JP2000225415A - Nc加工機の補正方法 - Google Patents

Nc加工機の補正方法

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JP2000225415A
JP2000225415A JP11030510A JP3051099A JP2000225415A JP 2000225415 A JP2000225415 A JP 2000225415A JP 11030510 A JP11030510 A JP 11030510A JP 3051099 A JP3051099 A JP 3051099A JP 2000225415 A JP2000225415 A JP 2000225415A
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JP
Japan
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working
bending
program
correction amount
machining
Prior art date
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Application number
JP11030510A
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English (en)
Inventor
Noboru Yoshikawa
昇 吉川
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後工程により生じる形状変化に対応する前工
程における加工形状を、加工プログラムの修正を行うこ
となく、容易に修正することのできるNC加工機の補正
方法を提供する。 【解決手段】 被加工材WをNC加工機により前工程で
ある例えば切断加工やパンチング加工して外形を加工す
る加工プログラムを作成する際に、後工程である例えば
曲げ加工による加工形状の変更に対応するため、前工程
加工時に必要とされる補正量δを予め考慮して作成す
る。すなわち、後工程が曲げ加工である場合には、この
曲げ加工における曲げ角度や被加工材の材質、板厚等の
変化に応じて生じる外形の変化に対応するため、加工プ
ログラムを作り直すことなく、前工程の加工を行う際に
その都度曲げ補正量δを補正して加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加工プログラム
に基づいて、NC加工機により被加工材を例えば切断加
工やパンチング加工して所定形状に加工した後に例えば
曲げ加工を行う、NC加工機の補正方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工あるいはパンチング加工のよ
うな平面に対して被加工材を加工(以下「抜き加工」と
いう)する加工機の場合、抜き加工を行った後に被加工
材に対して曲げ加工をする製品がある。
【0003】従来より、このような被加工材に対して抜
き加工を行う場合には、前工程である抜き工程の加工プ
ログラムを作成する際に、後工程の曲げが完了したら最
終的に製品寸法となるように補正量を考慮して、プログ
ラムの作成を行うことが要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、曲げ加工を実施する前にプロ
グラムの作成を行わねばならないため、抜き加工を行っ
た後に試し曲げを行って不具合が発生した場合には、再
度展開作業をやりなおして、抜き加工用の加工プログラ
ムを作り直さねばならず、非常に面倒であり作業効率が
悪いという問題がある。
【0005】また、図面の改定により材質や板厚の変更
が発生した場合も同様の作業が必要となり、加工プログ
ラムを作り直さねばならず非常に面倒で作業効率が悪い
という問題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、後工程による形状変
化に対応する前工程における加工形状を、加工プログラ
ムの修正を行うことなく、容易に補正することのできる
NC加工機の補正方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のNC加工機の補正方法は、
加工プログラムに従って前工程の加工により形状を加工
した後に後工程の加工を行うNC加工機による加工にお
いて、少なくとも前記前工程の加工プログラム作成時
に、前記後工程の加工により加工形状が変更されるため
必要とされる前工程加工時における補正量を予め考慮し
た加工形状について加工プログラムを作成し、前記補正
量を補正することにより前工程の加工を補正すること、
を特徴とするものである。
【0008】従って、被加工材をNC加工機により少な
くとも前工程である例えば切断加工やパンチング加工し
て外形を加工する加工プログラムを作成する際に、後工
程である例えば曲げ加工による加工形状の変更に対応す
るため、前工程加工時に必要とされる補正量を予め考慮
して作成しておき、この補正量を補正することにより前
工程の加工を補正して、後工程の加工に対応する。
【0009】請求項2による発明のNC加工機の補正方
法は、請求項1記載のNC加工機による曲げ加工方法に
おいて、前記後工程が曲げ加工である場合に、この曲げ
加工により必要とされる前工程加工時の補正量を、曲げ
角度および被加工材の材質や板厚に応じて補正するこ
と、を特徴とするものである。
【0010】従って、後工程が曲げ加工である場合に
は、この曲げ加工における曲げ角度や被加工材の材質、
板厚等の変化に応じて生じる外形の変化に対応するた
め、加工プログラムを作り直すことなく、前工程の加工
を行う際にその都度曲げ補正量を補正して前工程の加工
の補正を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1には、この発明に係るNC加工機の補
正方法を適用した加工例が示されている。
【0013】この加工例では、被加工材Wを外形ABC
DEFに切断した後、線M−M’に沿って折り曲げる加
工を行う。このため、加工プログラムでは以下の〜
に示されるような指示内容となる。
【0014】移動指令コードおよびA点の座標 補正開始コードおよびM点座標と補正量δ 移動指令コードおよびB点の座標 移動指令コードおよびC点の座標 補正終了指令コードおよびM’点の座標 移動指令コードおよびD点の座標 移動指令コードおよびE点の座標 移動指令コードおよびF点の座標 移動指令コードおよびA点の座標 図1を参照するに、以上のような加工プログラムを実行
すると、以下の〜に示されるような動作となる。
【0015】A点の座標へ移動 M点の座標から補正量δの長さを加減した座標P1へ
移動 B点の座標から補正量δの長さを加減した座標P2へ
移動(移動開始点は、補正後のM座標) C点の座標から補正量δの長さを加減した座標P3へ
移動(移動開始点は、補正後のB座標) M’点の座標から補正量δの長さを加減した座標P4
へ移動(移動開始点は、補正後のC座標) 以上の結果から、曲げ角度に応じて補正量δの値を変更
することにより、再度プログラミングすることなく、加
工側の補正だけで展開後の加工寸法を変更することがで
きる。
【0016】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、補正量の指定をNC装
置の加工プログラムの指示として入力するようにした
が、最近のレーザ加工機では、材質、板厚ごとにレーザ
加工における切断条件を設定するための加工条件ファイ
ルを用いることが多くなっているので、加工条件ファイ
ルの中の項目として曲げ補正量を設定するようにするこ
ともできる。この場合には、実プログラム中に補正量の
指示を行わず、曲げ角度ごとに補正量が変わるのでその
都度指示する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるNC加工機の補正方法では、NC加工機により被加
工材を前工程である例えば切断加工やパンチング加工し
て外形を加工する加工プログラムを作成する際に、後工
程である例えば曲げ加工による加工形状の変更に対応す
るため前工程加工時に必要とされる補正量を予めパラメ
ータとして考慮して作成するので、再プログラミングす
ることなく後工程の加工により変更される加工形状に容
易に対応することができる。
【0018】請求項2の発明によるNC加工機の補正方
法では、後工程が曲げ加工である場合には、加工プログ
ラムを作り直すことなく、前工程の加工を行う際にその
都度曲げ補正量を補正して加工を行うので、この曲げ加
工における曲げ角度や被加工材の材質、板厚等の変化に
応じて生じる外形の変化に容易に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るNC加工機の曲げ加工における
補正を適用して、前工程の切断加工および後工程の曲げ
加工を行う場合の、前工程における展開図の変化を示す
平面図である。
【符号の説明】
W 被加工材 δ 補正量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムに従って前工程の加工に
    より形状を加工した後に後工程の加工を行うNC加工機
    による加工において、少なくとも前記前工程の加工プロ
    グラム作成時に、前記後工程の加工により加工形状が変
    更されるため必要とされる前工程加工時における補正量
    を予め考慮した加工形状について加工プログラムを作成
    し、前記補正量を補正することにより前工程の加工を補
    正すること、を特徴とするNC加工機の補正方法。
  2. 【請求項2】 前記後工程が曲げ加工である場合に、こ
    の曲げ加工により必要とされる前工程加工時の補正量
    を、曲げ角度および被加工材の材質や板厚に応じて補正
    すること、を特徴とする請求項1記載のNC加工機の補
    正方法。
JP11030510A 1999-02-08 1999-02-08 Nc加工機の補正方法 Pending JP2000225415A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020008779A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 株式会社アマダホールディングス 切削加工機及び切削加工方法

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WO2020008779A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 株式会社アマダホールディングス 切削加工機及び切削加工方法
JP6667735B1 (ja) * 2018-07-06 2020-03-18 株式会社アマダホールディングス 切削加工機及び切削加工方法
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