JP2000213391A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
場合での燃費悪化を抑制できるようにする。 【解決手段】 温度検知手段4により機関1の温度を検
出又は推定し、検出又は推定した機関温度が所定値より
も低い場合には、点火時期制御手段11により機関温度
が低いほど点火栓2の点火時期を進角するとともに、点
火時期の進角度に応じて噴射量制御手段12により噴射
弁3からの燃料噴射量を減量し、これにより、高回転,
高負荷領域における余分な燃料噴射を防止して燃費の悪
化を抑制する。
Description
点火時期と燃料噴射量とを制御する内燃機関の制御装置
に関する。
力が要求される機関の高回転,高負荷領域では、排気温
度が上昇して排気系への熱負荷が増大し、またノッキン
グも発生しやすくなる。そこで、従来より内燃機関の制
御装置では、高回転,高負荷領域では空燃比が通常の設
定よりもリッチとなるように噴射燃料を増量側に設定
し、噴射燃料の気化に伴う熱吸収により排気を冷却する
いわゆる燃料冷却を行ない、また、点火時期はリタード
側に設定して、これにより排気系の保護とノッキングの
抑制とを図っていた。
は、機関の運転状態が高負荷状態へ移行した際、所定遅
延時間を経過した後、燃料量を増量補正するようにした
内燃機関の制御装置に関する技術が開示されている。
温度が低い場合には、燃焼室内に吸入された未燃混合気
の温度上昇も小さくノッキングは発生しにくくなってい
る。このため、機関温度が低温の場合には点火時期を進
角することが行なわれているが、点火時期を進角すると
一般に排気温度は低下する。つまり、排気系の熱負荷は
小さくなる。したがって、高回転,高負荷領域における
燃料の増量は、機関が低温の時には通常よりも少なくす
ることができる可能性がある。
制御装置では、このような機関温度と排気系の熱負荷及
びノッキングとの関係については考慮されておらず、機
関温度が比較的低く、排気系の熱保護やノッキング抑制
のための制御が厳密に必要ではない場合にも、通常通り
に燃料増量を行なってしまい、燃費の悪化を招いてしま
う虞がある。特に、機関温度が上がりづらい冬場では、
顕著に燃費悪化の問題が生じてしまう。
たもので、機関温度が低い場合での燃費悪化を抑制でき
るようにした、内燃機関の制御装置を提供することを目
的とする。
に、本発明の内燃機関の制御装置では、温度検知手段に
より機関の温度を検出又は推定し、検出又は推定した機
関温度が所定値よりも低い場合には、点火時期制御手段
により機関温度が低いほど点火栓の点火時期を進角する
とともに、点火時期の進角度に応じて噴射量制御手段に
より噴射弁からの燃料噴射量を減量し、これにより、高
回転,高負荷領域における余分な燃料噴射を防止して燃
費の悪化を抑制する。
施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の一実施形態
としての内燃機関の制御装置を示すもので、図1はその
本内燃機関の制御装置が適用された内燃機関の概略構成
を示す図である。
エンジンという)1は、ウオータジャケットに温度検知
手段としての水温センサ4をそなえ、クランク軸にはク
ランク角センサ5をそなえている。また、シリンダブロ
ックにはノックセンサ6をそなえている。これらのセン
サ5,6,7で検出された情報は、ECU(制御手段)
10に入力されるようになっており、ECU10では、
これらのセンサ5,6,7からの検出情報や図示しない
APS(アクセルポジションセンサ)等の他のセンサか
らの検出情報に基づきエンジン1の点火時期や燃料噴射
量を適宜制御するようになっている。
として点火時期制御手段11と噴射量制御手段12とを
そなえている。点火時期制御手段11は、点火プラグ
(点火栓)2の点火時期を制御する手段であり、噴射量
制御手段12は、インジェクタ(燃料噴射弁)3からの
燃料噴射時期を制御する手段であって、ともに平均有効
圧力Peとエンジン回転数Neとで定まる制御マップに
基づきそれぞれ点火時期IGT,空燃比A/Fを制御す
るようになっている。
かる制御マップの特性を示すものであるが、図2に示す
ように、制御マップ上には平均有効圧力Pe,エンジン
回転数Neに応じて複数のエンジン運転領域が設定され
ており、各領域毎に異なる制御が行なわれるようになっ
ている。なお、エンジン回転数Neにはクランク角セン
サ5の検出情報が用いられ、平均有効圧力Peはエンジ
ン回転数Ne及びAPSで検出されたアクセル開度θの
各情報に基づき算出したものが用いられるようになって
いる。また、このような制御マップは、燃料噴射量を設
定するためのものや、点火時期を設定するためのものな
ど、各制御対象毎に設けられている。
と、まず、横線のハッチングで示す領域(領域A)は、
高回転域である。この領域Aでは排気系を熱負荷から保
護するため、燃料冷却のための空燃比A/Fのリッチ化
が必要であり、図2に示す制御マップに基づき、目標空
燃比が通常時(領域A以外のエンジン運転領域)よりも
リッチ化される。
このリッチ化された目標空燃比A/F0 となるように燃
料噴射量を増量するようになっている。ここでの空燃比
A/Fのリッチ化の程度、すなわち、目標空燃比A/F
0 の大きさは、排気温度を排気系の許容温度内に保つた
めに必要な燃料冷却の程度から設定されており、マップ
上では平均有効圧力Pe,エンジン回転数Neが大きい
ほど小さくなるように、すなわち、リッチになるように
設定されている。
による燃料噴射量の増量制御について示したものであ
る。図3に示すように、噴射量制御手段12は、エンジ
ン1の運転状態が領域Aに入ったとき(時点t0 )、す
ぐに空燃比A/Fを目標空燃比A/F0 までリッチ化す
るのではなく、一定時間tt0 テーリング処理を行ない、
初期空燃比A/FL から目標空燃比A/F0 まで徐々に
リッチ化していくようになっている(図3中に実線で示
す)。
0 までリッチ化した場合(図3中に二点鎖線で示す)と
比べると、リッチ化が遅れる分だけ排気温度の上昇の立
ち上がりが早く、許容温度近くまで早く上昇することに
なる。しかしながら、この場合でも、最終的には空燃比
A/Fが目標空燃比A/F0 までリッチ化されることに
より、排気温度は許容温度内に保たれ、排気系の熱負荷
からの保護という点での効果には差が生じない。一方、
燃費の点から見ると、本制御の場合には、テーリングに
より徐々に空燃比A/Fをリッチ化することにより、時
点t0 で目標空燃比A/F0 までリッチ化した場合に比
べて、テーリング処理の分だけ燃料噴射量が減量されて
おり、燃費の向上が図られるようになっている。
運転状態が領域Aに入る直前の空燃比A/Fであり、ス
トイキオに近い空燃比で運転する通常のエンジンの場合
には、例えば、ストイキオよりもややリッチな空燃比
(例えば、14.5程)に設定される。また、よりリー
ンな空燃比で運転するリーンバーンエンジンの場合に
は、初期空燃比A/FL はストイキオよりリーンな領域
の空燃比に設定されることになる。以下、ここでいうエ
ンジン1はリーンバーンエンジンをも含むものとし、空
燃比A/Fの範囲については特に限定せず説明する。
た燃料噴射量のようなテーリング処理は行なわない。つ
まり、点火時期制御手段11は、エンジン1の運転状態
が領域Aに入ると目標点火時期IGT0 を図2に示すマ
ップから読み出し、点火時期IGTを目標点火時期IG
T0 に設定して、点火プラグ2の点火制御を行なうよう
になっている。
域(領域B)について説明すると、この領域Bは、高負
荷領域であり特にノッキングが発生しやすい。そこで、
この領域Bでは、目標点火時期IGT0 は、出力や燃料
消費率が最良となるMBT(Minimum advance for the
best torque)ではなく、ノッキングが発生しない最進角
に設定されている。ECU10では、ノッキングセンサ
6で実際に検出されるノッキング情報により目標点火時
期IGT0 を学習補正し、出力及び燃料消費率の向上と
ノッキングの抑制との両立を図っている。また、エンジ
ン1の機関温度が低い場合には、ノッキングが発生する
可能性は高温時よりも低いため、水温センサ4で検出さ
れた水温が所定温度以下の場合には、水温に応じて点火
時期IGTを目標点火時期IGT0 から進角するように
なっている。
ッキングに基づき決まる目標点火時期IGT0 に点火時
期IGTを設定するようになっている。なお、領域B中
でも特に高負荷の領域(図2の中の太い縦線で示す領
域)は、アクセル全開時に対応しており、ここでは、高
出力を発揮するために、目標空燃比A/F0 はよりリッ
チに設定されている。
平均有効圧力Pe,エンジン回転数Neに応じて2つの
領域A,Bに分け、それぞれの領域A,Bの特性に応じ
た点火時期制御や燃料噴射制御を行なっている。ところ
が、図2に示すように、領域A,Bは完全には分離して
おらず、高回転,高負荷領域では両者が重複している
(図2中の網目のハッチングで示す領域、以下領域Cと
いう)。
の各制御を単純に足し合わせたものとするならば、制御
マップから目標空燃比A/F0 と目標点火時期IGT0
とを制御マップから読み出し、点火時期制御手段11に
より点火時期IGTを目標点火時期IGT0 に設定する
とともに、燃料噴射量制御手段12により空燃比A/F
が目標空燃比A/F0 となるように燃料噴射量を制御す
ることになる。
1の機関温度が十分に高い場合には、燃料冷却による排
気系の保護とノッキングの抑制とを同時に図ることがで
きるという利点がある。ところが低温時には、上述のよ
うに単純に領域A,Bでの各制御を単純に足し合わせた
場合には、以下の理由により燃費の悪化を招いてしまう
ことになる。
で検出された水温が所定値よりも低いときには、領域B
の制御において点火時期IGTは水温に応じて目標点火
時期IGT0 から進角されるようになっているが、この
進角制御によっても排気温度の上昇は抑制される。すな
わち、点火時期IGTを進角すると、機関の熱効率が向
上するが、これにより排気への熱損失が低下して排気温
度の上昇が抑制されるのである。
の進角によって排気温度の上昇はある程度抑制されてお
り、高温時と同等に空燃比A/Fをリッチ化する必要は
ない。言い換えれば、低温時には、目標空燃比A/F0
を高温時よりもリーン側に設定することができる。した
がって、低温時に高温時と同等のリッチな目標空燃比A
/F0 を設定することは、その分だけ燃費の悪化を招く
ことになってしまうのである。
A,Bでの各制御を単純に足し合わせたのみでは低温時
の燃費に悪化を招いてしまうことになる。そこで、EC
U10では、エンジン1の運転状態(Pe,Ne)が領
域Cに入ったときには、以下のような制御を行なうよう
になっている。まず、ECU10には、図4,図5のグ
ラフに示すような相関特性が記憶されている。
e から目標点火時期IGT0 を補正するためのグラフ
(以下、グラフAという)であり、横軸は水温Te 、縦
軸は補正目標点火時期IGT0 ′を示している。また、
図4中の曲線Xは、各水温Teにおいてノッキングが発
生する最進角を示すものである。水温Te が低いほどノ
ッキングの発生する確率は低いため、図4に示すよう
に、曲線Xは水温Te が低い程補正目標点火時期IGT
0 ′が進角するような特性になっている。なお、水温T
e が所定値Te0以上のときには、補正目標点火時期IG
T0 ′は目標点火時期IGT0 に設定されるようになっ
ているが、この所定値Te0はエンジン1が十分に暖機さ
れたときの温度を示すものである(例えば、Te0=80
℃)。
き設定された補正目標点火時期IGT0 ′から目標空燃
比A/F0 を補正するためのマップ(以下、グラフBと
いう)であり、横軸は補正目標点火時期IGT0 ′、縦
軸は補正目標空燃比A/F0′を示している。また、図
5中の曲線Yは、排気温度を同一(例えば、許容温度)
とするために必要な各点火時期IGTに対する空燃比A
/Fを示すものである。上述したように点火時期IGT
が早いほど排気温度は低くなるため、図5に示すよう
に、曲線Yは補正目標点火時期IGT0 ′が早い程補正
目標空燃比A/F 0 ′も大きくなるような特性になって
いる。
に設定された目標点火時期IGT0,目標空燃比A/F
0 に応じて複数記憶されている。ECU10は、エンジ
ン1の運転状態が領域Cに入ると、または、領域C内で
運転状態が変化すると、まず、その運転状態(Pe,N
e)に対応した目標点火時期IGT0 ,目標空燃比A/
F0 を図2に示す制御マップから読み出し、読み出した
目標点火時期IGT0に対応したグラフAを選択すると
ともに、目標点火時期IGT0 ,目標空燃比A/F0 に
対応したグラフBを選択するようになっている。
Aに水温センサ4で検出した水温T e を当てはめること
により、補正目標点火時期IGT0 ′を導出し、さら
に、選択したグラフBに補正目標点火時期IGT0 ′を
当てはめることにより、補正目標空燃比A/F0 ′を導
出するようになっている。したがって、例えば、図4に
示すように、水温センサ2により所定値Te0よりも低い
水温Te1が検出された場合には、補正目標点火時期IG
T0 ′は、目標点火時期IGT0 よりも進角された時期
IGT1 に設定され、図5に示すように、補正目標空燃
比A/F0 ′は目標空燃比A/F0 よりもリーンな空燃
比A/F1 に設定されるようになっている。一方、所定
値Te0以上の水温Te が検出された場合には、目標点火
時期IGT 0 は補正されず、したがって、目標空燃比A
/F0 もそのままとなる。
補正目標空燃比A/F0 ′が決定されると、点火時期制
御手段11では、点火プラグ2の点火時期IGTを補正
目標点火時期IGT0 ′に設定し、噴射量制御手段12
では、空燃比A/Fが補正目標空燃比A/F0 ′になる
ように、インジェクタ3からの燃料噴射量を前述したテ
ーリング処理により制御していくようになっている。
御装置は上述のごとく構成されているので、点火プラグ
2の点火時期やインジェクタ3からの燃料噴射量の制御
は、以下のようにして行なう。まず、ECU10では、
クランク角センサ5の検出情報からエンジン回転数Ne
を算出し、さらに、エンジン回転数Ne及びAPSで検
出されたアクセル開度θの各情報に基づき平均有効圧力
Peを算出する。そして、算出した平均有効圧力Pe,
エンジン回転数Neを図2に示すような制御マップ上に
プロットし、プロットされた領域に対応した点火時期制
御,噴射量制御を行なう。
領域C(領域Aと領域Bとの重複部分)の場合には、図
6に示すようなフローに従い制御を行なう。図6に示す
ように、ECU10では、まず、算出した平均有効圧力
Pe,エンジン回転数Neに応じて制御マップから目標
空燃比A/F0 と目標点火時期IGT0 とを読み込む
(ステップS100)。そして、読み込んだ目標点火時
期IGT0 に対応したグラフA(水温−IGTグラフ)
を選択し(ステップS110)、さらに、目標空燃比A
/F0 ,目標点火時期IGT0 に対応したグラフB(I
GT−A/Fグラフ)を選択する(ステップS12
0)。
温Te を検出し(ステップS130)、検出した水温T
e を選択したグラフAに対応させ、水温Te に応じた補
正目標点火時期IGT0 ′の設定を行なう(ステップS
140)。また、水温Te に基づき設定された補正目標
点火時期IGT0 ′を選択したグラフBに対応させ、補
正目標空燃比A/F0 ′の設定を行なう(ステップS1
50)。このとき、検出された水温Te が所定値Te0よ
りも低ければ、補正目標点火時期IGT0 ′は目標点火
時期IGT0 よりも進角され、補正目標空燃比A/
F0 ′は目標空燃比A/F0 よりもリーンに設定され
て、これにより燃費の悪化が抑制される。
プラグ2の点火時期IGTを補正目標点火時期IG
T0 ′に設定し、噴射量制御手段12では、空燃比A/
Fが補正目標空燃比A/F0 ′となるように、インジェ
クタ3からの燃料噴射量を制御する。ただし、噴射量制
御手段12は、すぐに空燃比A/Fを補正目標空燃比A
/F0 ′までリッチ化するのではなく、一定時間tt0 テ
ーリング処理を行ない、初期空燃比A/FL から補正目
標空燃比A/F0 ′まで徐々にリッチ化していき、これ
により、さらに燃費の悪化を抑制する(ステップS16
0)。
ば、領域Cに示すような高負荷,高回転領域において、
燃料冷却による排気系の保護とノッキングの抑制とを図
るにあたり、水温センサ4によりエンジン1の水温Te
を検出し、検出した水温Teが所定値Te0より低い場合
には、点火時期制御手段11により水温Te が低いほど
点火プラグ2の点火時期IGTを進角するとともに、点
火時期IGTの進角度に応じて空燃比A/Fがリーンと
なるように噴射量制御手段12により噴射弁からの燃料
噴射量を減量するようになっているので、無駄な空燃比
A/Fのリッチ化による燃費の悪化を抑制することがで
きるという利点がある。
くエンジン1が十分暖機されない状況や、冬場のように
エンジン1が温まりにくい時期には特に効果が期待で
き、このような場合でも燃費の悪化を招くことなく、ま
た、排気の浄化も図ることができるようになる。また、
本内燃機関の制御装置によれば、燃料冷却のための空燃
比A/Fのリッチ化を行なう際に、テーリング処理を行
なって徐々にリッチ化していくようになっているので、
一気にリッチ化する場合に比べてテーリング処理の分だ
け燃料噴射量が減量されており、さらに燃費の悪化を抑
制することができるという利点もある。
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。例えば、上述した
実施形態では、温度検知手段として水温センサ4をそな
え、機関温度としてエンジン水温を検出するようになっ
ているが、エンジン水温の他に、油温や排気温度を機関
温度として代表したり、若しくはこれらから機関温度を
推定するようにしてもよい。
の制御装置によれば、機関温度が低い場合での無駄な燃
料噴射を防止して燃費の悪化を抑制することができると
いう利点がある。
置が適用されたエンジンの構成を示す模式図である。
置にかかる制御マップの特性を示す図である。
置にかかる高回転領域での空燃比のテーリング処理を説
明するための図である。
置にかかる水温と補正目標点火時期との関係を示すグラ
フである。
置にかかる補正目標点火時期と補正目標空燃比との関係
を示すグラフである。
置にかかる高回転,高負荷領域における点火時期制御及
び燃料噴射制御の流れを示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の温度を検出又は推定する温度
検知手段と、 該機関に設けられた点火栓の点火時期を制御する点火時
期制御手段と、 該機関に設けられた噴射弁からの燃料噴射量を制御する
噴射量制御手段とをそなえ、 該温度検知手段により検出又は推定された該機関温度が
所定値よりも低い場合には、該点火時期制御手段により
該機関温度が低いほど該点火時期を進角するとともに、
該噴射量制御手段により該点火時期の進角度に応じて該
燃料噴射量を減量することを特徴とする、内燃機関の制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013647A JP2000213391A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013647A JP2000213391A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213391A true JP2000213391A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11839032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11013647A Pending JP2000213391A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000213391A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1544443A1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-06-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of estimating the in cylinder temperature after combustion |
JP2015203318A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 三菱重工業株式会社 | 内燃機関システム |
JP2021046802A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11013647A patent/JP2000213391A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1544443A1 (en) * | 2003-12-16 | 2005-06-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of estimating the in cylinder temperature after combustion |
JP2015203318A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 三菱重工業株式会社 | 内燃機関システム |
JP2021046802A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP7222859B2 (ja) | 2019-09-17 | 2023-02-15 | 日立Astemo株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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