JP2000223899A - 電子部品の部品データ処理装置及びこれを備えた電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品の部品データ処理装置及びこれを備えた電子部品装着装置

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JP2000223899A
JP2000223899A JP11022383A JP2238399A JP2000223899A JP 2000223899 A JP2000223899 A JP 2000223899A JP 11022383 A JP11022383 A JP 11022383A JP 2238399 A JP2238399 A JP 2238399A JP 2000223899 A JP2000223899 A JP 2000223899A
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Takashi Yoshii
貴志 吉井
Hideaki Fukushima
秀明 福島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の部品ライブラリデータの処理を行
う際に、現在処理対象となっているデータの確認が容易
にできる電子部品の部品データ処理装置及びこれを備え
た電子部品装着装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電子部品の多数の部品要素の配置及び/
または個数に関する部品ライブラリデータを、関連する
1以上の単位データからなる複数のデータ群に分類し、
当該データ群毎に入力可能な入力手段と、前記入力手段
による入力動作に追従しながら各データ群のデータをグ
ラフィック化して、これを表示する表示手段とを備え、
前記表示手段は、入力済のデータ群のグラフィックを表
示している場合に、処理対象のデータ群のグラフィック
をこれと異なる色彩で表示することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の部品ラ
イブラリデータを処理するための電子部品の部品データ
処理装置及びこれを備えた電子部品装着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の部品データ処理装置では、BG
Aなどのボール端子を有する電子部品や、QFPやSO
Pなどのリード端子を有する電子部品等の部品ライブラ
リデータの処理は、画面上にカメラで撮像した電子部品
像を画面表示しておき、これに入力した部品ライブラリ
データをグラフィック化して、重ねて表示し、入力した
データを画面上で確認できるようにしていた。また、入
力する部品ライブラリデータに要するメモリ容量を小さ
くするため、関連するデータをまとめてグループ(デー
タ群)単位で処理を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、撮像した電
子部品像は輪郭等が不鮮明である上、これらの像もデー
タをグラフィック化した画像も、モノクロで表示される
ため、両者が見分けにくいという問題があった。特に、
ボール端子やリード端子の配置形態が複雑になり、ボー
ル端子及びリード端子のグループ数や、ボール端子が存
在しないボール抜けブロック数が増加すると、グループ
に分類された部品ライブラリデータのグラフィックのう
ち、どのグラフィックが現在処理対象となっているの
か、またどのグラフィックの処理が完了したのかが分か
りづらく、誤入力の確率が高くなると共に重複設定など
の問題があった。また、それらを修正する際に、処理の
対象となっているデータを確認するのも困難であった。
【0004】本発明は、電子部品の部品ライブラリデー
タの処理を行う際に、現在処理対象となっているデータ
の確認が容易にできる電子部品の部品データ処理装置及
びこれを備えた電子部品装着装置を提供することをその
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品の部品
データ処理装置は、電子部品の多数の部品要素の配置及
び/または個数に関する部品ライブラリデータを、関連
する1以上の単位データからなる複数のデータ群に分類
し、当該データ群毎に入力可能な入力手段と、前記入力
手段による入力動作に追従しながら各データ群のデータ
をグラフィック化して、これを表示する表示手段とを備
え、前記表示手段は、入力済のデータ群のグラフィック
を表示している場合に、処理対象のデータ群のグラフィ
ックをこれと異なる色彩で表示することを特徴とする。
【0006】この構成によれば、電子部品の部品ライブ
ラリデータを処理する際に、部品ライブラリデータを、
関連する1以上の単位データをまとめて1つのデータ群
として、複数のデータ群に分類し、処理を行うため、デ
ータに要するメモリ容量を小さくすることができる。ま
た、複数のデータ群のうち現在処理対象となっているデ
ータ群のグラフィックが、それ以外の処理(入力)が完
了したデータ群のグラフィックとは異なる色彩で画面上
に表示されるため、処理対象のデータ群を一目で確認す
ることができる。このため、オペレータが処理しようと
するデータ群を確実に判断することができ、誤って他の
データ群を処理したり、一度設定したデータを、再度設
定してしまうといった問題がない。また、現在の処理状
況を一目で把握することができる。
【0007】この場合、電子部品の多数の部品要素は、
部品要素が存在しない要素部位としての抜け部品要素を
含んでおり、前記抜け部品要素は、これを含む部品要素
のデータ群に対し抜けデータ群として入力され、前記表
示手段は、前記抜け部品要素を含むデータ群のグラフィ
ックに対し、抜けデータ群のグラフィックを異なる色彩
で表示することが、好ましい。
【0008】この構成によれば、電子部品に部品要素が
存在しない抜け部品要素が存在する場合、抜け部品要素
に関するデータを、関連するデータをまとめて抜けデー
タ群として、複数の抜けデータ群に分類し、そのうち現
在処理対象となっている抜けデータ群のグラフィック
が、それ以外の処理(入力)が完了した抜けデータ群の
グラフィックとは異なる色彩で画面上に表示されるた
め、処理対象の抜けデータ群を一目で確認することがで
きる。また、処理が完了した抜けデータ群は、現在処理
対象となっている抜けデータ群とは異なる色彩で画面上
に表示されるため、1度設定した抜けデータを、再度設
定してしまうといった問題がなくなる。
【0009】同様に、電子部品の多数の部品要素は、部
品要素が存在しない要素部位としての抜け部品要素を含
んでおり、前記表示手段は、前記抜け部品要素を含む部
品要素のデータ群に対し複数の抜けデータ群として入力
され、前記表示手段は、前記抜け部品要素を含むデータ
群のグラフィックに対し、複数の抜けデータ群のグラフ
ィックを異なる色彩で表示すると共に、各抜けデータ群
同士のグラフィックを相互に異なる色彩で表示すること
が、好ましい。
【0010】この構成によれば、抜けデータ群のグラフ
ィックは、処理対象のデータ群及び入力済のデータ群の
グラフィックとは、異なる色彩で表示されるため、現在
どのデータ群を処理しているのか、又その中に抜けデー
タが存在する場合に、抜けデータを分類した抜けデータ
群のうち、どの抜けデータ群を処理しているのかを確認
することができる。また、入力済のデータ群と入力済の
抜けデータ群も異なる色彩で表示されるため、入力済の
データにおける抜けデータの存在も確認することができ
ると共に現在の処理状況を一目で把握することができ
る。
【0011】本発明の他の電子部品の部品データ処理装
置は、電子部品の多数の部品要素を一括して撮像する部
品撮像手段と、撮像した前記電子部品の多数の部品要素
の配置及び/または個数に関する部品ライブラリデータ
を入力可能な入力手段と、前記入力手段により入力した
部品ライブラリデータをグラフィック化するグラフィッ
ク生成手段と、前記部品撮像手段により撮像した前記電
子部品の実画像をモノクロ表示すると共に、前記グラフ
ィック生成手段により生成した当該電子部品のグラフィ
ックを、前記実画像に重ね合わせてカラー表示する表示
手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、電子部品を実際に撮像
したモノクロの実画像を画面上に表示し、これと重ね合
わせて、カラーのグラフィックで表示された部品ライブ
ラリデータを処理することができるため、データを洩ら
すことなくより確実なデータを作成することができる。
【0013】この場合、前記入力手段は、部品ライブラ
リデータを関連する1以上の単位データからなる複数の
データ群毎に入力可能に構成され、前記グラフィック生
成手段は、入力されたデータ群をデータ群毎にグラフィ
ック化し、前記表示手段は、グラフィック化したデータ
群毎にそのグラフィックを前記実画像に重ね合わせて表
示することが、好ましい。
【0014】この構成によれば、部品ライブラリデータ
を、関連する1以上の単位データをまとめて1つのデー
タ群として、複数のデータ群に分類し、入力されたデー
タ群毎にグラフィック化していくため、データに要する
メモリ容量を小さくすることができると共に、現在の処
理状況を一目で把握することができる。また、電子部品
を実際に撮像したモノクロの実画像を画面上に表示し、
これと重ね合わせてカラーのグラフィックで表示された
部品ライブラリデータを処理することができるため、デ
ータを洩らすことなくより確実なデータを作成すること
ができる。
【0015】本発明の電子部品装着装置は、請求項1な
いし5のいずれかに記載の電子部品の部品データ処理装
置を備えたことが、好ましい。
【0016】この構成によれば、部品ライブラリデータ
の入力、編集及び電子部品の装着等の一連の処理及び作
業を正確且つ迅速に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る電子部品の部品データ入力装置を
搭載した電子部品装着装置について説明する。この電子
部品装着装置は、いわゆる多機能チップマウンタであ
り、チップコンデンサやチップ抵抗などの回路素子部品
や、BGAなどのグリッド部品などの他、QFPやSO
Pなどの多リード部品など、各種の電子部品を実装でき
るように構成されている。
【0018】図1は電子部品装着装置の平面図であり、
同図に示すように、電子部品装着装置1は、機台2と、
機台2の中央部に左右方向に延在するコンベア部3と、
機台2の前部(図示の下側)に配設した第1部品供給部
4aと、機台2の後部(図示の上側)に配設した第2部
品供給部4bと、機台2の前部に移動自在に配設した第
1XYステージ5aと、機台2の後部に移動自在に配設
した第2XYステージ5bとを備えている。
【0019】第1XYステージ5aには、電子部品Sを
吸着及び装置するための第1ヘッドユニット7aが、同
様に第2XYステージ5bには、第2ヘッドユニット7
bがそれぞれ搭載されている。各ヘッドユニット7(7
a,7b)には、1台の基板認識カメラ8と2台の装着
ヘッド9,9とが搭載されている。また、機台2上に
は、コンベア部3を挟んで、各一対2組の部品認識カメ
ラ10と、2台のノズルストッカ11,11とが、それ
ぞれ配設されている。この場合、前部に位置する一対の
部品認識カメラ10,10及びノズルストッカ11は第
1ヘッドユニット7aに対応し、後部に位置する一対の
部品認識カメラ10,10及びノズルストッカ11は第
2ヘッドユニット8bに対応している。
【0020】コンベア部3は、中央のセットテーブル1
3と、左側の搬入搬送路14と、右側の搬出搬送路15
とを有している。基板Pは、搬入搬送路14からセット
テーブル13に供給され、セットテーブル13で電子部
品Sの装着を受けるべく不動にかつ所定の高さにセット
される。そして、電子部品Sの装着が完了した基板P
は、セットテーブル13から搬出搬送路15を介して排
出される。
【0021】第1部品供給部4a及び第2部品供給部4
bは、いずれも多数のテープカセット17を横並びに配
設したものである。各テープカセット17には、キャリ
アテープ(図示では省略)に装填された状態で電子部品
Sが収容され、電子部品Sはテープカセット17の先端
から1つずつ供給される。そして、この電子部品装着装
置1では、表面実装部品などの比較的小さい電子部品S
は、第1部品供給部4a及び第2部品供給部4bから供
給され、比較的大きい電子部品Sは、図示しないトレイ
形式の部品供給部から供給される。なお、通常、第1X
Yステージ5aと第2XYステージ5bとは交互運転と
なる。
【0022】例えば、第1XYステージ5aを用いる電
子部品Sの実装では、第1XYステージ5aにより、第
1ヘッドユニット7aを第1部品供給部(他の部品供給
部でも可)4aに臨ませた後、装着ヘッド9を下降させ
て所望の電子部品Sを吸着する。続いて装着ヘッド9を
所定の位置まで上昇させてから、電子部品Sを部品認識
カメラ10に臨ませ、その吸着姿勢を認識し補正を行
う。更に第1ヘッドユニット7aを基板Pの所定の位置
まで移動させ、基板認識カメラ8で基板Pの基準位置を
認識(補正)した後、NCデータに基づいて電子部品S
を基板Pに装着する。
【0023】その際、部品認識カメラ10の認識結果に
基づいて、設計値(装着ヘッド9のノズル位置)と吸着
した電子部品Sの吸着姿勢(吸着位置や吸着角度等)と
の間の偏差の補正(X・Y方向及び角度θ(Z方向))
が行われる。また同様に、基板認識カメラ8の認識結果
に基づいて、設計値と装着位置の原点となる基板Pの基
準位置との間の偏差の補正が行われる。
【0024】ところで、電子部品SがBGA、QFP、
SOP、などのいわゆる多ピン(多端子)部品では、基
板Pへの実装を精度良く行うため、部品認識カメラ10
による画像認識において、その全端子の数及び位置(配
置)を正確に認識する必要がある。また、端子の変形な
どによる不良品を発見する上でも、正確な画像認識を行
う必要がある。一方、認識結果の比較対象となる設計値
は、電子部品装着装置1で取り扱う全ての電子部品Sに
ついて用意され、電子部品装着装置1の制御ユニット6
内に、部品ライブラリデータとして記憶されている。
【0025】次に、図2を参照して、この電子部品装着
装置1の制御ユニットについて説明する。なお、この説
明では第1XYステージ5aと第2XYステージ5bの
一方(以下「XYステージ5」)についてのみ、また、
第1、第2ヘッドユニット7a、7bについても一方
(以下「ヘッドユニット7」)についてのみ、説明す
る。
【0026】同図に示すように、制御ユニット6は、制
御部本体60と、タッチパネル61と、ハードディスク
や光磁気ディスク等の外部記憶装置(ES)62とを備
えている。
【0027】ES62は、数値制御(NC)プログラム
を記憶するNCプログラム領域621と、部品ライブラ
リデータを記憶する部品ライブラリデータ領域622
と、部品端子展開データを記憶する部品端子展開データ
領域623と、その他の各種プログラムや各種データを
記憶するその他の領域624を有している。部品ライブ
ラリデータには、部品寸法データ、対象部品の端子の形
態・ピッチに関する単位端子データ、全端子の配置に関
する全端子配置データや全抜け端子配置データなどが含
まれる。
【0028】なお、実際の部品装着時に、必要とする部
品ライブラリデータを検索して、その部品ライブラリデ
ータを解析して対象部品の各端子の個別位置データを求
めながら装着するよりも、事前に全端子の個別位置デー
タを求めておいて記憶しておいた方が、装着時の処理が
早くなる。すなわち、多数の部品ライブラリデータが存
在する場合に、該当する作業に使用する部品ライブラリ
データのみを展開して記憶しておけば、全端子配置デー
タに基づいて複雑な演算処理を行うことなく、直ちに使
用することができ、データの処理速度が遅くなることが
ない。
【0029】このため、電子部品装着装置1では、部品
装着に先立ち、実装する電子部品Sの部品ライブラリデ
ータをES62から読み出して展開し、端子の個数や各
端子の配置位置を対象部品の全端子の個別位置データと
してRAM603内に記憶しておく。また、上述した部
品端子展開データには、過去に使用(展開)された個別
位置データのいくつか(例えば過去数回の個別位置デー
タや頻繁に装着される電子部品Sの個別位置データな
ど)が含まれている。すなわち、実装する電子部品Sの
全端子の個別位置データが、すでに部品端子展開データ
領域623に記憶されているときには、それを読み出す
だけで、データの展開処理をも省略して、処理速度を向
上できる。
【0030】制御部本体60は、CPU601、ROM
602、RAM603、I/Oコントローラ(IOC)
604、外部記憶コントローラ(ESC)605を備
え、相互に内部バス606により接続されている。RO
M602には、画面表示処理や上述のデータ展開処理等
の制御処理を含む種々の制御プログラムの他、システム
立上げ用のプログラムなどが内蔵されている。RAM6
03は、制御部本体60の内部記憶手段として例えば上
述の個別位置データとして展開する場合などの各種の作
業エリアやバッファ等に使用される。
【0031】IOC604は、上記のXYステージ5の
XY方向の移動のためのXモータ51及びYモータ5
2、ヘッドユニット7の装着ヘッド9、そのZ方向(回
転方向)補正のためのZモータ71、装着ヘッド9の昇
降を行うヘッド昇降機構72の昇降モータ721、基板
認識カメラ8、部品認識カメラ10、制御ユニット6内
のタッチパネル61、及び、電子部品装着装置1とは別
の外部入力装置65の制御部652等の周辺装置と接続
されている。そして、IOC604は、CPU601か
らの指令に従い、これら周辺装置と制御部本体60との
間の各種制御信号及び各種データの入出力を制御する。
ESC605は、CPU601からの指令に従い、ES
62を駆動・制御して、ES62と制御部本体60との
間の各種制御信号及び各種データの入出力を制御する。
【0032】CPU601は、ROM602の内蔵プロ
グラムやES62の制御プログラム等に従い、RAM6
03の作業エリアやES62の退避エリア等を使用し
て、データ展開処理や部品装着処理その他の電子部品装
着装置1として必要なデータ処理の全般を行い、IOC
604やESC605を介して、電子部品装着装置1全
体の制御を行う。
【0033】なお、外部入力装置65は、下記で説明す
るタッチパネル61と同様の入力部651と、上述した
制御部本体60と同様の制御部652と、ES62と同
様の記憶部653を備えていて、制御ユニット6の代わ
りに下記の種々のデータ入力処理をできるように構成さ
れ、データ通信(送受信)ができる回路網を介して制御
ユニット6と接続されている。すなわち、下記の説明で
は、電子部品装着装置1の本体内に(制御ユニット6を
兼用して)部品データ入力装置を内蔵しているものとし
て説明するが、この外部入力装置65のように構成して
通信手段により電子部品装着装置1と接続することもで
きる。また、ES62が、例えば光磁気ディスク等のよ
うに本体から着脱可能な記憶媒体の場合、部品データ入
力装置である外部入力装置65により入力した各種デー
タを、その着脱可能な記憶媒体に格納(記憶)し、それ
を改めて電子部品装着装置1の制御ユニット6のES6
2として装着することにより、通信手段がなくても、入
力した各種データを電子部品装着装置1のデータとして
活用できる。
【0034】さて、タッチパネル61は、電子部品装着
装置1の入力・編集・表示手段であり、オペレータによ
るタッチ入力により各種指示や各種データを入力して編
集等ができ、また、各種のエラー表示(報知)等を行
う。特にこの実施形態では、基準画面表示において、各
種電子部品Sの部品ライブラリデータの処理(入力)を
指示しその電子部品Sのタイプ(BGA、QFP、SO
P、など)やピン数などを指示すると、それに適合する
データ入力画面を表示するので、オペレータは、表示さ
れたデータ入力画面において、容易にデータ入力ができ
るようになっている。
【0035】そこで、以下、タッチパネル61に表示さ
れたデータの入力画面において、各種電子部品Sの部品
ライブラリデータを入力する場合の入力方法について、
説明する。初めに、図3から図13を参照して電子部品
SがBGAである場合について説明する。
【0036】まず、画面を「実部品像取り込み画面」に
設定し、対象となる電子部品Sの像の取り込みを行う。
図3は対象となる電子部品Sを部品認識カメラ10で撮
像したものを画面上に表示させた実部品像である。中塗
りの円Saはボール端子を示しており、実際の画面上に
おいては薄灰色で表示される。
【0037】次に、画面を「データ編集初期画面」に切
り替え、取り込んだ電子部品像のボール端子の配置形態
に基づいて、後に部品ライブラリデータの入力が容易に
なるよう考慮し、関連のあるボール端子をまとめてボー
ル端子群として分類する。ここでは、このボール端子群
の種別数を「ボールグループ数」として設定するが、本
実施形態では、図4に示すようにボールグループ(B
G)は3つに分類されるため、この「データ編集初期画
面」では「ボールグループ数」は「3」と設定する。
【0038】ボールグループ1(BG1)は、列方向に
6箇所及び行方向に6箇所の計36箇所の端子形成部位
が設けられている。このうち、実線で示す最外郭の20
箇所とその内側の6箇所にボール端子Saが形成され、
点線で示す10箇所はボール端子が形成されていないボ
ール抜け端子Sbである。また、ボールグループ2(B
G2)は列方向に2箇所及び行方向に7箇所の計14箇
所にボール端子形成部位が設けられ、全てにボール端子
が形成されている。また、ボールグループ3(BG3)
は、列方向3箇所にボール端子形成部位が設けられ、全
てにボール端子が形成されている。一般的なBGAで
は、このような複雑な配置形態は少ないが、近年の表面
実装技術の高度化に伴い、要望も高まりつつあるため、
本実施形態では特殊な端子配置形態を有したBGAを例
示する。
【0039】以上の配置形態を考慮し、本実施形態で
は、複数のボールグループに分類した上で、ボール抜け
端子を含むボールグループ1(BG1)では、ボール抜
け端子に着目し、ボール抜け端子をさらに複数のボール
抜け端子ブロックに分類してデータの入力を行うことと
する。なお、「ボール抜け端子ブロック」については、
後で設定を行うものとする。
【0040】「ボールグループ数」が設定されると、続
いて図5に示す「ボールグループデータ設定画面」に移
る。「ボールグループデータ設定画面」には、図3で示
した実画像が表示されており、この実画像に重ねて部品
ライブラリデータのグラフィックが作成される。画面上
部のアイコン201は、作成するグラフィックの左右の
移動及び回転等の位置調整を行うためのものであり、ア
イコン202はグラフィックの拡大、縮小、明度の調整
を行うものである。また、アイコン203は画面の開閉
を行うためのものである。さらに、画面下部のアイコン
205はボールグループの選択を行うためのものであり
(本実施形態の場合はボールグループ1ないし3から選
択)、アイコン206は選択したボールグループにボー
ル抜け端子が存在する場合に、「ボール抜けデータ設定
画面」に移るためのものである。なお、選択したボール
グループにボール抜け端子が存在しない場合には、アイ
コン206は表示されない。また、アイコン207によ
ってボールグループの中心位置X,Y、行,列ピッチ及
び行数,列数が設定される。
【0041】ここでは、まず、ボールグループ1が選択
され、以下そのデータが入力される。入力データは、図
6(b)に示すとおりであり、グループ中心位置X,Y
は、そのボールグループの中心位置を、電子部品の中心
からのX方向及びY方向の位置として、ミリメートル単
位(mm)で入力される。また、行数,列数は、ボール
グループの行方向及び列方向に並ぶボールの個数が入力
される。さらに、行,列ピッチはボールグループの行方
向及び列方向に並ぶボール間のピッチが、ミリメートル
単位(mm)で入力される。なお、これらのデータの入
力の順序は問わない。また、ボールグループ1には、前
述したとおり、ボール抜け端子が存在するが、この設定
については、後述する。
【0042】一方、これらのデータが入力され確定され
た部分から図6(a)に示すように黄色の円を一つの端
子としたグラフィックが作成される。実際には、これら
のグラフィックは、最初に取り込んだ実画像上に重ねて
作成されるが、便宜上、実画像の表示は省略する(以下
図12まで同様)。
【0043】次に、アイコン205により、ボールグル
ープ2を選択し、ボールグループ2のデータ設定を行
う。このボールグループ2が選択された時点で、黄色の
円で示されたボールグループ1のグラフィックは、緑色
に変化する(図7(a))。
【0044】ボールグループ2のデータは図7(b)に
示すとおりであり、ボールグループ1の場合と同様、デ
ータの入力により確定された部分から同図(a)に示す
グラフィックが黄色の円で作成される。
【0045】さらに、同様にアイコン205により、ボ
ールグループ3を選択し、図8(b)に示すボールグル
ープ3のデータの入力を行う。このボールグループ3が
選択された時点で、ボールグループ2のグラフィック
は、ボールグループ1と同じく、緑色となる。ボールグ
ループ3のグラフィックは黄色の円で作成され(図8
(a))、全てのデータを入力し、画面をアイコン20
5若しくは206で切り替えると、画面上のグラフィッ
クは、全て緑色で示される。
【0046】ところで、前述したとおり、本実施形態の
部品ライブラリデータのボールグループ1には、ボール
抜け端子が存在するため、ここで、ボール抜け端子のデ
ータ入力を行う。まず、アイコン205により、画面を
ボールグループ1の設定画面に移し、アイコン206に
より、図9に示す「ボール抜けデータ設定画面」へ移
る。
【0047】「ボール抜けデータ設定画面」には、図3
で示した実画像上に、作成されたグラフィックが緑色の
円で表示されている。画面上部のアイコン201ないし
203は図5と同様の機能であり、画面下部のアイコン
210はボール抜けブロック数を設定するためのもので
ある。ボール抜けブロック数は、ボール抜け端子をその
配置形態によって複数のグループに分類した種別数であ
る。また、アイコン211は、ボール抜けブロックの選
択を行うためのものであり(本実施形態の場合はボール
抜けブロック1ないし3から選択)、アイコン212は
ボール抜けブロックのスタート行,列、及び行数,列数を
設定するためのものである。また、アイコン213は、
「ボールグループデータ設定画面」(図5)へ移るため
のアイコンである。
【0048】図9に示す画面の表示は、ボール抜けブロ
ック1を選択したときの表示であり、詳しくは図10に
示す。ボール抜けブロック1のデータは、図10(b)
に示すとおりであり、抜けスタート行,列は、ボールグ
ループ1の左上の端子からX方向、Y方向に何個目とし
て入力され、抜け行数,列数は、グループの行方向及び
列方向に並ぶ抜けボール端子の個数が入力される。一
方、これらの抜け端子データが入力され確定された部分
から図10(a)に示すように水色の円を一つのボール
抜け端子としてグラフィックが作成される。
【0049】次に、アイコン211により、ボール抜け
ブロック2を選択し、ボール抜けブロック2のデータの
入力を行う。このボール抜けブロック2が選択された時
点で、水色の円で示されたボール抜けブロック1のグラ
フィックは、赤色に変化する(図11(a))。なお、
この場合、ボール抜けブロック1とボール抜けブロック
2とで、行=3および列=3に位置する端子形成部位が
重複することになるが、これはデータを処理するとき
に、いずれかを優先させることで処理する。
【0050】ボール抜けブロック2のデータは図11
(b)に示すとおりであり、ボール抜けブロック1の場
合と同様、データの入力により確定された部分から同図
(a)に示すとおり、グラフィックが水色の円を一つの
端子として作成される。
【0051】同様に、アイコン211により、ボール抜
けブロック3を選択し、図12(b)に示すボール抜け
ブロック3のデータの入力を行う。このボール抜けブロ
ック3が選択された時点で、ボール抜けブロック2のグ
ラフィックは、ボール抜けブロック1と同じく、赤色と
なる。ボール抜けブロック3のグラフィックは水色の円
で作成され(図12(a))、全てのデータを入力し、
画面をアイコン211若しくは213で切り替えると、
画面上のグラフィックは、ボール端子が形成された部分
は緑色で、且つボール端子が形成されていない部分は赤
色で示される。
【0052】以上説明したデータの入力の順序は、上記
の順に限らず、図13に示すように、矢印に従って画面
の切り替えが可能であり、ボールグループ1のデータを
入力した後、ボール抜けブロックのデータ入力を行い、
その後ボールグループ2及び3の入力を行ってもよい。
また、データの修正を行う場合も、順序は問わない。そ
の際、指定されたボールグループは黄色、それ以外のボ
ールグループは緑色、また、抜け端子データを入力する
場合は、指定された抜け端子ブロックは水色、それ以外
の抜け端子ブロックは赤色のグラフィックで表示され
る。
【0053】なお、この実施形態では、ボール端子が形
成されていない部位に着目し、このボール端子が形成さ
れていない抜けボール端子を複数のボール抜けブロック
に分類して入力しているが、ボール端子の配置が単純な
場合は、ボール端子(ボール端子が形成されている部
位)のグループ分けのみで入力するようにしてもよい。
【0054】次に、図14から図21を参照して対象と
なる電子部品Sが22ピンのSOPである場合の部品ラ
イブラリデータの入力方法について説明する。
【0055】まず、画面を「実部品像取り込み画面」に
設定し、対象となる電子部品Sの像の取り込みを行う。
図14は対象となる電子部品Sを部品認識カメラ10で
撮像したものを画面上に表示させた実部品像である。こ
の電子部品Sは両長辺を上下に配置すると共に両端辺を
左右に配置した状態で、この左右方向をX方向とし上下
方向をY方向として、部品ライブラリデータの入力を行
う。長方形の電子部品本体の周囲に配列された中塗りの
長方形Scはリード端子を示しており、画面上において
薄灰色で表示される。
【0056】次に、画面を「データ編集初期画面」に切
り替え、取り込んだ電子部品像のリード端子の形状及び
配置形態に基づいて、「リードタイプ」と「リードタイ
プ数」及び「リードグループ数」を設定する。本実施形
態では、図14に示すようにリードタイプは、ScとS
eの2種類があり、Scのリードタイプをリードタイプ
1、Seのリードタイプをリードタイプ2として、それ
ぞれのリード幅、リード長さを設定する。
【0057】また、リードグループ(RG)は図15に
示すように、本実施形態では3つに分類するものとす
る。リードグループ1(RG1)は、電子部品Sの本体
の上部に、リードタイプ1のリード端子形成部位が8箇
所設けられており、このうち実線で示す5箇所にリード
端子が形成され、点線で示す3箇所はリード端子が形成
されていないリード抜け端子Sdである。また、リード
グループ2(RG2)は電子部品の本体の上部に、リー
ドタイプ2のリード端子形成部位が3箇所設けられ、全
てにリード端子が形成されている。また、リードグルー
プ3(RG3)は、本体の下部の9箇所にリード端子形
成部位が設けられ、全てにリード端子が形成されてい
る。
【0058】従って、この「データ編集初期画面」では
「リードタイプ数」は「2」とし、「リードタイプ」は
それぞれのリード幅,長さを設定する。また、「リード
グループ数」は「3」と設定する。
【0059】「リードグループ数」が設定されると、次
は、図示しないが、「リードグループデータ設定画面」
に移る。リードグループデータ設定画面には、図14で
示した実画像が薄灰色で表示されており、この実画像に
重ねて部品ライブラリデータのグラフィックが作成され
る。
【0060】まず、リードグループ1を選択し、以下そ
のデータを入力する。入力データは、図16(b)に示
すとおりであり、グループ中心位置Xは、そのリードグ
ループのX方向の中心位置を、またグループ先端位置Y
は、本体側ではないリード端子の先端のY方向の位置
を、電子部品の中心からのX方向及びY方向の位置とし
て、ミリメートル単位(mm)で入力する。また、グル
ープ方向は、電子部品の中心からY方向を角度0度とし
たときの回転角度を入力する。なお、このグループ方向
の角度により、X,Yの座標も回転する。さらに、リー
ドピッチはリード端子間のピッチが、ミリメートル単位
(mm)で入力され、リード本数は形成されたリード端
子の本数が入力される。また、リードタイプが複数ある
場合(「データ編集初期画面」において「リードタイプ
数」の設定を行った場合)に限り、リードタイプ番号が
入力される。ここでは、リードタイプ1は番号「1」、
リードタイプ2は番号「2」として入力する。なお、こ
れらのデータの入力の順序は問わない。また、リードグ
ループ1には、図15に示すとおり、リード抜け端子が
存在するが、この設定については、後述する。
【0061】一方、これらのデータが入力され確定され
た部分から図16(a)に示すように黄色の長方形を一
つの端子としてグラフィックが作成される。実際には、
これらのグラフィックは、最初に取り込んだ実画像上に
重ねて作成されるが、便宜上、省略する(以下図20ま
で同様)。
【0062】次に、リードグループ2を選択し、リード
グループ2のデータ入力を行う。このリードグループ2
が選択された時点で、黄色で示されたリードグループ1
のグラフィックは、緑色に変化する(図17(a))。
【0063】リードグループ2のデータは図17(b)
に示すとおりであり、リードグループ1の場合と同様、
データ入力により確定された部分から同図(a)に示す
とおり、グラフィックが黄色で作成される。同様に、リ
ードグループ3を選択し、図18(b)に示すリードグ
ループ3のデータ設定を行う。このリードグループ3が
選択された時点で、リードグループ2のグラフィック
は、リードグループ1と同じく、緑色となる。リードグ
ループ3のグラフィックは黄色で作成され(図18
(a))、全てのデータを入力し、画面の切り替えが行
われると、画面上のグラフィックは、全て緑色で示され
る。
【0064】ところで、前述したとおり、本実施形態の
部品ライブラリデータのリードグループ1には、リード
抜け端子が存在するため、ここで、リード抜け端子の入
力を行う。まず、画面をリードグループ1の設定画面に
移し、図示しないが「リード抜け端子データ設定画面」
へ移る。
【0065】まず、ここで、リード抜けブロック数
「2」を入力する。次にリード抜けブロックを選択し、
リード抜けブロックデータの入力を行う。図19(b)
はリード抜けブロック1のデータであり、抜け本数及び
抜けスタートの位置を入力する。抜けスタートの位置
は、リードグループ1の左端の端子から何個目として入
力される。
【0066】一方、これらの抜け端子データが入力され
確定された部分から同図(a)に示すように水色の長方
形を一つの端子としてグラフィックが作成される。
【0067】次に、リード抜けブロック2を選択し、リ
ード抜けブロック2のデータの入力を行う。このリード
抜けブロック2が選択された時点で、水色の長方形で示
されたリード抜けブロック1のグラフィックは、赤色に
変化する(図20(a))。
【0068】リード抜けブロック2のデータは図20
(b)に示すとおりであり、リード抜けブロック1の場
合と同様、データ入力により確定された部分から同図
(a)に示すとおり、グラフィックが水色の長方形で作
成される。
【0069】全てのデータを入力し、画面の切り替えを
行うと、画面上のグラフィックは、リード端子が形成さ
れた部分は緑色で、且つリード端子が形成されていない
部分は赤色で示される。
【0070】以上説明したデータの入力の順序は、上記
の順に限らず、図21に示すとおり矢印に従って画面の
切り替えが可能であり、リードグループ1のデータを設
定した後、リード抜け端子ブロックのデータ入力を行
い、その後リードグループ2、3のデータの入力を行っ
てもよい。また、データの修正を行う場合も、順序は問
わない。その際、指定されたリードグループは黄色、そ
れ以外のリードグループは緑色、また、抜け端子データ
を入力する場合は、指定されたリード抜けブロックは水
色、それ以外のリード抜けブロックは赤色のグラフィッ
クで表示される。
【0071】なお、この実施形態では、リード端子が形
成されていない部位に着目し、このリード端子が形成さ
れていないリード抜け端子を複数のリード抜けブロック
に分類して入力しているが、リード端子の配置が単純な
場合は、リード端子(リード端子が形成されている部
位)のグループ分けのみで入力するようにしてもよい。
【0072】以上のように本実施形態では、電子部品S
のボール端子やリード端子の個数及び配置を部品ライブ
ラリデータとして入力する場合に、現在処理対象となっ
ているデータと、入力済のデータとを異なる色彩のグラ
フィックで表現するため、処理対象のデータを一目で確
認することができると共に、一度設定したデータを再度
設定してしまうといった問題がなくなる。また、処理状
況を一目で把握することができる。
【0073】また、部品装着に先立ち、実装する電子部
品Sの部品ライブラリデータをES62から読み出して
展開し、端子の個数や各端子の配置位置を、対象部品の
端子の個別配置データとしてRAM603内に記憶して
おくようにしているため、端子位置の照合などのデータ
処理を迅速に行うことができる。
【0074】なお、この実施形態では、部品ライブラリ
データをオペレータが入力するようにしているが、部品
認識カメラで対象となる電子部品を撮像し、その部品像
から、自動的に部品ライブラリデータが作成されるよう
してもよい。
【0075】また、本発明は、本実施形態で示したBG
AやSOPに限らず、QFPやエッジデータ等あらゆる
電子部品に適用されることはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子部品の部品
データ処理装置及びこれを備えた電子部品装着装置によ
れば、電子部品の部品ライブラリデータの処理を行う際
に、現在処理対象となっているデータの確認が容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る部品データ入力装置
を組み込んだ電子部品装着装置の平面図である。
【図2】実施形態に係る部品データ入力装置を中心とし
た電子部品装着装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】BGAを部品認識カメラで撮像した実部品像を
示す図である。
【図4】図3の実部品像ををグラフィック化した図であ
る。
【図5】BGAのボールグループデータ設定画面を示す
図である。
【図6】(a)はBGAのボールグループ1設定時のグ
ラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデータ
を示す図である。
【図7】(a)はBGAのボールグループ2設定時のグ
ラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデータ
を示す図である。
【図8】(a)はBGAのボールグループ3設定時のグ
ラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデータ
を示す図である。
【図9】BGAのボール抜けデータ設定画面を示す図で
ある。
【図10】(a)はBGAのボールグループ1の抜けブ
ロック1設定時のグラフィックを示し、(b)はその部
品ライブラリデータを示す図である。
【図11】(a)はBGAのボールグループ1の抜けブ
ロック2設定時のグラフィックを示し、(b)はその部
品ライブラリデータを示す図である。
【図12】(a)はBGAのボールグループ1の抜けブ
ロック3設定時のグラフィックを示し、(b)はその部
品ライブラリデータを示す図である。
【図13】BGAの部品ライブラリデータの設定におけ
る画面の切り替えを示す図である。
【図14】SOPを部品認識カメラで撮像した実部品像
を示す図である。
【図15】図14の実部品像をグラフィック化した図で
ある。
【図16】(a)はSOPのリードグループ1設定時の
グラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデー
タを示す図である。
【図17】(a)はSOPのリードグループ2設定時の
グラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデー
タを示す図である。
【図18】(a)はSOPのリードグループ3設定時の
グラフィックを示し、(b)はその部品ライブラリデー
タを示す図である。
【図19】(a)はSOPのリードグループ1の抜けブ
ロック1設定時のグラフィックを示し、(b)はその部
品ライブラリデータを示す図である。
【図20】(a)はSOPのリードグループ1の抜けブ
ロック2設定時のグラフィックを示し、(b)はその部
品ライブラリデータを示す図である。
【図21】SOPの部品ライブラリデータの設定におけ
る画面の切り替えを示す図である。
【符号の説明】
1 電子部品装着装置 6 制御ユニット 60 制御部本体 61 タッチパネル 62 外部記憶装置(ES) S 電子部品 Sa ボール端子 Sb ボール抜け端子 Sc リード端子(リードタイプ1) Sd リード抜け端子(リードタイプ1) Se リード端子(リードタイプ2)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA03 AA04 AA11 AA15 AA23 CC03 CC04 DD12 DD21 DD31 EE03 EE24 EE37 FF24 FF26 FF28 FF34 FG10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の多数の部品要素の配置及び/
    または個数に関する部品ライブラリデータを、関連する
    1以上の単位データからなる複数のデータ群に分類し、
    当該データ群毎に入力可能な入力手段と、 前記入力手段による入力動作に追従しながら各データ群
    のデータをグラフィック化して、これを表示する表示手
    段とを備え、 前記表示手段は、入力済のデータ群のグラフィックを表
    示している場合に、処理対象のデータ群のグラフィック
    をこれと異なる色彩で表示することを特徴とする電子部
    品の部品データ処理装置。
  2. 【請求項2】 電子部品の多数の部品要素は、部品要素
    が存在しない要素部位としての抜け部品要素を含んでお
    り、 前記抜け部品要素は、これを含む部品要素のデータ群に
    対し抜けデータ群として入力され、 前記表示手段は、前記抜け部品要素を含むデータ群のグ
    ラフィックに対し、抜けデータ群のグラフィックを異な
    る色彩で表示することを特徴とする請求項1に記載の電
    子部品の部品データ処理装置。
  3. 【請求項3】 電子部品の多数の部品要素は、部品要素
    が存在しない要素部位としての抜け部品要素を含んでお
    り、 前記表示手段は、前記抜け部品要素を含む部品要素のデ
    ータ群に対し複数の抜けデータ群として入力され、 前記表示手段は、前記抜け部品要素を含むデータ群のグ
    ラフィックに対し、複数の抜けデータ群のグラフィック
    を異なる色彩で表示すると共に、各抜けデータ群同士の
    グラフィックを相互に異なる色彩で表示することを特徴
    とする請求項1に記載の電子部品の部品データ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 電子部品の多数の部品要素を一括して撮
    像する部品撮像手段と、 撮像した前記電子部品の多数の部品要素の配置及び/ま
    たは個数に関する部品ライブラリデータを入力可能な入
    力手段と、 前記入力手段により入力した部品ライブラリデータをグ
    ラフィック化するグラフィック生成手段と、 前記部品撮像手段により撮像した前記電子部品の実画像
    をモノクロ表示すると共に、前記グラフィック生成手段
    により生成した当該電子部品のグラフィックを、前記実
    画像に重ね合わせてカラー表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする電子部品の部品データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、部品ライブラリデータ
    を関連する1以上の単位データからなる複数のデータ群
    毎に入力可能に構成され、 前記グラフィック生成手段は、入力されたデータ群をデ
    ータ群毎にグラフィック化し、 前記表示手段は、グラフィック化したデータ群毎にその
    グラフィックを前記実画像に重ね合わせて表示すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子部品の部品データ処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の電
    子部品の部品データ処理装置を備えたことを特徴とする
    電子部品装着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017130592A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 富士機械製造株式会社 部品データ取扱装置および部品データ取扱方法並びに部品実装システム
JP2021080924A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 株式会社荏原製作所 ポンプを備えるシステムの制御パラメータを変更する方法、制御パラメータを管理する管理方法、表示方法、管理装置、およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017130592A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 富士機械製造株式会社 部品データ取扱装置および部品データ取扱方法並びに部品実装システム
JP2021080924A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 株式会社荏原製作所 ポンプを備えるシステムの制御パラメータを変更する方法、制御パラメータを管理する管理方法、表示方法、管理装置、およびシステム
JP7385550B2 (ja) 2019-11-15 2023-11-22 株式会社荏原製作所 ポンプを備えるシステムの制御パラメータを変更する方法、制御パラメータを管理する管理方法、表示方法、管理装置、およびシステム

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