JP2000225913A - エアバッグ装置とインフレータとの連結構造 - Google Patents

エアバッグ装置とインフレータとの連結構造

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JP2000225913A
JP2000225913A JP11030254A JP3025499A JP2000225913A JP 2000225913 A JP2000225913 A JP 2000225913A JP 11030254 A JP11030254 A JP 11030254A JP 3025499 A JP3025499 A JP 3025499A JP 2000225913 A JP2000225913 A JP 2000225913A
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JP
Japan
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inflator
airbag
holder
band
connection structure
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Pending
Application number
JP11030254A
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English (en)
Inventor
Atsuyuki Uchiyama
敦勧 内山
Hiroshi Masuda
泰士 増田
Ryosuke Nakanishi
亮輔 中西
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフレータとエアバッグとの連結強度を高
める。 【解決手段】 エアバッグ10のガス導入口12の近傍
部がインフレータ1に外嵌し、2本のバンド14で締め
付けられている。バンド14にはカシメにより突部16
が形成され、ホルダ21のスリット29に該突部16が
係合している。半割円筒状のホルダ20,21は、フッ
ク26を開口27に係合させ、突部16をスリット29
に係合させると共に突部30,31を溝4に係合させる
ようにしてインフレータ1及びガス導入口12の外周に
配置される。ボルト32をボルト孔25,24に通して
車体側メンバに螺じ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車などの移動体
に設けられるエアバッグとインフレータとの連結構造に
関するものである。詳しくは、本発明は、インフレータ
が棒状であり、その一端側からガスが噴出する場合に採
用されるエアバッグとインフレータとの連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席の側方に配置されるサイド
エアバッグ装置や、乗員の頭部の側方にエアバッグを膨
張させる頭部保護用エアバッグ装置、シートベルトのウ
ェビングに組み込まれた胸ないし腰部保護用エアバッグ
装置(エアベルト装置と称されることもある。)などの
エアバッグ装置において、棒状のインフレータが用いら
れることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エアバッグ
と棒状のインフレータとの連結強度が高い構造を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、エアバッグとイ
ンフレータとの連結作業が簡単である構造を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグとイ
ンフレータとの連結構造は、先端側にガス噴出口を有し
た棒状のインフレータと、該インフレータに外嵌したガ
ス導入口を有するエアバッグと、該エアバッグのガス導
入口を締め付けてインフレータに対し固定しているバン
ドと、該バンドから突設された突部と、該インフレータ
及びエアバッグのガス導入口を囲んでいるホルダと、該
ホルダに設けられた該突部の係合部と、を備えてなるも
のである。
【0005】かかるエアバッグ装置とインフレータとの
連結構造にあっては、エアバッグのガス導入口をインフ
レータに締め付けているバンドに突部が設けられ、この
突部がホルダの係合部に係合しているので、インフレー
タ及びエアバッグとホルダとがきわめてしっかりと連結
される。
【0006】本発明では、バンドをカシメ変形させるこ
とによりエアバッグのガス導入口をインフレータに締め
付けると共にバンドに突部を形成するのが好ましい。
【0007】ホルダに設ける係合部は、ホルダの周方向
に延在するスリットであることが好ましい。
【0008】本発明ではホルダは1対の半割円筒状であ
り、インフレータ及びエアバッグのガス導入口を囲む筒
状に合体されていることが好ましい。この構造によれ
ば、ホルダをインフレータ及びエアバッグのガス導入口
の外周面にきわめて簡単に固定できる。
【0009】本発明では、インフレータの外周面に溝が
周回方向に延設されており、ホルダに設けられた突部が
該溝に係合されていることが好ましい。
【0010】本発明では、エアバッグのガス導入口を外
嵌させたインフレータに対しホルダを装着したときに、
該ホルダがエアバッグ及びインフレータを締め付けるよ
うにホルダの内周長さを小さく設定するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0012】図1〜4は本発明の実施の形態に係るエア
バッグとインフレータとの連結構造の構造を示すもので
あり、図1はインフレータとエアバッグとの連結部分の
分解斜視図、図2は図1と同様の部分の連結状態の斜視
図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図4はイン
フレータの先端部分の断面図である。
【0013】この実施の形態にあっては、エアバッグ1
0のガス導入口12の近傍部がインフレータ1に外嵌
し、2本のバンド14で締め付けられている。インフレ
ータ1は円筒状の金属等よりなるケーシング2と、該ケ
ーシング2内に充填されたガス発生剤3と、点火器(図
示略)とを有する。このケーシング2の後端側には溝4
が周設されている。
【0014】バンド14は金属製のリングよりなる。こ
のリングをカシメ変形させることにより、エアバッグ1
0のガス導入口12をインフレータ1に対し締め付ける
と共に、突部16を形成している。この突部16はリン
グ状バンド14の外周から盛り上がるように形成されて
いる。
【0015】このインフレータ1、ガス導入口12及び
バンド14がホルダ20,21によって取り囲まれてい
る。ホルダ20,21はそれぞれ半割円筒状である。こ
のホルダ20,21の一方の側辺に沿ってフランジ2
2,23が設けられ、このフランジ22,23にボルト
孔24,25が設けられている。ホルダ20の他方の側
辺にはフック26が設けられ、ホルダ21の他方の側面
には該フック26が係合する開口27が設けられてい
る。
【0016】ホルダ20,21にはスリット28,29
が設けられている。このスリット28,29はホルダ2
0,21の周方向に延在する長方形状のものである。ホ
ルダ20,21の後部には、内周面から突出する突部3
0,31が切り起しにより形成されている。
【0017】フック26を開口27に係合させた後、突
部30,31をインフレータ1の溝4に係合させると共
に、突部16をスリット29に係合させ、フランジ2
2,23を重ね合せる。そして、ボルト孔24,25に
ボルト32を通し、該ボルト32を通し、該ボルト32
を車体側メンバに螺じ込む。これにより、エアバッグ1
0のガス導入口12とインフレータ1及びホルダ20と
が一体化され、さらに該ボルト32を介してこれらが車
体側部材に固定される。
【0018】インフレータ1は、その先端部34の外周
面にガス噴出口36を備えており、この先端部34を囲
むようにヘッドキャップ40が装着されている。先端部
34の先端面からは雄ネジ軸38が突設されており、ヘ
ッドキャップ40の開口がこの雄ネジ軸38に嵌合して
いる。ナット44を締め込むことにより、ヘッドキャッ
プ40がインフレータ30に固定される。このヘッドキ
ャップ40の先端面には複数のガス噴出孔42が設けら
れている。
【0019】この実施の形態においては、エアバッグ1
0のガス導入口12の近傍部分が締め付けバンド14に
よって締め付けられており、エアバッグ10のガス導入
口12からのガスリークが確実に防止される。また、こ
のバンド14にカシメにより形成された突部16がホル
ダ21のスリット29に係合し、且つホルダ20,21
の突部30,31がインフレータ1の溝4に係合してい
るので、インフレータ1及びエアバッグ10の抜けが確
実に防止される。
【0020】この実施の形態にあっては、1対の半割円
筒状のホルダ20,21によってインフレータ1及びガ
ス導入口12を挟むようにしており、ホルダ20,21
の装着作業がきわめて簡単である。
【0021】なお、ホルダ20にもスリット28を形成
しているが、これはバンド14に設けられた突部16が
ホルダ20を指向している場合でも、突部16をスリッ
ト28に係合させることができるようにするためであ
る。
【0022】上記実施の形態にあってはホルダ20,2
1の下縁同士をフック26と開口27とによって係合さ
せているが、ボルトやリベットによってホルダ20,2
1の下縁同士を連結しても良い。フランジ22,23同
士もボルト締めに限らずリベット等によって連結されて
も良い。
【0023】なお、ホルダ20,21を組み合わせた筒
状体の内周の1周分の周回長さをインフレータ1の1周
分の周回長さ(エアバッグ10の厚み分を含めた長さ)
よりも小さくし、ホルダ20,21同士を連結した場合
にホルダ20,21がエアバッグ10のガス導入口12
及びインフレータ1を締め付けるようにするのが好まし
い。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明によるとエアバッグ
と棒状のインフレータとの連結強度がきわめて高いもの
となる。本発明によると、この連絡を容易に行うことも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエアバッグとインフレータと
の連結構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1の構造を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1,2におけるインフレータの先端部の断面
図である。
【符号の説明】
1 インフレータ 4 溝 10 エアバッグ 14 バンド 16 突部 20,21 ホルダ 22,23 フランジ 26 フック 27 開口 28,29 スリット 30,31 突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 亮輔 東京都港区六本木1丁目4番30号 タカタ 株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA07 AA16 AA25 DD14 DD40 FF02 FF17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側にガス噴出口を有した棒状のイン
    フレータと、 該インフレータに外嵌したガス導入口を有するエアバッ
    グと、 該エアバッグのガス導入口を締め付けてインフレータに
    対し固定しているバンドと、 該バンドから突設された突部と、 該インフレータ及びエアバッグのガス導入口を囲んでい
    るホルダと、 該ホルダに設けられた該突部の係合部と、を備えてなる
    エアバッグとインフレータとの連結構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記バンドをカシメ
    変形させることによりエアバッグのガス導入口の締め付
    けと前記突部の形成とが行われていることを特徴とする
    エアバッグとインフレータとの連結構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記係合部は
    ホルダの周方向に延在するスリットであることを特徴と
    するエアバッグとインフレータとの連結構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記インフレータの外周面に溝が周回方向に延設さ
    れており、前記ホルダには該溝に入り込んだ突部が設け
    られていることを特徴とするエアバッグとインフレータ
    との連結構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記ホルダは1対の半割円筒状であり、インフレー
    タ及びエアバッグのガス導入口を囲む筒状に合体されて
    いることを特徴とするエアバッグとインフレータとの連
    結構造。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ホルダを合体さ
    せてなる筒状体の内周の周回長さが前記インフレータに
    外嵌したエアバッグの外周の周回長さよりも小さく、1
    対のホルダによってエアバッグ及びインフレータが該ホ
    ルダによって締め付け可能とされていることを特徴とす
    るエアバッグ装置とインフレータとの連結構造。
JP11030254A 1999-02-08 1999-02-08 エアバッグ装置とインフレータとの連結構造 Pending JP2000225913A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140639B2 (en) 2003-09-30 2006-11-28 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag device
US7147244B2 (en) 2000-12-27 2006-12-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air bag apparatus
JP2007099224A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Takata Corp インフレータ取付構造及びラップアンカ
US7290796B2 (en) 2000-12-27 2007-11-06 Daicel Chemical Industries, Ltd. Inflator

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