JPH1183783A - 検査液分析装置用使い捨て成分検出具に対する検査液供給方法 - Google Patents

検査液分析装置用使い捨て成分検出具に対する検査液供給方法

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JPH1183783A
JPH1183783A JP9244339A JP24433997A JPH1183783A JP H1183783 A JPH1183783 A JP H1183783A JP 9244339 A JP9244339 A JP 9244339A JP 24433997 A JP24433997 A JP 24433997A JP H1183783 A JPH1183783 A JP H1183783A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業者の検査液の供給作業に対する負担を軽
減することができる検査液分析装置用使い捨て成分検出
具に対する検査液供給方法を提供する。 【解決手段】 ハウジング100の内部に検査液通路1
01を備え、前記検査液通路の上流部分に検査液供給部
102を設け、下流部分に排気孔103を設けると共
に、前記検査液通路における検査液供給部102と排気
孔103との間に、検査液通路101中に供給された検
査液の少なくとも一つの成分を検出可能なセンサ装置1
04を、その検出部が前記検査液通路における前記検査
液供給部と排気孔との間の部分に露出し、かつ、その端
子部がハウジング100の外部に露出するように設け、
前記端子部を、前記検出部の検出結果に基づいて検査液
中の少なくとも一つの成分を分析可能な分析装置に接続
可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間や動物等の体
液等の検査液中のガス成分やpH値等を測定及び分析す
ることができる検査液分析装置に使用可能な成分検出具
に対する検査液の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の検査液分析装置は、例えば病院
又は分析センタ等の施設内や事故現場等の屋外等におい
て患者の心肺機能を検査する目的で血液の酸性度pH、
炭酸ガス分圧PCO2、酸素分圧PO2、ナトリウムN
a、カリウムK、塩素Cl、イオン化カルシウムCa、
尿素窒素BUN、グルコースGlu、ヘマトクリットH
ct、重炭酸イオンHCO3−、酸素飽和度SO2、全
二酸化炭素TCO2、塩基過剰BE、ヘモグロビンHg
bのような各種ガス濃度やイオン濃度を測定・分析する
のに使用され、据置き型や携帯型のもが種々提案され実
用に供されている。特に携帯型の分析装置としては例え
ば、特公平8−20398 号公報に、検査液中の成分を検出
する複数の検出部を有するセンサ装置を備えた成分検出
具を分析装置本体と別体に備えた形式の分析装置が開示
されている。前記した成分検出具は、ハウジング内に分
析すべき液体サンプル(以下、本願に合わせて検査液と
称する。)を保持する保持部と、該保持部と連通する検
査液通路と、検査液通路の途中に設けられたセンサ装置
と、検査液通路の下流に設けられた貯留部と、内部に所
定量の空気を収容し、外部からの押圧力によって変形可
能な部分を有する空気収容部と、該空気収容部と前記保
持部とを連通する空気圧供給路とを備え、検査液分析装
置本体に着脱可能に構成されている。上記したように構
成された成分検出具を使用する場合、まず、作業者は分
析すべき検査液を成分検査具の保持部に滴下して、成分
検査具に検査液を保持させる。この後、成分検出具を前
記分析装置に装着し、分析装置側に設けられた押圧手段
で前記空気収容部を押圧し、空気収容部内の空気を保持
部側に押し出し、この空気圧によって保持部に保持され
た検査液を検査液通路に流して、センサ装置の検出部に
接触させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、成分
検出具を分析装置に装着する前に成分検出具に検査液を
滴下して保持させ、検査液を保持させた状態で成分検出
具を分析装置に装着する方法を採るためには、保持部に
保持された検査液が雰囲気に触れないように保持部に気
密性のよい蓋を設けなければならず、作業者には検査液
を保持部に滴下したら直ぐに前記した蓋を閉鎖するとい
う迅速な作業が要求される。特に、このような成分検出
具を使用する携帯型の検査液分析装置は、病院又は分析
センタ等のように落ち着いて作業ができる施設内での使
用よりも、事故現場や救急車等の屋外や移動中の車両等
のように比較的慌ただしい状況下で使用されることが多
いため、上記したように検査液が外気に触れないように
迅速に蓋を閉鎖する等の作業が伴うのは作業者に対して
酷である。また、いくら検査液滴下後直ちに蓋を閉鎖し
たとしても、検査液が雰囲気に晒されることを完全に避
けることはできず、その結果分析精度も悪くなるという
分析装置に使用する成分検出具としては致命的ともいえ
る問題も生じる。さらに、上記したように一時的にでも
検査液を保持させるためには、成分検出具内に保持部等
の検査液を保持する空間を検査液通路とは他に設けなけ
ればならないため、成分検査具を小型化するためには必
然的にこの保持部の容量を少なくしなければならない
が、保持部の容量が少ないと、作業者が検査液を正確に
保持部に滴下するのが難しくなるという問題が生じる。
特に血液等の感染症の可能性がある検査液の場合は、作
業者が検査液に直接触れることは避けなければならない
ため、検査液を漏らさないように保持部に滴下する作業
は作業者にとって非常に酷なものになる。
【0004】本発明は、上記した成分検知具を分析装置
に装着する前に成分検査具に検査液を供給する方法を採
ることによって生じる様々な問題点を解決し、作業者の
検査液の供給作業に対する負担を軽減することができる
検査液分析装置用使い捨て成分検出具に対する検査液供
給方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による検査液分析装置用使い捨て成分検
出具に対する検査液供給方法は、ハウジングの内部に検
査液通路を備え、前記検査液通路の上流部分に検査液供
給部を設け、下流部分に排気孔を設けると共に、前記検
査液通路における検査液供給部と排気孔との間に、検査
液通路中に供給された検査液の少なくとも一つの成分を
検出可能なセンサ装置を、その検出部が前記検査液通路
における前記検査液供給部と排気孔との間の部分に露出
し、かつ、その端子部がハウジングの外部に露出するよ
うに設け、前記端子部を、前記検出部の検出結果に基づ
いて検査液中の少なくとも一つの成分を分析可能な分析
装置に接続可能に構成した検査液分析装置用使い捨て成
分検出具において、前記使い捨て成分検出具を、少なく
ともその検査液供給部の一部が検査液分析装置の外部に
露出するように検査液分析装置に接続し、前記接続後
に、前記検査液供給部を介して、少なくとも検査液通路
の前記センサ装置の検出部まで検査液を注入し、前記検
査液分析装置に検査液の成分分析を行わせることを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1を参照して
本発明に係る検査液分析装置用使い捨て成分検出具に対
する検査液供給方法(以下、単に検査液供給方法と称す
る。)の一つの実施の形態について説明する。図1は、
本発明の検査液供給方法を実施するために用いられる成
分検知装置の一実施例の概略上面図及び成分検知装置を
分析装置に装着した状態を示す概略斜視図である。図1
(a)に示すように、検出具Aは、ハウジング100の
内部に検査液通路101を備え、この検査液通路101
の上流端部に検査液注入孔102が、また、下流端部に
排気孔103が各々形成されている。また検査液通路1
01の途中には、検査液中の分析すべき成分を検出する
ためのセンサ装置104が設けられている。詳細には図
示していないが、前記センサ装置104は、その検出部
が検査液用通路101の中に露出するように配置され、
また、その端子部分がハウジング100の外部に露出す
るように配置されており、不図示の分析装置に端子部分
を装着することができるように構成されている。上記し
たように構成された成分検出具Aを使用する場合、作業
者はまず成分検出具Aを分析装置Bに装着し、そのセン
サ装置104の端子部を分析装置Bの入力端子に接続さ
せる。図示実施例の場合、センサ装置104の端子部は
分析装置の内部で分析装置Bの入力端子と接続してい
る。尚、この状態で成分検出具Aの検査液注入孔102
は分析装置Bの外部に露出している。この状態で作業者
は検査液注入孔102に適当な注入器のノズル部分を嵌
合し、検査液注入孔102から検査液通路内へ検査液を
注入し、分析装置側で注入した検査液の成分分析を行わ
せる。このように、成分検出具を分析装置に装着した後
に、検査液を成分検出具に注入することにより、注入さ
れた検査液を直ちにセンサ装置に触れさせて分析装置で
成分分析をさせることができるようになるので検査液が
雰囲気に晒されることは全くなく精度のよい成分分析が
行えるようになる。また、注入に際して作業者は、従来
の成分検出具のように検査液を漏らさないように慎重に
保持部に滴下し、しかも滴下した後、直ちに蓋を閉鎖す
るという煩雑な作業を行う必要がなく、単に注入器のノ
ズル部分を注入孔に嵌合させて適当量検査液を注入する
だけでよいので作業が非常に簡単になる。また、前記排
気孔に、空気に対しては透過性で液体に対しては非透過
性の材料から成る栓部材を設け、検査液が前記栓部材に
達するまで検査液を注入するようにすれば、作業者は注
入量についても注意を払う必要がなくなるので、より一
層作業が簡単になる。さらに、前記検査液通路におけ
る、前記センサ装置の検出部が露出した部分と検査液供
給部との間に、そこから分岐する校正液通路を設け、前
記校正液通路の上流部分に、外部からの押圧力によって
内部の校正液を校正液通路に放出する校正液容器を設
け、成分検出具を検査液分析装置に接続した後、前記校
正液容器を押圧して校正液を検査液通路に放出させセン
サ装置の検出部の校正を行った後に、前記検査液の注入
を行うようにすれば成分検出前にセンサ装置の各検出部
に対する校正処理も行えるので分析精度がより一層向上
する。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る検査液供給方法のさらに
具体的な実施例を図2〜図8に示した一実施例を参照し
ながら説明していく。図2は本発明に係る検査液供給方
法を実施するための検出具の一実施例の概略展開図であ
り、図3は後述するハウジング組立後の検出具における
検査液通路の概略上面図である。図面に示すように、検
出具は、透明または半透明なプラスチックのような適当
な材料から成るハウジング1を備えている。このハウジ
ング1は、互いに重畳される二枚の基板1A、1B及び
両面に接着層を備えた薄い仕切板1Cから成り、二枚の
基板1A、1Bで前記仕切板1Cを挟み、該仕切板2で
二枚の基板1A及び1Bが液密に接合されるように組み
立てられる。
【0008】一方の基板1Aには、その内側面すなわち
薄い仕切板1Cと対向する面に、検査すべき人間または
動物の体液等の検査液を通す溝から成る検査液通路2が
基板1Aの周囲縁部に沿ってコの字状に形成されてい
る。この検査液通路2の上流端にはハウジングの外部と
連通する検査液の注入孔3が形成されており、また、検
査液通路2の下流部分にはジグザグ状に形成された第1
の廃液部4が形成されている。図4は、基盤1Aにおけ
る前記注入孔3に対応する部分の部分断面図であり、図
面に示すように前記注入孔3は基板1Aの内側面から外
側面へ僅かにテーパー状に広がり、基板1Aの外側面に
おける注入孔3の周囲には案内肩部3aが設けられてい
る。これにより注入孔3に注射器等の検査液注入器(図
示せず)を密閉的に挿着でき、雰囲気に触れないように
検査液を検査液通路2に注入できるように構成されてい
る。
【0009】第1の廃液部4を構成している溝は図2及
び図3に示すようにジグザグに形成され、その幅及び深
さは、十分容積を得るために検査液通路2の他の部分よ
り大きく設定されている。また、検査液通路2は図2及
び図3に示すように、注入孔3からのびる比較的幅の狭
い部分2aと、この比較的幅の狭い部分2aに続く検出
部当接部分2bと、検出部当接部分2bにつづく括れ部
分2cと、括れ部分2cから第1の廃液部4へ伸びる部
分2dとを備えている。検査液通路2のセンサ当接部分
2bの上流部分には校正液通路の一部を構成する細溝6
が内方へ向って形成されている。さらに検査液通路3の
センサ当接部分3bには周縁部に向かってのびる分枝通
路7が形成され、その先端は貫通孔8で終端している。
この貫通孔8は参照電極に相対するように位置決めさ
れ、ゲル状の飽和塩化カリウム溶液が装填され得る。さ
らに一方の基板1Aのコの字状の検査液通路2で囲まれ
た内側領域には開口部9が形成されており、この開口部
9は測定時に後で説明する校正液容器を押圧する手段を
受けるために設けられている。さらにまた一方の基板1
Aのほぼ中央部には、後述する検査液分析装置に検出具
を挿入する際の案内及び係止用の貫通孔10が設けられて
いる。
【0010】他方の基板1Bには、その内側面すなわち
薄い仕切板1Cと対向する面に、センサ装置11を装着
するための浅い凹面12が一つの隅角部に沿って形成さ
れ、そして一方の基板1Aにおける開口部9に相応した
位置には校正液容器13の装着凹面14が形成されてい
る。図5は、校正液容器13及び基板1Bにおける前記
装着凹面14に対応する部分の拡大図であり、図面に示
すように校正液容器13は、ガス透過性のない、又は低
い材質から成り、内部にセンサ装置11における各検出
部の校正用の試薬を密閉的に収容している。本実施例で
は前記校正液容器は外周縁部13aが、少なくとも後述
する分析装置の押圧手段で押圧された時の内圧で剥離し
ない強度で接着されている。前記外周縁部13aには、
放出部13bが形成されており、この放出部13bに対
応する部分は、少なくとも後述する分析装置の押圧手段
で押圧された時の内圧で剥離可能に易剥離シーラントで
接着されている。この易剥離シーラントによる剥離機構
としては、シーラントと被着体が完全に融着しておら
ず、適度な強度で剥がせる状態の界面剥離機構、コーテ
ィング層やラミネートフィルムの層間で剥離可能な層間
剥離機構、又は開封時にシーラント層の内部凝集破壊に
より剥離する凝集剥離機構等が考えられ得る。上記した
ように校正液容器を形成することにより、後述する分析
装置の押圧手段で押圧された時に放出部13bのみが剥
離して開封状態となり、内部の試薬が校正液容器から放
出できるようになる。このように、易剥離シーラントを
用いて放出部を形成することで校正液を放出させるため
に校正液容器を針状物で破く構成を採っている検出具に
比べて校正液容器の強度を全体として高くすることがで
き、その結果、ガス透過性の低い素材が使えるので検出
具保存時の試薬の保存性が著しく向上する。また、基板
1Bにおける装着凹面14の前記校正液容器13の放出
部13bに対応する部分から、一方の基板1Aにおける
校正液通路の一部を構成している細溝6の自由端に相応
した位置までには校正液通路の一部を成す細溝16が形
成されている。この細溝16は、組立られた時に仕切板
1Cに設けられた孔23を介して一方の基板1Aに形成
された細溝6と連通して一本の校正液通路を構成して前
記校正液容器13の放出部13bと検査液通路2との連
通させ、検査液の測定に先立ってセンサ装置11の各セ
ンサを校正するために校正液容器13が分析装置の押圧
手段によって押圧され、その放出部13bが剥離した時
に校正液容器13中の校正液を検査液通路2における検
出部当接部2bに流す。尚、図面には詳細に示していな
いが、校正液容器装着凹面14、校正液通路の一部を成
す細溝16、及び校正液容器13には、校正液容器13
の放出部13bから試薬が放出した時に、試薬が他の部
分に漏れでないで確実に細溝16内に流れ込むために案
内溝を設ける等の様々な構成が採られることは言うまで
もない。
【0011】また、符号17は、一方の基板1Aにおけ
る第1の廃液部4に対応した位置に該廃液部4と対称形
状に形成されたジグザグの溝から成る第2の廃液部を示
しており、この廃液部17は、組立られた時に仕切板1
Cに設けられた孔24を介して一方の基板1Aに形成さ
れた第1の廃液部4と連通して連続する一本の廃液通路
を構成する(図3参照)。また、廃液部17の下流端部
には外部と連通する排気孔18が形成されており、この
排気孔18には図6に示すように空気に対しては透過性
で液体に対しては不透過性の働きをする栓部材19が装
着されている(図6は、基板1Bにおける排気孔18部
分の部分断面図を示している。)。この栓部材19は、
例えば、撥水性材料からなる多孔性合成樹脂の孔内に吸
水率の高い吸水性樹脂を含有させたものから成り、検査
液注入器で注入孔3から血液等の検査液を注入すると、
検査液が前記栓部材19に至った時点で前記吸水性樹脂
が検査液を吸収して膨張し前記多孔性合成樹脂の各孔を
塞ぐので、栓部材19が排気孔18を密閉し、それ以上
注入器で検査液を注入できなくなる。これにより、検査
液通路2の内部は注入孔3から排気孔18までが確実に
検査液で満たされるので、注入孔3と排気孔18の間に
設けられたセンサ装置11の検出部に検査液が確実に供
給されるようになる。
【0012】図7は、センサ装置11の概略拡大図であ
る。図面に示すように、このセンサ装置11は、絶縁性
基板11a上に導電性インキを塗布して形成された電極
を有する複数の検出部11bを備えている。この検出部
11bは、酸性度PH、炭酸ガス分圧PCO2、酸素分
圧PO2、ナトリウムNa、カリウムK、塩素Cl、イ
オン化カルシウムCa、尿素窒素BUN、グルコースG
lu、ヘマトクリットHct、重炭酸イオンHCO3
−、酸素飽和度SO2、全二酸化炭素TCO2、塩基過
剰BE、ヘモグロビンHgb等のような検出すべき成分
に応じて、各電極の検査液通路2に対応する部分に、検
出すべきガス成分が透過可能なガス透過膜や、検出すべ
き成分に反応する化学物質や天然物質を塗布してなる試
薬層が適宜設けられ得る。また、前記検出部11bは、
例えば、血液中の酸素分圧やグルコース濃度を測定する
ために電流検出方式を用いる場合にはさらに対極を備
え、また、検査液中の水素、ナトリウム又はカリウム等
のイオン濃度を測定するために電位差検出方式を用いる
場合にはさらに参照電極を備え、さらにまた、ヘマトク
リット量を測定するために検査液中の電導度を測定する
場合には、それらの間に交流電圧を印加する等、検出す
べき成分に応じて様々な形態を採ることができる。な
お、 図示実施例では検出部11bはこれら検査値のう
ち8種類の検査値を測定できるように配列されている。
また各検出部11bは導電性インキを塗布して成る導体
11dを介して基板11aの一側縁部に沿って整列して
設けた端子11eに接続され、これらの端子11eは、
ハウジング1を組み立てた時に基板1Aから外部に露出
するように配置されている。すなわち、図8はハウジン
グ1を組み立てた状態を示す概略斜視図であるが、この
図面から分かるように一方の基板1Aの幅は他方の基板
1Bより若干小さく構成されており、前記端子11eは
二つの基板1A及び1Bを重ねた時に基板1Bにおける
基板1Aから突出する部分に配置されている。尚、前記
絶縁性基板は、セラミック、ガラス、ガラスエポキシ、
プラスチック等、検査液によって侵されない材質のもの
であれば任意の絶縁性材料が使用され得るが、使い捨て
であるため安価で扱い易いポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックフ
ィルム等が好ましい。また、導電性インキを塗布する印
刷方法としては、好ましくは効率よく大量に均一なもの
が形成できるスクリーン印刷法が考えられ得るが、これ
に限定されることなくインキジェット法、ノズルコーテ
ィング法、ディスペンサー印刷、又はキャスティング等
任意の方法を用いることができる。
【0013】一方の基板1Aにおける貫通孔10に対応
した他方の基板1B上の位置には貫通孔20が設けら
れ、二枚の基板1A、1Bを互いに貼合わせた時にこれ
ら貫通孔10及び20が整列して合致するようにされて
いる。
【0014】また仕切板1Cには、一方の基板1Aにお
ける検査液通路2の検出部当接部分2b及び分枝通路7
に沿った位置に複数の開口部21が設けられ、検査液通
路2の検出部当接部分2b及び分枝通路7に流れてくる
検査液がこれらの開口部21を通して他方の基板1B上
の各検出部11c及び電極11bと接触するようにされ
ている。さらに仕切板1Cは、一方の基板1Aにおける
貫通孔10及び他方の基板1B上の貫通孔20に対応し
た位置に設けられた孔22、一方の基板1Aの細溝6の
自由端と他方の基板1Bの細溝16の自由端とを連通さ
せ一本の校正液通路を形成させるための孔23、及び一
方の基板1Aの廃液部4と他方の基板1Bの廃液部17
とを連通させて連続した廃液部を形成させるための孔2
4を備えている。
【0015】図9は本発明による検出具を使用可能な検
査液分析装置の一実施例としての携帯型分析装置の概略
斜視図を示し、図10は分析装置の内部処理を概略的に
示すブロック図である。この携帯型分析器は図2〜図8
に例示したカード式使い捨て検出具を挿入する挿入口3
0と、カード式使い捨て検出具における各検出部で検出
した出力信号を演算処理する演算処理部31と、演算処
理部31の演算結果を記憶する記憶部32と、ケーシン
グの上面部に配置され、演算処理部31の演算結果のデ
ータを表示する表示部33と、演算処理部31の演算結
果のデータを印刷するプリンタ34とから成っている。
図9に示す表示部33には装置の操作部が組み込まれて
おり、また装置内部には校正液容器押圧手段が設けられ
ており、この校正液容器押圧手段はカード式使い捨て検
出具を挿入することにより、作動できるようにされてい
る。
【0016】上記したように構成された分析装置と検出
具とを用いた検出液注入から成分分析までの処理につい
て患者の血液分析を例に挙げて説明する。まず、用意し
たカード型使い捨て検出具を携帯型分析器の挿入口30
に差し込んでセンサ装置の検出部の校正測定を行う。す
なわちカード式使い捨て検出具を挿入することにより、
測定項目を判別し、自動的に携帯型分析器内の試薬容器
押圧手段が作動され、検出具の基板1Aに形成された開
口部9を通って校正液容器13を所定の圧力で押圧す
る。これにより、校正液容器13の放出部13bが剥離
して内部に収容された校正液が校正液通路6,16に放
出され、この校正液通路6,16を介して検査液通路2
の検出部当接部2bに流され、校正液が検出部11bに
接触する。分析装置側ではこの時に各端子11eから検
出される電流値や電圧値等に基づいて各検出部11bに
対する校正を行う。
【0017】その後、患者から採取した血液の入った注
射器のノズルをカード式使い捨て検出具における注入孔
3に嵌合させて血液を内部の検査液通路2へ注入する。
この際、検査液通路2は検出部当接部分2bの上流側に
比較的幅の狭い部分2aを備え、また下流側に括れ部分
2cを備えているので、血液の注入圧力にばらつきがあ
っても、注入された血液は検査液通路2の検出部当接部
分2bに沿ってをゆっくりと安定して流れ、センサ装置
の各検出部は所望の検査値を安定して正確に検知するこ
とができる。こうして検査液通路2の検出部当接部分2
bを通過した血液は括れ部分2cから下流部分2dを通
り第1の廃液部4へ流入する。この場合注射器による血
液の注入中、第1の廃液部4内の血液の溜まり状態を外
部から監視することにより血液の注入量を容易に認識す
ることができる。また、第1の廃液部4に繋がる第2の
廃液部17の下流端部、即ち、検査液通路2の下流端部
に形成された排気孔18には空気に対しては透過性で液
体に対しては不透過性の栓部材19が装着されているの
で、特別血液の注入量を注意して監視していなくても血
液が前記栓部材19まで注入さ検査液通路2が一杯にな
ると前記栓部材19が排気口18を密閉して、自動的に
それ以上血液が注入できなくなる。また従来のように注
入した血液を検査具内に保持しておき校正操作後、検査
具内に保持していた血液の検査値測定をおこなうものと
違って、本発明において検査具への血液注入と実質的に
同時に血液の検査値測定をおこなうので正確な測定値を
得ることができる。
【0018】こうして各検出部11bで検出された電流
値及び電圧値は端子11eから、携帯型分析器内の演算
処理部31に送られ、演算処理されて、酸性度PH、炭
酸ガス分圧PCO2、酸素分圧PO2、ナトリウムN
a、カリウムK、塩素Cl、イオン化カルシウム C
a、尿素窒素BUN、グルコースGlu、ヘマトクリッ
トHct、重炭酸イオンHCO3−、酸素飽和度SO
2、全二酸化炭素TCO2、塩基過剰BE、ヘモグロビ
ンHgbのような各種ガス濃度やイオン濃度に関するデ
ータが出力され、これらのデータは一方では記憶部33
に記憶されると共に、ケーシングの上面部に配置された
表示部33に表示される。そしてこれらのデータは必要
によりプリンタ34を作動させてプリントアウトするこ
とができる。
【0019】図示実施例に示した成分検出具は、本発明
の検出液注入方法を実施するための成分検出具の一例で
あって、その構成は本実施例に限定されるものではな
く、分析装置に装着した時に注入孔が分析装置の外部に
露出するように構成されていれば任意の構成でよく、例
えば、図示実施例ではハウジング1が二枚の基板1A及
び1Bと仕切板1Cで構成されているが、これは本実施
例に限定されることなく、内部に検査液通路が形成でき
る構成であれば任意の構成が考えられ得、また、図示実
施例では、二枚の基板は全体を透明または半透明の材料
で構成しているが、これは本実施例に限定されることな
く不透明材料で構成してもよく、また、第1、第2の廃
液部4及び17内の何れかの状態を確認できるように一
部を透視可能な材料で構成してもよい。また本実施例で
は、一方の基板を他方の基板より幅を狭く形成すること
によりセンサ装置の端子を露出させているが、二枚の基
板を同じ寸法に構成してセンサ装置の端子をその側面に
露出するように構成してもよい。さらに、図示実施例で
は両面に接着層を備えた仕切板で二枚の基板を接着する
ように構成しているが、これは本実施例に限定されるこ
となく直接接着剤で接合してもよい。また、センサ装置
はハウジングと別体に設けているが、ハウジングに直接
検出部等を設けてもよい。さらにまた、検出部の数は検
査値の数及び種類に応じて任意に設定することができ
る。また、図示実施例では、検出具は、易剥離可能な放
出部を備えた校正液容器を備え、検査液の分析前に各検
出部を校正できるように構成されているが、この構成は
本実施例に限定されることなく、校正液容器は必要に応
じて設ければよい。また、校正液容器を設ける場合に
も、校正液容器の構成は本実施例に限定されることな
く、例えば、使用時に分析装置又は検出具のハウジング
に設けた針状部材で穴を開けて内部の試薬を検査液通路
の検出部に向けて放出するように構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明による検査液分析装置用使い捨て
成分検出具に対する検査液供給方法は、ハウジングの内
部に検査液通路を備え、前記検査液通路の上流部分に検
査液供給部を設け、下流部分に排気孔を設けると共に、
前記検査液通路における検査液供給部と排気孔との間
に、検査液通路中に供給された検査液の少なくとも一つ
の成分を検出可能なセンサ装置を、その検出部が前記検
査液通路における前記検査液供給部と排気孔との間の部
分に露出し、かつ、その端子部がハウジングの外部に露
出するように設け、前記端子部を、前記検出部の検出結
果に基づいて検査液中の少なくとも一つの成分を分析可
能な分析装置に接続可能に構成した検査液分析装置用使
い捨て成分検出具において、前記使い捨て成分検出具
を、少なくともその検査液供給部の一部が検査液分析装
置の外部に露出するように検査液分析装置に接続し、前
記接続後に、前記検査液供給部を介して、少なくとも検
査液通路の前記センサ装置の検出部まで検査液を注入
し、前記検査液分析装置に検査液の成分分析を行わせる
ので、注入に際して作業者は、従来の成分検出具のよう
に検査液を漏らさないように慎重に保持部に滴下し、し
かも滴下した後、直ちに蓋を閉鎖するという煩雑な作業
を行う必要がなく、単に注入器のノズル部分を注入孔に
嵌合させて適当量検査液を注入するだけでよくなり注入
作業に対する負担が非常に軽減する。成分検出具を分析
装置に装着した後に、検査液を成分検出具に注入するこ
とにより、注入された検査液を直ちにセンサ装置に触れ
させて分析装置で成分分析をさせることができるように
なるので検査液が雰囲気に晒されることは全くなく精度
のよい成分分析が行えるようになる。上記したように本
発明に係る検査液分析装置用使い捨て成分検出具に対す
る検査液供給方法によれば、使い捨てができるように分
析装置と別体に構成された成分検出具であっても、従来
の据え置き型の分析装置に検査液を打ち込む方法と同様
に検査液の打ち込み処理を行うことができるようになる
ので、検査液の注入作業が非常に簡単になり、作業者に
対する負担が軽減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の検査液注入方法を実施する
ための成分検出具の一例の概略上面図であり、(b)は
前記成分検出具を適当な分析装置に装着した状態を示す
概略斜視図である。
【図2】 本発明に係る検出液注入方法を実施するため
の成分検出具の一実施例の概略展開図である。
【図3】 ハウジング組立後の検出具における検査液通
路の概略上面図である。
【図4】 基盤1Aにおける前記注入孔3に対応する部
分の部分断面図である。
【図5】 校正液容器13及び基板1Bにおける前記装
着凹面14に対応する部分の拡大図である。
【図6】 基板1Bにおける排気孔18部分の部分断面
図である。
【図7】 センサ装置11の概略拡大図である。
【図8】 図7はハウジング1を組み立てた状態を示す
概略斜視図である。
【図9】 本発明による検出具を使用可能な携帯型分析
器の一実施例を示す概略斜視図である。
【図10】 図9に示す携帯型分析器の構成を示すブロ
ック線図である。
【符号の説明】
100 ハウジング 101 検査液通路 102 注入孔 103 センサ装置 104 排気孔 1 ハウジング 1A 基板 1B 基板 1C 仕切板 2 検査液通路 2a 注入孔3からのびる比較的幅の狭い部分 2b 検出部当接部分 2c 括れ部分 2d 括れ部分2cから第1の廃液部4へ伸びる部分 3 注入孔 4 廃液部 6 校正液通路の一部を構成する細溝 7 分岐通路 8 貫通孔 9 押圧用開孔 10 貫通孔 11 センサ装置 11a 基板 11b 検出部 11d 導体 11e 端子 12 凹面 13 校正液容器 13a 外周縁部 13b 放出部 14 校正液容器装着凹面 16 校正液通路の一部を構成する細溝 17 第2の廃液部 18 排気孔 19 栓部材 20 貫通孔 21 開口部 22 貫通孔 23 細溝6及び16を連通する孔 24 第1廃液部4及び第2廃液部17とを連通する孔 30 挿入口 31 演算処理部 32 記憶部 33 表示部 34 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの内部に検査液通路を備え、 前記検査液通路の上流部分に検査液供給部を設け、下流
    部分に排気孔を設けると共に、 前記検査液通路における検査液供給部と排気孔との間
    に、検査液通路中に供給された検査液の少なくとも一つ
    の成分を検出可能なセンサ装置を、その検出部が前記検
    査液通路における前記検査液供給部と排気孔との間の部
    分に露出し、かつ、その端子部がハウジングの外部に露
    出するように設け、 前記端子部を、前記検出部の検出結果に基づいて検査液
    中の少なくとも一つの成分を分析可能な分析装置に接続
    可能に構成した検査液分析装置用使い捨て成分検出具に
    おいて、 前記使い捨て成分検出具を、少なくともその検査液供給
    部の一部が検査液分析装置の外部に露出するように検査
    液分析装置に接続し、 前記接続後に、前記検査液供給部を介して、少なくとも
    検査液通路の前記センサ装置の検出部まで検査液を注入
    し、前記検査液分析装置に検査液の成分分析を行わせる
    ことを特徴とする検査液分析装置用使い捨て成分検出具
    に対する検査液供給方法。
  2. 【請求項2】 前記排気孔に、空気に対しては透過性で
    液体に対しては非透過性の材料から成る栓部材を設け、
    検査液が前記栓部材に達するまで検査液を注入すること
    を特徴とする請求項1に記載の検査液供給方法。
  3. 【請求項3】 前記検査液通路における、前記センサ装
    置の検出部が露出した部分と検査液供給部との間に、そ
    こから分岐する校正液通路を設け、 前記校正液通路の上流部分に、外部からの押圧力によっ
    て内部の校正液を校正液通路に放出する校正液容器を設
    け、 成分検出具を検査液分析装置に接続した後、前記校正液
    容器を押圧して校正液を検査液通路に放出させセンサ装
    置の検出部の校正を行った後に、 前記検査液の注入を行うことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の検査液供給方法。
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