JP2000215824A - フラット陰極線管のシャド―マスク及びフレ―ム組立体 - Google Patents

フラット陰極線管のシャド―マスク及びフレ―ム組立体

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JP2000215824A
JP2000215824A JP14403A JP2000014403A JP2000215824A JP 2000215824 A JP2000215824 A JP 2000215824A JP 14403 A JP14403 A JP 14403A JP 2000014403 A JP2000014403 A JP 2000014403A JP 2000215824 A JP2000215824 A JP 2000215824A
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淳 ▲ちょる▼ 申
Dokun Hen
度 勲 片
Kan Kin
完 金
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    • H01J2229/0744Vibrations

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラット陰極線管のシャドーマスク及びフ
レーム組立体を提供する。 【解決手段】 それぞれ支持部を有する1対のサポート
部材と、1対のサポート部材の両端部にそれぞれ設けら
れてサポート部材を所定間隔相互離隔されるように支持
する1対の弾性部材を有するフレームと、1対のサポー
ト部材に所定の引張力を有するように対向する2辺が支
持される薄板状の本体と、本体に所定間隔相互離隔して
形成されて、電子ビームが通過するスリットを形成する
多数個のストリップと、ストリップ間に設けられて、ス
トリップを連結するタイバーを有するシャドーマスク
と、1対のサポート部材間の各弾性部材に設けられて、
シャドーマスクの縁部の一部を支持する少なくとも1つ
の支持手段とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラット陰極線管に
係り、具体的には、フレームに対するシャドーマスクの
装着構造が改善されたフラット陰極線管のシャドーマス
ク及びフレーム組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管は、電子銃からの電子ビ
ームがシャドーマスクの電子ビーム通過孔を通ってスク
リーン面の内面上の蛍光膜に達することにより蛍光膜を
励起させ、画像を形成する。
【0003】前記のように画像を形成する従来のカラー
陰極線管のスクリーン面は、電子銃から放出されて偏向
ヨークにより偏向された電子ビームの偏向軌跡を考慮に
入れ、所定の曲率を有するように設計されている。前記
シャドーマスクは、このスクリーン面の内面の曲率と対
応する曲率を有するように設計される。
【0004】前記のようにスクリーン面の内面と同じ曲
率を有するように製作されたシャドーマスクは、前記電
子銃からの電子ビーム、すなわち、熱電子により加熱さ
れてスクリーン面の外面側(パネル側)に膨らむドーミ
ング現象が生じる。このドーミング現象は、電子ビーム
が蛍光膜の所望の位置に正確に達しないようにする原因
となる。また、前記スクリーン面は所定の曲率を有する
ように製作されるので、視野角が狭まり、スクリーン面
の縁部で蛍光膜が励起されて、形成された画像が歪む。
【0005】前記問題を解決するため、スクリーン面を
平らにしたフラット陰極線管が開発されている。このフ
ラット陰極線管はパネルが平らに形成され、シャドーマ
スクが緊張された状態でパネルの内面に形成された蛍光
膜と所定間隔離隔されるようにパネルの内面に固定され
る。この状態で前記パネルは、電子銃及び偏向ヨークが
装着されたファンネルと逢着される。
【0006】米国特許4,900,977号には、かか
るフラットパネルにおけるシャドーマスクの支持構造が
開示されている。具体的には、縁部に沿ってシーリング
部が形成されたパネルにサポートバンドが装着され、こ
のサポートの端部にはテンションマスクが装着される。
【0007】前述のように、パネルへのシャドーマスク
の固定は、パネルの縁部に段差のあるシーリング部を形
成しなければならず、これは、パネルへのサポートバン
ドの装着状態に応じてシャドーマスクとパネルの内面に
形成された蛍光膜との間隔(以下、Q値と称する)の変
化が激しい。
【0008】この問題点を解決するため、パネルの内部
に装着される別のフレームにシャドーマスクを固定する
ことが提案されている。この構造のシャドーマスク及び
フレーム組立体の一例が図1に示してある。
【0009】図1を参照すると、シャドーマスク及びフ
レーム組立体は、相互平行に設けられるサポート部材1
1、12と、前記サポート部材11、12を相互連結す
るとともに、弾性力を有する弾性部材13、14を備え
るフレーム体10、及びサポート部材11、12に張力
が加えられるように長辺部側が溶接されるものであっ
て、薄板状の本体に多数個のストリップ15が所定間隔
離隔されることにより、ストライプ状のスロットが形成
されるフラットシャドーマスク16を具備する。
【0010】かかるシャドーマスク及びフレーム組立体
は、サポート部材11、12の長辺部側の縁部のみが溶
接されてシャドーマスクに引張力を加えるため、シャド
ーマスクの短辺部側に位置づけられたストリップ15が
シャドーマスクの中央部側に湾曲される問題がある。さ
らに、前記スロットを形成するストリップ15が捻じる
問題もある。
【0011】前記のようにストリップ付きシャドーマス
クの場合、外部からの衝撃によりストリップが振動する
ことを防止するため、ストリップに掛け渡されるワイヤ
ーを設けることが提案されている。しかし、この場合、
シャドーマスクを長辺方向に所定の曲率を持たせて設け
る必要があり、このため、シャドーマスクの完全なフラ
ット化が困難な問題があった。
【0012】上記問題に鑑みて、図2に示されたよう
に、シャドーマスクの隣接するストリップ17をタイバ
ー18により連結している。この構造のシャドーマスク
は各ストリップ17の振動及び捩じれは防止できるとは
いえ、短辺部側の縁部がフレーム19により支持されな
い自由端であるため、衝撃により短辺部の縁部が振動し
てしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みて成されたものであり、その目的は、シャドーマ
スクに加えられる衝撃による振動を抑えることにより、
ストリップ間のスロットの変形が防止されるカラー陰極
線管のシャドーマスク及びフレーム組立体を提供すると
ころにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク及び
フレーム組立体は、それぞれ支持部を有する1対のサポ
ート部材と、前記1対のサポート部材の両端部にそれぞ
れ設けられて、サポート部材を所定間隔相互離隔される
ように支持する1対の弾性部材を有するフレームと、前
記1対のサポート部材に、対向する第1の2辺が、所定
の引張力を有するように支持される薄板状の本体と、前
記本体に所定間隔相互離隔されるように形成されて電子
ビームが通過するスリットを形成する多数個のストリッ
プと、前記ストリップの間に位置づけられて、ストリッ
プを連結するタイバーを有するシャドーマスクと、前記
1対のサポート部材間の各弾性部材に設けられて、シャ
ドーマスクの前記第1の2辺以外の第2の2辺側部の一
部を支持する少なくとも1つの支持手段とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0015】好ましくは、前記支持手段は、弾性部材に
より支持されて端部がシャドーマスクの短辺部を支持す
る支持部材を有する。
【0016】 〔発明の詳細な説明〕以下、添付された図面に基づき、
本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク及びフレ
ーム組立体の一実施例について説明する。
【0017】図3は、本発明によるカラー陰極線管のシ
ャドーマスク及びフレーム組立体の一例を示すものであ
る。
【0018】図3を参照すると、シャドーマスク及びフ
レーム組立体は、電子ビームの色選別機能を有するシャ
ドーマスク20、及び前記シャドーマスク20を所定の
引張力を有するように支持するフレーム30を含む。
【0019】前記フレーム30は、第1及び第2支持部
31a、32aを有するとともに、所定間隔相互離隔さ
れる1対のサポート部材31、32を具備し、前記第1
及び第2サポート部材31、32は、1対の弾性部材3
3、34に所定間隔が維持されるように支持される。す
なわち、弾性部材33、34の各両端部は第1及び第2
サポート部材31、32の各両端部に固定されて、第1
及び第2サポート部材31、32を所定間隔に支持する
ことになる。そして図示してはいないが、弾性部材3
3、34の下面には、焼成時に前記シャドーマスク20
に過度な引張力が加えられることを防止するため、弾性
部材を第1及び第2サポート部材33、34が対向する
方向に曲げるためのバイメタルを設けても良い。また、
前記弾性部材33、34は特定の形状に限定されるもの
ではないが、U状であれば良い。また、シャドーマスク
20に過度な引張力が加えられないように弾性部材3
3、34の中央に切欠きを形成すれば良い。そして各弾
性部材33、34には、シャドーマスクの短辺部(第2
の2辺側部)を支持する支持部材35が設けられる。前
記支持部材35は、各弾性部材33、34の中央部に所
定高さのバー35aが溶接されてなる。前記支持部材3
5の位置は、各弾性部材33、34の中央部に限定され
るものではなく、前記中央部から弾性部材の両端部側へ
の同一距離に複数個設けても良く、バーが弾性部材の側
面に支持されても良い。
【0020】弾性部材に設けられる支持部材は、他の実
施例として、図4に示されたように弾性片36よりな
る。この弾性片36の一側は弾性部材34、35に固定
され、弾性片36の端部は折曲されてシャドーマスク2
0の短辺部の下面に上方に付勢されるように接触され
る。
【0021】また、前記支持部材は、さらに他の実施例
として、図5に示されたように支持部材をなす弾性片3
7の端部に折曲部37aが形成され、この折曲部37が
前記シャドーマスク20の短辺部の上面に接触される。
前記シャドーマスクの短辺部の上面に接触される折曲部
37aは前記弾性片37の弾性力により接触される。こ
こで、前記弾性片37の折曲部37aによるシャドーマ
スクの短辺部の支持は、図6及び図7に示されたよう
に、折曲部37aの端部から所定長さ切開してこの切開
された部位にシャドーマスクの縁部が嵌め込まれるよう
にするか、或いは折曲部37aに支持片37bを取り付
けて挿入口37cを形成することにより、シャドーマス
クの縁部が嵌め込まれるようにする。
【0022】前記フレーム30に支持されるシャドーマ
スク20は、図3及び図8に示されたように薄板状の本
体21を備えるが、前記本体には、所定間隔離隔される
複数個のストリップ22が形成されて電子ビームが通過
するスリット23を形成する。前記ストリップ22及び
スリット23は、前記本体21をエッチング加工して形
成できる。そして前記ストリップ22により形成される
スリット23の幅は、電子ビームが偏向ヨークにより偏
向されて通過する角度などにより調節可能である。ま
た、各ストリップ22の間には、前記スリット23を横
切って隣接するストリップ22を連結する多数個のタイ
バー24が形成される。このタイバー24の数は、スリ
ット23の長さ及びストリップ22相互間の間隔維持状
態などに鑑みて設定可能である。また、好ましくは、前
記タイバー24の幅は、電子銃からの電子ビームがタイ
バー24により区切られた隣接したスリット23を通過
して蛍光膜(図示せず)に達する時、残影が現われない
程度の幅に形成すれば良い。
【0023】前記のように構成されたシャドーマスク及
びフレームの結合構造は、前記シャドーマスクのストリ
ップ22と直角をなす本体の長辺(第1の2辺)部の縁
部が両サポート部材31、32の支持部31a、32a
に支持され、前記ストリップ22と平行するシャドーマ
スクの本体の短辺部の縁部は前記支持部材35又は36
又は37により固定又は接触される。
【0024】このように構成された本発明によるシャド
ーマスク及びフレーム組立体は、カラー陰極線管に装着
されて電子銃からの電子ビームが各蛍光体に正確に達す
るようにする色選別機能を有する。このシャドーマスク
及びフレーム組立体は、シャドーマスク20の長辺部が
サポート部材31、32により支持され、短辺部が支持
部材35により支持されているので、シャドーマスク2
0及びフレーム30の溶接時にシャドーマスクに加えら
れる引張力により短辺部が中央部側に湾曲されることを
防止することができる。さらに、ストリップがタイバー
24により連結されており、このタイバー24によりス
トリップ22が連結されたシャドーマスクの短辺部が支
持部材36又は37により支持されているので、外部か
らの衝撃によりシャドーマスクの短辺部が振動すること
を防止できる。
【0025】これを説明すると、図4ないし図7に示さ
れたように、支持部材が弾性片よりなり、端部がシャド
ーマスクの短辺部の縁部の下面に上方に付勢されるよう
に接触されるか、シャドーマスクの縁部に嵌め込まれて
下方に付勢されているため、振幅を減らすことができ、
振動による時間を短縮できる。
【0026】本発明は、図面に示された一実施の形態に
基づいて説明されたが、これは単なる例示的なものにす
ぎず、当該分野における通常の知識を有した者なら、こ
れより様々な変形及び実施例の変形が可能なことは言う
までもない。よって、本発明の真の技術的保護範囲は、
特許請求範囲の技術的な思想により定まるべきである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による平面形
陰極線管のシャドーマスク及びフレーム組立体は、シャ
ドーマスクのストリップがタイバーにより連結され、短
辺部が支持部材により支持又は接触されているので、シ
ャドーマスクの引張力による変形及び外部からの衝撃に
よる振動を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラー陰極線管のシャドーマスク及びフ
レーム組立体を示す斜視図である。
【図2】従来のシャドーマスク及びフレーム組立体の他
の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク
及びフレーム組立体を示す斜視図である。
【図4】本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク
及びフレーム組立体の支持手段の他の例を示す図であ
る。
【図5】本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク
及びフレーム組立体の支持手段の更に他の例を示す図で
ある。
【図6】本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク
及びフレーム組立体の支持手段の更に他の例を示す図で
ある。
【図7】本発明によるカラー陰極線管のシャドーマスク
及びフレーム組立体の支持手段の更に他の例を示す図で
ある。
【図8】図3のシャドーマスクの抜粋斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片 度 勲 大韓民国 京畿道 龍仁市 器興邑 靈徳 里 13番地 斗進アパート 101棟 1702 号 (72)発明者 金 完 大韓民国 京畿道 龍仁市 水池邑 豊徳 川里693番地 三星1次アパート 104棟 1802号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ支持部を有する1対のサポート
    部材と、前記1対のサポート部材の両端部にそれぞれ設
    けられてサポート部材を所定間隔相互離隔されるように
    支持する1対の弾性部材を有するフレームと、 前記1対のサポート部材に、対向する第1の2辺が、所
    定の引張力を有するように支持される薄板状の本体と、
    前記本体に所定間隔相互離隔して形成されて、電子ビー
    ムが通過するスリットを形成する多数個のストリップ
    と、前記ストリップ間に設けられて、ストリップを連結
    するタイバーを有するシャドーマスクと、前記1対のサ
    ポート部材間の各弾性部材に設けられて、シャドーマス
    クの前記第1の2辺以外の第2の2辺側部の一部を支持
    する少なくとも1つの支持手段とを備えてなることを特
    徴とするフラット陰極線管のシャドーマスク及びフレー
    ム組立体。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、1対のサポート部材間
    の中央が弾性部材により支持され、端部がシャドーマス
    クの前記第2の2辺側部に固定される少なくとも1本の
    バーよりなることを特徴とする請求項1に記載のフラッ
    ト陰極線管のシャドーマスク及びフレーム組立体。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、弾性部材により支持さ
    れ、端部がシャドーマスクの下面に、上方に付勢される
    ように接触された少なくとも1つの弾性片を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の陰極線管のシャドー
    マスク及びフレーム組立体。
  4. 【請求項4】 前記支持手段は、弾性部材により支持さ
    れ、端部がシャドーマスクの短辺部の上面に、下方に付
    勢されるように接触される少なくとも1つの弾性片より
    なることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管のシャ
    ドーマスク及びフレーム組立体。
  5. 【請求項5】 前記支持手段は、弾性部材により支持さ
    れ、端部にシャドーマスクの短辺部が嵌め込まれる折曲
    部が形成された少なくとも1つの弾性片よりなることを
    特徴とする請求項1に記載の陰極線管のシャドーマスク
    及びフレーム組立体。
JP14403A 1999-01-22 2000-01-24 フラット陰極線管のシャド―マスク及びフレ―ム組立体 Pending JP2000215824A (ja)

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