JP2000222125A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000222125A
JP2000222125A JP11022626A JP2262699A JP2000222125A JP 2000222125 A JP2000222125 A JP 2000222125A JP 11022626 A JP11022626 A JP 11022626A JP 2262699 A JP2262699 A JP 2262699A JP 2000222125 A JP2000222125 A JP 2000222125A
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JP
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power
position detection
rotary encoder
power supply
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JP11022626A
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Keiji Kumagai
圭司 熊谷
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力を考慮して動作を行う通信装置を
提供すること。 【解決手段】 通信装置は、相対的な位置を検出するX
軸用ロータリエンコーダ140およびY軸用ロータリエ
ンコーダ141と、X軸用ロータリエンコーダ140お
よびY軸用ロータリエンコーダ141によって検出され
た情報を赤外線送受信部100および赤外線コントロー
ラ101を介して外部へ送信し、X軸用ロータリエンコ
ーダ140およびY軸用ロータリエンコーダ141のス
キャンタイミングを制御して内蔵電源150の消費を削
減する制御部131とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置の消費電
力を低減する技術に関し、特に、有線と無線とを切り替
えて通信を行う通信装置の消費電力を低減する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置や家電機器の高機能
化が進んでおり、それに伴ってより操作性に優れた製品
が要求されるようになってきている。その1つとして、
有線と無線とを切り替えて使用できる機能を有する装置
が開発されており、それに関連する技術として、特開平
5−216597号公報に開示された発明および特開平
7−200166号公報に開示された発明がある。
【0003】特開平5−216597号公報に開示され
た発明は、無線により送受信が可能な送受信部と、有線
により送受信が可能な送受信部とを有し、有線受信部に
ケーブルが接続されているか否かにより自動的に受信を
行う受信部を決定できる入出力装置に関するものであ
る。
【0004】また、特開平7−200166号公報に開
示された発明は、携帯用コンピュータのトラックボール
に関するものであり、コンピュータ本体にトラックボー
ルが結合されている場合には、有線でカーソル移動信号
を電気信号で送出し、コンピュータ本体からトラックボ
ールが分離されている場合には、カーソル移動信号を光
信号で送出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−2
16597号公報に開示された発明は、有線受信部にケ
ーブルが接続されているか否かにより自動的に受信を行
う受信部を決定しているので、有線による受信および無
線による受信のいずれであっても以降の処理を同様に行
うことができる。しかし、レーザビームプリンタを対象
としているため、内蔵電源を有さない。したがって、低
消費電力化に関する言及が全くない。
【0006】また、特開平7−200166号公報に開
示された発明は、コンピュータ本体にトラックボールが
結合されている場合には、コンピュータ本体からトラッ
クボールへ電力が供給され、トラックボール内の充電部
に充電が行なわれる。また、コンピュータ本体からトラ
ックボールが分離された場合には、充電部から電力が供
給される。しかし、やはり低消費電力化に関する言及が
全くない。また、コンピュータ本体にトラックボールが
結合された場合には、コンピュータ本体から電力が供給
されることを前提としている。そのため、たとえばノー
トブック型のパーソナルコンピュータのように電力の供
給に限界がある装置がコンピュータ本体である場合に
は、コンピュータ本体自身の動作にも影響を及ぼすとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、低消費電力を考慮し
て動作を行う通信装置を提供することである。
【0008】第2の目的は、本体から電力供給ができな
い場合には自動的に低消費電力を考慮して動作を行う通
信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信装
置は、相対的な位置を検出するための位置検出手段と、
位置検出手段によって検出された情報を無線で外部へ送
信するための無線送信手段と、位置検出手段の動作モー
ドを、通常の動作モードと低消費電力の動作モードとに
選択的に切り替えるためのモード切り替え手段とを含
む。
【0010】モード切り替え手段は、位置検出手段の動
作モードを、通常の動作モードと低消費電力の動作モー
ドとに選択的に切り替えるので、通信装置の消費電力を
低減させることが可能となる。
【0011】請求項2に記載の通信装置は、請求項1記
載の通信装置であって、通信装置はさらに有線で外部と
通信するための有線通信手段と、外部から駆動電力の供
給を受けることができるか否かの情報を受信するための
供給情報受信手段と、供給情報受信手段によって受信さ
れた情報に基づいて、内部の駆動電力の供給と外部から
の駆動電力の供給とを切り替えるための駆動電力切り替
え手段とを含む。
【0012】駆動電力切り替え手段は、供給情報受信手
段によって受信された情報に基づいて、内部の駆動電力
の供給と外部からの駆動電力の供給とを切り替えるの
で、通信装置の内部の電源の消費を削減することが可能
になる。
【0013】請求項3に記載の通信装置は、請求項1ま
たは2記載の通信装置であって、位置検出手段は、通常
の動作モード時には、第1の所定周期で位置検出を行
い、低消費電力の動作モード時には、第1の所定周期よ
りも長い周期である第2の所定周期で位置検出を行うた
めの制御手段を含む。
【0014】制御手段は、低消費電力の動作モード時に
は、第1の所定周期よりも長い周期である第2の所定周
期で位置検出を行うので、消費電力を削減することが可
能となる。
【0015】請求項4に記載の通信装置は、請求項1ま
たは2記載の通信装置であって、位置検出手段は、第1
の方向の相対的な位置を検出するための第1方向位置検
出手段と、第1の方向と異なる第2の方向の相対的な位
置を検出するための第2方向位置検出手段と、通常の動
作モード時には、第1方向位置検出手段および第2方向
位置検出手段に位置検出を行わせ、低消費電力の動作モ
ード時には、第1方向位置検出手段に位置検出を行わ
せ、第2の位置検出手段の動作を停止するための制御手
段を含む。
【0016】制御手段は、低消費電力の動作モード時に
は、第1方向位置検出手段に位置検出を行わせ、第2の
位置検出手段の動作を停止するので、消費電力を削減す
ることが可能となる。
【0017】請求項5に記載の通信装置は、請求項1〜
4のいずれかに記載の通信装置であって、モード切り替
え手段は所定時間以内に前記位置検出手段によって位置
の変化が検出された場合には、通常の動作モードとし、
所定時間以上位置検出手段によって位置の変化が検出さ
れない場合には、低消費電力の動作モードとするための
手段を含む。
【0018】モード切り替え手段は所定時間以内に前記
位置検出手段によって位置の変化が検出された場合に
は、通常の動作モードとし、所定時間以上位置検出手段
によって位置の変化が検出されない場合には、低消費電
力の動作モードとするので、請求項1〜4に記載された
通信装置よりもさらに消費電力を削減することが可能と
なる。
【0019】請求項6に記載の通信装置は、無線で外部
から情報を受信するための無線受信手段と、有線で外部
と通信するための有線通信手段と、有線通信手段を介し
て電力供給が可能か否かの問い合わせを受信するための
電力供給可否受信手段と、電力供給可否受信手段によっ
て受信された問い合わせに応じて、電力供給が可能な場
合には、外部へ電力の供給を行い、電力供給が不可能な
場合には、外部へ電力の供給を行わないための制御手段
とを含む。
【0020】制御手段は、電力供給可否受信手段によっ
て受信された問い合わせに応じて、電力供給が可能な場
合には、外部へ電力の供給を行うので、外部装置は自身
の電源の消費を削減することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
ける通信装置の一例である赤外線マウスの概略構成を示
すブロック図である。この赤外線マウス1は、電気信号
を赤外線信号に変換して後述するコンピュータ本体2へ
送出し、コンピュータ本体2から赤外線信号を受信して
電気信号に変換する赤外線送受信部100と、赤外線送
受信部100によって変換された電気信号からパケット
を抽出し、そのパケットからデータを抽出して出力する
とともに、入力したデータをパケットに格納して赤外線
送受信部100へ出力する赤外線コントローラ101
と、コンピュータ本体2との接続に使用されるケーブル
が接続されるケーブルコネクタ120と、ケーブルコネ
クタ120を介してコンピュータ本体2との間で有線に
よるシリアル通信を行う通信コントローラ121と、赤
外線コントローラ101または通信コントローラ121
との間のデータの入出力や位置検出等の赤外線マウス1
の全体的な制御を行う制御部131と、X方向の位置検
出を行うX軸用ロータリエンコーダ140と、Y方向の
位置検出を行うY軸用ロータリエンコーダ141と、操
作者によって押下されるXボタン142およびYボタン
143と、バッテリ等の内蔵電源150と、内蔵電源1
50からの電源供給およびコンピュータ本体からの電源
供給を切り替える電源制御コントローラ151とを含
む。
【0022】赤外線送受信部100および赤外線コント
ローラ101は、赤外線データ標準規格の標準団体Ir
DAのIrDA Controlによって赤外線通信を行う。また、
制御部131は、周期的にX軸用ロータリエンコーダ1
40およびY軸用ロータリエンコーダ141からの出力
信号をスキャンし、その出力信号に変化があった場合に
赤外線マウスの移動があったことを検出するものであ
る。
【0023】図2は、図1に示す赤外線マウスとの間で
通信を行うコンピュータ本体2の概略構成の一部を示す
図である。このコンピュータ本体2は、電気信号を赤外
線信号に変換して赤外線マウス1へ送出し、赤外線マウ
ス1から赤外線信号を受信して電気信号に変換する赤外
線送受信部200と、赤外線送受信部200によって変
換された電気信号からパケットを抽出し、そのパケット
からデータを抽出して出力するとともに、入力したデー
タをパケットに格納して赤外線送受信部200へ出力す
る赤外線コントローラ201と、赤外線マウス1との接
続に使用されるケーブルが接続されるケーブルコネクタ
220と、ケーブルコネクタ220を介して赤外線マウ
ス1との間で有線によるシリアル通信を行う通信コント
ローラ221と、赤外線コントローラ201または通信
コントローラ221との間のデータの入出力等の制御を
行う制御部231と、赤外線マウス1への電源供給を制
御する電源制御コントローラ251と、コンピュータ本
体2全体に電源を供給する電源部250とを含む。な
お、コンピュータ本体2に搭載されたCPU(Central
Processing Unit )等は図示しないが、このCPUが制
御部231を制御するものとする。
【0024】図3は、図1に示す赤外線マウス1の処理
手順を説明するためのフローチャートである。まず、制
御部131は、ケーブルコネクタ120からの信号の状
態を読み出すことによってケーブルが接続されているか
否かを判定する(S1)。たとえば、ケーブルコネクタ
120にケーブルが接続されていない場合にはプルアッ
プ抵抗によってハイレベルとなり、ケーブルが接続され
るとGND(グランド)に接続されてロウレベルとなる
信号を設け、その信号の状態を読み出すことによって、
ケーブルが接続されているか否かを判定することができ
る。
【0025】ケーブルコネクタ120にケーブルが接続
されている場合(S1,Yes)、制御部131は通信
コントローラ121およびケーブルコネクタ120を介
してコンピュータ本体2に、コンピュータ本体2から電
源供給が可能か否かの問い合わせを行う(S2)。コン
ピュータ本体2から電源供給が可能である旨の通知を受
信すると(S3,Yes)、電源制御コントローラ15
1を制御してコンピュータ本体2から電源供給を受け
(S4)、通常モードで赤外線マウス1の位置検出とX
ボタン142およびYボタン143の押下の検出とを行
う(S6)。また、ケーブルコネクタ120にケーブル
が接続されていない場合(S1,No)、またはコンピ
ュータ本体2から電源供給が受けられない旨の通知を受
信すると(S3,No)、電源制御コントローラ151
を制御して内蔵電源150から電源供給を受け(S
5)、低消費電力モード(パワーセーブモード)で赤外
線マウス1の位置検出とXボタン142およびYボタン
143の押下の検出とを行う(S7)。通常モードおよ
びパワーセーブモードについての詳細は後述する。
【0026】次に、再度ケーブルコネクタ120にケー
ブルが接続されているか否かを判定する(S8)。ケー
ブルコネクタ120にケーブルが接続されている場合
(S8,Yes)、制御部131は通信コントローラ1
21およびケーブルコネクタ120を介してシリアル通
信によって位置検出データおよびXボタン142または
Yボタン143の押下が検出されたことを示すデータの
送信を行う(S9)。また、ケーブルコネクタ120に
ケーブルが接続されていない場合(S8,No)、赤外
線コントローラ101および赤外線送受信部100を介
して赤外線による位置検出データおよびXボタン142
またはYボタン143の押下が検出されたことを示すデ
ータの送信を行う(S10)。
【0027】図4は、図2に示すコンピュータ本体2の
処理手順を説明するためのフローチャートである。ま
ず、制御部231はケーブルコネクタ220にケーブル
が接続されているか否かを判定する(S11)。ケーブ
ルコネクタ220にケーブルが接続されていれば(S1
1,Yes)、赤外線マウス1から電源供給が可能であ
るかの問い合わせがあるか否かを判定する(S12)。
赤外線マウス1から問い合わせがなければ(S12,N
o)、無条件に赤外線マウス1への電力供給を実行する
(S13)。赤外線マウス1から問い合わせがあれば
(S12,Yes)、赤外線マウス1へ電源供給が可能
であるか否かを判定する(S13)。たとえば、コンピ
ュータ本体2がデスクトップ型コンピュータ等の場合に
は、電源コンセントから電源の供給を受けて動作してお
り赤外線マウス1へ電源を供給することが十分可能であ
るので、電源供給が可能であると判定する。また、ノー
トブック型コンピュータ等の場合には、本体に内蔵され
た電源で動作しているため、電源供給の余裕がなければ
電源供給が不可能であると判定する。電源供給が可能で
あれば(S13,Yes)、赤外線マウス1への電源供
給を実行する(S14)。また、電源供給が不可能であ
れば(S13,No)、電源供給を実行せずにステップ
S15へ進む。
【0028】ステップS15において、制御部231は
ケーブルコネクタ220および通信コントローラ221
を介して赤外線マウス1からデータを受信する。また、
ケーブルコネクタ220にケーブルが接続されていなけ
れば(S11,No)、制御部231は赤外線送受信部
200および赤外線コントローラ201を介して赤外線
により赤外線マウス1からデータの受信を行う(S1
6)。コンピュータ本体2は、ステップS15またはS
16におけるデータ受信によって、赤外線マウス1の位
置が移動したことや赤外線マウス1のXボタン142ま
たはYボタン143が押下されたことを検出することが
できる。
【0029】図5は、赤外線マウス1のX軸用ロータリ
エンコーダ140およびY軸用ロータリエンコーダ14
1の概略構成を示すブロック図である。X軸用ロータリ
エンコーダ140は赤外線マウス1のX方向への移動を
検出し、Y軸用ロータリエンコーダ141は赤外線マウ
ス1のY方向への移動を検出するものであるが、構成自
体は同じであるので総称してロータリエンコーダと呼ぶ
ことにする。
【0030】このロータリエンコーダは、スリット30
1Aと非スリット301Bとが交互に全周に設けられた
円盤301と、円盤301を挟むようにして設けられる
フォトインタラプタ302とを含む。フォトインタラプ
タ302に含まれるLED(発光素子)からの光が、ス
リット301Aおよび非スリット301Bにより通過お
よび遮断され、LEDに対向して設けられた受光素子が
光信号を電気信号に変換して出力する。円盤301の回
転軸には、赤外線マウス1の内部に設けられた図示しな
いボールの回転によって回転するローラ303が取付け
られている。制御部131は、受光素子から出力される
信号が変化するのを検出することによって赤外線マウス
1の移動を検知する。
【0031】図6は、ロータリエンコーダのスキャンタ
イミングを示す図である。図6(a)は、通常モード時
のロータリエンコーダのスキャンタイミングを示してお
り、0.5ms毎にX軸用ロータリエンコーダ140お
よびY軸用ロータリエンコーダ141のスキャニングを
行う。スキャニング時にはLEDを発光させるため、ス
キャニングの頻度によって消費電力が大幅に変わること
になる。
【0032】図6(b)は、パワーセーブモード時のロ
ータリエンコーダのスキャンタイミングを示しており、
2ms毎にX軸用ロータリエンコーダ140およびY軸
用ロータリエンコーダ141のスキャニングを行う。通
常モード時と比較して、スキャニングの頻度が1/4に
減少されるため、消費電力を大幅に削減することができ
る。
【0033】図6(c)は、パワーセーブモード時のロ
ータリエンコーダのスキャンタイミングの他の一例を示
しており、制御部131が一定時間赤外線マウス1の動
きがないことを検出すると、X軸用ロータリエンコーダ
140またはY軸用ロータリエンコーダ141の一方の
スキャニングを停止し(図6(c)においてはX軸
用)、他方のロータリエンコーダのスキャニングのみを
行う(図6(c)においてはY軸用)。スキャニングを
行っているロータリエンコーダが赤外線マウス1の動き
を検出すると、制御部131はスキャニングを停止して
いた方のロータリエンコーダのスキャニングを再開す
る。このように、一定時間赤外線マウス1の動きがない
場合には、一方のロータリエンコーダのスキャニングを
停止することによって消費電力を削減することが可能と
なる。
【0034】図7は、ロータリエンコーダをスキャニン
グする場合の処理手順を説明するためのフローチャート
である。まず、制御部131は、内蔵電源150からの
電源を使用しているか否かを判定する(S21)。内蔵
電源150からの電源を使用していない場合には(S2
1,No)、スキャニングの周期Tに0.5msを設定
する(S22)。その結果、図6(a)に示す通常モー
ドでロータリエンコーダをスキャニングすることにな
る。
【0035】また、内蔵電源150からの電源を使用し
ている場合には(S21,Yes)、スキャニングの周
期Tに2msを設定する(S23)。その結果、図6
(b)に示すパワーセーブモードでロータリエンコーダ
をスキャニングすることになる。
【0036】次に、X軸用ロータリエンコーダ140の
動きを検出し(S24)、Y軸用ロータリエンコーダ1
41の動きを検出する(S25)。X軸用ロータリエン
コーダ140またはY軸用ロータリエンコーダ141に
動きがあった場合には(S26,Yes)、制御部13
1は赤外線または有線によってコンピュータ本体2に位
置検出データ(位置変化データ)を送出する(S2
7)。
【0037】ステップS26においてX軸用ロータリエ
ンコーダ140およびY軸用ロータリエンコーダ141
に動きがなかった場合(S26,No)、またはステッ
プS27において位置変化データを送出した場合には、
スキャニングの周期Tが経過するまで待機する(S2
8)。そして、一定時間赤外線マウス1に動きがなかっ
たか否かを判定する(S29)。一定時間内に赤外線マ
ウス1に動きがあった場合には(S29,No)、ステ
ップS24へ戻って以降の処理を繰り返す。
【0038】また、一定時間内に赤外線マウス1に動き
がなかった場合には(S29,Yes)、ステップS2
5へ戻り以降の処理を繰り返す。すなわち、赤外線マウ
ス1に動きがあるまで図6(c)に示すタイミングでス
キャニングを行い、消費電力の低減を図る。
【0039】以上説明したように、本実施の形態におけ
る赤外線マウスによれば、コンピュータ本体から電源の
供給を受けられる場合には、内蔵電源を使用せずに動作
が行え、コンピュータ本体から電源の供給が受けられな
い場合には、内蔵電源を使用しながら低消費電力の動作
モードで動作する。したがって、赤外線マウスは内蔵電
源の消費を削減することが可能となった。
【0040】また、本実施の形態におけるコンピュータ
本体によれば、赤外線マウスに電源を供給できる場合に
は赤外線マウスに電源を供給するので、赤外線マウスの
内蔵電源の消費の削減を支援することが可能となった。
【0041】なお、通信装置の一例として赤外線マウス
について説明したが、キーボード、ゲームパッド、トラ
ックボール等のコンピュータで利用される外部周辺機器
に適用できることは言うまでもない。
【0042】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における通信装置の一例で
ある赤外線マウスの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す赤外線マウスとの間で通信を行うコ
ンピュータ本体の概略構成の一部を示す図である。
【図3】赤外線マウスの処理手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】コンピュータ本体の処理手順を説明するための
フローチャートである。
【図5】赤外線マウスのロータリエンコーダの概略構成
を示す図である。
【図6】ロータリエンコーダのスキャンタイミングを示
す図である。
【図7】ロータリエンコーダをスキャニングする場合の
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100,200 赤外線送受信部 101,201 赤外線コントローラ 120,220 ケーブルコネクタ 121,221 通信コントローラ 131,231 制御部 140 X軸用ロータリエンコーダ 141 Y軸用ロータリエンコーダ 142 Xボタン 143 Yボタン 150 内蔵電源 151,251 電源制御コントローラ 250 電源 301 円盤 302 フォトインタラプタ 303 ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的な位置を検出するための位置検出
    手段と、 前記位置検出手段によって検出された情報を無線で外部
    へ送信するための無線送信手段と、 前記位置検出手段の動作モードを、通常の動作モードと
    低消費電力の動作モードとに選択的に切り替えるための
    モード切り替え手段とを含む通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信装置はさらに、有線で外部と通
    信するための有線通信手段と、 外部から駆動電力の供給を受けることができるか否かの
    情報を受信するための供給情報受信手段と、 前記供給情報受信手段によって受信された情報に基づい
    て、内部の駆動電力の供給と外部からの駆動電力の供給
    とを切り替えるための駆動電力切り替え手段とを含む、
    請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記通常の動作モ
    ード時には、第1の所定周期で位置検出を行い、 前記低消費電力の動作モード時には、前記第1の所定周
    期よりも長い周期である第2の所定周期で位置検出を行
    うための制御手段を含む、請求項1または2記載の通信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段は、第1の方向の相対
    的な位置を検出するための第1方向位置検出手段と、 前記第1の方向と異なる第2の方向の相対的な位置を検
    出するための第2方向位置検出手段と、 前記通常の動作モード時には、前記第1方向位置検出手
    段および前記第2方向位置検出手段に位置検出を行わ
    せ、 前記低消費電力の動作モード時には、前記第1方向位置
    検出手段に位置検出を行わせ、前記第2の位置検出手段
    の動作を停止するための制御手段を含む、請求項1また
    は2記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記モード切り替え手段は、所定時間以
    内に前記位置検出手段によって位置の変化が検出された
    場合には、前記通常の動作モードとし、 前記所定時間以上前記位置検出手段によって位置の変化
    が検出されない場合には、前記低消費電力の動作モード
    とするための手段を含む、請求項1〜4のいずれかに記
    載の通信装置。
  6. 【請求項6】 無線で外部から情報を受信するための無
    線受信手段と、 有線で外部と通信するための有線通信手段と、 前記有線通信手段を介して電力供給が可能か否かの問い
    合わせを受信するための電力供給可否受信手段と、 前記電力供給可否受信手段によって受信された問い合わ
    せに応じて、電力供給が可能な場合には、外部へ電力の
    供給を行い、電力供給が不可能な場合には、外部へ電力
    の供給を行わないための制御手段とを含む通信装置。
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