JP2000223555A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2000223555A
JP2000223555A JP2249299A JP2249299A JP2000223555A JP 2000223555 A JP2000223555 A JP 2000223555A JP 2249299 A JP2249299 A JP 2249299A JP 2249299 A JP2249299 A JP 2249299A JP 2000223555 A JP2000223555 A JP 2000223555A
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JP
Japan
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light
wafer
reflector
substrate
section
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Application number
JP2249299A
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English (en)
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Hideto Tateno
秀人 立野
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の透過率や受光部の感度の変動に左右さ
れることなく、基板の有無を検知することができる基板
検出装置を備えた基板処理装置を得る。 【解決手段】 ウェハ3に対して光を照射する投光部1
と、ウェハを介して、投光部1より照射された光を受光
する受光部2と、投光部1より投光された投光量と受光
部2により受光された受光量とを比較する減算部10
と、その減算値に基づいて、ウェハ3の有無を検知する
判断部11とから成る基板検知装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光の投光量と受
光量とを比較することにより、基板による光の吸収量を
検出し、該吸収量に基づいて基板の有無を検知する基板
検知装置を備えた基板処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の基板処理装置における基板
検知装置を示す概略説明図である。図4において、1は
投光部、2は受光部、3はこれら投光部1と受光部2と
の間に挿入されたウェハ(またはウェハに設けられる光
検出用マーク)である。従来の基板処理装置におけるウ
ェハ3の検出は、投光部1より受光部2に向けて光を投
光し、受光部2で検出される光がウェハ3(又はそれに
付される前記マーク)により遮られることで、ウェハ3
が有ることを判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成は、受光の有無によりウェハの有無を検知して
いるため、ウェハ(又はそれに付されるマーク)の透過
率が変わった場合、又は受光部2の感度が変わった場
合、その検知のための閾値もそれらに応じて変化させな
ければならず、一つの閾値により種々のウェハの有無を
一定の精度をもって検知することができなかった。例え
ば、透過率N%以下のウェハの有無を検出するように、
受光部感度と閾値が定められた場合に、透過率がN%よ
り大きなウェハの有無を検知しようとすると、ウェハが
有るにも拘わらず、ウェハが無いと判断する場合が生じ
る。
【0004】そこで、この発明は、かかる従来の課題を
解決するためになされたものであり、基板の透過率や受
光部の感度の変動に左右されることなく、基板の有無を
検知することができる検知装置を備えた基板処理装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係る基板処理装置は、基板に対して光
を照射する投光手段と、前記基板を介して、前記投光手
段より照射された光を受光する受光手段と、前記投光手
段より投光された投光量と前記受光手段により受光され
た受光量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記基
板の有無を検知する判断手段とから成る基板検知装置を
備えたものである。
【0006】このような構成によれば、判断手段が投光
量と受光量を比較して、基板による光の吸収または反射
の有無を判断できるので、投光手段と受光手段と比較手
段の初期設定を行っておけば、後は種々の透過率を有す
る基板の有無をそれぞれの透過率などを考慮することな
く検知することができる。
【0007】なお、実施の形態においては、透過率の大
きいウェハの検出において、受光量と投光量との差を大
きくして、検出の確度を高めるために、投光部1から投
光された光がウェハを複数回(2回)通過した後、受光
部2に到達するように構成されている。また、実施の形
態では、基板に対する透過光を検出するようにしている
が、反射光を検出するようにしても良い。
【0008】実施の形態に示される、光をウェハに2回
通して受光部2に検出させるための構成は、ウェハ3に
対して光を投光する投光部1と、投光部1(投光用反射
体6)からウェハ3を通して到達する光を反射する第1
の反射体7と、第1の反射体7により反射された光をウ
ェハ3に向けて反射する第2の反射体8と、第2の反射
体8により反射され、ウェハ3を通して(更に受光用反
射体9を通して)到達する光を受光する受光手段2と、
受光手段2の受光量と投光手段1の投光量を比較して、
その比較結果(減算値)に基づいてウェハの有無を検知
する判断手段12(図3における減算部10と判断部1
1)とを備えてなるものである。なお、実施の形態にお
いて、投光部1と受光部2とは静電シールドされた筐体
4内に配置され、投光部1からの光を投光用反射体6を
介してウェハ方向(第1の反射体方向)に反射し、ま
た、第2の反射体からの光を受光用反射体9を介して受
光部2に導くようにしている。静電シールドされた筐体
4内に投光部1と受光部2を配置することにより、これ
らセンサ部が静電気により破損するのを防止することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を用いて説明する。図1はこの発明に係る基板処理装置
の基板検知装置を示す概略斜視図、図2は導光路形成ガ
イドを示す図、図3は基板検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。これらの図において、1は投光部、2は受
光部、3は基板であるウェハ(またはウェハに付された
マーク)、4は投光部1と受光部2が設置された筐体で
ある。筐体4の側部にはその高さ方向に一列に複数の導
光路形成ガイド5が設けられている。
【0010】これらのガイドは、図2に示されるよう
に、略コ字形状(くし歯状)をなし、二つの基部5a,
5bとその先端側に形成される第1コーナ部5c、第2
コーナ部5dとを有し、二つの基部5a、5bそれぞれ
の近傍における筐体4内にそれぞれ投光部1と受光部2
が設けられている。なお、図2(b)は、左側が図2
(a)のA方向矢視図、右側が同じくB方向矢視図であ
る。
【0011】これら各ガイドには、基部5aに対する先
端部(第1コーナ部5c)の左右いずれか一方側(図2
(a)のA方向視では右側)に設けられ、基部5a側
(投光部)から進行してきた光を隣設ガイド5A(図で
は右側の隣設ガイド)方向に反射する投光用反射体6
と、隣接ガイド5Aの第1コーナ部5c(ガイド5側で
ある左側)に前記投光用反射体6に対向して設けられ、
投光用反射体6より反射された光を上記隣設ガイド5A
の先端辺に沿って第2コーナ部5dに進行するように反
射する第1反射体7(なお、第1コーナ部5cの右側に
は、その基部側の投光部1Aより投光された光を更に右
側隣ガイド5Bに反射させる投光用反射体6Aが設けら
れている)と、隣設ガイド5Aの第2コーナ部5d左側
(ガイド5に対向する側)に設けられ、第1反射体7に
より反射された光をガイド5の第2コーナ部5dに反射
する第2反射体8(なお、ガイド5Aの第2コーナ部5
dの右側には受光部2Aに光を反射させる受光用反射体
9Aが設けられている)と、ガイド5の第2コーナ部5
dに設けられ、第2反射体8により反射された光を基部
5b側に設けられた受光部2に進行させる受光用反射体
9とが設けられてなる光学系ユニットが並設されてい
る。
【0012】なお、各反射体は金属表面にミラー蒸着を
施して形成されている。また、各ガイドの間隔は4.7
6mmであり、また各ガイドの間隔方向の厚さは薄く
(1.5mm)されて、約1.7mmの厚さを有するウ
ェハがこれらガイドに当接することなく挿入できるよう
挿入間隔が設けられている。
【0013】以上の構成において、ウェハ3は各ガイド
(ここでは、ガイド5,5A,5B)間に挿入され、例
えば、投光部1より投光された光は各ガイド間で2回、
すなわち、投光用反射体6と第1反射体7との間と、第
2反射体8と受光用反射体9との間でそれぞれ1回ずつ
ウェハを透過した後、受光部1により受光される。
【0014】このように、投光部1からの光を2度ウェ
ハ3を透過させて受光部2で検出するようにしたのは、
透明に近い(透過率の高い)ウェハ3による光の減衰量
を大きくして、受光部2で検出させることで、投光量に
対する受光量の差を大きくしてウェハ3の検出の正確性
を高めるためである。
【0015】図3に示されるように、判断手段12の減
算部10において投光量と受光量とを比較演算する場合
に、その差が大きくなるように光学系路を構成すること
により、判断部11によるウェハ3の検出の正確性を高
めることができる。ガラスウェハの場合、一般的な透過
率は92%であるので、光を2回通すことにより、受光
量は投光量に対して84%まで減衰するので、投光量の
16%以上の精度を有する光センサを使用することが可
能となる。
【0016】なお、従来の基板検出装置は、実施の形態
で示した導光路形成ガイドに代わり、くし歯状の突起片
の先端部に受光部または投光部を設けていたので、静電
気や衝撃による破損の恐れがあった(±8KVの静電ノ
イズで誤動作又は故障していた)が、この実施の形態に
おいては、静電シールドが施された筐体4内に投光部1
や受光部2を設けるようにしたので、静電気や衝撃によ
る破損の恐れが無くなる(±10KVの静電ノイズによ
っても誤動作しない)。特に、ウェハには高圧の静電気
が発生し易いので、静電シールドされる構成は、ウェハ
検出装置を効果的に保護し得る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明は、基板に対して光を照射する投光手段と、前記基板
を介して、前記投光手段より照射された光を受光する受
光手段と、前記投光手段より投光された投光量と前記受
光手段により受光された受光量とを比較し、その比較結
果に基づいて、前記基板の有無を検知する判断手段とか
ら成る基板検知装置を備え、投光量と受光量とに基づい
て、基板の有無を検知するようにしたので、基板の透過
率や受光部の感度の変動に左右されることなく、基板の
有無を検知することができる検知装置を備えた基板処理
装置を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における基板検知装置を
備えた基板処理装置を示す概略斜視図である。
【図2】実施の形態における導光路形成ガイドを示す図
である。
【図3】基板検知装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の基板処理装置の基板検知装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,1A 投光部(投光手段) 2,2A 受光部(受光手段) 3 ウェハ 4 筐体 5,5A,5B 導光路形成ガイド 6,6A 投光用反射体 7 第1反射体 8 第2反射体 9,9A 受光用反射体 10 減算部 11 判断部 12 判断手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して光を照射する投光手段と、 前記基板を介して、前記投光手段より照射された光を受
    光する受光手段と、 前記投光手段より投光された投光量と前記受光手段によ
    り受光された受光量とを比較し、その比較結果に基づい
    て、前記基板の有無を検知する判断手段とから成る基板
    検知装置を備えた基板処理装置。
JP2249299A 1999-01-29 1999-01-29 基板処理装置 Pending JP2000223555A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135514A (ja) * 2009-01-26 2009-06-18 Omron Corp ウェハ検出用センサ
US8688006B2 (en) 2010-07-30 2014-04-01 Ricoh Company, Ltd. Drive transmission device including a detection device and a protection member made of a conductive material

Cited By (2)

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JP2009135514A (ja) * 2009-01-26 2009-06-18 Omron Corp ウェハ検出用センサ
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