JP2000219265A - ブロッキング防止のための包装材料 - Google Patents

ブロッキング防止のための包装材料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の構成要素の
連結された医療器具を製造する際に、熱滅菌等による処
理を行っても、医療器具同士のブロッキングを生じ難い
ようにし、さらに製造時や使用時に作業効率が低下しな
い医療器具を提供する。 【解決手段】 連結した複数の構成要素から
なる散乱し易い医療器具の一部(被覆物)を纏め、且つ
被覆する被覆部材であって、該被覆部材は両端の開放し
た帯状袋であり、熱滅菌によっても前記医療器具と実質
的な張付きの起こらない材質からなることを特徴とする
包装材料

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、滅菌済み医療器具
に関し、特に患者に投与するための導管やその他の付属
物を有する医療器具に関する。
【0002】
【従来の技術】汚染や感染に対する関心の高さより、医
療施設においては、滅菌済み医療用器具が広く浸透して
いる。しかし、滅菌済み医療器具において、解決しなけ
ればならない問題は多い。その1つとして、熱滅菌等に
よる医療用器具の密着の問題がある。医療器具は包材で
包装されて滅菌処理されるが、滅菌の確実さや大量の処
理が安全に行えるという利点から、通常は滅菌法として
高圧蒸気滅菌が選択されることが多い。しかし、現在医
療施設で使用されている医療用器具は、加工性やコスト
等の点から塩化ビニル樹脂製である場合が多く、この塩
化ビニル樹脂には可塑剤が多く添加されている。そし
て、医療器具は容器や導管や付属物等の複数の構成要素
から成るものが少なくない。そのため、塩化ビニル樹脂
製の医療器具を高圧蒸気滅菌すると、前記構成要素同士
が密着して離れ難くなる、いわゆるブロッキングが起こ
る。このブロッキングが起こると、剥離させるのが手間
であるばかりでなく、場合によっては医療器具そのもの
が損傷する恐れもある。そのため、従来より医療器具を
高圧蒸気滅菌する場合に、ブロッキングを防止するため
に色々な工夫が為されてきたが、構造が複雑になる、コ
ストアップになる等の欠点があり、簡便で確実な解決手
段は得られていなかった。
【0003】また、複数の構成要素からなる滅菌済み医
療器具は、使用時や製造時に取扱い難いという問題があ
った。例えば、補液容器としては単一の薬液を収容した
構造の簡単なものだけではなく、患者体内に投与するた
めの導管や、点滴筒やクランプ等の付属物の付いた点滴
セット付きのものがあり、腹膜透析セットは腹膜透析を
行うため、薬液を注入し、排出するために必要となる複
数の容器や導管を連結している。このような滅菌済み医
療器具を現場で使用する際、容器や導管、その他の複数
の構成要素がばらけてしまい、使用時に汚染してはなら
ない部分を汚染したり、また医療器具を製造する際、構
成要素がまとまっていないためにラインに乗り難い、包
装が困難である等、作業効率を著しく低下させていた。
【0004】これらの導管や付属物を有する容器を使用
する際、或いは製造する際、これらの構成要素がばらけ
ないように、用途に合わせて一体にまとめておくのが望
ましい。しかし、そのために医療器具や包材を複雑なも
のとすると、コストアップとなり、製造時および使用時
に逆に扱い難いものとなる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、第1に上記のような、連結された複数の構成要素か
らなる医療器具を製造する際に、熱滅菌等による処理を
行っても、医療器具同士のブロッキングを生じ難いよう
にすることである。第2の目的は、上記医療器具が製造
時や使用時に汚染せずに、しかも作業効率が低下しない
ように、纏められていることである。そして、上記課題
を解決できるような、包材やその包材によって包装され
た医療器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、医療
器具の一部を特定の包材で纏めることによって上記課題
を解決した。また、医療器具に密着防止シートを貼着す
ることにより、その効果を増強した。即ち、本発明の第
1は連結した複数の構成要素からなる散乱し易い医療器
具の一部(以下、被覆物ともいう)を纏め、且つ被覆す
る被覆部材であって、該被覆部材は両端の開放した帯状
袋であり、熱滅菌によっても前記医療器具と実質的な貼
付きの起こらない材質からなることを特徴とする包装材
料である。
【0007】また、前記被覆部材が、前記医療器具全体
を収納する外包材内に封入される内包材である前記の包
装材料である。
【0008】被覆部材によって、被覆物が纏められ、該
構成要素が立体的に保持されるため、被覆部材を介在さ
せない場合に比べ、纏められてない残りの医療器具(以
下、非被覆物ともいう)に被覆物が接触する部位は減少
する。その結果、両者のブロッキングの生じる可能性が
減少する。また、前記被覆物は被覆部材によって被覆さ
れ、直接に非被覆物とは接触する部分が減少するので、
ブロッキングはさらに抑制される。
【0009】また、被覆部材の形状を両端部の開放した
帯状袋にすることによって、以下の利点がある。第1に
前記被覆物を被覆部材によって纏めた後に、被覆物の1
部がばらけてしまった場合でも、被覆部材の両端部が開
放してるので、容易に手直しが可能である。第2に使用
の際、被覆部材を素早く、容易に取出すことができ、扱
い易い。
【0010】被覆部材の大きさは用途に応じて、適宜変
更可能であるが、一般的に好ましいとして、以下に例を
示す。図3に示すように、被覆部材の平面的面積が、非
被覆物の平面的面積の80%〜120%である前記包装
材料である。被覆材の被覆物に対する大きさを、あまり
小さくすると、医療器具の構成要素が一体のものとして
纏まりにくく、ブロッキング抑制効果も低下する。逆に
被覆材を大きくし過ぎても、無駄となるだけでなく、取
扱い難くなってしまう。
【0011】被覆部材の材質としては、熱滅菌によって
医療器具とブロッキングを起こし難いものであれば良
く、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、PTFE樹脂等から選択できる。上記素材のもの
は熱滅菌しても、特に塩化ビニル樹脂製の医療器具とブ
ロッキングを起こさず、実質的に貼付きが起こらない。
【0012】また、本発明は前記の被覆部材を使用した
滅菌済み医療器具である。即ち、連結した複数の構成要
素からなる散乱し易い医療器具の一部を前記の包装材料
で纏め、外包材内に収納することを特徴とする滅菌済み
医療器具である。このような構成によって、使用時だけ
でなく、製造の際にばらけ易い一部の医療器具の構成要
素が一体的に纏められるので、製造ラインに乗り易く、
作業効率が上昇する。
【0013】さらに以下に示すような種々の実施態様が
挙げられる。即ち、図2に示すように、被覆部材で纏め
られた医療器具を、被覆部材の開放端部に平行な面で横
断した際に得られる横断面形状において、幅w、高さh
がw/5≦h≦wとなるように立体的に纏められたこと
を特徴とする前記の滅菌済み医療器具である。このよう
に、被覆物が立体的に纏められていると、被覆部材から
被覆物の一部が露出している場合でも、非被覆物と密着
する部分が少なく、ブロッキングが減少できる。
【0014】或いは、別の態様として、被覆物が非被覆
物と重ねて外包材内に収納された前記の滅菌済み医療器
具が挙げられる。このものは、収納部分が少なくて済
み、実質的な貼付きも防止できる。
【0015】図4にみられるように、被覆部材の開放端
部から露出している医療器具の露出部(平面的な面の)
が、医療器具全体(平面的な面)の5〜70%である前
記の滅菌済み医療器具である。これによって、被覆物の
露出部が非被覆物と接触する機会がさらに少なくなる。
【0016】非被覆物に貼付き防止薄膜を装着した前記
滅菌済み医療器具では、被覆物の露出部さえも被滅菌物
と直接接触する機会が殆ど無くなってしまう。
【0017】貼付き防止薄膜の肉厚が50μm〜500
μmであれば、熱滅菌前に貼付き防止薄膜を非被覆物に
圧接することによって、前記薄膜が容易に密着し、滅菌
前や滅菌中に貼付き防止膜が移動しにくくなる。しか
も、滅菌後には人手によって簡単に剥離することができ
る。
【0018】貼付き防止薄膜の素材として、塩化ビニル
樹脂とブロッキングを起こさないポリエチレン等のオレ
フィン製である前記の滅菌済み医療器具が好ましい。
【0019】さらに、前記貼付き防止薄膜が、片面が熱
滅菌しても実質的に前記医療器具に貼付くことのない層
と、もう一方の面がそれよりも貼付き易い層の2層から
なるものであれば、上記の効果はさらにアップする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図によって本発明の1つ
の実施態様を説明する。図1は、腹膜透析に使用する腹
膜透析セット1の一部が被覆部材2によって、纏められ
被覆された状態を示す。腹膜透析セット1は、透析液を
収容した薬液入り容器3とそれに連結される、導管4、
腹腔に貯留した透析液を排液するための排液容器5、そ
の他の付属物(図示せず)等から構成される。本例で
は、ばらけ易い導管4や排液容器5等の腹膜透析セット
の一部が帯状袋である被覆部材2によって、一まとめに
纏められている。
【0021】そして、纏められた導管4や排液容器5等
の被覆物は被覆部材2によって、立体的に保持され、そ
の結果、被覆物が非被覆物である薬液容器3に接触する
機会が大幅に減少する。
【0022】また、被覆部材2の形状を両端部の開放し
た帯状袋にすることによって、被覆物を被覆部材2で纏
めた後に簡単に手直しできるメリットがある。例えば、
滅菌直前に纏められた導管4等の被覆物の一部がばらけ
てしまった場合でも、被覆部材2の両端部が開放してい
るため、容易に手直しが可能である。また、被覆物の内
容確認も容易である。
【0023】被覆部材2の大きさは、用途に応じて適
宜、変更可能である。被覆部材2の大きさを検討する
際、基準となるのは被覆部材2の、被覆物(導管4等)
に対する大きさと非被覆物(薬液容器3)に対する大き
さの2つの点からである。被覆部材2の被覆物に対する
大きさを、小さくし過ぎると、医療器具の構成要素が一
体のものとして纏まりにくく、ブロッキング抑制効果も
低下する。逆に被覆部材2が大き過ぎても、無駄となる
だけでなく、取扱い難くなってしまう。また、被覆部材
2が被覆物よりもかなり大きい場合は、前述した被覆後
の手直しが困難となるので、被覆物が被覆部材2からや
や露出する位の大きさが望ましい。被覆部材2の大きさ
の基準として、図4に示すように平面的にみて、被覆部
材からの被覆物の露出部位7(図4の斜線部)が、被覆
物全体(図4において、被覆部材2で覆われた導管や排
液容器よりなる白抜きの被覆部8と前記露出部位7を合
わせた部分)の5%〜70%の範囲であるのが望ましい。
【0024】また、被覆材2を非被覆物とほぼ同じ大き
さ(形状・寸法)にすることによって、両者を重ねて置
いた場合に、被覆部材2から露出した被覆物と非被覆物
(例えば、導管4と薬液容器3)とが接触する機会を少
なくすることができる。その結果、医療器具(の構成要
素)同士のブロッキングが起こる恐れも減少する。従っ
て、被覆部材2は非被覆物3に対して平面的に類似した
形状であるのが好ましく、また被覆部材2の非被覆物3
に対する大きさは、図3に示すように平面的な面積が80
%〜120%の範囲であるのが望ましい。
【0025】被覆部材2の材質としては、塩化ビニル樹
脂とブロッキングを起こし難いものであれば、特に限定
されず、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン、PTFE等のフッ素樹脂等が使用できる。
【0026】被覆物を被覆材2によって、被覆し纏める
だけでなく、非被覆物である薬液容器3にブロッキング
防止手段を装着すると、ブロッキング防止効果は更に高
まる。但し、単にブロッキングを起こし難い素材のシー
トを非被覆物と被覆物との間に介在させるだけでは、こ
の貼付き防止シートが滅菌前に移動してしまって、非被
覆物と被覆物との貼付き防止に役立たない恐れがある。
そのため、望ましい貼付き防止手段としては、薄いシー
ト或いはフィルムともいうべき薄膜であり、前記非被覆
物には適度に密着し易いものが好ましい。これは高圧蒸
気滅菌によって、ブロッキングを起こし易いということ
ではなく、圧接によって簡単に密着できるが、人手によ
って容易に剥離できる程度のものである。また、その密
着度は滅菌前後を通じてほとんど変わらないものが望ま
しいが、少なくとも滅菌前は適度の密着性を保持するこ
とが必要である。それによって、滅菌前は貼付き防止フ
ィルムが非被覆物と被覆物の間の所定の位置に担持さ
れ、移動することが無くなる。その結果、被覆部材から
露出した被覆物が非被覆物と直接に接触することがな
く、ブロッキングはさらに防止されることになる。例え
ば、図1において、薬液容器3の、被覆物と接触する側
の面に薄い合成樹脂製の貼付き防止フィルム6を密着さ
せておくと、高圧蒸気滅菌しても、導管4露出部と薬液
容器3との直接の接触はほぼ完全に妨げられ、ブロッキ
ングは防止される。そして、使用する際は薬液容器3に
密着している貼付き防止フィルム6を剥がした後、被覆
部材2から纏められた被覆物を取出す。
【0027】以上は、腹膜透析セットの例について述べ
たが、散乱し易い多数の構成要素を連結し、ブロッキン
グを起こし易い材質からなる医療器具では、本発明の包
材や包装方法を広く利用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の包材や、それによって包装され
た医療用器具、またこれらによる包装方法を使用するこ
とによって、以下のような利点が得られる。第1に、製
造時において医療用具同士の熱滅菌等によるブロッキン
グが容易にしかも確実に防止・抑制できる。第2に、散
乱し易い医療器具の複数の構成要素が一体的に纏められ
ているので、使用時は使い易く、製造時は製造ラインに
乗り易く効率がアップする。
【0029】第3に、纏められた導管等や容器に多少の
乱れがあった場合でも簡単に手直しが可能であり、装着
洩れのチェック等の内容確認も容易である。また、本発
明の医療器具を纏める手段は簡単な構成であり、しかも
医療用具への取り付けが容易であるため、導入し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、包装された医療器具の1つの実施態
様を示す概略図。
【図2】図1において、A−A’線による横断面図によ
って、被覆物の立体的配置状態を示す概略図。
【図3】被覆部材の、非被覆部材に対する平面的な大き
さ(面積)の基準を示すための平面的模式図。
【図4】被覆物全体に対する、被覆部材からの露出部の
割合を示すための平面的模式図。
【符号の説明】
1.腹膜透析セット(医療器具全体) 2.被覆部材 3.薬液容器 4.導管 5.排液容器 6.貼付き防止フィルム 7.露出部位 8.被覆部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結した複数の構成要素からなる散乱し易
    い医療器具の一部(被覆物)を纏め、且つ被覆する被覆
    部材であって、該被覆部材は両端の開放した帯状袋であ
    り、熱滅菌によっても前記医療器具と実質的な張付きの
    起こらない材質からなることを特徴とする包装材料。
  2. 【請求項2】前記被覆部材が、前記医療器具全体を収納
    する外包材内に封入される内包材である請求項1記載の
    包装材料。
  3. 【請求項3】被覆部材の平面的面積が、被覆されてない
    医療器具(非被覆物)平面的面積の80%〜120%で
    ある請求項1または2記載の包装材料。
  4. 【請求項4】前記被覆部材が、ポリオレフィン、PTF
    Eから選択されたものである請求項1〜3のいずれかの
    項に記載の包装材料。
  5. 【請求項5】連結した複数の構成要素からなる散乱し易
    い医療器具の一部を請求項1〜4記載の包装材料で纏
    め、外包材内に収納することを特徴とする滅菌済み医療
    器具。
  6. 【請求項6】前記被覆部材で纏められた医療器具の、被
    覆部材の開放端部に平行な横断面の形状の幅w、高さh
    がw/5≦h≦wの関係にあることを特徴とする請求項
    5記載の滅菌済み医療器具。
  7. 【請求項7】被覆部材で纏められた医療器具の一部(被
    覆物)が、被覆されていない(非被覆物)と重ねて前記
    外包材内に収納された請求項5または6記載の滅菌済み
    医療器具。
  8. 【請求項8】被覆部材の開放端部から露出している医療
    器具の露出部が、医療器具全体の5〜70%である請求
    項5〜7のいずれかの項に記載の滅菌済み医療器具。
  9. 【請求項9】前記非被覆物に貼付き防止薄膜を装着した
    請求項5〜8のいずれかの項に記載の滅菌済み医療器
    具。
  10. 【請求項10】前記貼付き防止薄膜が、ポリオレフィン
    製である請求項5〜9のいずれかの項に記載の滅菌済み
    医療器具。
  11. 【請求項11】前記貼付き防止薄膜の肉厚が50μm〜
    500μmである請求項5〜10のいずれかの項に記載
    の滅菌済み医療器具。
  12. 【請求項12】前記貼付き防止薄膜が、片面が熱滅菌し
    ても実質的に前記医療器具に貼付くことのない層と、も
    う一方の面がそれよりも貼付き易い層の2層からなるも
    のである請求項5〜11のいずれかの項に記載の滅菌済
    み医療器具。
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