JPH01109632A - 電子管用電子銃 - Google Patents

電子管用電子銃

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Publication number
JPH01109632A
JPH01109632A JP62267174A JP26717487A JPH01109632A JP H01109632 A JPH01109632 A JP H01109632A JP 62267174 A JP62267174 A JP 62267174A JP 26717487 A JP26717487 A JP 26717487A JP H01109632 A JPH01109632 A JP H01109632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
electron
filament
sleeve
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62267174A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Henmi
和久 逸見
Kazuhiro Kamimura
上村 和廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62267174A priority Critical patent/JPH01109632A/ja
Publication of JPH01109632A publication Critical patent/JPH01109632A/ja
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  • Solid Thermionic Cathode (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ミリ波管等に用いて好適の電子管用電子銃
に関するものである。
[従来の技術] 第2図は従来の電子管用電子銃を示す断面図であり、図
において、14は電子を放出するカソード、15は電子
を集束する集束電極、16は電子を加速するアノードで
ある。
また、第3図は従来の電子管用電子銃におけるカソード
(第2図の符号14参照)を示す断面図であり、図にお
いて、10はカソード基体、11はこのカソード基体1
0の頂部に塗布された電子放射物質、12はカソード基
体1oを溶接等により取り付けられ同カソード基体1o
を支持するカソードスリーブ、13はカソード基体10
および電子放射物質11を加熱するフィラメントで、こ
のフィラメント13としては、一般にタングステンコイ
ルが用いられ、密なピッチで巻線されている。
次に動作について説明する。
カソード14から放出された電子は、集束電極15およ
びアノード16によって集束・加速され、7ノード16
の中央に形成された穴を通過して射出される。
通常、カソード14は、電子放出時には、フィラメント
13により約1000℃の温度に加熱される。
つまりしフィラメント13に外部の電源から電圧が印加
されて、カソード基体10をカソードスリーブ13とと
もに加熱する。これにより、電子放対物質11も加熱°
されて電子を放出しやすい状態となる。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来の電子管用電子銃は以上のように構成され。
フィラメント13から放出される熱が、輻射によってカ
ソード基体10およびカソードスリーブ12を加熱して
いるが、安定して電子を得るためには、カソード基体1
0の温度を約1000℃という高温に保つ必要がある。
しかし、そのためにはフィラメント13を、1000℃
よりもさらに数100℃高温で保ち続けなければならず
、大きな負荷となりフィラメント13において断線等が
生じ、電子銃の寿命はフィラメント13の寿命によって
決まってしまうなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、負荷を軽減しながらカソードを高温に保持し
て、寿命を延ばせるようにした電子管用電子銃を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る電子管用電子銃は、加熱手段として、カ
ソードの内側に設けられ上記カソードの内面へ向けて電
子を放射することにより上記カソードを加熱する電子放
射型ヒータを設けたものである。
[作   用] この発明における電子管用電子銃では、電子放射型ヒー
タによりカソード内面へ電子が放射され、その電子衝撃
によってカーツドが加熱される。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1は電子を放出するカソードで、ミリ波管
等の電子管に用いられる電子銃を構成するものであり、
2はカソード基体、3はこのカソード基体2の頂部に塗
布された電子放射物質、4はカソード基体2を溶接等に
より取り付けられ同カソード基体2を支持するカソード
スリーブ、5はカソード基体2および電子放射物質3を
カソードスリーブ4とともに加熱する加熱手段としての
電子放射型ヒータで、この電子放射型ヒータ5は、スリ
ーブ6と、同スリーブ6により支持される基体7と、同
基体7の頂部および外周(カソードスリーブ4の内周面
と対向する基体7の外周面部分)に塗布される電子放射
物質8と、スリーブ6内に設けられ電子放射物質8を加
熱するフィラメント9とから構成されている。
なお、フィラメント9としては、一般にタングステンコ
イルが用いられ、密なピッチで巻線されている。また、
17はフィラメント9を発熱させるための電源、18は
電子放射型ヒータ5からカソード1へ電子流を生じさせ
これを加速すべく電子放射型ヒータ5とカソード1との
間に電位差を与えるための電源である。
次に、本実施例の電子銃の動作について説明する。
電子放射型ヒータ5において、電源17により電圧を印
加されてフィラメント9が発熱すると。
電子放射物質8がスリーブ6および基体7とともに加熱
されて、この電子放射物質8から電子が放出される。
そして、電子放射型ヒータ5とカソード1との間には、
電源18により電位差が与えられており、電子放射物質
8から放出された電子は、電子放射型ヒータ5からカソ
ード1(カソードスリーブ4の内周面)内面へ向けて加
速され、電子流となってカソードスリーブ4に衝突する
。これによって、電子放射物質3が、カソード基体2お
よびカソードスリーブ4とともに加熱され、高温(約1
000°C)が保持される。
ここで、用いられる電子放射型ヒータ5のスリーブ6お
よび基体7は、カソードlよりも熱容量が少なく電流密
度を小さくし低温度で動作するので、フィラメント9に
比較的小さな電力を投入するだけで、電子放射型ヒータ
5が作動してカソード1を高温状態に保持し続けること
が可能となる。
従って、従来、カソードを直接加熱すべく設けられたフ
ィラメント(第3図の符号13参照)に比べ、本実施例
にて設けられたフィラメント9に対する負荷は、かなり
小さくなり、フィラメント9つまりは電子放射型ヒータ
5および電子銃の寿命を大幅に延ばすことができる。
なお、上記実施例では、電子放射型ヒータとして、フィ
ラメント9により電子放射物質8を加熱して電子を放射
するタイプのものを用いた場合について説明したが、冷
陰極を使用して電子を放射するタイ“プの電子放射型ヒ
ータを用いても、上記実施例と同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、電子放射型ヒータに
よりカソード内面へ電子を放射してカーソドを加熱する
ように構成したので、負荷を軽減しながらカソードを高
温に保持することが可能となり、電子銃の寿命を大幅に
延ばせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子管用電子銃のカ
ソードを示す断面図、第2図は従来の電子管用電子銃を
示す断面図、第3図は同従来の電子銃におけるカソード
を示す断面図である。 図において、1−カソード、5−加熱手段としての電子
放射型ヒータ。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子を放出するカソードと、同カソードを内側から加熱
    する加熱手段とをそなえた電子管用電子銃において、上
    記加熱手段が、上記カソードの内側に設けられ上記カソ
    ードの内面へ向けて電子を放射することにより上記カソ
    ードを加熱する電子放射型ヒータとして構成されている
    ことを特徴とする電子管用電子銃。
JP62267174A 1987-10-21 1987-10-21 電子管用電子銃 Pending JPH01109632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62267174A JPH01109632A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 電子管用電子銃

Applications Claiming Priority (1)

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JP62267174A JPH01109632A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 電子管用電子銃

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01109632A true JPH01109632A (ja) 1989-04-26

Family

ID=17441132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62267174A Pending JPH01109632A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 電子管用電子銃

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JP (1) JPH01109632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011216481A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 General Electric Co <Ge> ピアス銃及びピアス銃の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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