JP2000218873A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 薬袋に印刷する各データ項目の項目内容に対応し、少なくとも、調剤日に対応する季節画像、患者の生年月日又は年齢に対応する年齢識別画像、患者に対応する顔画像、患者区分に対応する患者区分画像、及び、注意事項に対応する注意事項画像のいずれか１つを含む画像を記憶する画像記憶手段と、
前記画像を薬袋に印刷する画像印刷手段と、
処方データに基づいて前記画像記憶手段から該当する画像を読み込み、前記画像印刷手段により薬袋に印刷させる制御手段とを備えたことを特徴とする薬袋印刷装置。
【請求項２】 前記患者区分は、患者毎の薬剤の服用方法であることを特徴とする請求項１に記載の薬袋印刷装置。
【請求項３】 前記患者区分画像は、服用方法を示す画像であることを特徴とする請求項１又は２に記載の薬袋印刷装置。
【請求項４】 前記服用方法を示す画像は、服用状態を示す略画であることを特徴とする請求項３に記載の薬袋印刷装置。
【請求項５】 前記注意事項画像は、処方した薬剤の取り扱い上、注意しなければならない事項を示す画像であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の薬袋印刷装置。
【請求項６】 前記季節画像は、調剤日に対応する四季画像であることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の薬袋印刷装置。

【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、薬袋印刷装置を、薬袋に印刷する各データ項目の項目内容に対応し、少なくとも、調剤日に対応する季節画像、患者の生年月日又は年齢に対応する年齢識別画像、患者に対応する顔画像、患者区分に対応する患者区分画像、及び、注意事項に対応する注意事項画像のいずれか１つを含む画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像を薬袋に印刷する画像印刷手段と、処方データに基づいて前記画像記憶手段から該当する画像を読み込み、前記画像印刷手段により薬袋に印刷させる制御手段とを備えた構成としたものである。
前記患者区分は、患者毎の薬剤の服用方法であってもよい。
前記患者区分画像は、服用方法を示す画像であってもよい。
前記服用方法を示す画像は、服用状態を示す略画であってもよい。
前記注意事項画像は、処方した薬剤の取り扱い上、注意しなければならない事項を示す画像であってもよい。
前記季節画像は、調剤日に対応する四季画像であってもよい。

特に、季節画像により、調剤日を大雑把に把握することができ、服用時期の異常に簡単に気付くことができる。年齢識別画像により、人目に触れる薬袋に患者の年齢を印刷することなく患者の年代を把握して患者への対応準備ができる。顔画像により、患者の間違いを防止できる。患者区分画像により、性別を判断できると共に、患者への服薬指導等を適切に行うことが可能である。注意事項画像により、患者への説明を忘れることなく適切に対処でき、患者が見落とすこともない。