JP2000216791A - 複数回線利用情報転送装置 - Google Patents
複数回線利用情報転送装置Info
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- JP2000216791A JP2000216791A JP1777399A JP1777399A JP2000216791A JP 2000216791 A JP2000216791 A JP 2000216791A JP 1777399 A JP1777399 A JP 1777399A JP 1777399 A JP1777399 A JP 1777399A JP 2000216791 A JP2000216791 A JP 2000216791A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 通信媒体(3a、3b、3c、…3f)
と通信利用者2との間に、送信側及び受信側共に、複数
回線利用情報転送装置1を配置する。送信側の複数回線
利用情報転送装置1は、通信利用者から受け入れたパケ
ットを先頭から順に、同時並列転送するために用いる通
信媒体(3a、3b、3c)の数に分割する。その先端
に宛先情報を付加してフレームを構成して複数の通信媒
体を介して受信側の複数回線利用情報転送装置へ転送す
る。 【効果】 中継装置毎に、一旦、元のパケットを再生成
した後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後
に続く中継装置へ転送するする必要がなくなる。
と通信利用者2との間に、送信側及び受信側共に、複数
回線利用情報転送装置1を配置する。送信側の複数回線
利用情報転送装置1は、通信利用者から受け入れたパケ
ットを先頭から順に、同時並列転送するために用いる通
信媒体(3a、3b、3c)の数に分割する。その先端
に宛先情報を付加してフレームを構成して複数の通信媒
体を介して受信側の複数回線利用情報転送装置へ転送す
る。 【効果】 中継装置毎に、一旦、元のパケットを再生成
した後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後
に続く中継装置へ転送するする必要がなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信回線を
同時並列的に利用することにより、大量の情報を短時間
に転送する複数回線利用情報転送装置に関する。
同時並列的に利用することにより、大量の情報を短時間
に転送する複数回線利用情報転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年数100MHz〜数GHz帯のディ
ジタル映像情報等をATM(Asynchronous Transfer Mo
de)回線等を用いて転送する技術が求められている。こ
のように大量の情報を短時間で転送する場合に、複数の
回線を同時に使用して情報転送する技術が採用される。
この技術の一例としてIMA(Inverse Multiplexing f
or ATM)を挙げることができる。Inverse Multiplex
ing for ATM(IMA)Specification version 1.0,
The ATM Forum Technical Committe,STR−PH
Y−IMA.01.00, December 1996に技術の詳細が記載
されている。
ジタル映像情報等をATM(Asynchronous Transfer Mo
de)回線等を用いて転送する技術が求められている。こ
のように大量の情報を短時間で転送する場合に、複数の
回線を同時に使用して情報転送する技術が採用される。
この技術の一例としてIMA(Inverse Multiplexing f
or ATM)を挙げることができる。Inverse Multiplex
ing for ATM(IMA)Specification version 1.0,
The ATM Forum Technical Committe,STR−PH
Y−IMA.01.00, December 1996に技術の詳細が記載
されている。
【0003】このIMAは、転送すべき情報を、ATM
回線に適合できるように加工する通信処理部を備える。
この通信処理部が、通信利用者からパケットを受け入れ
て、フレーム(ここではセルに等しい)に分解する。こ
のフレームを、利用できる回線に、予め決められた回線
順に従って1フレームずつ送出する。中継装置は、予め
決められている回線順に従って元のパケットを再生成し
た後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後に
続く中継装置へ転送していた。ここでパケットとは、通
信利用者から受け入れる、宛先情報を含んだ情報単位を
いう。更に、フレームとは、上記パケットを、利用でき
る回線に対応した大きさに分解して、個々に制御情報を
付加した情報単位をいう。
回線に適合できるように加工する通信処理部を備える。
この通信処理部が、通信利用者からパケットを受け入れ
て、フレーム(ここではセルに等しい)に分解する。こ
のフレームを、利用できる回線に、予め決められた回線
順に従って1フレームずつ送出する。中継装置は、予め
決められている回線順に従って元のパケットを再生成し
た後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後に
続く中継装置へ転送していた。ここでパケットとは、通
信利用者から受け入れる、宛先情報を含んだ情報単位を
いう。更に、フレームとは、上記パケットを、利用でき
る回線に対応した大きさに分解して、個々に制御情報を
付加した情報単位をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には以下に記すような解決すべき課題が残
されていた。通信処理部は、上記のように、通信利用者
からパケットを受け入れて分解し、制御情報を付加した
フレームを構成する。予め決められた回線順に従って1
フレームずつ送出する。中継装置は、このフレームを受
け入れて、予め決められている回線順に従って元のパケ
ットを再生成した後、再度フレームに分解して上記と同
様の手順で後に続く中継装置へ転送する。即ち、中継装
置毎に、パケットを再生成した後、再度フレームに分解
する手順を繰り返さなければならない、という解決すべ
き課題が残されていた。
な従来の技術には以下に記すような解決すべき課題が残
されていた。通信処理部は、上記のように、通信利用者
からパケットを受け入れて分解し、制御情報を付加した
フレームを構成する。予め決められた回線順に従って1
フレームずつ送出する。中継装置は、このフレームを受
け入れて、予め決められている回線順に従って元のパケ
ットを再生成した後、再度フレームに分解して上記と同
様の手順で後に続く中継装置へ転送する。即ち、中継装
置毎に、パケットを再生成した後、再度フレームに分解
する手順を繰り返さなければならない、という解決すべ
き課題が残されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉宛先情報を含むパケットを複数に分割して、
分割されたパケットのそれぞれに、新たに宛先情報を付
加するパケット分割/作成部と、上記パケット分割/作
成部の出力を受け入れて制御情報を付加して、フレーム
を作成するフレーム作成部と、上記フレーム作成部によ
って作成されたフレームを複数の通信媒体に振り分けて
送信する回線振り分け部とを備えることを特徴とする複
数回線利用情報転送装置。
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉宛先情報を含むパケットを複数に分割して、
分割されたパケットのそれぞれに、新たに宛先情報を付
加するパケット分割/作成部と、上記パケット分割/作
成部の出力を受け入れて制御情報を付加して、フレーム
を作成するフレーム作成部と、上記フレーム作成部によ
って作成されたフレームを複数の通信媒体に振り分けて
送信する回線振り分け部とを備えることを特徴とする複
数回線利用情報転送装置。
【0006】〈構成2〉複数の通信媒体から、宛先情報
を付加された複数のフレームを受信して、通信利用者へ
送るパケット毎に、そのパケットを生成する順番に整列
させる回線選択部と、この回線選択部から順番に整列し
たフレームを受け入れて、パケットを生成するパケット
生成部と備えることを特徴とする複数回線利用情報転送
装置。
を付加された複数のフレームを受信して、通信利用者へ
送るパケット毎に、そのパケットを生成する順番に整列
させる回線選択部と、この回線選択部から順番に整列し
たフレームを受け入れて、パケットを生成するパケット
生成部と備えることを特徴とする複数回線利用情報転送
装置。
【0007】〈構成3〉構成1に記載の複数回線利用情
報転送装置において、回線振り分け制御部を備え、上記
回線振り分け部を制御して、上記フレームを計画的に複
数の通信媒体に振り分けることを特徴とする複数回線利
用情報転送装置。
報転送装置において、回線振り分け制御部を備え、上記
回線振り分け部を制御して、上記フレームを計画的に複
数の通信媒体に振り分けることを特徴とする複数回線利
用情報転送装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1の構成〉本発明では、パケットを同時並列転
送するために用いる通信媒体と通信利用者との間に、送
信側及び受信側共に、複数回線利用情報転送装置を配置
する。送信側の複数回線利用情報転送装置は、通信利用
者から受け入れたパケットを先頭から順に、同時並列転
送するために用いる通信媒体の数に分割する。その先端
に宛先情報を付加してフレームを構成する。
について詳細に説明する。 〈具体例1の構成〉本発明では、パケットを同時並列転
送するために用いる通信媒体と通信利用者との間に、送
信側及び受信側共に、複数回線利用情報転送装置を配置
する。送信側の複数回線利用情報転送装置は、通信利用
者から受け入れたパケットを先頭から順に、同時並列転
送するために用いる通信媒体の数に分割する。その先端
に宛先情報を付加してフレームを構成する。
【0009】この宛先情報は、受信側の複数回線利用情
報転送装置を指している。このように構成されたフレー
ムを複数の通信媒体を介して受信側の複数回線利用情報
転送装置へ転送する。受信側の複数回線利用情報転送装
置は、このフレームを受け入れて、元のパケットを再生
成して通信利用者へ送出する。かかる動作を実行させる
ために上記複数回線利用情報転送装置は、以下のように
構成される。
報転送装置を指している。このように構成されたフレー
ムを複数の通信媒体を介して受信側の複数回線利用情報
転送装置へ転送する。受信側の複数回線利用情報転送装
置は、このフレームを受け入れて、元のパケットを再生
成して通信利用者へ送出する。かかる動作を実行させる
ために上記複数回線利用情報転送装置は、以下のように
構成される。
【0010】図1は、具体例1のブロック図である。図
1より、具体例1による複数回線利用情報転送装置1
は、パケット受信部4と、パケット分割/作成部5と、
フレーム作成部6と、回線振り分け部7と、フレーム送
信部8(8a、8b、8c)と、フレーム受信部9(9
a、9b、9c)と、回線選択部10と、パケット生成
部11と、パケット送信部12と、を備える。
1より、具体例1による複数回線利用情報転送装置1
は、パケット受信部4と、パケット分割/作成部5と、
フレーム作成部6と、回線振り分け部7と、フレーム送
信部8(8a、8b、8c)と、フレーム受信部9(9
a、9b、9c)と、回線選択部10と、パケット生成
部11と、パケット送信部12と、を備える。
【0011】パケット受信部4は、通信利用者2からパ
ケットを受け入れる部分である。パケット分割/作成部
5は、パケット受信部4からパケットを受け入れて、利
用回線に適合した、フレームのサイズに分解し、更に、
宛先を付加する部分である。フレーム作成部6は、パケ
ット分割/作成部5から、宛先を付加した、フレームサ
イズに分解した情報を受け入れて、制御情報を付加して
フレームを作成する部分である。
ケットを受け入れる部分である。パケット分割/作成部
5は、パケット受信部4からパケットを受け入れて、利
用回線に適合した、フレームのサイズに分解し、更に、
宛先を付加する部分である。フレーム作成部6は、パケ
ット分割/作成部5から、宛先を付加した、フレームサ
イズに分解した情報を受け入れて、制御情報を付加して
フレームを作成する部分である。
【0012】回線振り分け部7は、自己に従属する複数
の回線(以降、通信媒体3(3a、3b、3c)と記
す)を選択してフレームを振り分ける部分である。フレ
ーム送信部8(8a、8b、8c)は、回線振り分け部
7から受け入れたフレームを後に続く中継装置13に向
けて通信媒体3(3a、3b、3c)へ送出する部分で
ある。フレーム受信部9(9a、9b、9c)は、自己
が従属する複数の通信媒体3(3d、3e、3f)を介
して、中継装置13からフレームを受け入れる部分であ
る。
の回線(以降、通信媒体3(3a、3b、3c)と記
す)を選択してフレームを振り分ける部分である。フレ
ーム送信部8(8a、8b、8c)は、回線振り分け部
7から受け入れたフレームを後に続く中継装置13に向
けて通信媒体3(3a、3b、3c)へ送出する部分で
ある。フレーム受信部9(9a、9b、9c)は、自己
が従属する複数の通信媒体3(3d、3e、3f)を介
して、中継装置13からフレームを受け入れる部分であ
る。
【0013】回線選択部10は、中継装置13からフレ
ームを受け入れて、通信利用者へ送るパケット毎に、そ
のパケットを生成する順番に整列させる部分である。パ
ケット生成部11は、通信利用者へ送るパケット毎に、
順番に整列したフレームを回線選択部10から受け入れ
て、パケットを生成する部分である。パケット送信部1
2は、パケット生成部11から受け入れたパケットを通
信利用者へ送出する部分である。
ームを受け入れて、通信利用者へ送るパケット毎に、そ
のパケットを生成する順番に整列させる部分である。パ
ケット生成部11は、通信利用者へ送るパケット毎に、
順番に整列したフレームを回線選択部10から受け入れ
て、パケットを生成する部分である。パケット送信部1
2は、パケット生成部11から受け入れたパケットを通
信利用者へ送出する部分である。
【0014】〈具体例1の動作〉複数回線利用情報転送
装置を備えるネットワーク全体の動作を含めて説明す
る。図2は、情報転送の概要説明図である。図2より、
複数回線利用情報転送装置を備えるネットワークは、通
信利用者2a側に、複数回線利用情報転送装置1a、送
信用の通信媒体(3a、3b、3c)と、受信用の通信
媒体(3d、3e、3f)と、通信利用者2b側に、複
数回線利用情報転送装置1b、受信用の通信媒体(3
g、3h、3i)と、送信用の通信媒体(3j、3k、
3l)を備え、その間に中継装置(13a、13b、1
3c、13d)が配置されている。
装置を備えるネットワーク全体の動作を含めて説明す
る。図2は、情報転送の概要説明図である。図2より、
複数回線利用情報転送装置を備えるネットワークは、通
信利用者2a側に、複数回線利用情報転送装置1a、送
信用の通信媒体(3a、3b、3c)と、受信用の通信
媒体(3d、3e、3f)と、通信利用者2b側に、複
数回線利用情報転送装置1b、受信用の通信媒体(3
g、3h、3i)と、送信用の通信媒体(3j、3k、
3l)を備え、その間に中継装置(13a、13b、1
3c、13d)が配置されている。
【0015】ここで、複数回線利用情報転送装置1a
と、複数回線利用情報転送装置1bは、全く同じ構成な
ので、複数回線利用情報転送装置1aの送信側の動作説
明には図1の送信側上段(図上矢印が右へ向かう部分)
を、複数回線利用情報転送装置1bの受信側の動作説明
には図1の受信側下段(図上矢印が左へ向かう部分)
を、それぞれ用いて説明する。
と、複数回線利用情報転送装置1bは、全く同じ構成な
ので、複数回線利用情報転送装置1aの送信側の動作説
明には図1の送信側上段(図上矢印が右へ向かう部分)
を、複数回線利用情報転送装置1bの受信側の動作説明
には図1の受信側下段(図上矢印が左へ向かう部分)
を、それぞれ用いて説明する。
【0016】今仮に、通信利用者2aと通信利用者2b
間で画像情報の、やり取りをしていると仮定する。通信
利用者2aが、パケットPを複数回線利用情報転送装置
1aへ送出したと仮定する。図に示すようにパケットP
には、宛先情報Aが付加されている。この宛先情報A
は、通信利用者2bを指している。複数回線利用情報転
送装置1aのパケット受信部4(図1)は、このパケッ
トPを受け入れてパケット分割/作成部5(図1)へ送
出する。
間で画像情報の、やり取りをしていると仮定する。通信
利用者2aが、パケットPを複数回線利用情報転送装置
1aへ送出したと仮定する。図に示すようにパケットP
には、宛先情報Aが付加されている。この宛先情報A
は、通信利用者2bを指している。複数回線利用情報転
送装置1aのパケット受信部4(図1)は、このパケッ
トPを受け入れてパケット分割/作成部5(図1)へ送
出する。
【0017】パケット分割/作成部5(図1)は、この
パケットPを先頭から順に3分割してその先端に宛先情
報Bを付加してフレーム作成部6(図1)へ送出する。
この宛先情報Bは、複数回線利用情報転送装置1bを指
している。フレーム作成部6(図1)は、制御情報Cを
付加してF1、F2、F3の3個のフレームを構成して
回線振り分け部7(図1)へ送出する。
パケットPを先頭から順に3分割してその先端に宛先情
報Bを付加してフレーム作成部6(図1)へ送出する。
この宛先情報Bは、複数回線利用情報転送装置1bを指
している。フレーム作成部6(図1)は、制御情報Cを
付加してF1、F2、F3の3個のフレームを構成して
回線振り分け部7(図1)へ送出する。
【0018】回線振り分け部7(図1)は、この3個の
フレームを受け入れて、フレーム送信部8a(図1)へ
フレームF1をフレーム送信部8b(図1)へフレーム
F2をフレーム送信部8c(図1)へフレームF3をそ
れぞれ振り分けて転送する。この振り分けによって3本
の通信媒体(3a、3b、3c)が、同時並列的に利用
されることになる。
フレームを受け入れて、フレーム送信部8a(図1)へ
フレームF1をフレーム送信部8b(図1)へフレーム
F2をフレーム送信部8c(図1)へフレームF3をそ
れぞれ振り分けて転送する。この振り分けによって3本
の通信媒体(3a、3b、3c)が、同時並列的に利用
されることになる。
【0019】振り分けられたフレームF1、フレームF
2、フレームF3は、それぞれ宛先情報Bが付加されて
いるので中継装置(13a、13b、13c)及び通信
媒体(3g、3h、3i)を経て複数回線利用情報転送
装置1bへ転送される。ここで留意すべき点は以下の通
りである。上記従来技術で説明したIMAでは、フレー
ム(セル)に付加されているヘッダは、すぐ後に続く中
継装置を指している。
2、フレームF3は、それぞれ宛先情報Bが付加されて
いるので中継装置(13a、13b、13c)及び通信
媒体(3g、3h、3i)を経て複数回線利用情報転送
装置1bへ転送される。ここで留意すべき点は以下の通
りである。上記従来技術で説明したIMAでは、フレー
ム(セル)に付加されているヘッダは、すぐ後に続く中
継装置を指している。
【0020】従って中継装置は、フレーム(セル)を一
旦、元のパケットを再生成した後、再度フレームに分解
して上記と同様の手順で後に続く中継装置へ転送するす
る必要があった。ところが、本発明では、フレームF
1、フレームF2、フレームF3のそれぞれに宛先情報
Bが付加されているため、中継装置(13a、13b、
13c)で元のパケットPに再生成した後、再度フレー
ムに分解して転送する必要が無くなる。
旦、元のパケットを再生成した後、再度フレームに分解
して上記と同様の手順で後に続く中継装置へ転送するす
る必要があった。ところが、本発明では、フレームF
1、フレームF2、フレームF3のそれぞれに宛先情報
Bが付加されているため、中継装置(13a、13b、
13c)で元のパケットPに再生成した後、再度フレー
ムに分解して転送する必要が無くなる。
【0021】複数回線利用情報転送装置1bへ転送され
たフレームF1、フレームF2、フレームF3は、それ
ぞれフレーム受信部9a(図1)、フレーム受信部9b
(図1)、フレーム受信部9c(図1)によって受け入
れられる。フレーム受信部9a(図1)、フレーム受信
部9b(図1)、フレーム受信部9c(図1)は、それ
ぞれ受け入れたフレームF1、フレームF2、フレーム
F3を回線選択部10(図1)へ送出する。
たフレームF1、フレームF2、フレームF3は、それ
ぞれフレーム受信部9a(図1)、フレーム受信部9b
(図1)、フレーム受信部9c(図1)によって受け入
れられる。フレーム受信部9a(図1)、フレーム受信
部9b(図1)、フレーム受信部9c(図1)は、それ
ぞれ受け入れたフレームF1、フレームF2、フレーム
F3を回線選択部10(図1)へ送出する。
【0022】回線選択部10(図1)は、上記3個のフ
レームを受け入れて、フレームF1、フレームF2、フ
レームF3の順に整列させてパケット生成部11(図
1)へ送出する。パケット生成部11(図1)は、この
整列した3個のフレームを受け入れてパケットPを再生
成してパケット送信部12(図1)へ送出する。
レームを受け入れて、フレームF1、フレームF2、フ
レームF3の順に整列させてパケット生成部11(図
1)へ送出する。パケット生成部11(図1)は、この
整列した3個のフレームを受け入れてパケットPを再生
成してパケット送信部12(図1)へ送出する。
【0023】パケット送信部12(図1)は、このパケ
ットPを受け入れて、通信利用者2bへ送出する。以
上、通信利用者2aから通信利用者2bへの情報転送に
ついてのみ説明したが、通信利用者2bから通信利用者
2aへの情報転送についても全く同様なので省略する。
尚、同時並列的に利用される通信媒体を通信媒体(3
a、3b、3c)の3本に限定して説明したが、この本
数は、伝送される情報の種類、及び伝送に用いられるネ
ットワークの種類等によって任意に選択される。
ットPを受け入れて、通信利用者2bへ送出する。以
上、通信利用者2aから通信利用者2bへの情報転送に
ついてのみ説明したが、通信利用者2bから通信利用者
2aへの情報転送についても全く同様なので省略する。
尚、同時並列的に利用される通信媒体を通信媒体(3
a、3b、3c)の3本に限定して説明したが、この本
数は、伝送される情報の種類、及び伝送に用いられるネ
ットワークの種類等によって任意に選択される。
【0024】〈具体例1の効果〉本発明によれば一つの
フレームに必ず宛先情報が含まれているため以下の効果
を有する。 1.中継装置毎に、一旦、元のパケットを再生成した
後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後に続
く中継装置へ転送するする必要がなくなる。 2.その結果、パケットの伝送時間を短くすることがで
きる。
フレームに必ず宛先情報が含まれているため以下の効果
を有する。 1.中継装置毎に、一旦、元のパケットを再生成した
後、再度フレームに分解して上記と同様の手順で後に続
く中継装置へ転送するする必要がなくなる。 2.その結果、パケットの伝送時間を短くすることがで
きる。
【0025】〈具体例2〉図3は、具体例2のブロック
図である。図3より、具体例2による複数回線利用情報
転送装置21は、パケット受信部4と、パケット分割/
作成部5と、フレーム作成部6と、回線振り分け部7
と、フレーム送信部8(8a、8b、8c、…8n)
と、フレーム受信部9(9a、9b、9c、…9n)
と、回線選択部10と、パケット生成部11と、パケッ
ト送信部12と、回線振り分け制御部14と、宛先別回
線カウンタ15と、を備える。
図である。図3より、具体例2による複数回線利用情報
転送装置21は、パケット受信部4と、パケット分割/
作成部5と、フレーム作成部6と、回線振り分け部7
と、フレーム送信部8(8a、8b、8c、…8n)
と、フレーム受信部9(9a、9b、9c、…9n)
と、回線選択部10と、パケット生成部11と、パケッ
ト送信部12と、回線振り分け制御部14と、宛先別回
線カウンタ15と、を備える。
【0026】具体例1との差異のみについて説明する。
回線振り分け制御部14は、フレーム受信部9(9a、
9b、9c、…9n)を制御して予め定められた規則に
従って振り分ける部分である。この振り分けの型は種々
考えられるが、例えば、多数の通信媒体(3a、3b、
3c、…3n)をフレームの複数の宛先毎に割り当てて
おくことも可能である。また、フレームを多数の通信媒
体(3a、3b、3c、…3n)に振り分ける順番を予
め定めておくことも可能である。この振り分けをするた
めの情報を得るために、パケット分割/作成部5が分割
した情報に付加する宛先を監視している。
回線振り分け制御部14は、フレーム受信部9(9a、
9b、9c、…9n)を制御して予め定められた規則に
従って振り分ける部分である。この振り分けの型は種々
考えられるが、例えば、多数の通信媒体(3a、3b、
3c、…3n)をフレームの複数の宛先毎に割り当てて
おくことも可能である。また、フレームを多数の通信媒
体(3a、3b、3c、…3n)に振り分ける順番を予
め定めておくことも可能である。この振り分けをするた
めの情報を得るために、パケット分割/作成部5が分割
した情報に付加する宛先を監視している。
【0027】宛先別回線カウンタ15は、回線振り分け
制御部14が、フレームを予め定められた規則に従って
振り分ける時に、そのフレームの数量を予め定められた
規則に従ってカウントする部分である。回線振り分け制
御部14と、宛先別回線カウンタ15の動作の一例につ
いて説明する。
制御部14が、フレームを予め定められた規則に従って
振り分ける時に、そのフレームの数量を予め定められた
規則に従ってカウントする部分である。回線振り分け制
御部14と、宛先別回線カウンタ15の動作の一例につ
いて説明する。
【0028】仮に、宛先が、複数回線利用情報転送装置
1b用として、通信媒体(3a、3b、3c)の3本が
予め特定されていると仮定する。回線振り分け制御部1
4は、パケット分割/作成部5が分割した情報に付加す
る宛先を監視して、宛先が、複数回線利用情報転送装置
1bのフレームを、フレーム送信部8a、フレーム送信
部8b、フレーム送信部8cへと順に振り分ける。この
場合、宛先別回線カウンタ15は、モジョロ3に設定さ
れる。その結果宛先が、複数回線利用情報転送装置1b
のフレームは、フレーム送信部8cへ振り分けられた
後、再度フレーム送信部8aへ戻って振り分けられる。
即ち、振り分けが、繰り返されることになる。
1b用として、通信媒体(3a、3b、3c)の3本が
予め特定されていると仮定する。回線振り分け制御部1
4は、パケット分割/作成部5が分割した情報に付加す
る宛先を監視して、宛先が、複数回線利用情報転送装置
1bのフレームを、フレーム送信部8a、フレーム送信
部8b、フレーム送信部8cへと順に振り分ける。この
場合、宛先別回線カウンタ15は、モジョロ3に設定さ
れる。その結果宛先が、複数回線利用情報転送装置1b
のフレームは、フレーム送信部8cへ振り分けられた
後、再度フレーム送信部8aへ戻って振り分けられる。
即ち、振り分けが、繰り返されることになる。
【0029】〈具体例2の効果〉回線振り分け制御部1
4と、宛先別回線カウンタ15を備えることによって以
下の効果を得る。 1.宛先毎に、複数のフレームを複数の通信媒体(3
a、3b、3c、…3n)に計画的に振り分けることが
可能になる。 2.更に宛先毎に割り当てられた複数の通信媒体(3
a、3b、3c、…3n)に、複数のフレームを均等に
振り分けることが可能になる。 3.以上の結果、効率的に複数回線を利用することが、
可能になる。
4と、宛先別回線カウンタ15を備えることによって以
下の効果を得る。 1.宛先毎に、複数のフレームを複数の通信媒体(3
a、3b、3c、…3n)に計画的に振り分けることが
可能になる。 2.更に宛先毎に割り当てられた複数の通信媒体(3
a、3b、3c、…3n)に、複数のフレームを均等に
振り分けることが可能になる。 3.以上の結果、効率的に複数回線を利用することが、
可能になる。
【図1】具体例1のブロック図である。
【図2】情報転送の概要説明図である。
【図3】具体例2のブロック図である。
1 複数回線利用情報転送装置 2 通信利用者 3 通信媒体(3a、3b、3c、…3f) 4 パケット受信部 5 パケット分割/作成部 6 フレーム作成部 7 回線振り分け部 8 フレーム送信部(8a、8b、8c) 9 フレーム受信部(9a、9b、9c) 10 回線選択部 11 パケット生成部 12 パケット送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 寛史 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小沼 良平 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 山内 雅喜 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA02 HA10 HB11 HB29 JA05 JL04 9A001 CC03 CC06 KK56
Claims (3)
- 【請求項1】 宛先情報を含むパケットを複数に分割し
て、分割されたパケットのそれぞれに、新たに宛先情報
を付加するパケット分割/作成部と、 前記パケット分割/作成部の出力を受け入れて制御情報
を付加して、フレームを作成するフレーム作成部と、 前記フレーム作成部によって作成されたフレームを複数
の通信媒体に振り分けて送信する回線振り分け部とを備
えることを特徴とする複数回線利用情報転送装置。 - 【請求項2】 複数の通信媒体から、宛先情報を付加さ
れた複数のフレームを受信して、通信利用者へ送るパケ
ット毎に、そのパケットを生成する順番に整列させる回
線選択部と、 この回線選択部から順番に整列したフレームを受け入れ
て、パケットを生成するパケット生成部と備えることを
特徴とする複数回線利用情報転送装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の複数回線利用情報転送
装置において、 回線振り分け制御部を備え、 前記回線振り分け部を制御して、前記フレームを計画的
に複数の通信媒体に振り分けることを特徴とする複数回
線利用情報転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1777399A JP2000216791A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 複数回線利用情報転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1777399A JP2000216791A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 複数回線利用情報転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216791A true JP2000216791A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11953045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1777399A Pending JP2000216791A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 複数回線利用情報転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216791A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007129699A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Nec Corporation | 通信システム、ノード、端末、通信方法、およびプログラム |
WO2008025250A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Alcatel Lucent | Procédé de transmission et d'analyse de données dans un réseau de communications sans fil et son appareil |
US7672324B2 (en) | 2005-09-05 | 2010-03-02 | Alaxala Networks Corporation | Packet forwarding apparatus with QoS control |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP1777399A patent/JP2000216791A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7672324B2 (en) | 2005-09-05 | 2010-03-02 | Alaxala Networks Corporation | Packet forwarding apparatus with QoS control |
WO2007129699A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Nec Corporation | 通信システム、ノード、端末、通信方法、およびプログラム |
JP5158369B2 (ja) * | 2006-05-09 | 2013-03-06 | 日本電気株式会社 | 通信システム、ノード、端末、通信方法、およびプログラム |
WO2008025250A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Alcatel Lucent | Procédé de transmission et d'analyse de données dans un réseau de communications sans fil et son appareil |
US8345657B2 (en) | 2006-08-23 | 2013-01-01 | Alcatel Lucent | Method and device of transmitting and parsing data in wireless communication network |
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