JP2000220961A - スラッシュ水素の製造装置及び製造方法 - Google Patents

スラッシュ水素の製造装置及び製造方法

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JP2000220961A
JP2000220961A JP11023360A JP2336099A JP2000220961A JP 2000220961 A JP2000220961 A JP 2000220961A JP 11023360 A JP11023360 A JP 11023360A JP 2336099 A JP2336099 A JP 2336099A JP 2000220961 A JP2000220961 A JP 2000220961A
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hydrogen
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slush
slush hydrogen
liquid
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English (en)
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Yuichi Kihara
勇一 木原
Kenji Nakamichi
憲治 中道
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒の粗い固体水素が分離し沈降することのな
い、理想的な状態のスラッシュ水素を製造する装置及び
製造方法を提供する。 【解決手段】 容器2の内部には、モータ4に接続され
鉛直方向に設置された回転軸5が設けられており、同回
転軸5にはスラッシュ水素の液面を攪拌するための回転
羽根3が備えられている。この回転羽根3は、浮体3d
を備えた羽根部3aが連結体3cを介して、回転軸5の
断面直径よりも内径の大きいリング3bに設置された構
成であり、回転羽根3が回転軸5の長手方向に沿って上
下移動自在となるよう、同リング3b内を回転軸5が貫
通するように配置されている。一方、回転軸5には同回
転軸5と平行に伸びる平行棒5aが設けられており、こ
の平行棒5aは、回転羽根3のリング3bが上下移動す
る際、同リング3bと干渉しない程度に回転軸5から離
れた位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラッシュ水素の
製造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、二酸化炭素を排出しないクリーン
なエネルギーとして水素が注目されており、ロケット燃
料の他、火力発電プラントなど様々な産業分野への大規
模利用が研究されている。こうした水素の大規模利用に
際しては、その輸送及び貯蔵技術の確立が不可欠と考え
られるところ、水素をスラッシュ水素の状態にして輸送
又は貯蔵する技術が提案されるに至っている。
【0003】スラッシュ水素とは、固体水素と液体水素
がシャーベット状に混合したものであるが、液体水素と
比べて密度や寒冷保有量(他の物体を冷却する能力、た
とえば液体水素で、ある物体を冷やすのとスラッシュ水
素で冷やすのではスラッシュ水素の方が固体水素が混じ
っている分液体水素より多く冷やすことが可能)の点で
大きく異なり、例えば、固体含有率が50パーセントの
スラッシュ水素は、液体水素に比べて、密度が約16パ
ーセント高くなり、寒冷保有量が約18パーセント増加
することが知られている。従って、スラッシュ水素は輸
送や貯蔵に特に適しているといえる。
【0004】従来におけるスラッシュ水素の代表的製造
方法の1つとして、以下のからの手順からなるフリ
ーズ・ソー(間欠減圧)法が挙げられる。 液体水素が入った容器の内部を真空ポンプにて水素の
3重点(約53torr、13.8K)まで減圧し、液
体水素を液面で凝固させ固体水素の層を形成させる。
この状態で真空ポンプを止めて容器の内部を昇圧し、容
器の内部温度をやや上昇させて、固体水素の層が幾分か
溶け出すようにする。そして、液体水素よりも比重の
重い固体水素を、容器の下方に沈降させる。その後、
上記からの手順を間欠的に繰り返すことにより、液
体水素と固体水素を混合しスラッシュ水素を製造する。
【0005】しかしながら、この方法にて製造したスラ
ッシュ水素は、各固体水素の粒が粗く形成され、隣接す
る固体水素の粒と粒との間に生じる大きな隙間に多量の
液体水素が入り込んでいるため、固体水素の粒が細かい
スラッシュ水素に比べ、液体水素の含有率が高く、全体
として密度が低いという欠点があった。また、固体水素
の粒が粗いため、ある程度の時間が経つと固体水素が容
器下方に沈降し、液体水素と分離してしまう傾向が強か
った。
【0006】そこで、粒の細かい固体水素が液体水素と
一様に混合された状態のスラッシュ水素を製造するた
め、図7のような装置が提案されている。図7におい
て、02は蓋体02’を備えた密封可能な容器であり、
同蓋体02’を貫通して設けられた配管等を介して真空
ポンプ01と接続されている。蓋体02’の中央には、
容器02の内部に向けて垂下された回転軸05が回転可
能に支持されており、同回転軸05は前記蓋体02’の
上方に設けられたモータ04に接続されている。そし
て、回転軸05には、同回転軸05から水平方向に向け
て延設された単数又は複数の羽根部03aを備えた回転
羽根03が設けられている。
【0007】回転羽根03は、回転軸05の長手方向に
おける所望位置に取り付け可能に設けられており、ねじ
によって回転軸05に固定されるように構成されてい
る。従って、回転軸05がモータ04にて回転駆動され
ると、同回転軸05の回転に伴ってねじ止め固定した回
転羽根3も回転することとなる。
【0008】このような構成の装置において、スラッシ
ュ水素の製造に際しては、容器02に注入する液体水素
の液面の位置に羽根部03aが配置されるよう回転羽根
03を固定しておく。そして、スラッシュ水素の製造
中、回転羽根03を回転させておくことで、液面の攪
拌、固体水素の粉砕、細粒化が図られ、理想状態に近い
スラッシュ水素が製造できるというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置を用
いると、通常のフリーズ・ソー法に比べ、ある程度は状
態の良いスラッシュ水素が製造できる。しかしながら、
この装置では、スラッシュ水素の製造に伴う液面低下
(スラッシュ水素は液体水素よりも密度が高いため固体
水素の増加により徐々に液面が低下していく)に伴って
攪拌効果が下がり、その結果、粒の粗い固体水素の分
離、沈降を完全に防ぐことができなかった。そこで、本
発明は、粒の粗い固体水素が分離し沈降することのな
い、理想的な状態のスラッシュ水素を製造する装置及び
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、(1)真空ポンプと接続され密封可能
な容器と、容器内に鉛直方向に備えられた回転軸と、回
転軸を回転させる手段と、回転軸の回転に伴って回転す
る回転羽根を有したスラッシュ水素の製造装置におい
て、回転羽根が浮体を備え、かつ、鉛直方向に移動自在
に設けられていることを特徴としている。
【0011】また、(2)真空ポンプと接続され密封可
能な容器と、容器内に備えられ、上部に開口部を備えた
外筒の内部にスクリュー部を備えたスクリュー装置と、
スクリュー装置のスクリュー部を回転させる手段とを有
したことを特徴としている。
【0012】また、(3)真空ポンプと接続された真空
室と、真空室内に回転可能に設けられ、内部にフィンを
備えた容器と、容器を回転させる手段とを有したことを
特徴としている。
【0013】また、(4)フリーズ・ソー法にて生成さ
れたスラッシュ水素に対し、同スラッシュ水素中の沈降
した水素の固体粒を汲み上げ、スラッシュ水素の液面に
落下させる工程を施すことを特徴としている。
【0014】上記のような構成による作用は下記の通り
である。 (1)回転羽根に備えられた浮体が容器内のスラッシュ
水素(液体水素)面に浮き、かつ、回転羽根が鉛直方向
に移動自在であることにより、回転羽根は常にスラッシ
ュ水素(液体水素)の液面位置にくることとなる。そし
て、従って、スラッシュ水素(液体水素)の液面高さに
影響されることなく、液面の攪拌及び液面に形成される
固体水素の層の粉砕が確実に行われるようになる。
【0015】(2)容器下方に沈降したスラッシュ水素
中の粒の粗い固体水素は、スクリュー装置によって汲み
上げられ、同スクリュー装置の開口部からスラッシュ水
素の液面に落下する。これにより、粒の粗い固体水素は
粉砕され、スラッシュ水素の上方に分離した液体水素と
再混合される。
【0016】(3)容器内部に備えられたフィンは、容
器の回転によってスラッシュ水素(液体水素)の液面を
攪拌し、液面に形成される固体水素の層を粉砕する。ま
た、容器下方に沈降した粒の粗い固体水素も前記フィン
によって粉砕され、スラッシュ水素から分離した液体水
素と再混合される。
【0017】(4)フリーズ・ソー法によって生成され
たスラッシュ水素に対し、その下方に沈降した粒の粗い
固体水素を汲み上げて同スラッシュ水素の液面に落下さ
せることによって、固体水素の粒が粉砕され、スラッシ
ュ水素の上方に分離した液体水素と混合される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における第1の実
施の形態にかかるスラッシュ水素の製造装置を示す構成
図であり、図2は、図1のII−II矢視断面図であ
る。本実施の形態においても、真空ポンプ1、容器2、
容器2の蓋体2’及びモータ4は従来と同じものを用い
ているため、その説明を省略する。上記図1及び2にお
いて、蓋体2’に回転可能に支持され、容器2の内部に
鉛直方向に設置される回転軸5は、従来装置と同様に、
蓋体2’の上方に設置されたモータ4に接続されてい
る。
【0019】容器2の内部には、スラッシュ水素(液体
水素)の液面を攪拌するための回転羽根3が配置されて
いる。この回転羽根3は、回転軸5の断面直径よりも内
径の大きいリング3bから棒状の連結体3cを介して単
数又は複数の羽根部3aが水平方向に延設され、かつ、
内部に水素の融点でもガスの状態であるヘリウムガスを
密封した浮体3dが各羽根部3aに設けられた構成とな
っている。そして、回転羽根3が回転軸5の長手方向に
沿って上下移動自在となるよう、同リング3b内を回転
軸5が貫通するように配置されている。
【0020】一方、回転軸5には、同回転軸5の上方で
固定され、同回転軸5と平行に伸びる平行棒5aが設け
られている。この平行棒5aは、回転羽根3のリング3
bが上下移動する際、同リング3bと干渉しない程度に
回転軸5から離れた位置に配置されている。
【0021】このような構成のスラッシュ水素製造装置
において、回転軸5をモータ4にて回転させると平行棒
5aも同回転軸5と同じ回転数で回転するが、その際、
回転羽根3の連結体3cを押しながら回転するため、回
転羽根3は回転軸5を中心として回転する。そして、回
転羽根3の羽根部3aは浮体3dによってスラッシュ水
素(液体水素)の液面位置にくることとなるため、容器
2内におけるスラッシュ水素(液体水素)の液面が常に
回転羽根3の回転部3aで攪拌され、また、液面に形成
された固体水素の層が粉砕されることとなる。従って、
上記装置によれば、スラッシュ水素(液体水素)の液面
高さに影響されることなく、液面の攪拌や固体層の粉砕
を確実に行うことができることとなるため、製造するス
ラッシュ水素の量と無関係に良好な状態のスラッシュ水
素を製造することが可能となる。
【0022】なお、上記のように、本実施の形態では、
回転羽根3を回転駆動するための部材として平行棒5a
を例示したが、回転羽根3の上下方向の移動を干渉せず
に回転させることができる部材であれば、別の部材を用
いることも可能である。例えば、回転軸5の長手方向に
沿って溝又は突起を設けておき、リング3b内面の対応
する部分に突起又は溝を設けることとしてもよい。ただ
し、平行棒5aを用いるものは、従来の回転軸に簡単に
取り付け加工できるため、回転軸に溝や突起を設けるも
のよりも装置の製造効率上有利である。
【0023】また、本実施の形態では、浮体3dとして
ヘリウムガスを密封したものを用いたが、回転羽根3を
支えてスラッシュ水素(液体水素)上に浮くことができ
る浮体であれば別のものを用いてもよい。ただし、ヘリ
ウムガスを密封した浮体を用いると、スラッシュ水素温
度以下でもガス状であるので,浮力を得るのに非常に有
益である。
【0024】図3は、本発明における第2の実施の形態
にかかるスラッシュ水素製造装置を示す構成図であり、
図4は、図3のIV−IV矢視断面図である。本実施の
形態においても、真空ポンプ1、容器2、容器2の蓋体
2’及びモータ4は従来と同じものを用いている。これ
らの図において、蓋体2’の中央下部には、容器2の内
部に向けて垂下したスクリュー装置7が設けられてお
り、同スクリュー装置7は、その外筒の下端が容器2の
底部よりやや上方に位置する程度の長さを有している。
そして、スクリュー装置7には、その外筒の上部に開口
部7bが設けられている。
【0025】スクリュー装置7の内部には、外筒とほぼ
同等の長さを有したスクリュー部7aが備えられてい
る。スクリュー部7aは蓋体2’の上方に設置されたモ
ータ4に接続されており、同モータ4にて回転駆動され
るようになっている。そして、スクリュー部7aの螺旋
は、モータ4の回転に伴って液体等を下方から上方に汲
み上げる方向に形成されている。
【0026】このような構成においては、以下のような
適用が適している。 まず、スクリュー部7aを回転させず、従来の攪拌を
伴わないフリーズ・ソー法と同様の方法にて、粒の粗い
固体水素を多く含んだスラッシュ水素を生成する。 その後、スクリュー部7aを回転させて、容器2の下
方に沈降した粒の粗い固体水素をスクリュー外筒7の下
端から汲み上げ、開口部7bからスラッシュ水素の液面
に落下させる。これにより、固体粒を粉砕し、かつ、上
方に分離した液体水素と十分混合させることができる。 上記を十分行い、固体粒が細かく、かつ、液体水素
と固体水素が十分混合されたスラッシュ水素を製造す
る。
【0027】以上のように、本実施の形態においては、
粒の粗い固体水素が分離沈降した、状態の悪いスラッシ
ュ水素を生成した後、この固体粒を粉砕して、上方に分
離した液体水素分と再混合させることが可能であり、こ
れにより理想的な状態のスラッシュ水素を製造しようと
するものである。
【0028】図5は、本発明における第3の実施の形態
にかかるスラッシュ水素製造装置を示す構成図であり、
図6は、図3のVI−VI矢視断面図である。これらの
図において、真空ポンプ1と接続された真空室10の内
部には、容器12が傾斜して設けられている。この容器
12は、その下部に備えられた回転軸15を介して、真
空室10外部の斜め下方に設けられたモータ4に接続さ
れ、かつ、傾斜した側方部分をベアリング8によって回
転可能に支持されている。そして、容器12の内部に
は、容器12の内壁面に対して斜めに設置されたフィン
9が複数設けられている。
【0029】このような装置において、容器12内に液
体水素を注入し、容器12をモータ4にて回転させなが
らフリーズ・ソー法を実施すると、スラッシュ水素(液
体水素)の液面が攪拌され、また、液面に形成される固
体水素の層がフィン9にて粉砕されて固体水素の細粒化
が図られ、理想状態に近いスラッシュ水素が製造できる
こととなる。また、この装置においては、容器12を回
転させずにスラッシュ水素を生成し、時間の経過ととも
に下方に分離、沈降した粒の粗い固体水素をフィン9に
て粉砕し液体水素と混合させることも可能となる。
【0030】なお、図5では、フィン9が容器12の下
方に5段分設置されているが、特にその位置や数に限定
されるものではなく適宜選択してよいものである。従っ
て、例えば、フィン9を容器12の下方から開口近傍ま
で設置することも可能であり、この場合には、液面高さ
に影響されず常にフィン9が液面を攪拌、粉砕すること
が可能になるという効果がある。また、フィン9は、容
器12の開口方向を向いて斜めに設置されているが、そ
の向きに限定されるものでもない。その他、フィン9の
形状や大きさ、等も適宜選択可能である。
【0031】
【発明の効果】本願の請求項1に記載された発明による
と、スラッシュ水素の液面高さに影響されることなく、
液面の攪拌や固体層の粉砕を確実に行うことができるこ
ととなる。また、製造するスラッシュ水素の量と無関係
に良好な状態のスラッシュ水素を製造することが可能と
なる。
【0032】また、本願の請求項2に記載された発明に
よると、粒の粗い固体水素が沈降した、状態の悪いスラ
ッシュ水素の固体粒を粉砕し、上方に分離した液体水素
分と再混合させて状態の良いスラッシュ水素を製造する
ことが可能となる。
【0033】また、本願の請求項3に記載された発明に
よると、スラッシュ水素の液面が攪拌され、また、液面
に形成される固体水素の層が粉砕されて、理想状態に近
いスラッシュ水素が製造できることとなる。また、この
装置においては、容器を回転させずにスラッシュ水素を
生成し、時間の経過とともに下方に分離、沈降した粒の
粗い固体水素をフィンにて粉砕し液体水素と混合させる
ことも可能となる。
【0034】また、本願の請求項4に記載された発明に
よると、従来のフリーズ・ソー法によって生成された、
粒の粗い固体水素が沈降したスラッシュ水素から、良好
な状態のスラッシュ水素を製造することが容易に行える
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるスラッシュ
水素の製造装置を示す構成図。
【図2】図1のII−II矢視断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるスラッシュ
水素の製造装置を示す構成図。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるスラッシュ
水素の製造装置を示す構成図。
【図6】図5のVI−VI矢視断面図。
【図7】従来におけるスラッシュ水素の製造装置を示す
構成図。
【符号の説明】
1、01 真空ポンプ 2、02、12 容器 2’、02’ 蓋体 3、03 回転羽根 3a、03a 羽根部 3b リング 3c 連結体 3d 浮体 4、04 モータ 5、15、05 回転軸 5a、05a 平行棒 7 スクリュー装置 7a スクリュー部 7b 開口部 8 ベアリング 9 フィン 10 真空室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプと接続され密封可能な容器
    と、容器内に鉛直方向に備えられた回転軸と、回転軸を
    回転させる手段と、回転軸の回転に伴って回転する回転
    羽根を有したスラッシュ水素の製造装置において、 回転羽根が浮体を備え、かつ、鉛直方向に移動自在に設
    けられていることを特徴とするスラッシュ水素の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 真空ポンプと接続され密封可能な容器
    と、 容器内に備えられ、上部に開口部を備えた外筒の内部に
    スクリュー部を備えたスクリュー装置と、 スクリュー装置のスクリュー部を回転させる手段とを有
    したことを特徴とするスラッシュ水素の製造装置。
  3. 【請求項3】 真空ポンプと接続された真空室と、 真空室内に回転可能に設けられ、内部にフィンを備えた
    容器と、 容器を回転させる手段とを有したことを特徴とするスラ
    ッシュ水素の製造装置。
  4. 【請求項4】 フリーズ・ソー法にて生成されたスラッ
    シュ水素に対し、同スラッシュ水素中の沈降した水素の
    固体粒を汲み上げ、スラッシュ水素の液面に落下させる
    工程を施すことを特徴とするスラッシュ水素の製造方
    法。
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