JP2000226103A - カセット保管装置 - Google Patents
カセット保管装置Info
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- JP2000226103A JP2000226103A JP11028014A JP2801499A JP2000226103A JP 2000226103 A JP2000226103 A JP 2000226103A JP 11028014 A JP11028014 A JP 11028014A JP 2801499 A JP2801499 A JP 2801499A JP 2000226103 A JP2000226103 A JP 2000226103A
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Abstract
保管装置の設置数が増加せず、設備費を低廉にでき、か
つ制御も容易で、作業効率が低下することなく効率的に
使用することができるようにしたカセット保管装置を提
供すること。 【解決手段】 複数階に亘って設けられ、複数枚の液晶
ガラス基板又は半導体ウエハを収容した複数個のカセッ
トKを立体的に保管する保管棚10を備えるようにし、
入庫取合口2に位置するカセットKをカセット保管装置
Aに取り入れるスライドフォーク付入庫台4及びカセッ
ト保管装置Aからカセットを出庫取合口3に払い出すス
ライドフォーク付出庫台5を各階に設けるとともに、入
庫台4から、あるいは出庫台へ、カセットKを移載する
ために複数階の間を昇降する移載機付リフタ7を固定し
て、カセットKを保管棚10間で移動するために複数階
の間を昇降する移載機付スタッカクレーン12を水平移
動可能に、それぞれカセット保管装置Aの吹抜部A1,
A2に設ける。
Description
に関し、特に、複数階に亘って設けられ、複数枚の液晶
ガラス基板又は半導体ウエハを収容した複数個のカセッ
トを立体的に一時保管する保管棚を備えたカセット保管
装置に関するものである。
液晶ガラス基板や半導体ウエハを収容したカセットを製
造装置間で搬送する際の効率等を考慮して、工場の建て
屋を1階建てとすることが多かった。
形化するに伴って、無人搬送台車が走行する走行路を含
む、製造装置が設置されるクリーンルームの面積が大き
くなり、このため、工場の建て屋を2階建て以上とする
要請が出てきた。
を収容したカセットを、各階間で搬送するために、複数
階の間を昇降する移載機付リフタを設けるようにしてい
た。
体を製造する工場においては、複数の製造工程を経て液
晶や半導体を製造する関係上、液晶ガラス基板や半導体
ウエハを収容したカセットを一時保管する保管棚を備え
たカセット保管装置を設置する必要があるが、工場の建
て屋を2階建て以上とした場合、カセット保管装置を各
階に個別に設置するようにしていた。
に従って、カセット保管装置の設置数が増加し、これに
伴い、スタッカクレーンの台数が増大し、設備費が高く
なるととともに、制御が複雑化するという問題があっ
た。また、液晶ガラス基板や半導体ウエハを収容したカ
セットを、各階間で搬送する移載機付リフタを、各階に
設置したカセット保管装置とは独立して配設するように
しているため、各階に設置したカセット保管装置を各階
で相互に利用することが困難で、各階で相互に利用する
ようにすると、作業効率が低下するという問題があっ
た。
有する問題点に鑑み、工場の建て屋の階数が増加して
も、カセット保管装置の設置数が増加せず、設備費を低
廉にでき、かつ制御も容易で、作業効率が低下すること
なく効率的に使用することができるようにしたカセット
保管装置を提供することを目的とする。
め、本発明のカセット保管装置は、複数階に亘って設け
られ、複数枚の液晶ガラス基板又は半導体ウエハを収容
した複数個のカセットを立体的に保管する保管棚を備
え、前記カセットを無人搬送台車との間で入庫及び出庫
する取合口を形成し、入庫取合口に位置するカセットを
カセット保管装置に取り入れるスライドフォーク付入庫
台及びカセット保管装置からカセットを出庫取合口に払
い出すスライドフォーク付出庫台を各階に設けるととも
に、前記入庫台から、あるいは前記出庫台へ、カセット
を移載するために複数階の間を昇降する移載機付リフタ
を固定して、カセットを保管棚間で移動するために複数
階の間を昇降する移載機付スタッカクレーンを水平移動
可能に、それぞれカセット保管装置の吹抜部に設けたこ
とを特徴とする。
設けられ、複数枚の液晶ガラス基板又は半導体ウエハを
収容した複数個のカセットを立体的に保管する保管棚を
備えるようにし、入庫取合口に位置するカセットをカセ
ット保管装置に取り入れるスライドフォーク付入庫台及
びカセット保管装置からカセットを出庫取合口に払い出
すスライドフォーク付出庫台を各階に設けるとともに、
入庫台から、あるいは出庫台へ、カセットを移載するた
めに複数階の間を昇降する移載機付リフタを固定して、
カセットを保管棚間で移動するために複数階の間を昇降
する移載機付スタッカクレーンを水平移動可能に、それ
ぞれカセット保管装置の吹抜部に設けるようにしている
ため、工場の建て屋の階数が増加しても、1つのカセッ
ト保管装置を各階で共用することができ、カセット保管
装置の設置数が増加せず、かつ制御も容易で、作業効率
を低下させることなくカセット保管装置を効率的に使用
することができる。
セットを保管棚に取り入れ、あるいは払い出すためのカ
セット仮置き台を所定の階に設け、入庫台又は出庫台と
カセット仮置き台との間でカセットを移載するようにす
ることができる。
て行うことができ、作業効率が低下することなくカセッ
ト保管装置を一層効率的に使用することができる。
移動可能に配設することにより、該入庫台及び出庫台
を、スタッカクレーンがカセットを保管棚に取り入れ、
あるいは払い出す位置に、配置できるようにすることが
できる。
トを保管棚に取り入れ、あるいは払い出すためのカセッ
ト仮置き台の機能を持たせることができ、設備費を低廉
にできる。
の間でカセットを搬送する無人搬送台車設備を設置する
ことができる。
ることができる。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4
に、本発明のカセット保管装置の一実施例を示す。
建て以上(本実施例は、天井階3Fを含めて3階建てを
示している。)とした液晶や半導体を製造する工場の各
階1F,2F,3Fに亘って設けられ、複数枚の液晶ガ
ラス基板又は半導体ウエハを収容した複数個のカセット
Kを立体的に保管する保管棚10を備え、カセット10
を、各階に形成した走行路(図示省略)を走行する無人
搬送台車1との間で入庫及び出庫する取合口2,3を形
成し、この入庫取合口2に位置するカセットKをカセッ
ト保管装置Aに取り入れるスライドフォーク付入庫台4
及びカセット保管装置AからカセットKを出庫取合口3
に払い出すスライドフォーク付出庫台5を各階1F,2
F(本実施例においては、天井階3Fを除く。)に設け
るとともに、入庫台4から、あるいは出庫台5へ、ある
いは、後述の天井階3Fを走行する天井搬送台車13に
対して、カセットKを移載するために複数階1F,2
F,3Fの間を昇降するスライドフォーク付移載機6を
備えたリフタ7を固定して、また、カセットKを保管棚
10間で移動するために複数階1F,2F,3Fの間を
昇降するスライドフォーク付移載機11を備えたスタッ
カクレーン12を水平移動可能に、それぞれカセット保
管装置Aの吹抜部A1,A2に設けて構成するようにす
る。
がカセットKを保管棚10に取り入れ、あるいは払い出
すカセット仮置き台8,9を所定の階(特に限定される
ものではないが、本実施例においては、最下位の階1
F。)に設け、入庫台4又は出庫台5とカセット仮置き
台8,9との間でカセットKを水平に移載することがで
きるようにしている。これにより、カセットKの移載作
業を平行して行うことができ、作業効率が低下すること
なくカセット保管装置Aを効率的に使用することができ
るものとなる。なお、カセット仮置き台8,9は、例え
ば、複数の階に設けるようにしたり、入庫側カセット仮
置き台8と出庫側カセット仮置き台9を、異なる階に設
けるようにすることができる。
5を水平移動可能に配設することにより、この入庫台4
及び出庫台5を、スタッカクレーン12がカセットKを
保管棚10に取り入れ、あるいは払い出す位置に、配置
できるようにすることができる。これにより、入庫台4
及び出庫台5に、カセットKを保管棚10に取り入れ、
あるいは払い出すためのカセット仮置き台8,9の機能
を持たせ、本実施例において設けるようにしたカセット
仮置き台8,9を省略することができ、設備費を低廉に
できる。
に、他のカセット保管装置(図示省略)との間でカセッ
トKを搬送する天井搬送台車13からなる無人搬送台車
設備を設置することができる。これにより、カセットK
の搬送能力を向上することができる。なお、本実施例に
おいては、カセットKを搬送する無人搬送台車を、2台
の天井搬送台車13で以て構成し、直線状のレール上を
タクト走行するように構成しているが、ループ状のレー
ル上を循環走行するように構成することもできる。
1に積載されたカセットKを、入庫取合口2においてス
ライドフォーク付入庫台4のスライドフォークにより、
また、天井搬送台車13に積載されたカセットKを、移
載機付リフタ7の移載機6のスライドフォークにより、
カセット保管装置A内に取り入れるようにする。スライ
ドフォーク付入庫台4に載置されたカセットKは、移載
機付リフタ7の移載機6のスライドフォークにより、移
載機6へ移載された後、リフタ7により所定の階1Fに
運ばれ、移載機6のスライドフォークにより、その階1
Fのスライドフォーク付入庫台4へ移載される。スライ
ドフォーク付入庫台4へ移載されたカセットKは、スラ
イドフォーク付入庫台4より入庫側カセット仮置き台8
へスライドすることにより載置され、その後、管理用コ
ンピュータ(図示省略)の指示により、スタッカクレー
ン12により所定の保管棚10に運ばれ、一時保管され
る。
所定の保管棚10より払い出し指示を受けたカセットK
は、スタッカクレーン12により所定の階1Fの出庫側
カセット仮置き台9へ運ばれる。出庫側カセット仮置き
台9に載置されたカセットKは、スライドフォーク付出
庫台5へスライドすることにより載置され、その後、ス
ライドフォーク付出庫台5のスライドフォークにより出
庫取合口3へ移され、無人搬送台車1により搬出される
か、あるいは、移載機付リフタ7の移載機6のスライド
フォークにより、移載機6へ移載された後、リフタ7に
より所定の階2Fに運ばれ、移載機6のスライドフォー
クにより、スライドフォーク付出庫台5に載置され、そ
の後、スライドフォーク付出庫台5のスライドフォーク
により出庫取合口3へ移され、無人搬送台車1により搬
出されるか、あるいは、リフタ7により天井階3Fに運
ばれ、移載機6のスライドフォークにより、天井搬送台
車13に積載され、搬出される。
の階1Fの入庫側カセット仮置き台8、あるいは出庫側
カセット仮置き台9を介してスタッカクレーン12がカ
セットKを入出庫するようにしているので、移載機付リ
フタ7の移載機6が、スライドフォーク付入庫台4、あ
るいはスライドフォーク付出庫台5で移載作業中であっ
ても、入出庫が可能となり、移載機付スタッカクレーン
12の入出庫能力の向上を図ることができる。
管装置は、複数階に亘って設けられ、複数枚の液晶ガラ
ス基板又は半導体ウエハを収容した複数個のカセットを
立体的に保管する保管棚を備えるようにし、入庫取合口
に位置するカセットをカセット保管装置に取り入れるス
ライドフォーク付入庫台及びカセット保管装置からカセ
ットを出庫取合口に払い出すスライドフォーク付出庫台
を各階に設けるとともに、入庫台から、あるいは出庫台
へ、カセットを移載するために複数階の間を昇降する移
載機付リフタを固定して、カセットを保管棚間で移動す
るために複数階の間を昇降する移載機付スタッカクレー
ンを水平移動可能に、それぞれカセット保管装置の吹抜
部に設けるようにしているため、工場の建て屋の階数が
増加しても、1つのカセット保管装置を各階で共用する
ことができ、カセット保管装置の設置数が増加せず、設
備費を低廉にでき、かつ制御も容易で、作業効率を低下
させることなくカセット保管装置を効率的に使用するこ
とができる。
棚に取り入れ、あるいは払い出すためのカセット仮置き
台を所定の階に設け、入庫台又は出庫台とカセット仮置
き台との間でカセットを移載するようにすることによ
り、カセットの移載作業を平行して行うことができ、作
業効率が低下することなくカセット保管装置を一層効率
的に使用することができる。
移動可能に配設することにより、該入庫台及び出庫台
を、スタッカクレーンがカセットを保管棚に取り入れ、
あるいは払い出す位置に、配置できるようにすることに
より、入庫台及び出庫台に、カセットを保管棚に取り入
れ、あるいは払い出すためのカセット仮置き台の機能を
持たせることができ、設備費を低廉にできる。
の間でカセットを搬送する無人搬送台車設備を設置する
ことにより、カセットの搬送能力を向上することができ
る。
面図である。
階に設置した無人搬送台車設備を示す説明図((A)の
II−II線断面図)である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数階に亘って設けられ、複数枚の液晶
ガラス基板又は半導体ウエハを収容した複数個のカセッ
トを立体的に保管する保管棚を備え、前記カセットを無
人搬送台車との間で入庫及び出庫する取合口を形成し、
入庫取合口に位置するカセットをカセット保管装置に取
り入れるスライドフォーク付入庫台及びカセット保管装
置からカセットを出庫取合口に払い出すスライドフォー
ク付出庫台を各階に設けるとともに、前記入庫台から、
あるいは前記出庫台へ、カセットを移載するために複数
階の間を昇降する移載機付リフタを固定して、カセット
を保管棚間で移動するために複数階の間を昇降する移載
機付スタッカクレーンを水平移動可能に、それぞれカセ
ット保管装置の吹抜部に設けたことを特徴とするカセッ
ト保管装置。 - 【請求項2】 スタッカクレーンがカセットを保管棚に
取り入れ、あるいは払い出すカセット仮置き台を所定の
階に設け、入庫台又は出庫台とカセット仮置き台との間
でカセットを移載するようにしたことを特徴とする請求
項1記載のカセット保管装置。 - 【請求項3】 所定の階の入庫台及び出庫台を水平移動
可能に配設することにより、該入庫台及び出庫台を、ス
タッカクレーンがカセットを保管棚に取り入れ、あるい
は払い出す位置に、配置できるようにしたことを特徴と
する請求項1記載のカセット保管装置。 - 【請求項4】 天井階に、他のカセット保管装置との間
でカセットを搬送する無人搬送台車設備を設置したこと
を特徴とする請求項1、2又は3記載のカセット保管装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02801499A JP4030672B2 (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | カセット保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02801499A JP4030672B2 (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | カセット保管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000226103A true JP2000226103A (ja) | 2000-08-15 |
JP4030672B2 JP4030672B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=12236924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02801499A Expired - Fee Related JP4030672B2 (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | カセット保管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4030672B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022089887A (ja) * | 2017-09-25 | 2022-06-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 材料補給支援装置および材料補給支援方法 |
-
1999
- 1999-02-05 JP JP02801499A patent/JP4030672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022089887A (ja) * | 2017-09-25 | 2022-06-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 材料補給支援装置および材料補給支援方法 |
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---|---|
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