JP3815271B2 - 光結合器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信に用いられる光ファイバーと光集積回路とを接続する光結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の通信需要の拡大に伴い、大容量かつ長距離伝送に適したDWDM(Dense Wavelength Division Multiplex)を用いた光通信システムが、広く使われるようになっている。DWDMシステムのキーコンポーネントとして、図16(平面図)に示すAWG(Arrayed Waveguide Grating)素子のような、導波路型光機能素子の需要が増している。このような導波路素子の低コスト化や高機能化を図るためには、素子サイズの小型化が重要である。素子サイズの小型化には、導波路のコア(屈折率n1)とクラッド(屈折率n2)の屈折率差Δnを大きくすることが有効である。屈折率差Δnを大きくすると、導波路への光の閉じ込めを強くできるため、曲がり導波路の最小曲げ半径など各導波路要素を小さくでき、素子サイズを小さくできる。
【0003】
しかしながら、Δn=(n1 2−n2 2)÷(n1 2+n2 2)を大きくすると、光導波路内の光波のスポット径が縮小し、光ファイバーのスポット径より小さくなり、接続部での光波スポットサイズの不整合から大きな結合損が発生してしまう。例えばPLC ( Plannar Lightwave Circuit )型の導波路デバイスにおいて、直接突き合わせ接続(バットジョイント)法で接続させたときの接続損は、Δn=1.5%で片端2.0dB近くにもなり、両端で4.0dBになってしまう。これは、導波路デバイスの一般的な許容損失値を上回る損失である。
【0004】
この損失を低減するため、半導体レーザと同様に導波路デバイスの光波のスポットサイズを拡大することで、光ファイバーのスポットサイズとの整合性をとるスポットサイズ変換型光結合器の開発が、進められている。これまでは、図17に示すような2次元的なテーパー導波路構造を用いて導波路先端部分を広げることで先端部分での光波フィールドを拡大し、光ファイバーのスポットサイズまで拡大する手法がとられてきた。また、3次元的にコアの形状を変化させるスポットサイズ変換器も各種製作されているが、この技術ではプロセスが複雑化してしまう問題がある。
【0005】
図17に示すテーパー導波路構造は、従来より最も広く使われており、導波路1401の幅をラッパ状に広げることによって、2次元的に導波路1401のスポットサイズを拡大するものである。このような手法を用いる場合、水平方向のスポットサイズを、波面の曲がりや全体の外観が変化することなどがなく、断熱的に拡大させることができるが、基板に対して垂直方向のスポットサイズは拡大しない。このため、結合ロスのうち半分は(1.6dBの結合ロスを0.8dBに)、改善することができるが、これ以上の改善は望めない。上記手法は、もともとの結合損が小さい場合には効果的な手法であるが、結合損が大きい場合には所望の効果が得られない。
【0006】
このため、垂直方向のスポットサイズの拡大を図る新たな方法が、複数提案されている。一つは、導波路幅を細くしていくことで導波路による束縛を弱めてスポットサイズを拡大していく手法である。また、3次元的に垂直方向の導波路構造を広げたり窄めたりし、3次元的にスポットサイズの拡大を図る手法がある。
例えば、文献1(特許2929481号公報)には、導波路先端での規格化伝搬定数Vを、光ファイバーと結合率が最適になるように設計した先細り型光結合器について示されている。
【0007】
文献1の技術では、先端部の規格化伝搬定数b「=(neff 2−n2 2)÷(n1 2+n2 2)」を、光ファイバーとの結合効率が低損失になるような0.1以下から0.01以上の導波路構造をパラメーターに設定しておき、通常導波路部分から先端部分へとテーパー導波路で変換するものとしている。
ここで、neffは導波路の伝搬定数であり、導波路中を伝搬する光の実効的な進行方向への波数を表す。一方、規格化伝搬定数bとは、伝搬定数neffをコアおよびクラッドの屈折率n1,n2を用いて規格化した値であり、材料や構造が異なる導波路間で伝搬定数を比較する際に用いられるパラメーターである。
【0008】
規格化伝搬定数bが1に近いということは、導波路の進行方向波数が、導波路のコアの進行方向端数とほぼ同じであることを意味しており、この場合、光エネルギーのほとんどはコアに閉じ込められている。一方、規格化伝搬定数bが0に近いということは、光波のスポットがコアより広がってしまい、ほとんどの光エネルギーがクラッド中に存在していると言うことである。規格化伝搬定数bは、導波路を導波する光波のうちどれくらいの割合がコアを感じているかを意味するパラメーターでもあり、例えば、「b=0.07」は、導波光波のうちの7%が導波路コア中を伝搬しているものととらえることができる。
【0009】
しかし、文献1に示されているように構成しても、目標の導波路幅まで細めていく間に放射ロスが発生してしまい、安定した光波の変換が行われない。文献1の技術を用いて目標の導波路幅まで細めていく場合に、光波が放射モードに結合してしまい放射ロスが発生する。文献1の技術では、局在的に結合損失が小さくなる場所が存在するが、上記放射ロスのために、低損失な部分のトレランスを確保することができない。
【0010】
図18は、3次元ビーム伝播法を用いて解析した、直線テーパー型の先細り光結合器での結合効率の推移である。テーパー導波路を進行方向の途中で切断し、切断した先に光ファイバーを結合させたときの結合損を現している。横軸が進行方向距離で、縦軸が結合損になる。本構造は、PLCデバイスを想定したものであり、導波路構造は4.0μm×4.0μmで、クラッド屈折率n2=1.457568、Δn=1.3%であり、テーパー長1200μmのストレートテーパー構造で、導波路を0.4μm×4.0μmまで縮小している。スポットサイズ変換器を用いずに直線導波路に結合させれば、1.6dBの損失が発生する。
【0011】
図18に示すように、このような光結合器の場合、伝搬する光信号が導波路の進行方向に向かうにつれ、結合損が最大0.4dBと改善する(1400μm付近)。しかしながら、伝搬していく光波(光信号)は、放射モードに変換されているので、スポットサイズが拡大しすぎて結合損が大幅に増加する。この条件のときは、結合損が0.5dB以下の領域は250μm程度しか存在しない。ここに示したような放射モードは、すでに導波路の束縛から離れてしまい、このまま拡大していくだけであるから、結合効率が良好な領域を1mm以上とすることは難しい。
【0012】
以上説明したような問題を改善するために、光導波路に設けるテーパーの変化を多項式などの曲線形状を用いて安定的な光波変換を行う構造とした、スポットサイズ変換器が提案されている。しかしながら、このような構造を用いたとしても、図18に示すように結合率が最適な導波路構造に到達する前に放射モードが発生してしまい、結合率とトレランスの大幅な低下をもたらす。
【0013】
また、図19に示すように、テーパー領域1601の結合率が良好化したところに、直線導波路1602を結合させても、光ファイバーとの結合トレランスは改善しない。これは、直線導波路に到達する前に光波のほとんどが放射モードに変換されてしまうことが原因である。一度放射モードに結合した光波は、波面が湾曲していくためにただ直線導波路を配置しただけでは結合されないことがわかる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の光結合器では、局所的に大きな結合効率の向上を得ることができるが、切断位置のトレランスが厳しくなり、切断位置がずれると深刻な結合損の悪化を招く。前述したように、従来の光結合器のピーク結合効率は0.5dB弱だが、トレランスは数百μm以下であり、チップ切断工程での切断精度によって結合損が確定してしまう。このため、従来の光結合器では、光導波路デバイスの歩留まりが、光結合器の切断位置の精度によって決定されてしまう。
また導波路構造を3次元的にした光結合器は、安定的な結合が得られる可能性はあるが、3次元的な構造を形成するための製造プロセスが、極めて複雑化してしまう問題がある。
【0015】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、製造コストを増大させることなく、光ファイバーとの結合損を低減できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の一形態における光結合器は、所定の開始位置から光信号の放出端にいくほど導波路幅が狭くなるように形成されたテーパー導波路を備え、このテーパー導波路は、テーパー導波路を第1の箇所で切断した場合の第1の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第1の結合率と、テーパー導波路を第1の箇所から放出端方向に所定距離離れた第2の箇所で切断した場合の第2の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第2の結合率との差が、予め定められた範囲内となるようにされているものである。
この光結合器によれば、テーパー導波路を伝搬する光信号は、放出端にいくほどスポットサイズが広がる。
【0017】
上記光結合器において、第1の結合率と第2の結合率との差は、放出端の先でこの放出端より放射された光信号が結合される対象との間の所望とする結合損を1より減じた第1の値を、第1の箇所と第2の箇所との距離でテーパー導波路を分割した分割数の逆数で累乗し、この結果得られた第2の値を1から減じた1−(1−結合損) 1/ 分割数 で計算される第3の値より小さいものであるようにする。
【0018】
本発明の他の形態における光結合器は、所定の開始位置から光信号の放出端にいくほど導波路幅が狭くなるように形成されたテーパー導波路を備え、このテーパー導波路の幅の変化は、光信号の進行方向に指数関数形状に変化するものである。
この光結合器によれば、テーパー導波路を伝搬する光信号は、放出端にいくほどスポットサイズが広がる。
【0019】
上記光結合器において、指数関数は、導波路幅をW、テーパー導波路の開始点からの距離をz、テーパー導波路の初期導波路幅をWi、放出端の幅をW0、テーパー導波路のスタート時の初期導波路幅減少値から算出される定数をα1としたとき、W(z)=(Wi−W0)exp(−α1z)+W0で示されるものとす
【0020】
上述した光結合器において、導波路は、例えば石英などのシリコン系ガラス材料や、半導体から、もしくは、高分子材料から構成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における光結合器の概略的な構成を示す平面図、図2は部分平面図、図3は側面図、図4は斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の光結合器101は、図示しない小型光導波路型機能デバイスと、単一モード光ファイバー102との間に配置して用いる。
【0022】
図2に示しように、本実施の形態の光結合器101は、周囲をクラッド101bで覆われたコア101aの幅を、所定の箇所より徐々に狭くした形状とすることで、スポットサイズの変換を行うようにした。一方、図3に示すように、コア101aの基板に対して垂直な方向の高さは、変化させずに一定のものとした。このため、一般的によく知られているフォトリソグラフィ技術を利用し、図2に示す形状のマスクパターンを用いて所望とする光学材料をエッチング加工することで、本実施の形態の光結合器を形成することができる。
【0023】
図2に示すように、コア101aの幅を、光出射端201に近くなるにつれて細くなるようにしたテーパー導波路を備えるようにしたので、光導波路101を伝播する光信号のスポットサイズは、横方向だけではなく3次元的に拡大する。このため、本実施の形態の光導波路101によれば、光ファイバーとの結合率が低減できる。しかしながら、PLC型光機能デバイスのようにΔnが3%以下と半導体型光機能素子より小さいデバイスに対応させる場合、コア101aの幅を最適な導波路幅まで細めていく間に、放射モードに結合する光波モードが大きくなる。
【0024】
放射モードは、導波路101の束縛から逃れて周囲に広がっていくため、スポットサイズが見かけ上拡大していくが、最適なスポットサイズになった後も拡大を続ける。このため、放射モードは、更に進行方向に進むとスポットサイズが広がりすぎてしまい、光ファイバーのスポットサイズより大きくなってしまうので、再び結合効率が悪化してしまう。
このような現象が発生するのは、規格化伝搬定数bが小さくなると広がった光波モードが導波路コアを感じる割合が小さくなるため、導波路幅が変化すると導波モードに変換される成分よりも放射モードに変換される成分が大きくなることが原因である。
【0025】
規格化伝搬定数b(b=(neff 2−n2 2)÷(n1 2+n2 2))は、導波路を伝搬する光モードのうち、どの程度の割合がコアの中に存在するかを表すパラメーターであり、b=0.1であれば、光波のうち10%程度が導波路のコアを感じている(コアの中に存在する)ことになる。
【0026】
ひとたび導波路の束縛を離れ放射モードに結合されてしまった光波モードの光信号は、進行するにしたがって波面が湾曲してしまうため、一度放射モードに結合された光信号は、伝搬する導波路構造を変化させても、再び導波路モードに結合しなおすのは至難である。
ここで、導波路からの放射モードの比率が、ある一定の値にコントロールできるように、BPM (Beam Propagation Method)を用いてつぎに示すようなプログラムを製作し、導波路の形状をシミュレーションした。BPMは、上述したような導波路の進行方向での光パワーの変化を扱う、一般的なシミュレーション手法である。
【0027】
Figure 0003815271
【0028】
上述のプログラムでは、導波路断面の固有モードとテーパー導波路で進行してきた変換モードとの結合率を求めているが、この結合率の低下分が放射モードに結合している光波の割合である。導波路幅の変化に対してある一定の結合率しか変化しないような構造を探索すれば、放射モードへの結合を抑制することができる。
【0029】
言い換えると、つぎに示すこととなる。まず、テーパー導波路の所定の箇所を第1の箇所とし、この第1の箇所からテーパー導波路の光信号が放射する方向に所定距離離れた箇所、すなわち第1の箇所から上述の1ステップ進んだところを第2の箇所とする。このとき、テーパー導波路を第1の箇所で切断した場合の第1の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第1の結合率と、テーパー導波路を第2の箇所で切断した場合の第2の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第2の結合率との差が、予め定められた範囲内、すなわち上記εより小さい値となるように、上記テーパー導波路が構成されていればよい。
【0030】
このような手法で設計した光結合器の構造は、つぎのような式で近似することができる。
W(z)=(Wi−W0)exp(−α1z)+W0
この式において、Wは導波路幅、zはテーパー形状の開始点からの距離である。また、Wiはテーパー導波路の初期導波路幅である。また、W0は、ここでは臨界導波路幅としているものであり、導波路幅がW0より小さくなると放射モードへの結合比率がある一定の値以上に増大してしまうことを示す。また、α1は、導波路のスタート時の初期導波路幅減少値から算出される定数である。
【0031】
屈折率差Δが変化しても、臨界導波路幅は規格化周波数Vパラメーターが0.4近辺になることが、上述の計算手法によって明らかになっており、各屈折率差ΔでのW0と、このW0でのVパラメーターを以下の表1に示す
【0032】
【表1】
Figure 0003815271
【0033】
この設計手法を用い、以下の式に示すように、先すぼみテーパー導波路を2D−BPMで解析した。なお、屈折率差は、Δ1.3%で、スタート時の導波路幅は、2.0μmである。
【0034】
W(z)=1.55exp(−0.00654z)+0.45
【0035】
このときの2DBPMの解析結果を、図5,図6に示す。なお、図5は、光の強度プロファイルの変化を示す説明図であり、図6は、テーパーの進行方向長さと光ファイバーとの結合ロスを示している。図5に示すように、最初に放射があるが、この後、ビーム上に光エネルギーが断熱変換されていることがわかる。また、図6に示すように、光ファイバーとの結合損からも波面湾曲のコントロールができていることもわかる。
【0036】
このような指数関数型の光結合器内での光波の挙動については、図7のように導波路の進行方向に向けて3段階に分けて考えることが可能であり、便宜上、第1段階を断熱的変換領域、第2段階を放射モード領域、第3段階をモード安定領域とする。
第1段階の断熱的変換領域について説明すると、これは、導波路中の光波のスポットサイズの拡大と放射モードへの変換が進行していく過程であり、導波路幅の減少に伴ってスポットサイズが拡大していく。
【0037】
つぎに、第2の放射モード領域について説明すると、これは、放射モードの光波が回折放射される過程であるので、最も結合損が改善する領域である。放射モード領域での結合損の改善は、放射モードに結合した光波のスポットサイズが拡大することによって得られる。しかし、ひとたび放射モードに結合してしまった光波のスポットサイズは、導波路の束縛を離れてしまっている。このため、導波路の進行方向に進むにつれスポットサイズは拡大しつづけ、光ファイバーとの整合が大きさを超えて拡大してしまうことから、結合損の増大を示ししまう。
【0038】
つぎに、第3のモード安定領域について説明すると、ここでは導波路幅がほぼW0になっており、放射モードに結合した光波は放射してしまい、導波モードに結合した光波だけになっている。モード安定領域では、結合損は安定になる。図7に示すように、W0の変化に伴いモード安定領域での結合損が変化する。W0が小さいとスポットサイズが充分に広がらないため、光ファイバーとの結合損は大きくなり、逆にW0を大きくしすぎると放射モードへの結合が増大してしまうことから再び結合損が大きくなる。これらのことから、W0には導波路パラメーターから決定される最適値があることがわかる。
【0039】
臨界導波路幅W0は、規格化伝搬定数bから定義することができ、前述したプログラムのステップ結合損差εをどの程度の値にするかで決定する。例えばプログラム上で、z方向に1ステップで0.01μmずつ前進するようにし、また、2000μm先の導波路先端(放出端)での結合損失を1%とする。この場合、ステップ結合損差εは、トータルで200000ステップ先でのロスが1%になるようなステップ結合損差εと考えて、ε=1−(1−0.01)1/200000で決定すればよく、ε=5.025E−08となる。ここで、導出された臨界導波路幅W0に対応するVパラメーターであるところのV=0.4は、規格化周波数bパラメーターに変換するとb=0.1程度である。
【0040】
一般に、bパラメーターを減らすことで光ファイバーとの結合率が改善する。従来の導波路を細めるタイプの光結合器においては、導波路先端でのbパラメーターを0.01〜0.2の間に設定する。しかし臨界導波路幅のbパラメーターが0.1程度であるため、屈折率差をより高くしたハイΔ導波路では、放射モード結合が増大してしまい、切断位置のトレランスを確保することができなくなる。従って導波路先端部の導波路幅を臨界導波路幅より小さくならないように調整することで、光ファイバーとの結合損失を低減することができる。
臨界導波路幅W0を決定するために必要なbパラメーターは、導波路先端部まででの放射ロスから上述の手法によりεを求め、上記プログラムを実行することで決定することができる。
【0041】
このような設計手法を用いてΔ1.3%での光ファイバーとの結合特性を3次元フルベクトルBPMで見積もると、図8に示すようになり、ある程度のテーパー長より先では、安定的な結合が得られていることがわかる。この導波路構造では、導波路の幅を初期値の4.0μmから1.3μmへと2500μmで指数関数テーパーで細めている。導波路幅が1.5μm以下になるところで結合損が最も少なくなり、この後しばらく結合損が変動してから、テーパー長1.0mm程度のところから、結合損は0.4dB程度に安定し、この後に伝搬していることがわかる。
【0042】
図9は、W0を臨界導波路幅より細く設定した場合の結合特性である。直線テーパー構造と同様に、放射モードが発生して安定的な結合が得られないことがわかる。従来提案されていた方法では、テーパー先端部分での規格化周波数を結合させるデバイスに対して最適化していたために、先端導波路の規格化伝搬定数bが最適な規格化伝搬定数bより小さくなる条件であると、放射モードに結合する光波が大きくなり、結果的に結合損が増大して結合の安定性が得られない。
【0043】
つぎに、以下の式により、光結合器を製造するときに発生する屈折率差Δの変動に対するトレランスを検討する。下に示す条件で屈折率差Δが1.2%,1.4%で解析した。
【0044】
W(z)=2.9exp(−0.003448z)+1.1
【0045】
屈折率差Δ1.2%の結果を図10に示し、屈折率差Δ1.4%の結果を図11に示す。結合ロスは、どちらも0.5dB未満であり、トレランス幅0.1dBを維持できている。このことから、本実施の形態における光結合器によって、結合損の製造トレランスが大きく得られることは明らかである。
【0046】
<実施の形態2>
つぎに、本発明の他の形態について説明する。
本発明の他の形態としてAP−CVD(常圧化学気相成長法)を用いてΔ1.4%の導波路構造を製作した。導波路構造は4.0μm×4.0μmである。SSC構造として「W(z)=2.9exp(−0.003448z)+1.1」を用いている。
このSSCの構造は、図8に結果を示したものと同じである。図8の結果と同様に、切断位置と結合損を示すグラフが図12である。図12では、TMモードの状態とTEモードの状態とを示している。この測定結果は、片端だけがSSCの構造のものであるが、接続損2.0dBが0.5dBにまで改善していることがわかる。
【0047】
つぎに、光結合器の製造方法について説明する。
まず、図13(a)に示すように、PSG(燐ドーピングシリカガラス)を、AP−CVD(常圧化学気相成長法)によりSi基板1301上に堆積し、クラッド層1302を形成する。次いで、図13(b)に示すように、BPSG(ボロン燐ドーピングシリカガラス)を、AP−CVD(常圧化学気相成長法)によりクラッド層1302上に堆積し、ガラス層1303を形成し、これらを800℃度雰囲気で6時間アニールする。
【0048】
つぎに、アニールしたガラス層1303上に、上述した実施の形態に示したように所定の形状で徐々に細くなるパターン1304を、フォトリソグラフィ技術により形成する(図13(c))。この後、形成したパターン1304をマスクとし、ガラス層1303をCF4ガスを用いたRIE(リアクティブイオンエッチング)により加工し、図13(d)に示すように、徐々に細くなるコア1303aを形成する。この後、コア1303a上のパターン1304を、例えば酸素ガスを用いたアッシングにより除去する。
【0049】
最後に、AP−CVD法によりBPSGを堆積し、これらを800℃度雰囲気で6時間アニールし、図13(e)に示すように、コア1303aを覆う上部クラッド層1305を形成する。
以上のことにより、ガラスによる導波路構造の光結合器が完成する。なお、ここでは石英ガラスを例にあげたが、他のガラス材料を用いたガラス導波路構造でも同様に実現できる。また、ここでは埋め込み型導波路について示したが、リッジ構造導波路でも同様に製造できる。
【0050】
またSi基板の換わりに石英基板など他の基板を用いることも可能である。また、各材料からなる層の形成は、CVD法に限るものではなく、SiCl4とTiCl4との混合ガスの酸化反応による火炎中で生成するガラス微粒子を基板に堆積する火炎堆積法のような別の堆積手法を用いても良い。
【0051】
つぎに、化合物半導体を材料とした光結合器の製造方法について説明する。
まず、図14(a)に示すように、InP基板1401上に、例えば有機金属気相成長法(MOCVD)により、InPクラッド層1402を結晶成長する。次いで、図14(b)に示すように、導波光に対して透明なコアとなる半導体層1403を形成する。半導体層1403は、膜厚50nmのアンドープInPの層と、膜厚150nmの波長組成1.3μmの無歪InGaAsPの層と、膜厚50nmのアンドープInP層から構成する。
【0052】
次いで、形成した半導体層1403を、公知のフォトリソグラフィ技術と誘導結合プラズマ(ICP)によるドライエッチング技術とにより加工し、図14(c)に示すように、InPクラッド層1402上にコア層1403aを形成する。ここでは、コア層1403aを、指数関数的に徐々に細くなるテーパー形状に形成した。
【0053】
この後、選択成長を行い、ドーピング濃度7.0×1017(1/cm3)のp−InP層1404を厚さ0.6μmに結晶成長し、更に、ドーピング濃度7.0×1017(1/cm3)のn−InPクラッド1405を、膜厚3μm程度に結晶成長する。最後に、ドーピング濃度1.0×1019(1/cm3)のp−InGaAsコンタクト層1406を膜厚100nmに形成する。このようにクラッドを厚く形成することで、スポットサイズ変換に伴うスポットサイズの拡大が起こっても光が基板上部に放射されることは無い。
【0054】
以上の工程により、電気的に絶縁されたInP半導体導波路構造の光結合器が形成できる。このような構成では、InP系半導体では屈折率差Δが4%程度であり、この光結合器を2μm幅の導波路から指数関数的に導波路幅を0.4μm程度まで狭めることでスポットサイズの変換を行うことができる。ここでは、InPを例にあげたが、GaAsなどの他の半導体導波路構造でも同様に実現できる。またここでは埋め込み型導波路について記したが、図14(e)に示すようなハイメサ構造導波路や、図14(f)に示すようなリッジ構造導波路でも同様に製造できる。
【0055】
つぎに、高分子材料を用いた光結合器の製造方法について説明する。
まず、図15(a)に示すように、Si基板1501上に、重水素化PMMA(ポリメタクリル酸メチル)をスピンコート法により塗布し、これを熱硬化することで、膜厚20μm程度のクラッド層1502を形成する。引き続き、クラッド層1502上に、やはりスピンコート法により紫外線硬化エポキシ樹脂からなる感光性樹脂膜1503を、膜厚8μm程度に形成する。
【0056】
次いで、紫外線を光源とし、前述したようなテーパー状に先細りとなる形状の光像を感光性樹脂膜1503に露光し、コアとする領域を紫外線硬化させる。この後、酸素ガスを用いたドライエッチングを行い、図15(b)に示すように、上述したテーパー状に先細りとなる形状のコア1503aを形成する。なお、ドライエッチングの後に加熱することで、コア1503aの効果を促進させる。最後に、コア1503aを覆うように、重水素化PMMAを塗布して熱硬化することで、図15(c)に示すように、オーバークラッド層1504を形成すれば、埋め込み導波路構造が形成される。
【0057】
この導波路の屈折率差は1.3%程度であり,前述した光結合器として効果的に機能する。なお、高分子材料としてPMMA系ポリマーを例にあげたが、フッ化物ポリマーなどの他の高分子材料を用いるようにしても良い。また、埋め込み型導波路に限るものではなく、ハイメサ構造導波路やリッジ構造導波路を構成するようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、放射モードへの結合比率が制御され、放射モードに結合する光エネルギーが抑制されるようになるので、断熱変化が可能な状態となり、光ファイバーとの結合損を低減できるようになるというすぐれた効果が得られる。また、導波路の高さは変化させないので、製造コストの増大を招くことなく、上記のことが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における光結合器の概略的な構成を示す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態における光結合器の概略的な構成を示す部分的な平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態における光結合器の概略的な構成を示す側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態における光結合器の概略的な構成を示す斜視図である。
【図5】 2DBPMの解析結果を示す説明図である。
【図6】 実施の形態の光結合器におけるテーパーの進行方向長さと光ファイバーとの結合ロスを示す特性図である。
【図7】 指数関数型の光結合器内での光波の挙動を示す特性図である。
【図8】 屈折率差Δを1.3%とした光結合器におけるテーパーの進行方向長さと光ファイバーとの結合ロスを示す特性図である。
【図9】 光結合器のW0を臨界導波路幅より細く設定した場合の結合特性を示す特性図である。
【図10】 屈折率差Δを1.2%とした光結合器におけるテーパーの進行方向長さと光ファイバーとの結合ロスを示す特性図である。
【図11】 屈折率差Δを1.4%とした光結合器におけるテーパーの進行方向長さと光ファイバーとの結合ロスを示す特性図である。
【図12】 切断位置と結合損を示す特性図である。
【図13】 光結合器の製造過程を示す工程図である。
【図14】 光結合器の製造過程を示す工程図である。
【図15】 光結合器の製造過程を示す工程図である。
【図16】 導波路型光機能素子であるAWG(Arrayed Waveguide Grating)素子の構成を示す説明図。
【図17】 従来のテーパー型光結合器の一部構成を示す構成図である。
【図18】 3次元ビーム伝播法を用いて解析した直線テーパー型の先細り光結合器での結合効率の推移を示す説明図である。
【図19】 従来のテーパー型光結合器の一部構成を示す構成図である。
【符号の説明】
101…光結合器、101a…コア、101b…クラッド、201…光出射端。

Claims (5)

  1. 所定の開始位置から光信号の放出端にいくほど導波路幅が狭くなるように形成されたテーパー導波路を備え、
    このテーパー導波路は、
    前記テーパー導波路を第1の箇所で切断した場合の前記第1の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第1の結合率と、
    前記テーパー導波路を前記第1の箇所から前記放出端方向に所定距離離れた第2の箇所で切断した場合の前記第2の箇所と同じ幅の導波路との固有モードにおける第2の結合率と
    の差が、
    前記放出端の先でこの放出端より放射された光信号が結合される対象との間の所望とする結合損を1より減じた第1の値を、前記第1の箇所と前記第2の箇所との距離で前記テーパー導波路を分割した分割数の逆数で累乗し、この結果得られた第2の値を1から減じた1−(1−結合損) 1/ 分割数 で計算される第3の値より小さいものである
    ことを特徴とする光結合器。
  2. 所定の開始位置から光信号の放出端にいくほど導波路幅が狭くなるように形成されたテーパー導波路を備え、
    このテーパー導波路の幅の変化は、前記光信号の進行方向に指数関数形状に変化するものであり、
    前記指数関数は、導波路幅をW、前記テーパー導波路の開始点からの距離をz、テーパー導波路の初期導波路幅をW i 、前記放出端の幅をW 0 、前記テーパー導波路のスタート時の初期導波路幅減少値から算出される定数をα 1 としたとき、W(z)=(W i −W 0 )exp(−α 1 z)+W 0 で示されるものである
    ことを特徴とする光結合器。
  3. 請求項1又は2記載の光結合器において、
    前記導波路は、シリコン系ガラス材料から構成されたものであることを特徴とする光結合器。
  4. 請求項1又は2記載の光結合器において、
    前記導波路は、半導体から構成されたものであることを特徴とする光結合器。
  5. 請求項1又は2記載の光結合器において、
    前記導波路は、高分子材料から構成されたものであることを特徴とする光結合器。
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