JP2000227431A - 収容ユニット - Google Patents
収容ユニットInfo
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- JP2000227431A JP2000227431A JP2000019522A JP2000019522A JP2000227431A JP 2000227431 A JP2000227431 A JP 2000227431A JP 2000019522 A JP2000019522 A JP 2000019522A JP 2000019522 A JP2000019522 A JP 2000019522A JP 2000227431 A JP2000227431 A JP 2000227431A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/483—Physical analysis of biological material
- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/4875—Details of handling test elements, e.g. dispensing or storage, not specific to a particular test method
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/52—Containers specially adapted for storing or dispensing a reagent
- B01L3/527—Containers specially adapted for storing or dispensing a reagent for a plurality of reagents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/10—Composition for standardization, calibration, simulation, stabilization, preparation or preservation; processes of use in preparation for chemical testing
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/25—Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の溶液、特に生理学上重要なパラメータ
を測定するためのセンサを校正するための溶液を、滅菌
条件下で簡単に用意すること、および、使い捨て用に指
定されて互換性モジュールとして構成される収容ユニッ
トを提供すること。 【解決手段】 溶液用、特に生理学上重要なパラメータ
を測定するためのセンサを校正するための溶液用の使い
捨て用に指定された収容ユニットであって、これを、ブ
リスタパックとして構成する。この収容ユニットは溶液
を収容するための複数の室(4)を含み、閉鎖部材(1
3)によって閉鎖される排出通路(6)を介して各室が
試料通路(7)に接続され、生理学的パラメータを測定
するためのセンサ(18)は好ましくは収容ユニットの
一部とする。分析試料は機械側で取り出されて試料通路
に供給され、センサを校正するために、室内にある校正
液は当該閉鎖部材の開放後に試料通路内に配量される。
処理後、収容ユニットはセンサと共に廃棄する。
を測定するためのセンサを校正するための溶液を、滅菌
条件下で簡単に用意すること、および、使い捨て用に指
定されて互換性モジュールとして構成される収容ユニッ
トを提供すること。 【解決手段】 溶液用、特に生理学上重要なパラメータ
を測定するためのセンサを校正するための溶液用の使い
捨て用に指定された収容ユニットであって、これを、ブ
リスタパックとして構成する。この収容ユニットは溶液
を収容するための複数の室(4)を含み、閉鎖部材(1
3)によって閉鎖される排出通路(6)を介して各室が
試料通路(7)に接続され、生理学的パラメータを測定
するためのセンサ(18)は好ましくは収容ユニットの
一部とする。分析試料は機械側で取り出されて試料通路
に供給され、センサを校正するために、室内にある校正
液は当該閉鎖部材の開放後に試料通路内に配量される。
処理後、収容ユニットはセンサと共に廃棄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互換性モジュール
として構成されて使い捨て用に指定された、溶液用、特
に生理学上重要なパラメータを測定するためのセンサを
校正するための溶液用の収容ユニットに関する。
として構成されて使い捨て用に指定された、溶液用、特
に生理学上重要なパラメータを測定するためのセンサを
校正するための溶液用の収容ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】医療技術においてセンサは生理学上重要
なパラメータ、例えば透析治療中に尿素を測定するのに
利用される。センサの動作パラメータは未定義なばらつ
きを製造によっても保管によっても受けるので、これら
のセンサの校正が必要である。校正のためには、生理学
上重要なパラメータを測定するためのセンサに微量の校
正液が供給されねばならない。校正液の施用は手動でま
たは機械で行うことができる。
なパラメータ、例えば透析治療中に尿素を測定するのに
利用される。センサの動作パラメータは未定義なばらつ
きを製造によっても保管によっても受けるので、これら
のセンサの校正が必要である。校正のためには、生理学
上重要なパラメータを測定するためのセンサに微量の校
正液が供給されねばならない。校正液の施用は手動でま
たは機械で行うことができる。
【0003】液、特に血液または尿、の電解質成分を電
気化学分析するための収容ユニットをDE331292
3A1が述べており、この収容ユニットは液を収容する
ための試料室と電極配置とを備えている。製造業者側で
試料室に標準電解液が充填されており、この電解液は電
極配置のプレコンディショニングに役立つ。試料室を空
にしたのち分析液が試料室に充填される。次に、分析を
実施するために収容ユニットが分析装置に挿入される。
気化学分析するための収容ユニットをDE331292
3A1が述べており、この収容ユニットは液を収容する
ための試料室と電極配置とを備えている。製造業者側で
試料室に標準電解液が充填されており、この電解液は電
極配置のプレコンディショニングに役立つ。試料室を空
にしたのち分析液が試料室に充填される。次に、分析を
実施するために収容ユニットが分析装置に挿入される。
【0004】EP0354895B1により、センサ部
と試料採取部とからなる使い捨て測定要素が公知であ
り、この測定要素が分析装置に挿入される。センサ部は
センサを装着した測定通路を有し、製造業者側でこの測
定通路に校正液が充填されている。この使い捨て測定要
素が分析装置に挿入されると、校正液はセンサ部の測定
通路から取り出され、分析液が試料採取部から測定通路
に吸引される。
と試料採取部とからなる使い捨て測定要素が公知であ
り、この測定要素が分析装置に挿入される。センサ部は
センサを装着した測定通路を有し、製造業者側でこの測
定通路に校正液が充填されている。この使い捨て測定要
素が分析装置に挿入されると、校正液はセンサ部の測定
通路から取り出され、分析液が試料採取部から測定通路
に吸引される。
【0005】製造業者側で校正液を充填された測定通路
を有する、血液試料を分析するための使い捨て品として
構成された収容ユニットがWO86/05590からも
公知である。
を有する、血液試料を分析するための使い捨て品として
構成された収容ユニットがWO86/05590からも
公知である。
【0006】WO85/04719に開示された分析装
置用挿入カードはセンサを装備した試料通路を備えてい
る。カード上に台座があり、2つの室を有するシリンダ
がこの台座内で回転可能に支承されている。一方の室に
製造業者側で校正液が充填されており、他方の室は分析
液を収容する。シリンダは2つの位置の間で回すことが
でき、一方の位置では校正液を充填された室が、他方の
位置では分析液収容室が、試料通路に接続されている。
置用挿入カードはセンサを装備した試料通路を備えてい
る。カード上に台座があり、2つの室を有するシリンダ
がこの台座内で回転可能に支承されている。一方の室に
製造業者側で校正液が充填されており、他方の室は分析
液を収容する。シリンダは2つの位置の間で回すことが
でき、一方の位置では校正液を充填された室が、他方の
位置では分析液収容室が、試料通路に接続されている。
【0007】US−A−5096669により分析装置
用挿入カードが公知であり、センサ用校正液は小さなフ
ィルム袋に包装して用意される。舟状くぼみのなかにあ
る袋が針で穿通され、すると校正液は挿入カード内に形
成された通路を通してセンサに達する。
用挿入カードが公知であり、センサ用校正液は小さなフ
ィルム袋に包装して用意される。舟状くぼみのなかにあ
る袋が針で穿通され、すると校正液は挿入カード内に形
成された通路を通してセンサに達する。
【0008】透析治療中に重要な生理学的パラメータを
測定するには複数のセンサが必要である。つまりこれら
のセンサを校正するには複数の校正液が用意されねばな
らない。薬剤を収容するための複数の室を有する施用シ
ステムがDE19702362A1により公知である。
この施用システムは注入溶液用流入管と流出管とを備え
た殻状容器を有する。この容器内には円筒形室を有する
投与装置を備えており、これらの室が閉鎖フィルムで密
に閉鎖されている。閉鎖フィルムを破ったのち室は分割
空間内に排出することができ、この分割空間を注入溶液
が貫流する。この公知施用システムでは比較的手間のか
かる製造が欠点であることが明らかとなる。
測定するには複数のセンサが必要である。つまりこれら
のセンサを校正するには複数の校正液が用意されねばな
らない。薬剤を収容するための複数の室を有する施用シ
ステムがDE19702362A1により公知である。
この施用システムは注入溶液用流入管と流出管とを備え
た殻状容器を有する。この容器内には円筒形室を有する
投与装置を備えており、これらの室が閉鎖フィルムで密
に閉鎖されている。閉鎖フィルムを破ったのち室は分割
空間内に排出することができ、この分割空間を注入溶液
が貫流する。この公知施用システムでは比較的手間のか
かる製造が欠点であることが明らかとなる。
【0009】US−A−4871439に述べられた使
い捨て品は体液の特性を検出するための複数のセンサが
その試料通路に配置されている。この使い捨て品はセン
サ用校正液を収容するための2つの室を含む。校正液を
収容する室は縁を熱融着されたアルミニウム箔からな
る。これらの室を使い捨て品に組込むのに比較的手間が
かかる。
い捨て品は体液の特性を検出するための複数のセンサが
その試料通路に配置されている。この使い捨て品はセン
サ用校正液を収容するための2つの室を含む。校正液を
収容する室は縁を熱融着されたアルミニウム箔からな
る。これらの室を使い捨て品に組込むのに比較的手間が
かかる。
【0010】系溶液用および廃液用の貯蔵袋として溶着
ポリエチレンフィルムが使用され、生理学的液を検査す
るためのユニットが、DE−29511566U1によ
り公知である。US−A−5284570は一種の注射
器として構成される分析ユニットを開示している。穿通
可能な膜で閉鎖される校正液容器を有する分析ユニット
をUS−A−5421981が述べている。
ポリエチレンフィルムが使用され、生理学的液を検査す
るためのユニットが、DE−29511566U1によ
り公知である。US−A−5284570は一種の注射
器として構成される分析ユニットを開示している。穿通
可能な膜で閉鎖される校正液容器を有する分析ユニット
をUS−A−5421981が述べている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
の溶液、特に生理学上重要なパラメータを測定するため
のセンサを校正するための溶液を、滅菌条件下で簡単に
用意することができる、使い捨て用に指定されて互換性
モジュールとして構成される収容ユニットを提供するこ
とであり、この収容ユニットは大量個数を比較的僅かな
支出で製造することができる。
の溶液、特に生理学上重要なパラメータを測定するため
のセンサを校正するための溶液を、滅菌条件下で簡単に
用意することができる、使い捨て用に指定されて互換性
モジュールとして構成される収容ユニットを提供するこ
とであり、この収容ユニットは大量個数を比較的僅かな
支出で製造することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、本発
明によれば、請求項1に明示された特徴によって行われ
る。一種のブリスタパックとして構成されるこの収容ユ
ニットは大量個数を使い捨て商品として安価に製造する
ことができる。収容ユニットが基体を有し、軟質材料か
らなる被包で室が限定され、この被包が基体と一緒に独
立した空洞を形成する。溶液を収容する室が特定容量を
有するので、付加的測定器もしくは投与器は必要でな
い。一種のブリスタパックとして構成される収容ユニッ
トは扁平構造であり、互換性モジュールとして簡単に取
り扱うことができる。収容ユニットの基体はごく狭い空
間に多数の室を収容することができる。収容ユニット内
で溶液が汚染されることは排除されている。また、個々
の室が空にされているとき、不純物が周囲から収容ユニ
ット内に持ち込まれることはない。高い包装密度を達成
するために、室は好ましくは1列に並べて配置されてい
る。複数列の室も設けておくことができる。その場合に
は、各列ごとに連絡通路が設けられており、この連絡通
路が1列の各室の排出通路を試料通路に接続する。
明によれば、請求項1に明示された特徴によって行われ
る。一種のブリスタパックとして構成されるこの収容ユ
ニットは大量個数を使い捨て商品として安価に製造する
ことができる。収容ユニットが基体を有し、軟質材料か
らなる被包で室が限定され、この被包が基体と一緒に独
立した空洞を形成する。溶液を収容する室が特定容量を
有するので、付加的測定器もしくは投与器は必要でな
い。一種のブリスタパックとして構成される収容ユニッ
トは扁平構造であり、互換性モジュールとして簡単に取
り扱うことができる。収容ユニットの基体はごく狭い空
間に多数の室を収容することができる。収容ユニット内
で溶液が汚染されることは排除されている。また、個々
の室が空にされているとき、不純物が周囲から収容ユニ
ット内に持ち込まれることはない。高い包装密度を達成
するために、室は好ましくは1列に並べて配置されてい
る。複数列の室も設けておくことができる。その場合に
は、各列ごとに連絡通路が設けられており、この連絡通
路が1列の各室の排出通路を試料通路に接続する。
【0013】本発明による収容ユニットは、特に、生理
学上重要なパラメータを測定するためのセンサを校正す
るための複数、即ち少なくとも2つの溶液を少量ずつ包
装するのに役立つ。しかし収容ユニットは例えば対照
液、コンディショニング液、洗浄液、消毒液を収容する
のにも利用することができる。本発明による収容ユニッ
トは少量の液を確実に取り扱うことを可能とする。溶液
は個別分量で包装して用意され、試料通路内に順次投与
することができる。必要なら、溶液を試料通路内に投与
する順序は収容ユニット内に室を好適に配置することに
よって設定することができる。
学上重要なパラメータを測定するためのセンサを校正す
るための複数、即ち少なくとも2つの溶液を少量ずつ包
装するのに役立つ。しかし収容ユニットは例えば対照
液、コンディショニング液、洗浄液、消毒液を収容する
のにも利用することができる。本発明による収容ユニッ
トは少量の液を確実に取り扱うことを可能とする。溶液
は個別分量で包装して用意され、試料通路内に順次投与
することができる。必要なら、溶液を試料通路内に投与
する順序は収容ユニット内に室を好適に配置することに
よって設定することができる。
【0014】特に生理学上重要なパラメータを測定する
ためのセンサを校正するのに使用される収容ユニットの
好ましい実施態様では、校正されるセンサが収容ユニッ
トの一部である。この収容ユニットは試料通路内でセン
サで分析される試料を供給するための接続口と試料を試
料通路から排出するための接続口とを備えている。セン
サを校正するために校正液が室から試料通路内に投与さ
れる。センサを収容ユニット上に配置する利点として、
センサの清浄、消毒または滅菌が必要でない。1回使用
したのちにセンサは収容ユニットと共に廃棄される。こ
れは、電気化学センサがほぼすべての洗浄剤、消毒剤に
対してかなりの機能損傷および/または機能損失を伴っ
て反応する限り、特に有利である。ちなみに、実際の応
用ではセンサの洗浄、消毒または滅菌はきわめて手間が
かかり、従って実際的ではないであろう。使い捨て用に
指定されてセンサも含む収容ユニットによって、この問
題は簡単な手段と大きな安全性とで解決される。
ためのセンサを校正するのに使用される収容ユニットの
好ましい実施態様では、校正されるセンサが収容ユニッ
トの一部である。この収容ユニットは試料通路内でセン
サで分析される試料を供給するための接続口と試料を試
料通路から排出するための接続口とを備えている。セン
サを校正するために校正液が室から試料通路内に投与さ
れる。センサを収容ユニット上に配置する利点として、
センサの清浄、消毒または滅菌が必要でない。1回使用
したのちにセンサは収容ユニットと共に廃棄される。こ
れは、電気化学センサがほぼすべての洗浄剤、消毒剤に
対してかなりの機能損傷および/または機能損失を伴っ
て反応する限り、特に有利である。ちなみに、実際の応
用ではセンサの洗浄、消毒または滅菌はきわめて手間が
かかり、従って実際的ではないであろう。使い捨て用に
指定されてセンサも含む収容ユニットによって、この問
題は簡単な手段と大きな安全性とで解決される。
【0015】モジュールを嵌挿することのできる分析装
置とセンサとの間に電気接続を実現するために、収容ユ
ニットは有利には、センサを接続する接点を備えてい
る。溶液を収容するための室はさまざまに構成しておく
ことができる。しかし、室に外側から作用する操作部材
によって室を空にすることが可能であるように室が構成
されていると特に有利である。その場合には、このよう
な操作部材は分析装置の一部とすることができる。
置とセンサとの間に電気接続を実現するために、収容ユ
ニットは有利には、センサを接続する接点を備えてい
る。溶液を収容するための室はさまざまに構成しておく
ことができる。しかし、室に外側から作用する操作部材
によって室を空にすることが可能であるように室が構成
されていると特に有利である。その場合には、このよう
な操作部材は分析装置の一部とすることができる。
【0016】本発明の好ましい構成では、基板の裏面で
室の下方を延びる連絡通路が設けられており、この連絡
通路を介して室の排出口が試料通路に接続されている。
排出口はこの場合には基板の穴である。連絡通路と試料
通路は望ましくは基板裏面の溝によって形成され、基板
裏面に取付けられるフィルムによってこれらの溝が覆わ
れている。基体内で室の下方になお他の穴を設けておく
ことができ、これらの穴は基体裏面のカバーフィルムに
よって閉鎖されている。これらの穴は、基体の裏面にフ
ィルムを取付ける前に室に溶液を充填するのに役立つ。
室の下方を延びる連絡通路が設けられており、この連絡
通路を介して室の排出口が試料通路に接続されている。
排出口はこの場合には基板の穴である。連絡通路と試料
通路は望ましくは基板裏面の溝によって形成され、基板
裏面に取付けられるフィルムによってこれらの溝が覆わ
れている。基体内で室の下方になお他の穴を設けておく
ことができ、これらの穴は基体裏面のカバーフィルムに
よって閉鎖されている。これらの穴は、基体の裏面にフ
ィルムを取付ける前に室に溶液を充填するのに役立つ。
【0017】目標破断個所を介して基体に接続された部
品によって室の排出口が閉鎖されることによって、収容
ユニットの製造はなお一層簡略化することができる。従
って基体は閉鎖部材と共に射出成形品として製造するこ
とができる。しかし、各室の排出通路を閉鎖する閉鎖部
材は、基体の上面に取付けられて排出通路を閉鎖するフ
ィルムとすることもできる。基体の裏面に取付けられて
連絡穴を閉鎖するフィルムも原理的には設けておくこと
ができる。室と試料通路との間に流体接続を実現するた
めに閉鎖フィルムは、有利には、各室内に設けられる穿
孔子で突き破られる。好ましくは、閉鎖フィルムを押し
破る穿孔子が室内で固定されているように、室は構成さ
れている。
品によって室の排出口が閉鎖されることによって、収容
ユニットの製造はなお一層簡略化することができる。従
って基体は閉鎖部材と共に射出成形品として製造するこ
とができる。しかし、各室の排出通路を閉鎖する閉鎖部
材は、基体の上面に取付けられて排出通路を閉鎖するフ
ィルムとすることもできる。基体の裏面に取付けられて
連絡穴を閉鎖するフィルムも原理的には設けておくこと
ができる。室と試料通路との間に流体接続を実現するた
めに閉鎖フィルムは、有利には、各室内に設けられる穿
孔子で突き破られる。好ましくは、閉鎖フィルムを押し
破る穿孔子が室内で固定されているように、室は構成さ
れている。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参考に本発明の実施例を以
下に詳しく説明する。図1〜図3は、生理学上重要なパ
ラメータ、例えば透析治療中に尿素を測定するための電
気化学センサを校正するための溶液用の一種のブリスタ
パックとして構成された収容ユニットを示す。この収容
ユニットは透明プラスチックからなる矩形板1を含む。
プラスチック板の上面に透明プラスチックフィルム2が
取付けられており、このプラスチックフィルムは各10
個の舟状くぼみ3を並置した2列を形成して仕上げられ
ている。好ましくはプラスチック板1に溶着または接着
されるプラスチックフィルム2がプラスチック板と共に
合計20の室4を形成する。室4は実質矩形の底面を有
する。それらの短辺面に室4が外向き突部5を有し、こ
の突部は残りの室部分よりも高さが低い。
下に詳しく説明する。図1〜図3は、生理学上重要なパ
ラメータ、例えば透析治療中に尿素を測定するための電
気化学センサを校正するための溶液用の一種のブリスタ
パックとして構成された収容ユニットを示す。この収容
ユニットは透明プラスチックからなる矩形板1を含む。
プラスチック板の上面に透明プラスチックフィルム2が
取付けられており、このプラスチックフィルムは各10
個の舟状くぼみ3を並置した2列を形成して仕上げられ
ている。好ましくはプラスチック板1に溶着または接着
されるプラスチックフィルム2がプラスチック板と共に
合計20の室4を形成する。室4は実質矩形の底面を有
する。それらの短辺面に室4が外向き突部5を有し、こ
の突部は残りの室部分よりも高さが低い。
【0019】室の扁平突部5の領域内でプラスチック板
1に連絡穴6が設けられている。裏面にプラスチック板
1は室4の間を長手方向に延びる1つの中央溝7と2つ
の側部溝8、9とを有し、これらの側部溝は室4の扁平
突部5の下方を、連絡穴6の位置する線に沿って延びて
いる。側部溝8、9はプラスチック板の短辺面で中央溝
7に連通する。
1に連絡穴6が設けられている。裏面にプラスチック板
1は室4の間を長手方向に延びる1つの中央溝7と2つ
の側部溝8、9とを有し、これらの側部溝は室4の扁平
突部5の下方を、連絡穴6の位置する線に沿って延びて
いる。側部溝8、9はプラスチック板の短辺面で中央溝
7に連通する。
【0020】プラスチック板1の裏面にカバーフィルム
10が溶着または接着されており、こうして2つの側部
連絡通路8、9と1つの中央試料通路7が形成される。
試料通路7の一端ではカバーフィルム10は分析試料を
供給するための接続口11を有し、試料通路の他端では
試料を排出するための接続口12を有する(図3)。
10が溶着または接着されており、こうして2つの側部
連絡通路8、9と1つの中央試料通路7が形成される。
試料通路7の一端ではカバーフィルム10は分析試料を
供給するための接続口11を有し、試料通路の他端では
試料を排出するための接続口12を有する(図3)。
【0021】プラスチック板1の連絡穴6は閉鎖要素1
3で閉鎖されている。閉鎖要素は、室4の扁平突部5内
でプラスチック板1の上面に取付けられた円形フィルム
片である。閉鎖要素を開くために室4の扁平突部5に穿
孔子14が嵌挿されている。これらの穿孔子14が円形
頭部15を有し、この頭部がフィルムの当該成形部16
内に嵌装されている。穿孔子はフィルム4とプラスチッ
ク板1との間で軽く締付けて保持される。収容ユニット
の室は容量が約1mlであり、さまざまな校正液が充填
されている。室に充填することができるようにするため
に、室の領域内でプラスチック板1に他の穴17が設け
られており、カバーフィルム10を板の裏面に取付ける
前に試薬はこれらの穴を通して室に注入することができ
る。
3で閉鎖されている。閉鎖要素は、室4の扁平突部5内
でプラスチック板1の上面に取付けられた円形フィルム
片である。閉鎖要素を開くために室4の扁平突部5に穿
孔子14が嵌挿されている。これらの穿孔子14が円形
頭部15を有し、この頭部がフィルムの当該成形部16
内に嵌装されている。穿孔子はフィルム4とプラスチッ
ク板1との間で軽く締付けて保持される。収容ユニット
の室は容量が約1mlであり、さまざまな校正液が充填
されている。室に充填することができるようにするため
に、室の領域内でプラスチック板1に他の穴17が設け
られており、カバーフィルム10を板の裏面に取付ける
前に試薬はこれらの穴を通して室に注入することができ
る。
【0022】試料通路7内を流れる液の生理学的パラメ
ータを測定するためのイオン選択性センサ18はプラス
チック板1の裏面にある。センサの電気接続接点は接続
線19を介して、カバーフィルム10の裏面にある一連
の接点20に接続されている。
ータを測定するためのイオン選択性センサ18はプラス
チック板1の裏面にある。センサの電気接続接点は接続
線19を介して、カバーフィルム10の裏面にある一連
の接点20に接続されている。
【0023】互換性モジュールとして構成される収容ユ
ニットは、センサの電気信号を処理する電子測定装置を
有する図示しない分析装置内に嵌挿される。その分析装
置は、試料を供給し、排出するための収容ユニット接続
口11、12用に主に液圧式のコネクタも、収容ユニッ
トの当該接点20との電気接続を実現するための電気接
点も備えている。
ニットは、センサの電気信号を処理する電子測定装置を
有する図示しない分析装置内に嵌挿される。その分析装
置は、試料を供給し、排出するための収容ユニット接続
口11、12用に主に液圧式のコネクタも、収容ユニッ
トの当該接点20との電気接続を実現するための電気接
点も備えている。
【0024】測定される試料は機械側で取り出され、試
料通路7に通され、センサ18を介して送られ、廃棄さ
れる。そのときにセンサが測定値を透析装置の分析装置
に送り、そこで測定値が処理および/または表示され
る。
料通路7に通され、センサ18を介して送られ、廃棄さ
れる。そのときにセンサが測定値を透析装置の分析装置
に送り、そこで測定値が処理および/または表示され
る。
【0025】センサ18を校正するために、個々の室内
にある校正液は試料通路7内に順次投与することができ
る。このため、空にされる室4の扁平突部5内で穿孔子
14が閉鎖フィルム13に押し込まれ、これにより閉鎖
フィルムが突き破られる。すると溶液は室から側部連絡
通路8もしくは9を介して中央試料通路7に流れ込むこ
とができる。
にある校正液は試料通路7内に順次投与することができ
る。このため、空にされる室4の扁平突部5内で穿孔子
14が閉鎖フィルム13に押し込まれ、これにより閉鎖
フィルムが突き破られる。すると溶液は室から側部連絡
通路8もしくは9を介して中央試料通路7に流れ込むこ
とができる。
【0026】室を空にするために分析装置が操作機構を
備えており、この操作機構は個々の室と閉鎖要素とに割
り当てられた棒片を有する。分析装置の電磁操作可能ま
たは空気圧操作可能な棒片は閉鎖部材を操作し、空にさ
れる室4を圧縮する。これにより、側部連絡通路8、9
を介した経路が開放され、その都度の校正液が試料通路
7内に達する。つまり各校正のとき、汚染を受けていな
い新鮮な滅菌校正液が用意される。使い捨て品として構
成された収容ユニットはこの場合には処理の最後に廃棄
される。
備えており、この操作機構は個々の室と閉鎖要素とに割
り当てられた棒片を有する。分析装置の電磁操作可能ま
たは空気圧操作可能な棒片は閉鎖部材を操作し、空にさ
れる室4を圧縮する。これにより、側部連絡通路8、9
を介した経路が開放され、その都度の校正液が試料通路
7内に達する。つまり各校正のとき、汚染を受けていな
い新鮮な滅菌校正液が用意される。使い捨て品として構
成された収容ユニットはこの場合には処理の最後に廃棄
される。
【0027】図4は収容ユニットの他の実施態様を部分
図で示す。この実施例は、基板1の連絡穴6’を閉鎖す
る閉鎖要素13’によって、図1〜図3を参考にして述
べた実施態様と相違している。この閉鎖要素13’は連
絡穴6’に嵌装されて、細い腹部21を介して基体1に
接続されている。閉鎖要素13’が連絡穴6’に押し込
まれると、細い結合腹部が折れ、校正液が室4から試料
通路7内に達する。閉鎖要素13’は収容ユニットが挿
入される分析装置の操作機構の棒片によって突き破られ
る。
図で示す。この実施例は、基板1の連絡穴6’を閉鎖す
る閉鎖要素13’によって、図1〜図3を参考にして述
べた実施態様と相違している。この閉鎖要素13’は連
絡穴6’に嵌装されて、細い腹部21を介して基体1に
接続されている。閉鎖要素13’が連絡穴6’に押し込
まれると、細い結合腹部が折れ、校正液が室4から試料
通路7内に達する。閉鎖要素13’は収容ユニットが挿
入される分析装置の操作機構の棒片によって突き破られ
る。
【図1】校正液用収容ユニットの第1の実施態様を平面
図で示す。
図で示す。
【図2】図1の収容ユニットをII−II線に沿って示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1の収容ユニットを下面図で示す。
【図4】収容ユニットの他の実施態様を拡大して示す部
分図である。
分図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・マーガー ドイツ連邦共和国、61352 バート・ホン ブルク、シュレーエンヴェーク 10 (72)発明者 ペトラ・アーベル ドイツ連邦共和国、61169 フリートベル ク、ルーレシュトラーセ 4
Claims (14)
- 【請求項1】 溶液用、特に生理学上重要なパラメータ
を測定するためのセンサを校正するための溶液用の収容
ユニットであって、溶液を収容するための複数の室
(4)を有し、各室が閉鎖部材(13、13’)によっ
て閉鎖される排出口(6、6’)を有し、試料通路
(7)が各室の排出口に接続して設けられており、閉鎖
部材の開放後に溶液が試料通路内に移送可能であるもの
において、収容ユニットが板状基体(1)を有し、軟質
材料からなる被包(3)がその基体の上面に取付けられ
て室(4)を形成していることを特徴とする収容ユニッ
ト。 - 【請求項2】 軟質材料からなる被包(3)がプラスチ
ックフィルムであることを特徴とする、請求項1記載の
収容ユニット。 - 【請求項3】 室(4)の下方を延びる連絡通路(8、
9)が基板(1)の裏面に設けられており、この連絡通
路が各1つの連絡穴(6)を介して各室に接続されてお
り、試料通路(7)が連絡通路(8、9)に接続されて
いることを特徴とする、請求項1または2記載の収容ユ
ニット。 - 【請求項4】 基板(1)の裏面に溝が設けられてお
り、基板の裏面に取付けられるフィルム(10)によっ
てこれらの溝が覆われて連絡通路(8、9)および試料
通路(17)を形成していることを特徴とする、請求項
3記載の収容ユニット。 - 【請求項5】 室(4)に充填するための穴(17)が
室の下方で基板(1)に設けられており、これらの穴が
基板の裏面でフィルム(10)によって閉鎖されている
ことを特徴とする、請求項4記載の収容ユニット。 - 【請求項6】 閉鎖部材が、室(4)の排出口を閉鎖す
る要素(13’)であり、この要素が目標破断域を介し
て基体(1)に接続されていることを特徴とする、請求
項1〜5のいずれか1項記載の収容ユニット。 - 【請求項7】 閉鎖部材が、室(4)の排出口(6)を
閉鎖するフィルム(13)であることを特徴とする、請
求項1〜5のいずれか1項記載の収容ユニット。 - 【請求項8】 閉鎖フィルム(13)を突き破るための
穿孔子(14)が各室(4)内に設けられていることを
特徴とする、請求項7記載の収容ユニット。 - 【請求項9】 穿孔子(14)が室内で固定されている
ように、各室(4)が形成されていることを特徴とす
る、請求項8記載の収容ユニット。 - 【請求項10】 室(4)が1列に配置されていること
を特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項記載の収容
ユニット。 - 【請求項11】 室(4)が複数の列に配置されてお
り、試料通路(7)に通じる連絡通路(8、9)が各列
ごとに設けられて、1列の各室の排出通路(6)に接続
されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれ
か1項記載の収容ユニット。 - 【請求項12】 単数または複数のセンサ、特に生理学
上重要なパラメータを測定するためのセンサを校正する
ための溶液が室(4)に充填されており、センサで分析
される試料を試料通路(7)内に供給するための接続口
(11)と、試料通路から試料を排出するための接続口
(12)が設けられていることを特徴とする、請求項1
〜11のいずれか1項記載の収容ユニット。 - 【請求項13】 溶液で校正される単数または複数のセ
ンサ(18)が収容ユニットの一部であることを特徴と
する、請求項1〜12のいずれか1項記載の収容ユニッ
ト。 - 【請求項14】 接点(20)が設けられており、電気
接続を実現するためにセンサ(18)がこれらの接点に
接続されていることを特徴とする、請求項13記載の収
容ユニット。
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DE19903704A DE19903704C1 (de) | 1999-01-30 | 1999-01-30 | Aufnahmeeinheit für Lösungen, insbesondere Lösungen zur Kalibrierung von Sensoren zur Messung physiologisch relevanter Parameter |
DE19903704:3 | 1999-01-30 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP1024362A3 (ja) |
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JP3821815B2 (ja) | 2001-06-08 | 2006-09-13 | エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | 対照液パケットおよび体液サンプリング装置を校正するための方法 |
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US20060263244A1 (en) * | 2005-05-04 | 2006-11-23 | Rannikko Minna A | Devices, systems, and methods for the containment and use of liquid solutions |
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TWI409058B (zh) * | 2006-11-07 | 2013-09-21 | Bionostics Inc | 用於保存對照溶液並向醫療器材呈現對照溶液之液體容納系統 |
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DE102011056273B4 (de) | 2011-12-12 | 2013-11-21 | sense2care GmbH | Fluidreservoir für eine Vorrichtung zur Analyse von Patientenproben |
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DE102015225837A1 (de) | 2015-12-18 | 2017-06-22 | Robert Bosch Gmbh | Folienbeutel für ein mikrofluidisches Analysesystem, mikrofluidisches Analysesystem, Verfahren zum Herstellen und Verfahren zum Betreiben eines mikrofluidischen Analysesystems |
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