JP2000222675A - 車両感知器の警報発生方式 - Google Patents

車両感知器の警報発生方式

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JP2000222675A
JP2000222675A JP11020965A JP2096599A JP2000222675A JP 2000222675 A JP2000222675 A JP 2000222675A JP 11020965 A JP11020965 A JP 11020965A JP 2096599 A JP2096599 A JP 2096599A JP 2000222675 A JP2000222675 A JP 2000222675A
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JP
Japan
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dirt
vehicle
image
alarm
output
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JP11020965A
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English (en)
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Ikuo Munakata
郁夫 宗像
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Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部の汚れを自動的に検出する。 【解決手段】 車路を上方から撮像しその画像データを
得る画像処理式の車両感知器であってこの汚れを検出し
て警報発生する。移動物体の一部が隠れることを検出す
ることにより受光部の汚れを判定し、汚れが発生したこ
とを警報出力する。あるいは、撮像画像の最大輝度と最
大コントラストとが予め設定した範囲になった場合に受
光部の汚れを判定し、汚れが発生したことを警報出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路上、または駐車
場で、車両の通過を検出する画像処理式の車両感知器に
おいて、受光部の汚れを検出して警報を出力する方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両の通過を検出する方法として、車路
を上方から撮像し車両通過を認識するものがある。この
画像処理式のものはカメラや画像センサーなど受光部
(レンズ表面又はレンズ保護のためにその前方に設けた
ガラスまたはアクリル板等の透明板)に汚れを生ずる。
この汚れが発生する度合いは車路の交通量、通過する車
両の種類などにより異なっている。受光部に汚れの付着
を検出する手段は持っていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像処理式の車両感知
器にとって、受光部の汚れは車両の検出に誤差を生ずる
要因となる。これまでは、定期的に受光部を掃除する方
法を採っていたが、雨や雪などで突然の汚れが発生した
場合は、車両通過を認識できないため、汚れであるにも
かかわらず車両感知器の交換が必要である故障警報を出
力していた。そのため、故障警報出力を受けて、メンテ
ナンス要員が車両感知器の設置現場に行く場合、メンテ
ナンス要員は車両感知器を交換できる技量が必要であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る第1の車両感知器の警報発生方式は、車路
を上方から撮像しその画像データを得る画像処理式の車
両感知器の汚れ検出による警報発生方式において、移動
物体の一部が隠れることを検出することにより受光部の
汚れを判定し、汚れが発生したことを警報出力するもの
である。
【0005】また、本発明に係る第2の車両感知器の警
報発生方式は、車路を上方から撮像しその画像データを
得る画像処理式の車両感知器の汚れ検出による警報発生
方式において、撮像画像の最大輝度と最大コントラスト
とが予め設定した範囲になった場合に受光部の汚れを判
定し、汚れが発生したことを警報出力するものである。
【0006】
【作用】第1の車両感知器の警報発生方式は、次のよう
に作用する。受光部の汚れが一部のとき、移動体は車路
と汚れとの間にあり、上方から撮像した移動体は、汚れ
によりその一部が隠れる。これを検出することにより、
受光部の汚れを判定し、汚れが発生したことを警報出力
する。突然の汚れについて警報を出力することができ
る。
【0007】第2の車両感知器の警報発生方式は、次の
ように作用する。受光部の汚れがほぼ一様のとき、汚れ
の度合いが高くなるほど受光部が受ける光りが弱くなり
撮像画像の最大輝度は低下し、最大コントラストの信号
レベルの範囲が小さくなる。この最大輝度と最大コント
ラストとを所定の時間間隔で期間毎に予め設定した値の
範囲内であるかを判定し、時間経過により徐々に付着し
た汚れがあるかを検出して警報を出力することができ
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図を参照して
説明する。図2はこの実施例による通過車両の検出装置
を設置した概念図と通過車両を検出する様子を示してい
る。図2において、21は撮像装置でありTVカメラま
たは画像センサーにより構成する。22は信号線、23
は画像処理装置、24は画像処理装置23の出力を図示
しない管理室に接続する出力線、25は設置用ポールで
ある。これらにより車両感知器を構成する。同図におい
て、26は車路を走行する車両を示している。
【0009】撮像装置21は設置用ポール25に設置さ
れ、車路を上方から撮像可能にして車路を観測してい
る。撮像装置21が撮像した画像データは信号線22を
経由して画像処理装置23に転送される。
【0010】画像処理装置23は、撮像装置21からの
画像データの1フレーム分ずつを順次フレームバッファ
に取り込む。1フレーム前に取り込んだ画像データと現
在の画像データと同じ画素点の差を取り、フレーム間差
分を計算する。変化のある部分を移動物体と認識し、そ
の部分の所定の大きさから車両と認識する。また、撮像
装置21が撮像する領域とこの画像データを取り込むフ
レームバッファの領域とは対応しているから、フレーム
差分が生ずる部分の変化方向から移動方向を検出する。
この結果を出力線24に出力する。
【0011】ここで、撮像装置21の受光部の一部に汚
れが発生した場合を図1(a)のフロー図及び図3
(a)により説明する。図3(a)において、Aは汚れ
がない場合の車路を撮像した背景画像を示している。画
像中の矢印11は車路に印刷されている。Bは部分的な
汚れ12が発生した場合の車路を撮像した背景画像を示
す。画像処理装置23は汚れが付着した時、これを1フ
レーム前から差分が生じてもさらに次のフレームで差分
が生じないから移動物と判定せず、また車路に付着した
可能性から汚れであるかどうかは認識せずに背景画像と
している。Cは部分的な汚れ12が発生した撮像装置2
1の下方を車両13が移動してきて通過しようとしてい
る状況を撮像した画像である(図1(a)P1)。Cに
おいて、車両13は矢印11の一部を隠すように見え、
背景画像の上に見える。しかし、Dにおいて、通過する
車両13が図示する画面下方の部分にかかると、車両1
3は背景画像と認識していた一部(実は汚れ12)の下
に見える(図1(a)P2)。このように動きのある物
体(例えば車両13)よりも輝度が低いにも関わらず、
動きのある物体より上方に出る部分を汚れ12と認識す
る。汚れ12の部分はそれにより輝度の低下を生じるか
ら、車両が通過した後、Bの状態で、所定の輝度より低
い部分の面積をフレームバッファのメモリ数と対応させ
その数が予め設定したしきい値より大きくなったことを
検出し(図1(a)P3)、画像認識装置23は汚れ発
生の警報を出力線24に出力し(図1(a)P4)メン
テナンス部門に通知する。
【0012】つぎに、撮像装置21の受光部の汚れがほ
ぼ全体的に一様に発生した場合を図1(b)のフロー図
及び図3(b)により説明する。図3(b)において、
Eは汚れがない場合の車路を撮像した背景画像を示して
いる。画像中の矢印11は車路に印刷されている。Fは
汚れがない撮像装置21の下方を車両が通過しようとし
ている画像を示す。画像処理装置23はフレーム間で順
次差分が生じていることにより差分を生じている輪郭を
車両として認識することができる。Gは全体的に一様に
汚れが発生した場合の背景画像を示しており、Hは全体
的に一様に汚れが発生した場合に撮像装置21の下方を
車両13が通過しようとしている。G,Hのように全体
的な汚れが発生すると、撮像画像の輝度とコントラスト
が低下するので、画像処理装置23は、例えば24時間
を単位として、所定の時間間隔で観測画像の最大輝度と
最大コントラストを記録し(図1(b)S1)、それら
の各値の大きさと予め設定した範囲の基準値とを比較
し、比較の結果基準値の範囲内と判定された(図1
(b)S2)場合、汚れ発生の警報を出力線24に出力
し(図1(b)S3)メンテナンス部門に通知する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
体の動きとそれを隠す部分とを検出することにより部分
的汚れの検出をすることができ、突然の汚れについて警
報を出力することができる。また、最大輝度と最大コン
トラストとを所定の時間間隔で予め設定した値と比較し
判定しているから、時間経過により徐々に付着した汚れ
があるかを検出して警報を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのフロー図で
ある。
【図2】本発明を用いる車両感知器の概念図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための画像を示す
図である。
【符号の説明】
11…矢印、12…部分的な汚れ、13…車両、21…
撮像装置、22…信号線、23…画像処理装置、24…
出力線、25…設置用ポール、26…車路を走行する車
両。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車路を上方から撮像しその画像データを
    得る画像処理式の車両感知器の汚れ検出による警報発生
    方式において、移動物体の一部が隠れることを検出する
    ことにより受光部の汚れを判定し、汚れが発生したこと
    を警報出力することを特徴とする車両感知器の警報発生
    方式。
  2. 【請求項2】 車路を上方から撮像しその画像データを
    得る画像処理式の車両感知器の汚れ検出による警報発生
    方式において、撮像画像の最大輝度と最大コントラスト
    とが予め設定した範囲になった場合に受光部の汚れを判
    定し、汚れが発生したことを警報出力することを特徴と
    する車両感知器の警報発生方式。
JP11020965A 1999-01-29 1999-01-29 車両感知器の警報発生方式 Pending JP2000222675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113920700A (zh) * 2021-09-23 2022-01-11 国网山西省电力公司晋中供电公司 基于颜色识别的灰尘沉积度检测系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113920700A (zh) * 2021-09-23 2022-01-11 国网山西省电力公司晋中供电公司 基于颜色识别的灰尘沉积度检测系统

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406