JP2000213131A - 日射遮蔽装置 - Google Patents

日射遮蔽装置

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JP2000213131A
JP2000213131A JP11018747A JP1874799A JP2000213131A JP 2000213131 A JP2000213131 A JP 2000213131A JP 11018747 A JP11018747 A JP 11018747A JP 1874799 A JP1874799 A JP 1874799A JP 2000213131 A JP2000213131 A JP 2000213131A
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screen
window
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roll screen
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JP11018747A
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Koji Yamada
浩嗣 山田
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Toray Engineering Co Ltd
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Toyo Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期の冷房機器の消費電力を減少させること
ができる外付けのロールスクリーンの日射遮蔽性能の実
質的な向上を図る。 【解決手段】 ロールスクリーン11を支持部材10に
より外壁1の窓2から離れた位置に設置する。また、支
持部材10には、多数の通気孔となるスリットを備えた
グレイチングを用いる。これにより、ロールスクリーン
11と窓2との間の換気性能が向上する。従って、従来
のようにロールスクリーン11と窓2との間に日射によ
り暖められた空気が滞留することがなく、日射による室
温の上昇をさらに抑制できる。また、支持部材10をグ
レイチングとした場合に、グレイチングを構成する多数
の板体が支持部材10のスリットを通過して窓2に向か
う日射を遮る。従って、支持部材10は、高い通気性を
備えながら庇としても機能し、ロールスクリーン11を
窓2から離しても日射を十分に遮ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の窓の屋外
側に配置されるスクリーンを備えた日射遮蔽装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、夏期においては、窓から侵入す
る太陽の放射熱により室温が上昇することになり、冷房
機器の消費電力の上昇を招いている。この場合に、窓に
おいてカーテンやブラインドを閉めることにより、太陽
の放射熱の侵入をある程度防止することができるが、カ
ーテン等により窓の屋内側で日射を遮蔽した場合には、
日射の多くが一旦窓ガラスを通過して室内に入ってから
遮蔽されるので、必ずしも、遮蔽効率の高いものではな
かった。そこで、従来、窓の屋外側に外付けロールスク
リーンを配置することが一部で行なわれていた。窓の屋
外側に外付けロールスクリーンを配置した場合には、日
射の大部分が窓ガラスを通過する前に外付けロールスク
リーンにより遮蔽されるので、例えば、窓ガラスに吸収
される熱量が減少されるとともに、外付けロールスクリ
ーンに吸収された熱も屋外で放出されることになる。こ
れらのことから、外付けロールスクリーンを取付けた場
合には、室内にカーテンやブラインドを取付けた場合よ
りも、冷房機器の消費電力を低減することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の外付
けロールスクリーンは、図8に示すように、建築物の外
壁1に設けられた窓2(窓ガラス3)の上側の外壁面
に、巻き取られたロールスクリーン4(広げて窓面を覆
った状態に図示、なお、各図において各部材の厚みの比
率は実際のものと異なる)や、ロールスクリーン4の巻
取り機構等を内蔵する巻取りボックス5を取付けること
により設置されていた。従って、窓ガラス3とロールス
クリーン4との距離は、巻取りボックス5のサイズによ
り決定されてしまうとともに、窓ガラス3とロールスク
リーン4との距離が近いものとなっていた。この場合
に、ロールスクリーン4に吸収された熱が放射された場
合に、ロールスクリーン4と窓ガラス3との距離が近い
ことにより、室内側も影響を受けて、室温の上昇を招い
ていた。
【0004】また、ロールスクリーン4と窓2との間の
空間の上には、上述の巻取りボックス5が配置されてい
るので、ロールスクリーン4に吸収された熱の放射や伝
導と、ロールスクリーン4を通過してしまった太陽の放
射熱等とによりロールスクリーン4と窓2との間の空気
が暖められた場合に、暖められて軽くなった空気による
上昇気流が巻取りボックス5により遮られ、ロールスク
リーン4と窓2との間の空間の換気効率が悪くなってい
た。これにより、ロールスクリーン4と窓2との間に暖
められた空気が滞留しやすくなり、暖められた空気が窓
側から室内を暖める結果となっていた。また、暖められ
た空気が巻取りボックス5に遮られることなく上昇でき
るものと仮定した場合においても、上述のようにロール
スクリーン4と窓2との距離が近いことから、暖められ
た空気による上昇気流がロールスクリーン4内面と窓ガ
ラス3の外面とから抵抗を受けてしまい、換気効率を悪
化するので、やはり、ロールスクリーン4と窓2との間
に暖められた空気が滞留しやすくなっていた。
【0005】また、屋外に配置されたロールスクリーン
4は、風の影響を受けるため、例えば、外壁面の窓2の
左右両サイド部分にガイドレール(図示略)を配置し、
このガイドレールにロールスクリーン4の少なくとも下
端部の左右側部を上下動自在に支持させていた。しか
し、ロールスクリーン4と窓ガラス3との間の空気が左
右に逃げるのをガイドレールが阻害しており、上記ガイ
ドレールによってもロールスクリーン4と窓2との間の
換気効率が悪化させられていた。以上のことから従来の
外付けロールスクリーンには、未だ、改善の余地があっ
た。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、窓の屋外側において日射を遮蔽する場合に、太陽
の放射熱に基づく室温の上昇をさらに抑制することがで
きる日射遮蔽装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
日射遮蔽装置は、建築物の窓の屋外側に配置されたスク
リーンを有する日射遮蔽装置であって、建築物の窓の上
から屋外側に延出する支持部材と、該支持部材から下方
に延出して窓への日射を防ぐスクリーンとを具備してな
り、上記支持部材により上記スクリーンと窓との間に広
い間隔があけられるとともに、上記支持部材には、スク
リーンと窓との間の空気を支持部材の上に流出させるこ
とが可能な通気孔が設けられていることを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、スクリーンと窓との間
に支持部材により広い間隔があけられ、かつ、支持部材
に通気孔が設けられているので、スクリーンと窓との間
の空間の空気が暖められた場合に、暖められて軽くなっ
た空気がスクリーンの内面と窓面とから大きな抵抗を受
けることなく、支持部材の通気孔を通って上方に逃げる
ことができる。従って、スクリーンと窓との間の空気が
外気より高温となるのを抑制して、室温が上昇するのを
防止できるので、冷房機器の消費電力をさらに低減する
ことができる。
【0009】本発明の請求項2記載の日射遮蔽装置は、
請求項1記載の日射遮蔽装置において、上記支持部材に
は、上記通気孔を通り窓側に向かう日射を遮る遮蔽板が
形成されていることを特徴とする。上記構成によれば、
支持部材の通気孔を通って窓側に向かう日射を遮蔽板に
より遮ることができるので、支持部材に通気孔を設けて
も支持部材の通気孔から窓に至る日射により室温が上昇
するのを防止することができる。すなわち、支持部材
が、通気孔を備えるものであっても庇として機能し、窓
から間隔をあけて配置されたスクリーンの上側から窓側
に日射が侵入するのを確実に防止することができる。
【0010】本発明の請求項3記載の日射遮蔽装置は、
請求項2記載の日射遮蔽装置において、上記支持部材
が、上記窓の窓面にほぼ沿って左右に延在するととも
に、上記窓側から上記スクリーン側まで互いに間隔あけ
て複数配置された板体と、これら板体間に掛け渡される
ように配置されてこれら板体を連結する棧材とからなる
グレイチング状に形成され、上記板体同士の間が上記通
気孔とされるとともに、各板体が上記遮蔽板とされてい
ることを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、斜め上方から窓に至る
日射しは、板体により遮られることになり、真上もしく
は、板体の長手方向と同じ方向に傾いた日射しは支持部
材を通過するが、窓に至らずに下方に抜けることにな
る。従って、グレイチング状の支持部材により日射しを
遮った状態で通気を図ることができるので、請求項2記
載の構成と同様の作用効果を得られる。
【0012】本発明の請求項4記載の日射遮蔽装置は、
請求項1から3のいずれか一つに記載の日射遮蔽装置に
おいて、上記スクリーンがロールスクリーン等の開閉自
在なものとされ、かつ、上記スクリーンを開閉する開閉
機構が上記支持部材により外壁面から離れた位置に支持
され、上記支持部材の長さと該支持部材への開閉機構の
取付位置との少なくとも一方を変更することにより、上
記窓面から上記スクリーンまでの距離を決められるよう
になっている。
【0013】上記構成によれば、上記スクリーンの開閉
機構、例えば、ロールスクリーンの巻取り機構が、支持
部材を介して建築物に取付けられているので、支持部材
の長さや支持部材上の開閉機構の取付位置を調整するこ
とにより、ロールスクリーンと窓面との間の距離を調整
することができるので、建築物の位置に基づく日射しの
角度の違いなどに対応してロールスクリーンと窓面との
間の距離を調整することができる。なお、上記支持部材
を伸縮自在としたり、開閉機構を支持部材に支持された
状態で移動自在とすることにより、季節の違い等による
日射しの角度の違いに対応してロールスクリーンと窓面
との距離を変更自在としても良い。
【0014】本発明の請求項5記載の日射遮蔽装置は、
請求項1から4のいずれか一つに記載の日射遮蔽装置に
おいて、上記スクリーンが巻き取り可能なロールスクリ
ーンとされるとともに、該ロールスクリーンの下端部の
左右側部が、上記支持部材から下方に向かって延出する
ように張り渡されたワイヤに上下動自在に支持されてい
ることを特徴とする。上記構成によれば、ロールスクリ
ーンの下端部の左右側部を従来のように硬質なガイドレ
ールで規制した場合に比較して容易に設置できる。すな
わち、ガイドレールを用いた場合には、ロールスクリー
ンと窓面との距離を大きくした際に、ガイドレールを外
壁面に設置することが困難なものとなり、ガイドレール
を外壁面から離した位置に設置する部材が必要となり、
窓の外側にガイドレールを含む大きなフレーム状の部材
が配置されることになり、施工が煩雑になるとともに、
建築物の外観に大きな影響を与えることになる。
【0015】一方、ワイヤは、その両端部が支持されて
いれば良いとともに、ワイヤ自体はガイドレールに比較
して目立たないものなので、外壁面から離れた位置にワ
イヤを配置するものとしても、施工が容易でかつ建築物
の外観に与える影響が少ない。従って、ワイヤを用いる
ことにより自由で軽快なレイアウトとすることができ
る。また、ワイヤは、従来のガイドレール等に比較して
空気の流れを阻害しにくく、ロールスクリーンと窓面と
の換気を抑制することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例の日射遮蔽装置を図面を参照して説明する。図1及び
図2はこの一例の日射遮蔽装置を示すものであり、図1
及び図2に示すように、この一例の日射遮蔽装置は、建
築物の窓2が設けられた外壁1の窓2の上の部分から外
側にほぼ水平に延出する支持部材10と、該支持部材1
0の先端部に取付けられたロールスクリーン11と、外
壁1の窓2の下の左右からそれぞれ外側にほぼ水平に延
出する延出部材12、12と、支持部材10の先端部の
左右からそれぞれ左右の延出部材12にほぼ垂直に張り
渡された二本のワイヤ13,13とからなるものであ
る。
【0017】上記支持部材10は、左右に長い複数の細
板10a…と、該細板10a…の左右端部において、各
細板10a…に渡ってほぼ水平に配置され、かつ、各細
板10aの左右端部がそれぞれ接合された左右の棧材1
0b、10bとを備えて、いわゆるグレイチングと同様
の構造を有するものである。すなわち、支持部材10
は、左右にほぼ水平に配置された棧材10b、10b
と、左端部を左の棧材10bに接合され、右端部を右の
棧材10に接合された複数の細板10a…とからなるも
のである。上記細板10a…は、それぞれほぼ垂直な平
面(窓2の外面とほぼ平行な平面)に沿って立てられた
状態とされるとともに、互いに間隔をあけてほぼ平行に
配置され、かつ、窓2側からロールスクリーン11側に
一列に並べられた状態となっている。そして、これら細
板10a…は、その左右端部がそれぞれ棧材10b、1
0bに接合されることで繋がれた状態となっており、支
持部材10は、全体として複数のスリットを有する板状
となっている。そして、支持部材10は、細板10a…
同士の間が通気孔10c…として機能するようになって
おり、支持部材10の上から下もしくは下から上へ空気
を流すことができるようになっている。
【0018】また、各細板10a…は、ほぼ垂直にされ
るとともに、比較的薄いものとされ、支持部材10を平
面視した場合に、支持部材10の全面積に対して全ての
細板10a…が占める面積が小さなものとされるととも
に、各細板10a…の間の間隔(通気孔10c)が占め
る面積が大きなものとされ、支持部材10を上下方向に
通過する気流をあまり妨げないようになっている。ま
た、各細板10a…は、支持部材10の上方から支持部
材10を通って窓面に向かう日射を遮る遮蔽板として機
能するようになっている。すなわち、各細板10a…
は、支持部材10の上方から建築物の外壁面にほぼ沿っ
て支持部材10通って入射する光りの多くを通過させて
しまうが、外壁面に対して斜め、すなわち、外壁面に交
差する方向から支持部材10を通って入射する光りはそ
のほとんどを遮るようになっている。
【0019】また、支持部材10は、一般的なグレイチ
ングと同様の強度を有し、支持部材10の外壁側の側縁
部が建築物の躯体に強固に接合された状態で、例えば、
上階の窓の点検、清掃、メンテナンス用の足場として使
用できるようになっている。なお、支持部材10は、上
述のグレイチング状の構造に限定されるものではなく、
ロールスクリーン11を支持する強度を有するともに、
支持部材10を通って通気が可能な通気孔10c…を有
するものならばどのような構造でも良く、例えば、板状
の部材に一つもしくは複数の通気孔を設けたものや、フ
レーム状の構造を有してフレーム内の空間を通気孔とし
て利用できるものなどを用いることができる。なお、こ
の際には、支持部材10に、通気孔を通過して窓面に向
かう日射を遮る遮蔽板が設けられていることが好まし
い。
【0020】上記ロールスクリーン11は、スクリーン
11aと、該スクリーン11aを巻取る巻取り機構(図
示略)とを有するものである。この一例においては、例
えば、ガラス繊維を織って製造された布地がスクリーン
11aとして用いられている。また、上記布地には、例
えば、合成樹脂等がコーティングされている。また、ス
クリーン11aは、赤外光、可視光、紫外光を遮るもの
であるが、この一例においては、完全に可視光を遮るも
のではなく、スクリーンを透かして外の景色が見られる
ようになっているとともに、可視光の一部が室内に侵入
するようになっている。
【0021】なお、スクリーン11aをほぼ完全な遮光
性を有するものとしても良いが、室内での居住性等を考
慮した場合に、可視光の一部を透過することが好まし
い。なお、スクリーン11aが可視光の一部を透過させ
る場合においても、できるだけ赤外光や紫外光を透過さ
せないことが好ましく、スクリーン11aに赤外光や紫
外光の透過を防止する周知の各種コーティングを施すも
のとしても良い。また、スクリーン11aをガラス繊維
以外の材質からなるものとしても良い。すなわち、スク
リーン11aは、基本的に日射の一部を遮ることができ
るシート状のものならばどのようなものでも良く、ま
た、シート状のものでなくとも、複数のプレートを連結
したもの(例えば、ブラインドやシャッタ等)でも良
い。しかし、スクリーン11aが屋外に配置されること
から、耐候性、防水性、不燃性、難燃性等の性質を有す
るものであることが好ましい。
【0022】上記スクリーン11aの下端部には、スク
リーン11aの下側縁部に沿って棒状の下側縁部材(図
示略)が取付けられいる。上記下側縁部材は、錘として
機能し、スクリーン11aを下側に引き出す際に、下側
縁部材の重さによりスムーズにスクリーン11aを引き
出させるとともに、引き出されたスクリーン11aが風
等によりばたつくのを防止するようになっている。ま
た、下側縁部材には、その左右端部に上記ワイヤ13、
13を通すリングや、ワイヤ13、13に上下動自在に
嵌合する嵌合部等が設けられており、下側縁部材がワイ
ヤ13、13に案内されて上下動するようになっている
とともに、スクリーン11aを伸ばした状態で、スクリ
ーン11aの下端部が風によってばたつくのを防止する
ようになっている。
【0023】上記巻取り機構(図示略)は、基本的に
は、周知のようにスクリーン11aを巻取る軸と、該軸
を回転駆動する駆動手段とからなるものであるが、この
一例においては、上記軸が円筒状とされるとともに、回
転自在に軸受けに支持され、かつ、円筒状の軸内、もし
くは軸受け部分に回転駆動用のモータ等が内蔵されたも
のとなっている。そして、軸の外側に巻取られたスクリ
ーン11aは、巻取りボックス等に収容されずに、露出
した状態とされており、ボックス内に収容された場合に
比較して、点検、部品(スクリーン11a、軸、軸受
け、モータ等)の交換等のメンテナンスが容易なものと
なっているとともに、巻取り機構及び巻き取れたスクリ
ーン11a等がコンパクトで省スペースなものとされ、
外観への影響や支持部材10の強度への影響等が考慮さ
れている。なお、巻取り機構は、その軸受け部分が支持
部材10の棧材10b、10bの先端部分に支持されて
いる。なお、これにより巻取り機構が支持部材10に支
持されるとともに、スクリーン11aが支持部材10に
支持されることになる。なお、この日射遮蔽装置におい
ては、ロールスクリーン11に代えて、ブラインド状の
ものやシャッタ状のものを用いるものとしても良く、こ
れらの場合には、それぞれブラインドやシャッタ用の開
閉機構が支持部材10に支持されることになる。
【0024】上記延出部材12,12は、上記ワイヤ1
3,13をほぼ垂直に張った状態とする際にワイヤ1
3,13の下側を支持するものであり、窓の下側の左右
の外壁面から外側に延出するものならば良い。なお、延
出部材12,12は、例えば、その基端部が外壁側に回
動自在に支持され、延出部材12,12を上、下、右、
左のいずれかに回動して、延出部材12,12が外壁面
に沿った状態とするようになっていても良い。このよう
にすることで、日射遮蔽装置の未使用時に、延出部材1
2、12を目立たないものとすることができるととも
に、例えば、窓の外側にベランダがある場合に、延出部
材12,12が邪魔にならないように収容することがで
きる。上記ワイヤ13,13は、上述のようにスクリー
ン11aの下端部の下側縁部材を上下動する際にこれを
案内するとともに、スクリーン11aの下端部が風によ
りばたつくのを防止するものである。
【0025】なお、ワイヤ13,13をほぼ垂直に張り
渡すものとしたが、図3に示すようにスクリーン11a
の下側を窓2側に近づけるように斜めに配置するものと
し、ワイヤ13,13もその下端部が窓2側に近づくよ
うに斜めにするものとしても良い。このようにスクリー
ン11aの下側を窓2側に近づけるようにした場合に
は、下側からの放射熱が窓2から室内に侵入するのを防
止することができる。すなわち、太陽の日射は、太陽か
ら直進するものと、空気や塵等で散乱したものと、地面
やその他の構造物から反射したものがあり、散乱したも
のや反射したものは、スクリーン11aと窓2との間の
下側から侵入する可能性があるが、上述のようにスクリ
ーン11aを斜めにすることで、下側からの放射熱の侵
入も防止することができる。なお、ワイヤ13,13を
最初から斜めにするものとしても良いし、ワイヤ13,
13の下端部を前後動自在として、スクリーン11aの
角度を自由に決められるものとしても良い。
【0026】また、図4に示すように、グレイチング状
の支持部材10において、細板10a…を角度を付けて
斜めにするものとしても良い。すなわち、細板10a…
を垂直に立てた状態とせずに、細板10a…が下に向か
うにつれて窓2から離れるように斜めになっているもの
とすれば、各細板10aの日射の遮蔽に有効な面積を増
やすことができるので、細板10aの枚数を減らして通
気孔10cとなる間隔を増やしたり、細板10aの幅を
狭めたりすることができる。従って、遮蔽効果・通風効
果を下げることなく、コストダウンを図ることができ
る。
【0027】また、図4に示すように、ロールスクリー
ン11にスクリーン11aを巻取る際にスクリーン11
aをガイドするガイド部材20(ガイド用フィン)を設
けるものとしても良い。ガイド部材20は、スクリーン
11aを巻取る際に、スクリーン11aのロールされる
側において、スクリーン11aの巻取られる直前の部分
を、スクリーン11aの巻取りの際の移動方向に沿って
案内するものである。そして、ガイド部材20は、左右
に延在するとともにスクリーン11aの張られた面に沿
ってスクリーン11aの窓側に配置され、かつ、ロース
スクリーン11のロール部分の近傍に配置される板状の
フィン20aと、該フィン20aをロールスクリーン1
1のロール部分の左右端部の非可動部分に支持させる支
持部20bとを有するものである。
【0028】上記ガイド部材20によりスクリーン11
aを巻取る際にたわみをなくすことができる。また、ガ
イド部材20を備えたロールスクリーン11において
は、スクリーン11aを巻取る際に、スクリーン11a
の窓側の面の巻取られる直前の部分がガイド部材20で
擦られる状態となり、例えば、スクリーン11aと窓と
の間に蜘蛛の巣が張ったり、スクリーン11aの窓2に
臨む面に虫がとまったりしている場合に、虫や蜘蛛の巣
等を落として、ロールスクリーン11に虫や蜘蛛の巣を
巻き込むのを防止することができる。なお、外付けのロ
ールスクリーンにおいては、夜間、スクリーンを広げた
状態のままにした場合に、窓明かりに虫が集まり、スク
リーンに虫を巻き込んだり、集まった虫を捕食しようと
する蜘蛛の巣を巻き込んだりすることがあった。
【0029】そして、上記構成の日射遮蔽装置によれ
ば、ロールスクリーン11が支持部材10を介して外壁
1に接合され、支持部材10の延出長さだけ外壁から離
されるとともに、支持部材10が通気可能な構成となっ
ていることから、ロールスクリーン11と窓2との間の
空気がロールスクリーン11を通過した日射や、日射に
より暖められたロールスクリーン11により暖められて
も、すぐに暖められて軽くなった空気が上方に抜けるこ
とになり、ロールスクリーン11と窓2との間に暖めら
れた空気が溜まることがなく、放射熱の実質的な遮蔽性
能を向上することができる。また、支持部材10は、複
数の細板10a…が間隔をあけて配置されていることか
ら、空気だけではなく、日射を透過してしまうことにな
るが、複数の細板が窓面にほぼ沿ってグレイチングと同
様に配置されていることから、各細板10aが遮蔽板と
して支持部材10を通過して窓に至る日射を遮ることが
できる。
【0030】従って、この一例の日射遮蔽装置において
は、支持部材10が通気性を有する庇として機能し、図
4に示すように、支持部材10の部分を通過して窓2に
至る比較的高い角度の日射を遮蔽し、それよりも低い角
度の日射については、ロールスクリーンで遮蔽すること
になる。従って、ロールスクリーン11を窓2から大き
く離しても、日射を遮蔽することができる。そして、図
5のグラフに示されるように、窓面からのロールスクリ
ーン11のスクリーン11aまでの距離x(m)が長い
ほど、遮蔽係数が小さくなり遮蔽性能が向上する。すな
わち、日射により暖められたスクリーン11aが窓2か
ら離れるとともに、スクリーン11aと窓2との間に距
離があくことで、スクリーン11aと窓2との間の空気
の換気効率が高くなることから、遮蔽係数が向上する。
なお、遮蔽係数とは、日射遮蔽性能を示す指標であり、
厚さ3mmの透明ガラスだけの窓の遮蔽係数を1として
おり、上記窓にカーテンやロールスクリーン等を付ける
ことにより遮蔽係数が0に近づくほど遮蔽効果があるこ
とを示している。なお、従来用いられている外付けのブ
ラインドの遮蔽係数は0.15である。
【0031】また、日射しの角度は、建築物の緯度や季
節や時刻により変化することになり、日射しを完全に遮
るには、夏期の正午前後の日射しの角度に対応して、支
持部材の細板同士の間隔、細板の上下高さ、スクリーン
11aと窓2の外面との間隔等を決める必要がある。ま
た、日射しの角度は、季節や時刻により変化するので、
例えば、図6に示すように、スクリーン11aから窓2
の外面までの距離を自由に変更できるようにスクリーン
11aを前後動自在とするものとしても良い。この場合
には、日射しの角度が高い真夏に、スクリーン11aと
窓面との距離を短くし、日射しの角度が少し低くなる晩
春や晩夏には、スクリーン11aと窓2の外面との距離
を長くするようにすることができる。また、日射しの角
度は、時刻によっても変化するので、日射しの角度が高
い真昼は、スクリーン11aを窓面に近づけ、朝方や夕
方はスクリーン11aを窓面から離すものとしても良
い。
【0032】なお、日射しの角度が高い状態で窓2の外
面からスクリーン11aを大きく離してしまうと、スク
リーン11aが日除けとして機能せず、庇として機能す
る支持部材10だけで日射しが遮られることになる。そ
こで、真夏の真昼においては、窓2の外面からスクリー
ン11aまでの距離が窓の上下長さの1/3となるよう
にすることが好ましい。窓2の外面からスクリーン11
aまでの距離が窓の上下長さの1/3となるようにする
ことで、日本のほぼ全域において真夏の日射をスクリー
ン11aを用いて遮ることができる。そして、日射しの
角度が低くなる朝方、夕方や真夏以外の季節になった
ら、窓2の外面からスクリーン11aをさらに離しても
スクリーン11aで日射しを避けることができる。従っ
て、スクリーン11aを前後動自在とする場合には、例
えば、窓2の外面からスクリーン11aまでの距離の最
短を窓の上下長さの1/3とし、さらに窓2からスクリ
ーン11aを離すことができるような構成としても良
い。なお、窓2からスクリーン11aを離せば日射の遮
蔽性能が向上するが、必ずしも、窓2の外面からスクリ
ーン11aまでの距離を窓の上下長さの1/3とする必
要はなく、もっと短い距離でも良い。
【0033】また、スクリーン11aを前後動自在とす
る構成は、例えば、支持部材10に対してロールスクリ
ーン11を前後動自在としても良いし、ロールスクリー
ン11が固定された支持部材10を外壁1から延出自在
としても良い。また、支持部材10を外壁1から延出自
在とする場合には、例えば、図7に示すように、支持部
材10が、外壁に固定された固定支持部材21と、固定
支持部材21に前後動自在に支持された移動支持部材2
2からなるものとし、移動支持部材22の先端部にロー
ルスクリーン11が固定されているものとしても良い。
また、移動支持部材22は、固定支持部材21に設けら
れたレール等の案内部材に移動自在に嵌合して前後動す
るものとしても良い。なお、スクリーン11aを前後動
する機構は、上述のものに限られるものではなく、周知
の各種方法を用いるものとしても良い。
【0034】そして、以上のような日射遮蔽装置によれ
ば、上述のように、実質的な日射の遮蔽効率を向上する
ことができる。また、スクリーン11aを支持部材10
により窓2から離すことで、日射により暖められたスク
リーン11aからの室温への影響も減少させることがで
きる。また、スクリーン11aと窓2とを離すことによ
り、例えば、蜘蛛等の虫がスクリーン11aと窓2との
間に巣くうのを抑制することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の日射遮蔽装置に
よれば、スクリーンと窓との間に支持部材により広い間
隔があけられ、かつ、支持部材に通気孔が設けられてい
るので、スクリーンと窓との間の空間の空気が暖められ
た場合に、暖められて軽くなった空気がスクリーンの内
面と窓面とから大きな抵抗を受けることなく、支持部材
の通気孔を通って上方に逃げることができる。従って、
スクリーンと窓との間の暖められた空気により室温が上
昇させられるのを防止することができるので、冷房機器
の消費電力をさらに低減することができる。
【0036】本発明の請求項2記載の日射遮蔽装置によ
れば、支持部材の通気孔から窓側に向かう日射を遮蔽板
により遮ることができるので、支持部材に通気孔を設け
ても支持部材の通気孔から窓に至る日射により室温が上
昇するのを防止することができる。
【0037】本発明の請求項3記載の日射遮蔽装置によ
れば、斜め上方から窓に至る日射しは、板体により遮ら
れることになり、真上もしくは、板体の長手方向と同じ
方向に傾いた日射しは支持部材を通過するが、窓に至ら
ずに下方に抜けることになる。従って、グレイチング状
の支持部材により日射しを遮った状態で通気を図ること
ができるので、請求項2記載の構成と同様の作用効果を
奏することができる。
【0038】本発明の請求項4記載の日射遮蔽装置によ
れば、上記スクリーンの開閉機構が、支持部材を介して
建築物に取付けられているので、支持部材の長さや支持
部材上の開閉機構の取付位置を調整することにより、ロ
ールスクリーンと窓面との間の距離を調整することがで
きる。従って、建築物の位置に基づく日射しの角度の違
いなどに対応してロールスクリーンと窓面との間の距離
を調整することができる。
【0039】本発明の請求項5記載の日射遮蔽装置によ
れば、ワイヤは、その両端部が支持されていれば良いと
ともに、ワイヤ自体はガイドレールに比較して目立たな
いものなので、外壁面から離れた位置にワイヤを配置す
るものとしても、施工が容易でかつ建築物の外観に与え
る影響が少ない。従って、ワイヤを用いることにより自
由で軽快なレイアウトとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の日射遮蔽装置の概
略を示す斜視図である。
【図2】上記例の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【図3】上記例の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【図4】上記例の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【図5】上記例の日射遮蔽装置におけるスクリーンと窓
面との距離と遮蔽性能との関係を示すグラフである。
【図6】上記例の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【図7】上記例の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【図8】従来の日射遮蔽装置の概略を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 窓 10 支持部材 10a 細板(遮蔽板、板体) 10c 通気孔 11 ロールスクリーン 11a スクリーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の窓の屋外側に配置されたスクリ
    ーンを有する日射遮蔽装置であって、 建築物の窓の上から屋外側に延出する支持部材と、該支
    持部材から下方に延出して窓への日射を防ぐスクリーン
    とを具備してなり、 上記支持部材により上記スクリーンと窓との間に広い間
    隔があけられるとともに、上記支持部材に、スクリーン
    と窓との間の空気を上記支持部材の上に流出させること
    が可能な通気孔が設けられていることを特徴とする日射
    遮蔽装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の日射遮蔽装置において、 上記支持部材には、上記通気孔を通り窓側に向かう日射
    を遮る遮蔽板が形成されていることを特徴とする日射遮
    蔽装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の日射遮蔽装置において、
    上記支持部材が、上記窓の窓面にほぼ沿って左右に延在
    するとともに、上記窓側から上記スクリーン側まで互い
    に間隔あけて複数配置された板体と、これら板体間に掛
    け渡されるように配置されてこれら板体を連結する棧材
    とからなるグレイチング状に形成され、 上記板体同士の間が上記通気孔とされるとともに、各板
    体が上記遮蔽板とされていることを特徴とする日射遮蔽
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一つに記載の
    日射遮蔽装置において、 上記スクリーンがロールスクリーン等の開閉自在なもの
    とされ、かつ、上記スクリーンを開閉する開閉機構が上
    記支持部材により外壁面から離れた位置に支持され、上
    記支持部材の長さと該支持部材への開閉機構の取付位置
    との少なくとも一方を変更することにより、上記窓面か
    ら上記スクリーンまでの距離を決められるようになって
    いることを特徴とする日射遮蔽装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一つに記載の
    日射遮蔽装置において、 上記スクリーンが巻き取り可能なロールスクリーンとさ
    れるとともに、該ロールスクリーンの下端部の左右側部
    が、上記支持部材から下方に向かって延出するように張
    り渡されたワイヤに上下動自在に支持されていることを
    特徴とする日射遮蔽装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303065A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Kamimura Tekko Kk 可動庇装置
JP2009209603A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Nakada Sangyo Kk 日除けネット
JP2022036725A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 屋外構造物の仮設防雨装置

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