JP2000223447A - 研磨ヘッド及び研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

研磨ヘッド及び研磨装置及び研磨方法

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JP2000223447A
JP2000223447A JP2367199A JP2367199A JP2000223447A JP 2000223447 A JP2000223447 A JP 2000223447A JP 2367199 A JP2367199 A JP 2367199A JP 2367199 A JP2367199 A JP 2367199A JP 2000223447 A JP2000223447 A JP 2000223447A
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polishing
polished
ring
polishing head
elastic film
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JP2367199A
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English (en)
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Eiji Matsukawa
英二 松川
Akira Ishikawa
彰 石川
Tatsuya Chiga
達也 千賀
Akira Miyaji
章 宮地
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Nikon Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMP研磨装置に於いて、ウェハ周辺部ま
で研磨均一性を確保するばかりでなく、エッジカット
(EE;edge exclusion)を極力小さくする研磨ヘッド
及び研磨装置及び研磨方法を提供することである。 【解決手段】研磨ヘッドに保持した被研磨部材を研磨体
の表面に加圧しつつ、前記被研磨部材と前記研磨体との
間に研磨剤を介在させた状態で、被研磨部材と研磨体と
を相対移動させることにより、被研磨部材を研磨する研
磨装置に用いられる研磨ヘッドであり、この研磨ヘッド
に、被研磨部材が保持される弾性膜と弾性膜の外周部が
固定されるリングとリングが固定される可撓性保持部材
と弾性膜を境界の一部として研磨ヘッドの内部に形成さ
れる気密空間と気密空間を形成するために前記リングに
設けられた気密部材とを具えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばULSI等
の半導体を製造するプロセスにおいて実施される半導体
デバイスの平坦化研磨に用いるのに好適なCMP用研磨
装置に用いる研磨ヘッド及びCMP用研磨装置及び研磨
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化、微細化に伴
って半導体製造プロセスの工程が増加し複雑になってき
ている。これに伴い、半導体デバイスの表面は必ずしも
平坦ではなくなってきている。表面に於ける段差の存在
は配線の段切れ、局所的な抵抗の増大などを招き、断線
や電気容量の低下をもたらす。また、絶縁膜では耐電圧
劣化やリークの発生にも繋がる。
【0003】一方、半導体集積回路の高集積化、微細化
に伴って光リソグラフィの光源波長は短くなり、開口数
いわゆるNAが大きくなってきていることに伴い、半導体
露光装置の焦点深度が実質的に浅くなってきている。焦
点深度が浅くなることに対応するためには、今まで以上
にデバイス表面の平坦化が要求されている。このような
半導体表面を平坦化する方法としては、化学的機械的研
磨(Chemical Mechanical Polishing又はChemical Mecha
nical Planarization 、これよりCMP と呼ぶ)技術が有
望な方法と考えられている。
【0004】CMP技術はシリコンウェハの鏡面研磨法
を基に発展しており、図8に示すような装置を用いて行
われている。図8で100はCMP研磨装置、102は
研磨パッド、103は研磨ヘッド、104は被研磨部材
( ウエ ハ) 、105は研磨剤供給部、106は研磨剤で
ある。研磨パッド102は、定盤107の上に貼り付け
られ、研磨パッドと定盤とで研磨体108を構成してい
る。研磨パッドとして発泡ポリウレタンよりなるシート
状の研磨布が多く用いられている。この装置はウェハの
被研磨面に加圧Pを加えながら研磨パッドと研磨ヘッド
をそれぞれ回転109、110させ、更に研磨ヘッドに
揺動111を加えることによってウェハと研磨パッドと
の間に相対運動を与え、ウェハ上の半導体デバイス表面
を研磨する装置である。機械的作用と、研磨剤106の
化学的作用との相乗的作用により良好な研磨が行われ
る。
【0005】しかしながら、発泡体の研磨パッドを用い
る場合、一般に、(1) 縁だれが大きい。(2) 荷重がかか
ると圧縮変形を起こす。(3) 発泡部に研磨剤が目詰まり
を起こすなどの問題があった。特に、ウェハを研磨する
場合、ウェハ全体での研磨均一性は良い、即ち研磨され
る厚みはウェハ全体で均一であるが、半導体デバイスの
パターン付のウェハでの段差解消性、即ち、研磨平坦性
は良くなく、研磨によって解消すべきパターンの段差が
なかなか解消しなかった。
【0006】このような理由から、最近では、無発泡
で、且つ発泡パッドよりも硬質の研磨パッドが注目され
始めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、研磨パ
ッドを硬質にした場合、発泡体の研磨パッドを用いる場
合とは逆に、研磨平坦性は向上するが研磨均一性が低下
するという問題がある。更に、一般にCMP研磨におい
てはウェハの周辺部が均一に研磨されないため、周辺部
を除去して(これをエッジカットと呼ぶ)均一研磨され
ている部分のみを利用していたが、最近ではウェハ全面
を利用しようとする要望が高まっており、そのために、
ウェハ周辺部まで研磨均一性が要求されている。即ちエ
ッジカット(EE;edge exclusion)を如何に小さくす
るかが課題となっている。
【0008】本発明はこの点を解決するためになされた
もので、硬質の研磨パッドを用いても、研磨平坦性のみ
ならず、研磨均一性が良好であり、エッジカットを出来
るだけ小さくする研磨装置を提供することを課題として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、研磨中のウェハの、研磨パッドへの圧
力の掛け方を工夫した。即ちウェハに圧力を掛ける際
に、リングに貼り付けられた弾性膜にウェハを取り付
け、この弾性膜を介してウェハに圧力を掛けるようにし
た。
【0010】そのため本発明は第一に、「研磨ヘッドに
保持した被研磨部材を研磨体の表面に加圧しつつ、前記
被研磨部材と前記研磨体との間に研磨剤を介在させた状
態で、前記被研磨部材と前記研磨体とを相対移動させる
ことにより、前記被研磨部材を研磨する研磨装置に用い
られる研磨ヘッドであって、前記研磨ヘッドが、前記被
研磨部材が保持される弾性膜と前記弾性膜の外周部が固
定されるリングと前記リングが固定される可撓性保持部
材と前記弾性膜を境界の一部として前記研磨ヘッドの内
部に形成される気密空間と前記気密空間を形成するため
に前記リングに装着される気密部材とを具えることを特
徴とする研磨ヘッド(請求項1)」を提供する。
【0011】第二に、「前記リングの内径をRとし、前
記被研磨部材の直径をrとしたとき、 0.92≦R/r≦0.94 1.02≦R/r≦1.05 の関係を満足する請求項1記載の研磨ヘッド(請求項
2)」を提供する。
【0012】第三に、「前記リングの内径をR、前記被
研磨部材の直径をr、前記弾性膜を介する前記被研磨部
材への加圧力をP、リテーナリングへの加圧力をpとし
たとき、 0.94<R/r<1.02 且つ 2≦P/p≦5 の関係を満足する請求項1記載の研磨ヘッド(請求項
3)」を提供する。
【0013】第四に、「研磨ヘッドに保持した被研磨部
材を研磨体の表面に加圧しつつ、前記被研磨部材と前記
研磨体との間に研磨剤を介在させた状態で、前記被研磨
部材と前記研磨体とを相対移動させることにより、前記
被研磨部材を研磨する研磨方法において、前記研磨ヘッ
ドが、前記被研磨部材が保持される弾性膜と前記弾性膜
の外周部が固定されるリングと前記リングが固定される
可撓性保持部材と前記弾性膜を境界の一部として前記研
磨ヘッドの内部に設けられる気密空間と前記気密空間を
形成するために前記リングに装着される気密部材とを具
え、前記リングの内径をR、前記被研磨部材の直径を
r、前記弾性膜への加圧力をP、前記被研磨部材への加
圧力をpとしたとき、 0.94<R/r<1.02 且つ 2≦P/p≦5 の関係を満足する研磨方法(請求項4)」を提供する。
【0014】第五に、「請求項1〜3何れか1項記載の
研磨ヘッドを具えることを特徴とする研磨装置(請求項
5)」を提供する。第六に、「前記被研磨部材が、半導
体プロセスに於けるウェハであることを特徴とする請求
項1〜3何れか1項記載の研磨ヘッド(請求項6)」を
提供する。第七に、「前記被研磨部材が、半導体プロセ
スに於けるウェハであることを特徴とする請求項5記載
の研磨装置(請求項7)」を提供する。
【0015】第八に、「前記被研磨部材が、半導体プロ
セスに於けるウェハであることを特徴とする請求項4記
載の研磨方法(請求項8)」を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図1、図2を用い、本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1は本発明の実施の
形態の研磨ヘッドである。図1の研磨ヘッドは、弾性膜
13と、リング12と、可撓性保持部材8と気密部材1
4とを具える。弾性膜13はリング12にその外周部で
固定され、更に、リング12は可撓性部材8に固定さ
れ、可撓性部材8の他端が研磨ヘッドの本体部分にA部
18で固定されている。可撓性保持部材としては、例え
ばダイアフラムのような弾性のある材料が好ましく用い
られる。リング12の外縁に沿って気密部材14が装着
され、研磨ヘッドとの気密性を確保することによって、
研磨ヘッド内に気密空間9を形成している。気密空間9
には第2の加圧源から高圧流体が供給され、気密空間9
を高圧流体で充たす。被研磨部材4を研磨するため、弾
性膜13に被研磨部材4が保持され、被研磨部材4はリ
テーナリング15により横方向の動きが規制される。被
研磨部材の弾性膜への保持方法には特に制限がないが、
表面張力による保持方法は好ましい。被研磨部材4はリ
テーナリング15と一緒に研磨体18の表面に研磨圧を
与えるべく加圧される。この加圧力は被研磨部材4に対
する加圧力Pとリテーナーリング15に対する加圧力p
とに分解される。被研磨部材に対する加圧力Pは、被研
磨部材が弾性膜13に保持されているので、弾性膜に対
する加圧力Pに等しい。加圧は第1の加圧源11、第2
の加圧源10の2系統から与えられる。これら第1、第
2の加圧源の関係は図3に示されている。図3に於いて
第1の加圧源11は研磨ヘッド全体に対するものであ
り、第2の加圧源10は高圧流体により弾性膜を介して
被研磨部材に与えられるものである。これら第1、第2
の加圧源による加圧は、リテーナリングと被研磨部材と
に各々加圧力p(16)、加圧力P(17)とを与え
る。
【0017】ここで研磨膜厚の均一性を得るために、リ
ング12の内径Rと被研磨部材の直径rとの間には 0.92 ≦R/r≦0.94 または 1.02≦R/r≦1.05 の関係が成立することが好ましい。
【0018】以上の条件では、加圧力p、加圧力Pに無
関係に研磨膜厚の均一性を得ることができる。また、R
/rが、以上の範囲外を含む 0.94<R/r<1.02 のときにも、同時に 2≦P/p≦5 の関係が成立すれば研磨膜厚の均一性を得ることができ
る。
【0019】図2は本発明の実施の形態の研磨装置であ
る。2は研磨パッド、1は研磨ヘッド、4は被研磨部材
( ウエ ハ) 、5は研磨剤供給部、6は研磨剤である。こ
の装置はウェハ4の被研磨面に加圧力P、リテーナリン
グ15に加圧力pを加えながら研磨パッドを回転19さ
せ、更に研磨ヘッドを回転20させるとともに、揺動2
1を加えることによってウェハと研磨パッドとの間に相
対運動を与え、ウェハ4上の半導体デバイス表面が研磨
される。
【0020】研磨パッド2として、発泡タイプ、無発泡
タイプどちらのものを用いても本発明の効果は変わらな
かった。
【0021】
【実施例】[実施例1]本実施例の研磨ヘッド1は、図
4の上図にその全体図が、上図の〇で囲んだ部分の拡大
図が下図に示されている。研磨ヘッド1は、円筒状で、
下面にウェハ4を貼りつけるよう作られており、アルミ
ニウムから成る内径φ130 −170 mmのリング12に弾
性膜13( ロデールニッタ製R201) を貼り、この弾性膜
付きリングを、気密部材としてOリング14を介してシ
リンダー内に配している。15はリテーナリングで、ウ
ェハ4の飛び出し防止用のリングである。9は被研磨部
材4を加圧する為の気密空間であり、エアシリンダーを
高圧流体源として加圧される。更に研磨ヘッド1は、全
体がエアシリンダーで研磨体に向けて加圧され、被研磨
部材4とリテーナリング15は、独立に加圧出来る構造
になっている。
【0022】以上のような研磨ヘッドを備えた図2に示
す研磨装置に於いて、2は研磨パッド、1は研磨ヘッ
ド、4は被研磨部材( ウエ ハ) 、5は研磨剤供給部、6
は研磨剤である。図2に於いて、螺旋状のV溝( ピッチ
0.5 mm、凸部幅0.15mm、図5に示す) と格子状の凹
溝( ピッチ15mm、深さ0.5 mm) の両方を有し、エポ
キシ樹脂からなる、無発泡、硬質タイプのパッドをφ80
0 mm、厚み20mmのアルミベースプレート上に固定し
た研磨パッド2を、定盤7の上に固定したものを研磨体
3とした。
【0023】以上のような。研磨装置で、弾性膜に熱酸
化膜が1 μm 成膜された6 インチシリコンウエハを表面
張力で弾性膜に固定し、以下に示す加工条件で、補正リ
ングの内径と加圧系をパラメータとして研磨実験を行っ
た。 ・研磨パッド回転数:50rpm ・研磨ヘッド回転数:50rpm ・揺動距離:30mm ・揺動頻度:15 往復/ 分 ・研磨剤: キャボット社製SEMI Supers25 を2 倍に希釈 ・研磨剤流量:200ml/ 分 ・研磨時間:3分 上記条件での実験結果を図6に示す。図6は6インチ
(Φ150mm)ウエハの中心を通る直線上に於ける残
膜厚を1mm 間隔で測定し、研磨均一性を評価したデータ
である。各データを示すグラフ上の数字140〜158
はリング12の内径である。各データに於いて、〇、
□、△は各々ウェハ4とリテーナリング15に対する異
なる加圧力の組み合わせを示したものである。
【0024】図6より、6 インチウェハの場合、リング
の内径がφ140及びφ154及びΦ158ではエッジ
カットは5mm程度あるものの、加圧系に依存せず安定
した均一性が得られることを示す。図6には示されない
が、リングの内径を上記内径の前後で若干振っても尚、
加圧系に依存せず安定した研磨均一性が得られることが
わかった。結局ウェハの径に対するリングの径の比が、
0.92以上、0.94以下、1.02以上、1.05
以下で加圧系に依存せず安定した研磨均一性が得られる
ことがわかった。
【0025】更に図6は、リングの内径がφ144及び
φ150では異なる加圧力の組み合わせで研磨均一性が
変化することを示している。リングの内径が上記の前後
の範囲(ウェハの径に対するリングの径の比が、0.9
4以上、1.02以下)であっても、リテーナリングと
被研磨部材とに対する加圧力を各々pとPとしたとき、
P/pが2以上5以下のときに、エッジカット2.5m
m、研磨均一性±7%が得られた。 [実施例2]6 インチウェハを8 インチウェハに替え、
図4に示した実施例1 で用いたのと、同様であるが、寸
法のみが異なる研磨ヘッドと、図2の研磨装置を用い、
同様の実験を行ったところ、リングの内径Rがウェハの
直径rに対して、 0.92≦R/r≦0.94 または 1.02≦R/r≦1.05 である場合には、ウェハとリテーナリングに対する異な
る加圧力の組み合わせに対して、即ち加圧系に依存せず
安定した均一性が得られることを確認した。更にリング
の内径Rがウェハの直径rに対して、 0.94<R/r<1.02 である場合にウェハを支持した弾性膜への加圧Pと研磨
対象物保持部全体への加圧pが、 2<P/p<5 の関係があるときにエッジカットが小さくなり研磨均一
性が向上することが確認された。
【0026】以上の結論の元になる実験データの一部が
図7に示されている。即ち〇、×、●、◇に対応する、
弾性膜への加圧Pと研磨対象物保持部全体への加圧pの
各種加圧条件に対して、エッジカットが小さくなり研磨
均一性が向上しており、この加圧条件は、2<P/p<
5に対応する。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、発泡性の
研磨パッド、無発泡で硬質の研磨パッドのどちらを用い
ても、研磨平坦性と研磨均一性の両方に優れた研磨ヘッ
ド、更には研磨装置が提供できる。更に、リングの内径
と被研磨部材の直径との関係を適当に選ぶことにより、
更には被研磨部材への加圧力とリテーナーリングへの加
圧力の比を調整することにより、エッジカットが少な
く、被研磨部材の周辺まで均一に研磨することが出来る
研磨方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の研磨ヘッドの概念図であ
る。
【図2】本発明の研磨装置の概念図である。
【図3】本発明の実施の形態の研磨ヘッドの第一、第二
の加圧の関係を示す概念図である。
【図4】実施例1、2における研磨ヘッドを示す図であ
る。
【図5】実施例1、2における研磨パッドの溝の断面形
状を示す図である。
【図6】実施例1における研磨均一性を評価したデータ
である。
【図7】実施例2における研磨均一性を評価したデータ
である。
【図8】従来のCMP装置を示す図である。
【符号の説明】
1 研磨ヘッド 2 研磨パッド 3 研磨体 4 ウェハ(被研磨部材) 5 研磨剤供給部 6 研磨剤 7 定盤 8 可撓性保持部材 9 気密空間 10 第2の加圧源 11 第1の加圧源 12 リング 13 弾性膜 14 Oリング( 気密部材) 15 リテーナリング 16 加圧力p 17 加圧力P 18 A部 19 回転 20 回転 21 揺動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮地 章 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AA09 AA12 AB04 BA05 BB04 CB01 CB02 CB10 DA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨ヘッドに保持した被研磨部材を研磨体
    の表面に加圧しつつ、前記被研磨部材と前記研磨体との
    間に研磨剤を介在させた状態で、前記被研磨部材と前記
    研磨体とを相対移動させることにより、前記被研磨部材
    を研磨する研磨装置に用いられる研磨ヘッドであって、
    前記研磨ヘッドが、前記被研磨部材が保持される弾性膜
    と前記弾性膜の外周部が固定されるリングと前記リング
    が固定される可撓性保持部材と前記弾性膜を境界の一部
    として前記研磨ヘッドの内部に形成される気密空間と前
    記気密空間を形成するために前記リングに装着される気
    密部材とを具えることを特徴とする研磨ヘッド。
  2. 【請求項2】前記リングの内径をRとし、前記被研磨部
    材の直径をrとしたとき、 0.92≦R/r≦0.94 1.02≦R/r≦1.05 の関係を満足する請求項1記載の研磨ヘッド。
  3. 【請求項3】前記リングの内径をR、前記被研磨部材の
    直径をr、前記弾性膜を介する前記被研磨部材への加圧
    力をP、リテーナリングへの加圧力をpとしたとき、 0.94<R/r<1.02 且つ 2≦P/p≦5 の関係を満足する請求項1記載の研磨ヘッド。
  4. 【請求項4】研磨ヘッドに保持した被研磨部材を研磨体
    の表面に加圧しつつ、前記被研磨部材と前記研磨体との
    間に研磨剤を介在させた状態で、前記被研磨部材と前記
    研磨体とを相対移動させることにより、前記被研磨部材
    を研磨する研磨方法において、前記研磨ヘッドが、前記
    被研磨部材が保持される弾性膜と前記弾性膜の外周部が
    固定されるリングと前記リングが固定される可撓性保持
    部材と前記弾性膜を境界の一部として前記研磨ヘッドの
    内部に設けられる気密空間と前記気密空間を形成するた
    めに前記リングに装着される気密部材とを具え、前記リ
    ングの内径をR、前記被研磨部材の直径をr、前記弾性
    膜への加圧力をP、前記被研磨部材への加圧力をpとし
    たとき、 0.94<R/r<1.02 且つ 2≦P/p≦5 の関係を満足する研磨方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3何れか1項記載の研磨ヘッド
    を具えることを特徴とする研磨装置。
  6. 【請求項6】前記被研磨部材が、半導体プロセスに於け
    るウェハであることを特徴とする請求項1〜3何れか1
    項記載の研磨ヘッド。
  7. 【請求項7】前記被研磨部材が、半導体プロセスに於け
    るウェハであることを特徴とする請求項5記載の研磨装
    置。
  8. 【請求項8】前記被研磨部材が、半導体プロセスに於け
    るウェハであることを特徴とする請求項4記載の研磨方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7897007B2 (en) 2000-07-31 2011-03-01 Ebara Corporation Substrate holding apparatus and substrate polishing apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7897007B2 (en) 2000-07-31 2011-03-01 Ebara Corporation Substrate holding apparatus and substrate polishing apparatus

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