JP2000220838A - 電子レンジの解凍制御方法 - Google Patents

電子レンジの解凍制御方法

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    • H05B6/64Heating using microwaves
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサーから検出される解凍物の検出データ
間の差値を利用して次週期のマグネトロンの出力パワー
を変化させるよう調整することができるようにする電子
レンジの解凍制御方法を提供する。 【解決手段】 本発明の解凍制御方法は、所定時間中セ
ンサーの出力値の変化値を検出する段階と、変化値によ
ってマグネトロンのパワーを調節する段階を含んでなさ
れることを特徴とする。また、所定時間中センサーの出
力値の変化値を検出する段階と、変化値によりセンサー
の出力値の傾斜度を算出する段階と、傾斜度を比較して
マグネトロンの駆動終了時点を判定する段階を含んでな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジの解凍制
御方法に係り、より詳しくはセンサーを用いて解凍物の
解凍状態を検出し、その検出データによってマグネトロ
ンのパワー出力を可変制御するための電子レンジの解凍
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子レンジはマグネトロンによ
り発振されるマイクロ波を誘電体の調理物に照射するこ
とで、その調理物内部の分子を衝突させ発生される摩擦
熱による発熱作用で調理動作を行うようになっている。
このような電子レンジは所定調理物を煮たり沸かすため
の調理機能以外も、凍結状態の調理物を適正に解凍する
ための機能が追加的に備わっている。このような解凍機
能において、電子レンジの調理室内部に所定の凍結され
た調理物が収納され、その収納された凍結状態の調理物
に対する重量が入力されれば、電子レンジの制御手段で
は入力された重量のデータ値に対応してマグネトロンか
ら発振されるマイクロ波の出力パワーを調整して解凍機
能を行う。
【0003】一方、電子レンジの調理室内部に凍結され
た調理物が収納された状態で使用者により所望の解凍時
間が入力されれば、電子レンジの制御手段は入力された
解凍時間によって同じ出力パワーでマグネトロンを駆動
させることによって、解凍機能を行わせる。しかし、か
かる従来の電子レンジで行われる解凍機能は、使用者が
解凍しようとする凍結された調理物の重量を正確に把握
して入力し難いため、誤った重量が入力されれば解凍物
の解凍が容易になされなかったり、煮えすぎてしまう不
安定な結果が発生する。
【0004】一方、使用者により解凍物の重量が正確に
入力されたとしても、実際的に解凍物は凍結状態がそれ
ぞれ千差万別であるため、入力された重量に対応する出
力パワーで解凍を行ったとしても正確な解凍機能の達成
が困難になる問題点がある。また、凍結された調理物を
解凍させる目的として、使用者が解凍時間を入力する機
能に対しては、その使用者が個人的な好みと経験値に基
づいて任意に解凍時間を決定できるようになっているた
め、解凍物の正確な解凍が不可能になるという問題点が
ある。
【0005】さらに、このような従来の解凍機能では常
に同じマグネトロンの出力パワーで解凍を行うため、解
凍物の時間経過にともなう解凍状態の変化に適したマグ
ネトロンの出力パワーを調整し難い問題点がある。ま
た、解凍機能が実行される途中には解凍物の解凍状態を
中間点検することが不可能なので、使用者が肉眼で観察
して解凍時間を任意に加減させたり、解凍機能が一次的
に完了すれば、追加的な解凍機能の実行要否を使用者が
決定しなければならない不便さがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した問題点を解決するためのなされたものであって、そ
の目的はセンサーから検出される解凍物の検出データ間
の差値を利用して次周期のマグネトロンの出力パワーを
可変的に調整することができるようにする電子レンジの
解凍制御方法を提供することである。本発明の他の目的
はセンサーから検出される検出データの変化値の含まれ
る調整範囲を算出することにより、その算出された調整
範囲によりマグネトロンの出力パワーの調整比率を決定
できるようにする電子レンジの解凍制御方法を提供する
ことである。
【0007】本発明のさらに他の目的はセンサーから検
出される検出データの時間経過にともなう検出データ波
形の傾斜度(slope)を比較して解凍物の軽重を判断し、
その解凍物の軽重によって解凍機能の完了時点を算出す
るための電子レンジの解凍制御方法を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的はセンサーから検出される
検出データの経時的な極大点と極小点を比較してマグネ
トロンのパワーを調整すると共に、解凍機能の完了時点
を算出するための電子レンジの解凍制御方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明の一実施形態によると、a)所定時間中セ
ンサーの出力値の変化値を検出する段階と、b)前記変
化値によってマグネトロンのパワーを調節する段階を含
んでなされる電子レンジの解凍制御方法が提供される。
望ましくは、前記b)段階は前記変化値の絶対値の大き
さによってマグネトロンのパワーを調節するようになさ
れる。
【0009】さらに望ましくは、前記b)段階は前記セ
ンサーの出力値の最初出力値に対する比を算出し、その
算出されたセンサーの出力値の比によってマグネトロン
のパワーを調節するようになされる。また、前記b)段
階は前記変化値が含まれるマグネトロンパワーの調整範
囲を検索して算出し、その算出された調整範囲によって
パワーを調節するようになされる。
【0010】そして、本発明では前記a)段階で前記変
化値が検出される周期は解凍物が載置されたターンテー
ブルの回転周期であり、前記センサーは前記マグネトロ
ンのマイクロ波による定在波の磁界電圧を検出するアン
テナセンサーである。一方、前記アンテナセンサーは前
記マグネトロンのパワーオン開始点から所定時間以降か
らセンサーの出力値の検出を開始してパワーオンの終了
時間まで検出動作を持続する段階を含んでなされ、前記
マグネトロンのパワー調節はマグネトロンのパワーオン
/オフ時間を加減して動作時間を調節することによりな
される。
【0011】前述した目的を達成するために本発明の他
の実施形態によれば、a)所定時間中センサーの出力値
の変化値を検出する段階と、b)前記変化値により前記
出力値の傾斜度を算出する段階と、c)前記傾斜度を比
較してマグネトロンの駆動終了時点を判定する段階を含
んでなされる電子レンジの解凍制御方法が提供される。
望ましくは、前記c)段階では所定時間中変化される複
数の傾斜度変化値を乗算するようになされる。
【0012】より望ましくは、前記複数の傾斜変化値の
乗算値が“0”より小さければ、前記マグネトロンの駆
動を終了するようになされる一方、前記複数の傾斜度変
化値の乗算値が“0”より大きければ、前記マグネトロ
ンのパワーレベルを調節して駆動を持続するようになさ
れる。また、本発明では前記複数の傾斜度変化値の乗算
値が“0”と等しければ、無負荷と判定して前記マグネ
トロンの駆動を終了するようになる。
【0013】前述した目的を達成するために本発明のさ
らに他の実施形態によれば、a)所定時間中センサーの
出力値の変化値を検出する段階と、b)前記変化値によ
ってマグネトロンの駆動終了時点を判定する段階を含ん
でなされる電子レンジの解凍制御方法が提供される。望
ましくは、前記b)段階は前記変化値の和によって駆動
終了時点を判定するようになされる。
【0014】さらに望ましくは、前記b)段階は前記変
化値の極大点と極小点を算出し、前記極大点と極小点と
の差によってマグネトロンのパワーを調整するようにな
される。また、前記b)段階は所定時間中検出された前
記出力値を微分して極大点と極小点の微分値を算出し、
前記算出された極大点と極小点の差によってマグネトロ
ンのパワーを調整するようになされることを特徴とす
る。前述したように構成された本発明によれば、所定解
凍物が載置されたターンテーブルの回転によって周期的
にセンサーから出力される出力値の変化値を演算するこ
とにより、その演算値に対応してマグネトロンのパワー
オン/オフ時間を調整可能にし、解凍機能の終了時点を
決定できるようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、前述したように構成された
本発明の第1実施形態について添付した図面を参照して
詳細に説明する。即ち、図1は本発明に係る解凍制御方
法が適用される電子レンジの構成を示したブロック構成
図である。図1に示したように本発明では、キー入力部
2と、ドア感知スイッチング部4、調理状態感知センサ
ー6、電圧検出部8、状態データメモリ10、設定デー
タメモリ12Aを備えたマイコン12、高圧電源回路1
4、マグネトロン駆動回路16、マグネトロン18、モ
ータ駆動部20、ターンテーブルモータ22、及びター
ンテーブル24とから構成される。
【0016】前記キー入力部2は多様な調理項目を指定
する多数の調理項目ボタンと、調理機能の実行を入力す
る調理開始ボタン及び解凍機能の実行のための解凍開始
ボタンなどを備えており、前記ドア感知スイッチング部
4は調理室ドアの開閉状態を感知して、その感知結果に
ともなうドア感知スイッチング信号を発生するようにな
る。前記調理状態感知センサー6は電子レンジの調理室
内に設けられ解凍物の解凍状態を感知するためのもので
ある。本発明の実施形態において、前記調理状態感知セ
ンサー6は電子レンジの導波管内に設けられマグネトロ
ン18から発生するマイクロ波の入射波と反射波の結合
による定在波の磁界電圧を検出するアンテナセンサーを
採用することが望ましい。
【0017】前記調理状態感知センサーとして採用され
るアンテナセンサーに対する技術は、本出願人により1
993年6月19日付で出願され1998年12月15
日付で公告決定された大韓民国特許公告第98−161
026号(発明の名称:高周波加熱装置)と、1993
年8月11日付で出願され1999年6月15日付で公
告決定された大韓民国実用新案公告第99−14350
8号(考案の名称:高周波加熱装置)に詳細に開示され
ている。
【0018】一方、前記調理状態感知センサー6はアン
テナセンサー以外も、解凍物の温度を検出するための赤
外線センサー及び温度センサーと、解凍物による水蒸気
変化及びガス粒子の発生量変化を感知するための湿度セ
ンサー及びガスセンサー、解凍物の形態を類推するため
の発光素子及び受光素子などのように多様なセンサーを
採用することも可能である。
【0019】また、前記電圧検出部8は前記調理状態感
知センサー6の解凍物感知状態にともなう電圧信号を安
定的に検出するようになる。前記電圧検出部8は前記調
理状態感知センサー6がアンテナセンサーでなされる場
合、そのアンテナセンサーに誘起される定在波の磁界に
よる電圧を整流するダイオードと、前記整流された電圧
を平滑化する平滑キャパシタ及び抵抗とから構成され
る。
【0020】一方、前記状態データメモリ10は前記調
理状態感知センサー6により周期的に検出される解凍物
の解凍状態検出データと、その解凍状態検出データに対
して演算した結果データが貯蔵される。前記マイコン1
2は前記ドア感知スイッチング部4から調理室ドア閉鎖
状態を感知したスイッチング信号を入力され、前記キー
入力部2により解凍機能の開始のためのキー入力がなさ
れれば、前記マグネトロン18のパワーを解凍機能によ
って決定されたパワーで調整して駆動させる。かつ、前
記マイコン12は前記調理物に全体的にマイクロ波が加
えられるよう、調理物が載置されたターンテーブル24
を一定速度で回転させるための制御を行う。
【0021】ここで、前記マイコン12は前記ターンテ
ーブル24の所定回数の回転数を1周期と設定し、前記
ターンテーブル24が1周期で回転される間、前記調理
状態感知センサー6から検出されたデータを周期的に入
力されるようになる。この際、前記マイコン12は所定
周期に入力されたデータと所定周期以降の周期に入力さ
れたデータとの差を演算し、そのデータの差によってマ
グネトロンの出力パワーを調整することができるように
する。一方、前記マイコン12は解凍機能によって前記
マグネトロン18のパワーを調整し、前記調理状態感知
センサー6から得られる解凍状態の検出データを演算す
るための制御プログラムが貯蔵された設定データメモリ
12Aを備えている。
【0022】前記マグネトロン駆動回路16は前記マイ
コン12により駆動制御され、前記高圧電源回路14に
より形成される高圧を印加され前記マグネトロン18を
駆動させるようになる。前記モータ駆動部20は前記マ
イコン12により駆動制御され、前記ターンテーブル2
4を一定速度で回転させるために前記ターンテーブルモ
ータ22を回転駆動させる。
【0023】図2は本発明の望ましい第1実施形態によ
ってターンテーブルの回転周期間に解凍物の解凍調理状
態を検出するための測定位置を示した図面である。図2
に示したように、本発明の第1実施形態では前記ターン
テーブル24が一定速度で回転する間に、前記ターンテ
ーブル24の円周方向を追って形成される周期的な多数
の測定位置(P1、P2、P3、P4、....
n-3、Pn-2、P n-1、Pn)に対応して前記調理状態感
知センサー6から出力される電圧信号を周期的に収集す
るようになる。
【0024】ここで、前記マイコン12は前記ターンテ
ーブル24の3回転周期(T1、T2、T3:図3参
照)を1周期と設定し、そのターンテーブル24が3回
転する毎に周期的にマグネトロン18のパワーをオン/
オフ一する。また、前記マイコン12は前記マグネトロ
ン18のパワーオン時間に前記調理感知センサー6から
出力される電圧信号により周期的にデータを収集させ
る。この際、前記ターンテーブル24が1回転する際所
要される時間は10秒に設定される。すなわち、前記タ
ーンテーブル24は約6rpmの回転速度で回転させる
ようになる。
【0025】図3は本発明の望ましい第1実施形態によ
って所定時間中に解凍調理のためのマグネトロンの出力
パワーが可変的に調整される一と例を示した図面であ
る。図3に示したように、前記マイコン12は前記ター
ンテーブル24が3回転(T1、T2、T3)される1
周期中に前記マグネトロン18の所定パワーにより決定
されたパワーオン時間中にマイクロ波を発生させる。前
記マグネトロン18がパワーオンされる時間中に、前記
マイコン12は前記ターンテーブル24の設定位置から
測定が開始され前記調理状態感知センサー6から出力さ
れる電圧信号のデータ収集がなされる。
【0026】即ち、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24上の多数の測定位置(P1、P2、P3、P
4、...Pn-3、Pn-2、Pn-1、Pn)に対応して前記
調理状態感知センサー6から周期的にデータを収集する
ようになる。前記マイコン12は前記ターンテーブル2
4が回転される多数の周期中に、前記マグネトロン18
がパワーオンされる時間毎に前記調理状態感知センサー
6から検出されるデータを反復的に収集するようにな
る。また、前記マイコン12は所定周期で収集されたデ
ータとその所定周期以降の周期で収集されたデータとの
差を演算し、その差値によって次の周期で前記マグネト
ロン18のパワーオン時間を可変調整する。
【0027】図3に示したように、前記ターンテーブル
18の1周期から周期が経過する間、前記マグネトロン
18のパワーオン時間は所定周期とその周期以降の周期
との差値によって得られる出力パワーの補正値が適用さ
れ次第に短くなる。それにより、前記マグネトロン18
のパワーオン時点POはパワーオン時間が短くなる程度
に対応して遅延され、そのパワーオン時点POが遅延さ
れる程度ぐらい補正値に対応するパワーオフ調整時間Δ
t(1)〜Δt(n)が次第に増加する。一方、前記マ
グネトロン18のパワーきた時間ton(n+1)とパワ
ーオフ時間toff(n+1)は下記した数学式1と数学
式2によって決定される。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】前記数学式1と数学式2の関係は、前記マ
グネトロン18のパワーオン時間t on(n+1)が減少
するようになれば、それに対応してパワーオフ時間(t
off(n+1))が増加され、パワーオン時間ton(n
+1)が増加されれば、それに対応してパワーオフ時間
off(n+1)が減少する。図4は所定時間中にセン
サーにより収集される解凍物の解凍変化を示した波形図
であって、図4に示した通り、前記ターンテーブル18
が回転する1周期からn周期中に得られる前記調理状態
感知センサー6からの検出電圧値は、所定解凍物の解凍
時間が経過することにつれ変化することが分かる。
【0031】ここで、S1、S2、S3、...、Sn-1
nはそれぞれの周期でパワーオン時間毎に前記調理状
態感知センサー6から収集される検出電圧値の和であ
る。そして、以下では前記各周期における検出電圧値の
和を検出データと称する。本発明の第1実施形態では、
前記調理状態感知センサー6の検出電圧値が多数の周期
が経過する間に次第に変化するということに基づき、前
記マグネトロン18のパワーオン時間を補正するための
補正値を差別的に適用するようになる。
【0032】図5(A)乃至図5(B)は本発明の第1
実施形態によってセンサーから検出されたデータ値の差
を利用してマグネトロンの出力パワーを調整するための
一例を示した波形図である。図5(A)に示したよう
に、本発明の第1実施形態では前記ターンテーブル24
が回転される多数の周期別に前記調理状態感知センサー
6により検出されるそれぞれの検出データS1、S2、S
3、...、Snに対する差を演算する。前記各周期別検
出データS1、S2、S3、...、Snに対する差の演算
値は以後周期におけるマグネトロン18のパワーオン時
間を調整するための補正値として使われる。
【0033】図5(A)によれば、例えば、前記ターン
テーブル24の3周期で検出されたデータS3と2周期
で検出されたデータS2との差を演算し、その演算され
た差値によって前記マグネトロン18の出力パワーを調
整する。前記調整されたマグネトロン18の出力パワー
は4周期でパワーオン時間を調整するために使われる。
前記各データの差dnの演算は数学式3に示した通り、
絶対値に演算するようになる。
【0034】
【数3】
【0035】図5(B)に示したように、本発明の第1
実施形態では前記ターンテーブル24の一番目の1周期
で前記調理状態感知センサー6により検出される検出デ
ータS1と次の2周期からn周期で各々検出されるデー
タS2〜Snとの差をそれぞれ演算する。前記一番目の1
周期のデータS1とそれぞれの2周期からn周期で検出
される各データS2〜Snとの差の演算値は次の週期で前
記マグネトロン18のパワーオン時間を調整する補正値
として使われる。ここで、前記各データの差(d1
2、d3、...、dn)の演算は数学式4に示した通
り、絶対値に演算するようになる。
【0036】
【数4】
【0037】引き続き、前述したようになされた本発明
の第1実施形態にともなう動作について図6のフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。先ず、調理室内に所
定の凍結された解凍物が載置され調理室ドアが閉鎖され
れば、ドア感知スイッチング部4は前記調理室ドアの閉
鎖状態を感知したスイッチング信号を発生する。マイコ
ン12では前記ドア感知スイッチング部4からのドア感
知スイッチング信号を入力され解凍機能の開始を待機す
るようになる(段階ST10)。
【0038】その状態で、前記マイコン12はキー入力
部2で解凍機能の開始のためのキー入力を行うかどうか
を判断するようになる(段階ST11)。その判断結
果、解凍機能の開始のためのキー入力がなされていると
判断されれば、前記マイコン12はマグネトロン駆動回
路16を駆動させマグネトロン18が解凍機能によって
予め決定されたパワーのマイクロ波を発生させる。か
つ、モータ駆動部20を駆動させターンテーブルモータ
22を回転駆動させることにより、所定の解凍物が載置
されたターンテーブル24を一定速度で回転させる(段
階ST12)。
【0039】この際、前記マイコン12は図3に示した
ように、前記ターンテーブル24が3回転する期間T
1、T2、T3を1周期にして前記マグネトロン18の
パワーオン時間を決定するようになる。その状態で、前
記マイコン12は前記マグネトロン18のパワーオン時
間中の任意の測定開始点から、調理状態感知センサー6
で感知される調理物の調理状態に対する電圧信号を電圧
検出部8を媒介に周期的に入力されデータを収集するこ
とになる(段階ST13)。
【0040】一方、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24の3回転に該当する1周期が完了するか否かを
判断する(段階ST14)。前記判断結果、前記ターン
テーブル24の1周期回転が完了していると判断されれ
ば、前記マグネトロン18のパワーをオフさせる(段階
ST15)。その後、前記マイコン12は前記マグネト
ロン18がパワーオンされる時間中に前記調理状態感知
センサー6から収集されたデータを演算するようになる
(段階ST16)。
【0041】即ち、前記マイコン12は図5(A)に示
したように、前記ターンテーブル24の所定回転周期で
収集されたデータ(例えば、3周期で収集されたデータ
3)とその所定回転周期以前の回転周期で収集された
データ(例えば、2周期で収集されたデータS2)の差
の絶対値(例えば、|S3−S2|)を演算するようにな
る。
【0042】また、前記マイコン12は図5(B)に示
したように、さらに他の方式として一番目の1回転周期
で検出されるデータS1と2回転周期からn回転周期で
それぞれ検出されるデータS2〜Snとの差の絶対値を各
々演算するようになる。前記各データの差の演算値は前
記演算対象の回転周期の次のの周期で前記マグネトロン
18の出力パワーを調整するための補正値として使われ
る。その後、前記マイコン12は収集されたデータの演
算値に基づいて解凍機能が完了する時点に到達したか否
かを判断する(段階ST17)。
【0043】前記判断結果、解凍機能が完了する時点に
到達しなかったと判断されれば、前記マイコン12は収
集されたデータの演算値を補正値として適用して前記マ
グネトロン18のパワーオン時間を調整し(段階ST1
8)、前記段階ST12から段階ST17までの過程を
繰り返す。従って、前記マグネトロン18のパワーオン
時間は図3に示したように、前記ターンテーブル24の
回転周期が経過する毎に差別的に調整され次第に減少す
るようになり、かつパワーオフ時間が次第に増加するよ
うになる。しかし、前記判断結果、解凍機能が完了する
時点に達したと判断されれば、前記マイコン12は前記
マグネトロン12による解凍機能を終了するようになる
(段階ST19)。
【0044】次に、前述したように構成された本発明の
第2実施形態について添付した図面を参照して詳細に説
明する。まず、本発明の第2実施形態にともなう解凍制
御方法が適用される電子レンジに対する構成は、図1に
示した第1実施形態にともなう構成と同一なので、それ
に対した詳細な説明は省く。しかし、本発明の第2実施
形態では、図1に示した設定データメモリ12Aを備え
たマイコン12の制御プログラム及びその制御処理過程
と、状態データメモリ10に貯蔵されるデータの内容が
本発明の第1実施形態とは相異なる。
【0045】即ち、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24の回転周期毎に検出されるデータ値の差を演算
することにより、各回転周期間の傾斜度を判定する。前
記各回転周期間の傾斜度は予め設定されたマグネトロン
18の出力パワーの調整範囲の設定値と比較し、最適の
設定値を選択するようになる。そうした最適の設定値に
より前記マグネトロン18の出力パワーが調整される。
一方、前記設定データメモリ12Aは各回転周期毎に検
出されるデータの傾斜度によってマグネトロン18の出
力パワーを調整するための制御アルゴリズムを有する制
御プログラムが貯蔵されている。また、前記設定データ
メモリ12Aは前記マグネトロン18の出力パワーが調
整される多数の調整範囲に対する設定データがテーブル
化して貯蔵されている。
【0046】図7は本発明の第2実施形態によってセン
サーから検出されたデータの時間経過にともなう傾斜に
よってマグネトロンの出力パワーを調整するための一例
を示した波形図である。図7に示したように、本発明の
第2実施形態では前記ターンテーブル24の回転周期毎
に前記調理状態感知センサー6から検出される検出デー
タに対する傾斜度を算出するようになる。前記算出され
た傾斜度は前記マグネトロン18の出力パワーの調整範
囲をパーセント化した多数の設定データと各々比較さ
れ、その傾斜度が含まれる調整範囲の設定データを捜し
出して前記マグネトロン18の出力パワーを調整するた
めの実際的な調整範囲として使われる。
【0047】一方、前記ターンテーブル24の回転周期
毎に検出されるデータの傾斜度(S n−Sn-1)により出
力パワーの調整範囲を算出することは、下記した数学式
5に示した通りである。
【0048】
【数5】 ここで、SLは調整範囲の最小値であり、SHは調整範囲
の最大値である。前記調整範囲の最小値SLと最高値SH
は下記した数学式6に示した通りである。
【0049】
【数6】
【0050】この際、KLは調整範囲の最小係数であ
り、KHは調整範囲の最大係数である。前記調整範囲の
最小係数KLと最大係数KHは前記マグネトロン18の出
力パワーを加減させるための出力パーセントとして換算
でき、前記設定データメモリ12Aに多数の調整範囲を
有する設定データとしてテーブル化され貯蔵されてい
る。図7に示したように、それぞれの回転周期毎に検出
されるデータの傾斜度は前記数学式6により百分率で換
算でき、百分率で換算された値は次の回転周期で前記マ
グネトロン18のパワーオン時間の加減程度を決定する
調整パーセントとして使われることができる。
【0051】引き続き、前述したようになされた本発明
の第2実施形態にともなう動作に対して図8のフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。まず、調理室内に所
定の凍結された解凍物が載置され調理室ドアが閉鎖され
れれば、ドア感知スイッチング部4は前記調理室ドアの
閉鎖状態を感知したスイッチング信号を発生する。マイ
コン12では前記ドア感知スイッチング部4からのドア
感知スイッチング信号を入力され解凍機能の開始を待機
するようになる(段階ST20)。
【0052】その状態で、前記マイコン12はキー入力
部2で解凍機能の開始のためのキー入力を行うか否かを
判断するようになる(段階ST21)。その判断結果、
解凍機能の開始のためのキー入力がなされていると判断
されれば、前記マイコン12はマグネトロン駆動回路1
6を駆動させマグネトロン18が解凍機能によって予め
決定されたパワーのマイクロ波を発生させる。かつ、モ
ータ駆動部20を駆動させターンテーブルモータ22を
回転駆動させるにより、所定の解凍物が載置されたター
ンテーブル24を一定速度で回転させる(段階ST2
2)。
【0053】この際、前記マイコン12は前記マグネト
ロン18のパワーオン時間中の任意の測定開始点から、
調理状態感知センサー6で感知される調理物の調理状態
に対する電圧信号を電圧検出部8を媒介に周期的に入力
されデータを収集するようになる(段階ST23)。一
方、前記マイコン12は前記ターンテーブル24の3回
転に該当する1周期が完了するか否かを判断する(段階
ST24)。前記判断結果、前記ターンテーブル24の
1周期回転が完了していると判断されれば、前記マグネ
トロン18のパワーをオフさせる(段階ST25)。
【0054】その後、前記マイコン12は前記マグネト
ロン18がパワーオンする時間中に前記調理状態感知セ
ンサー6から収集されたデータを演算するようになる
(段階ST26)。即ち、前記マイコン12は前記ター
ンテーブル24の各回転周期毎に検出される検出データ
の傾斜度を求め、前記設定データメモリ12Aに貯蔵さ
れた多数の調整範囲に対する設定データで前記傾斜度が
含まれた調整範囲を探す作業を行う。
【0055】一方、前記多数の調整範囲は最小係数KL
と最大係数KHにより決定される最小値SLと最大値SH
を持つようになる。その状態で、前記マイコン12は前
記傾斜度が所定の調整範囲にともなう最小係数KLと最
大係数KHにより得られる最低値SLと最高値SHの範囲
に含まれるか否かを判断する(段階ST27)。前記判
断結果、該当傾斜度が前記最小値SLと最大値SHの範囲
に含まれないと判断されれば、他の調整範囲の最小係数
Lと最大係数KHに置換し(段階ST28)、前記段階
ST26でその置換された最小係数KLと最大係数KH
より最小値SLと最大値SHを求めた後、前記段階ST2
7に進む。
【0056】一方、前記判断結果において前記傾斜度が
所定調整範囲の最小値SLと最大値SHの範囲に含まれる
と判断されれば、その調整範囲の設定データが解凍機能
を完了するためのデータ値を有するか否かを判断する
(段階ST29)。前記判断結果、前記傾斜度が含まれ
た調整範囲の設定データが解凍機能を完了するためのデ
ータ値を持たないと判断されれば、その調整範囲の最小
係数KLと最大係数KHにより得られる調整パーセントに
より前記マグネトロン18のパワーオン時間を調整し
(段階ST30)、前記段階ST22に進む。
【0057】しかし、前記判断結果において前記傾斜度
が含まれた調整範囲の設定データが解凍機能を完了する
ためのデータ値を有すると判断されれば、解凍機能を完
全に終了させるようになる(段階ST31)。次に、前
述したように構成された本発明の第3実施形態について
添付した図面を参照して詳細に説明する。ただ、本発明
の第3実施形態では、図1に示した設定データメモリ1
2Aを備えたマイコン12の制御プログラム及びその制
御処理過程と、状態データメモリ10に貯蔵されるデー
タの内容が本発明の第2実施形態とは相異なる。
【0058】即ち、前記マイコン12では前記ターンテ
ーブル24が所定時間中多数の回転周期で回転された
後、それぞれの回転周期に対して得られる検出データの
傾斜度変化を検出する。前記マイコン12は所定時間中
得られる検出データの傾斜度の変化値によって解凍物の
軽負荷、重負荷または無負荷を判定して解凍機能の完了
時点を求める。ここで、前記設定データメモリ12Aに
は検出データの傾斜度を演算して解凍機能の完了時点を
把握するための制御アルゴリズムを有する制御プログラ
ムが貯蔵されている。
【0059】図9(A)乃至図9(C)は本発明の第3
実施形態によってセンサーから検出されたデータの時間
経過にともなう傾斜度を算出してマグネトロンの出力パ
ワーを調整するための一例を示した波形図である。図9
(A)乃至図9(C)に示したように、本発明の第3実
施形態では所定周期(例えば2周期)のデータS2とそ
の所定周期の次の周期(例えば3周期)から出力される
データS3の差による傾斜度dn-1と、前記周期(例えば
3周期)のデータS3とその周期の次の周期(例えば4
周期)から出力されるデータS4の差による傾斜度dn
それぞれ求めた後、下記数学式7のようにその傾斜度d
iとdi-1とを乗した積によって、解凍物の軽重または無
負荷状態を判断するようになる。
【0060】
【数7】
【0061】まず、図9(A)に示したように、第1波
形において、2周期のデータS2と3周期のデータS3
の差による傾斜度d2と、3周期のデータS3と4周期と
データS4との差による傾斜度d3とを乗した積が“0”
より小さくなる。一方、第2波形の場合は3周期のデー
タS3と4周期のデータS4との差による傾斜度d3と、
4周期のデータS4と5周期のデータS5との差による傾
斜度d4とを乗した積が“0”より小さくなる。
【0062】このように前記各周期における傾斜度
n、dn-1は所定周期中の傾斜度dn-1が正(負)であ
り、その次の周期間の傾斜度dnが負(正)になる場
合、その傾斜度dnとdn-1とを乗した積が“0”より小
さいという演算結果が算出され、解凍物が軽負荷である
ことと判断される。また、図9(B)に示したように、
各周期から出力される検出データ間の傾斜度dnとdn-1
が持続的に正になる第3波形や、各周期から出力される
検出データ間の傾斜度dnとdn-1が持続的に負になる第
4波形が現れる場合、各傾斜度dnとdn-1とを乗した積
は“0”より大きいという演算結果が算出され、解凍物
が重負荷であることと判断される。
【0063】図9(C)に示したように、前記ターンテ
ーブル24の所定回転周期の各検出データと、その所定
回転周期の次の周期の検出データがほとんど同じ場合、
各傾斜度dnとdn-1とを乗した積が“0”に近い所定範
囲以内に近づく演算結果が算出され、解凍物のない無負
荷状態であると判断される。引き続き、前述したように
なされた本発明の第3実施形態にともなう動作に対して
図10のフローチャートを参照して詳細に説明する。ま
ず、電子レンジが解凍機能を待機する状態で(段階ST
40)、前記マイコン12はキー入力部2で解凍機能の
開始のためのキー入力を行うか否かを判断する(段階S
T41)。
【0064】その判断結果、解凍機能の開始のためのキ
ー入力がなされていると判断されれば、前記マイコン1
2はマグネトロン18が解凍機能によって予め決定され
たパワーのマイクロ波を発生させる。同時に、前記マイ
コン12はターンテーブル24を一定速度で回転させる
(段階ST42)。その状態で、前記マイコン12は前
記マグネトロン18のパワーオン時間中に、調理状態感
知センサー6で検出される検出データを周期的に入力さ
れるようになる(段階ST43)。
【0065】一方、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24の3回転に該当する1周期が完了するか否かを
判断する(段階S44)。前記判断結果、前記ターンテ
ーブル24の1周期回転が完了したと判断されれば、前
記マグネトロン18のパワーをオフさせる(段階ST4
5)。また、前記マイコン12は所定の回転周期中に収
集された検出データを演算し(段階ST46)、その演
算結果値に基づいて前記マグネトロン18のパワーオン
/オフ時間を調整する(段階ST47)。その状態で、
前記マイコン12は予め設定された、例えば2周期以上
にターンテーブル24が回転されるか否かを判断する
(段階ST48)。
【0066】前記判断結果、予め設定された時間が経過
されることと判断されれば、前記マイコン12は前記設
定時間内の所定回転周期でそれぞれ検出されるデータの
差による傾斜度dn-1と、その所定の回転周期の次の周
期で検出されるデータとの差による傾斜度dnをそれぞ
れ求める。そして、前記各傾斜度傾斜度dnとdn-1とを
乗した積により解凍物の軽重または無負荷状態を演算す
る(段階S49)。前記演算結果、前記各傾斜度傾斜度
nとdn-1とを乗した積により解凍物が軽負荷であるか
どうかを判断する(段階ST49)。
【0067】前記判断結果、前記各傾斜度dnとdn-1
を乗した積より解凍物が軽負荷ではなく重負荷であると
判断されれば(段階ST50)、前記段階ST42に進
んで前記マイコン12は前記段階ST47で調整される
パワーオン/オフ時間によって前記マグネトロン18を
駆動させる。しかし、前記段階ST50の判断結果にお
いて、前記マイコン12は前記各傾斜度傾斜度dnとd
n-1とを乗した積により得られる値が重負荷ではなく無
負荷状態であると判断されれば(段階ST51)、前記
マグネトロン18の駆動を停止させ解凍機能を早速完了
する(段階ST52)。
【0068】また、前記段階ST49の判断結果におい
ても、前記各傾斜度傾斜度dnとdn -1とを乗した積によ
り得られる値が軽負荷であると判断されれば、前記マイ
コン12は解凍機能を終了させる(段階ST52)。前
述したように構成された本発明の第4実施形態について
添付した図面を参照して詳細に説明する。ここで、本発
明の第4実施形態では、図1に示した設定データメモリ
12Aを備えたマイコン12の制御プログラム及びその
制御処理過程と、状態データメモリ10に貯蔵されるデ
ータの内容が本発明の第3実施形態とは相異なる。
【0069】即ち、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24のそれぞれの回転周期から検出される検出電圧
の和、すなわち検出データを三次方程式で換算する。前
記マイコン12は前記三次方程式を微分して二次方程式
に変換し、その結果から得られる検出データの極大値と
極小値によりマグネトロンのパワー調整や解凍機能の完
了時点を求める。前記設定データメモリ12Aはそれぞ
れの回転周期でのデータに対する三次方程式の演算、及
びその三次方程式に対する微分演算によりマグネトロン
のパワー調整や解凍機能の終了時点を算出するための制
御アルゴリズムを有する制御プログラムが貯蔵されてい
る。
【0070】図11(A)及び図11(B)は本発明の
第4実施形態によってセンサーから検出されたデータ値
の極大点と極小点を比較してマグネトロンの出力パワー
を調整するための一例を示した波形図である。図11
(A)に示したように、前記マイコン12は前記ターン
テーブル24の多数の回転周期が進まれる間に収集され
る検出データS1〜Snにより三次方程式を求める。これ
は数学式8に示した通りである。
【0071】
【数8】 前記数学式8のような三次方程式による検出データは微
分され極大点t1と極小点t2を有する二次方程式に置
換されるところ、その微分式は数学式9に示した通りで
ある。
【0072】
【数9】
【0073】従って、前記マイコン12は三次方程式の
検出データ値を微分して得られる検出データの極大点t
1と極小点t2の差値、すなわち時間偏差を求め、前記
検出データの極大点t1の関数値(f(t1): 極大
値)と極小点t2の関数値(f(t2):極小値)の差
値、すなわちデータ偏差を算出することにより、解凍物
の種類と重量を把握する情報として活用される。前記解
凍物の種類と重量のような解凍物の状態が把握されれ
ば、前記時間偏差とデータの関数偏差をマグネトロン1
8のパワー調整のための補正値として活用したり、解凍
機能の終了時点を求める演算値として活用できる。
【0074】一方、前記微分演算により得られる根、す
なわち極大点t1と極小点t2は、下記数学式10によ
って実根や中根又は虚根かが判別され、このにより補正
値への適用可否が決定される。
【0075】
【数10】 (ここで、前記極大点t1と極小点t2は、D>0なら
二つの実根を有し、D=0なら中根を有し、D<0なら
虚根を有する。)
【0076】これによって、前記マイコンは前記極大点
t1と極小点t2の根が二つの実根を有したり、中根を
有する場合に補正値としての適用が可能である。又、図
11(B)に示した通り、所定の解凍物を解凍する場
合、解凍機能が完了される時点では複数の回転周期から
それぞれ出力される検出データの値が互いに均等に進ま
れ、その検出データ値の変化がほぼない状態が発生す
る。従って、前記マイコン12は前記所定解凍物の解凍
特性に鑑み、所定周期から出力される検出データとその
所定周期の次の周期から出力される検出データの差をそ
れぞれ求め、少なくとも五つの周期から求められる検出
データ間の差値をそれぞれ加える。これは数学式11に
示した通りである。
【0077】
【数11】
【0078】この際、前記マイコン12は前記少なくと
も五つの周期から求められる検出データ間の差値をそれ
ぞれ加わった値Xが所定値以下になる周期では検出デー
タ値の変化のない終了時点であることを認識して解凍機
能を終了する。引き続き、前述したようになされた本発
明の第4実施形態にともなう動作について図12のフロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。まず、電子レン
ジが解凍機能を待機する状態で(段階ST60)、前記
マイコン12はキー入力部2で解凍機能の開始のための
キー入力を行うかどうかを判断する(段階ST61)。
【0079】その判断結果、解凍機能の開始のためのキ
ー入力がなされていると判断されれば、前記マイコン1
2はマグネトロン18が解凍機能によって予め決定され
たパワーのマイクロ波を発生させる。同時に、前記マイ
コン12はターンテーブル24を一定速度で回転させる
(段階ST62)。その状態で、前記マイコン12は前
記マグネトロン18のパワーオン時間中に、調理状態感
知センサー6で検出される検出データを周期的に入力さ
れるようになる(段階ST63)。
【0080】一方、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24の3回転に該当する1周期が完了するか否かを
判断する(段階ST64)。前記判断結果、前記ターン
テーブル24の1周期回転が完了したと判断されれば、
前記マグネトロン18のパワーをオフさせる(段階ST
65)。その状態で、前記マイコン12は前記ターンテ
ーブル24の回転周期が5周期まで達したかを判断する
(段階ST66)。
【0081】前記判断結果、前記ターンテーブル24の
回転周期が5周期まで達したと判断されれば、前記マイ
コン12はそれぞれの周期から出力される検出データ間
の差dn、dn-1、dn-2、dn-3を求め、その五つの周期
から出力される検出データ間の差値dn、dn-1
n-2、dn-3をそれぞれ加わる。一方、前記マイコン1
2は前記五つの周期から出力される検出データ間の差値
を加えた値dn+dn-1+dn-2+dn-3が設定値α以下か
どうかを判断する(ST67)。
【0082】前記判断結果、前記五つの周期から検出さ
れる検出データ間の差値を加えた値dn+dn-1+dn-2
+dn-3が設定値α以下でないと判断されれば、前記多
数の周期を進める間に検出されるデータを三次方程式で
演算する(段階ST68)。そして、前記マイコン12
は前記三次方程式を微分して極大点t1と極小点t2を
算出する(段階ST69)。
【0083】一方、前記マイコン12は前記微分により
算出される極大点t1と極小点t2の根が虚根かどうか
を判断する(段階ST70)。前記判断結果、前記極大
点t1と極小点t2の根が虚根であると判断されれば、
前記段階ST62に進んで段階ST69までの過程を繰
り返す。しかし、前記判断結果、前記極大点t1と極小
点t2の根が二つの実根を有したり中根であると判断さ
れれば、その極大点t1と極小点t2の差値を演算して
時間偏差Δtを求め、前記極大点t1の関数値(f(t
1):極大値)と極小点t2の関数値(f(t2):極
小値)との差を求めてデータの関数偏差Δf(t)を求
める(段階ST71)。
【0084】その状態で、前記マイコン12は前記時間
偏差Δt値が予め決定された時間設定値βより大きいか
どうかを判断する(段階ST72)。又、前記マイコン
12は前記データの関数偏差Δf(t)値が予め決定さ
れたデータ設定値γより大きいかどうかを判断する(段
階ST73)。
【0085】一方、前記段階ST72と段階ST73の
判断結果により、前記時間偏差Δt値が予め決定された
時間設定値βより小さいか、前記データの関数偏差Δf
(t)値が予め決定されたデータ設定値γより小さいこ
とと判断されれば、前記マイコン12は前記ターンテー
ブル24の回転周期を1周期増やし(段階ST74)、
前記段階ST67へ進んで前記段階ST71までの過程
を繰り返す。
【0086】しかし、前記判断結果、時間偏差Δtの値
が予め決定された時間設定値βより大きく、前記データ
の関数偏差Δf(t)値が予め決定されたデータ設定値
γより大きいことと判断されれば、前記マイコン12は
前記時間偏差Δt値と前記データ関数偏差Δf(t)値
により解凍物の種類を重量を認識し、その認識された解
凍物の状態に基づき前記マグネトロン18のパワーを調
整する(段階ST75)。
【0087】但し、前記段階ST67の判断結果におい
て、五つの周期から出力される検出データ間の差値を加
えた値dn+dn-1+dn-2+dn-3が設定値α以下である
と判断されれば、前記マイコン12は解凍終了時点と認
識し、解凍機能を終了させる(段階S76)。
【0088】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、電子
レンジの解凍機能が実行されることによって、センサー
により検出される所定解凍物の検出データを演算するこ
とにより、マグネトロンの出力パワーを調整すると共
に、解凍機能の終了時点を判定できるようにすることに
よって、ただ解凍機能の開始のための1回のキー操作だ
けでも解凍物の凍結程度や重量または大きさに関係な
く、常に均一に解凍できるという効果を奏する。本発明
は前述した特定の望ましい実施形態に限らず、請求範囲
で請求する本発明の要旨を逸脱せず、該当発明の属する
技術分野で通常の知識を持つ者ならば誰でも多様な変形
実施が可能なことは勿論、そのような変更は記載された
請求範囲内にあるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る解凍制御方法が適用される電子
レンジの構成を示したブロック構成図である。
【図2】 本発明の望ましい第1実施形態によってター
ンテーブルの回転周期中に解凍物の解凍調理状態を検出
するための測定位置を示した図面である。
【図3】 本発明の望ましい第1実施形態によって所定
時間中に解凍調理のためのマグネトロンの出力パワーが
可変的に調整される一例を示した図面である。
【図4】 所定時間中にセンサーにより収集される解凍
物の解凍変化を示した波形図である。
【図5】 (A)乃至(B)は本発明の第1実施形態に
よってセンサーから検出されたデータ値の差を利用して
マグネトロンの出力パワーを調整するための一例を示し
た波形図である。
【図6】 本発明の第1実施形態にともなう電子レンジ
の解凍制御方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の第2実施形態によってセンサーから
検出されたデータの時間経過にともなう傾斜度を百分率
で換算してマグネトロンの出力パワーを調整するための
一例を示した波形図である。
【図8】 本発明の第2実施形態にともなう電子レンジ
の解凍制御方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】 (A)乃至(C)は本発明の第3実施形態に
よってセンサーから検出されたデータの時間経過にとも
なう傾斜度によってマグネトロンの出力パワーを調整す
るための一例を示した波形図である。
【図10】 本発明の第3実施形態にともなう電子レン
ジの解凍制御方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】 (A)及び(B)は本発明の第4実施形態
によってセンサーから検出されたデータ値の極大点と極
小点とを比較してマグネトロンの出力パワーを調整する
ための一例を示した波形図である。
【図12】 本発明の第4実施形態にともなう電子レン
ジの解凍制御方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】 本発明の第4実施形態にともなう電子レン
ジの解凍制御方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 キー入力部 4 ドア感知スイッチング部 6 調理状態感知センサー 8 電圧検出部 10 状態データメモリ 12 マイコン 12A 設定データメモリ 14 高圧電源回路 16 マグネトロン駆動回路 18 マグネトロン 20 モータ駆動部 22 ターンテーブルモータ 24 ターンテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 任 銅彬 大韓民国京畿道水原市八達區牛滿1洞515 −1番地203 (72)発明者 李 源雨 大韓民国京畿道安山市晟浦洞住公エーピー ティ319−401

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)所定時間中センサーの出力値の変化
    値を検出する段階と、 b) 前記変化値によってマグネトロンのパワーを調節
    する段階とを含んでなされることを特徴とする電子レン
    ジの解凍制御方法。
  2. 【請求項2】 前記b)段階は、 前記変化値の絶対値の大きさによってマグネトロンのパ
    ワーを調節するようになされることを特徴とする請求項
    1に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  3. 【請求項3】 前記b)段階は、 前記センサーの出力値の最初出力値に対する比を算出
    し、その算出された出力値の比によってマグネトロンの
    パワーを調節するようになされることを特徴とする請求
    項1に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  4. 【請求項4】 前記b)段階は、 前記変化値が含まれるマグネトロンパワーの調整範囲を
    検索して算出し、その算出された調整範囲によってマグ
    ネトロンのパワーを調節するようになされることを特徴
    とする請求項1に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  5. 【請求項5】 前記a)段階において前記センサーの出
    力値の変化値が検出される周期は、 解凍物が載置されたターンテーブルの回転周期であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子レンジの解凍制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記センサーは、 前記マグネトロンのマイクロ波による定在波の磁界電圧
    を検出するアンテナセンサーであることを特徴とする請
    求項1に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  7. 【請求項7】 前記アンテナセンサーは、 前記マグネトロンのパワーオン開始点から所定時間の後
    で前記磁界電圧の検出を開始してパワーオンの終了時間
    まで検出動作を持続することを特徴とする請求項6に記
    載の電子レンジの解凍制御方法。
  8. 【請求項8】 前記b)段階における前記マグネトロン
    のパワー調節はマグネトロンのパワーオン/オフ時間を
    加減して動作時間を調節することによりなされることを
    特徴とする請求項1に記載の電子レンジの解凍制御方
    法。
  9. 【請求項9】 a) 所定時間中センサーの出力値の変
    化値を検出する段階と、 b) 前記変化値により前記センサーの出力値の傾斜度
    を算出する段階と、 c) 前記傾斜度を比較してマグネトロンの駆動終了時
    点を判定する段階を含んでなされることを特徴とする電
    子レンジの解凍制御方法。
  10. 【請求項10】 前記c)段階は一定時間中変化される
    複数の傾斜度変化値を乗算するようになされることを特
    徴とする請求項9に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の傾斜度変化値の乗算値が
    “0”より小さければ、前記マグネトロンの駆動を終了
    するようになされることを特徴とする請求項10に記載
    の電子レンジの解凍制御方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の傾斜度変化値の乗算値が
    “0”より大きければ、前記マグネトロンのパワーレベ
    ルを調節して駆動を持続するようになされることを特徴
    とする請求項10に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の傾斜度変化値の乗算値が
    “0”と等しければ、無負荷と判定して前記マグネトロ
    ンの駆動を終了するようになされることを特徴とする請
    求項10に記載の電子レンジの解凍制御方法。
  14. 【請求項14】 a)所定時間中センサーの出力値の変
    化値を検出する段階と、 b)前記変化値によってマグネトロンの駆動終了時点を
    判定する段階を含んでなされることを特徴とする電子レ
    ンジの解凍制御方法。
  15. 【請求項15】 前記b)段階は、 前記変化値の和により駆動終了時点を判定するようにな
    されることを特徴とする請求項14に記載の電子レンジ
    の解凍制御方法。
  16. 【請求項16】 前記b)段階は、 前記出力値の極大点と極小点、及び極大値及び極小値を
    算出し、その算出された極大点と極小点との差、及び極
    大値と極小値の差によってマグネトロンのパワーを調整
    するようになされることを特徴とする請求項14に記載
    の電子レンジの解凍制御方法。
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