JP2000220598A - プロペラファン - Google Patents

プロペラファン

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JP2000220598A
JP2000220598A JP11020543A JP2054399A JP2000220598A JP 2000220598 A JP2000220598 A JP 2000220598A JP 11020543 A JP11020543 A JP 11020543A JP 2054399 A JP2054399 A JP 2054399A JP 2000220598 A JP2000220598 A JP 2000220598A
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propeller fan
insert
insert part
thick
molding
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Masao Otsuka
大塚  雅生
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、安全性において優れた厚肉羽根を有
するプロペラファンを提供する。 【解決手段】 プロペラファンは、インサート部品8と
インサート成形にて一体に成形されている。このインサ
ート部品8は、断面U状のインサート部品本体9の開口
端面(接合部11)にインサート部品蓋板10を接合し
て、中空部5を形成している。こうして、プロペラファ
ンの表面に高周波溶着等の接合部が露出しないように樹
脂等で一体成形されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空または軽量の
厚肉羽根形状を有するプロペラファンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図15は従来プロペラファンの斜視図で
ある。一般に、プロペラファン1は、回転軸4を枢支す
るためのボス3の外周に複数枚の羽根2を形成して構成
されているが、空力特性を考慮した場合、アメリカ航空
宇宙局(NASA)等が開発した、図16に示すような、前
縁部2aから翼弦長の約3割の位置2cに向かって次第
に肉厚が厚くなり、その後、後縁部2bに向かって次第
に肉厚が薄くなるエアロフォイル形状の厚肉羽根を採用
するのが有利である。
【0003】一方、プロペラファン1の羽根材質として
合成樹脂が注目されるようになって来ており、図17及
び図18に示すように、上記エアロフォイル形状の厚肉
羽根2を中空部5を有する構造とすることにより、プロ
ペラファン1の軽量化を図る試みもなされてきている。
【0004】このようなプロペラファン1としては、特
開平10−122196号公報に開示されるような、ボ
ス3と一体に成形された羽根本体21の一面に蓋板6を
接合部7において接合することにより、該蓋板6と前記
羽根本体21との間に中空部5を形成したものが提案さ
れている。
【0005】また、他のプロペラファン1としては、特
開平10−131892号公報に開示されるような、ボ
ス3を羽根本体21用と蓋板6用の2つに分け、羽根本
体21及び蓋板6のどちらもがボス3と一体成形され、
それらを接合することにより、前記蓋板6と前記羽根本
体21との間に中空部5を形成したものが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の中空プ
ロペラファン1には次のような問題がある。即ち、羽根
本体21と蓋板6を接合するようにしているため、蓋板
6と羽根本体21との接合部7が破損すると、羽根蓋板
6が分解、飛散することとなり、安全性、性能面で大き
な問題がある。また、蓋板6と羽根本体21との接合は
高周波溶着にて行われることが多いが、この場合、溶着
点から割れが生じ、羽根が飛散してしまう危険性があ
る。
【0007】本発明は上記課題を鑑みて成されたもので
あり、軽量で、安全性において優れた厚肉羽根を有する
プロペラファンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エア
ロフォイル形状をなす複数枚の厚肉羽根を具備したプロ
ペラファンにおいて、前記厚肉羽根は、中空構造を有す
るインサート部品を内部に収容してインサート成形によ
り一体形成してなることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、前記インサート部品
が、断面U字状のインサート部品本体の開口端面にイン
サート部品蓋板を接合して、その内部に中空部を形成し
てなることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前記インサート部品
が、その内部に高圧ガスを封入する成形により、その内
部に中空部を形成してなることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、前記インサート部品
が、成形金型をスライドさせる成形により、その内部に
中空部を形成してなることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、前記インサート部品
が、金属材料を用いて形成したことを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、エアロフォイル形状を
なす複数枚の厚肉羽根を具備したプロペラファンにおい
て、前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容する
とともに、該インサート部品を排出するための穴を設け
てインサート成形により一体形成してなり、前記インサ
ート部品は、液状かゲル状か粉末状もしくは粒状の材料
により形成してなり、インサート成形後、前記穴から前
記インサート部品を排出し中空部を形成したことを特徴
とする。
【0014】請求項7の発明は、エアロフォイル形状を
なす複数枚の厚肉羽根を具備したプロペラファンにおい
て、前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容して
インサート成形により一体形成してなり、前記インサー
ト部品は、低密度高発泡率樹脂で構成されると共に、内
部に多数の気泡を形成してなることを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、エアロフォイル形状を
なす複数枚の厚肉羽根を具備したプロペラファンにおい
て、前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容して
インサート成形により一体形成してなり、前記インサー
ト部品は、羽根本体より低密度の物質を加工してなるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、エアロフォイル形状を
なす複数枚の厚肉羽根を具備したプロペラファンにおい
て、前記厚肉羽根は、一枚乃至複数枚の金属板をプレス
加工し接合することで中空部を有するモノコック構造で
形成してなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。尚、各実施形態とも説明する
以外の構成については図15乃至図18の従来技術と同
様とし、各図中、図15乃至図18に示す部材と同じも
のには同一の符号を付している。
【0018】先ず、本発明に係る第1実施形態について
説明する。図1は本実施形態の中空プロペラファンの正
面図であり、図2は図1におけるA−A断面図である。
本実施形態のプロペラファンは、インサート部品8aと
インサート成形にて一体に成形されている。このインサ
ート部品8aは、断面U字状のインサート部品本体9の
開口端面(接合部11)にインサート部品蓋板10を接
合して、中空部5を形成している。ここで、インサート
部品8aは、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・
スチレン)樹脂からなり、厚みが1〜2mm程度であ
る。プロペラファンは、ASG(アクリロニトリル・ス
チレン・ガラス)で、成形される。このASGは、AS
樹脂とガラスの重量比率が、約80%と20%で、成形
性を保ちながら剛性を高めている。こうして、従来のよ
うにプロペラファンの表面に高周波溶着等の接合部11
が露出しないように、羽根2がASGで一体成形されて
いることから、異常な応力集中等による接合部の剥がれ
や分解が起こらない。また、羽根2が2重構造となって
いるため、剛性があがり強度が高くなる。また、インサ
ート部品8a内部に中空部5が形成されているため、軽
量で低コストとなる。
【0019】尚、インサート部品本体9とインサート部
品蓋板10との接合は、高周波溶着でも接着剤でもビス
止めでもはめ合いでも良いが、インサート部品接合部1
1に非接合箇所等が残ると、インサート成形の際、樹脂
の射出圧力によりインサート部品8a内部の中空部5に
樹脂が流れ込み、重量が増すだけでなくプロペラファン
のバランスが悪化するため注意が必要である。また、イ
ンサート部品8aのインサート部品本体9の中空部5側
にリブをインサート部品蓋板10に当接する高さに複数
形成しておく。こうすることにより、インサート部品8
の中空部5の強度が増加し、一層プロペラファンの強度
を高めることができる。
【0020】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。本実施形態の中空プロペラファンの正面図は
図1と同様であり、図3は、図1におけるA−A断面図
である。本実施形態のプロペラファンは、ガスインジェ
クション成形法等、内部に高圧ガスを封入することによ
り中空一体成形されたインサート部品8bと、インサー
ト成形にて一体に成形されている。そのため、プロペラ
ファンの表面に高周波溶着等の接合部が露出しないこと
から、異常な応力集中等による接合部の剥がれや分解が
起こらない。また、羽根2が2重構造となっているた
め、剛性があがり強度が高くなる。また、インサート部
品8b内部に中空部5が形成されているため、軽量で低
コストとなる。
【0021】尚、プロペラファンのバランスを悪化させ
ないために、インサート部品8bの成形の際、用いる樹
脂の粘度、温度、射出圧力、射出量を管理しながら、個
体差が極力出ないようにする必要がある。
【0022】次に、本発明に係る第3実施形態について
説明する。本実施形態のプロペラファンの正面図は図1
と同様であり、図4は図1におけるA−A断面図であ
る。本実施形態のプロペラファンは、スライドコア成形
法及びコアバック成形法等、成形する際に成形金型をス
ライドさせることにより、その内部に中空部5を形成し
てなるインサート部品8cとインサート成形にて一体に
成形されている。こうして、プロペラファンの表面に高
周波溶着等の接合部が露出しないことから、異常な応力
集中等による接合部の剥がれや分解が起こらない。ま
た、羽根2が2重構造となっているため、剛性があがり
強度が高くなる。また、インサート部品8c内部に中空
部5が形成されているため、軽量で低コストとなる。
【0023】次に、本発明に係る第4実施形態について
説明する。本実施形態のプロペラファンの正面図は図1
と同様であり、図5は図1におけるA−A断面図であ
る。本実施形態のプロペラファンは、金属材料で成る中
空構造のインサート部品8dとインサート成形にて一体
に成形されている。プロペラファンの表面に高周波溶着
等の接合部が露出しないことから、異常な応力集中等に
よる接合部の剥がれや分解が起こらない。また、羽根2
が2重構造となっているため、剛性があがり強度が高く
なる。また、インサート部品8d内部に中空部5が形成
されているため、軽量で低コストとなる。
【0024】また、図6及び図7に示すように、一枚乃
至複数枚の金属板をプレス加工することによりインサー
ト部品8e,8fを形成する場合には、金属板に折り目
12を一本乃至複数本設ける。このことにより、プロペ
ラファンの強度をさらに高めると共に、インサート成形
時の樹脂の射出圧力に対しても強くなり、羽根2の重量
の個体差を大幅に抑えることができる。尚、中空部5を
確保出来る形状であればどのような折り曲げ方をしても
良い。
【0025】ここまでのプロペラファンは、中空構造の
インサート部品8を、ASGを用いてインサート成形に
よって羽根2と一体に成形するものである。このとき、
そのままでインサート成形すると、成形圧によりインサ
ート部品8が動いてしまい、倒れるおそれもある。そこ
で、図8に示すように、インサート部品8の両側の面に
足16を複数突出させて形成するのが望ましい。足16
b,16c,16d,16gは、羽根2の表面に達する
高さ、すなわち成形金型の内面に当接する高さを有す
る。足16a,16e,16f,16hは、負圧側の面
の足は成形金型の内面固定部に挿入できる高さを有し、
正圧側の面の足は成形金型の内面に当接する高さを有す
る。ASGにより、プロペラファンをインサート成形す
ると、足16a,16e,16f,16hは、羽根2の
表面より突出するので、羽根2の表面の高さまで切断す
る。こうして、すべての足16a〜16hが、羽根2の
表面高さになる。足16の端部が完全に羽根表面に一致
することはなく、羽根2の表面に多少の凸凹が形成され
るが、負圧面側であるので、送風性能にはほとんど影響
を与えない。
【0026】ボス3には、中心から円周部に達するリブ
17が形成されている。羽根2の前縁部2aは、外側に
引っ張られる力を受けるため、ボス3との接合部でクラ
ックが入りやすい。そこで、前縁部2aに達するリブ1
7aを、他のリブより太くしてクラックを防止する。ま
た、後縁部2bに達するリブ17bは、逆に圧縮する力
を受けるので、クラック等が入る可能性は低く、太くす
る必要はない。
【0027】次に、本発明に係る第5実施形態について
説明する。本実施形態の中空プロペラファンの正面図は
図1と同様であり、図9は図1におけるA−A断面図で
ある。本実施形態のプロペラファンも、インサート部品
をインサート成形にて一体に成形してなる。このとき、
インサート部品を排出するための穴13を設けて成形す
る。インサート部品は、液状かゲル状か粉末状もしくは
粒状の材料にて形成されており、一体に成形した後、穴
13からインサート部品8を排出し、中空部5を形成す
る。このため、他の中空インサート成形されたプロペラ
ファンよりもさらに軽量で低コストとなるだけでなく、
排出したインサート部品材料を回収し再利用できること
から、プロペラファンの製造コストをさらに抑えること
ができる。また、プロペラファンの表面に高周波溶着等
の接合部が露出しないことから、異常な応力集中等によ
る接合部の剥がれや分解が起こらない。
【0028】尚、穴13は負圧面側に設けるのが望まし
く、ボス3の近傍に設けるのがさらに望ましい。送風性
能に影響を与える可能性が低くなるからである。また、
図10に示すようにボス3に貫通するように穴13を設
ければ、送風性能が劣化したり騒音が増大したりするこ
ともない。また、図11に示すように羽根2の外周部に
穴13を設ければ、プロペラファンを回転させることで
簡単に穴13からインサート部品8を排出することがで
きる。
【0029】次に、本発明に係る第6実施形態について
説明する。本実施形態のプロペラファンの正面図は図1
と同様であり、図12は図1におけるA−A断面図であ
る。本実施形態のプロペラファンは、材料が低密度高発
泡率の樹脂で、内部に多数の気泡を形成してなるインサ
ート部品14aをインサート成形にて一体に成形されて
いる。このインサート部品14aは、中空ではなく、内
部も低密度高発泡率の樹脂で満たされている。こうし
て、プロペラファンの表面に高周波溶着等の接合部が露
出しないことから、異常な応力集中等による接合部の剥
がれや分解が起こらない。また、羽根2が2重構造とな
っているため、剛性があがり強度が高くなる。
【0030】次に、本発明に係る第7実施形態について
説明する。本実施形態のプロペラファンの正面図は図1
と同様であり、図13は図1におけるA−A断面図であ
る。本実施形態のプロペラファンは、木材及びカーボン
系複合材等のASG(羽根2を構成する物質)より低密
度の物質を加工してなるインサート部品14bをインサ
ート成形にて一体に成形されている。このインサート部
品14bも、第6実施形態と同じで、中空ではなく、内
部も低密度の物質で満たされている。こうして、プロペ
ラファンの表面に高周波溶着等の接合部が露出しないこ
とから、異常な応力集中等による接合部の剥がれや分解
が起こらない。また、羽根2が2重構造となっているた
め、剛性があがり強度が高くなる。
【0031】次に、本発明に係る第8実施形態について
説明する。本実施形態のプロペラファンの正面図は図1
と同様であり、図14は図1におけるA−A断面図であ
る。本実施形態の中空プロペラファンは、一枚乃至複数
枚の金属板15をプレス加工し接合することで中空部5
を有する羽根2を形成しているので、プロペラファンの
羽根2がモノコック構造を成し、そのため強度が高くな
り、羽根2を形成する金属板15を薄くできる。この羽
根2を溶接あるいはビス止めなどで、金属製のボス3に
固定する。こうして、強度を確保しつつも薄い金属を使
用できるので、樹脂による中空プロペラファンよりも軽
量化でき、低コストとなるだけでなく、プロペラファン
の始動トルクや駆動モータのベアリング損失等が小さく
なり、ファン効率が上昇する。
【0032】尚、羽根2を形成する金属板15にメッキ
加工及び樹脂コーティング等を施すことで、酸化や塩害
による劣化を防止し、耐候性を向上させることができ
る。特にこの方法は金属板15の接合部に施すと効果が
大である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至8記
載のプロペラファンは、インサート部品をおおう羽根本
体がプロペラファンボス部と一体成形で構成されてお
り、厚肉プロペラファン表面に高周波溶着等の接合部が
露出しないことから、異常な応力集中等による接合部の
剥がれや分解が起こらない、信頼性の高いプロペラファ
ンとなる。
【0034】また、請求項1乃至6記載のプロペラファ
ンは、インサート部品内に中空部が形成されていること
から、軽量で低コストである。
【0035】また、請求項1、2、3、4、5、7乃び
8記載のプロペラファンは、羽根が2重構造となってい
ることから、強度が高く安全性において優れており、信
頼性がさらに高いプロペラファンとなる。
【0036】また、請求項6及び9記載のプロペラファ
ンは、インサート部品を内部に有しないことから、さら
に軽量化でき、プロペラファンの始動トルクや駆動モー
タのベアリング損失等が小さくなり、ファン効率が上昇
する。
【0037】また、請求項6記載の中空プロペラファン
は、排出したインサート部品材料を回収し再利用できる
ことから、中空プロペラファンの製造コストをさらに抑
えることができる。
【0038】また、請求項9記載のプロペラファンは、
モノコック構造を形成しているため強度が高く、羽根を
形成する金属板を薄くできる。したがって、強度を確保
しつつ、樹脂による中空構造のプロペラファンよりも軽
量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のプロペラファンの
正面図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態のプロペラファンの
断面図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態のプロペラファンの
断面図である。
【図4】本発明に係る第3実施形態のプロペラファンの
断面図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態のプロペラファンの
断面図である。
【図6】第4実施形態のプロペラファンの他の実施形態
を示した断面図である。
【図7】第4実施形態のプロペラファンの更に他の実施
形態を示した断面図である。
【図8】インサート成形で形成するプロペラファンの構
造を示す概略図である。
【図9】本発明に係る第5実施形態のプロペラファンの
断面図である。
【図10】第5実施形態のプロペラファンの他の実施形
態を示した断面図である。
【図11】第5実施形態のプロペラファンに準ずる他の
実施形態を示した断面図である。
【図12】本発明に係る第6実施形態のプロペラファン
の断面図である。
【図13】本発明に係る第7実施形態のプロペラファン
の断面図である。
【図14】本発明に係る第8実施形態のプロペラファン
の断面図である。
【図15】従来のプロペラファンの外観図である。
【図16】従来のプロペラファンの羽根断面図である。
【図17】従来のプロペラファンの正面図である。
【図18】従来のプロペラファンの断面図である。
【符号の説明】
2 羽根 3 ボス 4 回転軸 5 中空部 6 蓋板 7 接合部 8 インサート部品 9 インサート部品本体 10 インサート部品蓋板 11 インサート部品接合部 12 インサート部品金属板折り目 13 インサート部品排出穴 14 中空インサート部品 15 金属板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアロフォイル形状をなす複数枚の厚肉
    羽根を具備したプロペラファンにおいて、 前記厚肉羽根は、中空構造を有するインサート部品を内
    部に収容してインサート成形により一体形成してなるこ
    とを特徴とするプロペラファン。
  2. 【請求項2】 前記インサート部品は、断面U字状のイ
    ンサート部品本体の開口端面にインサート部品蓋板を接
    合して、その内部に中空部を形成してなることを特徴と
    する請求項1記載のプロペラファン。
  3. 【請求項3】 前記インサート部品は、その内部に高圧
    ガスを封入する成形により、その内部に中空部を形成し
    てなることを特徴とする請求項1記載のプロペラファ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記インサート部品は、成形金型をスラ
    イドさせる成形により、その内部に中空部を形成してな
    ることを特徴とする請求項1記載のプロペラファン。
  5. 【請求項5】 前記インサート部品は、金属材料を用い
    て形成したことを特徴とする請求項1記載のプロペラフ
    ァン。
  6. 【請求項6】 エアロフォイル形状をなす複数枚の厚肉
    羽根を具備したプロペラファンにおいて、 前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容するとと
    もに、該インサート部品を排出するための穴を設けてイ
    ンサート成形により一体形成してなり、 前記インサート部品は、液状かゲル状か粉末状もしくは
    粒状の材料により形成してなり、 インサート成形後、前記穴から前記インサート部品を排
    出し中空部を形成したことを特徴とするプロペラファ
    ン。
  7. 【請求項7】 エアロフォイル形状をなす複数枚の厚肉
    羽根を具備したプロペラファンにおいて、 前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容してイン
    サート成形により一体形成してなり、 前記インサート部品は、低密度高発泡率樹脂で構成され
    ると共に、内部に多数の気泡を形成してなることを特徴
    とするプロペラファン。
  8. 【請求項8】 エアロフォイル形状をなす複数枚の厚肉
    羽根を具備したプロペラファンにおいて、 前記厚肉羽根は、インサート部品を内部に収容してイン
    サート成形により一体形成してなり、 前記インサート部品は、羽根本体より低密度の物質を加
    工してなることを特徴とするプロペラファン。
  9. 【請求項9】 エアロフォイル形状をなす複数枚の厚肉
    羽根を具備したプロペラファンにおいて、 前記厚肉羽根は、一枚乃至複数枚の金属板をプレス加工
    し接合することで中空部を有するモノコック構造で形成
    してなることを特徴とするプロペラファン。
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