JP2000215835A - 真空処理装置および真空処理方法 - Google Patents

真空処理装置および真空処理方法

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JP2000215835A
JP2000215835A JP11015588A JP1558899A JP2000215835A JP 2000215835 A JP2000215835 A JP 2000215835A JP 11015588 A JP11015588 A JP 11015588A JP 1558899 A JP1558899 A JP 1558899A JP 2000215835 A JP2000215835 A JP 2000215835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧時および大気導入時に要する時間を短縮
することができ、処理効率や品質を向上させることがで
きる真空処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ベース部材3に装着され上面に基板7を
載置する電極4との上方に、電極4側に開口した凹部1
0aを有する外蓋10を昇降自在に設け、凹部10a内
に上下動する中蓋11を備えた。外蓋10をベース部材
3に気密に当接させた状態で凹部10aと電極4により
囲まれる第1の密閉室をプラズマ処理空間とし、外蓋1
0をベース部材3に当接させた状態で凹部10aを密閉
した中蓋11と電極4との間に形成される第2の密閉室
に真空ポンプ33と大気ベント装置34を接続した。こ
れにより減圧、大気導入時には小容積の第2の密閉室の
みを対象とすればよく、減圧、大気導入に要する時間を
短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板などのワーク
を真空処理する真空処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマ処理など、減圧下で行われる処
理のための装置である真空処理装置では、ベース部材と
蓋部材を組み合わせて密閉空間が形成される。処理対象
物であるワークはこの密閉空間内に載置され、密閉空間
は真空ポンプなどの減圧手段によって減圧される。そし
て真空処理の終了後には密閉空間内に再び大気を導入し
常圧に戻す真空破壊が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記減圧過程では、密
閉空間を所定の真空度まで減圧するために所定の減圧時
間を要する。この減圧時間は一般に数十秒のオーダーで
あり、この時間は電子部品の製造工程や実装工程のタク
トタイムと比較すると相当長いものである。このため、
生産性向上のため、この減圧時間や前述の大気導入に要
する時間を短縮することが従来より求められていた。
【0004】しかしながら従来の真空処理装置では、減
圧時間を短縮しようとすれば大容量の真空ポンプを使用
する必要があり、これにより装置の大型化や設備費用の
アップを招き、更には大容量の真空ポンプからは大量の
オイルミストが排出されるため、装置周囲の空気を汚染
するという問題点があった。
【0005】また、真空処理としてプラズマ処理を行う
場合にはワークの品種によって最適の電極間距離が存在
する。しかしながら従来の真空処理装置では電極間距離
が固定されていたため、個々のワークについては必ずし
も最適条件下での処理を行うことができず、処理効率や
品質の向上を妨げるという問題点もあった。
【0006】そこで本発明は、減圧時および大気導入時
に要する時間を短縮することができ、処理効率や品質を
向上させることができる真空処理装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の真空処理
装置は、ベース部材と、このベース部材に装着されワー
クを載置する載置部を備えた電極と、前記ベース部材の
上方にこのベース部材に対して相対的に上下動自在に配
設され前記電極側に開口した凹部を有する外蓋と、この
外蓋を前記ベース部材に気密に当接させた状態で前記凹
部と前記載置部により囲まれる第1の密閉室と、前記凹
部内に配設され凹部を密閉する中蓋と、前記外蓋を前記
ベース部材に気密に当接させた状態で前記凹部を密閉し
た中蓋と前記載置部との間に形成される第2の密閉室
と、この第2の密閉室に接続され空気を排気して減圧す
る減圧手段とを備えた。
【0008】請求項2記載の真空処理装置は、請求項1
記載の真空処理装置であって、前記中蓋は接地されてお
り、前記電極に高周波電圧を印加する高周波電源を接続
した。
【0009】請求項3記載の真空処理装置は、請求項1
記載の真空処理装置であって、前記中蓋が前記凹部を密
閉した状態で前記外蓋を前記ベース部材より離反させ、
この状態で載置部上のワークの搬入・搬出を可能にし
た。
【0010】請求項4記載の真空処理装置は、請求項1
記載の真空処理装置であって、前記外蓋を前記ベース部
材に接離させる第1の駆動手段と、前記中蓋を前記凹部
の内側で移動させる第2の駆動手段とを備えた。
【0011】請求項5記載の真空処理装置は、請求項1
記載の真空処理装置であって、前記中蓋は、前記外蓋が
前記ベース部材に気密に当接している状態で、前記凹部
の内側で移動する。
【0012】請求項6記載の真空処理方法は、ベース部
材と、このベース部材に装着されワークを載置する載置
部を備えた電極と、前記ベース部材の上方にこのベース
部材に対して相対的に上下動自在に配設され、前記電極
側に開口した凹部を有する外蓋と、前記凹部内に配置さ
れ凹部を密閉可能な中蓋を備えた真空処理装置における
真空処理方法であって、前記載置部にワークを載置する
第1工程と、前記外蓋を前記ベース部材に気密に当接さ
せて前記ワークを収容する第1の密閉室を形成する第2
工程と、前記第1の密閉室の空気を排気して減圧を行う
第3工程と、前記減圧された密閉空間内でプラズマを発
生させる第4工程と、前記凹部を中蓋で密閉して前記第
1の密閉室にワークを収容する第2の密閉室と中蓋とで
囲まれた第3の密閉室とに分割する第5工程と、前記第
2の密閉室を大気圧に戻す第6工程と、前記中蓋で凹部
を密閉した状態で前記外蓋を前記ベース部材から離す第
7工程と、前記載置部からワークを取り出し次のワーク
をこの載置部に載置する第8の工程と、前記外蓋を前記
ベース部材に当接させて次のワークを収容する第2の密
閉室を形成する第9工程と、前記第2の密閉室の空気を
排気して減圧を行う第10工程と、前記中蓋による凹部
の密閉状態を解除して前記第2の密閉室と第3の密閉室
を連結して第1の密閉室とする第11工程とを含み、以
降前記第4の工程から第11の工程までの各工程を繰り
返すようにした。
【0013】各請求項記載の発明によれば、電極に設け
られたワークの載置部と外蓋の凹部によって形成される
第1の密閉室と、凹部内に設けられた中蓋と載置部によ
って形成される第2の密閉室とを備え、減圧時および大
気導入時には第2の密閉室のみを対象として減圧、大気
導入を行うことにより、減圧、大気導入に要する時間を
短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の真空
処理装置の断面図、図2、図3、図4、図5、図6、図
7、図8は同真空処理装置の部分断面図である。
【0015】まず図1を参照して真空処理装置の構造を
説明する。図1において基台1上にはフレーム2が立設
されている。フレーム2の上端部にはベース部材3が水
平に固着されており、ベース部材3の下面には絶縁部材
5を介して電極4がボルト6によって装着されている。
ボルト6と電極4の間には絶縁体から成る座金6aが装
着されている。絶縁部材5とベース部材3および絶縁部
材5と電極4とのそれぞれの当接面は、シール部材18
(図2)によって気密が確保されている。電極4の上部
はベース部材3に設けられた開口部3a(図2参照)内
に嵌入している。電極4の上面はワークである基板7を
載置する載置部となっており、電極4は高周波電源部1
6に接続されている。高周波電源部16を駆動すること
により、電極4には高周波電圧が印加される。
【0016】ベース部材3の上面には外蓋10が当接し
ている。外蓋10はブラケット13に固着されており、
ブラケット13は第1の駆動手段であるシリンダ14の
ロッド15と結合されている。シリンダ14を上下駆動
することにより外蓋10は上下動し、ベース部材3に対
して接離する。外蓋10の内部には電極4側に開口した
凹部10aが設けられており、凹部10a内には水平な
中蓋11がロッド12によって上下動自在に配設されて
いる。外蓋10の上面には第2の駆動手段である中蓋1
1の上下駆動機構部20が設けられており、モータ21
を回転駆動することにより、ロッド12を介して中蓋1
1は凹部10a内で上下方向に移動する。
【0017】次に図2および図4を参照して外蓋10、
中蓋11によって構成される真空処理用の密閉室および
中蓋11の上下駆動機構20について説明する。図4に
おいて、外蓋10に設けられた凹部10aは電極4側に
開口しており、この凹部10aと電極4の上面とで囲ま
れる空間は第1の密閉室8となっている。一方、図2に
おいて凹部10aの下部には内側に向って張り出した当
接部10cが設けられており、中蓋11を凹部10a内
で下降させて当接部10cの上面のシール部材29に気
密に当接させることにより、凹部10aは気密に仕切ら
れて密閉される。外蓋10をベース部材3に気密に当接
させた状態で、中蓋11と電極4の上面の間の空間は第
2の密閉室9を構成し、第2の密閉室9内には電極4上
に載置された基板7が収容される。
【0018】外蓋10には、第2の密閉室9に連通する
気孔10bが設けられている。また、中蓋11と凹部1
0aとで形成される空間は、第3の密閉室80となる。
すなわち、中蓋11で凹部10aを密閉することによ
り、第1の密閉室8は第2の密閉室9と第3の密閉室8
0に分割される。気孔10bはベース部材3の配管孔3
bに接続された配管部材17を介して、図1に示すよう
にプロセスガス制御部31を構成する真空計32、真空
ポンプ33、大気ベント装置34およびガス供給装置3
5のそれぞれに接続されている。真空計32は第1の密
閉室8または第2の密閉室9内の真空度を検出する。真
空ポンプ33は減圧手段であり、第2の密閉室9の内部
の空気を排気する。大気ベント装置34は、外蓋10の
開放に先立って内部に大気を導入して真空破壊を行う。
ガス供給装置35は、減圧された第1の密閉室8または
第2の密閉室9内に、アルゴンガスなどのプラズマ発生
用ガスを供給する。前記各部で構成されるプロセスガス
制御部31は、制御部30によって制御される。
【0019】再び図2において、外蓋10の上面には支
持台22が設けられ、支持台22の上面にはモータ21
が配設されている。モータ21の出力軸(図示せず)に
は直動機構23が連結されており、モータ21を回転駆
動することにより、直動機構23に連結されたロッド1
2は上下動する。ロッド12は外蓋10に設けられた開
口部10dを通して凹部10a内に挿通しており、した
がってモータ21を駆動することにより、中蓋11は凹
部10a内で上下方向に移動する。このとき、ロッド1
2の挿通部は保持部材27に保持されたシール部材28
によって気密が保たれているため、中蓋11の上下動作
において第3の気密室80は、外蓋10の外部に対して
密閉状態を保っている。
【0020】上下駆動機構20はストッパ駆動モータ2
4を備えており、ストッパ駆動モータ24はストッパ2
5を回転させる。これによりストッパ25は、ロッド1
2に設けられたストッパ溝26に嵌合する。この中蓋1
1の上下動は制御部30によって制御され、凹部10a
内の任意位置に中蓋11を保持することが可能となって
いる。中蓋11は電気的に接地されており、電極4と対
向する電極となっているため、中蓋11の上下位置を調
整することにより、プラズマ放電時の放電電極間距離を
調整することができる。またシリンダ14およびストッ
パ駆動モータ24の動作も制御部30によって制御され
る。
【0021】この真空処理装置は上記のように構成さ
れ、以下動作について図3〜図8を参照して説明する。
図3は真空処理としてのプラズマ処理を開始する前の状
態を示しており、外蓋10が上昇した状態で電極4上に
処理対象の基板7が載置される(第1工程)。このと
き、中蓋11は上昇した位置にあり、凹部10aは開放
状態となっている。次いで図4に示すように外蓋10を
下降させてベース部材3に当接させ第1の密閉室8を形
成する(第2の工程)。そして第1の密閉室8内を真空
ポンプ33によって排気して減圧し(第3の工程)、ガ
ス供給装置35によってプラズマ発生用ガスを供給す
る。次いで電極4と中蓋11の間に高周波電圧を印加す
ることにより、第1の密閉室8内にはプラズマが発生し
(第4の工程)、基板7のプラズマ処理が行われる。こ
のとき、中蓋11の高さ位置は任意に調整できるため、
処理対象の基板7に応じた適正な電極間距離Lを設定し
て良好なプラズマ処理を行うことができる。
【0022】この後、図5に示すようにモータ21を駆
動してロッド12を下降させ、中蓋11を凹部10a内
の当接部10cの上面に当接させる。これにより、凹部
10aは中蓋11により密閉されて第3の密閉室80が
形成される。一方、中蓋11と電極4の間の空間は第2
の密閉室9となる。すなわち、第1の密閉室8はワーク
を収容する第2の密閉室9と中蓋11と凹部で囲まれた
第3の密閉室80とに分割される(第5工程)。ここで
ストッパ駆動モータ24を駆動することにより、ストッ
パ25をストッパ溝26に嵌合させ中蓋11が当接部1
0cから離れないようにする。そしてこの状態で大気ベ
ント装置34によって第2の密閉室9内には大気が導入
され、大気圧に戻る(第6工程)。
【0023】このとき、第2の密閉室9の内容積は、凹
部10a全体の容積(第1の密閉室8)に比べて小さい
ため、大気導入時の時間が短縮される。大気導入後に
は、中蓋11には第2の密閉室9内に導入された大気に
より上向きの力が作用するが、この力はストッパ25に
よって支持されるため、直動機構23やモータ21に過
大な力が伝達されることがない。
【0024】この後、図6に示すように外蓋10を上昇
させてベース部材3から離反させる(第7工程)。そし
てこの状態で、処理後の基板の電極4上からの搬出およ
び新たな基板7の電極4上への搬入が行われ(第8工
程)、この後に外蓋10を下降させてベース部材に当接
させて次のワークを収容する第2の密閉室9を形成する
(第9工程)。このとき中蓋11より上部の第3の密閉
室80内は、図4において行ったプラズマ処理時のガス
の状態(真空状態)がそのまま保たれている。すなわ
ち、中蓋11によって凹部10aを密閉した状態で電極
4上の基板7の搬入搬出が可能となっており、新たに供
給される基板7は第2の密閉室9内に収容される。そし
てこの状態で真空ポンプ33を駆動して第2の密閉室9
内の真空排気を行う(第10工程)。このとき、前述の
ように第2の密閉室9内の内容積は小さいため真空排気
に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0025】この後、第2の密閉室9が真空状態となっ
たらストッパ駆動モータ24によってストッパ25の嵌
合を解除し、図8に示すようにモータ21を駆動して中
蓋11をプラズマ処理に適した電極間距離Lとなる高さ
まで上昇させる。これにより、第2の密閉室9と第3の
密閉室80は連結されて第1の密閉室8となり(第11
工程)、基板7はこの第1の密閉室8、すなわちプラズ
マ処理空間内にある。この後第1の密閉室8内のプラズ
マ発生用ガスを所定圧力に調整し、図4と同様に中蓋1
1と電極4の間に高周波電圧を印加して基板7のプラズ
マ処理を行う。そして処理終了後には再び中蓋11を下
降させる。これにより前述の図5に示す状態なり、これ
以降第4工程から第11工程までの各工程の動作が繰り
返される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ワークの載置部と外蓋
の凹部によって形成される第1の密閉室と、凹部内に設
けられた中蓋と載置部によって形成される第2の密閉室
とを備え、減圧時および大気導入時には第2の密閉室の
みを対象として減圧、大気導入を行うようにしたので、
減圧、大気導入に要する時間を短縮して生産性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の真空処理装置の断面図
【図2】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図3】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図4】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図5】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図6】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図7】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【図8】本発明の一実施の形態の真空処理装置の部分断
面図
【符号の説明】
3 ベース部材 4 電極 7 基板(ワーク) 10 外蓋 10a 凹部 11 中蓋 16 高周波電源部 30 制御部 33 真空ポンプ 34 大気ベント装置 35 ガス供給装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材と、このベース部材に装着され
    ワークを載置する載置部を備えた電極と、前記ベース部
    材の上方にこのベース部材に対して相対的に上下動自在
    に配設され前記電極側に開口した凹部を有する外蓋と、
    この外蓋を前記ベース部材に気密に当接させた状態で前
    記凹部と前記載置部により囲まれる第1の密閉室と、前
    記凹部内に配設され凹部を密閉する中蓋と、前記外蓋を
    前記ベース部材に気密に当接させた状態で前記凹部を密
    閉した中蓋と前記載置部との間に形成される第2の密閉
    室と、この第2の密閉室に接続され空気を排気して減圧
    する減圧手段とを備えたことを特徴とする真空処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記中蓋を接地し、前記電極に高周波電圧
    を印加する高周波電源を接続したことを特徴とする請求
    項1記載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】前記中蓋が前記凹部を密閉した状態で前記
    外蓋を前記ベース部材より離反させ、この状態で載置部
    上のワークの搬入・搬出を可能にしたことを特徴とする
    請求項1記載の真空処理装置。
  4. 【請求項4】前記外蓋を前記ベース部材に接離させる第
    1の駆動手段と、前記中蓋を前記凹部の内側で移動させ
    る第2の駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の真空処理装置。
  5. 【請求項5】前記中蓋は、前記外蓋が前記ベース部材に
    気密に当接している状態で、前記凹部の内側で移動する
    ことを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  6. 【請求項6】ベース部材と、このベース部材に装着され
    ワークを載置する載置部を備えた電極と、前記ベース部
    材の上方にこのベース部材に対して相対的に上下動自在
    に配設され、前記電極側に開口した凹部を有する外蓋
    と、前記凹部内に配置され凹部を密閉可能な中蓋を備え
    た真空処理装置における真空処理方法であって、前記載
    置部にワークを載置する第1工程と、前記外蓋を前記ベ
    ース部材に気密に当接させて前記ワークを収容する第1
    の密閉室を形成する第2工程と、前記第1の密閉室の空
    気を排気して減圧を行う第3工程と、前記減圧された密
    閉空間内でプラズマを発生させる第4工程と、前記凹部
    を中蓋で密閉して前記第1の密閉室にワークを収容する
    第2の密閉室と中蓋とで囲まれた第3の密閉室とに分割
    する第5工程と、前記第2の密閉室を大気圧に戻す第6
    工程と、前記中蓋で凹部を密閉した状態で前記外蓋を前
    記ベース部材から離す第7工程と、前記載置部からワー
    クを取り出し次のワークをこの載置部に載置する第8の
    工程と、前記外蓋を前記ベース部材に当接させて次のワ
    ークを収容する第2の密閉室を形成する第9工程と、前
    記第2の密閉室の空気を排気して減圧を行う第10工程
    と、前記中蓋による凹部の密閉状態を解除して前記第2
    の密閉室と第3の密閉室を連結して第1の密閉室とする
    第11工程とを含み、以降前記第4の工程から第11の
    工程までの各工程を繰り返すことを特徴とする真空処理
    方法。
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