JP2000215449A - 光情報記録方法及びその装置 - Google Patents

光情報記録方法及びその装置

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JP2000215449A
JP2000215449A JP11018060A JP1806099A JP2000215449A JP 2000215449 A JP2000215449 A JP 2000215449A JP 11018060 A JP11018060 A JP 11018060A JP 1806099 A JP1806099 A JP 1806099A JP 2000215449 A JP2000215449 A JP 2000215449A
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pulse
pit
information recording
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pulses
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JP11018060A
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Toru Fujii
徹 藤井
Makoto Negishi
良 根岸
Masahiko Hirano
昌彦 平野
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording
    • G11B7/00451Recording involving ablation of the recording layer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD等の高密度の光情報記録媒体に対して
的確に情報を記録できる光情報記録方法を提供する。 【解決手段】 ディジタル信号に基づいてレーザ光射出
の同期信号となるライトパルスを生成する際に、トップ
パルスTtopに続くマルチパルス列(Tmp1〜Tmp5)の
トップパルスTtop側から順にパルス幅が小さくなるよ
うに設定する。これにより、トップパルスTtopによっ
て最小長のピット或いはこれよりも長いピットの先端部
が形成され、最小長以外の長さのピット形成時にはトッ
プパルスに続くマルチパルス列によってピットの後部が
形成される。これにより、光ディスクに供給された余剰
エネルギーのほぼ全てを必要十分な形状のピット形成に
供することができるので、ピットの形状が涙形になるこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の高密度記録
に対応可能な光情報記録方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、光情報記録媒体、例えば追記型光
ディスク(CD−R)等の光ディスクに大容量の情報を
記録する技術が用いられ、近年においては2〜6倍速或
いはさらに早い記録速度で情報を記録する技術が一般に
普及している。
【0003】光ディスクに情報を記録する際には、記録
対象の情報をディジタル化したディジタル信号に基づい
て、回転している光ディスクにパルス状のレーザ光を照
射してピットを形成している。
【0004】記録対象の情報をディジタル化したディジ
タル信号を用いて光ディスク上にピットを形成するとき
は、例えばディジタル信号のハイレベルの期間に光ディ
スクに照射するレーザ光の強度を高強度にし、このレー
ザ光エネルギーによって記録層の状態を変化させてピッ
トを形成している。また、ローレベルの期間にはトラッ
キングを行うために必要な低い光強度のレーザ光を照射
している。
【0005】さらに、図2に示すように、ピットの形成
位置及び形成状態を最適化するために、ディジタル信号
がハイレイベルの期間(ピット形成期間)であるときに
トップパルスTtopのみ或いはトップパルスTtopとこの
トップパルスTtopに続くマルチパルス列Tmp1〜TmpN(N
=自然数)からなるライトパルスを生成し、このライトパ
ルスに同期してレーザ光を射出することにより、ピット
形成期間に対応した長さのピットを形成する方法が一般
的に用いられている。ここで、ライトパルスにおける各
マルチパルスTmp1〜TmpNのパルス幅は全て等しく設定
され、さらにパルス間隔Lpdもみな同じ値に設定されて
いる。
【0006】一方、光ディスクの回転速度を増加し、こ
れに対応させてディジタル信号の周期を早めることによ
り高速記録を可能にする技術も普及してきた。
【0007】さらに近年においては、CDよりもさらに
大容量の情報を高密度に記録可能なディジタルバーサタ
イルディスク(DVD)が普及しはじめている。
【0008】現在一般的に知られているDVDは、CD
とほぼ同じ円盤形状を有し、その記録可能な情報量はC
Dにおける記録可能情報量の約7倍の4.7GBであ
る。このような大容量の情報記録媒体は、マルチメディ
ア情報化社会にとっておおいに貢献するものであると期
待されている。
【0009】また、DVDにおいてもCDと同様に追記
型ディスク(DVD−R)は欠かせないものであり、本
願出願人はその開発に専念し、DVD−Rの実用化を成
し遂げた。このDVD−RもCD−Rと同様に、記録対
象の情報をディジタル化したディジタル信号に基づい
て、回転している光ディスクにパルス状のレーザ光を照
射してピットを形成するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
−RはCD−Rに比べて高密度に情報を記録するので、
CD−Rに用いていた情報の記録方法及び情報記録装置
では、情報の誤りが多発する或いは情報を記録できない
等の問題が生じている。
【0011】例えば、トラックピッチ、最小ピット長が
CDよりも小さいため、情報記録時に前後のピット形成
時の熱影響を受けやすくなるので、所望の位置にピット
を形成することができないことがある。このため、情報
再生時にジッターが悪化してしまう。
【0012】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、DV
D等の高密度の光情報記録媒体に対して的確に情報を記
録できる光情報記録方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、ピット形成期間を表す第1
レベルとピット不形成期間を表す第2レベルとから成る
ディジタル信号に基づき、該ディジタル信号がピット形
成期間であるときにトップパルスのみ或いはトップパル
スと該トップパルスに続くマルチパルス列からなるライ
トパルスを生成し、該ライトパルスに同期してレーザ光
を射出し光情報記録媒体に前記ピット形成期間に対応し
た長さのピットを形成する光情報記録方法において、前
記マルチパルス列におけるパルス幅を前記トップパルス
側から順に小さくなるように設定した光情報記録方法を
提案する。
【0014】該光情報記録方法によれば、例えば図1に
示すように、前記ディジタル信号に基づいてライトパル
スを生成する際に、トップパルスTtopに続くマルチパ
ルス列(Tmp1〜Tmp5)のトップパルスTtop側から順
にパルス幅が小さくなるように設定される。これによ
り、前記トップパルスTtopによって最小長のピット或
いはこれよりも長いピットの先端部が形成され、最小長
以外の長さのピット形成時にはトップパルスに続くマル
チパルス列によってピットの後部が形成される。
【0015】1つのピット形成期間に対応したライトパ
ルスにおける個々のパルスによってピットが形成されつ
つあるとき、光情報記録媒体には余分なエネルギーが供
給され、該余剰エネルギーもピット形成に供するものと
なる。
【0016】さらに、マルチパルス列のパルス数が多く
なるに従って光情報記録媒体に供給された余剰エネルギ
ーの量は大きくなる。このため、ピットの後端に近づく
ほど、前記余剰エネルギーが加算されるので、レーザ光
の照射によって光情報記録媒体に供給するエネルギー量
が少なくしても、ピット形成可能となる。
【0017】また、ライトパルスを生成する際にマルチ
パルスTmp1〜TmpN(N=自然数)の各パルス幅をトップパ
ルス側から順に小さくすることにより、前記余剰エネル
ギーのほぼ全てを必要十分な形状のピット形成に供する
ことができるので、ピットの形状が涙形になることがな
い。
【0018】また、請求項2では、請求項1記載の光情
報記録方法において、前記マルチパルスの数を3以上と
し、且つ前記マルチパルス列における前記マルチパルス
の数の1/2以上のパルスのパルス幅を前記トップパル
ス側から順に小さくなるように設定した光情報記録方法
を提案する。
【0019】該光情報記録方法によれば、前記マルチパ
ルスの数を3以上として、且つ前記マルチパルス列にお
ける前記マルチパルスの数の1/2以上のパルスのパル
ス幅を前記トップパルス側から順に小さくなるように設
定することにより、余剰エネルギーを調整することがで
きる。
【0020】また、請求項3では、請求項1又は2記載
の光情報記録方法において、前記マルチパルスにおける
最後のパルスのパルス幅を、前記トップパルス側から順
に小さくなるように設定したパルス幅とは別に調整する
光情報記録方法を提案する。
【0021】該光情報記録方法によれば、前記マルチパ
ルスにおける最後のパルスのパルス幅を、前記トップパ
ルス側から順に小さくなるように設定したパルス幅とは
別に調整することにより、後端部における余剰エネルギ
ーを調整してピット後端部の形状を調整することができ
る。
【0022】また、請求項4では、ピット形成期間を表
す第1レベルとピット不形成期間を表す第2レベルとか
ら成るディジタル信号に基づき、該ディジタル信号がピ
ット形成期間であるときにトップパルスと該トップパル
スに続くマルチパルス列からなるライトパルスを生成
し、該ライトパルスに同期してレーザ光を射出し光情報
記録媒体に前記ピット形成期間に対応した長さのピット
を形成する光情報記録方法において、前記ライトパルス
におけるパルス間隔を前記トップパルス側から順に大き
くなるように設定した光情報記録方法を提案する。
【0023】該光情報記録方法によれば、トップパルス
側から順にパルス間隔が大きくなるように前記マルチパ
ルス列を生成しているので、前記余剰エネルギーを効率
よくピット形成に供することができる。
【0024】また、請求項5では、請求項4記載の光情
報記録方法において、前記マルチパルスの数を3以上と
し、且つ前記マルチパルス列における前記マルチパルス
の数の1/2以上のパルスとその直前のパルスとのパル
ス間隔を前記トップパルス側から順に大きくなるように
設定した光情報記録方法を提案する。
【0025】該光情報記録方法によれば、前記マルチパ
ルスの数を3以上とし、且つ前記マルチパルス列におけ
る前記マルチパルスの数の1/2以上のパルスとその直
前のパルスとのパルス間隔を前記トップパルス側から順
に大きくなるように設定することにより、余剰エネルギ
ーを調整することができる。
【0026】また、請求項6では、請求校4又は5記載
の光情報記録方法において、前記マルチパルスにおける
最後のパルスとその直前のパルスとのパルス間隔は、前
記トップパルス側から順に大きくなるように設定したパ
ルス間隔とは別に調整する光情報記録方法を提案する。
【0027】該光情報記録方法によれば、前記マルチパ
ルスにおける最後のパルスとその直前のパルスとのパル
ス間隔を、前記トップパルス側から順に大きくなるよう
に設定したパルス間隔とは別に調整することにより、後
端部における余剰エネルギーを調整してピット後端部の
形状を調整することができる。
【0028】また、請求項7では、記録対象の情報に対
応すると共にピット形成期間を表す第1レベルとピット
不形成期間を表す第2レベルとから成るディジタル信号
に基づき、レーザ光射出手段からパルス状のレーザ光を
照射して光情報記録媒体に前記ピット形成期間に対応し
た長さのピットを形成する光情報記録装置において、前
記ディジタル信号に基づいて、ピット形成期間に、トッ
プパルスのみ或いはトップパルスと該トップパルスに続
くマルチパルス列からなり、パルス幅がトップパルス側
から順に小さく設定されたライトパルスを生成するライ
トパルス生成手段と、前記ライトパルスに同期してレー
ザ光を射出するレーザ光射出手段とを設けた光情報記録
装置を提案する。
【0029】該光情報記録装置によれば、前記ライトパ
ルス生成手段によってライトパルスが生成される際、前
記トップパルス側から順にパルス幅が小さくなるように
設定される。さらに、前記ライトパルス生成手段によっ
て生成されたライトパルスに同期してレーザ光射出手段
からレーザ光が射出される。これにより、光情報記録媒
体にピットが形成される。
【0030】このとき、前記トップパルスによって最小
長のピット或いはこれよりも長いピットの先端部が形成
され、最小長以外の長さのピット形成時にはトップパル
スに続くマルチパルス列によってピットの後部が形成さ
れる。
【0031】1つのピット形成期間に対応したライトパ
ルスにおける個々のパルスによってピットが形成されつ
つあるとき、光情報記録媒体には余分なエネルギーが供
給され、該余剰エネルギーもピット形成に供するものと
なる。
【0032】さらに、トップパルスから数えたパルス数
が多くなるに従って光情報記録媒体に供給された余剰エ
ネルギーの量は大きくなる。このため、ピットの後端に
近づくほど、レーザ光の照射によって光情報記録媒体に
供給するエネルギー量が少なくしても、前記余剰エネル
ギーが加算されるのでピット形成可能となる。
【0033】また、ライトパルスを生成する際にトップ
パルス側から順にパルス幅を小さくすることにより、前
記余剰エネルギーのほぼ全てを必要十分な形状のピット
形成に供することができるので、ピットの形状が涙形に
なることがない。
【0034】また、請求項8では、請求項7記載の光情
報記録装置において、前記マルチパルスの数を3以上と
し、且つ前記マルチパルス列における前記マルチパルス
の数の1/2以上のパルスのパルス幅を前記トップパル
ス側から順に小さくなるように設定する手段を有する光
情報記録装置を提案する。
【0035】該光情報記録装置によれば、前記マルチパ
ルスの数を3以上として、且つ前記マルチパルス列にお
ける前記マルチパルスの数の1/2以上のパルスのパル
ス幅を前記トップパルス側から順に小さくなるように設
定することにより、余剰エネルギーを調整することがで
きる。
【0036】また、請求項9では、請求項7又は8記載
の光情報記録装置において、前記マルチパルスにおける
最後のパルスのパルス幅を、前記トップパルス側から順
に小さくなるように設定したパルス幅とは別に調整する
手段を有する光情報記録装置を提案する。
【0037】該光情報記録装置によれば、前記マルチパ
ルスにおける最後のパルスのパルス幅を、前記トップパ
ルス側から順に小さくなるように設定したパルス幅とは
別に調整することにより、余剰エネルギーを調整するこ
とができると共に、ピットの後端部形状を調整すること
ができる。
【0038】また、請求項10では、記録対象の情報に
対応すると共にピット形成期間を表す第1レベルとピッ
ト不形成期間を表す第2レベルとから成るディジタル信
号に基づき、レーザ光射出手段からパルス状のレーザ光
を照射して光情報記録媒体に前記ピット形成期間に対応
した長さのピットを形成する光情報記録装置において、
前記ディジタル信号に基づいて、ピット形成期間に、ト
ップパルスのみ或いはトップパルスと該トップパルスに
続くマルチパルス列からなり、前記トップパルス側から
順にパルス間隔が大きく設定されたライトパルスを生成
するライトパルス生成手段と、前記ライトパルスに同期
してレーザ光を射出するレーザ光射出手段とを設けた光
情報記録装置を提案する。
【0039】該光情報記録装置によれば、前記ライトパ
ルス生成手段によってライトパルスが生成される際、前
記トップパルス側から順にパルス間隔が大きくなるよう
に設定される。さらに、前記ライトパルス生成手段によ
って生成されたライトパルスに同期してレーザ光射出手
段からレーザ光が射出される。これにより、光情報記録
媒体にピットが形成される。
【0040】このとき、前記トップパルスによって最小
長のピット或いはこれよりも長いピットの先端部が形成
され、最小長以外の長さのピット形成時にはトップパル
スに続くマルチパルス列によってピットの後部が形成さ
れる。
【0041】1つのピット形成期間に対応したライトパ
ルスにおける個々のパルスによってピットが形成されつ
つあるとき、光情報記録媒体には余分なエネルギーが供
給され、該余剰エネルギーもピット形成に供するものと
なる。
【0042】さらに、トップパルスから数えたパルス数
が多くなるに従って光情報記録媒体に供給された余剰エ
ネルギーの量は大きくなる。このため、ピットの後端に
近づくほど、レーザ光の照射によって光情報記録媒体に
供給するエネルギー量が少なくしても、前記余剰エネル
ギーが加算されるのでピット形成可能となる。
【0043】また、前記ライトパルス生成手段によって
ライトパルスが生成される際、前記トップパルス側から
順にパルス間隔が大きくなるように前記マルチパルス列
が生成されるので、前記余剰エネルギーを効率よくピッ
ト形成に供することができる。
【0044】また、請求項11では、請求項10記載の
光情報記録装置において、前記マルチパルスの数を3以
上とし、且つ前記マルチパルス列における前記マルチパ
ルスの数の1/2以上のパルスとその直前のパルスとの
パルス間隔を前記トップパルス側から順に大きくなるよ
うに設定する手段を有する光情報記録装置を提案する。
【0045】該光情報記録装置によれば、前記マルチパ
ルスの数を3以上とし、且つ前記マルチパルス列におけ
る前記マルチパルスの数の1/2以上のパルスとその直
前のパルスとのパルス間隔を前記トップパルス側から順
に大きくなるように設定することにより、余剰エネルギ
ーを調整することができる。
【0046】また、請求項12では、請求項10又は1
1記載の光情報記録装置において、前記マルチパルスに
おける最後のパルスとその直前のパルスとのパルス間隔
を、前記トップパルス側から順に大きくなるように設定
したパルス間隔とは別に調整する手段を有する光情報記
録装置を提案する。
【0047】該光情報記録装置によれば、前記マルチパ
ルスにおける最後のパルスとその直前のパルスとのパル
ス間隔を、前記トップパルス側から順に大きくなるよう
に設定したパルス間隔とは別に調整することにより、後
端部における余剰エネルギーを調整してピット後端部の
形状を調整することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0049】図3は、本発明の一の実施形態における光
情報記録装置を示す電気系回路のブロック図である。図
において、1は一般にDVD−Rと称されている色素系
追記型の光ディスク、2は光情報記録装置である。
【0050】光情報記録装置2は、光ピックアップ2
1、同期信号検出回路22、ランドプリピット検出回路
23、記憶部24、CPUを主体とする中央制御部2
5、ストラテジジェネレータ回路26、LD駆動回路2
7及び操作部28等から構成されている。
【0051】光ディスク1には、その記録領域に予め僅
かな振幅でうねっている(蛇行している)トラックがス
パイラル状に形成されている。このトラックのうねりか
ら、ディスク回転制御信号やプリピット検出用信号(ラ
ンド上に形成されたプリピットに応じたランドプリピッ
ト信号を検出するためのタイミング信号)を抽出するこ
とができる。
【0052】光ピックアップ21は、レーザダイオード
(LD)、周知の4分割のフォトディテクタ、対物レン
ズアクチュエータ等を備えたものである。さらに、光ピ
ックアップ21は、例えば周知のリニアモータ方式によ
るスライド送り機構(図示せず)によって、中央制御部
25の制御により光ディスク1の半径方向に移動可能に
なっている。
【0053】サーボ回路30には光ピックアップ21か
ら再生された信号が供給されると共に、サーボ回路30
は制御のための信号を光ピックアップ21に供給し、フ
ォーカスサーボ(ディスクの記録面にレーザスポットの
焦点を合わせ込むサーボ)、トラッキングサーボ(ピッ
トを形成する場所であるトラックをトレースするサー
ボ)を行う。
【0054】回転装置29及び回転装置29に制御のた
めの信号を供給するサーボ回路30は、スピンドル制御
を行って、CAV(角速度一定)、CLV(線速度一
定)等の方式で光ディスクを回転させる。
【0055】同期信号検出回路22は、光ピックアップ
21から出力される再生信号から上記トラックのうねり
を検出し、このうねりからディスク回転制御信号とプリ
ピット検出用信号を再生して中央制御部25に出力す
る。
【0056】ランドプリピット検出回路23は、光ピッ
クアップ21から出力される再生信号から上記ランドプ
リピットを検出して中央制御部25に出力する。
【0057】記憶部24は、半導体メモリ素子、磁気デ
ィスク、光ディスク等の記憶媒体及びその制御回路など
から構成され、本実施形態においては、予め実験等を行
うことによって求められたライトパルスのストラテジ情
報が格納されている。
【0058】このストラテジ情報は、異なる複数種の光
ディスクのそれぞれに対応して設けられている。さら
に、各ストラテジ情報には、光ディスクに対する情報の
記録速度(例えば線速度)毎に、ストラテジ設定情報、
記録パワー初期値、β及びボトムパワー初期値が表され
ている。ここで、ストラテジ設定情報とは、記録パルス
の補正形態を表すものであり、例えば櫛歯状パルス等の
設定に必要な情報である。また、記録パワーとは光ディ
スク1への情報記録中におけるピットを形成するときの
レーザ光の強度(パワー)であり、ボトムパワーとは光
ディスク1への情報記録中におけるピットを形成しない
ときのレーザ光の強度(パワー)である。
【0059】また、ストラテジ設定情報では、例えば図
4に示すように、ライトパルスにおけるトップパルスT
top及びマルチパルス列の各パルスTmp1〜TmpN(N=自
然数)のパルス幅と、各パルス間隔Lpd1〜LpdNの情報
が設定されている。
【0060】ここで本実施形態では、長さ3T〜14T
のピットのそれぞれに対応して、トップパルスTtop及
びマルチパルス列の各パルスTmp1〜TmpN(N=自然数)
のパルス幅と各パルス間隔Lpd1〜LpdNを規定してい
る。
【0061】さらに、トップパルスTtopのパルス幅
は、これのみによって適切な3Tピットを形成できるも
のとしている。
【0062】また、パルス幅TmpNとパルス間隔LpdNと
の和が単位ピット長Tに等しくなるようにすると共にパ
ルス幅をトップパルスTtop側から順に小さくする用に
規定している。
【0063】中央制御部25は、操作員によって操作部
28から入力された光ディスクの種類及び記録速度に対
応したストラテジ設定情報を選択し、これに基づいてラ
イトパルスのストラテジ設定情報をストラテジジェネレ
ータ26に設定すると共に、記録パワー初期値、ボトム
パワー初期値をLD駆動回路27に設定する。
【0064】次いで、中央制御部25は、記録レーザパ
ワー最適化(OPC:Optimun Power Control ,以下O
PCと称する)を行う。この後、OPCによって決定し
た記録パワー及びボトムパワーの値をLD駆動回路27
に設定すると共に、記録対象情報に対応したディジタル
信号を生成し、このディジタル信号をストラテジジェネ
レータ26に出力して情報の記録を行う。
【0065】ストラテジジェネレータ26は、中央制御
部25から指定されたストラテジ設定情報に基づいて、
中央制御部25から入力した記録対象となるディジタル
信号からライトパルスを生成してLD駆動回路27に出
力する。
【0066】LD駆動回路27は、ストラテジジェネレ
ータ26から入力したライトパルスに同期してレーザダ
イオードを駆動して光ディスク1にレーザ光を照射す
る。この際、記録パワー及びボトムパワーは中央制御部
25から設定された値とする。またここでは、情報記録
時においてLD駆動回路27は、ライトパルス信号がハ
イレベルのときにピットを形成可能な記録パワーのレー
ザ光を射出し、ライトパルス信号がローレベルのときに
ピットを形成不可能である(即ち、ランド形成可能であ
る)ボトムパワーのレーザ光を射出する。
【0067】βは、フォーカスサーボ、トラッキングサ
ーボ、スピンドルサーボが動作している状態で、記録済
エリアからの再生信号(ピックアップに内蔵された4分
割のフォトディテクタの出力電流の総和をI−E変換し
たときの電圧波形で、RF信号と称する)の各部の振幅
から次の(1)式のように表せる。
【0068】β=(A−B)/(A+B) …(1) 図6に示すように、ここでAはRF信号をACカップリ
ング(交流接続)した状態のRF信号のプラス側の振幅
の大きさ、Bは同じ状態のRF信号のマイナス側の振幅
の大きさである。
【0069】さらに、LD駆動回路27は、情報記録を
行わない情報再生時においては、上記ボトムパワーより
もさらに低い光強度の、例えば0.7mW程度のレーザ
光を射出する。
【0070】次に、前述の構成よりなる光情報記録装置
2の動作を図5に示すフローチャートを参照して詳細に
説明する。
【0071】記録対象情報が設定され操作者によって記
録開始が指示されると、中央制御部25は、操作部28
から入力された光ディスクの種別を読み取り(SA
1)、この種別に対応したストラテジ情報を記憶部24
内の情報から選択する(SA2)。次いで、中央制御部
25は、選択したストラテジ情報に規定されているスト
ラテジ設定情報をストラテジジェネレータ26に設定す
る(SA3)。
【0072】さらに、中央制御部25は、上記選択した
ストラテジ情報内に規定されている記録パワー初期値と
ボトムパワー初期値をLD駆動回路27に設定する(S
A4)。
【0073】ここで、ストラテジ情報内には、複数の線
速度毎にストラテジ設定情報、記憶パワー初期値、β及
びボトムパワー初期値が規定されているので、情報記録
に用いる線速度に対応して規定されているストラテジ設
定情報、記憶パワー初期値、β及びボトムパワー初期値
を選択して設定する。これにより、光ディスク1の種別
に好適なストラテジが設定される。
【0074】この後、中央制御部25は、OPCを行う
ために使用する光ディスク1上のOPCエリアを特定し
て(SA5)、OPCを実行する(SA6)。
【0075】OPCは光ディスク1のパワーキャリブレ
ーションエリア(PCA:Power Calibration Area,以
下、PCAと称する)に所定の情報を記録すると共に、
記録した情報を再生することによって行う。
【0076】次いで、中央制御部25は、OPCの結果
に基づいて記録パワーとボトムパワーを決定し(SA
7)、これらをLD駆動回路27に設定する(SA
8)。
【0077】この後、中央制御部25は、記録対象情報
に対してEFM変調、8−16変調等を施してディジタ
ル信号(記録信号)を生成し(SA9)、このディジタ
ル信号をストラテジジェネレータ26に出力することに
より情報記録を行う(SA10)。
【0078】前述した光情報記録方法によれば、1つの
ピット形成期間に対応したライトパルスにおける個々の
パルスによってピットが形成されつつあるとき、光情報
記録媒体に供給された余剰エネルギーのほぼ全てを用い
て必要十分な形状のピットを適切な位置に形成すること
ができると共にピットの形状が涙形になることがないの
で、情報再生特性に優れた情報記録を行うことができ
る。
【0079】即ち、1つのピット形成期間に対応したラ
イトパルスにおける個々のパルスによってピットが形成
されつつあるとき、光情報記録媒体には余分なエネルギ
ーが供給され、この余剰エネルギーもピット形成に供す
るものとなる。
【0080】さらに、マルチパルス列のパルス数が多く
なるに従って光ディスク1に供給された余剰エネルギー
の量は大きくなるため、ピットの後端に近づくほど、余
剰エネルギーが加算される。このため、ピットの後端に
近づくほどレーザ光の照射によって光ディスク1に供給
するエネルギー量が少なくてもピット形成可能となる。
【0081】従って、ライトパルスを生成する際にマル
チパルスTmp1〜TmpN(N=自然数)の各パルス幅をトップ
パルス側から順に小さく設定しているので、前記余剰エ
ネルギーのほぼ全てを必要十分な形状のピット形成に供
することができるため、ピットの形状が涙形になること
がない。
【0082】さらに、トップパルスTtop側から順にパ
ルス間隔Lpd1〜LpdNが大きくなるようにマルチパルス
列を生成しているので、余剰エネルギーを効率よくピッ
ト形成に供することができる。
【0083】また、マルチパルス数の1/2程度以上の
数のパルスについて、パルス幅を前記トップパルス側か
ら順に小さくするようにすれば、前記余剰エネルギーを
調整することが可能で、ピットの形状を調整することが
可能である。
【0084】また、例えば、最後のパルス(図4中、6
Tの場合はTmp3、7Tの場合はTmp4、8Tの場
合はTmp5、9Tの場合はTmp6、10Tの場合は
Tmp7、11Tの場合はTmp8、14Tの場合はT
mp11)を除いたパルスのパルス幅を前記トップパル
ス側から順に小さくするようにしても良い。
【0085】この場合、最後のパルスのパルス幅を別に
調整することにより、前記余剰エネルギーを調整し、ピ
ットの形状を調整することができる。
【0086】また、マルチパルス数の1/2程度以上の
数のパルスについて、その直前のパルスとのパルス間隔
を前記トップパルス側から順に大きくするようにすれ
ば、前記余剰エネルギーを調整することが可能で、ピッ
トの形状を調整することが可能である。
【0087】また、例えば、最後のパルス(図4中、6
Tの場合はTmp3、7Tの場合はTmp4、8Tの場
合はTmp5、9Tの場合はTmp6、10Tの場合は
Tmp7、11Tの場合はTmp8、14Tの場合はT
mp11)を除いたパルスとその直前のパルスパルスと
のパルス間隔を前記トップパルス側から順に大きくする
ようにしても良い。
【0088】この場合、パルス間隔を帰ることにより、
前記余剰エネルギーを比較的効率よくピット形成に供す
ることができる。また、最後のパルスのパルス間隔を別
に調整することにより、前記余剰エネルギーを調整し、
ピットの形状を調整することができる。
【0089】尚、前述した実施形態は本発明の一具体例
にすぎず、本発明がこれに限定されることはない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1、
2及び3記載の光情報記録方法によれば、マルチパルス
列におけるパルス幅をトップパルス側から順に小さくな
るようにマルチパルス列を生成しているため、1つのピ
ット形成期間に対応したライトパルスにおける個々のパ
ルスによってピットが形成されつつあるとき、光情報記
録媒体に供給された余剰エネルギーのほぼ全てを用いて
必要十分な形状のピットを適切な位置に形成することが
できると共にピットの形状が涙形になることがないの
で、情報再生特性に優れた情報記録を行うことができ
る。
【0091】また、請求項2記載の光情報記録方法によ
れば、上記の効果に加えて、マルチパルスの数を3以上
として、且つマルチパルス列におけるマルチパルスの数
の1/2以上のパルスのパルス幅をトップパルス側から
順に小さくなるように設定しているので、余剰エネルギ
ーをを効率よくピット形成に供することができる。
【0092】さらに、請求項3記載の光情報記録方法に
よれば、上記の効果に加えて、後端部における余剰エネ
ルギーを調整してピット後端部の形状を調整することが
できる。
【0093】また、請求項4、5及び6記載の光情報記
録方法によれば、トップパルス側から順にパルス間隔が
大きくなるようにマルチパルス列を生成しているため、
1つのピット形成期間に対応したライトパルスにおける
個々のパルスによってピットが形成されつつあるとき、
光情報記録媒体に供給された余剰エネルギーのほぼ全て
を用いて必要十分な形状のピットを適切な位置に形成す
ることができると共にピットの形状が涙形になることが
ないので、情報再生特性に優れた情報記録を行うことが
できる。
【0094】また、請求項5記載の光情報記録方法によ
れば、上記の効果に加えて、トップパルス側から順にパ
ルス間隔が大きくなるように前記マルチパルス列を生成
しているので、前記余剰エネルギーを効率よくピット形
成に供することができる。
【0095】さらに、請求項6記載の光情報記録方法に
よれば、上記の効果に加えて、後端部における余剰エネ
ルギーを調整してピット後端部の形状を調整することが
できる。
【0096】また、請求項7、8及び9記載の光情報記
録装置によれば、1つのピット形成期間に対応したライ
トパルスにおける個々のパルスによってピットが形成さ
れつつあるとき、光情報記録媒体に供給された余剰エネ
ルギーのほぼ全てを用いて必要十分な形状のピットを適
切な位置に形成することができると共にピットの形状が
涙形になることがない。これにより、情報再生特性に優
れた情報記録を行うことができる。
【0097】また、請求項8記載の光情報記録装置によ
れば、上記の効果に加えて、マルチパルスの数を3以上
として、且つマルチパルス列におけるマルチパルスの数
の1/2以上のパルスのパルス幅をトップパルス側から
順に小さくなるように設定しているので、余剰エネルギ
ーをを効率よくピット形成に供することができる。
【0098】さらに、請求項9記載の光情報記録装置に
よれば、上記の効果に加えて、後端部における余剰エネ
ルギーを調整してピット後端部の形状を調整することが
できる。
【0099】また、請求項10,11及び12記載の光
情報記録装置によれば、トップパルス側から順にパルス
間隔が大きくなるようにマルチパルス列が生成されるの
で、前記余剰エネルギーを効率よくピット形成に供する
ことができる。
【0100】また、請求項11記載の光情報記録装置に
よれば、上記の効果に加えて、トップパルス側から順に
パルス間隔が大きくなるように前記マルチパルス列を生
成しているので、前記余剰エネルギーを効率よくピット
形成に供することができる。
【0101】さらに、請求項12記載の光情報記録装置
によれば、上記の効果に加えて、後端部における余剰エ
ネルギーを調整してピット後端部の形状を調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光情報記録方法の基本原理を説明する
【図2】従来例の光情報記録方法を説明する図
【図3】本発明の第1の実施形態における光情報記録装
置を示す電気系回路のブロック図
【図4】本発明の第1の実施形態におけるストラテジ設
定を示す図
【図5】本発明の第1の実施形態における光情報記録方
法を説明するフローチャート
【図6】本発明の第1の実施形態に係るβの定義を説明
する信号波形図
【符号の説明】
1…光ディスク、2…光情報記録装置、21…光ピック
アップ、22…同期信号検出回路、23…ランドプリピ
ット検出回路、24…記憶部、25…中央制御部、26
…ストラテジジェネレータ、27…LD駆動回路、28
…操作部、29…回転装置、30…サーボ回路。
フロントページの続き (72)発明者 平野 昌彦 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5D090 BB04 CC01 DD03 DD05 EE02 FF07 FF11 FF33 HH01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピット形成期間を表す第1レベルとピッ
    ト不形成期間を表す第2レベルとから成るディジタル信
    号に基づき、該ディジタル信号がピット形成期間である
    ときにトップパルスのみ或いはトップパルスと該トップ
    パルスに続くマルチパルス列からなるライトパルスを生
    成し、該ライトパルスに同期してレーザ光を射出し光情
    報記録媒体に前記ピット形成期間に対応した長さのピッ
    トを形成する光情報記録方法において、 前記マルチパルス列におけるパルス幅を前記トップパル
    ス側から順に小さくなるように設定したことを特徴とす
    る光情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記マルチパルスの数を3以上とし、且
    つ前記マルチパルス列における前記マルチパルスの数の
    1/2以上のパルスのパルス幅を前記トップパルス側か
    ら順に小さくなるように設定したことを特徴とする請求
    項1記載の光情報記録方法。
  3. 【請求項3】 前記マルチパルスにおける最後のパルス
    のパルス幅を、前記トップパルス側から順に小さくなる
    ように設定したパルス幅とは別に調整することを特徴と
    する請求項1又は2記載の光情報記録方法。
  4. 【請求項4】 ピット形成期間を表す第1レベルとピッ
    ト不形成期間を表す第2レベルとから成るディジタル信
    号に基づき、該ディジタル信号がピット形成期間である
    ときにトップパルスと該トップパルスに続くマルチパル
    ス列からなるライトパルスを生成し、該ライトパルスに
    同期してレーザ光を射出し光情報記録媒体に前記ピット
    形成期間に対応した長さのピットを形成する光情報記録
    方法において、 前記ライトパルスにおけるパルス間隔を前記トップパル
    ス側から順に大きくなるように設定したことを特徴とす
    る光情報記録方法。
  5. 【請求項5】 前記マルチパルスの数を3以上とし、且
    つ前記マルチパルス列における前記マルチパルスの数の
    1/2以上のパルスとその直前のパルスとのパルス間隔
    を前記トップパルス側から順に大きくなるように設定し
    たことを特徴とする請求項4記載の光情報記録方法。
  6. 【請求項6】 前記マルチパルスにおける最後のパルス
    とその直前のパルスとのパルス間隔は、前記トップパル
    ス側から順に大きくなるように設定したパルス間隔とは
    別に調整することを特徴とする請求項4又は5記載の光
    情報記録方法。
  7. 【請求項7】 記録対象の情報に対応すると共にピット
    形成期間を表す第1レベルとピット不形成期間を表す第
    2レベルとから成るディジタル信号に基づき、レーザ光
    射出手段からパルス状のレーザ光を照射して光情報記録
    媒体に前記ピット形成期間に対応した長さのピットを形
    成する光情報記録装置において、 前記ディジタル信号に基づいて、ピット形成期間に、ト
    ップパルスのみ或いはトップパルスと該トップパルスに
    続くマルチパルス列からなり、パルス幅がトップパルス
    側から順に小さく設定されたライトパルスを生成するラ
    イトパルス生成手段と、 前記ライトパルスに同期してレーザ光を射出するレーザ
    光射出手段とを設けたことを特徴とする光情報記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記マルチパルスの数を3以上とし、且
    つ前記マルチパルス列における前記マルチパルスの数の
    1/2以上のパルスのパルス幅を前記トップパルス側か
    ら順に小さくなるように設定する手段を有することを特
    徴とする請求項7記載の光情報記録装置。
  9. 【請求項9】 前記マルチパルスにおける最後のパルス
    のパルス幅を、前記トップパルス側から順に小さくなる
    ように設定したパルス幅とは別に調整する手段を有する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の光情報記録装
    置。
  10. 【請求項10】 記録対象の情報に対応すると共にピッ
    ト形成期間を表す第1レベルとピット不形成期間を表す
    第2レベルとから成るディジタル信号に基づき、レーザ
    光射出手段からパルス状のレーザ光を照射して光情報記
    録媒体に前記ピット形成期間に対応した長さのピットを
    形成する光情報記録装置において、 前記ディジタル信号に基づいて、ピット形成期間に、ト
    ップパルスのみ或いはトップパルスと該トップパルスに
    続くマルチパルス列からなり、前記トップパルス側から
    順にパルス間隔が大きく設定されたライトパルスを生成
    するライトパルス生成手段と、 前記ライトパルスに同期してレーザ光を射出するレーザ
    光射出手段とを設けたことを特徴とする光情報記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記マルチパルスの数を3以上とし、
    且つ前記マルチパルス列における前記マルチパルスの数
    の1/2以上のパルスとその直前のパルスとのパルス間
    隔を前記トップパルス側から順に大きくなるように設定
    する手段を有することを特徴とする請求項10記載の光
    情報記録装置。
  12. 【請求項12】 前記マルチパルスにおける最後のパル
    スとその直前のパルスとのパルス間隔を、前記トップパ
    ルス側から順に大きくなるように設定したパルス間隔と
    は別に調整する手段を有することを特徴とする請求項1
    0又は11記載の光情報記録装置。
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