JP2000222681A - 道路情報システムおよび記録媒体 - Google Patents
道路情報システムおよび記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、無線で道路情報を受信して表示な
どする道路情報システムおよび記録媒体に関し、無線で
道路情報が受信できない区間があっても車両上で最新の
道路情報を表示することを目的とする。 【解決手段】 基地局から無線で送信された道路情報を
受信する受信手段と、道路の区間に対応づけて道路情報
を蓄積する記憶手段と、現在の車両の位置を検出する位
置検出手段と、受信手段によって受信された道路情報中
の位置検出手段によって検出された現在の位置の道路の
区間に対応する道路情報、あるいは現在の位置の道路の
区間に対応する道路情報が受信されなかったときは記憶
手段に蓄積されている現在の位置の道路の区間に対応す
る道路情報を出力する手段とを備えるように構成する。
どする道路情報システムおよび記録媒体に関し、無線で
道路情報が受信できない区間があっても車両上で最新の
道路情報を表示することを目的とする。 【解決手段】 基地局から無線で送信された道路情報を
受信する受信手段と、道路の区間に対応づけて道路情報
を蓄積する記憶手段と、現在の車両の位置を検出する位
置検出手段と、受信手段によって受信された道路情報中
の位置検出手段によって検出された現在の位置の道路の
区間に対応する道路情報、あるいは現在の位置の道路の
区間に対応する道路情報が受信されなかったときは記憶
手段に蓄積されている現在の位置の道路の区間に対応す
る道路情報を出力する手段とを備えるように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線で道路情報を
受信して表示などする道路情報システムおよび記録媒体
に関するものである。
受信して表示などする道路情報システムおよび記録媒体
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両に搭載された道路標識表示装
置は、道路の所定位置から無線で送出された道路標識情
報を受信して画面上に表示するようにしていた。
置は、道路の所定位置から無線で送出された道路標識情
報を受信して画面上に表示するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、無線で道路標識情報を受信できる場合には現在の道
路標識情報（例えば現在の区間の速度が６０Ｋｍ／ｈで
ある旨の情報）を逐次走行に従い該当する区間の道路標
識情報を表示して運転者などに知らせていた。しかしな
がら、無線で道路標識情報を受信できない区間では、道
路標識情報を表示することができないという問題があ
る。これを解決するために、全ての道路で無線で道路標
識情報を受信できるようにインフラを整備することは、
実際として困難であるという問題があった。このため、
無線で道路標識情報が受信されない区間があっても最新
の道路標識情報を表示することが望まれている。
は、無線で道路標識情報を受信できる場合には現在の道
路標識情報（例えば現在の区間の速度が６０Ｋｍ／ｈで
ある旨の情報）を逐次走行に従い該当する区間の道路標
識情報を表示して運転者などに知らせていた。しかしな
がら、無線で道路標識情報を受信できない区間では、道
路標識情報を表示することができないという問題があ
る。これを解決するために、全ての道路で無線で道路標
識情報を受信できるようにインフラを整備することは、
実際として困難であるという問題があった。このため、
無線で道路標識情報が受信されない区間があっても最新
の道路標識情報を表示することが望まれている。
【０００４】本発明は、これらの問題を解決するため、
無線で道路情報が受信できない区間があっても車両上で
最新の道路情報を表示することを目的としている。
無線で道路情報が受信できない区間があっても車両上で
最新の道路情報を表示することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図１を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図１において、道路情報
システム１は、基地局１１から道路情報を受信して現在
位置の道路の区間に対応する道路情報を表示などした
り、受信できないときにデータベース６から読み出した
現在の道路の区間に対応する道路情報を表示などしたり
するものであって、受信手段２、位置検出手段３、情報
出力手段４、情報更新手段５などから構成されるもので
ある。
決するための手段を説明する。図１において、道路情報
システム１は、基地局１１から道路情報を受信して現在
位置の道路の区間に対応する道路情報を表示などした
り、受信できないときにデータベース６から読み出した
現在の道路の区間に対応する道路情報を表示などしたり
するものであって、受信手段２、位置検出手段３、情報
出力手段４、情報更新手段５などから構成されるもので
ある。
【０００６】受信手段２は、基地局１１から無線で送信
された道路情報を受信するものである。位置検出手段３
は、車両の現在の位置を検出するものである。
された道路情報を受信するものである。位置検出手段３
は、車両の現在の位置を検出するものである。
【０００７】情報出力手段４は、受信された道路情報中
の現在の位置の道路の区間に対応する道路情報を出力し
たり、受信できないときにデータベース６から取り出し
た道路情報を出力したりなどするものである。
の現在の位置の道路の区間に対応する道路情報を出力し
たり、受信できないときにデータベース６から取り出し
た道路情報を出力したりなどするものである。
【０００８】情報更新手段５は、受信した道路情報が最
新であり、かつ恒久更新情報フラグがオンと設定されて
いたときにデータベース６中の道路情報を更新するもの
である。
新であり、かつ恒久更新情報フラグがオンと設定されて
いたときにデータベース６中の道路情報を更新するもの
である。
【０００９】データベース６は、道路情報を保存するも
のである。表示装置７は、道路情報を表示するものであ
る。基地局１１は、無線で道路情報を送信するものであ
る。
のである。表示装置７は、道路情報を表示するものであ
る。基地局１１は、無線で道路情報を送信するものであ
る。
【００１０】次に、動作を説明する。受信手段２が基地
局１１から送信された無線の道路情報を受信すると、情
報出力手段４が位置検出手段３によって検出された現在
の位置の道路の区間に対応する道路情報が受信されたと
きは当該受信された道路情報を出力し、一方、受信され
なかったときは、データベース６から道路情報を取り出
して出力するようにしている。
局１１から送信された無線の道路情報を受信すると、情
報出力手段４が位置検出手段３によって検出された現在
の位置の道路の区間に対応する道路情報が受信されたと
きは当該受信された道路情報を出力し、一方、受信され
なかったときは、データベース６から道路情報を取り出
して出力するようにしている。
【００１１】この際、情報更新手段５が受信した道路情
報が最新の場合であって、かつ恒久更新情報フラグがオ
ンと設定されていたときにデータベース６中の該当道路
情報を受信した道路情報で更新し、最新の道路情報に更
新するようにしている。
報が最新の場合であって、かつ恒久更新情報フラグがオ
ンと設定されていたときにデータベース６中の該当道路
情報を受信した道路情報で更新し、最新の道路情報に更
新するようにしている。
【００１２】また、道路情報を速度などを表示する道路
標識情報とするようにしている。従って、無線で道路情
報が受信できない区間があっても車両上で最新の道路情
報を表示することが可能となる。これにより、道路の区
間中の無線で道路情報が受信できるときは当該受信した
最新の道路情報を表示などすることが可能となると共に
たとえ受信できなくても以前の記憶／更新した最新の道
路情報を表示などすることが可能となる。
標識情報とするようにしている。従って、無線で道路情
報が受信できない区間があっても車両上で最新の道路情
報を表示することが可能となる。これにより、道路の区
間中の無線で道路情報が受信できるときは当該受信した
最新の道路情報を表示などすることが可能となると共に
たとえ受信できなくても以前の記憶／更新した最新の道
路情報を表示などすることが可能となる。
【００１３】
【実施例】次に、図２から図６を用いて本発明の実施の
形態および動作を順次詳細に説明する。
形態および動作を順次詳細に説明する。
【００１４】図２は、本発明の説明図を示す。図２の
（ａ−１）、（ａ−２）は、車両が図示の下から上方向
に区間００８（道路ＩＤ＝００８）内を走行している場
合の道路情報の受信および表示の状態を示す。この場合
には、 （１） 図２の（ａ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００８として算出する。
（ａ−１）、（ａ−２）は、車両が図示の下から上方向
に区間００８（道路ＩＤ＝００８）内を走行している場
合の道路情報の受信および表示の状態を示す。この場合
には、 （１） 図２の（ａ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００８として算出する。
【００１５】（２） （１）で算出した現在の区間（道
路ＩＤ＝００８）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出す。ここ
では、図２の（ａ−２）の左側に記載した下記のように
道路情報を取り出す。
路ＩＤ＝００８）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出す。ここ
では、図２の（ａ−２）の左側に記載した下記のように
道路情報を取り出す。
【００１６】・道路ＩＤ＝００８ ・種別：無し（一時的変更） ・制限速度６０Ｋｍ／ｈ （３） （２）で取り出した道路情報が、「制限速度６
０Ｋｍ／ｈ」であり、種別が無しで一時的変更であった
ので、車載道路標識データベース６を更新（変更）する
ことなく（データベース６には、制限速度データ：５０
Ｋｍ／ｈと登録されているがこれを更新することな
く）、図２の（ａ−２）の右下に記載したように、 制限速度表示：６０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
０Ｋｍ／ｈ」であり、種別が無しで一時的変更であった
ので、車載道路標識データベース６を更新（変更）する
ことなく（データベース６には、制限速度データ：５０
Ｋｍ／ｈと登録されているがこれを更新することな
く）、図２の（ａ−２）の右下に記載したように、 制限速度表示：６０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
【００１７】以上によって、区間００８（道路ＩＤ＝０
０８）を車両が走行中は、基地局１１から受信した道路
情報（道路ＩＤ＝００８、種別：無し（一時的変更）、
制限速度６０Ｋｍ／ｈ）をもとに、車載道路標識データ
ベース６のデータではなく、受信した最新の道路情報に
従い、制限速度６０Ｋｍ／ｈを表示することが可能とな
る。
０８）を車両が走行中は、基地局１１から受信した道路
情報（道路ＩＤ＝００８、種別：無し（一時的変更）、
制限速度６０Ｋｍ／ｈ）をもとに、車載道路標識データ
ベース６のデータではなく、受信した最新の道路情報に
従い、制限速度６０Ｋｍ／ｈを表示することが可能とな
る。
【００１８】図２の（ｂ−１）、（ｂ−２）は、車両が
図示の下から上方向に区間００６（道路ＩＤ＝００６）
内を走行している場合の道路情報の受信および表示の状
態を示す。この場合には、 （１） 図２の（ｂ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００６として算出する。
図示の下から上方向に区間００６（道路ＩＤ＝００６）
内を走行している場合の道路情報の受信および表示の状
態を示す。この場合には、 （１） 図２の（ｂ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００６として算出する。
【００１９】（２） （１）で算出した現在の区間（道
路ＩＤ＝００６）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出す。ここ
では、図２の（ｂ−２）の左側に記載した下記のように
道路情報を取り出す。
路ＩＤ＝００６）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出す。ここ
では、図２の（ｂ−２）の左側に記載した下記のように
道路情報を取り出す。
【００２０】・道路ＩＤ＝００６ ・種別：恒久的変更（恒久的更新フラグがオン） ・制限速度６０Ｋｍ／ｈ （３） （２）で取り出した道路情報が、「制限速度６
０Ｋｍ／ｈ」であり、種別が恒久的変更であったので、
車載道路標識データベース６を更新（変更）して制限速
度データを５０Ｋｍ／ｈから６０Ｋｍ／ｈに更新（変
更）した後、図２の（ｂ−２）の右下に記載したよう
に、 制限速度表示：６０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
０Ｋｍ／ｈ」であり、種別が恒久的変更であったので、
車載道路標識データベース６を更新（変更）して制限速
度データを５０Ｋｍ／ｈから６０Ｋｍ／ｈに更新（変
更）した後、図２の（ｂ−２）の右下に記載したよう
に、 制限速度表示：６０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
【００２１】以上によって、区間００６（道路ＩＤ＝０
０６）を車両が走行中は、基地局１１から受信した道路
情報（道路ＩＤ＝００６、種別：恒久的変更（恒久的更
新フラグがオン）、制限速度６０Ｋｍ／ｈ）をもとに、
車載道路標識データベース６のデータを制限速度データ
６０Ｋｍ／ｈに更新した後、更新した最新の道路情報に
従い、制限速度６０Ｋｍ／ｈを表示することが可能とな
る。
０６）を車両が走行中は、基地局１１から受信した道路
情報（道路ＩＤ＝００６、種別：恒久的変更（恒久的更
新フラグがオン）、制限速度６０Ｋｍ／ｈ）をもとに、
車載道路標識データベース６のデータを制限速度データ
６０Ｋｍ／ｈに更新した後、更新した最新の道路情報に
従い、制限速度６０Ｋｍ／ｈを表示することが可能とな
る。
【００２２】図２の（ｃ−１）、（ｃ−２）は、車両が
図示の下から上方向に区間００３（道路ＩＤ＝００３）
内を走行している場合の道路情報の受信および表示の状
態を示す。この場合には、 （１） 図２の（ｃ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００３として算出する。
図示の下から上方向に区間００３（道路ＩＤ＝００３）
内を走行している場合の道路情報の受信および表示の状
態を示す。この場合には、 （１） 図２の（ｃ−１）の図示の位置を走行中の車両
に搭載した図１の構成を持つシステム中の位置検出手段
３が現在の位置を検出（例えば公知のＧＰＳ（カーナ
ビ）で現在の位置を検出）し、図示外の道路地図と比較
して道路ＩＤをここでは、００３として算出する。
【００２３】（２） （１）で算出した現在の区間（道
路ＩＤ＝００３）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出そうとす
るが、受信できないので、ここでは、受信された道路情
報を無しとする。
路ＩＤ＝００３）に対応する道路情報を、受信手段２が
基地局１１から受信した道路情報中から取り出そうとす
るが、受信できないので、ここでは、受信された道路情
報を無しとする。
【００２４】（３） （２）で道路情報が受信できない
と判明したので、車載道路標識データベース６から図示
の下記の最新の道路情報を取り出す。 ・道路ＩＤ＝００３ ・制限速度データ：５０Ｋｍ／ｈ （４） （３）で取り出した道路情報を図２の（ｃ−
２）の右下に記載したように、 制限速度表示：５０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
と判明したので、車載道路標識データベース６から図示
の下記の最新の道路情報を取り出す。 ・道路ＩＤ＝００３ ・制限速度データ：５０Ｋｍ／ｈ （４） （３）で取り出した道路情報を図２の（ｃ−
２）の右下に記載したように、 制限速度表示：５０Ｋｍ／ｈ を図示のように規定の道路標識で表示装置７上に表示
し、運転者に知らせる。
【００２５】以上によって、区間００３（道路ＩＤ＝０
０３）を車両が走行中は、基地局１１から道路情報が受
信できなかったので、車載道路標識データベース６のデ
ータをもとに制限速度データ：５０Ｋｍ／ｈを表示する
ことが可能となる。
０３）を車両が走行中は、基地局１１から道路情報が受
信できなかったので、車載道路標識データベース６のデ
ータをもとに制限速度データ：５０Ｋｍ／ｈを表示する
ことが可能となる。
【００２６】次に、図３のフローチャートの順番に従い
図１および図２の構成の動作を詳細に説明する。図３
は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図１および図２の構成の動作を詳細に説明する。図３
は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
【００２７】図３において、Ｓ１は、現在位置を検出す
る。これは、車両の現在位置を検出、例えばＧＰＳ（カ
ーナビ）によって現在位置を検出する。Ｓ２は、走行中
の道路ＩＤを検索する。これは、Ｓ１で検出した現在位
置（例えば東経および西経で表現された現在位置）につ
いて、道路地図を検索して道路ＩＤを求める。
る。これは、車両の現在位置を検出、例えばＧＰＳ（カ
ーナビ）によって現在位置を検出する。Ｓ２は、走行中
の道路ＩＤを検索する。これは、Ｓ１で検出した現在位
置（例えば東経および西経で表現された現在位置）につ
いて、道路地図を検索して道路ＩＤを求める。
【００２８】Ｓ３は、情報を受信したか判別する。これ
は、図１の車両に搭載した道路情報システム１を構成す
る受信手段２が基地局１１から無線で道路情報を受信し
たか判別する。例えば後述する図４のヘッダ部およびデ
ータ本体からなる道路情報を受信したか判別する。ＹＥ
Ｓの場合には、Ｓ４に進む。ＮＯの場合には、Ｓ７に進
む。
は、図１の車両に搭載した道路情報システム１を構成す
る受信手段２が基地局１１から無線で道路情報を受信し
たか判別する。例えば後述する図４のヘッダ部およびデ
ータ本体からなる道路情報を受信したか判別する。ＹＥ
Ｓの場合には、Ｓ４に進む。ＮＯの場合には、Ｓ７に進
む。
【００２９】Ｓ４は、受信情報が現在の道路ＩＤと同じ
ＩＤか判別する。これは、Ｓ３のＹＥＳで受信した情報
中に現在位置の道路ＩＤと同じ道路ＩＤがあるか判別す
る。ＹＥＳの場合には、Ｓ５に進む。ＮＯの場合には、
Ｓ７に進む。
ＩＤか判別する。これは、Ｓ３のＹＥＳで受信した情報
中に現在位置の道路ＩＤと同じ道路ＩＤがあるか判別す
る。ＹＥＳの場合には、Ｓ５に進む。ＮＯの場合には、
Ｓ７に進む。
【００３０】Ｓ５は、恒久更新情報か判別する。これ
は、Ｓ４のＹＥＳで受信した情報中の現在位置の道路Ｉ
Ｄと同じ道路ＩＤの道路情報中に種別として恒久的変更
が設定されているか判別する（既述した図２の（ｂ−
２）の種別：恒久的変更と設定されているか判別す
る）。ＹＥＳの場合には、Ｓ６で車載ＤＢの該当項目を
更新（例えば既述した図２の（ｂ−２）の車載道路標識
データベース６の道理ＩＤ＝００８の制限速度データを
６０Ｋｍ／ｈに更新）し、Ｓ７に進む。一方、ＮＯの場
合には、Ｓ９で受信情報を表示（例えば既述した図２の
（ａ−２）の制限速度６０Ｋｍ／ｈと表示）し、終了す
る。尚、Ｓ６で受信した道路情報の道路ＩＤと、現在位
置の道路ＩＤとが一致した当該道路ＩＤの道路情報につ
いて恒久的更新フラグがオンと設定されていたときに車
載道路標識データベース６の該当道路情報を更新した
が、これにかぎられず、受信した道路情報中の恒久的更
新フラグがオンと設定されていた全ての道路情報につい
て車載道路標識データベース６の該当道路情報を更新す
るようにしてもよい。
は、Ｓ４のＹＥＳで受信した情報中の現在位置の道路Ｉ
Ｄと同じ道路ＩＤの道路情報中に種別として恒久的変更
が設定されているか判別する（既述した図２の（ｂ−
２）の種別：恒久的変更と設定されているか判別す
る）。ＹＥＳの場合には、Ｓ６で車載ＤＢの該当項目を
更新（例えば既述した図２の（ｂ−２）の車載道路標識
データベース６の道理ＩＤ＝００８の制限速度データを
６０Ｋｍ／ｈに更新）し、Ｓ７に進む。一方、ＮＯの場
合には、Ｓ９で受信情報を表示（例えば既述した図２の
（ａ−２）の制限速度６０Ｋｍ／ｈと表示）し、終了す
る。尚、Ｓ６で受信した道路情報の道路ＩＤと、現在位
置の道路ＩＤとが一致した当該道路ＩＤの道路情報につ
いて恒久的更新フラグがオンと設定されていたときに車
載道路標識データベース６の該当道路情報を更新した
が、これにかぎられず、受信した道路情報中の恒久的更
新フラグがオンと設定されていた全ての道路情報につい
て車載道路標識データベース６の該当道路情報を更新す
るようにしてもよい。
【００３１】Ｓ７は、車載ＤＢより標識情報を検索す
る。Ｓ８は、Ｓ７で検索して取り出した検索情報を表示
する。例えば既述した図２の（ａ−２）の制限速度６０
Ｋｍ／ｈとして表示、あるいは図２の（ｃ−２）の制限
速度５０Ｋｍ／ｈとして表示し、終了する。
る。Ｓ８は、Ｓ７で検索して取り出した検索情報を表示
する。例えば既述した図２の（ａ−２）の制限速度６０
Ｋｍ／ｈとして表示、あるいは図２の（ｃ−２）の制限
速度５０Ｋｍ／ｈとして表示し、終了する。
【００３２】以上によって、車両の現在位置を検出して
走行中の道路ＩＤを求め、 ・基地局１１から道路情報を受信できた場合には、 ・受信した道路情報中に恒久的更新と設定されていたと
きは車載道路標識データベース６を更新した後に更新後
の道路情報を表示 ・受信した道路情報中に恒久的更新と設定されていなか
ったときは受信した道路情報を表示 ・基地局１１から道路情報を受信できなかった場合に
は、 ・車載道路標識データベース６から現在位置の道路ＩＤ
に対応する道路情報を取り出して表示 するというように、状態に応じて最適な道路情報を表示
することが可能となる。
走行中の道路ＩＤを求め、 ・基地局１１から道路情報を受信できた場合には、 ・受信した道路情報中に恒久的更新と設定されていたと
きは車載道路標識データベース６を更新した後に更新後
の道路情報を表示 ・受信した道路情報中に恒久的更新と設定されていなか
ったときは受信した道路情報を表示 ・基地局１１から道路情報を受信できなかった場合に
は、 ・車載道路標識データベース６から現在位置の道路ＩＤ
に対応する道路情報を取り出して表示 するというように、状態に応じて最適な道路情報を表示
することが可能となる。
【００３３】図４は、本発明の送信データ例を示す。こ
の送信データは、基地局１１から送信し、車両に搭載し
た図１の道路情報システム１を構成する受信手段２が道
路情報として受信するものである。
の送信データは、基地局１１から送信し、車両に搭載し
た図１の道路情報システム１を構成する受信手段２が道
路情報として受信するものである。
【００３４】図４の（ａ）は、送信データを構成するヘ
ッダ部分を示す。このヘッダ部分には、図示の下記の情
報を設定する。 ・道路ＩＤ： ・標識情報数ｎ： ・チェックサム： 図４の（ｂ）は、送信データを構成するデータ本体を示
す。このデータ本体には、図示の下記の情報を設定す
る。
ッダ部分を示す。このヘッダ部分には、図示の下記の情
報を設定する。 ・道路ＩＤ： ・標識情報数ｎ： ・チェックサム： 図４の（ｂ）は、送信データを構成するデータ本体を示
す。このデータ本体には、図示の下記の情報を設定す
る。
【００３５】・標識情報１： ・更新情報： ・補助標識情報１： ・・・ ・補助標識情報Ｎ１： 同様に、標識情報２、・・・標識情報ｎについても、情
報を設定する。
報を設定する。
【００３６】ここで、 ・標識情報数は、その道路区画の持つ道路標識の数（総
数）である。 ・標識情報は、道路標識情報である。
数）である。 ・標識情報は、道路標識情報である。
【００３７】・補助標識情報は、親となる道路標識に付
随する補助標識の情報である。 ・更新情報は、補助標識を含む、道路標識の情報が恒久
的変更かどうかの情報である。
随する補助標識の情報である。 ・更新情報は、補助標識を含む、道路標識の情報が恒久
的変更かどうかの情報である。
【００３８】・ＥＯＲは、その標識情報のレコードの終
わりを表す記号である。 以上の送信データを基地局１１が送信し、これを走行中
の車両が道路情報として受信し、既述した図２あるいは
図３で既述した該当する処理を行うことが可能となる。
わりを表す記号である。 以上の送信データを基地局１１が送信し、これを走行中
の車両が道路情報として受信し、既述した図２あるいは
図３で既述した該当する処理を行うことが可能となる。
【００３９】図５は、本発明の車載側ＤＢ例を示す。こ
れは、既述した図１のデータベース６、図２の車載道路
標識データベース６の例を示す。図５の（ａ）は、イン
デックス部分を示す。このインデックス部分には、図示
の下記の情報を設定する。
れは、既述した図１のデータベース６、図２の車載道路
標識データベース６の例を示す。図５の（ａ）は、イン
デックス部分を示す。このインデックス部分には、図示
の下記の情報を設定する。
【００４０】・道路ＩＤ：例えば道路ＩＤ＝００１ ・標識情報数：例えば標識情報数ｎ＝５ ・ポインタ：データ本体へのポインタ 図５の（ｂ）は、データ本体例を示す。このデータ本体
には、図示の下記の情報を設定する。
には、図示の下記の情報を設定する。
【００４１】・標識情報１： ・補助標識情報１： ・・・ ・補助標識情報Ｎ１： 同様に、標識情報２、・・・標識情報ｎについても、情
報を設定する。
報を設定する。
【００４２】以上のように車載ＤＢ（車載道路標識デー
タベース６）に情報を設定することにより、基地局１１
から道路情報を受信できないときに当該車載ＤＢから読
み出して表示することが可能となり、基地局１１から無
線で道路情報を受信できなくても、途切れることなく現
在位置の道路ＩＤに対応する道路情報を表示することが
可能となる。
タベース６）に情報を設定することにより、基地局１１
から道路情報を受信できないときに当該車載ＤＢから読
み出して表示することが可能となり、基地局１１から無
線で道路情報を受信できなくても、途切れることなく現
在位置の道路ＩＤに対応する道路情報を表示することが
可能となる。
【００４３】図６は、本発明の画面表示例を示す。ここ
では、画面上に、左から順に現在位置の道路ＩＤの区間
では、 ・制限速度が３０Ｋｍ／ｈを表示 ・駐車禁止を表示 ・スクールゾーンを表示 することをそれぞれ表している。
では、画面上に、左から順に現在位置の道路ＩＤの区間
では、 ・制限速度が３０Ｋｍ／ｈを表示 ・駐車禁止を表示 ・スクールゾーンを表示 することをそれぞれ表している。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線で道路情報が受信できない区間があっても車両上で
最新の道路情報を表示できる。これにより、道路の区間
中の無線で道路情報が受信できるときは当該受信した最
新の道路情報を表示などすることが可能となると共にた
とえ受信できなくても以前の記憶／更新した最新の道路
情報を表示などすることが可能となる。更に、受信した
道路情報中に恒久的更新フラグがオンと設定されていた
場合には、車載側のデータベース６の該当道路ＩＤの道
路情報を更新して保存することで、常に最新の道路情報
に随時自動的に更新して保守・管理でき、道路情報を受
信できない区間であっても当該更新した最新の道路情報
を表示などすることが可能となる。
無線で道路情報が受信できない区間があっても車両上で
最新の道路情報を表示できる。これにより、道路の区間
中の無線で道路情報が受信できるときは当該受信した最
新の道路情報を表示などすることが可能となると共にた
とえ受信できなくても以前の記憶／更新した最新の道路
情報を表示などすることが可能となる。更に、受信した
道路情報中に恒久的更新フラグがオンと設定されていた
場合には、車載側のデータベース６の該当道路ＩＤの道
路情報を更新して保存することで、常に最新の道路情報
に随時自動的に更新して保守・管理でき、道路情報を受
信できない区間であっても当該更新した最新の道路情報
を表示などすることが可能となる。
【図１】本発明のシステム構成図である。
【図２】本発明の説明図である。
【図３】本発明の動作説明フローチャートである。
【図４】本発明の送信データ例である。
【図５】本発明の車載側ＤＢ例である。
【図６】本発明の画面表示例である。
１：道路情報システム ２：受信手段 ３：位置検出手段 ４：情報出力手段 ５：情報更新手段 ６：データベース（車載道路情報データベース） ７：表示装置 １１：基地局
フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C032 HB24 HC05 HD04 5H180 AA01 CC12 FF05 FF13 FF22 FF32 JJ03 JJ28 9A001 BB06 CC02 CC05 JJ01 JJ11 JJ77 JJ78
Claims (4)
- 【請求項１】無線で道路情報を受信して表示などする道
路情報システムにおいて、 基地局から無線で送信された道路情報を受信する受信手
段と、 道路の区間に対応づけて道路情報を蓄積する記憶手段
と、 現在の車両の位置を検出する位置検出手段と、 上記受信手段によって受信された道路情報中の上記位置
検出手段によって検出された現在の位置の道路の区間に
対応する道路情報、あるいは現在の位置の道路の区間に
対応する道路情報が受信されなかったときは上記記憶手
段に蓄積されている当該現在の位置の道路の区間に対応
する道路情報を出力する手段とを備えたことを特徴とす
る道路標識システム。 - 【請求項２】上記受信した道路情報中に恒久更新情報フ
ラグがオンと設定され、かつ上記記憶手段中の該当道路
情報よりも新しかったときに受信した道路情報で更新す
る手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の道路標
識システム。 - 【請求項３】上記道路情報を道路標識情報としたことを
特徴とする請求項１あるいは請求項２記載の道路標識シ
ステム。 - 【請求項４】基地局から無線で送信された道路情報を受
信する受信手段と、 道路の区間に対応づけて道路情報を蓄積する記憶手段
と、 現在の車両の位置を検出する位置検出手段と、 上記受信手段によって受信された道路情報中の上記位置
検出手段によって検出された現在の位置の道路の区間に
対応する道路情報、あるいは現在の位置の道路の区間に
対応する道路情報が受信されなかったときは上記記憶手
段に蓄積されている当該現在の位置の道路の区間に対応
する道路情報を出力する手段として機能させるプログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02244399A JP3527429B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 道路情報表示装置および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02244399A JP3527429B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 道路情報表示装置および記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000222681A true JP2000222681A (ja) | 2000-08-11 |
| JP3527429B2 JP3527429B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=12082862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02244399A Expired - Fee Related JP3527429B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 道路情報表示装置および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3527429B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004006207A1 (ja) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Iwane Laboratories,Ltd. | 交通機関自動案内装置 |
| JP2017117039A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 標識情報表示装置及び方法 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP02244399A patent/JP3527429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004006207A1 (ja) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Iwane Laboratories,Ltd. | 交通機関自動案内装置 |
| US7804424B2 (en) | 2002-07-03 | 2010-09-28 | Iwane Laboratories, Ltd. | Automatic guide apparatus for traffic facilities |
| JP2017117039A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 標識情報表示装置及び方法 |
| CN107054218A (zh) * | 2015-12-22 | 2017-08-18 | 本田技研工业株式会社 | 标识信息显示装置和方法 |
| US10210405B2 (en) | 2015-12-22 | 2019-02-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Sign information display system and method |
| CN107054218B (zh) * | 2015-12-22 | 2020-05-22 | 本田技研工业株式会社 | 标识信息显示装置和方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3527429B2 (ja) | 2004-05-17 |
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