JP2000221349A - 導波路型素子 - Google Patents

導波路型素子

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JP2000221349A
JP2000221349A JP2577999A JP2577999A JP2000221349A JP 2000221349 A JP2000221349 A JP 2000221349A JP 2577999 A JP2577999 A JP 2577999A JP 2577999 A JP2577999 A JP 2577999A JP 2000221349 A JP2000221349 A JP 2000221349A
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grating
diffraction grating
waveguide
period
ratio
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JP2577999A
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Yuichiro Otoshi
祐一郎 大利
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光出力結合部を構成する回折格子の格子高さ
を変化させることなく、製造が容易な構成でありなが
ら、略ガウス形状の強度分布を有する放射光が得られる
導波路型素子を提供することを目的とする。 【解決手段】 導波路層の表面の一部に導波路層内を進
行する導波光を外部に出射させる断面矩形波上の回折格
子が形成されている導波路型素子において、前記回折格
子内の、導波光伝搬方向での前記回折格子が始まる位置
を原点、終わる位置をL、任意の位置をxとすると、前
記回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合fが下
記の式 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路型素子、特
に詳細には導波路層の表面に回折格子を備え、導波光を
この回折格子によって導波路層外へ出射させ、あるいは
外部光をこの回折格子によって導波路層内に入射させる
ようにした導波路型素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】導波路型素子は、近年、その利点より光
ピックアップ、光走査素子などさまざまな光学系で用い
られている。利点としては、例えば光学系の小型化、集
積化を図れることが挙げられる。導波路型素子は、光出
力結合部において導波光が導波路層から外部に出射さ
れ、光入力結合部において光が外部から導波路層内に入
射される。
【0003】光出力結合部あるいは光入力結合部におけ
る導波路層に対する光の入出力の方法としては、さまざ
まな方法があるが、導波路層の表面や下面に回折格子な
どの周期的に屈折率変調する部分を設けてこの部分にお
いて光の入出力を行う方法がよく知られている。
【0004】その他の方法として、前記回折格子の代わ
りにプリズムを設け、ここで光の入出力を行う方法や、
レンズにより光を集光し導波路層の端面から光を入射さ
せたり端面から出射される光をレンズにより集光させる
方法がある。これらの方法と比較して、回折格子を設け
た方法は、より集積化できるため、装置の小型化、低コ
スト化が図れるという利点がある。
【0005】図14に、回折格子を設けた光出力結合部
を含む従来の導波路型素子の一部分の断面図を示す。導
波路型素子8は、基板38上にバッファ層28が形成さ
れ、さらにその上に導波路層18が形成されている。そ
して、導波路層18の上表面の一部分に断面矩形波状の
回折格子68が形成されている。この回折格子68から
導波光48が放射光58として外部に出射される。
【0006】回折格子68は、周期、格子高さ、凸部と
凹部の導波光伝搬方向における長さが一定となるように
形成されている。このような回折格子68を備えた光出
力結合部から出射される放射光58の強度分布は曲線g
8に示すように指数関数的な形状となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、放射光
の強度分布が指数関数的な形状である場合、後段の光学
系において、ガウス形状に整形する必要が生じることが
多い。たとえば、光走査素子においては、走査ビームが
小さなスポットでなければ高精細な画像を記録すること
ができないが、ガウス形状の強度分布を有する光でない
と、小さなスポットに絞ることは非常に困難である。し
かしながら、放射光を整形するためには、光学系が複雑
化するという問題が生じる。
【0008】上記問題点を回避するためには、放射光の
強度分布がガウス形状となることが望ましい。ガウス形
状である場合には、ビームを整形することなく、たとえ
ば簡単にビームを絞ることができる。
【0009】以上、従来の光出力結合部における問題を
述べたが、回折格子によって、放射光を導波光に結合さ
せることも従来から広く行われており、その場合は、入
射結合効率が低下するという問題が生じる。すなわち光
出射の場合と光入射の場合の相反定理から導かれる通
り、たとえば図14に示すような回折格子68から光入
射させる場合は、入射させる光ビームが曲線g8で示す
ような強度分布を有するものでなければ、全体的に効率
よく導波路層18に入射し得ないことになる。
【0010】各種レーザ等の光源から発せられる光ビー
ムは、通常強度分布がビーム系方向にガウス形状となる
のが一般的であり、このような光ビームを曲線g8のよ
うな指数関数的な形状の強度分布を有するビームに整形
することは非常に困難である。
【0011】導波光から放射光への出力結合において放
射光の強度分布を決定し、また入力結合において入力結
合効率を決定する重要なパラメータとして、導波損失係
数αがある。導波光伝搬方向での回折格子が始まる位置
を原点とする任意の位置xの導波光の光量をIg(x)
とすると、回折格子の微小領域Δxでの導波光量損失Δ
Igは導波損失係数αを用いて以下の式で表される。 ΔIg=−2αIg(x) ・・・(12)
【0012】導波損失係数αは、回折格子を含む導波路
層の構成パラメータ(屈折率、形状など)に依存する複
雑な関数となっている。図15に、図14に示すような
導波路型素子8の回折格子68部分の拡大図を示す。格
子部分すなわち導波路層の表面の凸部(図15において
は68a)の屈折率をn、格子部分の高さをd、格子周
期Λに占める格子部分の割合をf(すなわち格子部分の
x方向の長さはfΛとなる)としたとき、回折格子68
においてはこれらの値が一定となるため、導波損失係数
αは位置xによらず一定となる。この場合、放射光の強
度分布の形状は指数関数的に減少する形状となってしま
う。一方、αがxによって変化する場合には、放射光の
強度分布の形状は、その変化の割合によりさまざまな形
状となる。
【0013】したがって、放射光の強度分布の形状をコ
ントロールするためには、屈折率n、格子の高さd、格
子部分の周期に占める割合fなどを変化させればよい。
特に、ガウス形状の強度分布を有する出力ビームを得る
ためには、導波損失係数αがx方向に直線的に変化する
ようにすればよい。
【0014】導波損失係数αを直線的に変化させるため
に、格子の高さdをxに対して変化させる方法が開示さ
れている。図16に、Rigorous coupled wave analysis
を用いた厳密計算による回折格子68における格子高さ
dと導波損失係数αの関係を示す。ここでは、n=1.
99として上記計算を行った。
【0015】導波損失係数α、格子の高さdは位置xの
関数で表されることから、α(x)、d(x)とも表記
することとする。以下、本明細書において、パラメータ
を表す符号の後ろに()付きで変数が記載されている場
合、パラメータの関数を表すこととする。
【0016】図16に示すように、格子高さdが小さい
領域では近似的にα=C12の関係にある。よって、d
(x)=C21/2と変化させることで、α(x)=C3
xとなり、導波損失係数αがx方向に直線的に変化する
ようにコントロールできる。
【0017】また、特開平6−94939号公報では、
d(x)=C4xとなるように変化させても放射光とし
てガウス形状に近い強度分布が得られることが開示され
ている。尚、上記C1、C2、C3、C4は任意の定数とす
る。図17に、特開平6−94939号公報に開示され
ているような、格子の高さdがx方向に増加する回折格
子を有する導波路型素子の一部の断面図を示す。導波路
型素子9は、図14に示す導波路型素子8と同様に、基
板39、バッファ層29、導波路層19、回折格子69
からなる。導波光49が外部に出射され、放射光59と
なる。放射光59の強度分布は、曲線g9で示すように
略ガウス形状となる。
【0018】しかしながら、回折格子69は、格子高さ
dが連続的にx方向に変化するという構成であり、実際
には格子高さdを精密に連続的にコントロールする必要
があり製造が容易ではない。
【0019】本発明では、光出力結合部を構成する回折
格子の格子高さを変化させることなく、製造が容易な構
成でありながら、略ガウス形状の強度分布を有する放射
光が得られる導波路型素子を提供することを目的とす
る。さらに、入力ビームがガウス形状であっても、高い
結合効率が得られる光入力結合部を有する導波路型素子
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、導波路層の表面の一部に
導波路層内を進行する導波光を外部に出射させる2値の
回折格子が形成されている導波路型素子において、前記
回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合が導波光
伝搬方向に変化するように形成されていることを特徴と
する。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の導波路型素子において、前記回折格子は、一定の格子
周期および格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子
であり、格子周期に占める格子部分の割合が0.5〜1
の範囲で導波光伝搬方向に単調に減少するように形成さ
れていることを特徴とする。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の導波路型素子において、前記回折格子内において、導
波光伝搬方向での前記回折格子が始まる位置を原点、終
わる位置をL、任意の位置をxとすると、前記回折格子
は、格子周期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
いることを特徴とする。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の導波路型素子において、前記回折格子は、一定の格子
周期および格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子
であり、格子周期に占める格子部分の割合が0〜0.5
の範囲で導波光伝搬方向に単調に増加するように形成さ
れていることを特徴とする。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の導波路型素子において、前記回折格子内において、導
波光伝搬方向での前記回折格子が始まる位置を原点、終
わる位置をL、任意の位置をxとすると、前記回折格子
は、格子周期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)={sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
いることを特徴とする。
【0025】請求項6に記載の発明は、導波路層の表面
の一部に外部光を該導波路層内に入射させる2値の回折
格子が形成されている導波路型素子において、前記回折
格子は、格子周期に占める格子部分の割合が導波光伝搬
方向逆向きに変化するように形成されている特徴とす
る。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の導波路型素子において、前記回折格子は、一定の格子
周期および格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子
であり、格子周期に占める格子部分の割合が0.5〜1
の範囲で導波光伝搬方向逆向きに単調に減少するように
形成されていることを特徴とする。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の導波路型素子において、前記回折格子内において、導
波光伝搬方向逆向きでの前記回折格子が始まる位置を原
点、終わる位置をL、任意の位置をxとすると、前記回
折格子は、格子周期に占める格子部分の割合fが下記の
式 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
いる。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項6に記載
の導波路型素子において、前記回折格子は、一定の格子
周期および格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子
であり、格子周期に占める格子部分の割合が0〜0.5
の範囲で導波光伝搬方向逆向きに単調に増加するように
形成されていることを特徴とする。
【0029】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の導波路型素子において、前記回折格子内において、
導波光伝搬方向逆向きでの前記回折格子が始まる位置を
原点、終わる位置をL、任意の位置をxとすると、前記
回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合fが下記
の式 f(x)={sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
いることを特徴とする。
【0030】請求項11に記載の発明は、請求項3、
5、8、10いずれか一つに記載の導波路型素子におい
て、前記回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合
が略0.5となる場合の導波損失係数をαmとすると、 L≧2.3/αm を満たすように形成されていることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。 〈第1の実施形態〉図1は、第1の実施形態の導波路型
素子の光出力結合部を示す縦断面図である。導波路型素
子1は、基板31の上にバッファ層21を設けその上に
導波路層11が設けられた構成である。そして、導波路
層11の上表面の一部分に断面矩形波状の2値の回折格
子61が形成されている。
【0032】導波路型素子1において、導波光41の伝
搬方向をx、回折格子61の法線ベクトル方向をzとす
る。x、zは図1に示す断面に平行である。第2の実施
形態で示す図7においても、x、zの方向に関して共通
の方向とする。
【0033】導波路型素子1においては、導波路層11
内を進行するTE0の導波光41が、回折格子61によ
り回折され、導波路層11から空気側に放射光51とし
て出射される。以下、回折格子61の詳細な構成を説明
する。
【0034】回折格子61のx方向の長さをL、格子周
期をΛ、格子部分の周期Λに占める割合(以下デューテ
ィ比という)をf、格子高さをd、導波損失係数をα、
回折格子61内の導波光伝搬方向の任意の位置をxとす
る。尚、任意の位置xは、図面の回折格子61が始まる
位置を原点とする。従って、回折格子61が終わる位置
xはLとなる。回折格子61は、デューティ比fが次式
を略満足するように形成されている。 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π ・・・(1) (1)式より、0≦x≦Lにおいてf(x)は単調減少
し、1≧f(x)≧0.5となる。よって、図1からも
わかるように、本実施形態の回折格子61は、x方向に
進むに従って格子部分の幅が小さくなっている。
【0035】理由は後述するが、回折格子61が(1)
式を満足するように形成されているため、導波損失係数
αは以下の式を略満足することとなる。 α(x)=αmx/L ・・・(2) (2)式において、αmはデューティ比fが0.5の場合
の導波損失係数αとする。回折格子61が(2)式を満
足するため、すなわち導波損失係数αがx方向に直線的
に変化するため、放射光51の強度分布は曲線g1で示
すように略ガウス形状となる。尚、曲線g1は放射光6
1の強度分布の概略的な形状を示すものである。
【0036】また、回折格子61は、長さLが次式を満
足するように形成されている。 L≧2.3αm ・・・(3) 理由は後述するが、回折格子61が(3)式を満足する
ように形成されているため、略90%以上の導波光41
が放射光51として外部に放出されることとなり、非常
に高い変換効率が得られる。本実施形態においては、回
折格子の長さをLとしたが、回折格子の長さはLより長
いものであってもよい。この場合、位置Lより先の位置
の回折格子部分においては、条件式(1)を満たす必要
は勿論ない。
【0037】以下、上記実施形態の導波路型素子1にお
ける一実施例を示す。本実施例では、導波路層11の厚
さ(z方向の長さ)を1μm、バッファ層21の厚さを
2μm、導波路層11と回折格子61の格子部分の屈折
率を1.99、バッファ層21と基板31の屈折率をそ
れぞれ1.46、2.00、格子周期Λを0.6μmとす
る。
【0038】本実施例の回折格子61において、デュー
ティ比fが0.5となる場合の、導波損失係数αの格子
高さdとの関係は、従来技術で示した図16と同様の関
係となる。導波損失係数αは、出力ビームの大きさを決
定する。出力ビームの大きさを考慮した場合、デューテ
ィ比fが0.5となる場合の導波損失係数αが1近傍で
あることが望ましい。よって、本実施例の格子の高さd
は、図16において、αの値が1近傍となる0.05μm
とした。尚、厳密な数値計算によると、d=0.05μm
である場合、導波損失係数αは1.14/mmとなる。す
なわち本実施例において、αmは1.14/mmとなる。
【0039】図2の実線j1は、本実施例におけるデュ
ーティ比fと導波損失係数αの関係を示している。この
関係は、厳密な数値計算により算出したものである。f
=0.5では、先に算出したように導波損失係数αは1.
14/mmとなる。
【0040】図2の破線j2は、導波損失係数αの近似
式であるα=αmsin(πf)を示す。図2より、実線j
1で示すαは、格子上下層での反射光の影響などで少し
リップルがみられるが、ほぼ近似式に沿った値となって
いることがわかる。よって、以下の関係式が成り立つと
みなすことができる。 α=αmsin(πf) ・・・(4 )
【0041】図2よりわかるように、αmsin(πf)は
f=0.5を中心にして対称な関数であるので、左右い
ずれか半分の領域でfが単調増加あるいは単調減少する
場合、α(f)も単調増加あるいは単調減少することに
なる。本実施例では、1から0.5まで単調減少させて
(すなわち(1)式に従うこととなる)、αを単調増加
させることとする。(1)式は、0≦x≦Lにおいて、
1≧f(x)≧0.5となる。尚、(1)式を(4)式
に代入すると(2)式が導かれる。
【0042】(12)式に、(2)式を代入すると、以
下の式が導かれる。 ΔIg=−(2αmx/L)Ig(x) ・・・(5) (5)式の微分方程式を解くと次式が導かれる。 Ig(x)=Ig(0)exp(−αm(x/L)2L) ・・・(6) 回折格子61の、導波光進行方向末端位置であるx=L
において、導波光が10%以下となるようにするために
は、以下の関係式を満足する必要があることが(6)式
より導かれる。 Ig(L)/Ig(0)=exp(−αmL)≦0.1 ・・・(7) (7)式を解くと、(3)式が導かれる。
【0043】長さLが(3)式の下限値より小さくなる
と、回折格子61の進行方向末端位置Lにおいて、10
%以上の導波光41が外部に放出されないままであるこ
とになり、変換効率が悪くなってしまう。本実施例で
は、(3)式を満足するLとして、L=2.3/αm
2.01mmを採用している。
【0044】図3に、本実施例における位置xとデュー
ティ比f(x)を示す。デューティ比fは、x方向に従
って0.5〜1まで単調に減少する。
【0045】図4に、本実施例における導波光41の強
度Ig(x)を示す。尚、Ig(x)は最高値すなわち
Ig(0)を1に換算した値で示す。Ig(x)の減衰
量が放射光51に結合されることから、これを微分した
ものが放射光51の強度Io(x)となる。図5に、放
射光51の強度Io(x)を示す。Io(x)も、Ig
(x)と同様、最高値を1に換算した値で示す。
【0046】以下、本実施例の導波路型素子1の製造方
法について簡単に説明する。図6に、導波路型素子1の
製造過程の簡単な模式図を示す。まず、(a)において
Si基板31上にSiO2からなるバッファ層21を作
成し、その後ZnOからなる導波路層11をスパッタや
CVD法で堆積し、さらに(b)でレジスト71を塗布
する。そして、(c)においてレジスト71に所望の周
期Λとデューティ比fを有する長さLの回折格子パター
ン61cを形成する。デューティ比fが連続的に変化し
ているパターンはEB描画法や紫外線露光装置などによ
り精密に作成することが可能である。RIEなどのエッ
チングによりZnO層に格子パターン61を形成する。
最後に(d)において、レジスト71を除去する。
【0047】本実施形態においては、格子高さは一定で
よいため、特別な製造方法を用いなくてよく、通常の微
細加工の工程が流用可能である。また、デューティ比f
のx方向への変化も単調減少でよいため、作成は容易で
ある。
【0048】以下、第2〜第4の実施形態の導波路型素
子について説明するが、第1の実施形態で回折格子61
の構成パラメータを表すために用いた各符号は、以下の
実施形態においても共通とする。
【0049】〈第2の実施形態〉図7は、第2の実施形
態の導波路型素子の光出力結合部を示す縦断面図であ
る。導波路型素子2の概略構成は、第1の実施形態の導
波路型素子1と同様であり、基板32の上にバッファ層
22を設けその上に導波路層12が設けられている。そ
して、導波路層12の上表面の一部分に断面矩形波状の
2値の回折格子62が形成されている。
【0050】導波路型素子2においては、導波路層12
内を進行するTE0の導波光42が、回折格子62によ
り回折され、導波路層12から空気側に放射光52とし
て出射される。以下、回折格子62の詳細な構成を説明
する。
【0051】回折格子62は、次式を略満足するように
形成されている。 f(x)={sin-1(x/L)}/π ・・・(8) (8)式より、0≦x≦Lにおいてf(x)は単調増加
し、0≦f(x)≦0.5となる。このことは、一実施
例のf(x)を示す図8からもわかる。図8は、αm
1.14/mm、L=2.01mmとした場合のデューティ比
f(x)である。
【0052】回折格子62が(8)式を満足するように
形成されているため、導波損失係数αは(2)式を略満
足することとなる。このことは、第1の実施形態で説明
した過程と同様の過程を辿ることにより導かれる。
【0053】回折格子62が、(2)式を満足するた
め、放出光62の強度分布は曲線g2で示すように略ガ
ウス形状となる。尚、曲線g2は放射光62の強度分布
の概略的な形状を示すものである。
【0054】また、回折格子62は、長さLが式(3)
を満足するように形成されている。よって、略90%以
上の導波光42が放射光52として外部に放射されるこ
ととなり、非常に高い変換効率が得られる。
【0055】詳細な説明は省略するが、本実施形態の導
波路型素子2においても、第1の実施形態の導波路型素
子1と同様の効果が得られる。
【0056】〈第3の実施形態〉図9は、第3の実施形
態の導波路型素子の光入力結合部を示す縦断面図であ
る。導波路型素子3の概略構成は、第1の実施形態の導
波路型素子1と同様であり、基板33の上にバッファ層
23を設けその上に導波路層13が設けられている。そ
して、導波路層13の上表面の一部分に断面矩形波状の
2値の回折格子63が形成されている。導波路型素子3
において、導波光43の伝搬方向逆向きをx、回折格子
63の法線ベクトル方向をzとする。x、zは図9に示
す断面に平行である。第4の実施形態で示す図12にお
いても、x、zの方向に関して共通の方向とする。
【0057】導波路型素子3においては、TE0の入射
光53が、回折格子63により回折して、外部から導波
路層13に結合され、導波光43となる。以下、回折格
子63の詳細な構成を説明する。
【0058】回折格子63内の導波光伝搬方向逆向きの
任意の位置をxとする。尚、任意の位置xは図面の回折
格子63が始まる位置を原点とする。回折格子63のx
方向の長さがLであることより、回折格子63の終わる
位置はLとなる。回折格子63において、デューティ比
fは次式を略満足するように形成されている。 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π ・・・(9) (9)式より、0≦x≦Lにおいてf(x)は単調減少
し、1≧f(x)≧0.5となる。このことは、一実施
例のf(x)を示す図10からもわかる。図10は、α
m=1.14/mm、L=2.01mmとした場合のデューテ
ィ比f(x)である。
【0059】入力結合部において、導波路層から導波光
が出力されるとした場合の放射光のビーム形状と入射光
のビーム形状との重ね合わせ積分が最大となるとき、入
力結合効率の形状による寄与成分が最大となる。このこ
とは、電磁場のreciprocitytheorumから導くことができ
る。
【0060】(9)式がx方向が逆方向である(1)式
と同じになることからわかるように、本実施形態の回折
格子63は、第1の実施形態の回折格子61とLの値が
同じ場合、断面において左右対称の関係にあるので、構
成パラメータが同一の第1の実施形態の導波路型素子か
ら出射される放射光のビーム形状と同じ形状の強度分布
で、かつ出射角度と同じ入射角度で入射光を入射させた
場合に、入射結合効率を最大にすることができる。
【0061】本実施形態では入射光としてレーザ光を用
いることとする。第1の実施形態の導波路型素子の出力
結合部から得られる放射光の強度分布は略ガウス形状で
あり、レーザ光も曲線g3で示すように略ガウス形状で
あるため、ビーム整形などをすることなく高い入力結合
効率を得ることができる。
【0062】また、回折格子63は、長さLが(3)式
を満足するように形成されている。上記と同様の理由か
ら、長さLが(3)式を満足することにより、より高い
入力結合効率が得られることとなる。また、本実施形態
においても、第1の実施形態と同様、回折格子の長さは
Lより長いものであってもよい。この場合、位置Lより
先の位置の回折格子部分においては、条件式(1)を満
たす必要は勿論ない。
【0063】図11に、回折格子64のデューティ比f
以外は、第1の実施形態で示した実施例と同様に構成し
た導波路型素子3における導波モードの形状を示す。図
11において、横軸は導波光伝搬方向の長さx'、縦軸
はz方向の長さzを表す。この形状は、Rigorous-coupl
ed wave analysisによって厳密に計算して算出したもの
である。図11に示すように、本実施形態においては、
略ガウス形状となる強度分布の導波光43が得られる。
【0064】〈第4の実施形態〉図12は、第4の実施
形態の導波路型素子の光入力結合部を示す縦断面図であ
る。導波路型素子4の概略構成は、第1の実施形態の導
波路型素子1と同様であり、基板34の上にバッファ層
24を設けその上に導波路層14が設けられている。そ
して、導波路層14の上表面の一部分に断面矩形波状の
2値の回折格子64が形成されている。
【0065】導波路型素子4においては、TE0の入射
光54が、回折格子64により回折して、外部から導波
路層14に結合され、導波光44となる。以下、回折格
子64の詳細な構成を説明する。
【0066】回折格子64において、デューティ比fは
0〜0.5の範囲内の値をとり、次式を略満足するよう
に形成されている。 f(x)={sin-1(x/L)}/π ・・・(11) (11)式より、0≦x≦Lにおいてf(x)は単調増
加し、0≦f(x)≦0.5となる。このことは、一実
施例のf(x)を示す図13からもわかる。図13は、
αm=1.14/mm、L=2.01mmとした場合のデュー
ティ比f(x)である。
【0067】(11)式がx方向が逆向きの(8)式と
同じになることからわかるように、本実施形態の回折格
子64は、第2の実施形態の回折格子62とLの値が同
じ場合、断面において左右対称の関係にあるので、構成
パラメータが同一の第2の実施形態の導波路型素子から
出射される放射光のビーム形状と同じ形状の強度分布
で、かつ出射角度と同じ入射角度で入射光を入射させた
場合に、入射結合効率を最大にすることができる。この
ことは、第3の実施形態で説明した理論と同様の理論か
らいえることである。
【0068】本実施形態では入射光としてレーザ光を用
いることとする。第2の実施形態の導波路型素子の出力
結合部から得られる放射光の強度分布は略ガウス形状で
あり、レーザ光も曲線g4で示すように略ガウス形状で
あるため、ビーム整形などをすることなく高い入力結合
効率を得ることができる。
【0069】また、回折格子64は、長さLが(3)式
を満足するように形成されている。上記と同様の理由か
ら、長さLが(3)式を満足することにより、より高い
入力結合効率が得られることとなる。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、回折格
子の格子部分の周期に占める割合を調節することによ
り、任意の形状の強度分布を有する放射光を得ることが
できる。また、回折格子の格子部分の周期に占める割合
を調節するためには、レジストに形成する回折格子パタ
ーンを調節すればよいだけなので、通常の微細加工の工
程が流用可能となる。よって、作成が容易でありかつ余
計なコストがかからない。
【0071】請求項3、5に記載の発明によれば、略ガ
ウス形状の強度分布を有する放射光を得ることができ
る。
【0072】請求項6に記載の発明によれば、回折格子
部分の周期に占める割合を調節することにより、入射光
の結合効率を調節することができる。また、請求項1の
発明と同様に作成が容易でありかつ余計なコストがかか
らない。
【0073】請求項8、10に記載の発明によれば、入
射光が略ガウス形状の強度分布を有する場合に、高い結
合効率を得ることができる。
【0074】請求項11に記載の発明によれば、光出力
結合または光入力結合において高い変換効率が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の導波路型素子の光出力結合部
を示す縦断面図。
【図2】デューティ比と導波損失係数の関係を表す図。
【図3】第1の実施形態の一実施例のf(x)を示す
図。
【図4】第1の実施形態の一実施例の位置と導波光の強
度の関係を示す図。
【図5】第1の実施形態の一実施例の位置と放射光の強
度の関係を示す図。
【図6】導波路型素子の製造過程を示す模式図。
【図7】第2の実施形態の導波路型素子の光出力結合部
を示す縦断面図。
【図8】第2の実施形態の一実施例のf(x)を示す
図。
【図9】第3の実施形態の導波路型素子の光入力結合部
を示す縦断面図。
【図10】第3の実施形態の一実施例のf(x)を示す
図。
【図11】第3の実施形態の一実施例の導波モードを示
す図。
【図12】第4の実施形態の導波路型素子の光入力結合
部を示す縦断面図。
【図13】第4の実施形態の一実施例のf(x)を示す
図。
【図14】従来技術の一例の導波路型素子の光出力結合
部を示す縦断面図。
【図15】図14の回折格子部分の拡大図。
【図16】回折格子における格子高さと放射損失係数の
関係を示す図。
【図17】従来技術の他の例の導波路型素子の光出力結
合部を示す縦断面図。
【符号の説明】
1、2、3、4 導波路型素子 11、12、13、14 導波路層 21、22、23、24 バッファ層 31、32、33、34 基板 41、42、43、44 導波光 51、52 放射光 53、54 入射光

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路層の表面の一部に導波路層内を進
    行する導波光を外部に出射させる2値の回折格子が形成
    されている導波路型素子において、 前記回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合が導
    波光伝搬方向に変化するように形成されていることを特
    徴とする導波路型素子。
  2. 【請求項2】 前記回折格子は、一定の格子周期および
    格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子であり、格
    子周期に占める格子部分の割合が0.5〜1の範囲で導
    波光伝搬方向に単調に減少するように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の導波路型素子。
  3. 【請求項3】 前記回折格子内において、導波光伝搬方
    向での前記回折格子が始まる位置を原点、終わる位置を
    L、任意の位置をxとすると、前記回折格子は、格子周
    期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の導波路型素子。
  4. 【請求項4】 前記回折格子は、一定の格子周期および
    格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子であり、格
    子周期に占める格子部分の割合が0〜0.5の範囲で導
    波光伝搬方向に単調に増加するように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の導波路型素子。
  5. 【請求項5】 前記回折格子内において、導波光伝搬方
    向での前記回折格子が始まる位置を原点、終わる位置を
    L、任意の位置をxとすると、前記回折格子は、格子周
    期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)={sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の導波路型素子。
  6. 【請求項6】 導波路層の表面の一部に外部光を該導波
    路層内に入射させる2値の回折格子が形成されている導
    波路型素子において、 前記回折格子は、格子周期に占める格子部分の割合が導
    波光伝搬方向逆向きに変化するように形成されている特
    徴とする導波路型素子。
  7. 【請求項7】 前記回折格子は、一定の格子周期および
    格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子であり、格
    子周期に占める格子部分の割合が0.5〜1の範囲で導
    波光伝搬方向逆向きに単調に減少するように形成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の導波路型素子。
  8. 【請求項8】 前記回折格子内において、導波光伝搬方
    向逆向きでの前記回折格子が始まる位置を原点、終わる
    位置をL、任意の位置をxとすると、前記回折格子は、
    格子周期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)=1−{sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の導波路型素子。
  9. 【請求項9】 前記回折格子は、一定の格子周期および
    格子の高さを有する断面矩形波状の回折格子であり、格
    子周期に占める格子部分の割合が0〜0.5の範囲で導
    波光伝搬方向逆向きに単調に増加するように形成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の導波路型素子。
  10. 【請求項10】 前記回折格子内において、導波光伝搬
    方向逆向きでの前記回折格子が始まる位置を原点、終わ
    る位置をL、任意の位置をxとすると、前記回折格子
    は、格子周期に占める格子部分の割合fが下記の式 f(x)={sin-1(x/L)}/π で表されるxの関数f(x)を満たすように形成されて
    いることを特徴とする請求項9に記載の導波路型素子。
  11. 【請求項11】 前記回折格子は、格子周期に占める格
    子部分の割合が略0.5となる場合の導波損失係数をαm
    とすると、下記の式 L≧2.3/αm を満たすように形成されていることを特徴とする請求項
    3、5、8、10のいずれか一つに記載の導波路型素
    子。
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