JP2000224769A - 分散型蓄電システム - Google Patents

分散型蓄電システム

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JP2000224769A
JP2000224769A JP11019284A JP1928499A JP2000224769A JP 2000224769 A JP2000224769 A JP 2000224769A JP 11019284 A JP11019284 A JP 11019284A JP 1928499 A JP1928499 A JP 1928499A JP 2000224769 A JP2000224769 A JP 2000224769A
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power supply
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bidirectional inverter
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JP11019284A
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Kiyoaki Yoshii
清明 吉井
Atsushi Iga
淳 伊賀
Masahide Yamaguchi
雅英 山口
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Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Japan Storage Battery Co Ltd
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Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果の大きい負荷平準化と、災害時等の緊急
かつ大量の電力供給も可能とする分散型蓄電システムを
提供する。 【解決手段】 需要家側2において、送配電線3から電
力供給を受ける受電盤4を介して配線された交流電源回
路5と、交流電源回路5に接続された双方向インバータ
6と、双方向インバータ6を介して配線された直流電源
回路7を備えており、交流電源回路5には、交流負荷8
が接続され、直流電源回路7には、充放電制御回路14
を介在させた蓄電池12と、直流負荷9が接続されてお
り、双方向インバータ6において、交流電力を直流電力
に変換して需要家側に供給する蓄電モードと、直流電力
を交流電力に変換して系統側に供給する放電モードとを
選択的に実行させる制御装置11を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散型蓄電システム
に関する。さらに詳しくは、電力供給側(電力会社)か
ら多数の需要家に電力を供給するシステムであって、場
合により、電力供給側からの制御により、または需要家
の制御により、電力を需要家から電力供給側へも供給す
ることができる分散型蓄電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、需要家側に無停電電源装置を
備えたり、さらに電力負荷を平準化するため電力側設備
に備えている電池を電力消費ピーク時に利用することが
知られている。しかし、このような技術は文献レベルあ
るいは実験レベルにとどまっており、実用レベルには達
していない。
【0003】上記の実験レベルの技術を紹介すると、前
者の無停電電源装置は、例えば交流電源の他に、小容量
の蓄電池(数kwh 程度まで)を組合せるシステムとして
考えられている。より具体的にみると、停電時には、電
圧センサで停電を検知し、電源回路切替で蓄電池より放
電し、直流電力を各機器のインバータ部へ直接供給した
り、またはインバータにより変換した交流電力を各機器
へ供給するような構成である。この無停電電源装置によ
れば、 老人、障害者等の福祉で不可欠な電源および停電が許
されない電子機器電源の安定確保 太陽光発電との組合せによるピークカットと省エネ、
地球環境問題の改善、災害時の長期電源確保 各機器で直流電力を直接利用することによる変換ロス
削減と、利用効率の向上等の効果が得られる、と考えら
れる。
【0004】また、後者の負荷平準化装置は、交流電源
の他に、大容量の蓄電池(10数kwh 程度)と、太陽光
発電システム(3〜5kw程度)とを組合せる構成であ
る。この装置では、タイマーによって蓄電池から放電さ
せ、直流電力を各機器のインバータ部へ直接供給した
り、またはインバータを通じて交流電力を各機器へ供給
し、停電時の電源としても使用するように構成されてい
る。この負荷平準化装置によれば、 老人、障害者等の福祉で不可欠な電源および停電が許
されない電子機器電源の安定確保 太陽光発電との組合せによるピークカットと省エネ、
地球環境問題の改善、災害時長期電源確保、経済性向
上、負荷平準化効果向上 直流負荷の大幅適用によるシステム・個別機器の効率
および経済性向上 相当容量の蓄電池使用による負荷平準化効果の増加
と、需要家の経済性の向上等の効果が得られる、と考え
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来例
の無停電電源装置や負荷平準化装置は未だ実用化されて
おらず、仮りに実用化されたとしても得られる効果は、
配電線上の停電時における一時的な電力供給の補償や、
電力系統の負荷ピーク時において、自家消費分電力を補
給することしかできない。換言すれば、電力の流れは、
あくまでも電力供給側から需要家側へ向いているだけで
あって、その逆はない。したがって、負荷平準化といっ
ても限度があって、極端なピークをカットすることはで
きても、そこからさらに平準化することはできないもの
である。よって、近時の電力消費量の増大に伴い、電力
供給側の発変電設備は、ますます増加せざるを得ない、
という問題がある。本発明は上記事情に鑑み、無停電電
源と負荷平準化だけでなく、需要家側から電力供給側へ
の電力供給を行わせ、より積極的で効果の大きい負荷平
準化と、災害時等の緊急かつ大量の電力供給も可能であ
り、高調波補償および力率改善等のサービスも可能であ
る分散型蓄電システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基本構成を図1
に基づき説明する。請求項1の分散型蓄電システムは、
給電指令所を有する電力供給側1と、交流負荷8および
直流負荷9を有する多数の需要家側との間を送配電線3
で接続した電力系統において、各需要家側2において、
送配電線3から電力供給を受ける受電盤4を介して配線
された交流電源回路5と、該交流電源回路5に接続され
た双方向インバータ6と、該双方向インバータ6を介し
て配線された直流電源回路7を備えており、前記交流電
源回路5には、前記交流負荷8が接続され、前記直流電
源回路7には、充放電制御回路を介在させた蓄電池12
と、前記直流負荷9が接続されており、前記双方向イン
バータ6において、交流電力を直流電力に変換して需要
家側に供給する蓄電モードと、直流電力を交流電力に変
換して系統側に供給する放電モードとを選択的に実行さ
せる制御装置11を設けていることを特徴とする。請求
項2の分散型蓄電システムは、請求項1記載の発明にお
いて、前記制御装置11が、給電指令所からの遠隔制御
と需要家内でのローカル制御の両方が可能であることを
特徴とする。請求項3の分散型蓄電システムは、請求項
1記載の発明において、前記双方向インバータが、高調
波補償手段を備えていることを特徴とする。請求項4の
分散型蓄電システムは、請求項1記載の発明において、
前記双方向インバータが無効電力補償手段を備えている
ことを特徴とする。なお、本発明において、請求項3の
高調波補償手段と請求項4の無効電力補償手段は、併せ
て用いることが好ましい。
【0007】請求項1の発明によれば、蓄電池12に貯
えた直流電力を直接に直流負荷9に供給したり、双方向
インバータ6を介して交流負荷8に供給すれば無停電電
源装置として機能し、電力系統の負荷ピーク時に蓄電池
12の直流電力を利用すれば、従来技術と同レベルの負
荷平準化が行える。本発明はそれに加えて、制御装置1
1によって、双方向インバータ6等を制御すると、蓄電
池12の直流電力を双方向インバータ6で交流電力に変
換して配電線3を通して電力供給側に供給できる。そし
て、電流供給側では、電力が不足している別の需要家
や、災害等により電力供給が断たれた需要家に電力を廻
すことができる。これにより、消費電力の大幅平準化や
緊急時の大規模補助電源としての使用が可能となり、電
力供給側の発電設備の過大な投資を削減することができ
る。請求項2の発明によれば、制御装置11による双方
向インバータの供給制御が、電力供給側からも、需要家
からも可能であるので、それぞれの立場で有利な使い
方、例えば、電力供給側では電力会社の中央給電指令所
からの制御信号による適正なモードでの放電により、電
力系統における事故時負荷平準化や朝の立ち上げの急峻
負荷への対応、また積極的な負荷の平準化ができ、需要
家では蓄電量に余裕がある場合に電力供給側に売電する
ことによる利益確保ができる。請求項3の発明によれ
ば、需要家側に供給する電力から高調波成分を取り除い
た電力を供給できるので、配電線の歪を改善でき電力品
質が向上する。請求項4の発明によれば、双方向インバ
ータが無効電力を発生し(進み負荷のように動作)し、
配電線の遅れ力率を補償することができ、これにより、
配電線のロスを低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図2は本発明の分散型蓄電システム
のブロック図である。図2において、1は電力供給側
(電力会社)の給電指令所であり、全系統の需給バラン
ス制御を行う中央給電指令所、送電線系統の過負荷解消
を制御する系統制御所、配電線系統の過負荷解消を制御
する営業所などが該当する。2は多数ある需要家の一つ
の需要家を示しており、住宅や店舗、事務所、工場など
が該当する。電力供給側から配電区域に張りめぐらされ
た配電線3は各需要家2の受電盤4に接続されている。
そして、各需要家2内において、受電盤4から交流電源
回路5が延びて必要な場所に配線され、その端末に双方
向インバータ6が接続されている。また双方向インバー
タ6からは直流電源回路7が延びて必要な場所に配線さ
れている。前記交流電源回路5には、各種の交流負荷8
が接続されている。また、前記直流電源回路7には、各
種の直流負荷9と蓄電池12および太陽電池13が接続
されている。前記交流負荷8としては、テレビやパソコ
ンなどを例示できる。また、前記直流負荷9としては、
照明器具、介護用ベッドなどの福祉機器、冷蔵庫、エア
コンなどを例示できる。6a、8a、9aは切換スイッ
チであり、後述する制御装置11で切換えられる。
【0009】前記蓄電池12の容量は需要家側の経済採
算レベル、負荷平準化効果などを考慮し30kwh 程度の
大容量とする。したがって、蓄電池12の放電後停電が
起こっても容量が大きいため、過放電により無停電電源
としての機能を果たすことができる。電池はコストや寿
命の点から次世代の顆粒クラッド式VRLA(陰極吸収
式シール鉛電池)などを使うのが好ましい。前記蓄電池
12は需要側と電力側に分けるのが好ましい。その分け
方は、電池の集合体(顆粒クラッド方式では例えば30
kwh の場合192 個)の個々の電池を色分けして専用電池
(需要家側の電池と電力側の電池)とする方法と、特に
色分けせずに電池全体の端子電圧を監視して放電深度
(実験値や経年劣化の把握によりで電池の残容量を換算
できる)で容量を管理する方法がある。前者は明確な分
離が出来て管理しやすいが緊急時などに大きな電力を要
するケースのために特別な制御回路などを装備しておく
必要がある。後者は所有を外から管理できないものの全
体の容量を1箇所で管理し有効な活用が出来やすい。
【0010】14は充放電制御回路で、充電回路14a 、
放電回路14b 、スイッチ切換回路14c から構成されてい
る。充電回路14a が接続されると蓄電池12に充電さ
れ、放電回路14b が接続されると蓄電池12から放電さ
せることができる。
【0011】太陽電池13の設置は本発明において必須
ではないが、設置しておくと、直流電力の生成能力が高
くなるという利点がある。また、前記蓄電池12と太陽
電池13とを組み合わせることにより、地球環境問題
(自然エネルギー、CO2 削減など)への対応が可能と
なるほか、負荷平準化効果の向上、災害時の長期安定電
源の確保などに役立つ。また太陽光発電システム単独の
場合に比べてインバーターなどの機器の共用により経済
性の向上、システムの普及促進などに効果がある。太陽
電池13の発電電力は基本的には負荷平準化の観点など
からすべて系統へ供給するよう運用する。
【0012】つぎに、前記双方向インバータ6を説明す
る。双方向インバータ6は、例えば、PWM インバータを
用いて構成されている。PWM インバータは有効電力の流
れを双方向に許容するもので、交流を直流に変換して、
系統側から需要家内の直流負荷に直流電力を供給した
り、直流を交流に変換して、需要家内の直流電力を系統
側へ交流電力として供給することができる。なお、太陽
電池13と蓄電池12の両方のインバータであり、また
双方向性のインバータであるため経済的なシステムとす
ることができる。
【0013】前記制御装置11は、給電指令所1からの
指令を受けたり、あるいは各需要家内での操作で、前記
双方向インバータ6や充放電制御回路14、各切換スイ
ッチ6a、8a、9a、13a 、双方向インバータ6内の
制御回路63を制御するものである。前記制御装置11
の作動電源は、交流でもよく、直流電源であってもよ
い。制御装置11としては、制御用コンピュータを用い
るのが好ましく、市販のパソコンを利用できる。この制
御用コンピュータには、充放電の監視、制御、必要な管
理用の機能を持たされており、給電指令所からの遠隔操
作あるいは需要家内での操作により使用できる。なお、
タイマーなどと共用してもよい。
【0014】制御装置11と給電指令所1との間の遠隔
指令は、給電指令所1から専用ケーブルを介してインタ
ーネット15とPHSを利用して各需要家の制御装置1
1に送っても良く、あるいは給電指令所1から管轄の営
業所までを専用回線で結び、営業所から個々の需要家へ
の専用ケーブル16で結んでも良い。あるいは将来のC
ATVを利用してもよい。要するに遠隔指令の方法は任
意である。このような遠隔制御ではリアルタイムの電力
供給機能があるため、負荷平準化効果・ピークカット効
果などが大きい。高調波による歪改善や力率の改善にお
いて通常のケースでは給電指令所からの制御信号で制御
する必要は無いが、利用することも考えられる。
【0015】図3は前記双方向インバータ6に高調波・
無効電力補償手段を加えた例のブロック図である。同図
に示す双方向インバータ6は、インバータブリッジ61
に、高調波・無効電力補償手段62を制御回路63を介
して接続している。前記高調波・無効電力補償手段62
のうち高調波補償手段は、フィルタ64と補償電流演算
回路65とから構成されている。また、無効電力補償手
段は、無効電力演算回路66を有しており、その出力を
制御回路63に入力させるようにしている。上記の高調
波補償手段によると、電力供給側から需要家に供給した
電力からフィルタ64で高調波電圧成分を抽出し、抽出
した高調波電圧より、これをキャンセルする補償電流を
演算し、演算結果に応じて制御回路63を介してインバ
ータブリッジ61を制御して、高調波成分を取り除いて
いる。このようにすることにより、歪がなく品質の良い
電力を供給することができる。また、この高調波補償手
段62は、制御装置11を介して、需要家側で作動させ
ることも、電力供給側からリモートコントロールして作
動させることもできる。上記の無効電力補償手段による
と、電力側からの指令(DMS信号)により、無効電力
演算回路66で遅れ力率を補償する無効電力を演算し、
制御回路63によって、前記演算値に基づく無効電力を
インバータ61に発生させる。この結果、屋内配電線7
の遅れ力率が補償される。なお、無効電力の最大発生量
は、インバータ61の定格容量の30〜40%程度が好
ましい。この程度であるなら、皮相電力がそれほど増加
しないので、インバータ61の負担が少なくなる。ま
た、インバータ61は交流電圧を監視するなどにより、
前記最大電力以内であっても、過度の無効電力を発生し
ないように制御する。こうすることにより、電圧上昇の
危険性を防止することができる。上記の無効電力補償に
よって、家庭で使われる電気器具には、コイルを含む誘
導性負荷が多いことから、電流の位相を遅らせ力率を悪
くしているが、その力率を改善して、配電線のロスを低
減することができるようになる。
【0016】本発明の分散型蓄電システムの運転モード
には、蓄電モードと放電モードがあり、放電モードはロ
ーカル制御(需要家側での制御)と遠隔制御(電力供給
側からの通信制御)がある。つぎに、各運転モードを図
面を参照しながら説明する。図4は蓄電モードの説明
図、図5はローカル制御の放電モードの説明図、図6は
遠隔制御の放電モードの説明図である。
【0017】(蓄電モード)図4に示すように、交流電
力を双方向インバータ6によって直流に変換し蓄電池1
2に充電する。この蓄電モードは、深夜などオフピーク
時間帯を中心に蓄電池2に行う。この蓄電モードも需要
家側と電力側の両方からの制御が可能である。需要家側
では、深夜等安い時間帯の電気で蓄電池を充電し、昼間
等の電力単価の高い時間帯に消費する。また、できるだ
け太陽電池電力を使用し、残り発電分は系統へ供給する
ようにする。このため、需要家側の経済的メリットが向
上する。なお、時刻による料金格差を設けたシステムで
は電力会社の情報を制御装置11のパソコンで読み取っ
て、各需要家が経済性を判断して放電制御を行うことが
できる。
【0018】(放電モードのローカル制御)この運転モ
ードは、昼間時間帯など電気料金が高い時間帯で、需要
家側の経済性を考慮した運転であり、需要家側が制御す
るモードである。図5に示すように、蓄電池12の電力
(深夜等に充電した電力)は直流負荷、交流負荷など個
々の需要家内で消費する。停電時には過放電を含む蓄電
池12の放電で補償し、太陽電池13の電力は基本的に
は系統側へ放電させる。図7の(A) 図に基づき1日の充
放電パターンをさらに詳しく説明すると、毎日蓄電池1
2に夜間電力で満充電し(符号c参照)、昼間に需要家
内の負荷に放電し(符号d参照)、電力を供給する。放
電量は需要家の電力変動に応じて制御されるが、放電量
の上限は、需要家側における停電時のバックアップを考
慮して、放電電力を変換器容量(双方向インバータ6の
定格の容量)の70%程度に抑制し(符号a参照)、蓄
電池12の放電下限も適当なレベル(例えば、60%)
に制限するのが好ましい。そして月間購入電力が使用電
力量の最低料金を超えないように太陽電池電力を使用
し、残り発電分は電力会社へ売電することもできる。
【0019】(放電モードの遠隔制御)この運転モード
は、電力会社側で負荷平準化を目指した運転である。図
6に示すように、電力会社側が負荷平準の立場に立って
需要家側の蓄電池12および(または)太陽電池13を
放電し、系統へ電力を供給する。つまり、ピーク時間帯
の放電により負荷平準化を実現する。放電時に需要家側
で使い切れない電力も配電線に供給する。図7の(B) 図
に基づき、1日の充放電パターンをさらに詳しく説明す
ると、符号dで示すようにローカル制御で放電している
間に、電力側からの指令によって電力側へ供給する(符
号Ds参照)。この電力側への給電は、指令信号により
逆潮流防止のロックをマスクして、放電開始し、放電量
は 100%(供給可能な最大の電力)でよい。指令信号が
解除されると、電力側への給電は終了し、自家内給電の
ための放電に切り換えられる。つまり、負荷平準化の必
要のないときは、需要家内の直流負荷と交流負荷を自家
消費される。この運転モードでは、需要家側の立場から
の蓄電池充放電制御による負荷平準化、ピークカット効
果のみでなく、電力会社からの直接制御による効果があ
り、その結果としては下記を例示できる。 (1) 発電所や送電系統の事故、あるいは朝の立ち上がり
などでは急峻な需要が発生するがこのようなケースで2
次電池の電力を適当に配電線に供給すれば水力発電所や
火力発電所に比べて応答が遙かに速いため全体の電気容
量分だけ瞬時対応が可能となる。 (2) 配電線の高調波歪の改善(配電線への放電) 配電線高調波のうち定常的かつエネルギーの大きいもの
を選択し、双方向インバータ6内の高調波補償手段62
により逆位相の高調波を与えて打ち消すことによって、
配電線の歪を改善することができる。 (3) 配電線の力率改善(配電線への放電) 配電線の力率(電圧に対する電流の遅れ)をアクティブ
フィルターにより改善することができる。 (4) 図8の(A) 図は1日の電力消費量を示すグラフであ
り、符号Lcはロードカーブである。一般的に電力需要
は早朝の3〜6時位が少なく、この時間帯は発電量より
消費量が少ないので、余乗電力Er(ハッチング部)が
生ずる。この余乗電力Erを電力供給側からのコントロ
ールによって、つぎのような効率的運用が可能となる。 余乗電力が小さい場合の運用例 余乗電力Erの電力量に合わせて、電力側が各需要家の
双方向インバータ6を遠隔制御し、図8の(B) 図に示す
ような時間と共に変動する充電を行わせる。こうするこ
とにより、余乗カーブに合わせて過不足なく、余乗電力
を各需要家側に蓄電させることができる。なお、普通で
あれば、一定時間一定量の充電をすることになるので、
これでは過不足ができてしまう。 余乗電力が大きい場合の運用例 余乗電力が大きい場合は、これまでにも、図8の(C) 図
に示すように、その余乗電力によって揚水ポンプを稼働
させていた(符号p参照)。しかし、揚水ポンプを稼働
させるのは、ある程度以上の大電力が必用であり、また
貯水池の状況で使用が制限される場合もある。そこで、
図8の(C) 図に示すように、揚水ポンプPの稼働前後
(符号a参照)の余乗電力Eaは、電力側からの制御に
よって各需要家内に充電させると、余乗電力を全く無駄
にしない運用が可能となる。
【0020】本発明は、いわば一般家庭用住宅、事務
所、店舗、工場(500 kw未満)を対象とした分散型の2
次電池貯蔵システムともいえる。つまり、深夜に充電
し、需要側(一般家庭などを需要側と呼ぶ)でピーク時
間帯を中心に利用するだけでなく、電力会社からの制御
信号により随時配電線に放電することに特徴がある。こ
の配電線への電力供給により、急峻需要への対応、電気
品質の向上、ならびに負荷平準化を実現することができ
る。以下に、電力供給側のメリットと需要家側のメリッ
トを列挙する。 (1) 電力供給側のメリット 電力供給側のメリットは、負荷平準化、急峻需要への対
応、配電線電力の品質向上(高調波歪の改善、力率の改
善)にある。負荷平準化によるメリットは負荷率が1%
向上すれば総括原価で1%のメリットが出るとの公式見
解が出されている(計算では1.3 %程度)。急峻需要へ
の対応は事故時のペナルティーや社会的な信用に関係す
るので重要である。また、本発明のシステムでは電力側
に置くべき負荷平準化装置(蓄電池)を需要家側に設置
させてもらったのと同様であるため、電力会社の設備費
を低減する効果も生じる。 (2) 需要者側のメリット 需要者側は深夜料金で充電し、昼間料金で電力会社に販
売すればその差額に充放電などの総合効率を掛けたもの
がメリットになる。また、電力会社のメリットの一部を
インセンティブとして還元することも考えられる。太陽
電池13と蓄電池12を組み合わせたシステムにするこ
とで双方向インバータなどの共有化による機器、設置空
間、工事等の効率化がはかれる。近年の福祉社会、高齢
化社会、情報化社会では無停電電源の確保が重要な問題
となってくるが、大容量の蓄電池12の過放電により、
安定した電源を確保し、電池への過度の負担を小さくす
るとともにピークカット効果の増大をはかれる。また、
太陽電池13を使うことにより長期間の無停電電源が確
保できる。大容量の蓄電池12のため非常時の放電は蓄
電池の過放電で対応でき、電池に大きい悪影響は少な
い。また、蓄電池容量を大きくすることにより、需要家
側の経済性の向上、無停電電源としての大容量化、電力
側での負荷平準化効果の増大をはかれる。
【0021】なお、本発明のシステムを需要家が設置す
る場合には、購入する、レンタルを利用する、リ
ース会社のリース物件とするなどの方法があるが、いず
れの場合も深夜電力充電しピーク時間帯などの配電線へ
の供給分について昼間料金などで電力が買い取ったり、
あるいは電力からのインセンティブを受け取るためには
電力会社で自由に利用できる電池容量を確保することが
条件となっている。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、制御装置によ
って、蓄電池の直流電力を双方向インバータで交流電力
に変換して配電線を通して電力供給側に供給でき、電流
供給側では、電力が不足している別の需要家や、災害等
により電力供給が断たれた需要家に電力を廻すことがで
きる。これにより、消費電力の大幅平準化や緊急時の大
規模補助電源としての使用が可能となり、電力供給側の
発電設備の過大な投資を削減することができる。請求項
2の発明によれば、制御装置による供給制御が、電力供
給側からも、需要家からも可能であるので、それぞれの
立場で有利な使い方、例えば、電力供給側では負荷平準
化を目的とし、需要家では売電による利益確保ができ
る。請求項3の発明によれば、需要家側に供給する電力
から高調波成分を取り除いた電力を供給できるので、配
電線の歪を改善でき電力品質が向上する。請求項4の発
明によれば、双方向インバータが無効電力を発生し(進
み方向のように動作)し、配電線の遅れ力率を補償する
ことができ、これにより、配電線のロスを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分散型蓄電システムの基本構成図であ
る。
【図2】本発明の分散型蓄電システムの一実施形態を示
すブロック図である。
【図3】高調波補償手段を備えた双方向インバータのブ
ロック図である。
【図4】蓄電モードを示す説明図である。
【図5】ローカル制御の放電モードを示す説明図であ
る。
【図6】遠隔制御の放電モードを示す説明図である。
【図7】1日の充放電パターンの例を示すグラフであ
る。
【図8】余乗電力の使用例を示すグラフである。
【符号の説明】
4 受電盤 6 双方向インバータ 8 交流負荷 9 直流負荷 11 制御装置 12 蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 清明 香川県高松市丸の内2の5 四国電力株式 会社内 (72)発明者 伊賀 淳 香川県高松市高松町534番地2 (72)発明者 山口 雅英 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町 1 日本電池株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA01 AA06 BA01 CC02 DA07 DA17 DA18 FA08 GB06 5G015 GA11 HA16 JA21 JA47 JA52 5G066 EA03 FA02 FB11 FC02 HA30 HB04 HB06 HB09 JA20 JB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給電指令所を有する電力供給側と、交流負
    荷および直流負荷を有する多数の需要家側との間を送配
    電線で接続した電力系統において、各需要家側におい
    て、送配電線から電力供給を受ける受電盤を介して配線
    された交流電源回路と、該交流電源回路に接続された双
    方向インバータと、該双方向インバータを介して配線さ
    れた直流電源回路を備えており、前記交流電源回路に
    は、前記交流負荷が接続され、前記直流電源回路には、
    充放電制御回路を介在させた蓄電池と、前記直流負荷が
    接続されており、前記双方向インバータにおいて、交流
    電力を直流電力に変換して需要家側に供給する蓄電モー
    ドと、直流電力を交流電力に変換して電力供給側に供給
    する放電モードとを選択的に実行させる制御装置を設け
    ていることを特徴とする分散型蓄電システム。
  2. 【請求項2】前記制御装置が、給電指令所からの遠隔制
    御と需要家内でのローカル制御の両方が可能であること
    を特徴とする請求項1記載の分散型蓄電システム。
  3. 【請求項3】前記双方向インバータが、高調波補償手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の分散型蓄
    電システム。
  4. 【請求項4】前記双方向インバータが、無効電力補償手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載の分散型
    蓄電システム。
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