JP2000226428A - 酸化乾燥型のポリウレタン分散液 - Google Patents

酸化乾燥型のポリウレタン分散液

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JP2000226428A
JP2000226428A JP2000026785A JP2000026785A JP2000226428A JP 2000226428 A JP2000226428 A JP 2000226428A JP 2000026785 A JP2000026785 A JP 2000026785A JP 2000026785 A JP2000026785 A JP 2000026785A JP 2000226428 A JP2000226428 A JP 2000226428A
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マルクス・アー・シャッフホイトレ
Rami-Raimund Awad
ライムント・アーヴアト ラミ−
Hannelore Gsoell
ハンネローレ・グセル
Birgit Anner
ビルギト・アンナー
Arts Anton
アントン・アルツ
Martina Glettler
マルテイナ・グレットラー
Andreas Lerch
アンドレアス・レルヒ
Gerlinde Petritsch
ゲルリンデ・ペトリッチユ
Joerg Wango
イエルク・ヴアンゴ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソシアネートを用いて硬化するのではな
く、かつ溶剤の存在をできるだけ避けることができるか
あるいはこれを完全に排除し得る、新規の木材塗装用の
バインダーを見出すこと。 【解決手段】 乾性油及び/または半乾性油Aを、二つ
またはそれ以上のヒドロキシル基を有する低分子量ヒド
ロキシ化合物Bと反応させて、平均で、少なくとも一つ
のオレフィン性二重結合を有する少なくとも一つの脂肪
酸残基と少なくとも一つのヒドロキシル基とを含む化合
物ABを生成させ、次いでこの化合物ABを、高分子量ポリ
オールC、少なくとも二つのイソシアネート反応性基と
少なくとも一つの酸基とを有する化合物Dと一緒に、多
官能性イソシアネートEと反応させて、0.1 〜4%の未
反応イソシアネート基の質量分率を有するプレポリマー
ABCDE を生成させ(この百分率の値はこのプレポリマー
の質量を基準とした値)、次いでこの生成物を第三アミ
ンGで中和し、この利用された生成物を水性相に移すこ
とによって製造することができる、酸化乾燥型の水性ポ
リウレタン分散液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、酸化乾燥型のポリ
ウレタン分散液、及びこれを含むバインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】木材の塗装では、湿分硬化系を用いるの
が通常である。多くの場合、このような系は、溶剤、並
びに遊離の芳香族イソシアネートの残留分を含む。これ
は、工業上の衛生的な理由から避けるべきである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、イソシアネートを用いて硬化するのではなく、か
つ溶剤の存在をできるだけ避けることができるかあるい
はこれを完全に排除し得る、新規の木材塗料用のバイン
ダーを開発することであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】アルキド樹脂は、その性
質の一つとして、不飽和脂肪酸に由来する二重結合の架
橋によって空気中で酸化されることによって乾燥すると
いうことが知られている。不飽和脂肪酸から誘導される
この種の基をポリウレタンに組み入れると、このポリウ
レタンを、空気乾燥型塗料を与える水性分散液を調製す
るために使用することができる。
【0005】この種のポリウレタン分散液が木材を塗装
するのに特に適していることが見出された。
【0006】それゆえ、本発明は、酸化乾燥型の水性ポ
リウレタン分散液を提供するものであって、この分散液
は、乾性油及び/または半乾性油Aを、二つまたはそれ
以上のヒドロキシル基を有する低分子量ヒドロキシ化合
物Bと反応させ、平均で、少なくとも一つのオレフィン
性二重結合を有する少なくとも一つの脂肪酸残基と少な
くとも一つのヒドロキシル基を含む化合物ABを生成さ
せ、次いでこの化合物ABを、高分子量ポリオールC、
少なくとも二つのイソシアネート- 反応性基及び少なく
とも一つの酸基を有する化合物Dと一緒に、多官能性イ
ソシアネートEと反応させて、0.1 〜4%の未反応イソ
シアネート基の質量分率を有するプレポリマーABCDE を
生成させ(なお、この質量分率はこのプレポリマーの質
量を基準とした値)、そして必要に応じて、このプレポ
リマーを、イソシアネート- 反応基を有する化合物Fと
反応させ、次いで得られた生成物を第三アミンGで中和
し、この中和された生成物を水性相に移し、次いで必要
に応じて、1分子当たり少なくとも二つの第一または第
二アミノ基またはヒドラジン基を有する連鎖延長剤Hを
添加することによって、なお存在する過剰のイソシアネ
ート基を反応させることによって製造できる。
【0007】更に本発明は、酸化乾燥型の水性ポリウレ
タン分散液の製造方法を提供し、この方法は、第1段階
a)において、好ましくは100g/(100g) 以上のヨウ素価を
有する乾性油もしくは半乾性油Aを、1分子当たり二つ
またはそれ以上のヒドロキシル基を有する低分子量のヒ
ドロキシ化合物Bと反応させることを含む。この反応
(エステル交換)は、好ましくは、アルカリ性触媒作用
の下に行われ、特に好ましくは、成分A及びBの混合物
100 g当たり、5〜200mg 、好ましくは15〜100mg の割
合でアルカリ金属水酸化物を添加する。このエステル交
換反応は、好ましくは、150 〜250 ℃、特に好ましくは
200 〜240 ℃の温度で行われる。第2段階b)において、
このエステル交換生成物ABを初期装入物として導入し、
高分子量ポリオールC及び必要に応じて更に別の触媒を
30〜100 ℃、好ましくは50〜80℃の高められた温度にま
で加熱する。次いで、成分Dを添加し(好ましくは、例
えばN-メチルピロリドン等の非プロトン性溶剤中の溶液
として添加する)、そして初期装入物中で上記の各成分
と混合する。その後、イソシアネート成分Eを添加す
る。得られた混合物を、イソシアネート濃度に顕著な変
化がなくなるまで上記反応温度に維持する。この段階の
後に、必要に応じて、イソシアネートに対して単官能性
である化合物Fを添加することができ、この場合、その
量は、好ましくは、なお存在するイソシアネート基がこ
の反応によって完全に消費されるように選択される。段
階c)では、この混合物を、脱イオン水中の第三アミンG
の溶液中(水中のこのアミンの質量分率は、10〜40%、
好ましくは20〜35%)に10〜20分で混ぜ入れる。なお、
上記アミン溶液の温度は、50〜90℃、好ましくは70〜80
℃である。反応生成物中になお遊離のイソシアネート基
が存在する場合は、連鎖延長剤Hを添加することがで
き、これは、好ましくは、二つまたはそれ以上の第一も
しくは第二アミノ基あるいはヒドラジン基を含み、そし
て好ましくは水溶液の形である。この種の連鎖延長反応
は、通常、約10〜15分の追加の反応時間を必要とする。
段階d)において更に水を添加することによって、固形分
に関して好ましくは約20〜約40%、特に好ましくは約25
〜約35%の質量分率を有する分散液が調製される。
【0008】最後に、本発明は、上記の酸化乾燥型の水
性ポリウレタン分散液を、木材、プラスチック及び金
属、並びに皮、紙及び厚紙(card)等の柔軟性支持体を塗
装するためのバインダーを調製するために使用する方法
をも提供する。特に後者の柔軟性支持体に使用する場
合、本発明の酸化乾燥型の水性ポリウレタン分散液を用
いて、高い柔軟性と高い表面硬度との両方を組み合わせ
て達成できるということが重要である。
【0009】適当な化合物Aは、乾性油もしくは半乾性
油として知られる化合物であり、好ましくは100 g/(1
00g) 以上のヨウ素価を有する。なお、ヨウ素価とは、
ヨウ素溶液の消色と二重結合の消費が伴う、質量m(I)の
ヨウ素を付加できる不飽和化合物の試料の質量m B に対
するこのヨウ素の質量m(I)の比であり、これの慣用の測
定単位は“g/(100g)”である。適当な油の例は、大豆油
(120〜136)、サフラワー油(140〜150)、アマニ油(155〜
205)、ヒマワリ油(125〜144)、ナタネ油(105〜115)、ヒ
マシ油、木油、綿実油(109〜116)、及び動物油である。
なお、括弧中の値は、それぞれg/100 g単位のヨウ素
価である。
【0010】ポリオールBとして使用し得る化合物は、
2〜12個の炭素原子を有する二価のまたは多価の脂肪族
ヒドロキシ化合物である。特に好ましくは、グリコー
ル、1,2-及び1,3-プロピレングリコール及び1,4-ブタン
ジオール等のジヒドロキシ化合物、及びグリセロール、
トリメチロールプロパン及びトリメチロールエタン等の
トリヒドロキシ化合物である。ここで、400g/mol未満の
分子量を有するポリオールを低分子量ポリマーと称す
る。しかし、4つまたはそれ以上のヒドロキシル基を有
するより高級のアルコール、例えばジトリメチロールプ
ロパン、エリトリトール、ペンタエリトリトール、ソル
ビトール、マンニトール、ジペンタエリトリトール、及
び糖類、例えばグルコースなども使用することができ
る。しかし、化合物ABの官能価が高すぎないことが保証
されるように注意すべきであり、官能価は好ましくは3
以下、特に好ましくは2.5 以下に保持されるべきであ
る。このパラメーターは、例えば、上記の官能価がより
高めのヒドロキシ化合物を、グリコール、1,2-及び1,3-
プロピレングリコール等のジオールや、オリゴマー性オ
キシアルキレングリコール、特に2〜10の重合度を有す
るオキシエチレングリコールとの混合物として使用する
ことによっても制御し得る。
【0011】適当なポリオールCは、400 〜20,000g/mo
l 、好ましくは600 〜15,000g/mol、特に好ましくは800
〜10,000g/mol の数平均分子量を有する、高分子量の
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポ
リカーボネートポリオール及びポリウレタンポリオール
である。これらは、好ましくは、1分子当たり二つのヒ
ドロキシル基を有する。上記ポリエーテルポリオール
は、例えば、エチレンオキシド(オキシラン)、1,2-プ
ロピレンオキシド(メチルオキシラン)及びオキサシク
ロペンタン(テトラヒドロフラン)から誘導される。ま
た、混合ポリエーテル、例えば連続するオキシエチレン
単位及びオキシプロピレン単位の各ブロックを有するも
のも使用できる。特に好ましくは、ポリエーテルポリオ
ール中のオキシエチレン単位の質量分率が少なくとも20
%である混合ポリエーテルポリオールである。本発明に
おいては、好ましくは、低分子量ジヒドロキシ化合物、
好ましくは脂肪族の線状、分枝状もしくは環状ジオール
と、ジカルボン酸、好ましくは脂肪族ジカルボン酸とを
縮合することによって得られるジヒドロキシポリエステ
ルも同様に使用可能である。また、上記のジヒドロキシ
化合物とジカルボン酸を部分的にあるいはほぼ全てを、
カプロラクトン等のラクトン類で置き換えることもでき
る。ポリカーボネートポリオールは、例えば、環状カー
ボネートにジオールを開環重付加することによってある
いは他の公知方法によって製造することができる。化学
量論量のジイソシアネートとジヒドロキシ化合物とを反
応させることによって、ポリウレタンジオールが得られ
る。これらの双方とも、本発明において同様に使用でき
る。
【0012】成分Cとしては、ポリエーテルポリオール
及びポリエステルポリオール、とりわけ対応するジオー
ルを使用することが特に好ましい。
【0013】成分Dとして使用される化合物は、ヒドロ
キシル、アミノ及びメルカプト基から選択される少なく
とも二つのイソシアネート反応性基と、カルボン酸、ス
ルホン酸及びホスホン酸基から選択される酸基を有する
化合物である。好ましくは、正確に二つのイソシアネー
ト反応性基と少なくとも一つの酸基を有する化合物、特
にヒドロキシル基とカルボン酸基を有する化合物であ
る。
【0014】適当なヒドロキシカルボン酸は、特に、ジ
メチロールプロピオン酸及び酒石酸である。少なくとも
二つのイソシアネート反応性基の他に、中和後にカチオ
ン性基、例えばアンモニウム基になる官能基を有する化
合物を使用することもできる。適当な化合物は二つのヒ
ドロキシル基を有する第三アミン、または二つの第一も
しくは第二アミノ基を有する第三アミン、例えばN-メチ
ルジエタノールアミンである。ここで使用する中和剤G
は単官能性の酸(例えば、蟻酸、酢酸及び乳酸)、もし
くは鉱酸、例えば塩酸である。
【0015】成分Eとして使用される化合物は、脂肪
族、芳香族または芳香族- 脂肪族混合系の多官能性イソ
シアネート、好ましくは、ポリウレタン化学において典
型的に使用される全ての(シクロ)脂肪族、芳香族また
は芳香族- 脂肪族混合系のジイソシアネートである。
【0016】適当なイソシアネートの例は、トリメチレ
ンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネー
ト、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、1,2-プロピレンジイソシアネート、
エチルエチレンジイソシアネート、2,3-ジメチルエチレ
ンジイソシアネート、1-メチルトリメチレンジイソシア
ネート、2-メチルペンタン1,5-ジイソシアネート、1,3-
シクロペンチレンジイソシアネート、1,4-シクロへキシ
レンジイソシアネート、1,2-シクロへキシレンジイソシ
アネート、1,3-フェニレンジイソシアネート、1,4-フェ
ニレンジイソシアネート、2,4-トリレンジイソシアネー
ト(TDI) 、2,6-トリレンジイソシアネート(TDI) 、4,4'
- ビフェニレンジイソシアネート、1,5-ナフチレンジイ
ソシアネート、1,4-ナフチレンジイソシアネート、1-イ
ソ- シアナトメチル-5- イソシアナト-1,3,3- トリメチ
ルシクロヘキサン(IPDI)、ビス(4- イソシアナトシクロ
ヘキシル)メタン(BICM)、4,4'- ジイソシアナトジフェ
ニルエーテル、2,3-ビス(8-イソシアナトオクチル)-4-
オクチル-5- ヘキシルシクロヘキセン、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネートの各異性体、テトラメチル
キシリレンジイソシアネート(TMXDI) 、上記のジイソシ
アネートのイソシアヌレート、並びに上記のジイソシア
ネートのアロファネートである。これらのジイソシアネ
ートもしくはポリイソシアネートの混合物も同様に使用
できる。特に好ましくはTDI 、TMXDI 、BICM及びIPDIで
ある。水性媒体中で連鎖延長を行うべき場合は、イソシ
アネート基が脂肪系中の炭素原子に結合しているイソシ
アネートのみを使用するか、あるいは芳香族イソシアネ
ートと脂肪族イソシアネートとの混合物を使用すること
が好ましく、この場合、成分AB、C及びD中のヒドロキ
シル基のモル量は、成分E中の芳香族系に結合したイソ
シアネート基のモル量よりも常に多い。
【0017】適当な連鎖停止剤Fは、正確に一つのイソ
シアネート反応性基を有するかあるいは反応性が大きく
異なる二つまたはそれ以上のイソシアネート反応性基を
有する全ての化合物である。特に好ましくは、ヒドロキ
シル基あるいは第一もしくは第二アミノ基を有する化合
物、とりわけ(シクロ)脂肪族化合物である。適当なヒ
ドロキシ化合物は、線状、分枝状または環状の脂肪族ア
ルコールであり、これは特に4〜20個の炭素原子を有
し、不飽和であることもでき、また、イソシアネートに
対して反応性でない他の基を更に含んでいてもよい。こ
のような化合物の例は、線状アルコール類、n-、iso-ま
たはsec-ブタノール、ヘキシルまたはオクチルアルコー
ルの各異性体、デシルアルコール、ドデシルアルコール
及びトリデシルアルコール、並びにステアリルアルコー
ル、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、ヒドロ
キシエステル、例えばエチレングリコールモノアセテー
トまたはジプロピレングリコールモノアセテート、ヒド
ロキシエチルアクリレート及びメタクリレート、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート及びヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレートである。同様に適当なものは、
アルキル基中に2〜18個の炭素原子を有する、線状、分
枝状もしくは環状の脂肪族ジアルキルアミン、例えばジ
エチルアミンまたはピペリジン、及び類似のヒドロキシ
アミン、例えばエタノールアミンまたはN,N-ジエタノー
ルアミンである。
【0018】本発明においては、化合物Dが酸基を含む
場合は、可能な中和剤Gは第三アミンのみである。好ま
しくは、トリアルキルアミン及びトリアルカノールアミ
ン、例えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン及び
トリブチルアミン、並びにトリエタノールアミンであ
る。
【0019】連鎖延長反応のためには、成分Hとして、
OH基を持つかまたは持たない脂肪族ポリアミンを使用す
ることができる。二つの第一または第二アミノ基を有す
る脂肪族アミンが好ましい。第一アミノ基を二つ持つア
ミンが特に好ましく、またこれは更に第二アミノ基を含
んでいてもよい。適当な化合物の例は、イソホロンジア
ミン(IPDA)、エチレンジアミン、1,6-ジアミノヘキサ
ン、1,4-ジアミノブタン、ポリ( イミノアルキレン) ジ
アミン、例えばジエチレントリアミン(DETA)、トリエチ
レンテトラアミン(TETA)、テトラエチレンペンタアミン
及びより高級の同族体、及び第一アミンとジ- またはポ
リエポキシドとの反応生成物、例えばジメチルアミノプ
ロピルアミンとビスフェノールAのビスグリシジルエー
テルとの反応生成物である。他の適当な連鎖延長剤は、
ヒドラジンまたは有機ビヒドラジン類あるいはビスヒド
ラジド類である。
【0020】塗膜を全体的により良好に酸化乾燥(架
橋)させるためには、これらの分散液で調製した塗料に
乾燥剤(ドライヤー)を添加する必要がある場合があ
る。適当な乾燥剤は、コバルト、マンガン、他の遷移金
属に基づく全ての工業上慣用の乾燥剤である。
【0021】本発明の酸化乾燥型水性ポリウレタン分散
液を用いて製造されるバインダーは、溶剤の含有量が低
いという点(低いVOC レベル、つまり低い揮発性有機化
合物含有量)及び追加の第二成分を用いずに室温で架橋
できるという点で注目に値する。これを用いて形成され
る塗膜は、高い硬度と良好な耐引っ掻き性を特徴とし、
並びにその架橋の性質に由来して、化学薬品に対して高
い耐性を持つ。
【0022】本発明を、以下の例によって例示する。
【0023】
【実施例】例1 アマニ油423 gを窒素雰囲気下にグリセロール76gと混
合し、そしてこの混合物を水酸化リチウム0.02gと一緒
に260 ℃まで加熱した。この材料をこの温度で1時間保
持し、次いで冷却した。この冷却プロセスは、ポリプロ
ピレングリコール(平均分子量 1010g/mol)418g、ジメ
チロールプロピオン酸95g、ジブチル錫ジラウレート0.
09g及びN-メチル-2- ピロリドン223 gを添加すること
によって補助した。冷却は70℃になるまで続け、そして
透明な溶液になるまでこの混合物をこの温度で維持し
た。溶液が透明な時に、トリレンジイソシアネート398g
を計量添加し、その後直ぐに4,4'- ビスシクロヘキシル
メチレンジイソシアネート171 gを計量添加した。この
混合物を、イソシアネート濃度が3%になるまで70℃に
維持した。次いでこの混合物を、N,N-ジメチルエタノー
ルアミン50.5g及び脱イオン水1798gからなる70℃溶液
中に10分間かけて添加した。その後直ぐに、こうして得
られた分散液に、トリエチレンテトラアミン39g及び脱
イオン水352 gからなる溶液を10分間かけて添加した。
この分散液を更に1時間70℃で維持し、次いで冷却し
た。これによって、33%の固形物の質量分率及び7.5 の
pHを有する分散液が得られた。 例2 アマニ油423 gを窒素雰囲気下にグリセロール76gと混
合し、そしてこの混合物を水酸化リチウム0.02gと一緒
に260 ℃まで加熱した。この材料をこの温度で1時間維
持し、次いで冷却した。この冷却プロセスは、ポリプロ
ピレングリコール(分子量1010g/mol )418 g、ジメチ
ロールプロピオン酸95g、ジブチル錫ジラウレート0.09
g及びN-メチル-2- ピロリドン223 gを添加することに
よって補助した。70℃になるまで冷却を続け、そして透
明な溶液になるまでこの混合物をこの温度で維持した。
溶液が透明な時に、トリレンジイソシアネート554.5 g
を計量添加した。イソシアネート濃度が3%になるまで
この混合物を70℃に維持した。次いで、N,N-ジエタノー
ルアミン122.7 gを5分間かけて添加し、そしてこの混
合物を70℃で1時間攪拌した。トリエチルアミン71gで
中和しそして脱イオン水2584gで分散状態にすると、36
%の固形物の質量分率及び約7.5 のpHを有する分散液が
得られた。 例3(比較例) ポリプロピレングリコール(平均分子量=約100g/mol)
146.7 g、1,2-プロピレングリコール11.3g及びジメチ
ロールプロピオン酸18.2gを、ジブチル錫オキシドを約
0.03g添加して、N-メチルピロリドン125.3 g中に溶解
した。約70℃において、工業等級のトリレンジイソシア
ネート69g及びビス(4- イソシアナトシクロヘキシル)
メタン29.6gとN-メチルピロリドン9.7 gとの混合物を
添加し、そして生じた混合物を、イソシアネート基含有
量が一定となるまでこの温度で攪拌した。トリエチルア
ミン9gを5分間かけて添加し、その後この混合物を完
全に脱イオン化した水231.1 gで希釈した。この混合物
を、水123.2 g中のトリエチレンテトラアミン5.5 gの
溶液に混ぜ入れた。これによって、約36%の固形物の質
量分率を有する、ポリウレタン樹脂の水中分散液が得ら
れた。 例4 アマニ油423 gを窒素雰囲気下にグリセロール76gと混
合し、そしてこの混合物を水酸化リチウム0.02gと一緒
に260 ℃にまで加熱した。この材料をこの温度で1時間
維持し次いで冷却した。この冷却プロセスは、ポリプロ
ピレングリコール(分子量 1010g/mol)418 g、ジメチ
ロールプロピオン酸145 g、ジブチル錫ジラウレート0.
09g及びN-メチル-2- ピロリドン354.6 gを添加するこ
とによって補助した。70℃まで冷却を続け、そして透明
な溶液になるまでこの混合物をこの温度で保持した。溶
液が透明な時に、トリレンジイソシアネート431.8 gと
ビス(4- イソシアナトシクロヘキシル) メタン229 gと
の混合物を計量添加した。この混合物を、イソシアネー
ト濃度が3%になるまで70℃で維持した。次いで、トリ
エチルアミン77.1gを5分間かけて添加し、そしてこの
混合物を70℃で1時間攪拌した。次いで、完全に脱イオ
ン化した水を約3000ml添加し、そしてこの混合物を約75
℃で約15分間攪拌した。トリエチレンテトラアミン39g
で中和し、そして更に560 gの完全に脱イオン化した水
を添加すると、約15分攪拌した後に、約32%の固形物の
質量分率及び約7.5 のpHを有する均質な分散液が得られ
た。 例5 例3(比較例)及び4の各分散液100 gを、それぞれ、
0.5 gの市販の脱泡剤((R) Tego Foamex 805, Th.Gold
schmidt AG製, 約24%の固形物の質量分率を有するシリ
カ不含のポリエーテルシロキサンコポリマーの非イオン
性の水中油型エマルション)及び0.3 gの市販の湿潤剤
( (R) BYK 346, Byk AG 製の支持体湿潤剤、ポリエーテ
ルで改質したジメチルポリシロキサン)と混合し、そし
て各成分を徹底的に混合して透明塗料5.1 及び5.2 を調
製した。また更に別の上記のタイプの各混合物を各々調
製し、これらを、更に、ジルコニウム塩、コバルト塩及
びマンガン塩に基づく乾燥剤0.6 g(各々のオクタン酸
塩の混合物; Zr:Mn:Coの質量比=4.46:1.44:3.12)と
混合して透明塗料5.1a及び5.2aを調製した。
【0024】これらの塗料を用いて以下の試験結果が得
られた。
【0025】
【表1】 塗膜の試験は以下のように行った。 “粘りけがなく 乾燥レコーダー; ガラスストリップ上に塗布した150 なるまでの時間”: μm湿潤膜厚; 20℃で乾燥する; 分単位で報告された 時間は、粘りけがなくなるまでの時間。 “振子硬度”: ケーニヒ(Koenig)(DIN 53 157)に準ずる;ガラスプレート 上に塗布した150 μmの湿潤膜厚; 20℃で24時間〜7日 間乾燥する;各々の乾燥時間の後に測定。 “耐性”: ガラスプレート: 150 μmの湿潤膜厚; 20 ℃で7日間 乾燥する;報告された時間は、その後は、溶剤を浸した綿 パッドで拭くと塗装が冒されるという時間。
【0026】 木材: 各々、200 μmの湿潤膜厚で二回塗装する; そ れぞれ20℃で2週間乾燥する; DIN68 861 Part 1Bに準じ て規定の試験液を用いて試験する(評価法:0=目で確認 できる変化なし; 1=つやまたは色にぎりぎり確認でき る変化あり; 2=つやまたは色に若干の変化あり、ただ し、試験表面の構造は変化しない; 3= 目で確認でき るかなりの跡が残るが、試験表面の構造はほとんど損傷な し; 4=目で確認できるかなりの跡が残り、しかも試験 表面の構造が変化する; 5=試験表面がかなり変化する かもしくは破壊される)。 “肉感”、 “表面硬度”: 合板した木材; 各々、200 μm湿潤膜厚で2回塗装する ; 室温(20℃)で二週間保存する; 評点することによ って評価する(10=非常に良好; 50 =非常に悪い)。 “黄色化”: 合板した楓材上に塗装する; 200μmの湿潤膜厚;室温(2 0 ℃) で二週間保存する;評点することによって評価する (1=顕著な変化なし;5=非常に激しい変色あり)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/02 C09D 5/02 175/04 175/04 (72)発明者 ハンネローレ・グセル オーストリア国、8055グラーツ、トリース ターストラーセ、381 (72)発明者 ビルギト・アンナー オーストリア国、8020グラーツ、リッサガ ッセ、12 (72)発明者 アントン・アルツ オーストリア国、8430チルミッチユ、フア イエルターグヴエーク、7 (72)発明者 マルテイナ・グレットラー オーストリア国、8041グラーツ、ムルフエ ルダーストラーセ、71/2/6 (72)発明者 アンドレアス・レルヒ オーストリア国、8072フエルニッツ、フエ ルニッツエル・リング、18 (72)発明者 ゲルリンデ・ペトリッチユ オーストリア国、8020グラーツ、パーピー ルミミユールガッセ、19 (72)発明者 イエルク・ヴアンゴ オーストリア国、8142ヴントシーユ72

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾性油及び/または半乾性油Aを、二つ
    またはそれ以上のヒドロキシル基を有する低分子量ヒド
    ロキシ化合物Bと反応させて、平均で、少なくとも一つ
    のオレフィン性二重結合を有する少なくとも一つの脂肪
    酸残基と少なくとも一つのヒドロキシル基とを含む化合
    物ABを生成させ、次いでこの化合物ABを、高分子量ポリ
    オールC、少なくとも二つのイソシアネート反応性基と
    少なくとも一つの酸基とを有する化合物Dと一緒に、多
    官能性イソシアネートEと反応させて、0.1 〜4%の未
    反応イソシアネート基の質量分率を有するプレポリマー
    ABCDE を生成させ(この百分率の値はこのプレポリマー
    の質量を基準とした値)、次いでこの生成物を第三アミ
    ンGで中和し、この利用された生成物を水性相に移すこ
    とによって製造できる、酸化乾燥型の水性ポリウレタン
    分散液。
  2. 【請求項2】 中和段階の前に、プレポリマーABCDE
    を、イソシアネート反応性基を有する化合物Fと反応さ
    せる、請求項1の酸化乾燥型の水性ポリウレタン分散
    液。
  3. 【請求項3】 中和段階に続き、なお存在する過剰のイ
    ソシアネート基を、少なくとも二つの第一または第二ア
    ミノ基を有する連鎖延長剤Hを添加することによって反
    応させる、請求項1の酸化乾燥型の水性ポリウレタン分
    散液。
  4. 【請求項4】 グリセロール、トリメチロールエタン及
    びトリメチロールプロパンから選択される三価ポリオー
    ルをポリオールBとして使用する、請求項1の酸化乾燥
    型の水性ポリウレタン分散剤。
  5. 【請求項5】 ポリエチレングリコール、及びオキシエ
    チレン単位及びオキシプロピレン単位を有するコポリマ
    ーから選択されるポリエーテルポリオールを、高分子量
    ポリオールCとして使用する、請求項1の酸化乾燥型の
    水性ポリウレタン分散液。
  6. 【請求項6】 ジヒドロキシ酸、ジアミノ酸またはヒド
    ロキシアミノ酸を化合物Dとして使用する、請求項1の
    酸化乾燥型の水性ポリウレタン分散液。
  7. 【請求項7】 少なくとも二つのイソシアネート反応性
    基と、中和後にカチオン性基になる官能基とを有する化
    合物を化合物Dの代わりに使用する、請求項1の酸化乾
    燥型の水性ポリウレタン分散液。
  8. 【請求項8】 イソシアネートEが、トリレンジイソシ
    アネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、
    ビス(4- イソシアナトシクロヘキシル) メタン及びイソ
    ホロンジイソシアネートから選択される、請求項1の酸
    化乾燥型の水性ポリウレタン分散液。
  9. 【請求項9】 ジアルキルアミンまたはヒドロキシアミ
    ンを連鎖停止化合物Fとして使用する、請求項2の酸化
    乾燥型の水性ポリウレタン分散液。
  10. 【請求項10】 二つの第一または第二アミノ基を有す
    る脂肪族ポリアミンを、連鎖延長化合物Hとして使用す
    る、請求項2の酸化乾燥型の水性ポリウレタン分散液。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の酸化乾燥型の水性ポ
    リウレタン分散液を製造する方法であって、第一段階a)
    において、乾性油または半乾性油Aを、アルカリ性触媒
    作用の下に、一分子当たり二つまたはそれ以上のヒドロ
    キシル基を有する低分子量ヒドロキシ化合物Bと反応さ
    せ、次いで第二段階b)において、このエステル交換生成
    物AB、高分子量ポリオールCと成分Dを混合し、次いで
    イソシアネート成分Eを添加し、そして最後に、段階c)
    において、この混合物を、脱イオン水中の第三アミンG
    の温かい溶液中(水中でのアミンの質量分率は10〜40
    %)に混ぜ入れることを含む、上記方法。
  12. 【請求項12】 請求項1の酸化乾燥型のポリウレタン
    分散液を含む、木材塗料用のバインダー。
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