JP2000212103A - 芳香族メチリデン化合物、それを製造するための芳香族アルデヒド化合物、及びそれらの製造方法 - Google Patents

芳香族メチリデン化合物、それを製造するための芳香族アルデヒド化合物、及びそれらの製造方法

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JP2000212103A
JP2000212103A JP11008772A JP877299A JP2000212103A JP 2000212103 A JP2000212103 A JP 2000212103A JP 11008772 A JP11008772 A JP 11008772A JP 877299 A JP877299 A JP 877299A JP 2000212103 A JP2000212103 A JP 2000212103A
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JP11008772A
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Mitsuru Hashimoto
充 橋本
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機電界発光素子の電荷輸送材料や発光材
料、各種の有機半導体素子に用いる新規な有機化合物を
提供。 【解決手段】 (化1)で表される芳香族メチリデン化
合物。 【化1】 R21は、非置換又は置換アルキル基、非置換又は置換ア
ルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基及びニトロ基、n21
は0〜4の整数。n21が2〜4の整数のとき、R21は、複数の
同一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる
場合のいずれでもよい。またR31及びR41は、水素(但し
R31及びR41が同時に水素である場合を除く)、非置換又
は置換アルキル基(但しR31およびR41が同時にアルキル
基である場合を除く)、非置換又は置換シクロアルキル
基(但しR31およびR41が同時にシクロアルキル基である
場合を除く)、非置換又は置換芳香族基、非置換又は置
換芳香族複素環基、R31及びR41は、互いに同一の置換基
でも異なる置換基でもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体の
電荷輸送材料、有機電界発光素子の電荷輸送材料や発光
材料、あるいは各種の有機半導体素子に用いられる材料
として有用な新規芳香族メチリデン化合物、それを製造
するための芳香族アルデヒド化合物、及びそれらの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物質の電界発光現象を利用する電界発光
素子は、液晶素子に比べて自己発光型であるために視認
性が高く、ディスプレーなどに用いる場合に鮮明な表示
が可能である。また、完全固体素子であるために耐衝撃
性に優れる等の特徴を有しており、今後、薄型ディスプ
レイ,液晶ディスプレイのバックライト,あるいは平面
光源などに広く用いられることが期待されている。
【0003】現在実用化されている電界発光素子には、
硫化亜鉛等の無機材料を用いた分散型電界発光素子があ
るが、この分散型電界発光素子は、その駆動に比較的高
い交流電圧を必要とすることから、駆動回路が複雑にな
ったり、また輝度が低いなどの問題があり、あまり広く
実用化されていないのが実状である。
【0004】一方、有機材料を用いる有機電界発光素子
は、1987年にC.W.Tangらによって、電子輸
送性の有機蛍光物質と、正孔輸送性の有機物を積層し
て、電子と正孔の両キャリヤーを、蛍光物質層中に注入
して発光させる積層構成の素子が提案されてから、一躍
脚光を浴びるところとなった。(C.W.Tang and S.A.VAN
Slyke,Appl.Phys.Lett.,vol.51,pp.913〜915(1987) ;
特開平63−264629号公報)。この素子では、1
0V以下の駆動電圧で、1000cd/m2 以上の発
光が得られるとされており、その後、この提案を発端と
して周辺の活発な研究が行われるようになっている。現
在では、様々な材料や素子構成等が提案され、実用化に
向けた研究開発が活発に行われている。
【0005】その一方で、これまでに提案された材料を
用いる有機電界発光素子には、まだ様々な問題や課題が
あることも事実である。いくつかの例を挙げれば、駆動
状態、あるいは非駆動状態にもかかわらず、保存するこ
とだけで素子の機能が劣化して発光輝度が低下したり、
また駆動時、あるいは非駆動時にダークスポットと呼ば
れる発光しない領域が発生、成長したりする劣化が起こ
り、最終的には素子が短絡して破壊が起こったりする現
象を挙げることができる。このような現象は、そこで用
いられている材料の本質的な問題と考えられるところが
大きいといえるが、現状では、実用的に寿命が充分であ
るとは言い難く、実用化に当たっては、比較的短い寿命
で対応可能なデバイスに限定されてしまう状況にある。
また、素子のカラー化を考える場合に、それに対応でき
る方式や、発光材が充分には用意されていないこと等が
挙げられる。いずれにしても、これらの問題や課題を解
決し、有機電界発光素子の広範な実用化を目指すには、
そこで用いられる、新たな高性能な発光材料、電荷輸送
材料等の新しい材料の開発が待望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
有機電界発光素子の実状に鑑みなされたもので、低電圧
で高輝度な発光、耐久性に優れた有機電界発光素子を実
現させるために、特に発光材として有用な新規化合物、
それを製造するための芳香族アルデヒド化合物、及びそ
れらの製造方法を提供することにある。それにより、高
輝度発光で高耐久な有機電界発光素子を実現させること
に寄与せしめる事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は(化1)で表される化合物、[但し、
(化1)中R21は、非置換または置換アルキル基、非置
換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基およ
びニトロ基を表し、n21は0、1、2、3、4の整数を表す。
n21が2、3、4の整数のとき、R21は、複数の同一置換基
からなる場合、複数の異なる置換基からなる場合のいず
れでもよい。またR31およびR41は、水素(但しR31およ
びR41が同時に水素である場合を除く)、非置換または
置換アルキル基(但しR31およびR41が同時にアルキル基
である場合を除く)、非置換または置換シクロアルキル
基(但しR31およびR41が同時にシクロアルキル基である
場合を除く)、非置換または置換芳香族基、非置換また
は置換芳香族複素環基を表し、R31およびR41は、互いに
同一の置換基であっても異なる置換基であってもよ
い。] (化2)で表される化合物、但し、(化2)中R22は、
非置換または置換アルキル基、非置換または置換アルコ
キシ基、ハロゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、
n22は0、1、2、3、4の整数を表す。n22が2、3、4の整数
のとき、R22は、複数の同一置換基からなる場合、複数
の異なる置換基からなる場合のいずれであってもよい。
【0008】(化3)で表される化合物と、(化4)で
表される化合物とを反応させることを特徴とする、(化
1)で表される化合物の製造方法、(化4)中R23は、
非置換または置換アルキル基、非置換または置換アルコ
キシ基、ハロゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、
n23は0、1、2、3、4の整数を表す。n23が2、3、4の整数
のとき、R23は、複数の同一置換基からなる場合、複数
の異なる置換基からなる場合のいずれであってもよい。
またR33およびR43は、水素(但しR33およびR43が同時に
水素である場合を除く)、非置換または置換アルキル基
(但しR33およびR43が同時にアルキル基である場合を除
く)、非置換または置換シクロアルキル基(但しR33お
よびR43が同時にシクロアルキル基である場合を除
く)、非置換または置換芳香族基、非置換または置換芳
香族複素環基を表し、R33およびR43は、互いに同一の置
換基であっても異なる置換基であってもよい。R10はア
ルキル基を表す。
【0009】(化5)で表される化合物と、(化6)で
表される化合物とを反応させることを特徴とする、(化
1)で表される化合物の製造方法、但し、(化5)中R2
0はアルキル基を表す。また、(化6)中R24は、非置換
または置換アルキル基、非置換または置換アルコキシ
基、ハロゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、n24
は0、1、2、3、4の整数を表す。n24が2、3、4の整数の
とき、R24は、複数の同一置換基からなる場合、複数の
異なる置換基からなる場合のいずれであってもよい。ま
たR34およびR44は、水素(但しR34およびR44が同時に水
素である場合を除く)、非置換または置換アルキル基
(但しR34およびR44が同時にアルキル基である場合を除
く)、非置換または置換シクロアルキル基(但しR34お
よびR44が同時にシクロアルキル基である場合を除
く)、非置換または置換芳香族基、非置換または置換芳
香族複素環基を表し、R34およびR44は、互いに同一の置
換基であっても異なる置換基であってもよい。] (化5)で表される化合物と、(化7)で表される化合
物とを反応させることを特徴とする、(化2)で表され
る化合物の製造方法、但し、(化7)中R25は、非置換
または置換アルキル基、非置換または置換アルコキシ
基、ハロゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、n25
は0、1、2、3、4の整数を表す。n25が2、3、4の整数の
とき、R25は、複数の同一置換基からなる場合、複数の
異なる置換基からなる場合のいずれであってもよい。
【0010】(化5)で表される化合物と、(化8)で
表される化合物とを反応させ、(化9)で表されるアセ
タール化合物を得た後、該アセタール化合物をアルデヒ
ド化合物に誘導することを特徴とする、請求項2記載化
合物の製造方法、但し、(化8)中R26は、非置換また
は置換アルキル基、非置換または置換アルコキシ基、ハ
ロゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、n26は0、
1、2、3、4の整数を表す。n26が2、3、4の整数のとき、
R26は、複数の同一置換基からなる場合、複数の異なる
置換基からなる場合のいずれであってもよい。またR30
はアルキル基を表す。
【0011】また、(化9)中R27は、非置換または置
換アルキル基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲ
ン基、シアノ基およびニトロ基を表し、n27は0、1、2、
3、4の整数を表す。n27が2、3、4の整数のとき、R27
は、複数の同一置換基からなる場合、複数の異なる置換
基からなる場合のいずれであってもよい。またR40はア
ルキル基を表す。
【0012】(化2)で表される化合物と、(化10)
で表される化合物とを反応させることを特徴とする、
(化1)で表される化合物の製造方法、但し、(化1
0)中、R35およびR45は、水素(但しR35およびR45が同
時に水素である場合を除く)、非置換または置換アルキ
ル基(但しR35およびR45が同時にアルキル基である場合
を除く)、非置換または置換シクロアルキル基(但しR3
5およびR45が同時にシクロアルキル基である場合を除
く)、非置換または置換芳香族基、非置換または置換芳
香族複素環基を表し、R35およびR45は、互いに同一の置
換基であっても異なる置換基であってもよい。またR50
はアルキル基を表す。
【0013】本発明は下記式(化11)で表される化合
物、[但し、上記式中R21は、非置換または置換アルキ
ル基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シ
アノ基およびニトロ基を表し、n21は0、1、2、3、4の整
数を表す。n21が2、3、4の整数のとき、R21は、複数の
同一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる
場合のいずれでもよい。またR31およびR41は、水素(但
しR31およびR41が同時に水素である場合を除く)、非置
換または置換アルキル基(但しR31およびR41が同時にア
ルキル基である場合を除く)、非置換または置換シクロ
アルキル基(但しR31およびR41が同時にシクロアルキル
基である場合を除く)、非置換または置換芳香族基、非
置換または置換芳香族複素環基を表し、R31およびR41
は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基であっ
てもよい。]下記式(化12)で表される化合物、[但
し、上記式中R22は、非置換または置換アルキル基、非
置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基お
よびニトロ基を表し、n22は0、1、2、3、4の整数を表
す。n22が2、3、4の整数のとき、R22は、複数の同一置
換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場合の
いずれであってもよい。] 下記式(化13)で表される化合物と、下記式(化1
4)で表される化合物とを反応させることを特徴とす
る、式(化11)で表される化合物の製造方法、但し、
(化14)中R23は、非置換または置換アルキル基、非
置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基お
よびニトロ基を表し、n23は0、1、2、3、4の整数を表
す。n23が2、3、4の整数のとき、R23は、複数の同一置
換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場合の
いずれであってもよい。またR33およびR43は、水素(但
しR33およびR43が同時に水素である場合を除く)、非置
換または置換アルキル基(但しR33およびR43が同時にア
ルキル基である場合を除く)、非置換または置換シクロ
アルキル基(但しR33およびR43が同時にシクロアルキル
基である場合を除く)、非置換または置換芳香族基、非
置換または置換芳香族複素環基を表し、R33およびR43
は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基であっ
てもよい。R10はアルキル基を表す。] 下記式(化15)で表される化合物と、下記式(化1
6)で表される化合物とを反応させることを特徴とす
る、式(化11)で表される化合物の製造方法、但し、
(化15)中R20はアルキル基を表す。
【0014】但し、(化16)中R24は、非置換または
置換アルキル基、非置換または置換アルコキシ基、ハロ
ゲン基、シアノ基およびニトロ基を表し、n24は0、1、
2、3、4の整数を表す。n24が2、3、4の整数のとき、R24
は、複数の同一置換基からなる場合、複数の異なる置換
基からなる場合のいずれであってもよい。またR34およ
びR44は、水素(但しR34およびR44が同時に水素である
場合を除く)、非置換または置換アルキル基(但しR34
およびR44が同時にアルキル基である場合を除く)、非
置換または置換シクロアルキル基(但しR34およびR44が
同時にシクロアルキル基である場合を除く)、非置換ま
たは置換芳香族基、非置換または置換芳香族複素環基を
表し、R34およびR44は、互いに同一の置換基であっても
異なる置換基であってもよい。] 本発明による、(化1)で表される化合物は、有機電界
発光素子の構成材料として有用であり、特に発光材とし
て優れたものである。また(化2)で表される化合物
は、(化1)で表される化合物を製造する際の有用な中
間体である。本発明により提供されるそれら化合物、な
らびにそれらの製造方法は、高輝度発光で高耐久な有機
電界発光素子の実現に大きく貢献するものである。
【0015】また、本発明による、式(化11)で表さ
れる化合物も、有機電界発光素子の構成材料として有用
であり、特に発光材として優れたものである。
【0016】式(化12)で表される化合物は、式(化
11)で表される化合物を製造する際の有用な中間体で
ある。本発明により提供されるそれら化合物、ならびに
それらの製造方法は、高輝度発光で高耐久な有機電界発
光素子の実現に大きく貢献するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の(化
1)で表される化合物は、大別して三通りの合成経路、
すなわち、(化3)で表されるアルデヒド誘導体と、
(化4)で表されるメチルホスホン酸エステル誘導体と
の反応、(化5)で表されるメチルホスホン酸エステル
誘導体と、(化6)で表されるベンズアルデヒド誘導体
との反応、(化2)で表されるアルデヒド誘導体と、
(化10)で表されるメチルホスホン酸エステル誘導体
との反応により製造することが出来る。このほか、上記
のそれぞれの合成経路において、そこで用いるメチルホ
スホン酸エステル誘導体の代わりに、対応するメチルト
リアリールフォスフォニウム塩を用いることなども可能
である。
【0018】これらの反応は、いずれもアルデヒドと活
性メチレンとの反応であり、通常、有機溶媒中で塩基を
用いて行われる。
【0019】反応溶媒としては水あるいはメタノール、
エタノール、ブタノール、アミルアルコール等のアルコ
ール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、
クロルベンゼン、ニトロベンゼン等の芳香族炭化水素、
ヂエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類、クロロホルム、ジクロルメタン、ジクロ
ルエタン等のハロゲン化炭化水素、ピリジン、キノリン
等の複素環式芳香族炭化水素、その他N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等があげられ、通
常一般の有機溶媒はすべて使用可能である。
【0020】また反応に際して用いられる塩基としては
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムあるい
は水酸化ナトリウムなどの無機塩基、トリエチルアミ
ン、トリエタノールアミン、ピリジンあるいはヘキサメ
チレンテトラミン等の有機塩基、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド等のア
ルコール類のアルカリ金属塩、その他ナトリウムアミド
等が挙げられる。用いる塩基の量としては、触媒量から
化学当量以上まで、必要に応じ用いることが出来る。
【0021】反応の温度としては、約−10°Cないし
約150°Cで行われるが、通常約0°Cないし約80
°Cで行うことが好ましい。反応時間としては、一般に
反応温度との関係で左右され、通常30分ないし100
時間程度であるが、各原料の組み合わせにより、適宜選
択されるべきである。
【0022】反応終了後、反応混合物から目的物を得る
には、濃縮や貧溶媒による希釈などにより粗製品を取り
出し、好ましくは水洗などによって無機分を取り除いて
から、カラムクロマトグラフィーや再結晶など、一般に
用いられる精製方法によって純粋な目的物を得ることが
出来る。
【0023】次に、本発明の他の物質である(化2)で
表される化合物について述べる。(化2)で表される化
合物は、上記で述べた(化5)で表されるメチルホスホ
ン酸エステル誘導体と、(化7)で表されるテレフタル
アルデヒド誘導体との反応、またはテレフタルアルデヒ
ド誘導体の代わりに、(化8)で表されるテレフタルア
ルデヒド誘導体のモノジアルキルアセタールを用いて、
得られる(化2)のアセタール化合物を得た後、該アセ
タール化合物をアルデヒド化合物に誘導することによっ
ても得ることが出来る。
【0024】これらの反応も、上記(化1)の合成反応
と同様にアルデヒドと活性メチレンとの反応であり、通
常、有機溶媒中で塩基を用いて行われる。ここで用いら
れる反応溶媒および塩基は、上記(化1)の合成経路で
説明した物と同様な物を用いることが出来る。また反応
の条件についても同様である。
【0025】次に、本発明の(化1)で表される化合物
の具体例を(表1)ないし(表10)に示すが、本発明
はこれに限定されるものではない。なお化合物の例示に
当たり、(表1)から(表8)では、各表の冒頭に基本
構造を一般式として表し、それに続けて各化合物の部分
構造または置換基のみを表すことで表記した。また(表
9)および(表10)では、各化合物の化学構造全体を
表記した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】
【表9】
【0035】
【表10】
【0036】先にも述べて様に、本発明による、(化
1)で表される化合物は、有機電界発光素子の構成材料
として有用であり、特に発光材として優れたものであ
る。また(化2)で表される化合物は、(化1)で表さ
れる化合物を製造する際の有用な中間体である。本発明
により提供されるそれら化合物、ならびにそれらの製造
方法は、高輝度発光で高耐久な有機電界発光素子の実現
に大きく貢献するものであるが、以下に本発明を実施例
により更に詳細に説明する。
【0037】次に本発明の具体例を説明する。
【0038】(実施例1) (表1)の化合物番号1−1の製造例(1) α−フェニルスチルベン−4’−メチルイルホスホン酸
ジエチル16.26gおよび2,2‘−ジホルミルビフェニ
ル4.21gをN,N−ジメチルホルムアミド100g
に溶解し、カリウム tert−ブトキシド5.67g
を5〜10°C、10分間にわたって添加した。
【0039】その後、室温にて20時間撹拌してから、
メタノール300mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、乾
燥して粗製品12.9gを得た。この粗製品を固定相シ
リカゲル、移動相トルエンにてカラムクロマトを行い、
黄色成分を分取した。この黄色成分を、クロロホルムお
よびエタノールから成る混合溶媒にて再結晶して、淡黄
色結晶10.39gを得た。融点199.5〜201.
0°C。このものの元素分析値は、炭素93.93%
((表1)の化合物番号1−1としての計算値94.0
8%)、水素5.88%((表1)の化合物番号1−1
としての計算値6.00%)であった。
【0040】(実施例2) (表1)の化合物番号1−1の製造例(2) 2,2‘-ジメチルビフェニル-α,α’-ジイルジホスホン
酸テトラエチル2.03g、4’−ホルミル−α−フェ
ニルスチルベン2.84gをN,N−ジメチルホルムア
ミド30gに溶解し、5〜10°CでNaOCH3 の2
8%メタノール溶液2.88gを10分間にわたり滴下
した。
【0041】その後、室温にて20時間撹拌してから、
酢酸約5ml、次いでエタノール約30ml、更に水約30
mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、乾燥して粗製品2.
94gを得た。次にこの粗製品を固定相シリカゲル、移
動相酢酸トルエンにてカラムクロマトを行い、黄色成分
を分取した。この黄色成分を、クロロホルム約50ml、
エタノール約150mlから成る混合溶媒にて再結晶し
て、淡黄色結晶2.41gを得た。融点199.5〜2
01.0°C。このものの元素分析値は、炭素93.9
3%((表1)の化合物番号1−1としての計算値9
4.08%)、水素5.88%((表1)の化合物番号
1−1としての計算値6.00%)であった。
【0042】(実施例3) 請求項2記載化合物の製造例(1) テレフタルアルデヒド 20.10g及び2,2‘-ジメチ
ルビフェニル-α,α’-ジイルジホスホン酸テトラエチ
ル20.32gをN,N−ジメチルホルムアミド150
gに溶解し、5〜10°Cでカリウム tert−ブト
キシド14.19gを30分間にわたり少量ずつ添加し
た。その後室温にて30時間攪拌下に反応させた後、冷
水約150mlを加え沈殿を瀘取、水洗、乾燥した。
【0043】次に、この粗製品を固定相シリカゲル、移
動相酢酸エチルにてカラムクロマトを行い、淡黄色の成
分を分取した。この黄色成分をトルエンから再結晶し
て、精製品5.33gを得た。融点127.0〜12
8.50°C。このものの元素分析値は、炭素86.8
1%(請求項2記載化合物としての計算値86.93
%)、水素5.03%(請求項2記載化合物としての計
算値5.18%)であった。
【0044】(実施例4) 請求項2記載化合物の製造例(2) テレフタルアルデヒド モノジエチルアセタール20.
83g及び2,2‘-ジメチルビフェニル-α,α’-ジイル
ジホスホン酸テトラエチル20.32gをN,N−ジメ
チルホルムアミド150gに溶解し、5〜10°Cでカ
リウム tert−ブトキシド14.19gを30分間
にわたり少量ずつ添加した。その後室温にて22時間攪
拌下に反応させた後、濃塩酸113.4gを加えて80
〜85°Cで1時間攪拌した後、冷水約150mlを加
えた。
【0045】次に析出している結晶を瀘取、水洗、乾燥
して粗製の請求項2記載化合物を黄色の結晶として1
7.90g得た。次いでトルエンより再結晶して精製品
13.28gを得た。融点127.0〜128.50°
C。このものの元素分析値は、炭素86.77%(請求
項2記載化合物としての計算値86.93%)、水素
5.10%(請求項2記載化合物としての計算値5.1
8%)であった。
【0046】(実施例5) (表1)の化合物番号1−1の製造例(3) ジフェニルメチルホスホン酸ジエチル12.16gおよ
び実施例5および実施例6にその製造例を示した請求項
2記載化合物8.29gをN,N−ジメチルホルムアミ
ド100gに溶解し、カリウム tert−ブトキシド
5.67gを5〜10°C、10分間にわたって添加し
た。
【0047】その後、室温にて20時間撹拌してから、
メタノール約200mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、
乾燥して粗製品12.47gを得た。この粗製品を固定
相シリカゲル、移動相トルエンにてカラムクロマトを行
い、黄色成分を分取した。この黄色成分を、クロロホル
ムおよびエタノールから成る混合溶媒にて再結晶して、
淡黄色結晶9.34gを得た。融点199.5〜20
1.0°C。このものの元素分析値は、炭素93.95
%((表1)の化合物番号1−1としての計算値94.
08%)、水素5.77%((表1)の化合物番号1−
1としての計算値6.00%)であった。
【0048】(実施例6)陽極として、透明電極である
インジウム錫酸化物(ITO)の薄膜をあらかじめ形成
したガラス基板(ITOガラス基板)の電極上に、正孔
輸送層、発光層、電子輸送層、陰極として、アルミニウ
ム/リチウム(Al/Li)電極を順次蒸着により形成
して、本発明の有機電界発光素子を作製した。
【0049】具体的には、先ず、ITOガラス基板、正
孔輸送材料としてN,N'-ジフェニル-N,N'-ビス(3−メ
チルフェニル)ベンジジン(TPD)、発光材料として
本発明の(表1)の化合物番号1−1の芳香族メチリデ
ン化合物、電子輸送材料としてトリス(8−ヒドロキシ
キノリノ)アルミニウム(Alq)を真空蒸着装置にセッ
トし、10−4Paまで排気した。
【0050】次にITOガラス基板の電極上に、正孔輸
送材であるTPDを0.1〜0.5nm/秒の蒸着速度
で蒸着し、正孔輸送層を50nm形成した。次に、発光
材料である(表1)の化合物番号1−1を0.1〜0.
5nm/秒の蒸着速度で蒸着し、発光層を50nm形成
した。
【0051】続いて電子輸送材料であるAlqを0.1n
m/秒の速度で蒸着し、膜厚10nmの電子輸送層を形
成した。さらにLiを0.01〜0.02nm/秒、A
lを1〜2nm/秒の蒸着速度で同時に蒸着し、Al/
Li電極を形成した。その厚さは150nmとした。こ
れらの蒸着はいずれも真空を破らずに連続して行い、ま
た膜厚は水晶振動子によってモニターすることにより制
御した。素子作製後、直ちに乾燥窒素中で電極の取り出
しを行い、有機電界発光素子を作成した。この様にして
作成した素子に、電圧を印加したところ、均一な青色の
発光が得られた。
【0052】(実施の形態2)以下、請求項8以降の発
明について説明する。
【0053】本発明の式(化11)で表される化合物
は、大別して三通りの合成経路、すなわち、式(化1
3)で表されるアルデヒド誘導体と、式(化14)で表
されるメチルホスホン酸エステル誘導体との反応、式
(化15)で表されるメチルホスホン酸エステル誘導体
と、式(化16)で表されるベンズアルデヒド誘導体と
の反応、式(化12)で表されるアルデヒド誘導体と、
式(化20)で表されるメチルホスホン酸エステル誘導
体との反応により製造することが出来る。
【0054】このほか、上記のそれぞれの合成経路にお
いて、そこで用いるメチルホスホン酸エステル誘導体の
代わりに、対応するメチルトリアリールフォスフォニウ
ム塩を用いることなども可能である。
【0055】これらの反応は、いずれもアルデヒドと活
性メチレンとの反応であり、通常、有機溶媒中で塩基を
用いて行われる。反応溶媒としては水あるいはメタノー
ル、エタノール、ブタノール、アミルアルコール等のア
ルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレ
ン、クロルベンゼン、ニトロベンゼン等の芳香族炭化水
素、ヂエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類、クロロホルム、ジクロルメタン、ジ
クロルエタン等のハロゲン化炭化水素、ピリジン、キノ
リン等の複素環式芳香族炭化水素、その他N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等があげら
れ、通常の有機溶媒はすべて使用可能である。
【0056】また反応に際して用いられる塩基としては
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムあるい
は水酸化ナトリウムなどの無機塩基、トリエチルアミ
ン、トリエタノールアミン、ピリジンあるいはヘキサメ
チレンテトラミン等の有機塩基、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド等のア
ルコール類のアルカリ金属塩、その他ナトリウムアミド
等が挙げられる。用いる塩基の量としては、触媒量から
化学当量以上まで、必要に応じ用いることが出来る。
【0057】反応の温度としては、約−10°Cないし
約150°Cで行われるが、通常約0°Cないし約80
°Cで行うことが好ましい。反応時間としては、一般に
反応温度との関係で左右され、通常30分ないし100
時間程度であるが、各原料の組み合わせにより、適宜選
択されるべきである。
【0058】反応終了後、反応混合物から目的物を得る
には、濃縮や貧溶媒による希釈などにより粗製品を取り
出し、好ましくは水洗などによって無機分を取り除いて
から、カラムクロマトグラフィーや再結晶など、一般に
用いられる精製方法によって純粋な目的物を得ることが
出来る。
【0059】次に、本発明の他の物質である一般式(化
12)で表される化合物について述べる。式(化12)
で表される化合物は、上記で述べた式(化15)で表さ
れるメチルホスホン酸エステル誘導体と、式(化17)
で表されるテレフタルアルデヒド誘導体との反応、また
はテレフタルアルデヒド誘導体の代わりに、式(化1
8)で表されるテレフタルアルデヒド誘導体のモノジア
ルキルアセタールを用いて、得られる式(化19)のア
セタール化合物を得た後、該アセタール化合物をアルデ
ヒド化合物に誘導することによっても得ることが出来
る。
【0060】これらの反応も、上記式(化11)の合成
反応と同様にアルデヒドと活性メチレンとの反応であ
り、通常、有機溶媒中で塩基を用いて行われる。ここで
用いられる反応溶媒および塩基は、上記式(化11)の
合成経路で説明した物と同様な物を用いることが出来
る。また反応の条件についても同様である。
【0061】次に、本発明の式(化11)で表される化
合物の具体例を(表11)ないし(表20)に示すが、
本発明はこれに限定されるものではない。なお化合物の
例示に当たり、(表11)から(表18)では、各表の
冒頭に基本構造を一般式として表し、それに続けて各化
合物の部分構造または置換基のみを表すことで表記し
た。(表19)および(表20)では、各化合物の化学
構造全体を示したが、共通する部分については括弧でく
くり、その数を表記することにより略記した。
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】
【表15】
【0067】
【表16】
【0068】
【表17】
【0069】
【表18】
【0070】
【表19】
【0071】
【表20】
【0072】先にも述べて様に、本発明による、式(化
1)で表される化合物は、有機電界発光素子の構成材料
として有用であり、特に発光材として優れたものであ
る。また式(化2)で表される化合物は、式(化1)で
表される化合物を製造する際の有用な中間体である。本
発明により提供されるそれら化合物、ならびにそれらの
製造方法は、高輝度発光で高耐久な有機電界発光素子の
実現に大きく貢献するものであるが、以下に本発明を実
施例により更に詳細に説明する。
【0073】次に本発明の具体例を説明する。
【0074】(実施例7) (表11)の化合物番号1−1の製造例(1) α−フェニルスチルベン−4’−イルメチルホスホン酸
ジエチル8.13gおよび4,4'-ジホルミルビフェニル
2.10gをN,N−ジメチルホルムアミド50gに溶
解し、カリウム tert−ブトキシド2.84gを5
〜10°C、10分間にわたって添加した。
【0075】その後、室温にて20時間撹拌してから、
メタノール300mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、乾
燥して粗製品3.50gを得た。次にこの粗製品を1−
メチルナフタレンより再結晶し、黄色板状結晶として精
製品1.72gを得た。融点300°C以上。このもの
の元素分析値は、炭素93.85%(化合物番号1−1
としての計算値94.08%)、水素5.73%(化合
物番号1−1としての計算値5.92%)であった。
【0076】(実施例8) (表11)の化合物番号1−1の製造例(2) 4,4'-ジメチルビフェニル-α,α’-ジイルジホスホン酸
テトラエチル2.27g、4’−ホルミル−α−フェニ
ルスチルベン2.84gをN,N−ジメチルホルムアミ
ド40gに溶解し、5〜10°CでNaOCH3 の28
%メタノール溶液2.89gを10分間にわたり滴下し
た。
【0077】その後、室温にて20時間撹拌してから、
メタノール約200mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、
乾燥して粗製品1.83gを得た。次にこの粗製品を実
施例1と同様に1−メチルナフタレンより再結晶し、黄
色板状結晶として精製品1.02gを得た。融点300
°C以上。このものの元素分析値は、炭素93.90%
(化合物番号1−1としての計算値94.08%)、水
素5.77%(化合物番号1−1としての計算値5.9
2%)であった。
【0078】(実施例9) 請求項9記載化合物の製造例(1) テレフタルアルデヒド 5.37g及び4,4'-ジメチル
ビフェニル-α,α’-ジイルジホスホン酸テトラエチル
4.54gをN,N−ジメチルホルムアミド45gに溶
解し、5〜10°Cでカリウム tert−ブトキシド
2.83gを30分間にわたり少量ずつ添加した。その
後室温にて30時間攪拌下に反応させた後、冷水約15
0mlを加え沈殿を瀘取、水洗、乾燥した。次に、この
粗製品をN,N-ジメチルホルムアミド、クロルベンゼンか
ら再結晶し橙黄色結晶1.00gを得た。融点300°
C以上。このものの元素分析値は、炭素86.75%
(請求項9記載化合物としての計算値86.93%)、
水素5.20%(請求項10記載化合物としての計算値
5.35%)であった。
【0079】(実施例10) 請求項8記載化合物の製造例(2) テレフタルアルデヒド モノジエチルアセタール4.1
7g及び4,4'-ジメチルビフェニル-α,α’-ジイルジホ
スホン酸テトラエチル4.54gをN,N−ジメチルホ
ルムアミド45gに溶解し、5〜10°Cでカリウム
tert−ブトキシド2.83gを30分間にわたり少
量ずつ添加した。
【0080】その後室温にて20時間攪拌下に反応させ
た後、濃塩酸22.7gを加えて80〜85°Cで1時
間攪拌した後、冷水約150mlを加えた。次に析出し
ている結晶を瀘取、水洗、乾燥して粗製品を得た。次
に、この粗製品をN,N-ジメチルホルムアミド、クロルベ
ンゼンから再結晶し橙黄色結晶2.52gを得た。融点
300°C以上。このものの元素分析値は、炭素86.
70%(請求項2記載化合物としての計算値86.93
%)、水素5.18%(請求項3記載化合物としての計
算値5.35%)であった。
【0081】(実施例11) (表11)の化合物番号1−1の製造例(3) ジフェニルメチルホスホン酸ジエチル6.09gおよび
実施例5および実施例6にその製造例を示した請求項2
記載化合物4.14gをN,N−ジメチルホルムアミド
50gに溶解し、カリウム tert−ブトキシド2.
83gを5〜10°C、10分間にわたって添加した。
【0082】その後、室温にて20時間撹拌してから、
メタノール約200mlを加え、析出結晶を濾取、水洗、
乾燥して粗製品を得た。次にこの粗製品を実施例1と同
様に1−メチルナフタレンより再結晶し、黄色板状結晶
として精製品2.10gを得た。融点300°C以上。
このものの元素分析値は、炭素93.90%((表1
1)の化合物番号1−1としての計算値94.08
%)、水素5.84%((表11)の化合物番号1−1
としての計算値5.92%)であった。
【0083】(実施例12)陽極として、透明電極であ
るインジウム錫酸化物(ITO)の薄膜をあらかじめ形
成したガラス基板(ITOガラス基板)の電極上に、正
孔輸送層、発光層、電子輸送層、陰極として、アルミニ
ウム/リチウム(Al/Li)電極を順次蒸着により形
成して、本発明の有機電界発光素子を作製した。
【0084】具体的には、先ず、ITOガラス基板、正
孔輸送材料としてN,N'-ジフェニル-N,N'-ビス(3−メ
チルフェニル)ベンジジン(TPD)、発光材料として
本発明の(表11)の化合物番号1−1の芳香族メチリ
デン化合物、電子輸送材料としてトリス(8−ヒドロキ
シキノリノ)アルミニウム(Alq)を真空蒸着装置にセ
ットし、10−4Paまで排気した。
【0085】次にITOガラス基板の電極上に、正孔輸
送材であるTPDを0.1〜0.5nm/秒の蒸着速度
で蒸着し、正孔輸送層を50nm形成した。次に、発光
材料である(表11)の化合物番号1−1を0.1〜
0.5nm/秒の蒸着速度で蒸着し、発光層を50nm
形成した。続いて電子輸送材料であるAlqを0.1nm
/秒の速度で蒸着し、膜厚10nmの電子輸送層を形成
した。
【0086】さらにLiを0.01〜0.02nm/
秒、Alを1〜2nm/秒の蒸着速度で同時に蒸着し、
Al/Li電極を形成した。その厚さは150nmとし
た。これらの蒸着はいずれも真空を破らずに連続して行
い、また膜厚は水晶振動子によってモニターすることに
より制御した。素子作製後、直ちに乾燥窒素中で電極の
取り出しを行い、有機電界発光素子を作成した。この様
にして作成した素子に、電圧を印加したところ、均一な
緑黄色の発光が得られた。
【0087】
【発明の効果】上述のように、本発明に関わる芳香族メ
チリデン化合物を用いた本発明の有機電界発光素子は、
発光特性に優れ、且つ、安定性にも優れた長寿命の素子
である。従って、本発明の化合物ならびにそれらの製造
方法は、工業的に極めて重要なものであると言うことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(表1)の化合物番号1-1の赤外線吸
収スペクトルを示した図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 11/06 615 C09K 11/06 615

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(化1)で表される化合物。 【化1】 [但し、上記式中R21は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n21は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n21が2、3、4の整数のとき、R21は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR31およびR41は、水素
    (但しR31およびR41が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR31およびR41が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR31およびR41が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R31およ
    びR41は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。]
  2. 【請求項2】(化2)で表される化合物。 【化2】 [但し、上記式中R22は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n22は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n22が2、3、4の整数のとき、R22は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。]
  3. 【請求項3】(化3)で表される化合物と、(化4)で
    表される化合物とを反応させることを特徴とする、請求
    項1記載化合物の製造方法。 【化3】 【化4】 [但し、上記式中R23は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n23は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n23が2、3、4の整数のとき、R23は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR33およびR43は、水素
    (但しR33およびR43が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR33およびR43が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR33およびR43が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R33およ
    びR43は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。R10はアルキル基を表す。]
  4. 【請求項4】(化5)で表される化合物と、(化6)で
    表される化合物とを反応させることを特徴とする、請求
    項1記載化合物の製造方法 【化5】 [但し、上記式中R20はアルキル基を表す。] 【化6】 [但し、上記式中R24は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n24は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n24が2、3、4の整数のとき、R24は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR34およびR44は、水素
    (但しR34およびR44が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR34およびR44が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR34およびR44が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R34およ
    びR44は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。]
  5. 【請求項5】(化5)で表される化合物と、(化7)で
    表される化合物とを反応させることを特徴とする、請求
    項2記載化合物の製造方法。 【化7】 [但し、上記式中R25は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n25は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n25が2、3、4の整数のとき、R25は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。]
  6. 【請求項6】(化5)で表される化合物と、(化8)で
    表される化合物とを反応させ、(化9)で表されるアセ
    タール化合物を得た後、該アセタール化合物をアルデヒ
    ド化合物に誘導することを特徴とする、請求項2記載化
    合物の製造方法。 【化8】 [但し、上記式中R26は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n26は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n26が2、3、4の整数のとき、R26は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR30はアルキル基を表
    す。] 【化9】 [但し、上記式中R27は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n27は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n27が2、3、4の整数のとき、R27は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR40はアルキル基を表
    す。]
  7. 【請求項7】(化2)で表される化合物と、(化10)
    で表される化合物とを反応させることを特徴とする、請
    求項1記載化合物の製造方法。 【化10】 [但し、R35およびR45は、水素(但しR35およびR45が同
    時に水素である場合を除く)、非置換または置換アルキ
    ル基(但しR35およびR45が同時にアルキル基である場合
    を除く)、非置換または置換シクロアルキル基(但しR3
    5およびR45が同時にシクロアルキル基である場合を除
    く)、非置換または置換芳香族基、非置換または置換芳
    香族複素環基を表し、R35およびR45は、互いに同一の置
    換基であっても異なる置換基であってもよい。またR50
    はアルキル基を表す。]
  8. 【請求項8】下記式(化11)で表される化合物。 【化11】 [但し、上記式中R21は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n21は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n21が2、3、4の整数のとき、R21は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR31およびR41は、水素
    (但しR31およびR41が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR31およびR41が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR31およびR41が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R31およ
    びR41は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。]
  9. 【請求項9】下記式(化12)で表される化合物。 【化12】 [但し、上記式中R22は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n22は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n22が2、3、4の整数のとき、R22は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。]
  10. 【請求項10】下記式(化13)で表される化合物と、
    下記式(化14)で表される化合物とを反応させること
    を特徴とする、請求項8記載化合物の製造方法。 【化13】 【化14】 [但し、上記式中R23は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n23は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n23が2、3、4の整数のとき、R23は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR33およびR43は、水素
    (但しR33およびR43が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR33およびR43が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR33およびR43が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R33およ
    びR43は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。R10はアルキル基を表す。]
  11. 【請求項11】下記式(化15)で表される化合物と、
    下記式(化16)で表される化合物とを反応させること
    を特徴とする、請求項8記載化合物の製造方法。 【化15】 [但し、上記式中R20はアルキル基を表す。] 【化16】 [但し、上記式中R24は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n24は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n24が2、3、4の整数のとき、R24は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR34およびR44は、水素
    (但しR34およびR44が同時に水素である場合を除く)、
    非置換または置換アルキル基(但しR34およびR44が同時
    にアルキル基である場合を除く)、非置換または置換シ
    クロアルキル基(但しR34およびR44が同時にシクロアル
    キル基である場合を除く)、非置換または置換芳香族
    基、非置換または置換芳香族複素環基を表し、R34およ
    びR44は、互いに同一の置換基であっても異なる置換基
    であってもよい。]
  12. 【請求項12】式(化15)で表される化合物と、下記
    式(化17)で表される化合物とを反応させることを特
    徴とする、請求項9記載化合物の製造方法。 【化17】 [但し、上記式中R25は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n25は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n25が2、3、4の整数のとき、R25は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。]
  13. 【請求項13】式(化15)で表される化合物と、下記
    式(化18)で表される化合物とを反応させ、下記式
    (化19)で表されるアセタール化合物を得た後、該ア
    セタール化合物をアルデヒド化合物に誘導することを特
    徴とする、請求項9記載の化合物の製造方法。 【化18】 [但し、上記式中R26は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n26は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n26が2、3、4の整数のとき、R26は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR30はアルキル基を表
    す。] 【化19】 [但し、上記式中R27は、非置換または置換アルキル
    基、非置換または置換アルコキシ基、ハロゲン基、シア
    ノ基およびニトロ基を表し、n27は0、1、2、3、4の整数
    を表す。n27が2、3、4の整数のとき、R27は、複数の同
    一置換基からなる場合、複数の異なる置換基からなる場
    合のいずれであってもよい。またR40はアルキル基を表
    す。]
  14. 【請求項14】式(化12)で表される化合物と、下記
    式(化20)で表される化合物とを反応させることを特
    徴とする、請求項8記載化合物の製造方法。 【化20】 [但し、R35およびR45は、水素(但しR35およびR45が同
    時に水素である場合を除く)、非置換または置換アルキ
    ル基(但しR35およびR45が同時にアルキル基である場合
    を除く)、非置換または置換シクロアルキル基(但しR3
    5およびR45が同時にシクロアルキル基である場合を除
    く)、非置換または置換芳香族基、非置換または置換芳
    香族複素環基を表し、R35およびR45は、互いに同一の置
    換基であっても異なる置換基であってもよい。またR50
    はアルキル基を表す。]
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