JP2000223235A - 防水シール装着装置 - Google Patents

防水シール装着装置

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JP2000223235A
JP2000223235A JP11026181A JP2618199A JP2000223235A JP 2000223235 A JP2000223235 A JP 2000223235A JP 11026181 A JP11026181 A JP 11026181A JP 2618199 A JP2618199 A JP 2618199A JP 2000223235 A JP2000223235 A JP 2000223235A
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Japan
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seal
waterproof
waterproof seal
supply
moving
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JP11026181A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Ishizuka
安正 石塚
Akira Miyoshi
明 三好
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水シールの安定供給を図ると共に、防水シ
ール変更時の段取り替え作業の容易化を図った防水シー
ル装着装置を提供する。 【解決手段】 防水シールが整列供給される複数のパー
ツフィーダ37、38と、整列供給された防水シールか
らシール供給部に単一の防水シールを移動させる分離移
動機構42を備える。各シール供給部からシール受取部
に形成された各シール嵌合凹部に送給エアにより防水シ
ールを送給案内する複数のシール供給ホース49と、シ
ール受取部を防水シール受取位置と防水シール取出位置
とに移動させる位置移動機構を備える。複数の取出ピン
を有する取出操作シリンダと、各取出ピンから防水シー
ルを受け取る複数のシール保持凹部を有するシールホル
ダ機構を備える。シール保持凹部に姿勢保持された防水
シール位置に対応して、電線端末部を位置決め制御する
と共に、防水シールに電線端末部を挿入するフロント移
動手段30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線端末部に防水
シールを装着するための防水シール装着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電線端末部にゴム等からなるチュ
ーブ状の防水シールを装着し、端子を圧着する電線処理
装置があり、例えば、図18に示される如く、電線処理
装置1は、測長ユニット2と、フロントクランプ3と、
カッターユニット4と、リアクランプ5と、フロントシ
ール送給機構6と、フロントシール装着機構7と、フロ
ント端子圧着ユニット8と、リア端子圧着ユニット9
と、フロント移動手段10と、リア移動手段11とを備
えた構造とされていた。
【0003】そして、プレフィーダ等から電線送給ライ
ンLに沿って矢印P方向に所定量送給された電線が、フ
ロントクランプ3およびリアクランプ5によりそれぞれ
把持され、カッターユニット4により切断処理されて、
フロントクランプ3により把持された電線と、リアクラ
ンプ5により把持された電線とに分離される。
【0004】次に、フロントクランプ3に把持された電
線端末部は、フロントシール装着機構7位置に移動操作
され、フロントシール装着機構7位置で、フロントシー
ル送給機構6により順次送給されてくる防水シールをフ
ロントシール装着機構7が受け取り、電線端末部に套嵌
状に装着される。
【0005】その後、電線端末部はカッターユニット4
位置に戻され、カッターユニット4位置で、カッターユ
ニット4により電線端末部の防水シール装着位置より端
部側の被覆を剥取り、芯線部を露出させる被覆剥取処理
が行われる。
【0006】次に、被覆剥取処理が行われた電線端末部
は、フロント端子圧着ユニット8位置に移動操作され、
フロント端子圧着ユニット8位置で、フロント端子圧着
ユニット8によりその被覆剥取部分に端子が圧着処理さ
れる。
【0007】端子の圧着処理後、電線端末部はフロント
移動手段10の駆動によりカッターユニット4と対向す
る位置に戻される。この後、測長ユニット2により電線
が電線送給ラインLに沿って矢印P方向に所定量送給さ
れる。
【0008】その後、フロントクランプ3およびリアク
ランプ5により電線がそれぞれ把持され、カッターユニ
ット4により切断されて、フロントクランプ3により把
持された電線と、リアクランプ5により把持された電線
とに分離される。そして、フロントクランプ3により把
持された電線端末部は前述と同様に端子の圧着処理がな
される。
【0009】一方、リアクランプ5に把持された電線端
末部は、カッターユニット4位置で、カッターユニット
4により電線端末部の被覆を剥取り、芯線部を露出させ
る被覆剥取処理が行われる。
【0010】次に、被覆剥取処理が行われた電線端末部
は、リア端子圧着ユニット9位置に移動操作され、リア
端子圧着ユニット9位置で、リア端子圧着ユニット9に
よりその被覆剥取部分に端子が圧着処理される。
【0011】端子の圧着処理後、図示しない排出手段に
より電線が所定の電線排出部に排出され、リアクランプ
5はリア移動手段11の駆動によりカッターユニット4
と対向する位置に戻される。このようにして防水シール
が装着された状態で、端子が圧着処理されたハーネスが
順次製造されるように構成されていた。
【0012】この種の電線処理装置1として、例えば、
特開平6−189429号公報に開示のものがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電線処理装置1によれば、防水シールを順次送給す
るシール送給機構6が、他のカッターユニット4、シー
ル装着機構7、端子圧着ユニット8、9、移動手段1
0、11等と同じ架台上に配置された構造であり、他の
機械振動の影響を受けて、防水シールの安定した整列供
給が行い難いという問題があった。
【0014】また、防水シールの変更時の段取り替えに
おいては、シール送給機構6をその都度、架台上より取
り外して取り換える必要があり、面倒で困難な作業とな
っていた。
【0015】そこで、本発明の課題は、防水シールの安
定供給を図ると共に、防水シール変更時の段取り替え作
業の容易化を図った防水シール装着装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の技術的手段は、端子圧着部とシール部とを備え
てなるチューブ状の防水シールを電線端末部に装着する
防水シール装着装置において、防水シールが順次整列供
給される複数のシール整列供給機構と、前記各シール整
列供給機構毎に設けられると共に、整列供給された防水
シールからシール供給部に単一の防水シールを移動させ
る分離移動機構と、前記各分離移動機構のシール供給部
からシール受取部に形成された各シール嵌合凹部にそれ
ぞれ防水シールを送給案内する複数のシール供給ホース
と、前記シール供給部に移動された防水シールに送給エ
アを供給することにより各シール供給ホース内を通じて
前記各シール嵌合凹部に防水シールをそれぞれ移動させ
る送給エア供給機構と、前記シール受取部を各シール供
給ホースからの防水シール受取位置と防水シール取出位
置とに移動させる位置移動機構と、前記シール受取部の
防水シール取出位置で、シール嵌合凹部に嵌合された防
水シールを取り出すべく、各シール嵌合凹部に対応して
設けられた複数の取出ピンを有するシール取出機構と、
前記シール取出機構により取り出された防水シールを受
け取ると共に、電線挿入姿勢に姿勢保持すべく、各取出
ピンに対応して複数のシールホルダ部を有するシールホ
ルダ機構と、前記シールホルダ機構のシールホルダ部に
姿勢保持された防水シール位置に対応して、電線端末部
を位置決め制御すると共に、防水シールに電線端末部を
挿入する電線移動手段と、を備えてなる点にある。
【0017】また、上記課題を解決するための第2の技
術的手段は、端子圧着部とシール部とを備えてなるチュ
ーブ状の防水シールを電線端末部に装着する防水シール
装着装置において、防水シールが順次整列供給される複
数のシール整列供給機構と、前記各シール整列供給機構
毎に設けられると共に、整列供給された防水シールから
シール供給部に単一の防水シールを移動させる分離移動
機構と、前記各分離移動機構のシール供給部からシール
受取部に形成された各シール嵌合凹部にそれぞれ防水シ
ールを送給案内する複数のシール供給ホースと、前記シ
ール供給部に移動された防水シールに送給エアを供給す
ることにより各シール供給ホース内を通じて前記各シー
ル嵌合凹部に防水シールをそれぞれ移動させる送給エア
供給機構と、前記シール受取部を各シール供給ホースか
らの防水シール受取位置と防水シール取出位置とに移動
させる位置移動機構と、前記シール受取部の防水シール
取出位置で、シール嵌合凹部に嵌合された防水シールを
取り出すべく、各シール嵌合凹部に対応して設けられた
複数の取出ピンを有するシール取出機構と、前記シール
取出機構により取り出された防水シールを受け取ると共
に、電線挿入姿勢に姿勢保持すべく、各取出ピンに対応
して複数のシールホルダ部を有するシールホルダ機構
と、前記シールホルダ機構のシールホルダ部に姿勢保持
された防水シールを、電線移動手段による電線端末部の
移動位置に対応して移動させるシールホルダ移動機構
と、を備え、前記シールホルダ移動機構により移動され
た位置における防水シールに対する前記電線移動手段に
よる電線端末部の防水シール方向移動により、防水シー
ルに電線端末部が挿入される点にある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、第1発明の実施形態を図面
に基づいて説明すると、図1は、電線端末部にゴム等か
らなるチューブ状の防水シールを装着し、端子を圧着す
る電線処理装置21を示しており、電線処理装置21
は、前述同様、測長ユニット22と、フロントクランプ
23と、カッターユニット24と、リアクランプ25
と、フロントシール送給機構26と、フロントシール装
着機構27と、フロント端子圧着ユニット28と、リア
端子圧着ユニット29と、所望位置に位置決め制御自在
とされた電線移動手段としてのフロント移動手段30お
よびリア移動手段31とを備えている。
【0019】そして、従来同様、プレフィーダ等から電
線送給ラインLに沿って矢印P方向に所定量送給された
電線が、フロントクランプ23およびリアクランプ25
によりそれぞれ把持され、カッターユニット24により
切断処理されて、フロントクランプ23により把持され
た電線と、リアクランプ25により把持された電線とに
分離される。
【0020】次に、フロントクランプ23に把持された
電線端末部は、フロント移動手段30の駆動によりフロ
ントシール装着機構27位置に移動操作され、フロント
シール装着機構27位置で、フロントシール送給機構2
6により順次送給されてくる防水シールをフロントシー
ル装着機構27が受け取り、電線端末部に套嵌状に装着
される。
【0021】その後、電線端末部はカッターユニット2
4位置に戻され、カッターユニット24位置で、カッタ
ーユニット24により電線端末部の防水シール装着位置
より端部側の被覆を剥取り、芯線部を露出させる被覆剥
取処理が行われる。
【0022】次に、被覆剥取処理が行われた電線端末部
は、フロント端子圧着ユニット28位置に移動操作さ
れ、フロント端子圧着ユニット28位置で、フロント端
子圧着ユニット28によりその被覆剥取部分に端子が圧
着処理される。
【0023】端子の圧着処理後、電線端末部はフロント
移動手段30の駆動によりカッターユニット24と対向
する位置に戻される。この後、測長ユニット22により
電線が電線送給ラインLに沿って矢印P方向に所定量送
給される。
【0024】その後、フロントクランプ23およびリア
クランプ25により電線がそれぞれ把持され、カッター
ユニット24により切断されて、フロントクランプ23
により把持された電線と、リアクランプ25により把持
された電線とに分離される。そして、フロントクランプ
23により把持された電線端末部は前述と同様に端子の
圧着処理がなされる。
【0025】一方、リアクランプ25に把持された電線
端末部は、カッターユニット24位置で、カッターユニ
ット24により電線端末部の被覆を剥取り、芯線部を露
出させる被覆剥取処理が行われる。
【0026】次に、被覆剥取処理が行われた電線端末部
は、リア移動手段31の駆動によりリア端子圧着ユニッ
ト29位置に移動操作され、リア端子圧着ユニット29
位置で、リア端子圧着ユニット29によりその被覆剥取
部分に端子が圧着処理される。
【0027】端子の圧着処理後、図示しない排出手段に
より電線が所定の電線排出部に排出され、リアクランプ
25はリア移動手段31の駆動によりカッターユニット
24と対向する位置に戻される。このようにして一端側
にのみ防水シールが装着された状態で、端子が圧着処理
されたハーネスが順次製造されるように構成されてい
る。
【0028】そして特に、本実施形態にあっては、フロ
ントシール送給機構26が、電線処理装置21の本体架
台34とは、異なる別の分離架台35上に設置されると
共に、防水シールを順次整列供給するシール整列供給機
構としてのいわゆる振動式パーツフィーダ37、38を
一対備え、振動付与機構による振動により細長状のガイ
ド杆部37a、38aに沿って互いに異なる種類の防水
シールが所定の姿勢で順次整列供給されるように構成さ
れている。
【0029】即ち、図2ないし図6にも示される如く、
各ガイド杆部37a、38aの上面側には長手方向に沿
ってほぼ直線状の整列溝部37b、38bが形成されて
おり、振動付与機構により付与された振動により、この
整列溝部37b、38bに沿って防水シール40が一端
側から他端側に順次整列供給されるように構成されてい
る。
【0030】なお、この際、防水シール40は端子が圧
着される小径の端子圧着部40aとシールに寄与する大
径のシール部40bとを備え、大径のシール部40bを
下側とし、小径の端子圧着部40aを上側とした縦向き
姿勢で順次整列供給されるように構成されている。
【0031】また、各ガイド杆部37a、38aによる
防水シール40の整列供給方向下流側には、分離移動機
構42がそれぞれ備えられており、各分離移動機構42
は、ガイド杆部37a、38aの前記整列供給方向の下
流側端面に沿って整列供給方向と直交する水平方向にス
ライド自在な平面視ほぼL字状の分離ブロック43と、
該分離ブロック43をスライド操作するためのエアシリ
ンダ等からなるスライド操作シリンダ44とを備え、ス
ライド操作シリンダ44の出退操作により分離ブロック
43が前記水平方向にスライド操作自在とされている。
【0032】そして、図2および図4に示される如く、
スライド操作シリンダ44の進出操作位置で、ガイド杆
部37a、38aの整列溝部37b、38bに対応する
分離ブロック43の対向面43a位置に、整列溝部37
b、38bに連続状とされると共に、単一の防水シール
40が嵌合状に収容されるシール収容溝部43bが形成
されている。
【0033】また、スライド操作シリンダ44の後退操
作方向側に対応するガイド杆部37a、38aの一側に
は、保持ブロック45が近接して備えられており、スラ
イド操作シリンダ44が後退操作される際、分離ブロッ
ク43の対向面43aに対向する保持面45aにより、
シール収容溝部43bから外側方への防水シール40の
離脱を規制している。
【0034】さらに、保持ブロック45には、分離ブロ
ック43がスライド操作される際に、分離ブロック43
下面側をスライド自在に支承するスライド支持部45b
が、ガイド杆部37a、38a方向に延設状に備えられ
ており、シール収容溝部43bに収容保持された防水シ
ール40の所定位置以外での下方への離脱を規制すると
共に、スライド操作シリンダ44の後退操作位置で、分
離ブロック43のシール収容溝部43b位置に対応し
て、防水シール40を下方へ離脱させるべく、シール落
下孔45cが上下方向貫通状に備えられている。
【0035】そして、図3および図5に示される如く、
スライド操作シリンダ44の後退操作位置で、ガイド杆
部37a、38aの整列溝部37b、38bの前記下流
側端面側は分離ブロック43の対向面43aにより閉塞
状とされ、整列供給される防水シール40の移動が規制
され、また、シール収容溝部43bに収容された防水シ
ール40はシール落下孔45cを通じて下方に落下され
るように構成されている。
【0036】ここに、パーツフィーダ37、38によっ
て順次整列供給される防水シール40は、分離移動機構
42の分離ブロック43により単一毎、一側方の所定位
置に分離移動される。
【0037】また、図6および図7に示される如く、ス
ライド操作シリンダ44の後退操作位置におけるシール
収容溝部43b上方を閉塞状とすべく、前記保持ブロッ
ク45の上部に閉塞壁45dが分離ブロック43上面側
に張り出し状に備えられると共に、該閉塞壁45dのシ
ール収容溝部43bに対応する位置には、上下方向貫通
状のエア案内孔45eが形成されている。
【0038】そして、閉塞壁45d上面側には、エア案
内孔45eに連通状とされるフレキシブルな圧縮エア供
給ホース47の一端部がジョイント48等により着脱自
在に接続されている。
【0039】また、圧縮エア供給ホース47の他端部
は、開閉バルブ機構等を介してコンプレッサ等の圧縮エ
ア供給手段側に接続されており、開閉バルブ機構の開閉
操作に応じて送給エアとしての圧縮エアをエア案内孔4
5e側に供給・停止制御されるように構成されている。
【0040】一方、スライド支持部45b下面側には、
シール落下孔45cに連通状とされるフレキシブルなシ
ール供給ホース49の一端部がジョイント50等により
着脱自在に接続されている。
【0041】そして、スライド操作シリンダ44の後退
操作位置で、圧縮エアが圧縮エア供給ホース47を通じ
てエア案内孔45eに供給されると、シール収容溝部4
3bからシール落下孔45cを通じて落下される防水シ
ール40は圧縮エアの圧力により圧縮エアと共にシール
落下孔45cからシール供給ホース49内に侵入され、
圧縮エアと共にシール供給ホース49に沿って他端側に
移動されるように構成されている。
【0042】ここに、これら圧縮エア供給ホース47や
開閉バルブ機構や圧縮エア供給手段等により、防水シー
ル40をシール供給ホース49に沿って移動させる送給
エア供給機構が構成される。また、スライド操作シリン
ダ44の後退操作位置は、防水シール40を一個毎、順
次供給するシール供給部51を構成する。
【0043】なお、各パーツフィーダ37、38は、そ
れぞれ分離架台35に取付け支持され、各分離移動機構
42を支持する支持板42aは分離架台35に立設され
た支柱42b上に取付け固定されている。
【0044】図8および図9は各シール供給ホース49
の他端部側に備えられたフロントシール装着機構27を
示しており、本体架台34上に支持台53が立設され、
この支持台53上に水平方向に出退操作自在なエアシリ
ンダ等からなる位置移動機構としての移動操作シリンダ
54が備えられている。そして、この移動操作シリンダ
54のピストンロッド54a先端部にブロック状のシー
ル受取部55が着脱交換自在に取り付けられて、シール
受取部55の上面に、各シール供給ホース49から送給
されてくる互いに異なる種類の防水シール40をそれぞ
れ受け取るための各防水シール40に対応する内径のシ
ール嵌合凹部55a、55bがそれぞれ形成されてい
る。
【0045】そして、移動操作シリンダ54の進出操作
位置、即ち防水シール受取位置におけるシール受取部5
5の真上位置に対応して、図10や図11にも示される
如く、ホース支持ブロック56が着脱交換自在に取付け
固定されており、このホース支持ブロック56の上面側
に、各シール供給ホース49がジョイント等により着脱
自在に接続されている。なお、本実施形態では、ホース
支持ブロック56に形成された各ホース保持孔部56a
に、各シール供給ホース49の他端部をそれぞれ圧入す
ることにより着脱自在に接続保持されるように構成され
ている。
【0046】また、ホース支持ブロック56には、各ホ
ース保持孔部56aに保持されたシール供給ホース49
と連通されると共に、防水シール40が通過可能な上下
方向貫通状のシール案内孔56bがそれぞれ形成されて
おり、図10および図11に示される如く、移動操作シ
リンダ54の進出操作位置におけるシール受取部55の
各シール嵌合凹部55a、55bと各シール案内孔56
bとが上下方向に対応するように構成されている。
【0047】なお、図8や図10における58、59
は、移動操作シリンダ54の進出操作位置および後退操
作位置を位置決めするためのストッパである。
【0048】一方、移動操作シリンダ54の後退操作位
置、即ち防水シール取出位置におけるシール受取部55
の各シール嵌合凹部55a、55bの上方位置に対応し
て、防水シール40取出用の取出ピン61がそれぞれ配
置されており、各取出ピン61は出退操作自在なエアシ
リンダ等からなるシール取出機構としての取出操作シリ
ンダ62のピストンロッド62a先端部に着脱交換自在
に装着されている。
【0049】取出操作シリンダ62は、支軸63を介し
て支持台53側に水平軸心回りに回動操作自在に支持さ
れており、図8や図9に示される取出操作シリンダ62
の縦向き姿勢で、各取出ピン61がシール受取部55の
各シール嵌合凹部55a、55bに対応して位置され、
この状態で取出操作シリンダ62が進出操作されると、
各取出ピン61がシール嵌合凹部55a、55b内にそ
れぞれ挿入されて、シール嵌合凹部55a、55b内に
嵌合されている防水シール40の電線挿入孔内に挿通さ
れ、その後退避操作されると、取出ピン61に防水シー
ル40を保持した状態で上昇されるように構成されてい
る。即ち、防水シール40の電線挿入孔内に挿入される
取出ピン61は、電線挿入孔の内径より僅かに大径に構
成されている。
【0050】また、取出操作シリンダ62の上方に位置
して、エアシリンダ等からなる回動操作シリンダ65が
支持台53側に水平軸心回りに揺動自在に枢支され、回
動操作シリンダ65の下方に出退操作自在なピストンロ
ッド65aの先端部が、取出操作シリンダ62に装着さ
れた操作ブロック66における前記支軸63に対して一
側方に偏心した位置に枢支連結されている。ここに、回
動操作シリンダ65の出退操作により、支軸63回りに
取出操作シリンダ62が回動操作され、図8に示される
縦向き姿勢と、図12に示される横向き姿勢とに姿勢変
更操作自在に構成されている。
【0051】なお、操作ブロック66にはストッパ片6
6aが備えられており、取出操作シリンダ62を縦向き
姿勢と横向き姿勢でストッパ片66aが接離自在に当接
して位置決めするためのストッパ68、69がそれぞれ
支持台53側に装着されている。
【0052】また、横向き姿勢とされた取出操作シリン
ダ62の取出ピン61位置に対応して、シールホルダ機
構71が支持台53側に装着されている。シールホルダ
機構71は、図13ないし図16にも示される如く、上
下一対のシールホルダブロック72と、各シールホルダ
ブロック72の前記フロント移動手段30側にそれぞれ
装着された電線ガイドブロック73と、これらシールホ
ルダブロック72や電線ガイドブロック73を互いに接
離操作すべく、上下方向にスライド操作させるスライド
アクチュエータ74とを備える。
【0053】そして、各シールホルダブロック72の互
いに対向する対向面には、その接触状態で防水シール4
0の端子圧着部40aおよびシール部40bをそれぞれ
嵌合状に抱持するシールホルダ部としてのシール保持凹
部72aが半割状としてそれぞれに形成されている。
【0054】また、各電線ガイドブロック73の互いに
対向する対向面には、その接触状態でシールホルダブロ
ック72方向に漸次径小となるテーパガイド面と、防水
シール40に挿通される電線の外径より僅かに大径の挿
通ガイド面とを構成する電線ガイド溝73aが半割状と
してそれぞれに形成されている。
【0055】この際、各シールホルダブロック72およ
び電線ガイドブロック73の接触状態で、各シール保持
凹部72aと各電線ガイド溝73aの軸心と、取出操作
シリンダ62の横向き姿勢における各取出ピン61の軸
心とが互いにそれぞれ一致するように構成されている。
【0056】また、本実施形態においては、フロントク
ランプ23に把持された電線76端末部が、フロント移
動手段30の駆動によりフロントシール装着機構27位
置に移動操作される際、図15に示される如く、防水シ
ール40の供給位置に対応して、実線で示される停止位
置と、仮想線で示される停止位置とに停止位置が切換制
御自在に構成されている。この停止位置の位置決め制御
は、例えばフロント移動手段30の駆動モータに具備さ
れたエンコーダによる位置認識による制御や、フロント
移動手段30の移動位置を検出する位置センサからの検
出信号により制御する方式とすればよい。
【0057】本実施形態は以上のように構成されてお
り、次に、防水シール40をフロントシール装着機構2
7に供給して電線76端末部に装着する工程を説明す
る。なお、各パーツフィーダ37、38は、互いに異な
る種類の防水シール40を順次整列供給すべく、異なる
防水シール40が収容されており、本説明では図1にお
ける右側のパーツフィーダ37側が駆動されており、左
側のパーツフィーダ38側は停止されている。
【0058】図4に示される如く、パーツフィーダ37
のガイド杆部37aに沿って順次整列供給されてきた防
水シール40における供給方向下流側先頭の防水シール
40が整列溝部37b側よりシール収容溝部43b内に
移載される。
【0059】そして、適宜備えられた検出センサからの
検出信号により前記移載が検出されると、スライド操作
シリンダ44が後退作動され、図5に示される如く、後
退操作位置、即ち、シール供給部51に到着すると、圧
縮エア供給ホース49を通じて圧縮エアが供給され、こ
の圧縮エアによりシール収容溝部43bの防水シール4
0がシール落下孔45cおよびシール供給ホース49を
通じてホース支持ブロック56側に送給案内される。
【0060】一方、図10に示される如く、ホース支持
ブロック56下方にシール受取部55が位置すべく、移
動操作シリンダ54は進出操作位置である防水シール受
取位置で待機しており、シール供給ホース49を通じて
送給案内されてきた防水シール40は、シール案内孔5
6bを通じてシール嵌合凹部55a内に嵌合状に収容さ
れる。
【0061】また、防水シール40が圧送された後の分
離ブロック43は、スライド操作シリンダ44の進出作
動により、進出操作位置とされる初期位置に復帰され
る。
【0062】次に、シール嵌合凹部55aに防水シール
40が供給されたことを適宜備えられた検出センサから
の検出信号により検出すると、移動操作シリンダ54が
後退作動され、後退操作位置である防水シール取出位置
に到着すると、その到着を適宜備えられた検出センサか
らの検出信号により検出する。
【0063】この検出により、縦向き姿勢で待機してい
る取出操作シリンダ62が進出作動され、各取出ピン6
1がシール受取部55の各シール嵌合凹部55a、55
b内に挿入される。この際、シール嵌合凹部55a側で
は、収容されている防水シール40の電線挿通孔内に取
出ピン61が挿入される。その後、取出操作シリンダ6
2が後退作動され、各取出ピン61が初期位置に戻され
ると、一方の取出ピン61に防水シール40が保持さ
れ、ここに、シール嵌合凹部55aから防水シール40
が取り出される。
【0064】そして、防水シール40が取り出されたシ
ール受取部55は、移動操作シリンダ54の進出作動に
より防水シール受取位置である初期位置に戻される。
【0065】また、取出ピン61が初期位置に戻される
と、回動操作シリンダ65の進出作動により、図12お
よび図13に示される如く、取出操作シリンダ62が横
向き姿勢に姿勢変更される。この際、シールホルダ機構
71の各シールホルダブロック72および電線ガイドブ
ロック73は開状態で待機しており、その後、取出操作
シリンダ62の進出作動により、取出ピン61に保持さ
れた防水シール40が開状態の各シールホルダブロック
72間のシール保持凹部72a対応位置に移動操作され
る。
【0066】この取出操作シリンダ62の進出操作位置
で、スライドアクチュエータ74の閉作動により各シー
ルホルダブロック72および各電線ガイドブロック73
が閉操作され、各シールホルダブロック72および各電
線ガイドブロック73の閉状態で、取出操作シリンダ6
2が後退作動されて、図14および図15に示される如
く、防水シール40が両シールホルダブロック72のシ
ール保持凹部72a内で電線挿入姿勢で姿勢保持された
状態が得られる。
【0067】そして、後退作動された取出操作シリンダ
62は、回動操作シリンダ65の後退作動により、縦向
き姿勢に姿勢変更され、初期姿勢に戻される。
【0068】また、両シールホルダブロック72のシー
ル保持凹部72a内に防水シール40が保持されたこと
を適宜備えられた検出センサからの検出信号により検出
されると、フロントクランプ23に把持された76端末
部が、フロント移動手段30の駆動により、防水シール
40が保持されている位置に対応する位置に移動されて
位置決め制御される。この際、シール保持凹部72aに
保持された防水シール40の軸心と電線ガイド溝73a
の軸心と電線76の軸心とが互いに一致するように構成
されている。
【0069】なお、シール保持凹部72a内に防水シー
ル40が保持されたことを検出センサにより検出される
以前に、フロントクランプ23に把持された76端末部
が、フロント移動手段30の駆動により、防水シール4
0が保持されている位置に対応する位置に予め、移動さ
れて位置決め制御され、待機している方式であってもよ
い。
【0070】その後、電線76端末部が電線ガイド溝7
3a方向に送り出し操作され、電線ガイドブロック73
のテーパガイド面および挿通ガイド面による案内下、シ
ールホルダブロック72のシール保持凹部72aに姿勢
保持されている防水シール40の電線挿通孔に電線76
が挿通状に挿入される。
【0071】その後、図16に示される如く、スライド
アクチュエータ74の開作動により各シールホルダブロ
ック72および各電線ガイドブロック73が互いに離隔
する上下方向に開操作され、その後、電線76が初期位
置に引き戻し操作される。なお、防水シール40の電線
挿通孔に電線76端末部が僅かに圧入状に挿入されてお
り、その摩擦抵抗により電線76端末部に防水シール4
0が装着保持された状態が得られる。
【0072】そして、各シールホルダブロック72およ
び電線ガイドブロック73はこの開状態で待機される。
【0073】以下同様にして、電線76端末部に防水シ
ール40が装着される。
【0074】以上のように、本実施形態においては、シ
ール装着機構27側に防水シール40を順次供給するに
際して、離隔した位置よりシール供給ホース49を通じ
て供給する方式としているので、シール送給機構26の
主要部をなすパーツフィーダ37、38等を電線処理装
置21の本体架台34から分離独立した分離架台35側
に設置することができ、ここにカッターユニット24、
シール装着機構27、端子圧着ユニット28、29、移
動手段30、31等の他の機械振動の影響を受けずに、
防水シール40を順次整列供給できるため、防水シール
40の安定した供給が可能となる。
【0075】また、パーツフィーダ37、38等を本体
架台34側とは分離した構造とできるため、従来のよう
な一体構造の場合と比較して、設置スペースの融通性が
向上し、設置汎用性の向上が図れる。
【0076】さらに、防水シール40の種類変更時の段
取り替え作業に際しては、フロントシール送給機構26
における防水シール40供給中のパーツフィーダ37側
の駆動を停止し、他方のパーツフィーダ38側を駆動さ
せ、フロントクランプ23に把持された電線76端末部
の停止位置を、図15における仮想線位置に切り替える
だけで、上記同様に動作され、2種類の防水シール40
相互間の段取り替え作業の容易化が図れる。
【0077】図17は第2発明の実施形態の要部を示し
ており、上記第1発明の実施形態と同様構成部分は同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0078】本実施形態では、フロントクランプ23に
把持された電線76端末部が、フロント移動手段30の
駆動によりフロントシール装着機構27位置に移動操作
される際における電線76端末部の停止位置は、図15
に実線で示される停止位置の一個所のみに制御されてお
り、シールホルダ機構71におけるスライドアクチュエ
ータ74が仮想線矢印で示される如く、フロント移動手
段30の移動方向に平行な方向に移動操作自在に構成さ
れている。そして、他の部分は上記第1発明の実施形態
と同様に構成されている。
【0079】即ち、図17に示される如く、支持台53
側に装着された支持ブラケット78下面側に、シールホ
ルダ移動機構としてのスライド移動アクチュエータ79
が取付け固定され、このスライド移動アクチュエータ7
9に備えられたフロント移動手段30の移動方向に平行
な方向にスライド操作自在なスライドテーブル79a下
面側に、取付けブラケット80を介して前記シールホル
ダ機構71のスライドアクチュエータ74が取付け固定
されている。
【0080】そして、図17の実線で示されるスライド
テーブル79aの右側停止位置で、かつシールホルダブ
ロック72および電線ガイドブロック73の閉状態で、
左側のシール保持凹部72aや電線ガイド溝73aが、
フロント移動手段30によって移動操作された電線76
端末部の停止位置と軸心方向に一致するように構成さ
れ、スライドテーブル79aの左側停止位置で、かつシ
ールホルダブロック72および電線ガイドブロック73
の閉状態で右側のシール保持凹部72aや電線ガイド溝
73aが、フロント移動手段30によって移動操作され
た電線76端末部の停止位置と軸心方向に一致するよう
に構成されている。
【0081】本実施形態においても、第1発明の実施形
態と同様にして、図14および図15に示される如く、
防水シール40が両シールホルダブロック72のシール
保持凹部72a内で電線挿入姿勢で姿勢保持された状態
が得られる。
【0082】そして、防水シール40が姿勢保持される
シール保持凹部72a位置と、フロント移動手段30に
よって移動操作される電線76端末部の停止位置とが軸
心方向に一致する場合には、両シールホルダブロック7
2のシール保持凹部72a内に防水シール40が保持さ
れたことを適宜備えられた検出センサからの検出信号に
より検出されると、フロントクランプ23に把持された
76端末部が、フロント移動手段30の駆動により、防
水シール40が保持されている位置に対応する所定の位
置に移動されて位置決め制御される。
【0083】その後、電線76端末部が電線ガイド溝7
3a方向に送り出し操作され、電線ガイドブロック73
のテーパガイド面および挿通ガイド面による案内下、シ
ールホルダブロック72のシール保持凹部72aに姿勢
保持されている防水シール40の電線挿通孔に電線76
が挿通状に挿入される。
【0084】その後、図16に示される如く、スライド
アクチュエータ74の開作動により各シールホルダブロ
ック72および各電線ガイドブロック73が互いに離隔
する上下方向に開操作され、その後、電線76が初期位
置に引き戻し操作される。
【0085】そして、各シールホルダブロック72およ
び電線ガイドブロック73はこの開状態で待機され、以
下同様にして、電線76端末部に防水シール40が装着
される。
【0086】以上のように、本実施形態においても、第
1発明の実施形態と同様、シール装着機構27側に防水
シール40を順次供給するに際して、離隔した位置より
シール供給ホース49を通じて供給する方式としている
ので、シール送給機構26の主要部をなすパーツフィー
ダ37、38等を電線処理装置21の本体架台34から
分離独立した分離架台35側に設置することができ、こ
こにカッターユニット24、シール装着機構27、端子
圧着ユニット28、29、移動手段30、31等の他の
機械振動の影響を受けずに、防水シール40を順次整列
供給できるため、防水シール40の安定した供給が可能
となる。
【0087】また、パーツフィーダ37、38等を本体
架台34側とは分離した構造とできるため、従来のよう
な一体構造の場合と比較して、設置スペースの融通性が
向上し、設置汎用性の向上が図れる。
【0088】さらに、防水シール40の種類変更時の段
取り替え作業に際しては、フロントシール送給機構26
における防水シール40供給中のパーツフィーダ37側
の駆動を停止し、他方のパーツフィーダ38側を駆動さ
せ、シールホルダ機構71のシールホルダブロック72
による防水シール40の姿勢保持後、スライドアクチュ
エータ74をスライド移動アクチュエータ79の作動に
より、防水シール40が姿勢保持されているシール保持
凹部72a位置を、フロント移動手段30によって移動
操作される電線76端末部位置に一致する位置に移動さ
れ、その後初期位置に戻るように切り替え制御するだけ
で、上記同様に動作され、2種類の防水シール40相互
間の段取り替え作業の容易化が図れる。
【0089】なお、上記各発明のそれぞれの実施形態に
おいて、2種類の防水シール40を切り替える方式を示
しているが、3種類や4種類等であってもよく、種類数
に応じてパーツフィーダ37、38、シール供給ホース
49、取出ピン61、シール保持凹部72a等を必要
数、具備すればよい。
【0090】また、フロント側のみにパーツフィーダ3
7、38等を備えた構造を示しているが、リア側にも同
様にパーツフィーダ37、38等を備えて、同様に構成
してもよい。
【0091】さらには、単一の電線76を処理する電線
処理装置21を示しているが、複数の電線76を同時に
処理する電線処理装置21であってもよく、それに応じ
てパーツフィーダ37、38等をそれぞれ複数毎、配置
する構造とすれば同様に対応できる。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明の防水シール装着
装置によれば、他の機械振動の影響を受けずに、防水シ
ールを順次整列供給できるため、防水シールの安定した
供給が可能となる。
【0093】また、防水シール供給側と電線挿入を行う
本体側とを分離した構造とできるため、従来のような一
体構造の場合と比較して、設置スペースの融通性が向上
し、設置汎用性の向上が図れる。
【0094】さらに、防水シール変更時の段取り替え作
業に際しても、シール整列供給機構側の切り替えと、電
線移動手段の停止位置の位置決め制御の切り替えや、シ
ールホルダ移動機構によるシールホルダ部に姿勢保持さ
れた防水シールの移動位置の切り替えにより容易に対応
でき、段取り替え作業の容易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施形態を示す概略平面図である。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】防水シールの分離動作を示す説明図である。
【図5】防水シールの分離動作を示す説明図である。
【図6】図2の正面図である。
【図7】図6の左側面図である。
【図8】フロントシール装着機構の側面図である。
【図9】図8に左側面図である。
【図10】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図11】図10のXI−XI線断面矢視図である。
【図12】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図13】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図14】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図15】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図16】フロントシール装着機構における動作説明図
である。
【図17】第2発明の実施形態における要部動作説明図
である。
【図18】従来の電線処理装置を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
26 フロントシール送給機構 27 フロントシール装着機構 30 フロント移動手段 34 本体架台 35 分離架台 37、38 パーツフィーダ 40 防水シール 40a 端子圧着部 40b シール部 42 分離移動機構 49 シール供給ホース 51 シール供給部 54 移動操作シリンダ 55 シール受取部 55a、55b シール嵌合凹部 56 ホース支持ブロック 61 取出ピン 62 取出操作シリンダ 65 回動操作シリンダ 71 シールホルダ機構 72 シールホルダブロック 72a シール保持凹部 74 スライドアクチュエータ 76 電線 79 スライド移動アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子圧着部とシール部とを備えてなるチ
    ューブ状の防水シールを電線端末部に装着する防水シー
    ル装着装置において、 防水シールが順次整列供給される複数のシール整列供給
    機構と、 前記各シール整列供給機構毎に設けられると共に、整列
    供給された防水シールからシール供給部に単一の防水シ
    ールを移動させる分離移動機構と、 前記各分離移動機構のシール供給部からシール受取部に
    形成された各シール嵌合凹部にそれぞれ防水シールを送
    給案内する複数のシール供給ホースと、 前記シール供給部に移動された防水シールに送給エアを
    供給することにより各シール供給ホース内を通じて前記
    各シール嵌合凹部に防水シールをそれぞれ移動させる送
    給エア供給機構と、 前記シール受取部を各シール供給ホースからの防水シー
    ル受取位置と防水シール取出位置とに移動させる位置移
    動機構と、 前記シール受取部の防水シール取出位置で、シール嵌合
    凹部に嵌合された防水シールを取り出すべく、各シール
    嵌合凹部に対応して設けられた複数の取出ピンを有する
    シール取出機構と、 前記シール取出機構により取り出された防水シールを受
    け取ると共に、電線挿入姿勢に姿勢保持すべく、各取出
    ピンに対応して複数のシールホルダ部を有するシールホ
    ルダ機構と、 前記シールホルダ機構のシールホルダ部に姿勢保持され
    た防水シール位置に対応して、電線端末部を位置決め制
    御すると共に、防水シールに電線端末部を挿入する電線
    移動手段と、を備えてなることを特徴とする防水シール
    装着装置。
  2. 【請求項2】 端子圧着部とシール部とを備えてなるチ
    ューブ状の防水シールを電線端末部に装着する防水シー
    ル装着装置において、 防水シールが順次整列供給される複数のシール整列供給
    機構と、 前記各シール整列供給機構毎に設けられると共に、整列
    供給された防水シールからシール供給部に単一の防水シ
    ールを移動させる分離移動機構と、 前記各分離移動機構のシール供給部からシール受取部に
    形成された各シール嵌合凹部にそれぞれ防水シールを送
    給案内する複数のシール供給ホースと、 前記シール供給部に移動された防水シールに送給エアを
    供給することにより各シール供給ホース内を通じて前記
    各シール嵌合凹部に防水シールをそれぞれ移動させる送
    給エア供給機構と、 前記シール受取部を各シール供給ホースからの防水シー
    ル受取位置と防水シール取出位置とに移動させる位置移
    動機構と、 前記シール受取部の防水シール取出位置で、シール嵌合
    凹部に嵌合された防水シールを取り出すべく、各シール
    嵌合凹部に対応して設けられた複数の取出ピンを有する
    シール取出機構と、 前記シール取出機構により取り出された防水シールを受
    け取ると共に、電線挿入姿勢に姿勢保持すべく、各取出
    ピンに対応して複数のシールホルダ部を有するシールホ
    ルダ機構と、 前記シールホルダ機構のシールホルダ部に姿勢保持され
    た防水シールを、電線移動手段による電線端末部の移動
    位置に対応して移動させるシールホルダ移動機構と、を
    備え、 前記シールホルダ移動機構により移動された位置におけ
    る防水シールに対する前記電線移動手段による電線端末
    部の防水シール方向移動により、防水シールに電線端末
    部が挿入されることを特徴とする防水シール装着装置。
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