JP2000217420A - 作業車の穀粒排出装置 - Google Patents

作業車の穀粒排出装置

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JP2000217420A
JP2000217420A JP11022055A JP2205599A JP2000217420A JP 2000217420 A JP2000217420 A JP 2000217420A JP 11022055 A JP11022055 A JP 11022055A JP 2205599 A JP2205599 A JP 2205599A JP 2000217420 A JP2000217420 A JP 2000217420A
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Hisayuki Satoji
久幸 里路
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穀粒排出装置の横オーガの先端部分を回動可能
に構成して作業灯を設け、作業性を向上させる。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、走行装置
1を有する車台2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタン
ク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を
排出する縦オーガ4と横オーガ5とからなる穀粒排出装
置21を設けた作業車であって、前記横オーガ5の前部
5aは排出口6と共に円周方向へ旋回可能に構成し、前
記横オーガ5の前部5aには作業灯7を設けたことを特
徴とする穀粒排出装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインや作
業車等の穀粒排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインや作業車等の穀粒排出
装置においては、横オーガの前部は円周方向へ旋回可能
に構成しているものの、作業灯は旋回可能な前部には設
けていない構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような作業車の
穀粒排出装置は、横オーガの先端部分に作業灯を設けて
いないので、特に夜間での作業時において刈取装置の前
方を効率良く照らすことができないという欠点があっ
た。本発明は、このような問題点を解消しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る作業車の
穀粒排出装置は、前記のような課題を解決するものであ
って、次のような構成である。すなわち、走行装置1を
有する車台2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタンク3
と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を排出
する縦オーガ4と横オーガ5とからなる穀粒排出装置2
1を設けた作業車であって、前記横オーガ5の前部5a
は排出口6と共に円周方向へ旋回可能に構成し、前記横
オーガ5の前部5aには作業灯7を設けたことを特徴と
する穀粒排出装置とした。
【0005】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施例を具現
化したコンバインが示されている。走行装置1を有する
車台2の前方には、刈取装置8と供給搬送装置9が設け
られている。刈取装置8には、植立穀稈を分草する分草
具10と、植立穀稈を引き起こす引起しケース11と、
植立穀稈を刈り取る刈刃12と、該刈刃12にて刈り取
られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置13
が設けられている。この株元搬送装置13の後方には、
該株元搬送装置13から搬送されてくる穀稈を引き継い
で搬送する供給搬送装置9が設けられている。
【0006】前記刈取装置8は、走行伝動装置14の上
方の支点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム
15にて、その略左右中間部で支持されているので、刈
取装置8は刈取装置支持フレーム15と共に上下動する
構成である。車台2の上方には、前記供給搬送装置9か
ら搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチ
ェン16を有する脱穀装置17と、該脱穀装置17で脱
穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンク3と、コ
ンバインの各種操作を実行する操作部18が載置されて
いる。脱穀装置17の後方には、フィードチェン16か
ら搬送されてくる排稈を引き継いで搬送する排稈チェン
19と、該排稈チェン19の下方には排稈を切断するカ
ッター20を設けている。また、この実施例のカッター
に代えて、例えば、排稈を結束するノッター等の他の作
業機を装着してもよい。前記グレンタンク3内の穀粒量
が満杯となると、穀粒排出装置21から機外へと穀粒を
排出する。該穀粒排出装置21は、縦オーガ4と横オー
ガ5から構成されている。
【0007】このようなコンバインを前進させて刈取作
業を実行すると、圃場面に植立している穀稈は、分草具
10にて分草されて引起しケース11にて引き起こされ
て刈刃12にて刈り取られる。その後、株元搬送装置1
3にて搬送され、供給搬送装置9引き継がれる。該供給
搬送装置9に引き継がれた穀稈は、さらに後方へと搬送
されていく。そして、脱穀装置17のフィードチェン1
6へと引継ぎ搬送されて、後方へ搬送されながら穀稈は
脱穀装置17にて脱穀選別される。
【0008】このように脱穀選別された穀粒は、グレン
タンク3内へと搬送されて、一時貯留される。該グレン
タンク3内に貯留される穀粒量が満杯となると、操作部
18のオペレータに報知される。するとオペレータは刈
取作業を中断して、グレンタンク3内の穀粒を機外へと
排出する作業を開始する。コンバインを任意の位置(ト
ラック近傍位置)へと移動させて穀粒排出口6をトラッ
クの荷台等の位置へ移動させて、操作部18の穀粒排出
レバー25を入り状態として、グレンタンク3内の穀粒
を機外へと排出する。排出口6を任意の位置へ移動させ
るには、油圧シリンダ26を作動して、横オーガ5をオ
ーガ受け27から上昇させて、横オーガ5を縦オーガ4
と共にモータ(図示せず)を駆動して旋回させる。そし
て、排出口6を排出位置へと移動させるのである。この
一連の穀粒排出装置21の動きは手動でもよいし、自動
でもよい。自動の場合は、穀粒排出装置21の各関節部
にポジションセンサ(図示せず)を設置しておいて、希
望する排出位置を記憶させておいて、自動排出スイッチ
を押せば、自動にて排出口6が移動するようにしておけ
ばよい。
【0009】穀粒排出レバー25を入り状態とすると、
グレンタンク3内下部の搬送下部ラセン(図示せず),
縦オーガ4,横オーガ5内の各ラセンが回転駆動する。
これにより、グレンタンク3内の穀粒は、前記グレンタ
ンク3内下部の下部ラセンから順次搬送されて排出口6
から排出される。穀粒排出が完了すると、穀粒排出レバ
ー25を切り状態として下部ラセンから横オーガ5内の
各ラセンに至る回転を停止する。そして、横オーガ5を
縦オーガ4と共にモータを駆動させて旋回させて、横オ
ーガ5をオーガ受け27の上方へ位置させて、油圧シリ
ンダ26を作動させて横オーガ5をオーガ受け27内に
収納させる。この一連の動きは手動でもよいし自動でも
よい。自動の場合は、穀粒排出装置21の各関節部にポ
ジションセンサ(図示せず)を設置しておいて、オーガ
受け27の位置を記憶させておいて、自動収納スイッチ
を押せば、自動にて穀粒排出装置21はオーガ受け27
内へと収納するようにしておけばよい。
【0010】前述のごとく構成されているコンバインに
おいて、横オーガ5の前部5aは排出口6と共に円周方
向へ旋回可能に構成し、前記横オーガ5の前部5aには
作業灯7を設ける構成としている。前記横オーガ5の前
部5aの旋回構成について説明する。図2に示すよう
に、横オーガ5に固定しているプレート22aを介して
モータ22を設置し、該モータ22の出力軸22bに歯
車22cを固定している。また、横オーガ5の前部5a
には歯車23が固定して設けられていて、前記歯車22
cと噛み合っている。さらに、前部5aは、抜け止め用
案内ガイド24を摺動面として、円周方向へ旋回可能に
構成している。
【0011】このように、作業灯7は横オーガ5の先端
部分に設置する構成としたので、刈取装置8の前部や前
方部分を効率良く照らすことができると共に、図3に示
すごとく、作業灯7は前部5aの旋回とともに旋回する
ので、刈取装置8の前部前方部分の左右方向をも照らす
ことが可能となり、特に、夜間での作業時には安全性が
向上する。
【0012】次に、図4について説明する。前述のごと
く、横オーガ5の前部5aは円周方向へ旋回可能に構成
しているので、この円周方向の旋回を利用して排出口6
から穀粒を排出するようにする。即ち、排出口6から穀
粒を排出する場合に、該排出口6が常に同じ位置に存在
すると、直ぐに山盛り状態となって排出口6に詰まりが
生じてしまう。そこで、穀粒を排出しながら円周方向に
排出口6を旋回させると、直ぐに詰まることなく荷台等
の隅々まで効率良く排出することができる。
【0013】しかしながら、荷台等が穀粒で満杯となる
と詰まってしまうので、詰まりセンサ28を設けること
により、穀粒の詰まり状態を未然に防止することができ
る。該詰まりセンサ28が穀粒の詰まり状態を検出する
と、警報音や警告灯にて操作部18のオペレーターに知
らせるようにしてもよいし、また、強制的にコンバイン
のエンジンを停止させるように構成してもよい。これに
より、穀粒排出の伝動系統の破損を防止することができ
る。
【0014】穀粒排出を実行するには、前記のごとく、
操作部18に設けている穀粒排出レバー25にて行なう
構成であるが、図4に示しているように排出口6の近傍
にも穀粒排出レバー29を設ける構成とする。該穀粒排
出レバー29を設けるにあたり、構成上は円周方向に旋
回しない横オーガ5の部分がようが、横オーガ5のの前
部5aの部分に設ける構成としてもよい。これにより、
荷台等で穀粒排出を監視している作業者も穀粒排出の入
り切りが実行できるようになる。特に、詰まり等で緊急
に穀粒排出を停止したい場合には有効である。
【0015】また、穀粒排出時以外には、排出口6をシ
ャッター30にて塞ぐように構成している。該シャッタ
ー30は、トルクスプリング31にて常時排出口6を塞
ぐように付勢されていて、穀粒排出を開始すると穀粒の
重みでシャッター30が開く構成である。これにより、
作業者が不用意に手を排出口6の中に入れても、ラセン
に当接することなく安全である。
【0016】次に、図5と図6について説明する。前記
操作部18に設けている穀粒排出レバー25と横オーガ
5の排出口6近傍に設けている穀粒排出レバー29を切
り状態としたときには、図5のように、横オーガ5の前
部5aは旋回して、排出口6が上方へ向くように構成す
る。また、前記穀粒排出レバー25,29を入り状態と
したときには、排出口6は下方を向くように構成する。
これにより、特に、切り状態としたときには排出口6は
上方へ向くので、横オーガ5内に残留している穀粒がこ
ぼれるのを防止できる。また、切り状態としたときに
は、排出口66は上方を向くので、手などを排出口6の
中に不用意に入れることを防止できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のごとく、横オーガ5の前
部5aは排出口6と共に円周方向へ旋回可能に構成し、
前記横オーガ5の前部5aには作業灯7を設ける構成と
したので、刈取装置の前部や前方部分を効率良く照らす
ことができると共に、作業灯7は前部5aの旋回ととも
に旋回するので、刈取装置の前部前方部分の左右方向を
も照らすことが可能となり、特に、夜間での作業時には
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの左側面図
【図2】横オーガの断面図
【図3】コンバインの正面図
【図4】横オーガの断面図
【図5】横オーガの正面図
【図6】横オーガの正面図
【符号の説明】
1…走行装置、2…車台、3…グレンタンク、4…縦オ
ーガ、5…横オーガ、5a…横オーガの前部、6…穀粒
排出口、7…作業灯、21…穀粒排出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置1を有する車台2上に、穀粒を
    一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3にて
    一時貯溜していた穀粒を排出する縦オーガ4と横オーガ
    5とからなる穀粒排出装置21を設けた作業車であっ
    て、前記横オーガ5の前部5aは排出口6と共に円周方
    向へ旋回可能に構成し、前記横オーガ5の前部5aには
    作業灯7を設けたことを特徴とする穀粒排出装置。
JP02205599A 1999-01-29 1999-01-29 コンバインの穀粒排出装置 Expired - Fee Related JP3858499B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017112973A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社クボタ コンバイン

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