かすものとして利用されている。表示素子ま
たは表示装置としての用途以外では、調光手段や大口径
の光変調手段としての用途がある。
の間に液晶組成物を挾み込んだ構成となっているが、基
板をポリマーフィルムにした場合には、軽量化や耐衝撃
性が向上するために、携帯用途に更に向いたものとな
る。
基板としてポリマーフィルムを用いた場合、何らかの外
部刺激がきっかけとなって、液晶素子内に気泡を発生す
ることがある。この現象は、頻度においては少ないもの
のガラス基板を用いた液晶素子でも見られることがあ
る。このように、液晶素子内に気泡が発生する場合、気
泡が発生した部分には液晶が充填されていない状態にな
ってしまうために、その部分は、液晶素子として機能し
なくなってしまうという問題があった。
な液晶素子を提供することを目的としている。
に、請求項1記載の発明は、上基板と下基板との間に液
晶組成物を充填して形成される液晶素子において、通常
の使用条件下で液晶素子を開封して自然に外気を導入し
たとき、導入される外気の体積が液晶組成物の体積に対
して3%以下であるように構成されていることを特徴と
している。
基板との間に液晶組成物を充填して形成される液晶素子
において、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素子内部
の圧力)とするとき、ΔPの値が、0気圧<ΔP≦0.
03気圧の範囲であることを特徴としている。
たは請求項2に記載の液晶素子において、上基板と下基
板との間には、液晶組成物の他にスペーサーが充填され
ており、該スペーサーが上基板および/または下基板に
接着されていることを特徴としている。
基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板との間隙
を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる液晶素
子において、スペーサーが上基板と下基板に接着されて
おり、かつ通常の使用条件下で液晶素子を開封すると
き、液晶素子内部から液晶組成物が流出してくるように
構成されていることを特徴としている。
基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板との間隙
を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる液晶素
子において、スペーサーが上基板と下基板に接着されて
おり、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素子内部の圧
力)とするとき、ΔPの値が、ΔP≦0気圧の範囲であ
ることを特徴としている。
至請求項5のいずれか一項に記載の液晶素子において、
上基板と下基板との間に球状のスペーサーが挟まれてお
り、該スペーサーの散布密度が150〜450個/mm
2であることを特徴としている。
基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板との間隙
を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる液晶素
子において、前記液晶組成物と外気との間に、気体を透
過する気体透過部材が配置されることを特徴としてい
る。
載の液晶素子において、気体透過部材としては、気体は
透過するが、液体を透過しないものが用いられることを
特徴としている。
至請求項8のいずれか一項に記載の液晶素子において、
気体透過部材の近傍に、外部から侵入した気体が他の部
分へ移動していくのを防止する構造がさらに設けられて
いることを特徴としている。
下基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板との間
隙を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる液晶
素子において、液晶素子を構成する部材の一部が柔軟な
部材で構成されており、該液晶素子内外の圧力差を緩和
可能な構成となっていることを特徴としている。
下基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板との間
隙を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる液晶
素子において、液晶素子の内部と外部との間に、液晶素
子の内外の圧力差を緩和できるように、可動手段が設け
られていることを特徴としている。
乃至請求項11のいずれか一項に記載の液晶素子におい
て、上基板,下基板がポリマーフィルムで形成されてい
ることを特徴としている。
フィルムからなる上基板,下基板の間に液晶組成物を真
空封入し、封止して形成される液晶素子において、封入
前の上基板,下基板を真空下においたときに発生するカ
ールが、液晶素子の体積を大きくする方向となるように
構成されていることを特徴としている。
で厚さが100〜200ミクロンのポリマーフィルム基
板を2.5cm×5cmの大きさに切り出して、電極を
実際に使用する場合と同じ形状にパターニングし、5×
10-3〜10-5Torrの範囲の真空中に電極のある面
側を上にして30〜60分間放置したとき、基板の4つ
の角部分が浮き上がる方向にカールが発生し、その浮き
上がりの大きさが、基板を置いた面から測定して0.5
mm〜5mmであるようなポリマーフィルム基板を用い
て作製されることを特徴としている。
基づいて説明する。
示す図である。なお、図1は概略平面図、図2は断面図
である。図1および図2を参照すると、この液晶素子
は、上基板4と下基板6とがシール剤1によって貼り合
わされており、上基板4と下基板6との間隔(ギャップ)
は、スペーサー5によって均一に保持されている。ま
た、上基板4と下基板6との間には、封入口2から注入
された液晶組成物7が充填されている。なお、液晶組成
物7は、封入口2から外気が流入することや、液晶組成
物7が流出することを防止するために、従来では、封入
剤と呼ばれる接着剤の一種で封入口2を封じている。
成において、シール剤の一部を切ったり、基板に微小な
穴をあけた場合に、素子内部に導入される外気の量が少
ないような液晶素子では、どのような外部刺激を与えて
も、気泡は発生しにくく、また発生した場合でも短時間
内に消滅することを見出した。このことは、液晶素子内
部の圧力が外部より高く、液晶素子を開封したときに液
晶組成物が自然に流出してくるような場合でも同様であ
った。
似の観察結果から、「セル内部の圧力をセル外部の圧力
よりも大きくし、かつ基板の非電極部分に透明薄膜を配
置してセル厚のばらつきを押さえる」技術が示されてい
る。ここで、非電極部に透明薄膜を配置するのは、電極
の有無によりその境界部分に応力が集中し基板全体が複
雑に変形することが、セル厚(液晶層厚)のばらつきの原
因であるとしていることによる。
た基板や透明電極が全くついていない基板で空セルを作
製し、液晶(液晶組成物)の注入条件を制御してセルを開
封したときに液晶(液晶組成物)が液晶素子内部から流出
してくるようなセルを作製した。 このような基板を用
いれば、電極の有無による基板の変形はないはずである
が、このようなセルでも液晶層厚を制御するのは困難で
あることがわかった。本願の発明者らは、この事実を鋭
意解析し、また新たな実験を行って、本発明を完成させ
た。
間に液晶組成物7を充填して形成される液晶素子におい
て、通常の使用条件下で該液晶素子を開封して自然に外
気を導入したとき、導入される外気の体積が液晶組成物
7の体積に対して3%以下であるように構成されている
ことを特徴としている。これにより、どのような外部刺
激を与えても、気泡は発生しにくく、また発生した場合
でも短時間内に消滅することができる。
間に液晶組成物7を充填して形成される液晶素子におい
て、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素子内部の圧
力)とするとき、ΔPの値が、0気圧<ΔP≦0.03
気圧の範囲であることを特徴としている。
晶素子内部の圧力があまり低くない場合、上基板4と下
基板6とがしっかりと保持されない場合がある。これを
防止するには、スペーサー5を上基板4,下基板6に固
定するのが良い。例えば、スペーサー5に接着剤や粘着
剤をコートし、スペーサー5を上基板4,下基板6に接
着または粘着し、上基板4と下基板6との間隔が所望の
間隔以上に大きくならないようにすることができる。
球ではなく、上基板4,下基板6との接触面積が大きく
なるような直方体などにするのが好ましい。
板6との間には、液晶組成物7の他にスペーサー5が充
填されており、該スペーサー5が上基板4および/また
は下基板6に接着されていることを特徴としている。
間に、液晶組成物7と、上基板4と下基板6との間隙を
一定に保つためのスペーサー5とを挾持してなる液晶素
子において、スペーサー5が上基板4と下基板6に接着
されており、かつ通常の使用条件下で液晶素子を開封す
るとき、液晶素子内部から液晶組成物7が流出してくる
ように構成されていることを特徴としている。これによ
り、どのような外部刺激を与えても、気泡は発生しにく
く、また発生した場合でも短時間内に消滅することがで
きる。
間に、液晶組成物7と、上基板4と下基板6との間隙を
一定に保つためのスペーサー5とを挾持してなる液晶素
子において、スペーサー5が上基板4と下基板6に接着
されており、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素子内
部の圧力)とするとき、ΔPの値が、ΔP≦0気圧の範
囲であることを特徴としている。
間に球状のスペーサー5が挟まれており、該スペーサー
5の散布密度が150〜450個/mm2であることを
特徴としている。
間に、液晶組成物7と、上基板4と下基板6との間隙を
一定に保つためのスペーサー5とを挾持してなる液晶素
子において、前記液晶組成物7と外気との間に、気体を
透過する気体透過部材が配置されることを特徴としてい
る。
過するが、液体を透過しないものが用いられる。
入した気体が他の部分へ移動していくのを防止する構造
がさらに設けられていても良い。
間に、液晶組成物7と、上基板4と下基板6との間隙を
一定に保つためのスペーサー5とを挾持してなる液晶素
子において、液晶素子を構成する部材の一部が柔軟な部
材で構成されており、該液晶素子内外の圧力差を緩和可
能な構成となっていることを特徴としている。
間に、液晶組成物7と、上基板4と下基板6との間隙を
一定に保つためのスペーサー5とを挾持してなる液晶素
子において、液晶素子の内部と外部との間に、液晶素子
の内外の圧力差を緩和できるように、可動手段が設けら
れていることを特徴としている。
リマーフィルムで形成されていることを特徴としてい
る。
る上基板4,下基板6の間に液晶組成物を真空封入し、
封止して形成される液晶素子において、封入前の上基板
4,下基板6を真空下においたときに発生するカール
が、液晶素子の体積を大きくする方向となるように構成
されていることを特徴としている。
〜200ミクロンのポリマーフィルム基板を2.5cm
×5cmの大きさに切り出して、電極を実際に使用する
場合と同じ形状にパターニングし、5×10-3〜10-5
Torrの範囲の真空中に電極のある面側を上にして3
0〜60分間放置したとき、基板の4つの角部分が浮き
上がる方向にカールが発生し、その浮き上がりの大きさ
が、基板を置いた面から測定して0.5mm〜5mmで
あるようなポリマーフィルム基板を用いて作製されるこ
とを特徴としている。
しては、封入口2が開封された状態で空の液晶素子を真
空引きし、封入口2を液晶組成物7に浸漬して大気圧に
戻す。このとき十分な時間で浸漬を続けると、液晶素子
内部の圧力はあまり低くなく、所望の液晶素子が得られ
る。浸漬する時間は、素子形状の細部や部材の種類によ
って全く異なるので、一概には決められないが、所望の
状態になっているかどうかは、作製した液晶素子の基板
に穴をあけ、流入する外気量が常温常圧において3%以
下であることで判断できる。なお、将来、液晶素子内部
の圧力が測定可能となれば、この流入量と液晶素子内部
の圧力の関係が証明されるであろう。
ても液晶素子内部の圧力の方が外部の圧力よりも低いた
め、上基板4,下基板6は液晶層を押し付けるような方
向に圧力を受け、液晶層厚を所望の厚さに制御すること
が可能となっており、これにより、気泡の発生を防ぎな
がらも、均一な表示を行なううことが可能な液晶素子を
提供することが可能となる。
整のための薄膜などを配置しないので、液晶素子の断面
形状は図3のようになる。なお、図3において、符号8
は上電極、符号9は下電極、符号10は上配向膜、符号
11は下配向膜である。図3からわかるように、本発明
では、特別な構造を設ける必要がないために、コスト上
も有利な液晶素子を提供することが可能となる。
を上基板4,下基板6として用いて液晶素子を作製し
た。この際、液晶を封入するときの時間を変えて、セル
内部の圧力が変化するようにした。そして、液晶素子の
表面に偏光板を貼り付け、液晶素子の裏面に反射偏光板
を貼り付けて、保存試験を実施した。保存条件は60℃
相対湿度90%、保存時間は480時間であった。保存
試験後、25℃相対湿度50%に1週間放置し、押圧に
よって気泡を発生させる実験を行った。具体的に、セル
(液晶セル)表面の偏光板の上に、直径8mmのステンレ
スボールを高さ5cmのところから落下させた。このと
き発生した気泡が24時間の経過後も消えなかったセル
の割合と、セルの端部を切ってセル内に侵入する空気の
量との関係を調べた。また保存試験後のセルの色のムラ
についても同時に観察した。次表(表1)には、その結果
が示されている。
囲では、気泡の発生と色ムラの発生の両方が効果的に防
止できるのがわかる。
スペーサー5を用いて、実施例2と同様に液晶素子を作
製し、スペーサー5が上基板4,下基板6に接着してい
る状態の素子について同様の試験を行った。次表(表2)
には、その結果が示されている。
大きい場合(液晶組成物が流出)と液晶内部の圧力の負圧
程度が小さいとき(空気侵入量0〜3%)に色ムラの低減
に効果があることがわかる。この場合、スペーサー5の
形状を球ではなく、上基板4,下基板6との接触面積が
大きくなるような直方体にすると更に好ましい。
成例が示されている。図4の構成例では、シール剤1に
囲まれた液晶充填部分14の一部に、液晶中に徐々に透
過してきた水分を吸着して膨潤するような材料(膨潤性
ポリマー)13が配置されている。これによって、液晶
素子内部の圧力を過度の負圧としないようにすることが
できる。なお、図4の構成例のかわりに、液晶中に徐々
に透過してきた気体を吸収して膨潤するような物質,材
料を配置することもできる。
に浸漬して真空を破るとき、ただ単に大気圧に戻すので
はなく、大気圧以上の圧力をかけるようにしても良い。
これによっても液晶素子内部の圧力が過度の負圧になる
ことを防止することができる。
液晶注入と同様に毛細管現象を利用するのが一般的であ
るが、ディスペンサーのようなものでセル内に押し込む
ような手段を用いることも可能である。この場合もセル
内の圧力が過度の負圧になることを防止することができ
る。
剤を注入した後、図5(b)に示すように、上部から押し
つぶした状態で封止剤を硬化させることによっても、セ
ル内部が過度に負圧になることを防止できる。封止剤と
してはUV硬化型の材料が既に広く用いられているの
で、このような硬化方法は容易に実現できる。
気泡の発生頻度と色ムラについて調査した。その後、実
験に用いた液晶素子を開封し、流入する空気の量が液晶
組成物の0〜3%であるものについて、次表(表3)にま
とめた。
mm2以上で色ムラの発生を抑制することが可能である
ことがわかる。但し、スペーサー散布密度が450/m
m2よりも大きい場合には、スペーサー5による光散乱
によって、表示が白っぽくなるので好ましくない。
図1の封入口2には接着剤の一種である封止剤が充填さ
れるが、実施例9では、この部分に気体を透過する部材
(気体透過部材)を充填する。なお、充填される場所は、
封入口2の部分である必要はないが、一般的方法では封
入口2の部分のみが最後まで開口部となっているので、
封入口2に気体を透過する部材(気体透過部材)を充填す
るのが作業効率が良い。
過する部材(気体透過部材)を充填するかわりに、従来と
同様の方法で液晶素子を作製した後、シール剤1や上基
板4,下基板6の一部に、微小な穴を開け、この微小な
穴に気体を透過する部材(気体透過部材)を充填する。
部材)を充填する場合(実施例9の場合)、あるいは、微
小な穴に気体を透過する部材(気体透過部材)を充填する
場合(実施例10の場合)のいずれの場合にも、液晶素子
が外部から押された場合など、液晶組成物が外部へ流出
する可能性があるので、外部からの圧力がかからないよ
うなカバーのような保護手段を併用するのが好ましい。
充填する場合(実施例9の場合)において、封入口2に充
填される気体透過部材としては、気体透過部材またはそ
の一部を、窒素のような不活性気体を透過させるが、酸
素のような活性気体を透過させないようなもので構成す
ることができる。図6には、このような気体透過部材の
一例が示されている。図6を参照すると、ケース15の
内部には、酸素と化合するような還元性材料18が入っ
てる。また、ケース15には、外部微細孔16と、内部
微細孔17とが形成されている。
部材を封入口2の部分に内部微細孔17が液晶組成物7
側に向くように取り付ける。液晶組成物7を封入した直
後では、液晶素子内部が十分に負圧になっているため、
素子外部から外部微細孔16を通ってケース15内に外
気が流入する。外気はそこで還元性材料18と接して酸
素は取り除かれ、不活性な窒素や二酸化炭素のみが内部
微細孔17を通って素子内部へと到達する。これによ
り、液晶素子内部は、不活性気体による圧力により、外
部との圧力差が低減される。
ース15内部の還元性材料18は活性を失うので、ケー
ス15は交換可能な構造にするのが好ましい。
したが、還元性材料18のかわりに、酸素や水と化合す
るような物質、例えば鉄粉などを充填するようにしても
良い。この場合にも、鉄粉の反応が終了すれば酸素や水
を通さないという作用は失われるので、実施例11の場
合と同様に、ケース15ごと交換できるような構成が好
ましい。
から液晶組成物が外部へ流出したり、液晶素子表面に結
露した水分が素子内部へ流入することを防止するため
に、気体のみを選択的に透過し、液体を透過しない材料
で構成されるのが良い。このような材料の例としては、
各種の多孔質材料が挙げられる。具体的な材料例として
は、多孔質セラミック、多孔質金属(住友電工社製 セル
メットなど)、ゴアテックスファブリック、HDD用エ
アフィルター(日東電工 ミクロテックスなど)、溶射
膜、ミセル電解膜、アルマイトなどが挙げられる。
近傍に、外部から侵入した気泡が他の部分へ移動してい
くのを防止するような構造を設けることもできる。図
7,図8には、気体透過部材の近傍に発生した気泡が、
その場所から移動するのを防止するための液晶素子の構
成例が示されている。
に、気泡が移動していくことを防止する壁のような気泡
移動防止部21が配置されており、気泡が、気泡移動防
止部21と気体透過部材20との間のスペース(気泡滞
留部分)22に滞留しやすい構成となっている。なお、
図7において、符号23は液晶素子内部を示している。
近傍の上基板4と下基板6との間隔を大きくし、この部
分を気泡滞留部分22として機能させ、この部分22に
気泡が滞留しやすい構成となっている。なお、図8にお
いて、符号23は液晶素子内部を示している。
らないようにするため(過度の負圧とならないようにす
るため)、外気が液晶素子内に流入できるような構成と
する他に、上基板4,下基板4などのような、液晶素子
を構成する部材の一部を柔軟な材料で形成することもで
きる。
柔軟な材料で形成した液晶素子の構成例を示す図であ
る。なお、図9において、配向膜や透明電極などは省略
してある。図9の液晶素子では、上基板4の一部(符号
25で示す)が薄膜となっている。
の一部を柔軟な材料で形成した液晶素子の他の構成例を
示す図である。図10の液晶素子では、上基板4の端部
に薄膜を貼り合わせて、薄膜部分25が形成されてい
る。なお、この場合、上基板4の一部に孔を開け、そこ
に蓋をするような形で薄膜を貼り合わせて薄膜部分25
を形成しても良い。
膜部分25の厚さは、一般的なポリマーを用いた場合に
は、概ね50ミクロン以下であり、この程度の厚さにす
ることで、十分な柔軟性が得られる。
板6に形成することもでき、上基板4あるいは下基板6
に形成されるこのような薄膜部分25は、基板をエッチ
ングしたり、上述のように薄膜を貼り合わせたりするこ
とにより作製できる。
とによっても、液晶素子の内部と外部の圧力差を緩和す
ることができる。このような可動手段の例として、図1
1に示すようなシリンダーとピストンとの組み合せを用
いることができる。すなわち、図11の例では、上基板
4と下基板6との間に可動手段34が設けられている。
ここで、可動手段34と上基板4,下基板6との間に
は、わずかな間隔があり、可動手段(ピストン)34は液
晶素子の内部23と外部との間を動くことができる。こ
れにより、液晶素子内外の圧力差を緩和することができ
る。
動する空間を上基板4と下基板6との間に作ったが、可
動手段34の構成としては、図11に示したものに限ら
ず、液晶素子内外の圧力差を緩和することができるもの
であれば良い。
フィルム基板を用いて作製した液晶素子と、上基板4,
下基板6にガラス基板を用いた液晶素子とを比較した。
この結果、ポリマーフィルム基板を用いて作製した液晶
素子の方が気泡の発生が多い。このため、ポリマーフィ
ルム基板を用いて作製した液晶素子において本発明は特
に好ましいものとなる。
て使えるポリマーは、ポリエチレンテレフタレート,ポ
リカーボネート,ポリエーテルサルフォン,ポリアリレ
ート,ポリオレフィン,ポリエチレンナフタレートなど
がある。
た場合、基板(上基板4,下基板6)の外側と内側からの
水分の蒸発速度の違いによって基板(上基板4,下基板
6)にはそりが生じ、セル内部の体積が膨張する方向に
力が働いたり、逆に収縮する方向に力が働くこともあ
る。
セル内部の圧力が過度の負圧にならないようにするに
は、空セルを真空にさらしたときにセル内体積が膨張す
るような基板構成とすればよい。
されている。図12において、符号33は基板のベース
材、符号32は基板のバリヤ層、符号31はハードコー
ト層である。図12の例では、基板(上基板4,下基板
6)のバリヤ層32がセルの外側の方にある。これによ
り、空セルを真空にさらしたときにセル内体積が膨張す
るようになり、セルへの液晶注入・封止が終わった状態
でセル内部の圧力が過度の圧力にならないようにするこ
とができる。
であり、図13の例では、セルの内側と外側との両側に
バリヤ層32を設け、外側のバリヤ層32を厚くするよ
うな構成となっている。このような構成でも図12の構
成と同様の効果が得られる。図12あるいは図13のよ
うな基板を用いたセルでは、このセルに液晶組成物を封
入して普通の状態に放置しておいた場合、基板は逆にセ
ル内部の圧力を上げる方向にカールするので、セル内部
の圧力が過度の負圧になることを防ぐことができる。
真空封入する際にセル内部の体積が大きくなっており、
封入に必要な時間も短縮されるので更に好ましい。
は、これがあまりにも大きな場合はシール切れなどの不
良の原因になるので、適当な範囲にあることが望まし
い。 また、セルを作製していく工程中での、洗浄,加
熱乾燥などの処理を行った場合のカールの挙動は、基板
を真空下に置いたときの挙動と類似しており、あまりに
大きなカールを生じると、一連の処理工程を順次に行な
っていくことが困難になる。
〜200ミクロンのポリマーフィルム基板を用いて、気
泡発生への効果と、セル作製可能性について調べた。こ
の結果、フィルム基板を2.5cm×5cmの大きさに
切り出して、電極を実際に使用する場合と同じ形状にパ
ターニングし、5×10-3〜10-5Torrの範囲の真
空中に電極のある面側を上にして30〜60分間放置し
たとき、基板の4つの角部分が浮き上がる方向にカール
が発生し、その浮き上がりの大きさが基板を置いた面か
ら測定して0.5mm〜5mmであれば、気泡発生の低
減が可能であり、かつ一連の工程を順次に行なう上でも
問題がないことを確認した。
発明によれば、上基板と下基板との間に液晶組成物を充
填して形成される液晶素子において、通常の使用条件下
で液晶素子を開封して自然に外気を導入したとき、導入
される外気の体積が液晶組成物の体積に対して3%以下
であるように構成されており、液晶素子内の圧力を過度
の負圧としないことにより、気泡の発生を防止すること
ができる。
板と下基板との間に液晶組成物を充填して形成される液
晶素子において、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素
子内部の圧力)とするとき、ΔPの値が、0気圧<ΔP
≦0.03気圧の範囲であるので、特別な構成を設ける
ことなく、液晶素子内の圧力を弱い負圧に制御すること
により、気泡の発生を防止するとともに、液晶層厚を制
御し、低コストで表示が均一な液晶素子を提供すること
が可能となる。
板と下基板との間には、液晶組成物の他にスペーサーが
充填され、該スペーサーが上基板および/または下基板
に接着されており、液晶素子内の圧力を弱い負圧に制御
し、かつ上下基板に接着したスペーサーで上下基板を押
え込んで液晶層厚を制御することにより、気泡の発生を
防止するとともに、表示が均一な液晶素子を提供するこ
とが可能となる。
板と下基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板と
の間隙を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる
液晶素子において、スペーサーが上基板と下基板に接着
されており、かつ通常の使用条件下で液晶素子を開封す
るとき、液晶素子内部から液晶組成物が流出してくるよ
うに構成されており、液晶素子内の圧力を過度の負圧と
しないことにより、気泡の発生を防止することができ
る。
板と下基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板と
の間隙を一定に保つためのスペーサーとを挾持してなる
液晶素子において、スペーサーが上基板と下基板に接着
されており、ΔP=(液晶素子外部の圧力−液晶素子内
部の圧力)とするとき、ΔPの値が、ΔP≦0気圧の範
囲であるので、特別な構成を設けることなく、液晶素子
内の圧力を弱い負圧に制御することにより、気泡の発生
を防止するとともに、液晶層厚を制御し、低コストで表
示が均一な液晶素子を提供することが可能となる。
板と下基板との間に球状のスペーサーが挟まれており、
該スペーサーの散布密度が150〜450個/mm2で
あり、スペーサーの散布密度を適正な範囲に制御して液
晶層厚を一定にすることにより、気泡の発生を防止する
とともに、表示が均一な液晶素子を提供することが可能
となる。
素子の内部と外部との間に(液晶組成物と外気との間
に)、気体を透過する気体透過部材が配置されるので、
液晶素子内の圧力が過度な負圧とならないようにするこ
とができ、これにより、気泡の発生を防止することがで
きる。
透過部材としては、気体は透過するが、液体を透過しな
いものが用いられるので、気泡の発生を防止し、かつ液
晶組成物の外部への漏れを防止し、素子の信頼性を確保
することができる。
透過部材の近傍に、外部から侵入した気体が他の部分へ
移動していくのを防止する構造がさらに設けられてお
り、気泡が侵入してもその気泡が移動しにくい構造とな
っているので、表示部に気泡が発生することを防止する
とともに、外部から侵入した気体が表示部へ移動するこ
とを防止し、信頼性を向上させた液晶素子を提供するこ
とができる。
基板と下基板との間に、液晶組成物と、上基板と下基板
との間隙を一定に保つためのスペーサーとを挾持してな
る液晶素子において、該液晶素子は、該液晶素子を構成
する部材の一部が柔軟な部材で構成されており、該液晶
素子内外の圧力差を緩和可能な構成となっているので、
気泡の発生を防止することができる。
晶素子の内部と外部の間に可動手段を設け、素子内外の
圧力差を緩和することにより、気泡の発生を防止するこ
とができる。
基板,下基板にポリマーフィルム基板を用いることによ
って、携帯性や耐衝撃性に優れ、かつ気泡発生の発生し
にくい液晶素子を提供することができる。
ーフィルムからなる上基板,下基板の間に液晶組成物を
真空封入し、封止して形成される液晶素子において、封
入前の上基板,下基板を真空下においたときに発生する
カールが、液晶素子の体積を大きくする方向となるよう
に構成されており、真空下において液晶セルが膨らむよ
うな基板が用いられることにより、液晶組成物の注入時
間を短縮し、かつ封止後の常温常圧での放置によってセ
ル内の圧力を上げ、セル内の圧力が過度の負圧にならな
いようにし、気泡の発生を防止することができる。
極付きで厚さが100〜200ミクロンのポリマーフィ
ルム基板を2.5cm×5cmの大きさに切り出して、
電極を実際に使用する場合と同じ形状にパターニング
し、5×10-3〜10-5Torrの範囲の真空中に電極
のある面側を上にして30〜60分間放置したとき、基
板の4つの角部分が浮き上がる方向にカールが発生し、
その浮き上がりの大きさが、基板を置いた面から測定し
て0.5mm〜5mmであるようなポリマーフィルム基
板を用いて作製されるようになっており、真空下におい
て液晶セルが適度に膨らむような基板を用いることによ
り、容易な工程でセル作製を可能とし、また液晶組成物
の注入時間を短縮し、かつ封止後の常温常圧での放置に
よってセル内の圧力を上げ、セル内の圧力が過度の負圧
にならないようにし、低コストで気泡の発生を防止する
ことができる。
図である。
素子の構成例を示す図である。
素子の他の構成例を説明するための図である。
所から移動するのを防止するための液晶素子の構成例を
示す図である。
所から移動するのを防止するための液晶素子の他の構成
例を示す図である。
形成した液晶素子の構成例を示す図である。
で形成した液晶素子の他の構成例を示す図である。
ル内部の圧力が過度の負圧にならないようにするための
基板の構成例を示す図である。
ル内部の圧力が過度の負圧にならないようにするための
基板の他の構成例を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 上基板と下基板との間に液晶組成物を充
填して形成される液晶素子において、通常の使用条件下
で液晶素子を開封して自然に外気を導入したとき、導入
される外気の体積が液晶組成物の体積に対して3%以下
であるように構成されていることを特徴とする液晶素
子。 - 【請求項2】 上基板と下基板との間に液晶組成物を充
填して形成される液晶素子において、ΔP=(液晶素子
外部の圧力−液晶素子内部の圧力)とするとき、ΔPの
値が、0気圧<ΔP≦0.03気圧の範囲であることを
特徴とする液晶素子。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の液晶素
子において、上基板と下基板との間には、液晶組成物の
他にスペーサーが充填されており、該スペーサーが上基
板および/または下基板に接着されていることを特徴と
する液晶素子。 - 【請求項4】 上基板と下基板との間に、液晶組成物
と、上基板と下基板との間隙を一定に保つためのスペー
サーとを挾持してなる液晶素子において、スペーサーが
上基板と下基板に接着されており、かつ通常の使用条件
下で液晶素子を開封するとき、液晶素子内部から液晶組
成物が流出してくるように構成されていることを特徴と
する液晶素子。 - 【請求項5】 上基板と下基板との間に、液晶組成物
と、上基板と下基板との間隙を一定に保つためのスペー
サーとを挾持してなる液晶素子において、スペーサーが
上基板と下基板に接着されており、ΔP=(液晶素子外
部の圧力−液晶素子内部の圧力)とするとき、ΔPの値
が、ΔP≦0気圧の範囲であることを特徴とする液晶素
子。 - 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれか一項に
記載の液晶素子において、上基板と下基板との間に球状
のスペーサーが挟まれており、該スペーサーの散布密度
が150〜450個/mm2であることを特徴とする液
晶素子。 - 【請求項7】 上基板と下基板との間に、液晶組成物
と、上基板と下基板との間隙を一定に保つためのスペー
サーとを挾持してなる液晶素子において、前記液晶組成
物と外気との間に、気体を透過する気体透過部材が配置
されることを特徴とする液晶素子。 - 【請求項8】 請求項7記載の液晶素子において、前記
気体透過部材としては、気体は透過するが、液体を透過
しないものが用いられることを特徴とする液晶素子。 - 【請求項9】 請求項7乃至請求項8のいずれか一項に
記載の液晶素子において、前記気体透過部材の近傍に、
外部から侵入した気体が他の部分へ移動していくのを防
止する構造がさらに設けられていることを特徴とする液
晶素子。 - 【請求項10】 上基板と下基板との間に、液晶組成物
と、上基板と下基板との間隙を一定に保つためのスペー
サーとを挾持してなる液晶素子において、液晶素子を構
成する部材の一部が柔軟な部材で構成されており、該液
晶素子内外の圧力差を緩和可能な構成となっていること
を特徴とする液晶素子。 - 【請求項11】 上基板と下基板との間に、液晶組成物
と、上基板と下基板との間隙を一定に保つためのスペー
サーとを挾持してなる液晶素子において、液晶素子の内
部と外部との間に、液晶素子の内外の圧力差を緩和でき
るように、可動手段が設けられていることを特徴とする
液晶素子。 - 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれか一
項に記載の液晶素子において、上基板,下基板がポリマ
ーフィルムで形成されていることを特徴とする液晶素
子。 - 【請求項13】 ポリマーフィルムからなる上基板,下
基板の間に液晶組成物を真空封入し、封止して形成され
る液晶素子において、封入前の上基板,下基板を真空下
においたときに発生するカールが、液晶素子の体積を大
きくする方向となるように構成されていることを特徴と
する液晶素子。 - 【請求項14】 電極付きで厚さが100〜200ミク
ロンのポリマーフィルム基板を2.5cm×5cmの大
きさに切り出して、電極を実際に使用する場合と同じ形
状にパターニングし、5×10-3〜10-5Torrの範
囲の真空中に電極のある面側を上にして30〜60分間
放置したとき、基板の4つの角部分が浮き上がる方向に
カールが発生し、その浮き上がりの大きさが、基板を置
いた面から測定して0.5mm〜5mmであるようなポ
リマーフィルム基板を用いて作製されることを特徴とす
る液晶素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11277053A JP2000227601A (ja) | 1998-11-30 | 1999-09-29 | 液晶素子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35538598 | 1998-11-30 | ||
JP10-355385 | 1998-11-30 | ||
JP11277053A JP2000227601A (ja) | 1998-11-30 | 1999-09-29 | 液晶素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000227601A true JP2000227601A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=26552239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11277053A Pending JP2000227601A (ja) | 1998-11-30 | 1999-09-29 | 液晶素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000227601A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-09-29 JP JP11277053A patent/JP2000227601A/ja active Pending
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