JP2000223003A - 電子銃及びその組立方法 - Google Patents
電子銃及びその組立方法Info
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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-
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- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエネルト電極の形状の設計の自由度を増す
と共に、ウエネルト電極と集束電極との間の接続の信頼
性を向上させた冷陰極を備えた電子銃を提供する。 【解決手段】 冷陰極2と、冷陰極2のゲート電極に接
続されたゲート電極給電板3と、冷陰極2の集束電極に
接続されたウエネルト電極4と、冷陰極2の電子放出面
12とは反対側の面に設けられたエミッタ電極5とを備
えている電子銃1において、ウエネルト電極4は、外周
部に欠落部15が設けられる。組立時には、ウエネルト
電極4を冷陰極2の集束電極に接続した後、欠落部15
のところでゲート電極給電板3がゲート電極に接続され
る。
と共に、ウエネルト電極と集束電極との間の接続の信頼
性を向上させた冷陰極を備えた電子銃を提供する。 【解決手段】 冷陰極2と、冷陰極2のゲート電極に接
続されたゲート電極給電板3と、冷陰極2の集束電極に
接続されたウエネルト電極4と、冷陰極2の電子放出面
12とは反対側の面に設けられたエミッタ電極5とを備
えている電子銃1において、ウエネルト電極4は、外周
部に欠落部15が設けられる。組立時には、ウエネルト
電極4を冷陰極2の集束電極に接続した後、欠落部15
のところでゲート電極給電板3がゲート電極に接続され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波管な
どの電子源となる電子銃であって、特に陰極として冷陰
極を搭載した電子銃に関する。
どの電子源となる電子銃であって、特に陰極として冷陰
極を搭載した電子銃に関する。
【0002】
【従来の技術】冷陰極32を搭載した電子銃31の従来
例を図6を参照して次に述べる。
例を図6を参照して次に述べる。
【0003】冷陰極32は、その電子放出面33側にウ
エネルト電極34が設置されている。一方、冷陰極32
の電子放出面33とは反対の裏面には、エミッタ電極3
5が設けられる。
エネルト電極34が設置されている。一方、冷陰極32
の電子放出面33とは反対の裏面には、エミッタ電極3
5が設けられる。
【0004】ウエネルト電極34は、その外周に配置さ
れた円筒型支持体(図示省略)に固定されて保持されて
いる。エミッタ電極35は、バネ36を介してエミッタ
電極支持体(図示省略)により支持されている。冷陰極
32のエミッタ(図示省略)は、エミッタ電極35とエ
ミッタ電極支持体を介して外部電源側と接続されてお
り、外部電源から給電されるものとなっている。
れた円筒型支持体(図示省略)に固定されて保持されて
いる。エミッタ電極35は、バネ36を介してエミッタ
電極支持体(図示省略)により支持されている。冷陰極
32のエミッタ(図示省略)は、エミッタ電極35とエ
ミッタ電極支持体を介して外部電源側と接続されてお
り、外部電源から給電されるものとなっている。
【0005】冷陰極32は、エミッタ電極支持体及びバ
ネ36により、ウエネルト電極34に押しつけられてい
る。すなわち、冷陰極32は、ウエネルト電極34とエ
ミッタ電極35とにより挟まれて支持されている。
ネ36により、ウエネルト電極34に押しつけられてい
る。すなわち、冷陰極32は、ウエネルト電極34とエ
ミッタ電極35とにより挟まれて支持されている。
【0006】ウエネルト電極34は、冷陰極32から放
出された電子の流れ(電子流)の方向を制御し、集束す
るためのものである。ウエネルト電極34は、その中心
に設けられた孔37と、この孔37の周囲が冷陰極32
側にすり鉢状に曲がって形成されたすり鉢状部38とを
有している。ウエネルト電極34は、孔37が電子流を
通過させ、すり鉢状部38の先端が冷陰極32と接する
ものとなっている。
出された電子の流れ(電子流)の方向を制御し、集束す
るためのものである。ウエネルト電極34は、その中心
に設けられた孔37と、この孔37の周囲が冷陰極32
側にすり鉢状に曲がって形成されたすり鉢状部38とを
有している。ウエネルト電極34は、孔37が電子流を
通過させ、すり鉢状部38の先端が冷陰極32と接する
ものとなっている。
【0007】さらに、冷陰極32として、図7に示すよ
うに、その基板39の表面(電子放出面33)に、エミ
ッタ40と、ゲート電極41と、集束陰極42が設けら
れたものが提案されている。
うに、その基板39の表面(電子放出面33)に、エミ
ッタ40と、ゲート電極41と、集束陰極42が設けら
れたものが提案されている。
【0008】エミッタ40は、電子を放出するところで
ある。ゲート電極41は、エミッタ40の近傍に強電界
を発生させて、エミッタ40に電子を放出させるために
設けられている。このゲート電極41は、外部電源(図
示省略)側に接続され、外部電源から給電されるように
なっている。集束電極42は、ウエネルト電極34を介
して外部電源(図示省略)側と接続されており、冷陰極
32から放出された電子流を集束させる電界を形成する
ものである。
ある。ゲート電極41は、エミッタ40の近傍に強電界
を発生させて、エミッタ40に電子を放出させるために
設けられている。このゲート電極41は、外部電源(図
示省略)側に接続され、外部電源から給電されるように
なっている。集束電極42は、ウエネルト電極34を介
して外部電源(図示省略)側と接続されており、冷陰極
32から放出された電子流を集束させる電界を形成する
ものである。
【0009】ゲート電極41は、ウエネルト電極34の
上面と冷陰極32の上面との間の空間で、外部電源(図
示省略)側と接続されている。
上面と冷陰極32の上面との間の空間で、外部電源(図
示省略)側と接続されている。
【0010】ゲート電極41の電極引き出しは、図6及
び図7に示すようにボンディングワイヤ43、または図
8に示すようにタブ44を用いており、ボンディングワ
イヤ43やタブ44をゲート電極41に溶着している。
び図7に示すようにボンディングワイヤ43、または図
8に示すようにタブ44を用いており、ボンディングワ
イヤ43やタブ44をゲート電極41に溶着している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ゲート電極41の電極
引き出し、つまりゲート電極41へ給電するものとし
て、図6及び図7に示すようにボンディングワイヤ43
を用いる場合、ボンディングワイヤ43の強度を維持す
るため、ループを形成する必要があり、このループを形
成する空間を得るに要するだけ、ウエネルト電極34の
上面と冷陰極32の上面との間の距離を確保しなければ
ならない。
引き出し、つまりゲート電極41へ給電するものとし
て、図6及び図7に示すようにボンディングワイヤ43
を用いる場合、ボンディングワイヤ43の強度を維持す
るため、ループを形成する必要があり、このループを形
成する空間を得るに要するだけ、ウエネルト電極34の
上面と冷陰極32の上面との間の距離を確保しなければ
ならない。
【0012】ところが、このウエネルト電極34の上面
と冷陰極32の上面との間の距離を大きく確保するため
には、単純にウエネルト電極34のすり鉢状部38を深
くすればよいというわけではない。ウエネルト電極34
のすり鉢状部38を深くすると、ウエネルト電極34と
集束電極42との間の距離が大きくなる。そうすると、
冷陰極32への電界の作用が少なくなり、電子が充分取
り出せないことになる。
と冷陰極32の上面との間の距離を大きく確保するため
には、単純にウエネルト電極34のすり鉢状部38を深
くすればよいというわけではない。ウエネルト電極34
のすり鉢状部38を深くすると、ウエネルト電極34と
集束電極42との間の距離が大きくなる。そうすると、
冷陰極32への電界の作用が少なくなり、電子が充分取
り出せないことになる。
【0013】このように、ボンディングワイヤ43の収
納性と、電子の放出しやすさ(パビーアンス)の確保と
いう相反する要求の妥協点を見いださなければならない
ので、ウエネルト電極34の形状の設計自由度が制限さ
れる。
納性と、電子の放出しやすさ(パビーアンス)の確保と
いう相反する要求の妥協点を見いださなければならない
ので、ウエネルト電極34の形状の設計自由度が制限さ
れる。
【0014】また、図8に示すようにタブ44を用いる
場合の組立順序を述べると、まずタブ44がゲート電極
に接続され、次いでウエネルト電極34が集束電極に接
続される。すなわち、ウエネルト電極34が接続される
までは、タブ44のみで冷陰極32をエミッタ電極35
側に押さえるものとなっている。もしウエネルト電極3
4を最初に冷陰極32に接続してしまうと、ウエネルト
電極34の上面と冷陰極32の上面との間の距離が小さ
いので、タブ44を冷陰極32に接続しにくくなるから
である。
場合の組立順序を述べると、まずタブ44がゲート電極
に接続され、次いでウエネルト電極34が集束電極に接
続される。すなわち、ウエネルト電極34が接続される
までは、タブ44のみで冷陰極32をエミッタ電極35
側に押さえるものとなっている。もしウエネルト電極3
4を最初に冷陰極32に接続してしまうと、ウエネルト
電極34の上面と冷陰極32の上面との間の距離が小さ
いので、タブ44を冷陰極32に接続しにくくなるから
である。
【0015】最初からタブ44により冷陰極32を押さ
えて固定する場合、タブ44の剛性が低いと、冷陰極3
2を押さえる力が限定されるので、十分に冷陰極32を
押さえることができないおそれがある。
えて固定する場合、タブ44の剛性が低いと、冷陰極3
2を押さえる力が限定されるので、十分に冷陰極32を
押さえることができないおそれがある。
【0016】そこで、剛性を高めたタブ44により冷陰
極を押さえると、ウエネルト電極34と集束電極との間
の接続が不完全となるおそれがある。
極を押さえると、ウエネルト電極34と集束電極との間
の接続が不完全となるおそれがある。
【0017】この発明の目的は、ウエネルト電極の形状
の設計自由度を増すと共に、ウエネルト電極と集束電極
との間の接続の信頼性を向上させた電子銃を提供するこ
とにある。
の設計自由度を増すと共に、ウエネルト電極と集束電極
との間の接続の信頼性を向上させた電子銃を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、ウエネルト電極は、外周部に少なく
とも一個の欠落部が設けられており、この欠落部のとこ
ろでゲート電極にゲート電極引き出し手段が接続される
ように構成されている。
め、この発明では、ウエネルト電極は、外周部に少なく
とも一個の欠落部が設けられており、この欠落部のとこ
ろでゲート電極にゲート電極引き出し手段が接続される
ように構成されている。
【0019】この構成によると、ゲート電極引き出し手
段を考慮して、ウエネルト電極の上面と冷陰極の上面と
の間の距離を大きくしなくともよい。したがって、ウエ
ネルト電極の形状の設計自由度が増すものとなる。
段を考慮して、ウエネルト電極の上面と冷陰極の上面と
の間の距離を大きくしなくともよい。したがって、ウエ
ネルト電極の形状の設計自由度が増すものとなる。
【0020】また、この構成によると、組立順序とし
て、ウエネルト電極を冷陰極の集束電極に接続した後、
ウエネルト電極の欠落部のところで、ゲート電極に、ゲ
ート電極引き出し手段を接続できる。当初よりウエネル
ト電極により冷陰極を押しつけて固定するので、ウエネ
ルト電極と集束電極との間の接続が不完全となることが
ない。
て、ウエネルト電極を冷陰極の集束電極に接続した後、
ウエネルト電極の欠落部のところで、ゲート電極に、ゲ
ート電極引き出し手段を接続できる。当初よりウエネル
ト電極により冷陰極を押しつけて固定するので、ウエネ
ルト電極と集束電極との間の接続が不完全となることが
ない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図1〜図5を参照して説明する。
図1〜図5を参照して説明する。
【0022】図1〜4に、この発明の電子銃の一実施形
態が示されている。
態が示されている。
【0023】この電子銃1は、Ka帯(30GHz帯)
電子管に用いられるものである。
電子管に用いられるものである。
【0024】この電子銃1は、エミッタ8とゲート電極
9と集束電極10とが基板11の表面(電子放出面1
2)に設けられている冷陰極2と、冷陰極2のゲート電
極9と外部電源(図示省略)側とを接続するゲート電極
引き出し手段としての例えばゲート電極給電板3と、集
束電極10と外部電源(図示省略)側とを接続するウエ
ネルト電極4と、冷陰極2の電子放出面12とは反対側
の背面に接触して設けられたエミッタ電極5と、このエ
ミッタ電極5をバネ6を介して支持するエミッタ電極支
持体7とを備えている。
9と集束電極10とが基板11の表面(電子放出面1
2)に設けられている冷陰極2と、冷陰極2のゲート電
極9と外部電源(図示省略)側とを接続するゲート電極
引き出し手段としての例えばゲート電極給電板3と、集
束電極10と外部電源(図示省略)側とを接続するウエ
ネルト電極4と、冷陰極2の電子放出面12とは反対側
の背面に接触して設けられたエミッタ電極5と、このエ
ミッタ電極5をバネ6を介して支持するエミッタ電極支
持体7とを備えている。
【0025】ここで、電子銃1は、真空外囲器(図示省
略)に収容され、高真空環境に保持されている。
略)に収容され、高真空環境に保持されている。
【0026】冷陰極2は、これに対向した位置に陽極
(図示省略)が配置されている。
(図示省略)が配置されている。
【0027】冷陰極2に設けられたエミッタ8は、電子
を放出するためのものである。ゲート電極9は、エミッ
タ8の近傍に強電界を発生させて電子を放出させるため
に設けられている。集束電極10は、エミッタ8から放
出された電子の方向を制御し、集束させるために設けら
れている。
を放出するためのものである。ゲート電極9は、エミッ
タ8の近傍に強電界を発生させて電子を放出させるため
に設けられている。集束電極10は、エミッタ8から放
出された電子の方向を制御し、集束させるために設けら
れている。
【0028】ウエネルト電極4は、集束電極10に接続
されている。ウエネルト電極4は、中央に設けられた孔
13と、この孔13の周囲に設けられたすり鉢状部14
と、外周部に設けられた欠落部15とを有している。欠
落部15は、ウエネルト電極4の外周部に少なくとも一
個、例えば周方向に等間隔をおいて四個設けられる。こ
のようにウエネルト電極4に欠落部15を設けた点が、
この発明の最大の特徴である。
されている。ウエネルト電極4は、中央に設けられた孔
13と、この孔13の周囲に設けられたすり鉢状部14
と、外周部に設けられた欠落部15とを有している。欠
落部15は、ウエネルト電極4の外周部に少なくとも一
個、例えば周方向に等間隔をおいて四個設けられる。こ
のようにウエネルト電極4に欠落部15を設けた点が、
この発明の最大の特徴である。
【0029】ウエネルト電極4は、金属などからなる第
一の円筒型支持体16の端面に溶接などにより固定され
て支持されており、この第一の円筒型支持体16を介し
て外部電源側に接続されている。
一の円筒型支持体16の端面に溶接などにより固定され
て支持されており、この第一の円筒型支持体16を介し
て外部電源側に接続されている。
【0030】ウエネルト電極4は、例えば0.5mm厚
みの非磁性ステンレス鋼からなり、内径2mm、外径5
mm、高さ1mmとなっている。
みの非磁性ステンレス鋼からなり、内径2mm、外径5
mm、高さ1mmとなっている。
【0031】ゲート電極給電板3は、ゲート電極9に接
続されている。ゲート電極給電板3は、金属などからな
る第二の円筒型支持体17の端面に溶接などにより固定
されて支持されており、この第二の円筒型支持体17を
介して外部電源側に接続されている。第二の円筒型支持
体17は、上記の第一の円筒型支持体16の内周側に配
置されている。
続されている。ゲート電極給電板3は、金属などからな
る第二の円筒型支持体17の端面に溶接などにより固定
されて支持されており、この第二の円筒型支持体17を
介して外部電源側に接続されている。第二の円筒型支持
体17は、上記の第一の円筒型支持体16の内周側に配
置されている。
【0032】ゲート電極給電板3は、環状に形成されて
おり、ゲート電極9側に突出する少なくとも一個の突起
18が、例えば周方向に等間隔をおいて四個設けられて
いる。ゲート電極給電板3は、例えば0.1mm厚みの
非磁性モネル板からなる。
おり、ゲート電極9側に突出する少なくとも一個の突起
18が、例えば周方向に等間隔をおいて四個設けられて
いる。ゲート電極給電板3は、例えば0.1mm厚みの
非磁性モネル板からなる。
【0033】このゲート電極給電板3は、四個の突起1
8がそれぞれ、ウエネルト電極4の四個の欠落部15の
ところで、ゲート電極9に接続されるものとなる。ゲー
ト電極給電板3によれば、突起18のバネ力によりゲー
ト電極9に押圧、接触するだけで電気的接続が可能なの
で、ボンディングワイヤなどのような溶着により接続す
る場合に比べて、電気的接続が容易となる。
8がそれぞれ、ウエネルト電極4の四個の欠落部15の
ところで、ゲート電極9に接続されるものとなる。ゲー
ト電極給電板3によれば、突起18のバネ力によりゲー
ト電極9に押圧、接触するだけで電気的接続が可能なの
で、ボンディングワイヤなどのような溶着により接続す
る場合に比べて、電気的接続が容易となる。
【0034】ウエネルト電極4の欠落部15は、ゲート
電極給電板3の突起18全体が外部から見えるような大
きさに設けられているが、これに限らず、例えば突起1
8の先端がウエネルト電極4に隠れるような大きさに設
けてもよい。ただし、突起18全体が見えるような欠落
部15であると、ゲート電極9にゲート電極給電板3が
接続されているかどうかを、目で確認できる利点があ
る。
電極給電板3の突起18全体が外部から見えるような大
きさに設けられているが、これに限らず、例えば突起1
8の先端がウエネルト電極4に隠れるような大きさに設
けてもよい。ただし、突起18全体が見えるような欠落
部15であると、ゲート電極9にゲート電極給電板3が
接続されているかどうかを、目で確認できる利点があ
る。
【0035】ウエネルト電極4は、ゲート電極給電板3
よりも剛性が高いものが用いられており、冷陰極2を充
分押しつけ可能なものとなっている。
よりも剛性が高いものが用いられており、冷陰極2を充
分押しつけ可能なものとなっている。
【0036】この電子銃1の組立順序を述べると、ウエ
ネルト電極4を冷陰極2の集束電極10に接続した後、
ウエネルト電極4の四個の欠落部15のところで、ゲー
ト電極給電板3の突起18を冷陰極2のゲート電極9に
接触させる。
ネルト電極4を冷陰極2の集束電極10に接続した後、
ウエネルト電極4の四個の欠落部15のところで、ゲー
ト電極給電板3の突起18を冷陰極2のゲート電極9に
接触させる。
【0037】上述のように構成された電子銃1にあって
は、次のように、ウエネルト電極4の形状の設計の自由
度が増すと共に、ウエネルト電極4と集束電極2との間
の接続の信頼性が向上される。
は、次のように、ウエネルト電極4の形状の設計の自由
度が増すと共に、ウエネルト電極4と集束電極2との間
の接続の信頼性が向上される。
【0038】ウエネルト電極4の欠落部15のところ
で、ゲート電極給電板3の突起18をゲート電極9に押
圧、接続する。これによると、ゲート電極給電板3を考
慮してウエネルト電極4の上面と冷陰極2の上面との間
の距離を大きく設計する必要がなくなるので、ウエネル
ト電極4の形状、特にすり鉢状部14の深さについての
設計の自由度が増すものとなる。その結果、例えばウエ
ネルト電極4の上面と冷陰極2の上面との間の距離を小
さく設計することにより、充分なパビーアンスが確保さ
れる。
で、ゲート電極給電板3の突起18をゲート電極9に押
圧、接続する。これによると、ゲート電極給電板3を考
慮してウエネルト電極4の上面と冷陰極2の上面との間
の距離を大きく設計する必要がなくなるので、ウエネル
ト電極4の形状、特にすり鉢状部14の深さについての
設計の自由度が増すものとなる。その結果、例えばウエ
ネルト電極4の上面と冷陰極2の上面との間の距離を小
さく設計することにより、充分なパビーアンスが確保さ
れる。
【0039】また、ウエネルト電極4を集束電極10に
接続した後、ゲート電極給電板3をゲート電極9に接続
する。すなわち、冷陰極2をエミッタ電極5側に押しつ
ける部材は、当初からウエネルト電極4である。そし
て、ウエネルト電極4の剛性がゲート電極給電板3より
高く、バネ係数が高いので、ウエネルト電極4と集束電
極10との間の接続が不完全となることがない。一方、
ゲート電極給電板3として剛性が低く、バネ係数が低い
ものが用いられるので、ゲート電極給電板3の突起18
が良好にゲート電極9に接触されることになり、接続性
が高まる。
接続した後、ゲート電極給電板3をゲート電極9に接続
する。すなわち、冷陰極2をエミッタ電極5側に押しつ
ける部材は、当初からウエネルト電極4である。そし
て、ウエネルト電極4の剛性がゲート電極給電板3より
高く、バネ係数が高いので、ウエネルト電極4と集束電
極10との間の接続が不完全となることがない。一方、
ゲート電極給電板3として剛性が低く、バネ係数が低い
ものが用いられるので、ゲート電極給電板3の突起18
が良好にゲート電極9に接触されることになり、接続性
が高まる。
【0040】第一の円筒型支持体16と、第二の円筒型
支持体17と、エミッタ電極支持体7とに、それぞれ所
定の電圧を印加することにより、冷陰極2が電子を放出
し、電子銃1として機能する。
支持体17と、エミッタ電極支持体7とに、それぞれ所
定の電圧を印加することにより、冷陰極2が電子を放出
し、電子銃1として機能する。
【0041】なお、この発明は、上述した実施形態に限
定されるものではなく、種々の変形例が実施可能であ
る。
定されるものではなく、種々の変形例が実施可能であ
る。
【0042】例えば、上述した実施形態では、ゲート引
き出し手段としてゲート電極給電板3からなるものを示
したが、これに限らず、例えば図5に示す変形例のよう
に、ボンディングワイヤ19を用いて接続してもよい。
き出し手段としてゲート電極給電板3からなるものを示
したが、これに限らず、例えば図5に示す変形例のよう
に、ボンディングワイヤ19を用いて接続してもよい。
【0043】この変形例では、電子銃1がL(1.3G
Hz)帯用のものであり、上述した実施形態のものに比
べて大形のものである。ウエネルト電極4は、内径5m
m、外径25mm、高さ2mmである。
Hz)帯用のものであり、上述した実施形態のものに比
べて大形のものである。ウエネルト電極4は、内径5m
m、外径25mm、高さ2mmである。
【0044】この変形例では、上述した実施形態に比べ
て電子銃1が大形なので、冷陰極2と陽極(図示省略)
との間の間隔が上述した実施形態に比べて大きい。した
がって、ボンディングワイヤ19のループを許容するだ
けの空間を確保できる。ボンディングワイヤ19を用い
ると、ゲート電極給電板3などに比べて、製造コストの
低減化を図ることができる。
て電子銃1が大形なので、冷陰極2と陽極(図示省略)
との間の間隔が上述した実施形態に比べて大きい。した
がって、ボンディングワイヤ19のループを許容するだ
けの空間を確保できる。ボンディングワイヤ19を用い
ると、ゲート電極給電板3などに比べて、製造コストの
低減化を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、ウエネルト電極を冷陰極の集束電極に接続した後、
ウエネルト電極の欠落部のところでゲート電極にゲート
電極引き出し手段を接続するので、次のような効果を奏
する。
と、ウエネルト電極を冷陰極の集束電極に接続した後、
ウエネルト電極の欠落部のところでゲート電極にゲート
電極引き出し手段を接続するので、次のような効果を奏
する。
【0046】(1)欠落部のところで、ゲート電極にゲ
ート電極引き出し手段が接続されるので、ウエネルト電
極の形状の設計の自由度を増すことができる。
ート電極引き出し手段が接続されるので、ウエネルト電
極の形状の設計の自由度を増すことができる。
【0047】(2)また、当初からウエネルト電極によ
り冷陰極を押しつけて固定するので、ウエネルト電極と
集束電極との間の接続を確実にできる。
り冷陰極を押しつけて固定するので、ウエネルト電極と
集束電極との間の接続を確実にできる。
【0048】(3)欠落部があるので、ウエネルト電極
とゲート電極との間の電気的短絡が防止される。
とゲート電極との間の電気的短絡が防止される。
【0049】(4)欠落部のところでゲート電極にゲー
ト電極引き出し手段が接続されるので、その接続作業を
容易に行うことができ、接続のために特別な治具、装
置、技能を必要としない。
ト電極引き出し手段が接続されるので、その接続作業を
容易に行うことができ、接続のために特別な治具、装
置、技能を必要としない。
【0050】(5)最初からウエネルト電極により冷陰
極を押さえて固定するので、ゲート電極引き出し手段を
小形、軽量化できる。
極を押さえて固定するので、ゲート電極引き出し手段を
小形、軽量化できる。
【0051】(6)最初にウエネルト電極により冷陰極
を押さえて固定するので、ウエネルト電極と冷陰極との
間の軸合わせ、つまり偏心度調整を容易にできる。
を押さえて固定するので、ウエネルト電極と冷陰極との
間の軸合わせ、つまり偏心度調整を容易にできる。
【図1】この発明の電子銃の一実施形態の一部破断した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】図1の電子銃の一部拡大断面図である。
【図3】図1の電子銃の平面図である。
【図4】図1の電子銃の概略構成図である。
【図5】この発明の電子銃の一変形例の概略構成図であ
る。
る。
【図6】従来の電子銃の一例の概略構成図である。
【図7】提案されている電子銃の一部拡大断面図であ
る。
る。
【図8】従来の電子銃の他の例の概略構成図である。
1 電子銃 2 冷陰極 3 ゲート電極給電板(ゲート電極引き出し手段) 4 ウエネルト電極 5 エミッタ電極 6 バネ 7 エミッタ電極支持体 8 エミッタ 9 ゲート電極 10 集束電極 11 基板 12 電子放出面 13 孔 14 すり鉢状部 15 欠落部 16 第一の円筒支持体 17 第二の円筒支持体 18 突起 19 ボンディングワイヤ(ゲート電極引き出し手段)
Claims (6)
- 【請求項1】電子を放出するエミッタと、このエミッタ
の近傍に強電界を発生させて電子を放出させるゲート電
極と、エミッタから放出された電子の方向を集束させる
集束電極とが表面に設けられている冷陰極と、 ゲート電極と外部電源側とを接続するゲート電極引き出
し手段と、 集束電極と外部電源側とを接続するウエネルト電極とを
備えている電子銃において、 ウエネルト電極は、外周部に少なくとも一個の欠落部が
設けられており、この欠落部のところでゲート電極にゲ
ート電極引き出し手段が接続されるものとなっているこ
とを特徴とする電子銃。 - 【請求項2】ウエネルト電極は、ゲート電極引き出し手
段に比べて剛性が高いものであることを特徴とする請求
項1に記載の電子銃。 - 【請求項3】ゲート電極引き出し手段は、ゲート電極給
電板からなっていることを特徴とする請求項1または2
に記載の電子銃。 - 【請求項4】ゲート電極給電板は、ゲート電極側に湾曲
する突出する少なくとも一個の突起が設けられているこ
とを特徴とする請求項3に記載の電子銃。 - 【請求項5】ゲート電極引き出し手段は、ボンディング
ワイヤからなっていることを特徴とする請求項1または
2に記載の電子銃。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかの電子銃の組立方
法であって、 ウエネルト電極を冷陰極の集束電極に接続した後、ウエ
ネルト電極の欠落部のところでゲート電極引き出し手段
を冷陰極のゲート電極に接続することを特徴とする電子
銃の組立方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209799A JP3169005B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 電子銃及びその組立方法 |
| FR0001044A FR2789222B1 (fr) | 1999-01-29 | 2000-01-27 | Canon a electrons et procede de fabrication de celui-ci |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209799A JP3169005B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 電子銃及びその組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000223003A true JP2000223003A (ja) | 2000-08-11 |
| JP3169005B2 JP3169005B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=12073385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2209799A Expired - Fee Related JP3169005B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 電子銃及びその組立方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3169005B2 (ja) |
| FR (1) | FR2789222B1 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3983446A (en) * | 1971-07-06 | 1976-09-28 | Varian Associates | Gridded convergent flow electron gun for linear beam tubes |
| DE2422884C2 (de) * | 1974-05-11 | 1983-06-16 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Halterung für die Elektroden eines Elektronenstrahl-Erzeugungssystems innerhalb der Vakuumhülle einer Mikrowellenröhre |
| JP3107036B2 (ja) * | 1998-03-20 | 2000-11-06 | 日本電気株式会社 | 冷陰極搭載電子管用電子銃 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP2209799A patent/JP3169005B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-01-27 FR FR0001044A patent/FR2789222B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2789222B1 (fr) | 2001-04-13 |
| FR2789222A1 (fr) | 2000-08-04 |
| JP3169005B2 (ja) | 2001-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |