JP2000221219A - 直流高電圧用非接触式検電器 - Google Patents
直流高電圧用非接触式検電器Info
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Abstract
隔していても、検電作業が容易かつ安全に行える直流高
電圧用非接触式検電器を提供することにある。 【解決手段】 直流高電圧が充電された送電線による空
間電界でコロナ放電を発生させるように送電線に向けら
れる針状電極5を先端に備え、その針状電極5を接地さ
せた状態でコロナ放電により針状電極5に流れる放電電
流を検知して送電線が充電状態にあることを報知する検
出部3及びその検出部3から延在した操作棒4を具備す
る。針状電極5は、複数本の針状ワイヤ11を束ねてブ
ラシ状とする。針状電極5を囲撓して空間電界から遮蔽
する遮蔽筒12を移動可能に設け、その遮蔽筒12を移
動させて針状電極5との相対位置を変えることにより動
作感度を調整可能とする。
Description
式検電器に関し、例えば直流高電圧の送電線などについ
てその充電の有無を非接触で検出するための直流高電圧
用非接触式検電器に関する。
送電線を無充電状態にした後に行われる。そして、この
際、送電線の無充電状態の確認が必要となる。この目的
のために種々の検電器が使用されている。
電線の持つ浮遊静電容量によって発生した電界による電
流を検出することにより、送電線と非接触で充電の有無
を検出するものがある。これに対して、直流送電線で
は、このような検出方法が採用できず、検電器の先端金
具を送電線に接触させ、その先端金具を保持した操作棒
中に封入された高抵抗を介して大地に流れる電流を検出
する方式の検電器が用いられている。
の送電線は、変換所、変電所、開閉所などの間に建設さ
れたいくつもの送電鉄塔に架設されており、作業者は、
送電鉄塔によじ登って送電線の近くから検電器の先端金
具をその送電線に接触させるようにしている。
検電位置と送電線との距離は、通常でも数mあり、25
0kVや500kVの高電圧の送電線になると、それ以
上の距離となる場合もある。このように作業者の検電位
置と送電線とが大きく離隔していると、検電器の操作棒
も長大となって送電鉄塔に登る際などに重くてかなりの
負担となり、また、検電作業時、検電器自体の重みで操
作棒が撓ったり、少しの風でも操作棒が揺れたりして検
電作業が非常に困難となり、危険性も大きいという問題
があった。
提案されたもので、その目的とするところは、作業者の
検電位置と送電線とが大きく離隔していても、検電作業
が容易かつ安全に行える直流高電圧用非接触式検電器を
提供することにある。
ための技術的手段として、本発明は、直流高電圧が充電
された被検出電路による空間電界でコロナ放電を発生さ
せるように前記被検出電路に向けられる針状電極を先端
に備え、その針状電極を接地させた状態でコロナ放電に
より針状電極に流れる放電電流を検知して被検出電路が
充電状態にあることを報知する検出部を具備したことを
特徴とする。
る検電位置で作業者が検出部の先端の針状電極を被検出
電路に向けるだけでよい。直流高電圧が充電された被検
出電路による空間電界で針状電極からコロナ放電が発生
する。その針状電極を接地させた状態でコロナ放電によ
り針状電極に流れる放電電流を検出部で検知して、その
検知信号に基づいて被検出電路が充電状態にあることを
報知する。
用した非接触式による検電作業が実現できるので、作業
者の検電位置と被検出電路とが大きく離隔していても、
検電作業が容易かつ安全に行える。
ワイヤを束ねてブラシ状とすれば、1本の針状ワイヤと
した場合と異なり、作業者が針状電極で手を怪我する可
能性が少なくなり、しかも、複数本の針状ワイヤのう
ち、いくつかの針状ワイヤが例えば変形などして放電不
能となっても、他の針状ワイヤによりコロナ放電を確実
に発生させることができる。
界から遮蔽する筒状部材を移動可能に設け、その筒状部
材を移動させて針状電極との相対位置を変えることによ
り動作感度を調整可能とすることができる。このように
すれば、低感度から高感度まで検電器の使用形態に応じ
た適正な感度に設定することができる。
る方向を検出して被検出電路の充電電圧がプラス電圧か
マイナス電圧かを判別することを可能とすれば、被検出
電路の極性を判別することができる。
式検電器の実施形態を以下に詳述する。
1は、先端に設けられた検出針部2と、その検出針部2
の基端に設けられた検出部3と、その検出部3から延在
した握り部である操作棒4とで構成される。各構成部分
については以下の通りである。
錆びない材質からなる針状電極5と、その針状電極5の
基端部に電気的に接続された保護抵抗6とを、電気的か
つ機械的特性の良好なプラスチック(例えばFRP等)
又は同等以上の材質からなる筒状の保護カバー7及び針
カバー8で囲撓した構造を有する。保護カバー7は保護
抵抗6を主に保護する機能を有し、その保護カバー7の
先端に、針状電極5を固定する共にその針状電極5を主
に保護する針カバー8を外挿している。
の周方向に沿って複数のスリット9が切り込まれた櫛歯
形状をなす。検電作業時、針状電極5からのコロナ放電
により周囲の空気がイオン化して不安定となるため、前
述したように針カバー8の先端を櫛歯形状にすれば、針
状電極5の周囲空気の入れ替えを容易にして放電状態を
安定させ、そのコロナ放電を持続させることが容易とな
る。
も必要なものではなく、針状電極5が何かと接触して検
出部3の電子回路10に大電流が流れて回路破壊するこ
とを未然に防止するためのものである。
ヤ11を束ねてブラシ状とする。なお、各針状ワイヤ1
1の先端はコロナ放電しやすい形状としている。この針
状電極5を1本で構成せず、複数本の針状ワイヤ11か
らなるブラシ状としたことにより、作業者が針状電極5
で手を怪我する可能性が少なくなり、しかも、複数本の
針状ワイヤ11のうち、いくつかの針状ワイヤ11が例
えば折れ曲がったりして放電不能となっても、他の針状
ワイヤ11によりコロナ放電を確実に発生させることが
できる。なお、本発明は、針状電極5を1本の針状ワイ
ヤで構成することを妨げるものではない。
度を調整することができる機能を有する。すなわち、保
護カバー7の先端と針カバー8との間に、針状電極5を
囲撓して空間電界から遮蔽する筒状部材12(以下、遮
蔽筒と称す)を介挿する。この遮蔽筒12は黄銅又は同
等以上の導電性材料からなり、保護カバー7に対してそ
の前後方向に摺動可能に嵌挿されている。なお、図示し
ないが、この遮蔽筒12は適宜の手段により接地端子2
6に接続されている。
とにより、針状電極5との相対位置を変えることにより
その遮蔽筒12から露呈する針状電極5の長さが変わる
ことから、検電感度を調整可能とすることができる。こ
のようにすれば、低感度から高感度まで検電器1の使用
形態に応じた適正な感度に設定することができる。な
お、保護カバー7の外周面には、遮蔽筒12の移動量に
基づいて感度調整用目盛13が付されている。
の使用形態に応じて適正な感度に設定できるように検電
感度を調整できる機能を具備したものであるが、本発明
はこれに限定されることなく、その使用形態が決まって
いるのであれば、図2に示すように保護カバー7に針カ
バー8を固着することにより検出感度を固定した構造の
ものでも可能である。
の良好なプラスチック又は同等以上の材質で防水構造の
ケース14を前述した検出針部2の保護カバー7の基端
部に固着したもので、そのケース14に後述の電子回路
10及び電池15を内蔵すると共にLED等のプラス及
びマイナス表示用ランプ16a,16b及びブザー17
を配設する。なお、これらランプ16a,16b及びブ
ザー17の他にテストボタン18が配設されている。
は、例えば図3に示すように平滑コンデンサ19及び検
出抵抗20と、プラス側及びマイナス側電圧検出回路2
1a,21bと、フリッカ回路22と、低周波発振回路
23とで回路構成され、配線基板25(図1及び図2参
照)に実装された状態でケース14内に取り付けられ
る。電子回路10の各構成回路は、ケース14に内蔵さ
れた電池15により駆動される。
針状電極5に保護抵抗6を介して電気的に接続され、か
つ、接地端子26に接続される。検電動作時、コロナ放
電による放電電流が針状電極5と大地間で保護抵抗6、
平滑コンデンサ19及び検出抵抗20、接地端子26を
介して流れることになる。
発生した電圧に基づいて、被検出電路がプラス側である
場合には、プラス側電圧検出回路21aの出力がハイレ
ベルとなり、被検出電路がマイナス側である場合には、
マイナス側電圧検出回路21bの出力がハイレベルとな
る。なお、この実施形態では、検出抵抗20を設けて電
圧検出回路21a,21bによりコロナ放電による放電
電流を電圧に変換して検出するようにしているが、放電
電流を直接的に検出するように構成することも可能であ
る。
ス側電圧検出回路21a,21bの出力がハイレベルと
なると、例えば3回/秒の断続信号を発生する。低周波
発振回路23は、フリッカ回路22から3回/秒の周期
でハイレベルの出力信号が入力されると、ランプ16
a,16bを3回/秒の周期で点滅表示させると共にブ
ザー17を同一周期で発音させる。なお、前述したフリ
ッカ回路22は必ずしも必要なものではなく、例えばラ
ンプ16a,16bを連続的に点灯させ、ブザー17を
連続的に発音させるのであれば、フリッカ回路22は不
要である。
かつ機械的特性の良好なプラスチック(例えばFRP
等)又は同等以上の材質からなる筒状構造のものであ
る。この操作棒4は、作業者が把持しやすい形状をな
し、ゴム製の鍔29及び石突き30を設けている(図1
及び図2参照)。
路10を介して針状電極5に電気的に接続された接地端
子26が設けられ、この接地端子26に接地線31(図
3参照)が接続される。接地端子26をアースに接続す
る接地線31には柔軟性のある絶縁電線を用いればよ
く、その一端には接地端子26に接続するのに適した端
子、他端には送電鉄塔などの鉄骨を挟んで接続するのに
適したクリップをそれぞれ有する。
る検電器1の操作棒4は、一定の長さを有するものであ
るが、作業者の検電位置によってはある程度長い操作棒
を必要とする場合がある。そのような場合に好適な手段
として、図4に示す実施形態の検電器1として、操作棒
4' を伸縮自在にしたものがある。
締付ジョイント33で連結した構造のものであり、同図
(a)は操作棒4' を縮めた状態を示し、同図(b)は
操作棒4' を伸ばした状態を示し、この2態様を任意に
選択することができる。なお、接地端子26' は操作棒
4' の後端に設けられ、操作棒4' 内に設けられた電気
的かつ機械的構造により電子回路10を介して針状電極
5に電気的に接続されている。
である。図5の場合は直流高電圧(例えば250kV又
は500kV)の被検出電路(送電線)27a,27b
について検電作業を示す。以下では、プラス側の被検出
電路27aについての検電作業を説明する。なお、マイ
ナス側の被検出電路27bの検電作業も同様である。
電鉄塔34の鉄骨に作業者Mがよじ登って被検出電路2
7aの近傍位置、例えば被検出電路27aの側方にある
検電位置A又は被検出電路27aの上方にある検電位置
Bで検電作業を行う。
位置Bから検電作業を行う場合には、作業者Mが送電鉄
塔34の鉄骨上に立った状態で検電器1を下方に向ける
必要があるので、その場合には、前述した伸縮自在の操
作棒4' を具備した検電器1を使用することが望まし
く、その操作棒4' を伸ばした状態で検電作業を行う。
被検出電路27について地上の検電位置Cから作業者M
が検電作業を行う場合である。
業は、検電器1の操作棒4にある接地端子26に接地線
31の一端を接続してその他端をクリップで送電鉄塔3
4の鉄骨などに接続する。例えば送電鉄塔34はアース
されているので、この接地線31の接続により検電器1
がアースに接続されることになる。なお、この検電器1
では、作業者Mが接地端子26に手を触れた状態で操作
棒4を把持するだけでアースに接続されることになるの
で、必ずしも接地線31を接続する必要はない。
把持した状態で検出針部2の針状電極5を被検出電路2
7a(27b),27に向ける。この被検出電路27a
(27b),27が直流高電圧に充電されているときに
は空間電界で針状電極5からコロナ放電が発生する。こ
の時、検電器1が接地線31又は人体によりアースされ
ているので、このコロナ放電により針状電極5に微小な
放電電流が流れる。検出部3では、コロナ放電により針
状電極5に流れる放電電流を検出抵抗20の両端に加わ
る電圧として電圧検出回路21a(21b)で検出す
る。
ラス側電圧検出回路21aの出力がハイレベルとなり、
被検出電路がマイナス側である場合には、マイナス側電
圧検出回路21bの出力がハイレベルとなる。このプラ
ス側又はマイナス側電圧検出回路21a(21b)の出
力に基づいて、フリッカ回路22により3回/秒の周期
でハイレベル信号が出力され、低周波発振回路23を介
してランプ16a(16b)を3回/秒の周期で点滅表
示させると共にブザー17を同一周期で発音させる。こ
れによりその被検出電路27a(27b),27が充電
状態であることを作業者Mに報知する。なお、被検出電
路27a(27b),27が充電状態でなければ、コロ
ナ放電も発生しないためにランプ16a(16b)が点
滅したりブザー17が発音したりすることはない。
塔などでの検電作業に適用した場合であるが、本発明は
これに限定されることなく、例えば変電所などの構内で
の検電作業などにも適用可能であるのは勿論である。
た被検出電路による空間電界でコロナ放電を発生させる
ように被検出電路に向けられる針状電極を先端に備え、
その針状電極を接地させた状態でコロナ放電により針状
電極に流れる放電電流を検知して被検出電路が充電状態
にあることを報知する検出部を具備したことにより、検
電作業時には、送電鉄塔などにおける検電位置で作業者
が操作棒を把持した状態で検出部の先端の針状電極を被
検出電路に向けるだけでよい。このように針状電極から
のコロナ放電を利用した非接触式による検電作業が実現
できるので、作業者の検電位置と被検出電路とが大きく
離隔していても、検電作業が容易かつ安全に行えるの
で、その実用的価値は大きい。
有する直流高電圧用非接触式検電器を示す平面図 (b)は(a)の内部構造を一部省略した断面図
した直流高電圧用非接触式検電器を示す平面図 (b)は(a)の内部構造を一部省略した断面図
図
操作棒を縮めた状態の直流高電圧用非接触式検電器を示
す正面図 (b)は伸縮自在の操作棒を伸ばした状態の直流高電圧
用非接触式検電器を示す正面図
出電路と検電位置との関係を示す概略図
出線と検電位置との関係を示す概略図
めの技術的手段として、本発明は、直流高電圧が充電さ
れた被検出電路による空間電界でコロナ放電を発生させ
るように前記被検出電路に向けられる針状電極を先端に
備え、その針状電極を接地させた状態でコロナ放電によ
り針状電極に流れる放電電流を検知して被検出電路が充
電状態にあることを報知する検出部を具備した非接触式
検電器において、前記針状電極を囲撓して空間電界から
遮蔽する筒状部材を移動可能に設け、その筒状部材を移
動させて針状電極との相対位置を変えることにより動作
感度を調整可能としたことを特徴とする。
は、例えば図2に示すように平滑コンデンサ19及び検
出抵抗20と、プラス側及びマイナス側電圧検出回路2
1a,21bと、フリッカ回路22と、低周波発振回路
23とで回路構成され、配線基板25(図1参照)に実
装された状態でケース14内に取り付けられる。電子回
路10の各構成回路は、ケース14に内蔵された電池1
5により駆動される。
かつ機械的特性の良好なプラスチック(例えばFRP
等)又は同等以上の材質からなる筒状構造のものであ
る。この操作棒4は、作業者が把持しやすい形状をな
し、ゴム製の鍔29及び石突き30を設けている(図1
参照)。
路10を介して針状電極5に電気的に接続された接地端
子26が設けられ、この接地端子26に接地線31(図
2参照)が接続される。接地端子26をアースに接続す
る接地線31には柔軟性のある絶縁電線を用いればよ
く、その一端には接地端子26に接続するのに適した端
子、他端には送電鉄塔などの鉄骨を挟んで接続するのに
適したクリップをそれぞれ有する。
1の操作棒4は、一定の長さを有するものであるが、作
業者の検電位置によってはある程度長い操作棒を必要と
する場合がある。そのような場合に好適な手段として、
図3に示す実施形態の検電器1として、操作棒4’を伸
縮自在にしたものがある。
である。図4の場合は直流高電圧(例えば250kV又
は500kV)の被検出電路(送電線)27a,27b
について検電作業を示す。以下では、プラス側の被検出
電路27aについての検電作業を説明する。なお、マイ
ナス側の被検出電路27bの検電作業も同様である。
被検出電路27について地上の検電位置Cから作業者M
が検電作業を行う場合である。
た被検出電路による空間電界でコロナ放電を発生させる
ように前記被検出電路に向けられる針状電極を先端に備
え、その針状電極を接地させた状態でコロナ放電により
針状電極に流れる放電電流を検知して被検出電路が充電
状態にあることを報知する検出部を具備したことによ
り、検電作業時には、送電鉄塔などにおける検電位置で
作業者が操作棒を把持した状態で検出部の先端の針状電
極を被検出電路に向けるだけでよい。このように針状電
極からのコロナ放電を利用した非接触式による検電作業
が実現できるので、作業者の検電位置と被検出電路とが
大きく離隔していても、検電作業が容易かつ安全に行え
るので、その実用的価値は大きい。また、本発明では、
前記針状電極を囲撓して空間電界から遮蔽する筒状部材
を移動可能に設け、その筒状部材を移動させて針状電極
との相対位置を変えることにより動作感度を調整可能と
したことにより、低感度から高感度まで検電器の使用形
態に応じた適正な感度に設定することができる。
有する直流高電圧用非接触式検電器を示す平面図 (b)は(a)の内部構造を一部省略した断面図
図
操作棒を縮めた状態の直流高電圧用非接触式検電器を示
す正面図 (b)は伸縮自在の操作棒を伸ばした状態の直流高電圧
用非接触式検電器を示す正面図
出電路と検電位置との関係を示す概略図
出線と検電位置との関係を示す概略図
Claims (3)
- 【請求項1】 直流高電圧が充電された被検出電路によ
る空間電界でコロナ放電を発生させるように前記被検出
電路に向けられる針状電極を先端に備え、その針状電極
を接地させた状態でコロナ放電により針状電極に流れる
放電電流を検知して被検出電路が充電状態にあることを
報知する検出部を具備したことを特徴とする直流高電圧
用非接触式検電器。 - 【請求項2】 前記針状電極を囲撓して空間電界から遮
蔽する筒状部材を移動可能に設け、その筒状部材を移動
させて針状電極との相対位置を変えることにより動作感
度を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の直
流高電圧用非接触式検電器。 - 【請求項3】 前記検出部は、放電電流が流れる方向を
検出して被検出電路の充電電圧がプラス電圧かマイナス
電圧かを判別可能としたことを特徴とする請求項1記載
の直流高電圧用非接触式検電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02514999A JP3214838B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 直流高電圧用非接触式検電器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02514999A JP3214838B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 直流高電圧用非接触式検電器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000221219A true JP2000221219A (ja) | 2000-08-11 |
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ID=12157958
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