JP2000212076A - βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤 - Google Patents
βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤Info
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- JP2000212076A JP2000212076A JP11327823A JP32782399A JP2000212076A JP 2000212076 A JP2000212076 A JP 2000212076A JP 11327823 A JP11327823 A JP 11327823A JP 32782399 A JP32782399 A JP 32782399A JP 2000212076 A JP2000212076 A JP 2000212076A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れたβアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤の提
供。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、Arは芳香族基、XおよびYは、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−及び−COO−から選ばれ
る2価の基(R8はH、炭化水素基又はアシル)又はこ
れらの2価の基を1又は2個含んでいてもよい2価のC
1-6脂肪族炭化水素基、R1及びR2はH又はC1-6アルキ
ル、R1とR2は隣接するN原子と含窒素複素環を形成し
てもよく、A環は単環式芳香環を示す。〕で表される化
合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを含有し
てなるβアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤。
供。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、Arは芳香族基、XおよびYは、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−及び−COO−から選ばれ
る2価の基(R8はH、炭化水素基又はアシル)又はこ
れらの2価の基を1又は2個含んでいてもよい2価のC
1-6脂肪族炭化水素基、R1及びR2はH又はC1-6アルキ
ル、R1とR2は隣接するN原子と含窒素複素環を形成し
てもよく、A環は単環式芳香環を示す。〕で表される化
合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを含有し
てなるβアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたβアミロイ
ド蛋白産生・分泌阻害剤、該作用を有する新規なアミン
誘導体およびその製造法に関する。
ド蛋白産生・分泌阻害剤、該作用を有する新規なアミン
誘導体およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルツハイマー病は、神経細胞変性・脱
落と共に、老人斑の形成および神経原線維変化を特徴と
する神経変性疾患である。アルツハイマー病に最も特徴
的な老人斑は、βアミロイド蛋白(以下、Aβと略記す
ることもある)を主成分として(バイオケミカル バイ
オフィジカル リサーチ コミュニケーション(Biochem.
Biophys. Res. Commun.)、122巻、1131頁(1
984))、生体成分が脳内に沈着したものである。ア
ミノ酸40または42個からなるAβ(以下、それぞれ
Aβ1−40およびAβ1−42と略記する。)は、神
経細胞に対して毒性を示し、神経原線維変化を惹起する
ことが知られている。また、家族性アルツハイマー病患
者の中にはAPP(Amyloid Precursor Protein)遺伝
子に変異が認められる場合もあり、この変異遺伝子を導
入した細胞では、Aβの産生・分泌量の増加が指摘され
ている(例、ネイチャー(Nature)、360巻、672
頁(1992)、サイエンス(Science)、259巻、
514頁(1993)、サイエンス(Science)、26
4巻、1336頁(1994)等)。このため、Aβの
産生・分泌を阻害する薬剤は、Aβに起因する疾患
(例、アルツハイマー病、ダウン症など)の予防・治療
に有効である。中でも、家族性アルツハイマー病などの
遺伝的に該疾患に罹患する可能性が高い患者に対して、
Aβの産生・分泌を阻害する薬剤は該疾患の予防薬とし
て特に有用である。一方、分泌型APPは、神経栄養因
子様作用を有することが報告されている(ニューロン
(Neuron)、 10巻、243−254頁、1993
年)。かかる神経栄養因子様作用としては、(1)神経
細胞の生存・維持作用、(2)シナプスの形成促進作
用、(3)神経細胞死保護作用、(4)海馬での長期増
強作用などが用いられる。このため、分泌型APPの分
泌を促進する薬剤には、上記作用を介して、(1)神経
変性疾患(例、アルツハイマー病、ダウン症、老年期痴
呆、パーキンソン病、クロイツフェルト・ヤコブ病、筋
萎縮性脊髄側索硬化症、糖尿病性ニューロパシー、ハン
チントン舞踏病、多発性硬化症など)、(2)脳血管障
害(例、脳梗塞、脳出血など),頭部外傷または脊髄損
傷などによる神経障害の予防・治療に有用である。
落と共に、老人斑の形成および神経原線維変化を特徴と
する神経変性疾患である。アルツハイマー病に最も特徴
的な老人斑は、βアミロイド蛋白(以下、Aβと略記す
ることもある)を主成分として(バイオケミカル バイ
オフィジカル リサーチ コミュニケーション(Biochem.
Biophys. Res. Commun.)、122巻、1131頁(1
984))、生体成分が脳内に沈着したものである。ア
ミノ酸40または42個からなるAβ(以下、それぞれ
Aβ1−40およびAβ1−42と略記する。)は、神
経細胞に対して毒性を示し、神経原線維変化を惹起する
ことが知られている。また、家族性アルツハイマー病患
者の中にはAPP(Amyloid Precursor Protein)遺伝
子に変異が認められる場合もあり、この変異遺伝子を導
入した細胞では、Aβの産生・分泌量の増加が指摘され
ている(例、ネイチャー(Nature)、360巻、672
頁(1992)、サイエンス(Science)、259巻、
514頁(1993)、サイエンス(Science)、26
4巻、1336頁(1994)等)。このため、Aβの
産生・分泌を阻害する薬剤は、Aβに起因する疾患
(例、アルツハイマー病、ダウン症など)の予防・治療
に有効である。中でも、家族性アルツハイマー病などの
遺伝的に該疾患に罹患する可能性が高い患者に対して、
Aβの産生・分泌を阻害する薬剤は該疾患の予防薬とし
て特に有用である。一方、分泌型APPは、神経栄養因
子様作用を有することが報告されている(ニューロン
(Neuron)、 10巻、243−254頁、1993
年)。かかる神経栄養因子様作用としては、(1)神経
細胞の生存・維持作用、(2)シナプスの形成促進作
用、(3)神経細胞死保護作用、(4)海馬での長期増
強作用などが用いられる。このため、分泌型APPの分
泌を促進する薬剤には、上記作用を介して、(1)神経
変性疾患(例、アルツハイマー病、ダウン症、老年期痴
呆、パーキンソン病、クロイツフェルト・ヤコブ病、筋
萎縮性脊髄側索硬化症、糖尿病性ニューロパシー、ハン
チントン舞踏病、多発性硬化症など)、(2)脳血管障
害(例、脳梗塞、脳出血など),頭部外傷または脊髄損
傷などによる神経障害の予防・治療に有用である。
【0003】EP−A−652009には、プロテアー
ゼ阻害作用を有し、細胞レベルでAβ産生阻害作用を有
するペプチド誘導体が開示されている。特開平2−91
052号公報には、下式
ゼ阻害作用を有し、細胞レベルでAβ産生阻害作用を有
するペプチド誘導体が開示されている。特開平2−91
052号公報には、下式
【化7】 〔式中、R1とR2は、それぞれ独立して、水素原子又
は、置換基を有していてもよい炭化水素残基を示すか、
あるいは、隣接する窒素原子とともに縮合複素環基を形
成し、R3とR4は、R3が水素原子又は、それぞれ置換
基を有していてもよい炭化水素残基若しくはアシル基を
示し、R4が水素原子を示すか、あるいはR3とR4が結
合して−(CH2)m−CO−,−CO−(CH2)m−
または−(CH2)m+1−(式中、mは0,1,又は
2を示す)を形成し、Aは−(CH2)l−(式中、l
は0,1,又は2を示す)又は、−CH=CH−を示
し、Xは1以上の置換基を示し、nは4乃至7の整数を
示す。〕で表わされる置換アミン類又は、その塩を含有
するコリンエステラーゼ阻害剤が記載されている。特開
平2−73069号公報には、モノアミンオキシダーゼ
禁止活性を有するチアゾール誘導体が開示されている。
WO98/38156には、ベンゼン環と4〜8員環と
の縮合環骨格を有し、βアミロイド産生・分泌阻害作用
を有する化合物が開示されている。特開平5−2390
05号公報には、老人性痴呆の治療に有用なN−(2−
アミノエチル)ベンズアミド類が開示されているが、β
アミロイド産生・分泌阻害作用については記載されてい
ない。WO95/17183には、ホスホリパーゼA2
阻害作用を有し、老人性痴呆などの治療に有用な化合物
が開示されているが、βアミロイド産生・分泌阻害作用
については記載されていない。WO98−06691に
は、βアミロイド蛋白の凝集・蓄積阻害作用を有し、ア
ルツハイマー病の予防・治療に有用なアミン誘導体が開
示されているが、βアミロイド産生・分泌阻害作用につ
いては記載されていない。WO91/19697には、
アンギオテンシンII拮抗作用を有するピリジン誘導体が
開示されている。特開平3−142277号公報には、
記録材料に用いられるアミン化合物が開示されている。
WO93/23040には、5α−レダクターゼ阻害作
用を有する4−アザステロイドの17−エーテルおよび
チオエーテルが開示されている。
は、置換基を有していてもよい炭化水素残基を示すか、
あるいは、隣接する窒素原子とともに縮合複素環基を形
成し、R3とR4は、R3が水素原子又は、それぞれ置換
基を有していてもよい炭化水素残基若しくはアシル基を
示し、R4が水素原子を示すか、あるいはR3とR4が結
合して−(CH2)m−CO−,−CO−(CH2)m−
または−(CH2)m+1−(式中、mは0,1,又は
2を示す)を形成し、Aは−(CH2)l−(式中、l
は0,1,又は2を示す)又は、−CH=CH−を示
し、Xは1以上の置換基を示し、nは4乃至7の整数を
示す。〕で表わされる置換アミン類又は、その塩を含有
するコリンエステラーゼ阻害剤が記載されている。特開
平2−73069号公報には、モノアミンオキシダーゼ
禁止活性を有するチアゾール誘導体が開示されている。
WO98/38156には、ベンゼン環と4〜8員環と
の縮合環骨格を有し、βアミロイド産生・分泌阻害作用
を有する化合物が開示されている。特開平5−2390
05号公報には、老人性痴呆の治療に有用なN−(2−
アミノエチル)ベンズアミド類が開示されているが、β
アミロイド産生・分泌阻害作用については記載されてい
ない。WO95/17183には、ホスホリパーゼA2
阻害作用を有し、老人性痴呆などの治療に有用な化合物
が開示されているが、βアミロイド産生・分泌阻害作用
については記載されていない。WO98−06691に
は、βアミロイド蛋白の凝集・蓄積阻害作用を有し、ア
ルツハイマー病の予防・治療に有用なアミン誘導体が開
示されているが、βアミロイド産生・分泌阻害作用につ
いては記載されていない。WO91/19697には、
アンギオテンシンII拮抗作用を有するピリジン誘導体が
開示されている。特開平3−142277号公報には、
記録材料に用いられるアミン化合物が開示されている。
WO93/23040には、5α−レダクターゼ阻害作
用を有する4−アザステロイドの17−エーテルおよび
チオエーテルが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知化合物とは
化学構造が異なり、優れたAβ産生・分泌阻害作用を有
し、かつ医薬品として十分満足できる化合物の開発が切
望されている。
化学構造が異なり、優れたAβ産生・分泌阻害作用を有
し、かつ医薬品として十分満足できる化合物の開発が切
望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Aβ産生
・分泌阻害作用を有する化合物につき、鋭意検討を重ね
た結果、式
・分泌阻害作用を有する化合物につき、鋭意検討を重ね
た結果、式
【化8】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩が、予想外にも優れたβアミロイド
蛋白産生・分泌阻害作用を有することを見出した。さら
に、本発明者らは、これらの知見に基づいて検討を重ね
た結果、本発明を完成するに至った。
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩が、予想外にも優れたβアミロイド
蛋白産生・分泌阻害作用を有することを見出した。さら
に、本発明者らは、これらの知見に基づいて検討を重ね
た結果、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、 1.式
【化9】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩を含有してなるβアミロイド蛋白産
生・分泌阻害剤、 2.Arが(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレ
ンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)C6-10
アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)C1-6アルキ
ル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、(viii)ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(ix)
(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニ
トロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
クロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6ア
ルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホル
ミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-16アラルキ
ル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン原子、
(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シアノ、
(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xiv)C
6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)アミ
ノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)ジ−
C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)シ゛-C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニ
トロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、
(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルス
ルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい5ない
し10員の炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫
黄原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する
芳香族複素環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、(1)ベンゼン環または
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む5または6員芳香族
複素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の単
環式芳香族基、(2)2または3個のC6-14単環式ま
たは2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環または炭
素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選
ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14員の芳香
族複素環または該芳香族複素環が1または2個のベンゼ
ン環と縮合して形成された環が、単結合で直結してい
て、環を直結している結合の数が環系の数より1個少な
い芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた環集合
芳香族基、または(3)炭素数9ないし14個の2ま
たは3環式芳香族炭化水素または炭素原子以外に窒素
原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子
を1〜4個を含む9ないし14員の縮合多環式芳香族複
素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の縮
合芳香族基を示し、XおよびYが同一または異なって、
−O−、−S−、−CO−、−SO−、−SO2−、−
NR8−、−CONR8−、−SO2NR8−および−CO
O−から選ばれる2価の基(R8は(1)水素原子、
(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキ
シ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミ
ノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキ
レンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)
アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カ
ルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、
(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
キサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)
C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
および(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシか
ら成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を有してい
てもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリールもしくはC7-19アラルキ
ル、または(3)式:−CO−R3、−CO−OR3、−
CO−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまた
は−SO−R3a〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロ
ゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニト
ロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキ
シ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていて
もよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)
モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイ
ル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カ
ルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6ア
ルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニ
ルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(a
a)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(b
b)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群
から選ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい
C6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルホ゛キシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6
アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし
5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素環
基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルホ゛キシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6
アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし
5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素環
基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシルを
示す)またはこれらの2価の基を1または2個含んでい
てもよいC1-6アルキレン、C2-6アルケニレンまたはC
2-6アルキニレンを示し、R1およびR2が(1)水素原
子または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレン
ジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)
アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr−X−で示
される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成る
群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよ
いベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子
を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す第1項記載
の阻害剤、 3.Arで示される芳香族基が単環式芳香族基、環集合
芳香族基または縮合芳香族基である第1項記載の阻害
剤、 4.Arが置換基を有していてもよい環集合芳香族基で
ある第1項記載の阻害剤、 5.環集合芳香族基が2−,3−または4−ビフェニリ
ルである第4項記載の阻害剤、 6.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいフェニ
ル基、ビフェニリル基またはナフチル基である第1項記
載の阻害剤、 7.Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ない
し3の整数を示す)で表される基、式−(CH2)p2
−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で表される
基、式−(CH2)p3OCONH−(式中、p3は1
ないし3の整数を示す)で表される基、CONHまた
はSO2NHである第1項記載の阻害剤、 8.Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし
3の整数を示す)で表される基である第1項記載の阻害
剤、 9.Yで示される2価のC1-6脂肪族炭化水素基が2価
のC1-3脂肪族炭化水素基である第1項記載の阻害剤、 10.Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1
−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO
(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ない
し3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表
される基である第1項記載の阻害剤、 11.Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基である第1項記載の阻害剤、 12.R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニルで置換
されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、あるいは
R1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含
窒素複素環を形成する第1項記載の阻害剤、 13.A環がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置
換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香
族複素環である第1項記載の阻害剤、 14.A環がベンゼン環、ピリジン環または2−ピリド
ン環である第1項記載の阻害剤、 15.A環がベンゼン環またはピリジン環である第1項
記載の阻害剤、 16.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいC
6-14アリール基またはビフェニリル基、Xが式−(C
H2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を示す)
で表される基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1
ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の整数
を示す)で表される基、CONHまたはSO2N
H、Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基、R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもしくはジ−
C1-6アルキルニトロリルで置換されていてもよいC1-6
アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素
原子と共に5または6員の含窒素複素環を形成し、A環
がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置換されてい
てもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環で
ある第1項記載の阻害剤、 17.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいC
6-14アリールまたはビフェニリルで、Xが−(CH2)
pO−(pは1ないし3の整数を示す)、−CONH
−、−SO2NH−またはC1-3アルキレンで、YがC
1-3アルキレン、−CONH(CH2)s−(sは1ない
し3の整数を示す)または−COO(CH2)t−(t
は1ないし3の整数を示す)で、R1およびR2がそれぞ
れ水素原子またはC1-6アルキルを示すか、あるいはR1
とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒
素複素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC1-6ア
ルコキシで置換されていてもよいベンゼン環または6員
の含窒素芳香族複素環である第1項記載の阻害剤、 18.化合物が5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エ
チル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メ
トキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、5-クロ
ロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-
[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミド、5-クロ
ロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-
[(2-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミド、N-[3-
[4-(2-ナフチルメトキシ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプ
ロピルアミン 塩酸塩、N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン
塩酸塩、N-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N
-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[4-[(2,4-ジクロロベン
ジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、N-[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチル]-N,N-
ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[2-(2-ナフチルメトキ
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-
(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、N-[3-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチ
ル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-[(2,4-ジク
ロロベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、N-[3-(1-ナフチルメトキシ)フェネチル]-
N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、4-(4-ビフェニリルメ
トキシ)フェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミ
ド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N-[2-(N,N-
ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド、6-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコ
チンアミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-
6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-3-ピリジ
ンカルボキサミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジ
ヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジン
カルボキサミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピ
ぺリジノエチル)ニコチンアミド、6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンア
ミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエ
チル)ベンズアミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2
-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズアミド2-ピペリジ
ノエチル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、2
-(ピロリジン-1-イル)エチル=4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)ベンゾアート、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド
シュウ酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレ
イン酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-
[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フマル
酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N
-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩酸塩、4-[(4-
ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド、エチル 7−[2−[4-[(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メ
チル)アミノ]ヘプタノエート、7−[2−[4-[4-(ビフェニ
リルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メチ
ル)アミノ]ヘプタン酸 塩酸塩、N-(4-(2-((2-(ジメチ
ルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フ
ェニル)[1,1'-ビフェニル]-4-カルボキサミド、N-(2-ア
ミノエチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキ
シ)フェニル)アセトアミド 塩酸塩、4-([1,1'-ビフェ
ニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)
ベンズアミド、N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]ア
ミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボ
キサミド、4-(4-ビフェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプ
ロピルアミノ)エチル]ベンズアミド、2-(N,N−ジエチル
アミノ)エチル-4-[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミ
ノ]ベンゾエート、N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]
アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カル
ボキサミド、N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドま
たはN-[4-{[2-(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドで
ある第1項記載の阻害剤、 19.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する疾患の
予防・治療剤である第1項記載の阻害剤、 20.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤である第1項記載
の阻害剤、 21.式
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩を含有してなるβアミロイド蛋白産
生・分泌阻害剤、 2.Arが(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレ
ンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)C6-10
アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)C1-6アルキ
ル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、(viii)ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(ix)
(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニ
トロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
クロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6ア
ルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホル
ミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-16アラルキ
ル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン原子、
(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シアノ、
(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xiv)C
6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)アミ
ノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)ジ−
C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)シ゛-C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニ
トロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、
(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルス
ルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい5ない
し10員の炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫
黄原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する
芳香族複素環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、(1)ベンゼン環または
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む5または6員芳香族
複素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の単
環式芳香族基、(2)2または3個のC6-14単環式ま
たは2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環または炭
素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選
ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14員の芳香
族複素環または該芳香族複素環が1または2個のベンゼ
ン環と縮合して形成された環が、単結合で直結してい
て、環を直結している結合の数が環系の数より1個少な
い芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた環集合
芳香族基、または(3)炭素数9ないし14個の2ま
たは3環式芳香族炭化水素または炭素原子以外に窒素
原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子
を1〜4個を含む9ないし14員の縮合多環式芳香族複
素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の縮
合芳香族基を示し、XおよびYが同一または異なって、
−O−、−S−、−CO−、−SO−、−SO2−、−
NR8−、−CONR8−、−SO2NR8−および−CO
O−から選ばれる2価の基(R8は(1)水素原子、
(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキ
シ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミ
ノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキ
レンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)
アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カ
ルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、
(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
キサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)
C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
および(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシか
ら成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を有してい
てもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリールもしくはC7-19アラルキ
ル、または(3)式:−CO−R3、−CO−OR3、−
CO−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまた
は−SO−R3a〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロ
ゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニト
ロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキ
シ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていて
もよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)
モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイ
ル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カ
ルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6ア
ルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニ
ルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(a
a)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(b
b)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群
から選ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい
C6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルホ゛キシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6
アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし
5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素環
基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルホ゛キシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6
アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし
5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素環
基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシルを
示す)またはこれらの2価の基を1または2個含んでい
てもよいC1-6アルキレン、C2-6アルケニレンまたはC
2-6アルキニレンを示し、R1およびR2が(1)水素原
子または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレン
ジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)
アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr−X−で示
される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成る
群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよ
いベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子
を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す第1項記載
の阻害剤、 3.Arで示される芳香族基が単環式芳香族基、環集合
芳香族基または縮合芳香族基である第1項記載の阻害
剤、 4.Arが置換基を有していてもよい環集合芳香族基で
ある第1項記載の阻害剤、 5.環集合芳香族基が2−,3−または4−ビフェニリ
ルである第4項記載の阻害剤、 6.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいフェニ
ル基、ビフェニリル基またはナフチル基である第1項記
載の阻害剤、 7.Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ない
し3の整数を示す)で表される基、式−(CH2)p2
−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で表される
基、式−(CH2)p3OCONH−(式中、p3は1
ないし3の整数を示す)で表される基、CONHまた
はSO2NHである第1項記載の阻害剤、 8.Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし
3の整数を示す)で表される基である第1項記載の阻害
剤、 9.Yで示される2価のC1-6脂肪族炭化水素基が2価
のC1-3脂肪族炭化水素基である第1項記載の阻害剤、 10.Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1
−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO
(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ない
し3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表
される基である第1項記載の阻害剤、 11.Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基である第1項記載の阻害剤、 12.R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニルで置換
されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、あるいは
R1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含
窒素複素環を形成する第1項記載の阻害剤、 13.A環がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置
換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香
族複素環である第1項記載の阻害剤、 14.A環がベンゼン環、ピリジン環または2−ピリド
ン環である第1項記載の阻害剤、 15.A環がベンゼン環またはピリジン環である第1項
記載の阻害剤、 16.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいC
6-14アリール基またはビフェニリル基、Xが式−(C
H2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を示す)
で表される基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1
ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の整数
を示す)で表される基、CONHまたはSO2N
H、Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基、R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもしくはジ−
C1-6アルキルニトロリルで置換されていてもよいC1-6
アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素
原子と共に5または6員の含窒素複素環を形成し、A環
がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置換されてい
てもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環で
ある第1項記載の阻害剤、 17.Arがハロゲン原子で置換されていてもよいC
6-14アリールまたはビフェニリルで、Xが−(CH2)
pO−(pは1ないし3の整数を示す)、−CONH
−、−SO2NH−またはC1-3アルキレンで、YがC
1-3アルキレン、−CONH(CH2)s−(sは1ない
し3の整数を示す)または−COO(CH2)t−(t
は1ないし3の整数を示す)で、R1およびR2がそれぞ
れ水素原子またはC1-6アルキルを示すか、あるいはR1
とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒
素複素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC1-6ア
ルコキシで置換されていてもよいベンゼン環または6員
の含窒素芳香族複素環である第1項記載の阻害剤、 18.化合物が5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エ
チル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メ
トキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、5-クロ
ロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-
[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミド、5-クロ
ロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-
[(2-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミド、N-[3-
[4-(2-ナフチルメトキシ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプ
ロピルアミン 塩酸塩、N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン
塩酸塩、N-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N
-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[4-[(2,4-ジクロロベン
ジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、N-[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチル]-N,N-
ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[2-(2-ナフチルメトキ
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-
(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、N-[3-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチ
ル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-[(2,4-ジク
ロロベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、N-[3-(1-ナフチルメトキシ)フェネチル]-
N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、4-(4-ビフェニリルメ
トキシ)フェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミ
ド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N-[2-(N,N-
ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド、6-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコ
チンアミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-
6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-3-ピリジ
ンカルボキサミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジ
ヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジン
カルボキサミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピ
ぺリジノエチル)ニコチンアミド、6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンア
ミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエ
チル)ベンズアミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2
-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズアミド2-ピペリジ
ノエチル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、2
-(ピロリジン-1-イル)エチル=4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)ベンゾアート、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド
シュウ酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレ
イン酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-
[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フマル
酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N
-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩酸塩、4-[(4-
ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド、エチル 7−[2−[4-[(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メ
チル)アミノ]ヘプタノエート、7−[2−[4-[4-(ビフェニ
リルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メチ
ル)アミノ]ヘプタン酸 塩酸塩、N-(4-(2-((2-(ジメチ
ルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フ
ェニル)[1,1'-ビフェニル]-4-カルボキサミド、N-(2-ア
ミノエチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキ
シ)フェニル)アセトアミド 塩酸塩、4-([1,1'-ビフェ
ニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)
ベンズアミド、N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]ア
ミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボ
キサミド、4-(4-ビフェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプ
ロピルアミノ)エチル]ベンズアミド、2-(N,N−ジエチル
アミノ)エチル-4-[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミ
ノ]ベンゾエート、N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]
アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カル
ボキサミド、N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドま
たはN-[4-{[2-(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドで
ある第1項記載の阻害剤、 19.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する疾患の
予防・治療剤である第1項記載の阻害剤、 20.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤である第1項記載
の阻害剤、 21.式
【化10】 〔式中、Ar'は置換基を有していてもよい環集合芳香
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩、 22.Ar'が(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキ
レンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)C
6-10アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)C1-6ア
ルキル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(i
x)(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、
(c)ニトロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、
(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルス
ルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC7-16
アラルキル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン
原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シ
アノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xi
v)C6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)
アミノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンシ゛オキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC7-19アラルキル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、2または3個のC6-14
単環式または2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環ま
たは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14
員の芳香族複素環または該芳香族複素環が1または2個
のベンゼン環と縮合して形成された環が、単結合で直結
していて、環を直結している結合の数が環系の数より1
個少ない芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた
環集合芳香族基を示し、R1およびR2が(1)水素原子
または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジ
オキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)ア
ミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1- 6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr'−X'−で
示される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成
る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していても
よいベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原
子を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す第21項
記載の化合物、 23.Ar'で示される環集合芳香族基が2−,3−ま
たは4−ビフェニリルである第21項記載の化合物、 24.X'が式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ない
し3の整数を示す)で表される基である第21項記載の
化合物、 25.Y'が式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基である第21項記載の化合物、 26.R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニルで置換
されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、あるいは
R1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含
窒素複素環を形成する第21項記載の化合物、 27.A環がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置
換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香
族複素環である第21項記載の化合物、 28.A環がベンゼン環、ピリジン環または2−ピリド
ン環である第21項記載の化合物、 29.A環がベンゼン環またはピリジン環である第21
項記載の化合物、 30.Ar'が2−,3−または4−ビフェニリル、X'
が式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の
整数を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式
中、p2は1ないし3の整数を示す)で表される基また
はCONH、Y'が式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルま
たはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニルを示す)で表される基または式−(CH2)q2C
OO(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0
ないし3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)
で表される基、R1およびR2がそれぞれ水素原子また
はカルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもし
くはジ−C1-6アルキルニトロリルで置換されていても
よいC1-6アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣
接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環を形
成し、A環がベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素
環である第21項記載の化合物、 31.Ar'がビフェニリルで、X'が−(CH2)p1O
−(p1は1ないし3の整数を示す)で、Y'が−CON
H(CH2)s−(sは1ないし3の整数を示す) で、
R1およびR2がC1-6アルキルを示すか、あるいはR1と
R2が隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複
素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含
窒素芳香族複素環である第21項記載の化合物、 32.4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N-(2-ピペ
リジノエチル)アセトアミド、4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセト
アミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジ
ン-1-イル)エチル]ニコチンアミド、1-(4-ビフェニリル
メチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-
イル)エチル]-3-ピリジンカルボキサミド、1-(4-ビフェ
ニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジ
ノエチル)-3-ピリジンカルボキサミド、6-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミ
ド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジメチル
アミノ)エチル]ニコチンアミド、4-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド、4-(4-
ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル]ベンズアミド2-ピペリジノエチル=4-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)ベンゾアート、2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、4-[4-
(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチル
アミノ)エチル]アセトアミド シュウ酸塩、4-[4-(ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド マレイン酸塩、4-[4-(ビフェ
ニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)
エチル]アセトアミド フマル酸塩、4-[(4-ビフェニリ
ルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]
アセトアミド 塩酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミ
ド、エチル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フ
ェニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタ
ノエート、7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン
酸 塩酸塩、N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチル)(メ
チル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-ビフェ
ニル]-4-カルボキサミド、N-(2-アミノエチル)-2-(4-
([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセト
アミド 塩酸塩、4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキ
シ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)ベンズアミド、N-[4
-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フ
ェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、4-(4-ビフ
ェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチ
ル]ベンズアミド、2-(N,N−ジエチルアミノ)エチル-4-
[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾエー
ト、N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}カルボ
ニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、N-
[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニル}フェニ
ル](4-ビフェニリル)カルボキサミドまたはN-[4-{[2-
(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニ
ル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、 33.第21項記載の化合物のプロドラッグ、 34.(1)式
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩、 22.Ar'が(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキ
レンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)C
6-10アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)C1-6ア
ルキル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(i
x)(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、
(c)ニトロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、
(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルス
ルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC7-16
アラルキル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン
原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シ
アノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xi
v)C6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)
アミノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンシ゛オキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC7-19アラルキル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、2または3個のC6-14
単環式または2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環ま
たは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14
員の芳香族複素環または該芳香族複素環が1または2個
のベンゼン環と縮合して形成された環が、単結合で直結
していて、環を直結している結合の数が環系の数より1
個少ない芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた
環集合芳香族基を示し、R1およびR2が(1)水素原子
または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジ
オキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)ア
ミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1- 6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr'−X'−で
示される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成
る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していても
よいベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原
子を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す第21項
記載の化合物、 23.Ar'で示される環集合芳香族基が2−,3−ま
たは4−ビフェニリルである第21項記載の化合物、 24.X'が式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ない
し3の整数を示す)で表される基である第21項記載の
化合物、 25.Y'が式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−
(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基である第21項記載の化合物、 26.R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニルで置換
されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、あるいは
R1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含
窒素複素環を形成する第21項記載の化合物、 27.A環がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置
換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香
族複素環である第21項記載の化合物、 28.A環がベンゼン環、ピリジン環または2−ピリド
ン環である第21項記載の化合物、 29.A環がベンゼン環またはピリジン環である第21
項記載の化合物、 30.Ar'が2−,3−または4−ビフェニリル、X'
が式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の
整数を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式
中、p2は1ないし3の整数を示す)で表される基また
はCONH、Y'が式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルま
たはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニルを示す)で表される基または式−(CH2)q2C
OO(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0
ないし3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)
で表される基、R1およびR2がそれぞれ水素原子また
はカルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもし
くはジ−C1-6アルキルニトロリルで置換されていても
よいC1-6アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣
接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環を形
成し、A環がベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素
環である第21項記載の化合物、 31.Ar'がビフェニリルで、X'が−(CH2)p1O
−(p1は1ないし3の整数を示す)で、Y'が−CON
H(CH2)s−(sは1ないし3の整数を示す) で、
R1およびR2がC1-6アルキルを示すか、あるいはR1と
R2が隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複
素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含
窒素芳香族複素環である第21項記載の化合物、 32.4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N-(2-ピペ
リジノエチル)アセトアミド、4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセト
アミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジ
ン-1-イル)エチル]ニコチンアミド、1-(4-ビフェニリル
メチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-
イル)エチル]-3-ピリジンカルボキサミド、1-(4-ビフェ
ニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジ
ノエチル)-3-ピリジンカルボキサミド、6-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミ
ド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジメチル
アミノ)エチル]ニコチンアミド、4-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド、4-(4-
ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル]ベンズアミド2-ピペリジノエチル=4-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)ベンゾアート、2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、4-[4-
(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチル
アミノ)エチル]アセトアミド シュウ酸塩、4-[4-(ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド マレイン酸塩、4-[4-(ビフェ
ニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)
エチル]アセトアミド フマル酸塩、4-[(4-ビフェニリ
ルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]
アセトアミド 塩酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミ
ド、エチル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フ
ェニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタ
ノエート、7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン
酸 塩酸塩、N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチル)(メ
チル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-ビフェ
ニル]-4-カルボキサミド、N-(2-アミノエチル)-2-(4-
([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセト
アミド 塩酸塩、4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキ
シ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)ベンズアミド、N-[4
-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フ
ェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、4-(4-ビフ
ェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチ
ル]ベンズアミド、2-(N,N−ジエチルアミノ)エチル-4-
[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾエー
ト、N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}カルボ
ニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、N-
[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニル}フェニ
ル](4-ビフェニリル)カルボキサミドまたはN-[4-{[2-
(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニ
ル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、 33.第21項記載の化合物のプロドラッグ、 34.(1)式
【化11】 〔式中、Xaは酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子または置換基を有していてもよいイミノを、他の記号
は第21項記載と同意義を示す。〕で表わされる化合物
またはその塩と式 Ar−Xb−L (III) 〔式中、XbはX'からXaを除いた基を示し、Lは脱
離基またはヒドロキシを示し、X'およびAr'は第21
項記載と同意義を示す。〕で表わされる化合物またはそ
の塩とを反応させるか、(2)式
子または置換基を有していてもよいイミノを、他の記号
は第21項記載と同意義を示す。〕で表わされる化合物
またはその塩と式 Ar−Xb−L (III) 〔式中、XbはX'からXaを除いた基を示し、Lは脱
離基またはヒドロキシを示し、X'およびAr'は第21
項記載と同意義を示す。〕で表わされる化合物またはそ
の塩とを反応させるか、(2)式
【化12】 〔式中、各記号は第21項記載と同意義を示す。〕で表
わされる化合物またはその塩と式
わされる化合物またはその塩と式
【化13】 〔式中、各記号は第21項記載と同意義を示す。〕で表
わされる化合物またはその塩とを反応させることを特徴
とする第21項記載の化合物の製造法、 35.式
わされる化合物またはその塩とを反応させることを特徴
とする第21項記載の化合物の製造法、 35.式
【化14】 〔式中、Ar'は置換基を有していてもよい環集合芳香
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩、あるいはそのプロドラッグを含有してなる医薬組成
物、および 36.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤である第35項記
載の医薬組成物を提供する。
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩、あるいはそのプロドラッグを含有してなる医薬組成
物、および 36.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤である第35項記
載の医薬組成物を提供する。
【0007】さらに、本発明は、 37.哺乳動物に対して式
【化15】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを有効
量投与することを特徴とするβアミロイド蛋白の産生ま
たは分泌を阻害する方法、 38.哺乳動物に対して式
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを有効
量投与することを特徴とするβアミロイド蛋白の産生ま
たは分泌を阻害する方法、 38.哺乳動物に対して式
【化16】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを有効
量投与することを特徴とするβアミロイド蛋白の産生・
分泌に起因する老年性痴呆、アルツハイマー病、ダウン
症、パーキンソン病、アミロイドアンジオパシーまたは
脳血管障害時のβアミロイド蛋白による障害の予防また
は治療方法、 39.βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤を製造するた
めの式
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグを有効
量投与することを特徴とするβアミロイド蛋白の産生・
分泌に起因する老年性痴呆、アルツハイマー病、ダウン
症、パーキンソン病、アミロイドアンジオパシーまたは
脳血管障害時のβアミロイド蛋白による障害の予防また
は治療方法、 39.βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤を製造するた
めの式
【化17】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグの使
用、および 40.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤を製造するための
式
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグの使
用、および 40.βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因する老年性
痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキンソン病、
アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時のβアミ
ロイド蛋白による障害の予防・治療剤を製造するための
式
【化18】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグ使用を
提供する。
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩、あるいはそのプロドラッグ使用を
提供する。
【0008】本明細書中、「ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル」としては、例えば,1ないし5個、
好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6ア
ルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)が用いられる。具体
例としては、例えば、メチル、クロロメチル、ジフルオ
ロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エ
チル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエ
チル、ペンタフルオロエチル、プロピル、3,3,3−
トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,
4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネ
オペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、ヘキ
シル、6,6,6−トリフルオロヘキシルなどが用いら
れる。本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)などが用い
られる。具体例としては、例えば、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4
−ジクロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テトラフ
ルオロシクロペンチル、4−クロロシクロヘキシルなど
が用いられる。本明細書中、「ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
1-6アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、ペンチルオキシなど)などが用いられ
る。具体例としては、例えば、メトキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2
−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イ
ソブトキシ、sec−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキ
シルオキシなどが用いられる。
いC1-6アルキル」としては、例えば,1ないし5個、
好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6ア
ルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)が用いられる。具体
例としては、例えば、メチル、クロロメチル、ジフルオ
ロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エ
チル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエ
チル、ペンタフルオロエチル、プロピル、3,3,3−
トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,
4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネ
オペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、ヘキ
シル、6,6,6−トリフルオロヘキシルなどが用いら
れる。本明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)などが用い
られる。具体例としては、例えば、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4
−ジクロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テトラフ
ルオロシクロペンチル、4−クロロシクロヘキシルなど
が用いられる。本明細書中、「ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
1-6アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、ペンチルオキシなど)などが用いられ
る。具体例としては、例えば、メトキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2
−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イ
ソブトキシ、sec−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキ
シルオキシなどが用いられる。
【0009】本明細書中、「ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
1-6アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec−ブ
チルチオ、tert−ブチルチオなど)などが用いられ
る。具体例としては、例えば、メチルチオ、ジフルオロ
メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、エチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、4,4,
4−トリフルオロブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシル
チオなどが用いられる。本明細書中、「ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボニル」としては、
例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロ
ゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有
していてもよいC1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタノイル、ヘキ
サノイルなど)などが用いられる。具体例としては、例
えば、アセチル、モノクロロアセチル、トリフルオロア
セチル、トリクロロアセチル、プロパノイル、ブタノイ
ル、ペンタノイル、ヘキサノイルなどが用いられる。本
明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル」としては、例えば、1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アル
キルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、
ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、ter
t−ブチルスルホニルなど)などが用いられる。具体例
としては、例えば、メチルスルホニル、ジフルオロメチ
ルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、エチル
スルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニル、4,4,4−トリフルオロブ
チルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホ
ニルなどが用いられる。本明細書中、「ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド」として
は、例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)
を有していてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)などが用いられる。具体例と
しては、例えば、アセトアミド、トリフルオロアセトア
ミド、プロパンアミド、ブタンアミドなどが用いられ
る。
いC1-6アルキルチオ」としては、例えば、1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC
1-6アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec−ブ
チルチオ、tert−ブチルチオなど)などが用いられ
る。具体例としては、例えば、メチルチオ、ジフルオロ
メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、エチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、4,4,
4−トリフルオロブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシル
チオなどが用いられる。本明細書中、「ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボニル」としては、
例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロ
ゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有
していてもよいC1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタノイル、ヘキ
サノイルなど)などが用いられる。具体例としては、例
えば、アセチル、モノクロロアセチル、トリフルオロア
セチル、トリクロロアセチル、プロパノイル、ブタノイ
ル、ペンタノイル、ヘキサノイルなどが用いられる。本
明細書中、「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルスルホニル」としては、例えば、1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アル
キルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、
ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、ter
t−ブチルスルホニルなど)などが用いられる。具体例
としては、例えば、メチルスルホニル、ジフルオロメチ
ルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、エチル
スルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニル、4,4,4−トリフルオロブ
チルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホ
ニルなどが用いられる。本明細書中、「ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド」として
は、例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)
を有していてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)などが用いられる。具体例と
しては、例えば、アセトアミド、トリフルオロアセトア
ミド、プロパンアミド、ブタンアミドなどが用いられ
る。
【0010】前記式中、Arで示される芳香族基として
は、例えば,単環式芳香族基、環集合芳香族基、縮合芳
香族基などが用いられる。該「単環式芳香族基」として
は、例えば、ベンゼン環または5または6員芳香族複素
環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価基が用い
られる。該「5または6員芳香族複素環」としては、例
えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子1個以上(例えば1〜3個、
好ましくは1〜2個)を含む5または6員芳香族複素環
などが用いられる。具体的には、チオフェン、フラン、
ピロール、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、オ
キサゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダ
ジン環などが用いられる。上記の単環式芳香族基の具体
例としては、フェニル、2−または3−チエニル、2−
または3−フリル、1−,2−または3−ピロリル、2
−または4−イミダゾリル、3−または4−ピラゾリ
ル、2−,4−または5−チアゾリル、2−,4−また
は5−オキサゾリル、2−,3−または4−ピリジル、
2−ピラジニル、2−,4−または5−ピリミジニル、
3−または4−ピリダジニルなどが用いられ、なかでも
フェニルなどが好ましい。
は、例えば,単環式芳香族基、環集合芳香族基、縮合芳
香族基などが用いられる。該「単環式芳香族基」として
は、例えば、ベンゼン環または5または6員芳香族複素
環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価基が用い
られる。該「5または6員芳香族複素環」としては、例
えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子1個以上(例えば1〜3個、
好ましくは1〜2個)を含む5または6員芳香族複素環
などが用いられる。具体的には、チオフェン、フラン、
ピロール、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、オ
キサゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダ
ジン環などが用いられる。上記の単環式芳香族基の具体
例としては、フェニル、2−または3−チエニル、2−
または3−フリル、1−,2−または3−ピロリル、2
−または4−イミダゾリル、3−または4−ピラゾリ
ル、2−,4−または5−チアゾリル、2−,4−また
は5−オキサゾリル、2−,3−または4−ピリジル、
2−ピラジニル、2−,4−または5−ピリミジニル、
3−または4−ピリダジニルなどが用いられ、なかでも
フェニルなどが好ましい。
【0011】該「環集合芳香族基」としては、例えば、
2個以上(好ましくは2または3個)の芳香環が単結合
で直結していて、環を直結している結合の数が環系の数
より1個少ない芳香環集合体から任意の水素原子1個を除
いた基などが用いられる。該「芳香環」としては、芳香
族炭化水素、芳香族複素環などが用いられる。該「芳香
族炭化水素」としては、例えば、炭素数6ないし14個
の単環式または縮合多環式(例えば、2または3環式)
芳香族炭化水素(例、ベンゼン、ナフタレン、インデ
ン、アントラセンなど)などが用いられる。該「芳香族
複素環」としては、例えば、炭素原子以外に窒素原子、
硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子1個以
上(例えば1〜4個、好ましくは1〜2個)を含む5な
いし14員、好ましくは5ないし10員の芳香族複素環
などが用いられる。具体的には、チオフェン、ベンゾチ
オフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズ
オキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾー
ル、ナフト[2,3−b]チオフェン、フラン、フェノ
キサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オ
キサゾール、イソオキサゾール、1,2,4−オキサジ
アゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,2,4
−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、ピリ
ジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、インドー
ル、イソインドール、1H−インダゾール、プリン、4
H−キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、カルバゾール、β−カルボリン、フェナントリジ
ン、アクリジン、フェナジン、チアゾール、イソチアゾ
ール、フェノチアジン、フラザン、フェノキサジン、フ
タルイミド、2−,3−または4−ピリドン、2−,3
または4−キノロンなどの芳香族複素環、またはこれら
の環(好ましくは単環)が1ないし複数個(好ましくは
1または2個)の芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合し
て形成された環などが用いられる。これらの芳香環が単
結合で直結した芳香環集合体としては、例えば、ベンゼ
ン環、ナフタレン環および5ないし10員(好ましくは
5または6員)芳香族複素環から選ばれる2または3個
(好ましくは2個)で形成される芳香環集合体などが用
いられる。この芳香環集合体の好ましい例としては、ベ
ンゼン、ナフタレン、ピリジン、ピリミジン、チオフェ
ン、フラン、チアゾール、イソチアゾール、オキサゾー
ル、1,2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキ
サジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、1,3,
4−チアジアゾール、キノリン、イソキノリン、インド
ール、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンゾ
チアゾールおよびベンゾフランから選ばれる2または3
個の芳香環からなる芳香環集合体などが挙げられる。よ
り具体例には、例えば、2−,3−または4−ビフェニ
リル、3−(1−ナフチル)−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル、3−(2−ナフチル)−1,2,4
−オキサジアゾール−5−イル、3−(2−ベンゾフラ
ニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、3
−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イ
ル、3−(2−ベンズオキサゾリル)−1,2,4−オ
キサジアゾール−2−イル、3−(3−インドリル)−
1,2,4−オキサジアゾール−2−イル、3−(2−
インドリル)−1,2,4−オキサジアゾール−2−イ
ル、4−フェニルチアゾール−2−イル、4−(2−ベ
ンゾフラニル)チアゾール−2−イル、4−フェニル−
1,3−オキサゾール−5−イル、5−フェニルイソチ
アゾール−4−イル、5−フェニルオキサゾール−2−
イル、4−(2−チエニル)フェニル、4−(3−チエ
ニル)フェニル、3−(3−ピリジル)フェニル、4−
(3−ピリジル)フェニル、6−フェニル−3−ピリジ
ル、5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2
−イル、4−(2−ナフチル)フェニル、4−(2−ベ
ンゾフラニル)フェニル、4,4’−テルフェニルなど
が用いられ、特に2−,3−または4−ビフェニリルが
好ましい。
2個以上(好ましくは2または3個)の芳香環が単結合
で直結していて、環を直結している結合の数が環系の数
より1個少ない芳香環集合体から任意の水素原子1個を除
いた基などが用いられる。該「芳香環」としては、芳香
族炭化水素、芳香族複素環などが用いられる。該「芳香
族炭化水素」としては、例えば、炭素数6ないし14個
の単環式または縮合多環式(例えば、2または3環式)
芳香族炭化水素(例、ベンゼン、ナフタレン、インデ
ン、アントラセンなど)などが用いられる。該「芳香族
複素環」としては、例えば、炭素原子以外に窒素原子、
硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子1個以
上(例えば1〜4個、好ましくは1〜2個)を含む5な
いし14員、好ましくは5ないし10員の芳香族複素環
などが用いられる。具体的には、チオフェン、ベンゾチ
オフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズ
オキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾー
ル、ナフト[2,3−b]チオフェン、フラン、フェノ
キサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オ
キサゾール、イソオキサゾール、1,2,4−オキサジ
アゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,2,4
−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、ピリ
ジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、インドー
ル、イソインドール、1H−インダゾール、プリン、4
H−キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、カルバゾール、β−カルボリン、フェナントリジ
ン、アクリジン、フェナジン、チアゾール、イソチアゾ
ール、フェノチアジン、フラザン、フェノキサジン、フ
タルイミド、2−,3−または4−ピリドン、2−,3
または4−キノロンなどの芳香族複素環、またはこれら
の環(好ましくは単環)が1ないし複数個(好ましくは
1または2個)の芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合し
て形成された環などが用いられる。これらの芳香環が単
結合で直結した芳香環集合体としては、例えば、ベンゼ
ン環、ナフタレン環および5ないし10員(好ましくは
5または6員)芳香族複素環から選ばれる2または3個
(好ましくは2個)で形成される芳香環集合体などが用
いられる。この芳香環集合体の好ましい例としては、ベ
ンゼン、ナフタレン、ピリジン、ピリミジン、チオフェ
ン、フラン、チアゾール、イソチアゾール、オキサゾー
ル、1,2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキ
サジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、1,3,
4−チアジアゾール、キノリン、イソキノリン、インド
ール、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンゾ
チアゾールおよびベンゾフランから選ばれる2または3
個の芳香環からなる芳香環集合体などが挙げられる。よ
り具体例には、例えば、2−,3−または4−ビフェニ
リル、3−(1−ナフチル)−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル、3−(2−ナフチル)−1,2,4
−オキサジアゾール−5−イル、3−(2−ベンゾフラ
ニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、3
−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イ
ル、3−(2−ベンズオキサゾリル)−1,2,4−オ
キサジアゾール−2−イル、3−(3−インドリル)−
1,2,4−オキサジアゾール−2−イル、3−(2−
インドリル)−1,2,4−オキサジアゾール−2−イ
ル、4−フェニルチアゾール−2−イル、4−(2−ベ
ンゾフラニル)チアゾール−2−イル、4−フェニル−
1,3−オキサゾール−5−イル、5−フェニルイソチ
アゾール−4−イル、5−フェニルオキサゾール−2−
イル、4−(2−チエニル)フェニル、4−(3−チエ
ニル)フェニル、3−(3−ピリジル)フェニル、4−
(3−ピリジル)フェニル、6−フェニル−3−ピリジ
ル、5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2
−イル、4−(2−ナフチル)フェニル、4−(2−ベ
ンゾフラニル)フェニル、4,4’−テルフェニルなど
が用いられ、特に2−,3−または4−ビフェニリルが
好ましい。
【0012】該「縮合芳香族基」としては、縮合多環式
(好ましくは2ないし4環式、好ましくは2または3環
式)芳香環から任意の1個の水素原子を除いてできる1
価基などが用いられる。該「縮合多環式芳香環」として
は、縮合多環式芳香族炭化水素、縮合多環式芳香族複素
環などが用いられる。該「縮合多環式芳香族炭化水素」
としては、例えば、炭素数9ないし14個の縮合多環式
(2または3環式)芳香族炭化水素(例、ナフタレン、
インデン、アントラセンなど)などが用いられる。該
「縮合多環式芳香族複素環」としては、例えば、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
るヘテロ原子を1個以上(例えば1〜4個)を含む9な
いし14員、好ましくは9または10員の縮合多環式芳
香族複素環などが用いられる。具体的には、ベンゾフラ
ン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾ
チアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト[2,3−
b]チオフェン、イソキノリン、キノリン、インドー
ル、キノキサリン、フェナントリジン、フェノチアジ
ン、フェノキサジン、フタルイミドなどの芳香族複素環
などが用いられる。上記した縮合芳香族基の具体例とし
ては、例えば、1−ナフチル、2−ナフチル、2−キノ
リル、3−キノリル、4−キノリル、2−ベンゾフラニ
ル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンズイミダゾリル、
1−インドリル、2−インドリル、3−インドリルなど
が挙げられ、なかでも1−ナフチル、2−ナフチルなど
が好ましい。
(好ましくは2ないし4環式、好ましくは2または3環
式)芳香環から任意の1個の水素原子を除いてできる1
価基などが用いられる。該「縮合多環式芳香環」として
は、縮合多環式芳香族炭化水素、縮合多環式芳香族複素
環などが用いられる。該「縮合多環式芳香族炭化水素」
としては、例えば、炭素数9ないし14個の縮合多環式
(2または3環式)芳香族炭化水素(例、ナフタレン、
インデン、アントラセンなど)などが用いられる。該
「縮合多環式芳香族複素環」としては、例えば、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
るヘテロ原子を1個以上(例えば1〜4個)を含む9な
いし14員、好ましくは9または10員の縮合多環式芳
香族複素環などが用いられる。具体的には、ベンゾフラ
ン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾ
チアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト[2,3−
b]チオフェン、イソキノリン、キノリン、インドー
ル、キノキサリン、フェナントリジン、フェノチアジ
ン、フェノキサジン、フタルイミドなどの芳香族複素環
などが用いられる。上記した縮合芳香族基の具体例とし
ては、例えば、1−ナフチル、2−ナフチル、2−キノ
リル、3−キノリル、4−キノリル、2−ベンゾフラニ
ル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンズイミダゾリル、
1−インドリル、2−インドリル、3−インドリルなど
が挙げられ、なかでも1−ナフチル、2−ナフチルなど
が好ましい。
【0013】Arで示される芳香族基の置換基として
は、例えば、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレ
ンジオキシ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、C
6-10アリールオキシ−C1-6アルキル(例、フェノキシ
メチルなど)、C1-6アルキル−C6-10アリール−C2-6
アルケニル(例、メチルフェニルエテニルなど)、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換基
を有していてもよいC7-16アラルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、置換基を有し
ていてもよいC6-10アリールオキシ、C6-10アリール−
C7-16アラルキルオキシ(例、フェニルベンジルオキシ
など)、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メ
チルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロ
ピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6アルキル
アミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロ
ピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチルアミノな
ど)、置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状
アミノ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシなどが用
いられる。該「芳香族基」は、例えば上記置換基を、芳
香族基の置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1
ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場
合、各置換基は同一または異なっていてもよい。
は、例えば、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレ
ンジオキシ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、C
6-10アリールオキシ−C1-6アルキル(例、フェノキシ
メチルなど)、C1-6アルキル−C6-10アリール−C2-6
アルケニル(例、メチルフェニルエテニルなど)、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換基
を有していてもよいC7-16アラルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、置換基を有し
ていてもよいC6-10アリールオキシ、C6-10アリール−
C7-16アラルキルオキシ(例、フェニルベンジルオキシ
など)、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メ
チルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロ
ピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6アルキル
アミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロ
ピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチルアミノな
ど)、置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状
アミノ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシなどが用
いられる。該「芳香族基」は、例えば上記置換基を、芳
香族基の置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1
ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場
合、各置換基は同一または異なっていてもよい。
【0014】これらArで示される芳香族基の置換基の
うち、「置換基を有していてもよいC7-16アラルキル」
の「C7-16アラルキル」としては、例えば、ベンジル、
フェネチル、ナフチルメチルなどが用いられる。「置換
基を有していてもよいC6-10アリールオキシ」の「C
6-10アリールオキシ」としては、例えば、フェニルオキ
シ、ナフチルオキシなどが用いられる。これら「置換基
を有していてもよいC7-16アラルキル」および「置換基
を有していてもよいC6-10アリールオキシ」の「置換
基」としては、それぞれ、例えば、ハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アルキレン
ジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシな
ど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチル
アミノなど)、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
tert−ブトキシカルボニルなど)、モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチ
ルカルバモイルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド(例、
メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミド、プ
ロポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミドな
ど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルス
ルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど)、C
1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プ
ロパノイルオキシなど)、C1-6アルコキシ−カルボニ
ルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカ
ルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキ
シカルボニルオキシなど)、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エ
チルカルバモイルオキシなど)、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキ
シ、ジエチルカルバモイルオキシなど)などが1ないし
5個用いられる。
うち、「置換基を有していてもよいC7-16アラルキル」
の「C7-16アラルキル」としては、例えば、ベンジル、
フェネチル、ナフチルメチルなどが用いられる。「置換
基を有していてもよいC6-10アリールオキシ」の「C
6-10アリールオキシ」としては、例えば、フェニルオキ
シ、ナフチルオキシなどが用いられる。これら「置換基
を有していてもよいC7-16アラルキル」および「置換基
を有していてもよいC6-10アリールオキシ」の「置換
基」としては、それぞれ、例えば、ハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アルキレン
ジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシな
ど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチル
アミノなど)、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
tert−ブトキシカルボニルなど)、モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチ
ルカルバモイルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド(例、
メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミド、プ
ロポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミドな
ど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルス
ルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど)、C
1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プ
ロパノイルオキシなど)、C1-6アルコキシ−カルボニ
ルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカ
ルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキ
シカルボニルオキシなど)、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エ
チルカルバモイルオキシなど)、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキ
シ、ジエチルカルバモイルオキシなど)などが1ないし
5個用いられる。
【0015】Arで示される芳香族基の置換基のうち、
「置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノ」の「5ないし7員飽和環状アミノ」としては、例え
ば、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジン−1−イ
ル、ピペリジノ、ピロリジン−1−イル、ヘキサメチレ
ン−1−イルなどが用いられる。これら「置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「置換
基」としては、例えば、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、置換基を有していてもよいC6-14アリー
ル、置換基を有していてもよいC7-19アラルキル、置換
基を有していてもよい5ないし10員芳香族複素環基、
置換基を有していてもよいC6-10アリール−カルボニ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニルなどが1ないし3個用いられる。ここで、「置
換基を有していてもよいC6-14アリール」の「C6-14ア
リール」としては、例えば、フェニル、1−ナフチル、
2−ナフチル、2−インデニル、2−アンスリルなどが
用いられる。好ましくはフェニルなどである。「置換基
を有していてもよいC7-19アラルキル」の「C7-19アラ
ルキル」としては、例えば、ベンジル、フェネチル、ジ
フェニルメチル、トリフェニルメチル、1−ナフチルメ
チル、2−ナフチルメチル、2,2−ジフェニルエチ
ル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、5−
フェニルペンチルなどが用いられ、好ましくはベンジル
などである。「置換基を有していてもよい5ないし10
員芳香族複素環基」の「5ないし10員芳香族複素環
基」としては、例えば、2−,3−または4−ピリジ
ル、1−,2−または3−インドリル、2−または3−
チエニルなどが用いられ、好ましくは、2−,3−また
は4−ピリジルなどである。「置換基を有していてもよ
いC6-10アリール−カルボニル」の「C6-10アリール−
カルボニル」としては、例えば、ベンゾイル、1−ナフ
トイル、2−ナフトイルなどである。これら「置換基を
有していてもよいC6-14アリール」、「置換基を有して
いてもよいC7-19アラルキル」、「置換基を有していて
もよい5ないし10員芳香族複素環基」および「置換基
を有していてもよいC6-10アリール−カルボニル」がそ
れぞれ有していてもよい「置換基」としては、例えば、
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニルな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル
など)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド(例、メトキシカルボキサミド、エトキ
シカルボキサミド、プロポキシカルボキサミド、ブトキ
シカルボキサミドなど)、C1-6アルキルスルホニルア
ミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニル
アミノなど)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ
(例、アセトキシ、プロパノイルオキシなど)、C1-6
アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニ
ルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシなど)、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカ
ルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシなど)、
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチ
ルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシな
ど)などが1ないし5個用いられる。
「置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノ」の「5ないし7員飽和環状アミノ」としては、例え
ば、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジン−1−イ
ル、ピペリジノ、ピロリジン−1−イル、ヘキサメチレ
ン−1−イルなどが用いられる。これら「置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「置換
基」としては、例えば、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、置換基を有していてもよいC6-14アリー
ル、置換基を有していてもよいC7-19アラルキル、置換
基を有していてもよい5ないし10員芳香族複素環基、
置換基を有していてもよいC6-10アリール−カルボニ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニルなどが1ないし3個用いられる。ここで、「置
換基を有していてもよいC6-14アリール」の「C6-14ア
リール」としては、例えば、フェニル、1−ナフチル、
2−ナフチル、2−インデニル、2−アンスリルなどが
用いられる。好ましくはフェニルなどである。「置換基
を有していてもよいC7-19アラルキル」の「C7-19アラ
ルキル」としては、例えば、ベンジル、フェネチル、ジ
フェニルメチル、トリフェニルメチル、1−ナフチルメ
チル、2−ナフチルメチル、2,2−ジフェニルエチ
ル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、5−
フェニルペンチルなどが用いられ、好ましくはベンジル
などである。「置換基を有していてもよい5ないし10
員芳香族複素環基」の「5ないし10員芳香族複素環
基」としては、例えば、2−,3−または4−ピリジ
ル、1−,2−または3−インドリル、2−または3−
チエニルなどが用いられ、好ましくは、2−,3−また
は4−ピリジルなどである。「置換基を有していてもよ
いC6-10アリール−カルボニル」の「C6-10アリール−
カルボニル」としては、例えば、ベンゾイル、1−ナフ
トイル、2−ナフトイルなどである。これら「置換基を
有していてもよいC6-14アリール」、「置換基を有して
いてもよいC7-19アラルキル」、「置換基を有していて
もよい5ないし10員芳香族複素環基」および「置換基
を有していてもよいC6-10アリール−カルボニル」がそ
れぞれ有していてもよい「置換基」としては、例えば、
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニルな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル
など)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド(例、メトキシカルボキサミド、エトキ
シカルボキサミド、プロポキシカルボキサミド、ブトキ
シカルボキサミドなど)、C1-6アルキルスルホニルア
ミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニル
アミノなど)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ
(例、アセトキシ、プロパノイルオキシなど)、C1-6
アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニ
ルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシなど)、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカ
ルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシなど)、
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチ
ルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシな
ど)などが1ないし5個用いられる。
【0016】Arで示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」の「置換基」としての「アシル」、「アシ
ルアミノ」および「アシルオキシ」における「アシル」
としては、例えば、 式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−NR3R4、
−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO−R3a 〔式中、R3は(i)水素原子、(ii)置換基を有して
いてもよい炭化水素基、具体的には、置換基として、ハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
ミノ、置換基を有していてもよい5ないし7員環状アミ
ノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、C1-6ア
ルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、
C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキル
オキシ−カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリ
ール−カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニル、C6-10アリールスルホニル、
ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサ
ミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキ
ルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシ、ニコチノ
イルオキシおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置
換基1ないし5個を有していてもよい炭化水素基、また
は(iii)置換基を有していてもよい複素環基、具体的
には、置換基として、ハロゲン原子、C1-3アルキレン
ジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
クロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
コキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、置換基を有していても
よい5ないし7員環状アミノ、ホルミル、カルボキシ、
カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、C
6-10アリールスルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、C
6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
ルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボ
ニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバ
モイルオキシ、ニコチノイルオキシおよびC6-10アリー
ルオキシから選ばれる置換基1ないし5個を有していて
もよい複素環基を示し、
い芳香族基」の「置換基」としての「アシル」、「アシ
ルアミノ」および「アシルオキシ」における「アシル」
としては、例えば、 式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−NR3R4、
−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO−R3a 〔式中、R3は(i)水素原子、(ii)置換基を有して
いてもよい炭化水素基、具体的には、置換基として、ハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
ミノ、置換基を有していてもよい5ないし7員環状アミ
ノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、C1-6ア
ルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、
C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキル
オキシ−カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリ
ール−カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニル、C6-10アリールスルホニル、
ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサ
ミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキ
ルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシ、ニコチノ
イルオキシおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置
換基1ないし5個を有していてもよい炭化水素基、また
は(iii)置換基を有していてもよい複素環基、具体的
には、置換基として、ハロゲン原子、C1-3アルキレン
ジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
クロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
コキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、置換基を有していても
よい5ないし7員環状アミノ、ホルミル、カルボキシ、
カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、C
6-10アリールスルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、C
6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
ルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボ
ニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバ
モイルオキシ、ニコチノイルオキシおよびC6-10アリー
ルオキシから選ばれる置換基1ないし5個を有していて
もよい複素環基を示し、
【0017】R3aは(i)置換基を有していてもよい炭
化水素基、具体的には、置換基として、ハロゲン原子、
C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、置換基
を有していてもよい5ないし7員環状アミノ、ホルミ
ル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−
カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリ
ールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カ
ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カル
バモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
スルホニル、C6-10アリールスルホニル、ホルミルアミ
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6
アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10
アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C
6-10アリール−カルバモイルオキシ、ニコチノイルオキ
シおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置換基1な
いし5個を有していてもよいから選ばれる置換基1ない
し5個を有していてもよい炭化水素基、または(ii)置
換基を有していてもよい複素環基、具体的には、置換基
として、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
アルキルアミノ、置換基を有していてもよい5ないし7
員環状アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−
カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルスルホニル、C6-10アリール
スルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール
−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミ
ド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオ
キシ、ニコチノイルオキシおよびC6-10アリールオキシ
から選ばれる置換基1ないし5個を有していてもよいか
ら選ばれる置換基1ないし5個を有していてもよい複素
環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキルを示す
か、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共に含窒素
複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシルなど
が用いられる。R3およびR3aの置換基としての「置換
基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」と
しては、前記と同様のものが用いられる。
化水素基、具体的には、置換基として、ハロゲン原子、
C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、置換基
を有していてもよい5ないし7員環状アミノ、ホルミ
ル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−
カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリ
ールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カ
ルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カル
バモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
スルホニル、C6-10アリールスルホニル、ホルミルアミ
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6
アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10
アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C
6-10アリール−カルバモイルオキシ、ニコチノイルオキ
シおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置換基1な
いし5個を有していてもよいから選ばれる置換基1ない
し5個を有していてもよい炭化水素基、または(ii)置
換基を有していてもよい複素環基、具体的には、置換基
として、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
アルキルアミノ、置換基を有していてもよい5ないし7
員環状アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−
カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルスルホニル、C6-10アリール
スルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール
−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミ
ド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオ
キシ、ニコチノイルオキシおよびC6-10アリールオキシ
から選ばれる置換基1ないし5個を有していてもよいか
ら選ばれる置換基1ないし5個を有していてもよい複素
環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキルを示す
か、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共に含窒素
複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシルなど
が用いられる。R3およびR3aの置換基としての「置換
基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」と
しては、前記と同様のものが用いられる。
【0018】R3およびR3aで示される炭化水素基とし
ては、炭化水素化合物から水素原子を1個取り除いた基
が用いられ、例えば、鎖状または環状炭化水素基(例、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、
アリール、アラルキルなど)などが用いられる。このう
ち、以下のような炭素数1ないし19個の鎖状または環
状炭化水素基などが好ましい。 a)C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、 b)C2-6アルケニル(例えば、ビニル、アリル、イソ
プロペニル、2−ブテニルなど)、 c)C2-6アルキニル(例えば、エチニル、プロパルギ
ル、2−ブチニルなど)、 d)C3-6シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルな
ど)、該C3-6シクロアルキルは、1個のベンゼン環と
縮合していてもよい、 e)C6-14アリール(例えば、フェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、2−インデニル、2−アンスリルな
ど)、好ましくはフェニル、 f)C7-19アラルキル(例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、1−ナフ
チルメチル、2−ナフチルメチル、2,2−ジフェニル
エチル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、
5−フェニルペンチルなど)、好ましくはベンジル。
ては、炭化水素化合物から水素原子を1個取り除いた基
が用いられ、例えば、鎖状または環状炭化水素基(例、
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、
アリール、アラルキルなど)などが用いられる。このう
ち、以下のような炭素数1ないし19個の鎖状または環
状炭化水素基などが好ましい。 a)C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、 b)C2-6アルケニル(例えば、ビニル、アリル、イソ
プロペニル、2−ブテニルなど)、 c)C2-6アルキニル(例えば、エチニル、プロパルギ
ル、2−ブチニルなど)、 d)C3-6シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルな
ど)、該C3-6シクロアルキルは、1個のベンゼン環と
縮合していてもよい、 e)C6-14アリール(例えば、フェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、2−インデニル、2−アンスリルな
ど)、好ましくはフェニル、 f)C7-19アラルキル(例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、1−ナフ
チルメチル、2−ナフチルメチル、2,2−ジフェニル
エチル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、
5−フェニルペンチルなど)、好ましくはベンジル。
【0019】R3およびR3aで示される複素環基として
は、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれる1または2種、1ないし4個(好
ましくは1ないし3個)のヘテロ原子を含む5ないし1
4員(単環、2環または3環式)複素環、好ましくは
(i)5ないし14員(好ましくは5ないし10員)芳
香族複素環、(ii)5ないし10員非芳香族複素環また
は(iii)7ないし10員複素架橋環から任意の1個の
水素原子を除いてできる1価基などが用いられる。上記
「5ないし14員(好ましくは5ないし10員)の芳香
族複素環」としては、例えば、チオフェン、ベンゾチオ
フェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズオ
キサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾー
ル、ナフト[2,3−b]チオフェン、フラン、フェノ
キサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オ
キサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、1,3,
4−オキサジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、
1,3,4−チアジアゾール、ピリジン、ピラジン、ピ
リミジン、ピリダジン、インドール、イソインドール、
1H−インダゾール、プリン、4H−キノリジン、イソ
キノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノ
キサリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β
−カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナ
ジン、チアゾール、イソチアゾール、フェノチアジン、
イソオキサゾール、フラザン、フェノキサジン、フタル
イミドなどの芳香族複素環、またはこれらの環(好まし
くは単環)が1ないし複数個(好ましくは1または2
個)の芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合して形成され
た環などが用いられる。上記「5ないし10員非芳香族
複素環」としては、例えば、ピロリジン、イミダゾリ
ン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジ
ン、モルホリン、チオモルホリンなどが用いられる。上
記「7ないし10員複素架橋環」としては、例えば、キ
ヌクリジン、7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
などが用いられる。
は、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれる1または2種、1ないし4個(好
ましくは1ないし3個)のヘテロ原子を含む5ないし1
4員(単環、2環または3環式)複素環、好ましくは
(i)5ないし14員(好ましくは5ないし10員)芳
香族複素環、(ii)5ないし10員非芳香族複素環また
は(iii)7ないし10員複素架橋環から任意の1個の
水素原子を除いてできる1価基などが用いられる。上記
「5ないし14員(好ましくは5ないし10員)の芳香
族複素環」としては、例えば、チオフェン、ベンゾチオ
フェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズオ
キサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾー
ル、ナフト[2,3−b]チオフェン、フラン、フェノ
キサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オ
キサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、1,3,
4−オキサジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、
1,3,4−チアジアゾール、ピリジン、ピラジン、ピ
リミジン、ピリダジン、インドール、イソインドール、
1H−インダゾール、プリン、4H−キノリジン、イソ
キノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノ
キサリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β
−カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナ
ジン、チアゾール、イソチアゾール、フェノチアジン、
イソオキサゾール、フラザン、フェノキサジン、フタル
イミドなどの芳香族複素環、またはこれらの環(好まし
くは単環)が1ないし複数個(好ましくは1または2
個)の芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合して形成され
た環などが用いられる。上記「5ないし10員非芳香族
複素環」としては、例えば、ピロリジン、イミダゾリ
ン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジ
ン、モルホリン、チオモルホリンなどが用いられる。上
記「7ないし10員複素架橋環」としては、例えば、キ
ヌクリジン、7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
などが用いられる。
【0020】該「複素環基」として好ましくは、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、好ましくは、1ないし4個のヘテロ原
子を含む5ないし10員の(単環式または2環式)複素
環基である。具体的には、例えば、2−または3−チエ
ニル、2−,3−または4−ピリジル、2−または3−
フリル、2−,3−,4−,5−または8−キノリル、
4−イソキノリル、ピラジニル、2−または4−ピリミ
ジニル、3−ピロリル、2−イミダゾリル、3−ピリダ
ジニル、3−イソチアゾリル、3−イソオキサゾリル、
1−インドリル、2−インドリル、2−イソインドリニ
ルなどの芳香族複素環基、例えば1−,2−または3−
ピロリジニル、2−または4−イミダゾリニル、2−,
3−または4−ピラゾリジニル、ピペリジノ、2−,3
−または4−ピペリジル、1−または2−ピペラジニ
ル、モルホリノなどの非芳香族複素環基などである。な
かでも、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子お
よび酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を
含む5ないし6員の複素環基等が好ましく、具体的に
は、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル、2−フリル、3−フリル、ピ
ラジニル、2−ピリミジニル、3−ピロリル、3−ピリ
ダジニル、3−イソチアゾリル、3−イソオキサゾリ
ル、1−,2−または3−ピロリジニル、2−または4
−イミダゾリニル、2−,3−または4−ピラゾリジニ
ル、ピペリジノ、2−,3−または4−ピペリジル、1
−または2−ピペラジニル、モルホリノなどが用いられ
る。
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、好ましくは、1ないし4個のヘテロ原
子を含む5ないし10員の(単環式または2環式)複素
環基である。具体的には、例えば、2−または3−チエ
ニル、2−,3−または4−ピリジル、2−または3−
フリル、2−,3−,4−,5−または8−キノリル、
4−イソキノリル、ピラジニル、2−または4−ピリミ
ジニル、3−ピロリル、2−イミダゾリル、3−ピリダ
ジニル、3−イソチアゾリル、3−イソオキサゾリル、
1−インドリル、2−インドリル、2−イソインドリニ
ルなどの芳香族複素環基、例えば1−,2−または3−
ピロリジニル、2−または4−イミダゾリニル、2−,
3−または4−ピラゾリジニル、ピペリジノ、2−,3
−または4−ピペリジル、1−または2−ピペラジニ
ル、モルホリノなどの非芳香族複素環基などである。な
かでも、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子お
よび酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を
含む5ないし6員の複素環基等が好ましく、具体的に
は、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル、2−フリル、3−フリル、ピ
ラジニル、2−ピリミジニル、3−ピロリル、3−ピリ
ダジニル、3−イソチアゾリル、3−イソオキサゾリ
ル、1−,2−または3−ピロリジニル、2−または4
−イミダゾリニル、2−,3−または4−ピラゾリジニ
ル、ピペリジノ、2−,3−または4−ピペリジル、1
−または2−ピペラジニル、モルホリノなどが用いられ
る。
【0021】R4で示される「C1-6アルキル」として
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられる。R3と
R4が隣接する窒素原子と共に形成する「含窒素複素
環」としては、例えば、炭素原子以外に少なくとも1個
の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子および酸素原子か
ら選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよ
い5ないし7員含窒素複素環などが用いられ、例えば、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジ
ン、ピロリジンなどが挙げられる。
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられる。R3と
R4が隣接する窒素原子と共に形成する「含窒素複素
環」としては、例えば、炭素原子以外に少なくとも1個
の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子および酸素原子か
ら選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよ
い5ないし7員含窒素複素環などが用いられ、例えば、
ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジ
ン、ピロリジンなどが挙げられる。
【0022】Arで示される「芳香族基」の「置換基」
としての「アシル」の好ましい例としては、ホルミル、
カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カル
ボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、プロポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボ
ニルなど)、置換基を有していてもよいC6-10アリール
−カルボニル、置換基を有していてもよいC6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、置換基を有していてもよいC
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、置換基を有してい
てもよい5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、置換基を有して
いてもよいC6-10アリール−カルバモイル、置換基を有
していてもよい5〜6員複素環カルバモイル、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、置換基
を有していてもよいC6-10アリールスルホニルなどであ
る。これらのうち、「置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル」の「C6-10アリール−カルボニ
ル」としては、例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、
2−ナフトイルなどが用いられる。「置換基を有してい
てもよいC6-10アリールオキシ−カルボニル」の「C
6-10アリールオキシ−カルボニル」としては、例えば、
フェノキシカルボニルなどが用いられる。「置換基を有
していてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニル」
の「C7-16アラルキルオキシ−カルボニル」としては、
例えば、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシ
カルボニルなどが用いられる。「置換基を有していても
よい5〜6員複素環カルボニル」の「5〜6員複素環カ
ルボニル」としては、例えば、ニコチノイル、イソニコ
チノイル、2−テノイル、3−テノイル、2−フロイ
ル、3−フロイル、モルホリノカルボニル、ピペリジノ
カルボニル、1−ピロリジニルカルボニルなどが用いら
れる。「置換基を有していてもよいC6-10アリール−カ
ルバモイル」の「C6-10アリール−カルバモイル」とし
ては、例えば、フェニルカルバモイル、1−ナフチルカ
ルバモイル、2−ナフチルカルバモイルなどが用いられ
る。「置換基を有していてもよい5〜6員複素環カルバ
モイル」の「5〜6員複素環カルバモイル」としては、
例えば、2−ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカル
バモイル、4−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカ
ルバモイル、3−チエニルカルバモイルなどが用いられ
る。「置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニル」の「C6-10アリールスルホニル」としては、例え
ば、ベンゼンスルホニル、1−ナフタレンスルホニル、
2−ナフタレンスルホニルなどが用いられる。
としての「アシル」の好ましい例としては、ホルミル、
カルボキシ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カル
ボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、プロポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボ
ニルなど)、置換基を有していてもよいC6-10アリール
−カルボニル、置換基を有していてもよいC6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、置換基を有していてもよいC
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、置換基を有してい
てもよい5〜6員複素環カルボニル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、置換基を有して
いてもよいC6-10アリール−カルバモイル、置換基を有
していてもよい5〜6員複素環カルバモイル、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、置換基
を有していてもよいC6-10アリールスルホニルなどであ
る。これらのうち、「置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル」の「C6-10アリール−カルボニ
ル」としては、例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、
2−ナフトイルなどが用いられる。「置換基を有してい
てもよいC6-10アリールオキシ−カルボニル」の「C
6-10アリールオキシ−カルボニル」としては、例えば、
フェノキシカルボニルなどが用いられる。「置換基を有
していてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニル」
の「C7-16アラルキルオキシ−カルボニル」としては、
例えば、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシ
カルボニルなどが用いられる。「置換基を有していても
よい5〜6員複素環カルボニル」の「5〜6員複素環カ
ルボニル」としては、例えば、ニコチノイル、イソニコ
チノイル、2−テノイル、3−テノイル、2−フロイ
ル、3−フロイル、モルホリノカルボニル、ピペリジノ
カルボニル、1−ピロリジニルカルボニルなどが用いら
れる。「置換基を有していてもよいC6-10アリール−カ
ルバモイル」の「C6-10アリール−カルバモイル」とし
ては、例えば、フェニルカルバモイル、1−ナフチルカ
ルバモイル、2−ナフチルカルバモイルなどが用いられ
る。「置換基を有していてもよい5〜6員複素環カルバ
モイル」の「5〜6員複素環カルバモイル」としては、
例えば、2−ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカル
バモイル、4−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカ
ルバモイル、3−チエニルカルバモイルなどが用いられ
る。「置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニル」の「C6-10アリールスルホニル」としては、例え
ば、ベンゼンスルホニル、1−ナフタレンスルホニル、
2−ナフタレンスルホニルなどが用いられる。
【0023】これら「置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル」、「置換基を有していてもよい
C6-10アリールオキシ−カルボニル」、「置換基を有し
ていてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニル」、
「置換基を有していてもよい5〜6員複素環カルボニ
ル」、「置換基を有していてもよいC6-10アリール−カ
ルバモイル」、「置換基を有していてもよい5〜6員複
素環カルバモイル」および「置換基を有していてもよい
C6-10アリールスルホニル」の「置換基」としては、ハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキル
アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、C
1-6アルコキシ−カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、ホ
ルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル
−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよ
びジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選ばれ
る置換基1ないし5個、好ましくは1ないし3個が用い
られる。
アリール−カルボニル」、「置換基を有していてもよい
C6-10アリールオキシ−カルボニル」、「置換基を有し
ていてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニル」、
「置換基を有していてもよい5〜6員複素環カルボニ
ル」、「置換基を有していてもよいC6-10アリール−カ
ルバモイル」、「置換基を有していてもよい5〜6員複
素環カルバモイル」および「置換基を有していてもよい
C6-10アリールスルホニル」の「置換基」としては、ハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキル
アミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、C
1-6アルコキシ−カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、ホ
ルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル
−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよ
びジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選ばれ
る置換基1ないし5個、好ましくは1ないし3個が用い
られる。
【0024】前記のArで示される「置換基を有してい
てもよい芳香族基」の「置換基」としての「アシルアミ
ノ」としては、例えば、Arで示される「置換基を有し
ていてもよい芳香族基」の「置換基」において詳述した
「アシル」で1ないし2個置換されたアミノなどが用い
られ、好ましくは、 式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、−NR5
−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b 〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノなどが用いられ
る。R5およびR6bで示される「C1-6アルキル」は、R
4で示される「C1-6アルキル」と同様のものが用いられ
る。Arで示される「置換基を有していてもよい芳香族
基」の「置換基」としての「アシルアミノ」として、好
ましくは、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、置換基を有してい
てもよいC6-10アリール−カルボキサミド(例、フェニ
ルカルボキサミド、ナフチルカルボキサミドなど)、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド(例、メトキシカルボ
キサミド、エトキシカルボキサミド、プロポキシカルボ
キサミド、ブトキシカルボキサミドなど)、C1-6アル
キルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、
エチルスルホニルアミノなど)などが用いられる。
てもよい芳香族基」の「置換基」としての「アシルアミ
ノ」としては、例えば、Arで示される「置換基を有し
ていてもよい芳香族基」の「置換基」において詳述した
「アシル」で1ないし2個置換されたアミノなどが用い
られ、好ましくは、 式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、−NR5
−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b 〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノなどが用いられ
る。R5およびR6bで示される「C1-6アルキル」は、R
4で示される「C1-6アルキル」と同様のものが用いられ
る。Arで示される「置換基を有していてもよい芳香族
基」の「置換基」としての「アシルアミノ」として、好
ましくは、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、置換基を有してい
てもよいC6-10アリール−カルボキサミド(例、フェニ
ルカルボキサミド、ナフチルカルボキサミドなど)、C
1-6アルコキシ−カルボキサミド(例、メトキシカルボ
キサミド、エトキシカルボキサミド、プロポキシカルボ
キサミド、ブトキシカルボキサミドなど)、C1-6アル
キルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、
エチルスルホニルアミノなど)などが用いられる。
【0025】前記のArで示される「置換基を有してい
てもよい芳香族基」の「置換基」としての「アシルオキ
シ」としては、例えば、前記した「置換基を有していて
もよい芳香族基」の「置換基」において詳述した「アシ
ル」1個で置換されたオキシなどが用いられ、好ましく
は、式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−
CONHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で
表されるアシルオキシなどが用いられる。Arで示され
る「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」
としての「アシルオキシ」として、好ましくは、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロパ
ノイルオキシなど)、置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、
1−ナフトイルオキシ、2−ナフトイルオキシなど)、
C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカ
ルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキ
シカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイル
オキシなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバ
モイルオキシなど)、置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモ
イルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシなど)、ニコ
チノイルオキシなどが用いられる。これら「置換基を有
していてもよいC6-10アリール−カルボキサミド」、
「置換基を有していてもよいC6−10アリール−カル
ボニルオキシ」、および「置換基を有していてもよいC
6−10アリール−カルバモイルオキシ」の「置換基」
およびその「好ましい例」としては、前記した「置換基
を有していてもよいC6-10アリール−カルボニル」の
「置換基」と同様のものが用いられる。上記した中で
も、Arとしては、置換基を有していてもよい環集合芳
香族基(特に、2−,3−または4−ビフェニリルな
ど)が好ましい。
てもよい芳香族基」の「置換基」としての「アシルオキ
シ」としては、例えば、前記した「置換基を有していて
もよい芳香族基」の「置換基」において詳述した「アシ
ル」1個で置換されたオキシなどが用いられ、好ましく
は、式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−
CONHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で
表されるアシルオキシなどが用いられる。Arで示され
る「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」
としての「アシルオキシ」として、好ましくは、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロパ
ノイルオキシなど)、置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、
1−ナフトイルオキシ、2−ナフトイルオキシなど)、
C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカ
ルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキ
シカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイル
オキシなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバ
モイルオキシなど)、置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモ
イルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシなど)、ニコ
チノイルオキシなどが用いられる。これら「置換基を有
していてもよいC6-10アリール−カルボキサミド」、
「置換基を有していてもよいC6−10アリール−カル
ボニルオキシ」、および「置換基を有していてもよいC
6−10アリール−カルバモイルオキシ」の「置換基」
およびその「好ましい例」としては、前記した「置換基
を有していてもよいC6-10アリール−カルボニル」の
「置換基」と同様のものが用いられる。上記した中で
も、Arとしては、置換基を有していてもよい環集合芳
香族基(特に、2−,3−または4−ビフェニリルな
ど)が好ましい。
【0026】式中、XおよびYは、それぞれ−O−、−
S−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−
CONR8−(−CONR8−および−NR8CO−を含
む)、−SO2NR8−(−SO2NR8−および−NR8
SO2−を含む)および−COO−から選ばれる2価の
基(R8は水素原子、置換基を有していてもよい炭化水
素基または置換基を有していてもよいアシルを示す)ま
たはこれらの2価の基を1または2個含んでいてもよい
2価のC1-6脂肪族炭化水素基を示す。R8で示される置
換基を有していてもよい炭化水素基としては、前記した
R3で示される「置換基を有していてもよい炭化水素
基」と同様のものが用いられる。なかでも、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルなどが好ましい。R8で
示されるアシルとしては、前記したArで示される芳香
族基の置換基としての「アシル」と同様のものが用いら
れる。なかでも、ホルミル、カルバモイル、ハロゲン化
されていてもよい C1-6アルキル−カルボニル、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert-ブト
キシカルボニルなど)、前記置換基を有していてもよい
C6-10アリール−カルボニル、前記置換基を有していて
もよいC6-10アリールオキシ−カルボニル、前記置換基
を有していてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニ
ル、前記置換基を有していてもよい5または6員複素環
カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバ
モイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモ
イルなど)、前記置換基を有していてもよいC6-10アリ
ール−カルバモイル、前記置換基を有していてもよい5
または6員複素環カルバモイル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、前記置換基を有して
いてもよいC6-10アリールスルホニルなどが好ましく、
特に、ハロゲン化されていてもよい C1-6アルキル−カ
ルボニルが好適である。
S−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−
CONR8−(−CONR8−および−NR8CO−を含
む)、−SO2NR8−(−SO2NR8−および−NR8
SO2−を含む)および−COO−から選ばれる2価の
基(R8は水素原子、置換基を有していてもよい炭化水
素基または置換基を有していてもよいアシルを示す)ま
たはこれらの2価の基を1または2個含んでいてもよい
2価のC1-6脂肪族炭化水素基を示す。R8で示される置
換基を有していてもよい炭化水素基としては、前記した
R3で示される「置換基を有していてもよい炭化水素
基」と同様のものが用いられる。なかでも、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルなどが好ましい。R8で
示されるアシルとしては、前記したArで示される芳香
族基の置換基としての「アシル」と同様のものが用いら
れる。なかでも、ホルミル、カルバモイル、ハロゲン化
されていてもよい C1-6アルキル−カルボニル、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert-ブト
キシカルボニルなど)、前記置換基を有していてもよい
C6-10アリール−カルボニル、前記置換基を有していて
もよいC6-10アリールオキシ−カルボニル、前記置換基
を有していてもよいC7-16アラルキルオキシ−カルボニ
ル、前記置換基を有していてもよい5または6員複素環
カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバ
モイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモ
イルなど)、前記置換基を有していてもよいC6-10アリ
ール−カルバモイル、前記置換基を有していてもよい5
または6員複素環カルバモイル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、前記置換基を有して
いてもよいC6-10アリールスルホニルなどが好ましく、
特に、ハロゲン化されていてもよい C1-6アルキル−カ
ルボニルが好適である。
【0027】該C1-6脂肪族炭化水素基としては、C1-6
アルキレン、C2-6アルケニレン、C2-6アルキニレンな
どが用いられる。該C1-6アルキレンとしては、例え
ば、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−
(CH2)4−、−(CH2)5−、−(CH2)6−などの
直鎖状C1-6アルキレンのほか、1ないし3個のC1-3ア
ルキルを有していてもよいC1-3アルキレン(例えば、
−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−など)な
どが用いられる。該C2-6アルケニレンとしては、例え
ば、−CH=CH−、−CH2−CH=CH−、−CH
=CH−CH2−、−CH2−CH=CH−CH2−、−
(CH2)2−CH=CH−CH2−、−(CH2)2−C
H=CH−(CH2)2−、−(CH2)3−CH=CH−
CH2−などの直鎖状C2-6アルケニレンのほか、1ない
し3個のC1-3アルキルを有していてもよいC2-3アルケ
ニレン(たとえば、−CH=CH−、−CH2−CH=
CH−など)などが用いられる。該C2-6アルキニレン
としては、例えば、−C≡C−、−CH2−C≡C−、
−C≡C−CH2−、−C≡C−CH2CH2−、−CH2
CH2−C≡C−、−CH2−C≡C−CH2−、−(C
H2)2−C≡C−CH2−、−(CH2)2−C≡C−
(CH2)2−、−(CH2)3−C≡C−CH2−などの
直鎖状C2-6アルキニレンのほか、1ないし3個のC1-3
アルキルを有していてもよいC2-3アルキニレン(例え
ば、−C≡C−、−CH2−C≡C−、−C≡C−CH2
−、−C≡C−CH2CH2−、−CH2CH2−C≡C−
など)が用いられる。該C1-6脂肪族炭化水素基として
は、特に、C1-3アルキレン、C2-3アルケニレン、C
2-6アルキニレンなどのC1-3脂肪族炭化水素基などが好
ましい。
アルキレン、C2-6アルケニレン、C2-6アルキニレンな
どが用いられる。該C1-6アルキレンとしては、例え
ば、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−
(CH2)4−、−(CH2)5−、−(CH2)6−などの
直鎖状C1-6アルキレンのほか、1ないし3個のC1-3ア
ルキルを有していてもよいC1-3アルキレン(例えば、
−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−など)な
どが用いられる。該C2-6アルケニレンとしては、例え
ば、−CH=CH−、−CH2−CH=CH−、−CH
=CH−CH2−、−CH2−CH=CH−CH2−、−
(CH2)2−CH=CH−CH2−、−(CH2)2−C
H=CH−(CH2)2−、−(CH2)3−CH=CH−
CH2−などの直鎖状C2-6アルケニレンのほか、1ない
し3個のC1-3アルキルを有していてもよいC2-3アルケ
ニレン(たとえば、−CH=CH−、−CH2−CH=
CH−など)などが用いられる。該C2-6アルキニレン
としては、例えば、−C≡C−、−CH2−C≡C−、
−C≡C−CH2−、−C≡C−CH2CH2−、−CH2
CH2−C≡C−、−CH2−C≡C−CH2−、−(C
H2)2−C≡C−CH2−、−(CH2)2−C≡C−
(CH2)2−、−(CH2)3−C≡C−CH2−などの
直鎖状C2-6アルキニレンのほか、1ないし3個のC1-3
アルキルを有していてもよいC2-3アルキニレン(例え
ば、−C≡C−、−CH2−C≡C−、−C≡C−CH2
−、−C≡C−CH2CH2−、−CH2CH2−C≡C−
など)が用いられる。該C1-6脂肪族炭化水素基として
は、特に、C1-3アルキレン、C2-3アルケニレン、C
2-6アルキニレンなどのC1-3脂肪族炭化水素基などが好
ましい。
【0028】Xで示される−O−、−S−、−CO−、
−SO−、−SO2−、−NR8−、−CONR8−、−
SO2NR8−および−COO−から選ばれる2価の基を
1または2個含む2価のC1-6脂肪族炭化水素基として
は、例えば、(i) −(CH2)wO−、−(CH2)w
S−、−(CH2)wCO−、−(CH2)wSO−、−
(CH2)wSO2−、−(CH2)wNR8−、−(C
H2)wCONR8−、−(CH2)wNR8CO−、−(C
H2)wSO2NR8−,−(CH2)wNR8SO2−、−
(CH2)wCOO−、(ii) −O(CH2)w−、−S
(CH2)w−、−CO(CH2)w−、−SO(CH2)w
−、−SO2(CH2)w−、−NR8(CH2)w−、−C
ONR8(CH2)w−、−NR8CO(CH2)w−、−S
O2NR8(CH2)w−,−NR8SO2(CH2)w−、−
COO(CH2)w−、(iii)−(CH2)w1O(C
H2)w2−、−(CH2)w1S(CH2)w2−、−(C
H2)w1CO(CH2)w2−、−(CH2)w1SO(C
H2)w2−、−(CH2)w1SO2(CH2)w2−、−(C
H2)w1NR8(CH2)w2−、−(CH2)w1CONR8
(CH2)w2−、−(CH2)w1NR8CO(CH2)
w2−、−(CH2)w1SO2NR8(CH2)w1−,−(C
H2)w1NR8SO2(CH2)w1−、−(CH2)w1CO
O(CH2)w1−などが用いられる。
−SO−、−SO2−、−NR8−、−CONR8−、−
SO2NR8−および−COO−から選ばれる2価の基を
1または2個含む2価のC1-6脂肪族炭化水素基として
は、例えば、(i) −(CH2)wO−、−(CH2)w
S−、−(CH2)wCO−、−(CH2)wSO−、−
(CH2)wSO2−、−(CH2)wNR8−、−(C
H2)wCONR8−、−(CH2)wNR8CO−、−(C
H2)wSO2NR8−,−(CH2)wNR8SO2−、−
(CH2)wCOO−、(ii) −O(CH2)w−、−S
(CH2)w−、−CO(CH2)w−、−SO(CH2)w
−、−SO2(CH2)w−、−NR8(CH2)w−、−C
ONR8(CH2)w−、−NR8CO(CH2)w−、−S
O2NR8(CH2)w−,−NR8SO2(CH2)w−、−
COO(CH2)w−、(iii)−(CH2)w1O(C
H2)w2−、−(CH2)w1S(CH2)w2−、−(C
H2)w1CO(CH2)w2−、−(CH2)w1SO(C
H2)w2−、−(CH2)w1SO2(CH2)w2−、−(C
H2)w1NR8(CH2)w2−、−(CH2)w1CONR8
(CH2)w2−、−(CH2)w1NR8CO(CH2)
w2−、−(CH2)w1SO2NR8(CH2)w1−,−(C
H2)w1NR8SO2(CH2)w1−、−(CH2)w1CO
O(CH2)w1−などが用いられる。
【0029】Yで示される−O−、−S−、−CO−、
−SO−、−SO2−、−NR8−、−CONR8−、−
SO2NR8−および−COO−から選ばれる2価の基を
1または2個含む2価のC1-6脂肪族炭化水素基として
は、例えば、(i)−O(CH2)w−、−S(CH2)w
−、−CO(CH2)w−、−SO(CH2)w−、−SO
2(CH2)w−、−NR8(CH2)w−、−CONR
8(CH2)w−、−NR8CO(CH2)w−、−SO2N
R8(CH2)w−,−NR8SO2(CH2)w−、−CO
O(CH2)w−、(ii)−(CH2)w1O(CH2)
w2−、−(CH2)w1S(CH2)w2−、−(CH2)w1
CO(CH2)w2−、−(CH2)w1SO(CH2)
w2−、−(CH2)w1SO2(CH2)w2−、−(CH2)
w1NR8(CH2)w2−、−(CH2)w1CONR8(CH
2)w2−、−(CH2)w1NR8CO(CH2)w2−、−
(CH2)w1SO2NR8(CH2)w1−,−(CH2)w1
NR8SO2(CH2)w1−、−(CH2)w1COO(CH
2)w1−などが用いられる。wは1ないし6の整数を示
し、なかでも1ないし4、特に1または2が好ましい。
w1およびw2は、それぞれ1ないし3の整数を示し、な
かでも1または2が好ましい。
−SO−、−SO2−、−NR8−、−CONR8−、−
SO2NR8−および−COO−から選ばれる2価の基を
1または2個含む2価のC1-6脂肪族炭化水素基として
は、例えば、(i)−O(CH2)w−、−S(CH2)w
−、−CO(CH2)w−、−SO(CH2)w−、−SO
2(CH2)w−、−NR8(CH2)w−、−CONR
8(CH2)w−、−NR8CO(CH2)w−、−SO2N
R8(CH2)w−,−NR8SO2(CH2)w−、−CO
O(CH2)w−、(ii)−(CH2)w1O(CH2)
w2−、−(CH2)w1S(CH2)w2−、−(CH2)w1
CO(CH2)w2−、−(CH2)w1SO(CH2)
w2−、−(CH2)w1SO2(CH2)w2−、−(CH2)
w1NR8(CH2)w2−、−(CH2)w1CONR8(CH
2)w2−、−(CH2)w1NR8CO(CH2)w2−、−
(CH2)w1SO2NR8(CH2)w1−,−(CH2)w1
NR8SO2(CH2)w1−、−(CH2)w1COO(CH
2)w1−などが用いられる。wは1ないし6の整数を示
し、なかでも1ないし4、特に1または2が好ましい。
w1およびw2は、それぞれ1ないし3の整数を示し、な
かでも1または2が好ましい。
【0030】また、XおよびYとしては、C1-5アルキ
レン、C2-5アルケニレン、C2-5アルキニレン、−CH
2−Z−、−(CH2)2−Z−、−(CH2)3−Z−、
−(CH2)4−Z−、−Z−CH2−、−Z−(CH2)
2−、−Z−(CH2)3−、−Z−(CH2)4−、−Z
−CH2−Z−、−Z−(CH2)2−Z−、−Z−(C
H2)3−Z−、−CH2−Z−CH2−、−(CH2)2−
Z−CH2−、−(CH2)3−Z−CH2−、−CH2−
Z−(CH2)2−または−CH2−Z−(CH2)3−
〔式中、Zは−O−、−S−、−CO−、−SO−、−
SO2−、−NR8−、−CONR8−、−SO2NR8−
および−COO−を示し、Zは同一式中に2個ある場
合、同一または異なっていてもよい。〕なども好ましく
用いられる。上記した中でも、Xとしては、式−(C
H2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を示す)
で表される基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1
ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の整数
を示す)で表される基、CONHまたはSO2NH
などが好ましく、特に、式(CH2)p1O−(式中、p
1は1ないし3の整数を示す)で表わされる基などが好
ましく用いられる。Yとしては、例えば、式−(CH
2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr1
はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下の
整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基また
は式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、q
2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計
が3以下の整数を示す)で表される基などが好ましく、
特に、式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−(式
中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありかつ、そ
の合計が3以下の整数を、R9は水素原子またはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを示す)
などが好ましく用いられる。
レン、C2-5アルケニレン、C2-5アルキニレン、−CH
2−Z−、−(CH2)2−Z−、−(CH2)3−Z−、
−(CH2)4−Z−、−Z−CH2−、−Z−(CH2)
2−、−Z−(CH2)3−、−Z−(CH2)4−、−Z
−CH2−Z−、−Z−(CH2)2−Z−、−Z−(C
H2)3−Z−、−CH2−Z−CH2−、−(CH2)2−
Z−CH2−、−(CH2)3−Z−CH2−、−CH2−
Z−(CH2)2−または−CH2−Z−(CH2)3−
〔式中、Zは−O−、−S−、−CO−、−SO−、−
SO2−、−NR8−、−CONR8−、−SO2NR8−
および−COO−を示し、Zは同一式中に2個ある場
合、同一または異なっていてもよい。〕なども好ましく
用いられる。上記した中でも、Xとしては、式−(C
H2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を示す)
で表される基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1
ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の整数
を示す)で表される基、CONHまたはSO2NH
などが好ましく、特に、式(CH2)p1O−(式中、p
1は1ないし3の整数を示す)で表わされる基などが好
ましく用いられる。Yとしては、例えば、式−(CH
2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr1
はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下の
整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基また
は式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、q
2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計
が3以下の整数を示す)で表される基などが好ましく、
特に、式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−(式
中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありかつ、そ
の合計が3以下の整数を、R9は水素原子またはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを示す)
などが好ましく用いられる。
【0031】R1およびR2で示されるC1-6アルキルと
しては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert
−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられ、なかで
もメチル、エチル、プロピルなどが好ましい。R1およ
びR2で示されるC1-6アルキルの置換基としては、例え
ば、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニルな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル
など)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド(例、メトキシカルボキサミド、エトキ
シカルボキサミド、プロポキシカルボキサミド、ブトキ
シカルボキサミドなど)、C1-6アルキルスルホニルア
ミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニル
アミノなど)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ
(例、アセトキシ、プロパノイルオキシなど)、C1-6
アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニ
ルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシなど)、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカ
ルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシなど)、
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチ
ルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシな
ど)、置換基を有していてもよい芳香族基などが1ない
し5個、好ましくは1ないし3個用いられる。置換基数
が2個以上の場合、各置換基は同一または異なっていて
もよい。置換基を有していてもよい芳香族基としては、
前記したArで示される置換基を有していてもよい芳香
族基と同様のものが用いられる。
しては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert
−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが用いられ、なかで
もメチル、エチル、プロピルなどが好ましい。R1およ
びR2で示されるC1-6アルキルの置換基としては、例え
ば、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキ
シ、エチレンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニルな
ど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル
など)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルス
ルホニル、ホルミルアミノ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
カルボキサミド(例、メトキシカルボキサミド、エトキ
シカルボキサミド、プロポキシカルボキサミド、ブトキ
シカルボキサミドなど)、C1-6アルキルスルホニルア
ミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニル
アミノなど)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ
(例、アセトキシ、プロパノイルオキシなど)、C1-6
アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニ
ルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシなど)、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカ
ルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシなど)、
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチ
ルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシな
ど)、置換基を有していてもよい芳香族基などが1ない
し5個、好ましくは1ないし3個用いられる。置換基数
が2個以上の場合、各置換基は同一または異なっていて
もよい。置換基を有していてもよい芳香族基としては、
前記したArで示される置換基を有していてもよい芳香
族基と同様のものが用いられる。
【0032】R1およびR2が隣接する窒素原子と共に形
成する「置換基を有していてもよい含窒素複素環」の
「含窒素複素環」としては、例えば、炭素原子以外に少
なくとも1個の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子およ
び酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含
んでいてもよい3ないし8員含窒素複素環が用いられ
る。例えば、アジリジン、アゼチジン、モルホリン、チ
オモルホリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、
ヘキサメチレンイミン、ヘプタメチレンイミン、ヘキサ
ヒドロピリミジン、1,4−ジアゼパン、およびこれら
の不飽和環状アミン(例、1,2,5,6−テトラヒド
ロピリジンなど)などが用いられ、なかでもモルホリ
ン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジンなどが好まし
い。R1およびR2が隣接する窒素原子と共に形成する
「置換基を有していてもよい含窒素複素環」の「置換
基」としては、例えば、前記した「置換基を有していて
もよい5ないし7員飽和環状アミノ」が有していてもよ
い置換基と同様のものが1ないし3個用いられる。R1
およびR2としては、例えば、水素原子またはカル
ボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもしくはジ−
C1-6アルキルニトロリルで置換されていてもよいC1-6
アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素
原子と共に5または6員の含窒素複素環(例、ピペリジ
ノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成する場合が好ま
しい。さらには、R1およびR2としては、例えば、C
1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピルなど)が
好ましく、また、R1およびR2が隣接する窒素原子と共
にピペリジノ、ピロリジン−1−イルなどを形成する場
合が好ましい。また、R1およびR2の少なくとも一方
が、置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示す場
合が好ましく、特に、R1およびR2が共に置換基を有し
ていてもよいC1-6アルキルを示す場合が好適である。
成する「置換基を有していてもよい含窒素複素環」の
「含窒素複素環」としては、例えば、炭素原子以外に少
なくとも1個の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子およ
び酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含
んでいてもよい3ないし8員含窒素複素環が用いられ
る。例えば、アジリジン、アゼチジン、モルホリン、チ
オモルホリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、
ヘキサメチレンイミン、ヘプタメチレンイミン、ヘキサ
ヒドロピリミジン、1,4−ジアゼパン、およびこれら
の不飽和環状アミン(例、1,2,5,6−テトラヒド
ロピリジンなど)などが用いられ、なかでもモルホリ
ン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジンなどが好まし
い。R1およびR2が隣接する窒素原子と共に形成する
「置換基を有していてもよい含窒素複素環」の「置換
基」としては、例えば、前記した「置換基を有していて
もよい5ないし7員飽和環状アミノ」が有していてもよ
い置換基と同様のものが1ないし3個用いられる。R1
およびR2としては、例えば、水素原子またはカル
ボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもしくはジ−
C1-6アルキルニトロリルで置換されていてもよいC1-6
アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素
原子と共に5または6員の含窒素複素環(例、ピペリジ
ノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成する場合が好ま
しい。さらには、R1およびR2としては、例えば、C
1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピルなど)が
好ましく、また、R1およびR2が隣接する窒素原子と共
にピペリジノ、ピロリジン−1−イルなどを形成する場
合が好ましい。また、R1およびR2の少なくとも一方
が、置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示す場
合が好ましく、特に、R1およびR2が共に置換基を有し
ていてもよいC1-6アルキルを示す場合が好適である。
【0033】式中、A環で示される単環式芳香環として
は、例えば、ベンゼン環、または5または6員芳香族複
素環などが用いられる。該「5または6員芳香族複素
環」としては、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄
原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子1個以上
(例えば1〜3個、好ましくは1〜2個)を含む5また
は6員芳香族複素環などが用いられる。具体的には、チ
オフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、チアゾール、オキサゾール、ピリジン、2−ピリド
ン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジンなどが用いられ
る。A環としては、ハロゲン原子またはC1-6アルコキ
シで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒
素芳香族複素環が好ましく、なかでもベンゼン環、ピリ
ジン環または2−ピリドン環が好ましく、特にベンゼン
環またはピリジン環が好適である。
は、例えば、ベンゼン環、または5または6員芳香族複
素環などが用いられる。該「5または6員芳香族複素
環」としては、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄
原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子1個以上
(例えば1〜3個、好ましくは1〜2個)を含む5また
は6員芳香族複素環などが用いられる。具体的には、チ
オフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、チアゾール、オキサゾール、ピリジン、2−ピリド
ン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジンなどが用いられ
る。A環としては、ハロゲン原子またはC1-6アルコキ
シで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含窒
素芳香族複素環が好ましく、なかでもベンゼン環、ピリ
ジン環または2−ピリドン環が好ましく、特にベンゼン
環またはピリジン環が好適である。
【0034】A環は置換可能な位置で、式 Ar−X−
で表される基で置換される。A環は、この式 Ar−X
− で表される基の他に置換基をさらに有していてもよ
い。このような置換基としては、例えば、ハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ヒドロキシ、アミノなどが
用いられる。該「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ」は、前記Arにおいて詳述した「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル」および「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ」と同様のものがそ
れぞれ用いられる。A環の置換基としては、特に、ハロ
ゲン原子(例、塩素など)、C1-6アルコキシ(例、メ
トキシなど)などが好ましい。これらの置換基は、A環
の置換可能な位置に1ないし3個置換されていてもよ
く、置換基数が2個以上の場合は各置換基は同一または
異なっていてもよい。A環は好ましくは、式 Ar−X
−で表される基のみで置換されたベンゼン環である。
で表される基で置換される。A環は、この式 Ar−X
− で表される基の他に置換基をさらに有していてもよ
い。このような置換基としては、例えば、ハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ヒドロキシ、アミノなどが
用いられる。該「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ」は、前記Arにおいて詳述した「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル」および「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ」と同様のものがそ
れぞれ用いられる。A環の置換基としては、特に、ハロ
ゲン原子(例、塩素など)、C1-6アルコキシ(例、メ
トキシなど)などが好ましい。これらの置換基は、A環
の置換可能な位置に1ないし3個置換されていてもよ
く、置換基数が2個以上の場合は各置換基は同一または
異なっていてもよい。A環は好ましくは、式 Ar−X
−で表される基のみで置換されたベンゼン環である。
【0035】化合物(I)としては、上記した各記号の
例を任意に組み合わせたものが好ましく用いられるが、
なかでも、以下のような組み合わせが好ましい。 (1)Arがハロゲン原子(特に、塩素)などで置換さ
れていてもよいビフェニリル基(例、2−,3−または
4−ビフェニリル)、Xが式−(CH2)p1O−(式
中、p1は1ないし3の整数を示し、好ましくはp1は1
を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式中、
p2は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−
(CH2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の
整数を示し、好ましくはp3は1を示す)で表される
基、CONHまたはSO2NH、Yが式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、q
2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計
が3以下の整数を示す)で表される基(好ましくは、Y
はC1-3アルキレン、式−CONH(CH2)s−(sは
1ないし3の整数を示す)で表わされる基または式−C
OO(CH2)t−(tは1ないし3の整数を示す)で
表わされる基)である化合物(I)。なかでも、r1お
よびr2としては、1ないし3の整数が好ましい。
例を任意に組み合わせたものが好ましく用いられるが、
なかでも、以下のような組み合わせが好ましい。 (1)Arがハロゲン原子(特に、塩素)などで置換さ
れていてもよいビフェニリル基(例、2−,3−または
4−ビフェニリル)、Xが式−(CH2)p1O−(式
中、p1は1ないし3の整数を示し、好ましくはp1は1
を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式中、
p2は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−
(CH2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の
整数を示し、好ましくはp3は1を示す)で表される
基、CONHまたはSO2NH、Yが式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、q
2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計
が3以下の整数を示す)で表される基(好ましくは、Y
はC1-3アルキレン、式−CONH(CH2)s−(sは
1ないし3の整数を示す)で表わされる基または式−C
OO(CH2)t−(tは1ないし3の整数を示す)で
表わされる基)である化合物(I)。なかでも、r1お
よびr2としては、1ないし3の整数が好ましい。
【0036】(2)Arがハロゲン原子(特に、塩素)
で置換されていてもよいC6-14アリール基(特に、フェ
ニル、1,2−ナフチルなど)またはビフェニリル基
(例、2−,3−または4−ビフェニリル)、Xが式
−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を
示し、好ましくはp1は1を示す)で表される基、式
−(CH2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示
す)で表される基、式−(CH2)p3OCONH−
(式中、p3は1ないし3の整数を示し、好ましくはp3
は1を示す)で表される基、CONHまたはSO2
NH、Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1
−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基(好ましくは、YはC1-3アルキレン、式−CON
H(CH2)s−(sは1ないし3の整数を示す)で表
わされる基または式−COO(CH2)t−(tは1な
いし3の整数を示す)で表わされる基)で、R1および
R2がそれぞれ水素原子またはカルボキシル、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル)もしくはジ−C1-6アルキルニトロ
リル(例、ジメチルニトロリル、ジエチルニトロリル)
で置換されていてもよいC1-6アルキル(特に、メチ
ル、エチル、プロピルなどのC1-3アルキルなど)を示
すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子と共に5
または6員の含窒素複素環(特に、ピペリジノ、ピロリ
ジン−1−イルなど)を形成し、A環がハロゲン原子
(特に、塩素など)または(および)C1-6アルコキシ
(特に、メトキシなど)で置換されていてもよいベンゼ
ン環または6員の含窒素芳香族複素環である化合物
(I)。なかでも、r1およびr2としては、1ないし3
の整数が好ましい。
で置換されていてもよいC6-14アリール基(特に、フェ
ニル、1,2−ナフチルなど)またはビフェニリル基
(例、2−,3−または4−ビフェニリル)、Xが式
−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を
示し、好ましくはp1は1を示す)で表される基、式
−(CH2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示
す)で表される基、式−(CH2)p3OCONH−
(式中、p3は1ないし3の整数を示し、好ましくはp3
は1を示す)で表される基、CONHまたはSO2
NH、Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1
−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基(好ましくは、YはC1-3アルキレン、式−CON
H(CH2)s−(sは1ないし3の整数を示す)で表
わされる基または式−COO(CH2)t−(tは1な
いし3の整数を示す)で表わされる基)で、R1および
R2がそれぞれ水素原子またはカルボキシル、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル)もしくはジ−C1-6アルキルニトロ
リル(例、ジメチルニトロリル、ジエチルニトロリル)
で置換されていてもよいC1-6アルキル(特に、メチ
ル、エチル、プロピルなどのC1-3アルキルなど)を示
すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子と共に5
または6員の含窒素複素環(特に、ピペリジノ、ピロリ
ジン−1−イルなど)を形成し、A環がハロゲン原子
(特に、塩素など)または(および)C1-6アルコキシ
(特に、メトキシなど)で置換されていてもよいベンゼ
ン環または6員の含窒素芳香族複素環である化合物
(I)。なかでも、r1およびr2としては、1ないし3
の整数が好ましい。
【0037】(3)Arがハロゲン原子(特に、塩素な
ど)で置換されていてもよいC6-14アリール(特に、フ
ェニル、1,2−ナフチルなど)またはビフェニリル
で、Xが−(CH2)pO−(pは1ないし3の整数を
示す)、−CONH−、―SO2NH―またはC1-3アル
キレンで、YがC1-3アルキレン、−CONH(CH2)
s−(sは1ないし3の整数を示す)または−COO
(CH2)t−(tは1ないし3の整数を示す)で、R1
およびR2がそれぞれ水素原子またはC1-6アルキル(特
に、メチル、エチル、プロピルなどのC1-3アルキルな
ど)を示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子
と共に5または6員の含窒素複素環(特に、ピペリジ
ノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成し、A環がハロ
ゲン原子(特に、塩素など)または(および)C1-6ア
ルコキシ(特に、メトキシなど)で置換されていてもよ
いベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環(特に、
ピリジン環、2−ピリドン環など)である化合物
(I)。なかでも、r1およびr2としては、1ないし3
の整数が好ましい。
ど)で置換されていてもよいC6-14アリール(特に、フ
ェニル、1,2−ナフチルなど)またはビフェニリル
で、Xが−(CH2)pO−(pは1ないし3の整数を
示す)、−CONH−、―SO2NH―またはC1-3アル
キレンで、YがC1-3アルキレン、−CONH(CH2)
s−(sは1ないし3の整数を示す)または−COO
(CH2)t−(tは1ないし3の整数を示す)で、R1
およびR2がそれぞれ水素原子またはC1-6アルキル(特
に、メチル、エチル、プロピルなどのC1-3アルキルな
ど)を示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子
と共に5または6員の含窒素複素環(特に、ピペリジ
ノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成し、A環がハロ
ゲン原子(特に、塩素など)または(および)C1-6ア
ルコキシ(特に、メトキシなど)で置換されていてもよ
いベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環(特に、
ピリジン環、2−ピリドン環など)である化合物
(I)。なかでも、r1およびr2としては、1ないし3
の整数が好ましい。
【0038】より具体的には、化合物(I)としては、
特に、(1)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、(2)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、(3)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベ
ンズアミド、(4)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミ
ノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(2-ナフチルスルホニル)ア
ミノ]ベンズアミド、(5)N-[3-[4-(2-ナフチルメトキ
シ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、(6)N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジル)オキシ]フ
ェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、
(7)N-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジ
プロピルアミン 塩酸塩、(8)N-[4-[(2,4-ジクロロ
ベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン
塩酸塩、(9)N-[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネ
チル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(10)N-[2-
(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、(11)N-[3-(2-ナフチルメトキシ)フェ
ネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(12)N-[3
-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピ
ルアミン塩酸塩、(13)N-[3-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、(14)N-[3-(1-ナフチルメトキシ)フェネチル]-
N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(15)4-(4-ビフェ
ニリルメトキシ)フェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセ
トアミド、(16)4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド、
(17)6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジ
ン-1-イル)エチル]ニコチンアミド、(18)1-(4-ビフ
ェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリ
ジン-1-イル)エチル]-3-ピリジンカルボキサミド、(1
9)1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ
-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジンカルボキサミド、
(20)6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノ
エチル)ニコチンアミド、(21)6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンア
ミド、(22)4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペ
リジノエチル)ベンズアミド、(23)4-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズ
アミド (24)2-ピペリジノエチル=4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)ベンゾアート、(25)2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、(2
6)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N
-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド シュウ酸塩 (27)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレイン
酸塩、(28)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]
-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フ
マル酸塩、(29)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩
酸塩 (30)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド、(31)エチ
ル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]ア
セチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエート (32)7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン酸
塩酸塩、(33)N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチ
ル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-
ビフェニル]-4-カルボキサミド、(34)N-(2-アミノ
エチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フ
ェニル)アセトアミド 塩酸塩、(35)4-([1,1'-ビフ
ェニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチ
ル)ベンズアミド (36)N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カ
ルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミ
ド、(37)4-(4-ビフェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソ
プロピルアミノ)エチル]ベンズアミド、(38)2-(N,N
−ジエチルアミノ)エチル-4-[(4-ビフェニリル)カル
ボニル]アミノ]ベンゾエート、(39)N-[4-({[2-(ジ
メチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4
-ビフェニリル)カルボキサミド、(40)N-[4-{[2-
(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニル}フェニル](4-
ビフェニリル)カルボキサミド、(41)N-[4-{[2-(1
−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニル]
(4-ビフェニリル)カルボキサミドなどが好ましく、な
かでも 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-[(2-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチ
ル)ニコチンアミド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N, N-ジメチルア
ミノ)エチル]ニコチンアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエチ
ル)ベンズアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル]ベンズアミドなどが好適である。
特に、(1)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、(2)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、(3)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベ
ンズアミド、(4)5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミ
ノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(2-ナフチルスルホニル)ア
ミノ]ベンズアミド、(5)N-[3-[4-(2-ナフチルメトキ
シ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、(6)N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジル)オキシ]フ
ェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、
(7)N-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジ
プロピルアミン 塩酸塩、(8)N-[4-[(2,4-ジクロロ
ベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン
塩酸塩、(9)N-[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネ
チル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(10)N-[2-
(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミ
ン 塩酸塩、(11)N-[3-(2-ナフチルメトキシ)フェ
ネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(12)N-[3
-(4-ビフェニリルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピ
ルアミン塩酸塩、(13)N-[3-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸
塩、(14)N-[3-(1-ナフチルメトキシ)フェネチル]-
N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、(15)4-(4-ビフェ
ニリルメトキシ)フェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセ
トアミド、(16)4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド、
(17)6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジ
ン-1-イル)エチル]ニコチンアミド、(18)1-(4-ビフ
ェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリ
ジン-1-イル)エチル]-3-ピリジンカルボキサミド、(1
9)1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ
-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジンカルボキサミド、
(20)6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノ
エチル)ニコチンアミド、(21)6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンア
ミド、(22)4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペ
リジノエチル)ベンズアミド、(23)4-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズ
アミド (24)2-ピペリジノエチル=4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)ベンゾアート、(25)2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、(2
6)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N
-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド シュウ酸塩 (27)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレイン
酸塩、(28)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]
-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フ
マル酸塩、(29)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩
酸塩 (30)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド、(31)エチ
ル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]ア
セチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエート (32)7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン酸
塩酸塩、(33)N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチ
ル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-
ビフェニル]-4-カルボキサミド、(34)N-(2-アミノ
エチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フ
ェニル)アセトアミド 塩酸塩、(35)4-([1,1'-ビフ
ェニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチ
ル)ベンズアミド (36)N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カ
ルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミ
ド、(37)4-(4-ビフェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソ
プロピルアミノ)エチル]ベンズアミド、(38)2-(N,N
−ジエチルアミノ)エチル-4-[(4-ビフェニリル)カル
ボニル]アミノ]ベンゾエート、(39)N-[4-({[2-(ジ
メチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4
-ビフェニリル)カルボキサミド、(40)N-[4-{[2-
(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニル}フェニル](4-
ビフェニリル)カルボキサミド、(41)N-[4-{[2-(1
−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニル]
(4-ビフェニリル)カルボキサミドなどが好ましく、な
かでも 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メト
キシ-4-[(2-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチ
ル)ニコチンアミド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N, N-ジメチルア
ミノ)エチル]ニコチンアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエチ
ル)ベンズアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル]ベンズアミドなどが好適である。
【0039】上記した化合物(I)の中で、式(Ia)
で表わされる化合物は新規な化合物である。式中、A
r'で示される置換基を有していてもよい環集合芳香族
基としては、前記したAr'で示される置換基を有して
いてもよい環集合芳香族基と同様のものが用いられ、な
かでも、ビフェニリル(例、2−,3−または4−ビフ
ェニリル)が好ましい。X'は式−(CH2)p1O−
(式中、p1は1ないし3の整数を示す)で表される
基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1ないし3の
整数を示す)で表される基またはCONHを示し、な
かでも、式−(CH2)p1O−(式中、p1は前記と同
意義を示す)で表わされる基などが好ましい。p1とし
ては1または2が好ましく、特に1が好ましい。p2と
しては1または2が好ましく、特に1が好ましい。Y'
は式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−(式
中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありかつ、そ
の合計が3以下の整数を、R9は水素原子またはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを示す)
で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基を示し、なかでも、式−(CH2)q1CONR
9(CH2)r1−(式中、各記号は前記と同意義を示
す)で表わされる基などが好ましい。q1およびq2とし
ては0または1が好ましく、特に0が好ましい。r1お
よびr2としては1ないし3の整数が好ましく、なかで
も1または2が好ましく、特に1が好ましい。R9とし
ては、水素原子、ハロゲン化されていてもよいC1-3ア
ルキル(特に、メチル、エチルなど)またはハロゲン化
されていてもよいC1-3アルキル−カルボニル(特に、
アセチルなど)が好ましく、特に、水素原子が好まし
い。R1およびR2としては、それぞれ水素原子または
カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)もしくはジ
−C1-6アルキルニトロリル(例、ジメチルニトロリ
ル、ジエチルニトロリル)で置換されていてもよいC
1-6アルキル(特に、メチル、エチル、プロピルなどの
C1-3アルキルなど)を示すか、あるいはR1とR2とが
隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環を
形成する場合が好ましい。A環としては、ハロゲン原子
(例、塩素)またはC1-6アルコキシ(例、メトキシ、
エトキシ)で置換されていてもよいベンゼン環または6
員の含窒素芳香族複素環が好ましく、なかでも、ベンゼ
ン環、ピリジン環または2−ピリドン環が好ましく、特
に、ベンゼン環またはピリジン環が好ましい。化合物
(Ia)としては、例えば、Ar'がビフェニリル
(例、2−,3−または4−ビフェニリル)、X'が
式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数
を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式中、
p2は1ないし3の整数を示す)で表される基または
CONH、Y'が式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
(特に、C1-3アルキル)またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル(特に、アセチル、
エチルカルボニルなどのC1-3アルキル−カルボニル)
を示す)で表される基または式−(CH2)q2COO
(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ない
し3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表
される基、R1およびR2がそれぞれ水素原子または
カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル)もしくはジ−
C1-6アルキルニトロリル(例、ジメチルニトロリル、
ジエチルニトロリル)で置換されていてもよいC1-6ア
ルキル(特に、メチル、エチル、プロピルなどのC1-3
アルキルなど)を示すか、あるいはR1とR2とが隣接す
る窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環(特に、
ピペリジノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成し、A
環がベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環(特
に、ピリジン環、2−ピリドン環など)である化合物が
好ましい。さらに、化合物(Ia)としては、例えば、
Arがビフェニリルで、Xが−(CH2)pO−で、Y
が−CONH(CH2)s−(sは1ないし3の整数を
示す) で、R1およびR2がC1-6アルキル(特に、メチ
ル、エチル、プロピルなど)を示すか、あるいはR1と
R2が隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複
素環(特に、ピペリジノ、ピロリジン−1−イルなど)
を形成し、A環がハロゲン原子(特に、塩素)または
(および)C1-6アルコキシ(特に、メトキシ)で置換
されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香族
複素環(特に、ピリジン環、2−ピリドン環など)であ
る化合物などが好ましい。
で表わされる化合物は新規な化合物である。式中、A
r'で示される置換基を有していてもよい環集合芳香族
基としては、前記したAr'で示される置換基を有して
いてもよい環集合芳香族基と同様のものが用いられ、な
かでも、ビフェニリル(例、2−,3−または4−ビフ
ェニリル)が好ましい。X'は式−(CH2)p1O−
(式中、p1は1ないし3の整数を示す)で表される
基、式−(CH2)p2−(式中、p2は1ないし3の
整数を示す)で表される基またはCONHを示し、な
かでも、式−(CH2)p1O−(式中、p1は前記と同
意義を示す)で表わされる基などが好ましい。p1とし
ては1または2が好ましく、特に1が好ましい。p2と
しては1または2が好ましく、特に1が好ましい。Y'
は式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1−(式
中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありかつ、そ
の合計が3以下の整数を、R9は水素原子またはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを示す)
で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基を示し、なかでも、式−(CH2)q1CONR
9(CH2)r1−(式中、各記号は前記と同意義を示
す)で表わされる基などが好ましい。q1およびq2とし
ては0または1が好ましく、特に0が好ましい。r1お
よびr2としては1ないし3の整数が好ましく、なかで
も1または2が好ましく、特に1が好ましい。R9とし
ては、水素原子、ハロゲン化されていてもよいC1-3ア
ルキル(特に、メチル、エチルなど)またはハロゲン化
されていてもよいC1-3アルキル−カルボニル(特に、
アセチルなど)が好ましく、特に、水素原子が好まし
い。R1およびR2としては、それぞれ水素原子または
カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)もしくはジ
−C1-6アルキルニトロリル(例、ジメチルニトロリ
ル、ジエチルニトロリル)で置換されていてもよいC
1-6アルキル(特に、メチル、エチル、プロピルなどの
C1-3アルキルなど)を示すか、あるいはR1とR2とが
隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環を
形成する場合が好ましい。A環としては、ハロゲン原子
(例、塩素)またはC1-6アルコキシ(例、メトキシ、
エトキシ)で置換されていてもよいベンゼン環または6
員の含窒素芳香族複素環が好ましく、なかでも、ベンゼ
ン環、ピリジン環または2−ピリドン環が好ましく、特
に、ベンゼン環またはピリジン環が好ましい。化合物
(Ia)としては、例えば、Ar'がビフェニリル
(例、2−,3−または4−ビフェニリル)、X'が
式−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数
を示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式中、
p2は1ないし3の整数を示す)で表される基または
CONH、Y'が式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
(特に、C1-3アルキル)またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル(特に、アセチル、
エチルカルボニルなどのC1-3アルキル−カルボニル)
を示す)で表される基または式−(CH2)q2COO
(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ない
し3でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表
される基、R1およびR2がそれぞれ水素原子または
カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル)もしくはジ−
C1-6アルキルニトロリル(例、ジメチルニトロリル、
ジエチルニトロリル)で置換されていてもよいC1-6ア
ルキル(特に、メチル、エチル、プロピルなどのC1-3
アルキルなど)を示すか、あるいはR1とR2とが隣接す
る窒素原子と共に5または6員の含窒素複素環(特に、
ピペリジノ、ピロリジン−1−イルなど)を形成し、A
環がベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環(特
に、ピリジン環、2−ピリドン環など)である化合物が
好ましい。さらに、化合物(Ia)としては、例えば、
Arがビフェニリルで、Xが−(CH2)pO−で、Y
が−CONH(CH2)s−(sは1ないし3の整数を
示す) で、R1およびR2がC1-6アルキル(特に、メチ
ル、エチル、プロピルなど)を示すか、あるいはR1と
R2が隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複
素環(特に、ピペリジノ、ピロリジン−1−イルなど)
を形成し、A環がハロゲン原子(特に、塩素)または
(および)C1-6アルコキシ(特に、メトキシ)で置換
されていてもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香族
複素環(特に、ピリジン環、2−ピリドン環など)であ
る化合物などが好ましい。
【0040】より具体的には、化合物(Ia)として
は、特に、(1)4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル
-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミド、(2)4-(4-ビ
フェニリルメトキシ)フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド、(3)6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコチンア
ミド、(4)1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-
6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-3-ピリジ
ンカルボキサミド、(5)1-(4-ビフェニリルメチル)-
1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピ
リジンカルボキサミド、(6)6-(4-ビフェニリルメト
キシ)-N-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミド、(7)
6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]ニコチンアミド、(8)4-(4-ビフェニリル
メトキシ)-N-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド、
(9)4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-
1-イル)エチル]ベンズアミド、(10)2-ピペリジノエ
チル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、(1
1)2-(ピロリジン-1-イル)エチル=4-(4-ビフェニリル
メトキシ)ベンゾアート、(12)4-[4-(ビフェニリル
メトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチ
ル]アセトアミド シュウ酸塩 (13)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレイン
酸塩、(14)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]
-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フ
マル酸塩、(15)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩
酸塩 (16)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド、(17)エチ
ル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]ア
セチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエート
(18)7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン酸
塩酸塩、(19)N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチ
ル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-
ビフェニル]-4-カルボキサミド、(20)N-(2-アミノ
エチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フ
ェニル)アセトアミド 塩酸塩、(21)4-([1,1'-ビフ
ェニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチ
ル)ベンズアミド、(22)N-[4-({[2-(ジエチルアミ
ノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニ
リル)カルボキサミド、(23)4-(4-ビフェニリル)メ
トキシ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチル]ベンズアミ
ド、(24)2-(N,N−ジエチルアミノ)エチル-4-[(4-
ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾエート、(2
5)N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}カルボ
ニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、
(26)N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニ
ル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、(2
7)N-[4-{[2-(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドな
どが好ましく、なかでも、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチ
ル)ニコチンアミド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N, N-ジメチルア
ミノ)エチル]ニコチンアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエチ
ル)ベンズアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル]ベンズアミドなどが好適である。
は、特に、(1)4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル
-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミド、(2)4-(4-ビ
フェニリルメトキシ)フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]アセトアミド、(3)6-(4-ビフェニリルメ
トキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコチンア
ミド、(4)1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-
6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-3-ピリジ
ンカルボキサミド、(5)1-(4-ビフェニリルメチル)-
1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピ
リジンカルボキサミド、(6)6-(4-ビフェニリルメト
キシ)-N-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミド、(7)
6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミ
ノ)エチル]ニコチンアミド、(8)4-(4-ビフェニリル
メトキシ)-N-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド、
(9)4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-
1-イル)エチル]ベンズアミド、(10)2-ピペリジノエ
チル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、(1
1)2-(ピロリジン-1-イル)エチル=4-(4-ビフェニリル
メトキシ)ベンゾアート、(12)4-[4-(ビフェニリル
メトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチ
ル]アセトアミド シュウ酸塩 (13)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレイン
酸塩、(14)4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]
-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フ
マル酸塩、(15)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェ
ニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド 塩
酸塩 (16)4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-
(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド、(17)エチ
ル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]ア
セチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエート
(18)7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン酸
塩酸塩、(19)N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチ
ル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-
ビフェニル]-4-カルボキサミド、(20)N-(2-アミノ
エチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フ
ェニル)アセトアミド 塩酸塩、(21)4-([1,1'-ビフ
ェニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチ
ル)ベンズアミド、(22)N-[4-({[2-(ジエチルアミ
ノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニ
リル)カルボキサミド、(23)4-(4-ビフェニリル)メ
トキシ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチル]ベンズアミ
ド、(24)2-(N,N−ジエチルアミノ)エチル-4-[(4-
ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾエート、(2
5)N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}カルボ
ニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、
(26)N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニ
ル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、(2
7)N-[4-{[2-(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドな
どが好ましく、なかでも、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチ
ル)ニコチンアミド、 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N, N-ジメチルア
ミノ)エチル]ニコチンアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエチ
ル)ベンズアミド、 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル]ベンズアミドなどが好適である。
【0041】化合物(I)および化合物(Ia)の塩と
しては、例えば、無機塩基との塩、アンモニウム塩、有
機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性ま
たは酸性アミノ酸との塩などが用いられる。無機塩基と
の塩の好適な例としては、例えば、ナトリウム塩、カリ
ウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシ
ウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金属塩;アルミ
ニウム塩などが用いられる。有機塩基との塩の好適な例
としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシル
アミン、N,N-ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が
用いられる。無機酸との塩の好適な例としては、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩
が用いられる。有機酸との塩の好適な例としては、例え
ば、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマール酸、シュ
ウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リン
ゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トル
エンスルホン酸などとの塩が用いられる。塩基性アミノ
酸との塩の好適な例としては、例えば、アルギニン、リ
ジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性アミノ酸
との塩の好適な例としては、例えば、アスパラギン酸、
グルタミン酸などとの塩が用いられる。これらの塩のな
かでも、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化
合物(I)または(Ia)内に酸性官能基を有する場合
には、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩など)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩など)などの無機塩、
アンモニウム塩などが用いられ、また、化合物(I)ま
たは(Ia)内に塩基性官能基を有する場合には,塩酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩などの無機塩また
は、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、
メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、クエン
酸塩、酒石酸塩などの有機塩が用いられる。
しては、例えば、無機塩基との塩、アンモニウム塩、有
機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性ま
たは酸性アミノ酸との塩などが用いられる。無機塩基と
の塩の好適な例としては、例えば、ナトリウム塩、カリ
ウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシ
ウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金属塩;アルミ
ニウム塩などが用いられる。有機塩基との塩の好適な例
としては、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシル
アミン、N,N-ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が
用いられる。無機酸との塩の好適な例としては、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩
が用いられる。有機酸との塩の好適な例としては、例え
ば、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマール酸、シュ
ウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リン
ゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トル
エンスルホン酸などとの塩が用いられる。塩基性アミノ
酸との塩の好適な例としては、例えば、アルギニン、リ
ジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性アミノ酸
との塩の好適な例としては、例えば、アスパラギン酸、
グルタミン酸などとの塩が用いられる。これらの塩のな
かでも、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化
合物(I)または(Ia)内に酸性官能基を有する場合
には、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩など)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩など)などの無機塩、
アンモニウム塩などが用いられ、また、化合物(I)ま
たは(Ia)内に塩基性官能基を有する場合には,塩酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩などの無機塩また
は、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、
メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、クエン
酸塩、酒石酸塩などの有機塩が用いられる。
【0042】本発明の化合物(I)、化合物(Ia)ま
たはその塩(以下、本発明の化合物と略記)のプロドラ
ッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等によ
る反応により本発明の化合物に変換する化合物、すなわ
ち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして本発明の
化合物に変化する化合物、胃酸等により加水分解などを
起こして本発明の化合物に変化する化合物であってよ
い。本発明の化合物のプロドラッグとしては、本発明の
化合物のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化さ
れた化合物(例、本発明の化合物のアミノ基がエイコサ
ノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル
化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、
tert−ブチル化された化合物など);本発明の化合
物の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸
化された化合物(例、本発明の化合物の水酸基がアセチ
ル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル
化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチル
アミノメチルカルボニル化された化合物など);本発明
の化合物のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニ
ルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチル
アミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエス
テル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、
フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−
1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、
シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化、メ
チルアミド化された化合物など)等が挙げられる。これ
らの化合物は自体公知の方法によって本発明の化合物か
ら製造することができる。また、本発明の化合物のプロ
ドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第
7巻分子設計163頁から198頁に記載されているよ
うな、生理的条件で本発明の化合物に変化するものであ
ってもよい。さらに、化合物(I)または(Ia)は、
無水物、水和物のいずれであってもよい。水和物の場
合、1ないし3個のH2O分子を有していてもよい。
たはその塩(以下、本発明の化合物と略記)のプロドラ
ッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等によ
る反応により本発明の化合物に変換する化合物、すなわ
ち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして本発明の
化合物に変化する化合物、胃酸等により加水分解などを
起こして本発明の化合物に変化する化合物であってよ
い。本発明の化合物のプロドラッグとしては、本発明の
化合物のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化さ
れた化合物(例、本発明の化合物のアミノ基がエイコサ
ノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル
化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、
tert−ブチル化された化合物など);本発明の化合
物の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸
化された化合物(例、本発明の化合物の水酸基がアセチ
ル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル
化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチル
アミノメチルカルボニル化された化合物など);本発明
の化合物のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニ
ルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチル
アミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエス
テル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、
フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−
1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、
シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化、メ
チルアミド化された化合物など)等が挙げられる。これ
らの化合物は自体公知の方法によって本発明の化合物か
ら製造することができる。また、本発明の化合物のプロ
ドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第
7巻分子設計163頁から198頁に記載されているよ
うな、生理的条件で本発明の化合物に変化するものであ
ってもよい。さらに、化合物(I)または(Ia)は、
無水物、水和物のいずれであってもよい。水和物の場
合、1ないし3個のH2O分子を有していてもよい。
【0043】化合物(Ia)の製造法について以下に述
べる。化合物(Ia)は、自体公知の手段を用いて、例
えば、化合物(Ia)中、Xが酸素原子、酸化されてい
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノを含有している場合、以下の製造法に従って化合物
(Ia)を製造する。「室温」は通常0ないし30℃を
示す。スキーム中に記載されている化学構造式中の各記
号は、特記しない限り前記と同意義を示す。 〔製造法1〕
べる。化合物(Ia)は、自体公知の手段を用いて、例
えば、化合物(Ia)中、Xが酸素原子、酸化されてい
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノを含有している場合、以下の製造法に従って化合物
(Ia)を製造する。「室温」は通常0ないし30℃を
示す。スキーム中に記載されている化学構造式中の各記
号は、特記しない限り前記と同意義を示す。 〔製造法1〕
【化19】 (上記式中、Xaは酸素原子、酸化されていてもよい硫
黄原子または置換基を有していてもよいイミノを示す。
Xaで示される「置換基を有していてもよいイミノ」
は、前記したR8で示される「置換基を有していてもよい
イミノ」と同様のものが用いられる。
黄原子または置換基を有していてもよいイミノを示す。
Xaで示される「置換基を有していてもよいイミノ」
は、前記したR8で示される「置換基を有していてもよい
イミノ」と同様のものが用いられる。
【0044】(工程1)化合物(II)をアルキル化反応
またはアシル化反応に付し、化合物(Ia)を得ること
ができる。「アルキル化反応」および「アシル化反応」は、
自体公知の方法、例えば、オーガニック ファンクショ
ナル グループ プレパレーションズ(ORGANIC FUNCTIONA
L GROUP PREPARATIONS)第2版、アカデミックプレス社(A
CADEMIC PRESS, INC.)、1989年刊等に記載の方法に
準じて行うことができる。具体的には、化合物(II)と
式 Ar'−Xb−L (III)〔式中、XbはX'からX
aを除いた基、Lは脱離基またはヒドロキシを示す〕で
表される化合物とを反応させ、化合物(Ia)を得るこ
とができる。Lで示される脱離基としては、例えば、ハ
ロゲン原子(例えば、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニルオキ
シ(例えば、メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニ
ルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシな
ど)、置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニルオキシなどが用いられる。該「置換基を有していて
もよいC6-10アリールスルホニルオキシ」の「置換基」と
しては、例えば、1ないし3個のハロゲン原子、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはC1-6アルコ
キシなどが用いられる。「置換基を有していてもよいC
6-10アリールスルホニルオキシ」の具体例としては、例
えば、ベンゼンスルホニルオキシ、p-トルエンスルホニ
ルオキシ、1-ナフタレンスルホニルオキシ、2-ナフタレ
ンスルホニルオキシなどが用いられる。例えば、Lが脱
離基の場合、化合物(II)および等量〜過剰量の化合物
(III)を不活性溶媒中で反応させる。必要に応じ、塩
基を加えて反応を行うことができる。Xaが置換基を有
していてもよいイミノの場合、塩基は必ずしも必須では
ない。反応温度は、通常約−20℃〜100℃、好まし
くは室温〜80℃である。反応時間は通常0.5時間〜
1日である。不活性溶媒としては、例えば、アルコール
系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶
媒、ニトリル系溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶媒、ス
ルホキシド系溶媒、水などを単独あるいはこれらの二種
以上を混合して用いることができる。中でも、アセトニ
トリル、 N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、アセ
トン、エタノール、ピリジンなどが好ましい。
またはアシル化反応に付し、化合物(Ia)を得ること
ができる。「アルキル化反応」および「アシル化反応」は、
自体公知の方法、例えば、オーガニック ファンクショ
ナル グループ プレパレーションズ(ORGANIC FUNCTIONA
L GROUP PREPARATIONS)第2版、アカデミックプレス社(A
CADEMIC PRESS, INC.)、1989年刊等に記載の方法に
準じて行うことができる。具体的には、化合物(II)と
式 Ar'−Xb−L (III)〔式中、XbはX'からX
aを除いた基、Lは脱離基またはヒドロキシを示す〕で
表される化合物とを反応させ、化合物(Ia)を得るこ
とができる。Lで示される脱離基としては、例えば、ハ
ロゲン原子(例えば、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニルオキ
シ(例えば、メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニ
ルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシな
ど)、置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニルオキシなどが用いられる。該「置換基を有していて
もよいC6-10アリールスルホニルオキシ」の「置換基」と
しては、例えば、1ないし3個のハロゲン原子、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはC1-6アルコ
キシなどが用いられる。「置換基を有していてもよいC
6-10アリールスルホニルオキシ」の具体例としては、例
えば、ベンゼンスルホニルオキシ、p-トルエンスルホニ
ルオキシ、1-ナフタレンスルホニルオキシ、2-ナフタレ
ンスルホニルオキシなどが用いられる。例えば、Lが脱
離基の場合、化合物(II)および等量〜過剰量の化合物
(III)を不活性溶媒中で反応させる。必要に応じ、塩
基を加えて反応を行うことができる。Xaが置換基を有
していてもよいイミノの場合、塩基は必ずしも必須では
ない。反応温度は、通常約−20℃〜100℃、好まし
くは室温〜80℃である。反応時間は通常0.5時間〜
1日である。不活性溶媒としては、例えば、アルコール
系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶
媒、ニトリル系溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶媒、ス
ルホキシド系溶媒、水などを単独あるいはこれらの二種
以上を混合して用いることができる。中でも、アセトニ
トリル、 N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、アセ
トン、エタノール、ピリジンなどが好ましい。
【0045】該「塩基」としては、 1)例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水
素化物(例えば、水素化リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化カルシウムなど)、アルカリ金
属またはアルカリ土類金属のアミド類(例えば、リチウ
ムアミド、ナトリウムアミド、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウムジシクロヘキシルアミド、リチウムヘ
キサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラ
ジド、カリウムヘキサメチルジシラジドなど)、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の低級アルコキシド(例
えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウム tert-ブトキシドなど)などの強塩基; 2)例えば、アルカリ金属,アルカリ土類金属または銀
の水酸化物(例えば、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウムな
ど)、アルカリ金属,アルカリ土類金属または銀の炭酸
塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシ
ウム、炭酸銀など)、アルカリ金属またはアルカリ土類
金属の炭酸水素塩(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウムなど),酸化銀などの無機塩基;および 3)例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチル
アミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリジ
ン、DBU(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウ
ンデス−7−エン)、DBN(1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン)などのアミン類、例え
ばピリジン、イミダゾール、2,6−ルチジンなどの塩
基性複素環化合物などの有機塩基などが用いられる。好
ましい反応条件は、例えば、アルキル化反応の場合、化
合物(II)、1当量〜2当量の化合物(III)および1〜
5当量の塩基(例えば、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸銀など)を、アセトニトリ
ルまたはDMF中、約1時間〜2日間撹拌する.好まし
い反応温度は用いる塩基により異なるが、例えば、水素
化ナトリウムを用いる場合は室温、炭酸カリウムを用い
る場合は室温〜80℃が好ましい。
素化物(例えば、水素化リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化カルシウムなど)、アルカリ金
属またはアルカリ土類金属のアミド類(例えば、リチウ
ムアミド、ナトリウムアミド、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウムジシクロヘキシルアミド、リチウムヘ
キサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラ
ジド、カリウムヘキサメチルジシラジドなど)、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の低級アルコキシド(例
えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウム tert-ブトキシドなど)などの強塩基; 2)例えば、アルカリ金属,アルカリ土類金属または銀
の水酸化物(例えば、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウムな
ど)、アルカリ金属,アルカリ土類金属または銀の炭酸
塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシ
ウム、炭酸銀など)、アルカリ金属またはアルカリ土類
金属の炭酸水素塩(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウムなど),酸化銀などの無機塩基;および 3)例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチル
アミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリジ
ン、DBU(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウ
ンデス−7−エン)、DBN(1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン)などのアミン類、例え
ばピリジン、イミダゾール、2,6−ルチジンなどの塩
基性複素環化合物などの有機塩基などが用いられる。好
ましい反応条件は、例えば、アルキル化反応の場合、化
合物(II)、1当量〜2当量の化合物(III)および1〜
5当量の塩基(例えば、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸銀など)を、アセトニトリ
ルまたはDMF中、約1時間〜2日間撹拌する.好まし
い反応温度は用いる塩基により異なるが、例えば、水素
化ナトリウムを用いる場合は室温、炭酸カリウムを用い
る場合は室温〜80℃が好ましい。
【0046】好ましい反応条件は、例えば、アシル化反
応の場合、化合物(II)、1当量〜1.5当量の化合物
(III)および1当量〜5当量の塩基(例えば、水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、トリエチルアミンなど)を、不活性溶媒(例
えば、水、酢酸エチル、DMF、アセトニトリル、ピリ
ジンの単独あるいはこれら二種以上の混合溶媒)中、室
温で通常1時間〜6時間撹拌する。Lがヒドロキシの場
合、化合物(II)を光延反応に付す。光延反応は、例え
ば、化合物(II)および1当量〜3当量(好ましくは1.
1当量〜2当量)の化合物(III)を、1当量〜2当量の
トリアリールホスフィン(例えば、トリフェニルホスフ
ィンなど)および1当量〜2当量のDEAD(アゾジカル
ボン酸ジエチル)共存下、不活性溶媒中、通常1〜24
時間撹拌する方法が用いられる。不活性溶媒としては、
例えば、エーテル系溶媒などが用いられ、好ましくはテ
トラヒドロフラン(THF)である。
応の場合、化合物(II)、1当量〜1.5当量の化合物
(III)および1当量〜5当量の塩基(例えば、水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、トリエチルアミンなど)を、不活性溶媒(例
えば、水、酢酸エチル、DMF、アセトニトリル、ピリ
ジンの単独あるいはこれら二種以上の混合溶媒)中、室
温で通常1時間〜6時間撹拌する。Lがヒドロキシの場
合、化合物(II)を光延反応に付す。光延反応は、例え
ば、化合物(II)および1当量〜3当量(好ましくは1.
1当量〜2当量)の化合物(III)を、1当量〜2当量の
トリアリールホスフィン(例えば、トリフェニルホスフ
ィンなど)および1当量〜2当量のDEAD(アゾジカル
ボン酸ジエチル)共存下、不活性溶媒中、通常1〜24
時間撹拌する方法が用いられる。不活性溶媒としては、
例えば、エーテル系溶媒などが用いられ、好ましくはテ
トラヒドロフラン(THF)である。
【0047】Y'が−(CH2)qCONR9(CH2)r
−である化合物は、例えば、下記製造法2で示されるア
ミド化反応によりカルボン酸誘導体(IV)をアミン(V)と
反応させることにより得ることができる。〔製造法2〕
−である化合物は、例えば、下記製造法2で示されるア
ミド化反応によりカルボン酸誘導体(IV)をアミン(V)と
反応させることにより得ることができる。〔製造法2〕
【化20】 (式中、各記号は前記と同意義を示す)
【0048】(工程2)上記「アミド化反応」は、自体
公知の方法に準じて行えばよく、例えば、(1)脱水縮
合剤の存在下、化合物(IV)とアミン(V)を反応させる
方法、または(2)化合物(IV)の反応性誘導体とアミン
(V)を反応させる方法などが用いられる。上記反応
(1)では、化合物(IV)、1当量〜5当量のアミン(V)
および1当量〜2当量の脱水縮合剤を不活性溶媒中、室
温下、通常10時間〜24時間反応させる。必要に応
じ、1当量〜1.5当量の1-ヒドロキシ−1H−ベンゾ
トリアゾール(HOBt)および(または)1当量〜5当量
の塩基(例えば、トリエチルアミンなど)を添加して反応
を行ってもよい。該「脱水縮合剤」としては、例えば、
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1-エチル-3
-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩
(WSC)などが用いられる。中でもWSCが好ましい。
不活性溶媒としては、例えば、ニトリル系溶媒(好まし
くはアセトニトリル)、アミド系溶媒(好ましくはDM
F)、 ハロゲン系溶媒(好ましくはジクロロメタ
ン)、エーテル系溶媒(好ましくはTHF)などの単独
またはこれらの二種以上を混合して用いることがきる。
上記反応(2)では、化合物(IV)の反応性誘導体および
1当量〜5当量(好ましくは1当量〜3当量)のアミン
(V)を不活性溶媒中、通常約−20℃〜50℃(好まし
くは室温)、5分間〜40時間(好ましくは1時間〜18
時間)反応させる。必要に応じ、1当量〜10当量、好
ましくは1当量〜3当量の塩基を共存させて反応を行っ
てもよい。
公知の方法に準じて行えばよく、例えば、(1)脱水縮
合剤の存在下、化合物(IV)とアミン(V)を反応させる
方法、または(2)化合物(IV)の反応性誘導体とアミン
(V)を反応させる方法などが用いられる。上記反応
(1)では、化合物(IV)、1当量〜5当量のアミン(V)
および1当量〜2当量の脱水縮合剤を不活性溶媒中、室
温下、通常10時間〜24時間反応させる。必要に応
じ、1当量〜1.5当量の1-ヒドロキシ−1H−ベンゾ
トリアゾール(HOBt)および(または)1当量〜5当量
の塩基(例えば、トリエチルアミンなど)を添加して反応
を行ってもよい。該「脱水縮合剤」としては、例えば、
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1-エチル-3
-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩
(WSC)などが用いられる。中でもWSCが好ましい。
不活性溶媒としては、例えば、ニトリル系溶媒(好まし
くはアセトニトリル)、アミド系溶媒(好ましくはDM
F)、 ハロゲン系溶媒(好ましくはジクロロメタ
ン)、エーテル系溶媒(好ましくはTHF)などの単独
またはこれらの二種以上を混合して用いることがきる。
上記反応(2)では、化合物(IV)の反応性誘導体および
1当量〜5当量(好ましくは1当量〜3当量)のアミン
(V)を不活性溶媒中、通常約−20℃〜50℃(好まし
くは室温)、5分間〜40時間(好ましくは1時間〜18
時間)反応させる。必要に応じ、1当量〜10当量、好
ましくは1当量〜3当量の塩基を共存させて反応を行っ
てもよい。
【0049】化合物(IV)の「反応性誘導体」としては、
例えば、酸ハライド(例えば、酸クロリド、酸ブロミド
など)、混合酸無水物(例えば、C1-6アルキル-カルボン
酸、C6-10アリール-カルボン酸またはC1-6アルキル炭
酸との酸無水物など)、活性エステル(例えば、C1-6ア
ルコール(例、メタノール、エタノール、2−プロパノ
ール、1−プロパノール、1-ブタノールなど)、置換基
を有していてもよいフェノール、1-ヒドロキシベンゾト
リアゾールまたはN-ヒドロキシスクシンイミドとのエス
テルなど)が用いられる。該「置換基を有していてもよ
いフェノール」の「置換基」としては、例えば、ハロゲ
ン原子、ニトロ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルまたはハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシなどが1ないし5個用いられる。「置換基を有してい
てもよいフェノール」としては、例えば、フェノール、
ペンタクロロフェノール、ペンタフルオロフェノール、
p-ニトロフェノールなどが用いられる。反応性誘導体と
して、好ましくは酸ハライドや活性エステルである。
「塩基」としては、前記工程1で詳述した塩基と同様のも
のが用いられ、好ましくは、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムアルコキシ
ド(例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、ナトリウムブトキシドなど)、有機アミン(例、トリ
エチルアミン、ピリジン、トリアゾール、イミダゾー
ル、ヒドロキシピリジンなど)などである。 不活性溶媒
としては、例えば、アルコール系溶媒、エーテル系溶
媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶媒、ニトリル系溶媒、
アミド系溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶媒、水
などを単独またはこれらの二種以上を混合して用いるこ
とができる。中でも、メタノール、エタノール、アセト
ニトリル、ジクロロメタン、クロロホルムなどが好まし
い。例えば、活性エステルの場合には、活性エステル
(好ましくはメチルエステルやエチルエステル)と1ない
し5当量のアミン(V)を触媒量ないし2当量の有機アミ
ン(例、トリエチルアミン、ピリジン、トリアゾール、
イミダゾール、ヒドロキシピリジンなど)とともに不活
性溶媒中で反応させる。反応温度は、室温ないし環流条
件下(好ましくは50ないし120℃)、反応時間は1な
いし60時間が好ましい。不活性溶媒としては、アルコー
ル系溶媒(例、メタノール、エタノールなど)などが用い
られる。反応に用いるカルボン酸(IV)およびアミン(V)
は市販あるいは容易に入手可能である。例えば、安息香
酸誘導体はWO93/24442に記載されている製造
法などにより得ることができる。
例えば、酸ハライド(例えば、酸クロリド、酸ブロミド
など)、混合酸無水物(例えば、C1-6アルキル-カルボン
酸、C6-10アリール-カルボン酸またはC1-6アルキル炭
酸との酸無水物など)、活性エステル(例えば、C1-6ア
ルコール(例、メタノール、エタノール、2−プロパノ
ール、1−プロパノール、1-ブタノールなど)、置換基
を有していてもよいフェノール、1-ヒドロキシベンゾト
リアゾールまたはN-ヒドロキシスクシンイミドとのエス
テルなど)が用いられる。該「置換基を有していてもよ
いフェノール」の「置換基」としては、例えば、ハロゲ
ン原子、ニトロ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルまたはハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシなどが1ないし5個用いられる。「置換基を有してい
てもよいフェノール」としては、例えば、フェノール、
ペンタクロロフェノール、ペンタフルオロフェノール、
p-ニトロフェノールなどが用いられる。反応性誘導体と
して、好ましくは酸ハライドや活性エステルである。
「塩基」としては、前記工程1で詳述した塩基と同様のも
のが用いられ、好ましくは、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムアルコキシ
ド(例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、ナトリウムブトキシドなど)、有機アミン(例、トリ
エチルアミン、ピリジン、トリアゾール、イミダゾー
ル、ヒドロキシピリジンなど)などである。 不活性溶媒
としては、例えば、アルコール系溶媒、エーテル系溶
媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶媒、ニトリル系溶媒、
アミド系溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶媒、水
などを単独またはこれらの二種以上を混合して用いるこ
とができる。中でも、メタノール、エタノール、アセト
ニトリル、ジクロロメタン、クロロホルムなどが好まし
い。例えば、活性エステルの場合には、活性エステル
(好ましくはメチルエステルやエチルエステル)と1ない
し5当量のアミン(V)を触媒量ないし2当量の有機アミ
ン(例、トリエチルアミン、ピリジン、トリアゾール、
イミダゾール、ヒドロキシピリジンなど)とともに不活
性溶媒中で反応させる。反応温度は、室温ないし環流条
件下(好ましくは50ないし120℃)、反応時間は1な
いし60時間が好ましい。不活性溶媒としては、アルコー
ル系溶媒(例、メタノール、エタノールなど)などが用い
られる。反応に用いるカルボン酸(IV)およびアミン(V)
は市販あるいは容易に入手可能である。例えば、安息香
酸誘導体はWO93/24442に記載されている製造
法などにより得ることができる。
【0050】かくして得られた化合物(I')はさらに、
自体公知の反応、例えば加水分解反応、エステル化反
応、アミド化反応、酸化反応、還元反応や下記脱保護反
応を1ないし2個を組み合わせることにより、化合物
(I)に導くことが出来る。「アルコール系溶媒」とし
ては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、tert-ブタノールなどが用いられる。「エーテル
系溶媒」としては、例えば、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン(THF)、1,4-ジオキサン、1,2-ジメト
キシエタンなどが用いられる。「ハロゲン系溶媒」とし
ては、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジ
クロロエタン、四塩化炭素などが用いられる。「芳香族
系溶媒」としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ピリジンなどが用いられる。「炭化水素系溶媒」
としては、例えば、ヘキサン、ペンタン、シクロヘキサ
ンなどが用いられる。「アミド系溶媒」としては、例え
ば、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N-ジメチ
ルアセトアミド、N-メチルピロリドンなどが用いられ
る。「ケトン系溶媒」としては、例えば、アセトン、メ
チルエチルケトンなどが用いられる。「スルホキシド系
溶媒」としては、例えば、ジメチルスルホキシド(DM
SO)などが用いられる。「ニトリル系溶媒」として
は、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリルなどが
用いられる。
自体公知の反応、例えば加水分解反応、エステル化反
応、アミド化反応、酸化反応、還元反応や下記脱保護反
応を1ないし2個を組み合わせることにより、化合物
(I)に導くことが出来る。「アルコール系溶媒」とし
ては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、tert-ブタノールなどが用いられる。「エーテル
系溶媒」としては、例えば、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン(THF)、1,4-ジオキサン、1,2-ジメト
キシエタンなどが用いられる。「ハロゲン系溶媒」とし
ては、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジ
クロロエタン、四塩化炭素などが用いられる。「芳香族
系溶媒」としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ピリジンなどが用いられる。「炭化水素系溶媒」
としては、例えば、ヘキサン、ペンタン、シクロヘキサ
ンなどが用いられる。「アミド系溶媒」としては、例え
ば、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N-ジメチ
ルアセトアミド、N-メチルピロリドンなどが用いられ
る。「ケトン系溶媒」としては、例えば、アセトン、メ
チルエチルケトンなどが用いられる。「スルホキシド系
溶媒」としては、例えば、ジメチルスルホキシド(DM
SO)などが用いられる。「ニトリル系溶媒」として
は、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリルなどが
用いられる。
【0051】前記の各反応において、原料化合物が置換
基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボニル
を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的
に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えば、ホルミル、C1-6アルキル-カルボニル(例、アセ
チル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニ
ル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ter
t-ブトキシカルボニルなど)、ベンゾイル、C7-10アラ
ルキル-カルボニル(例、ベンジルカルボニルなど)、C
7-14アラルキルオキシ-カルボニル(例、ベンジルオキシ
カルボニル、9-フルオレニルメトキシカルボニルな
ど)、トリチル、フタロイル、N,N-ジメチルアミノメチ
レン、シリル(例、トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、ジメチルフェニルシリル、tert-ブチルジメチルシ
リル、tert-ブチルジエチルシリルなど)、C2-6アルケ
ニル(例、1-アリルなど)などが用いられる。これらの基
は、1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、C1-6アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシなど)またはニトロなどで置換され
ていてもよい。カルボキシの保護基としては、例えば、
C1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、C7-11アラルキル
(例、ベンジルなど)、フェニル、トリチル、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブ
チルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル(例、1-ア
リルなど)などが用いられる。これらの基は、1ないし3
個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-6アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシなど)またはニトロなどで置換されていてもよ
い。
基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボニル
を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的
に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えば、ホルミル、C1-6アルキル-カルボニル(例、アセ
チル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニ
ル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ter
t-ブトキシカルボニルなど)、ベンゾイル、C7-10アラ
ルキル-カルボニル(例、ベンジルカルボニルなど)、C
7-14アラルキルオキシ-カルボニル(例、ベンジルオキシ
カルボニル、9-フルオレニルメトキシカルボニルな
ど)、トリチル、フタロイル、N,N-ジメチルアミノメチ
レン、シリル(例、トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、ジメチルフェニルシリル、tert-ブチルジメチルシ
リル、tert-ブチルジエチルシリルなど)、C2-6アルケ
ニル(例、1-アリルなど)などが用いられる。これらの基
は、1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、C1-6アルコキシ(例、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシなど)またはニトロなどで置換され
ていてもよい。カルボキシの保護基としては、例えば、
C1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、C7-11アラルキル
(例、ベンジルなど)、フェニル、トリチル、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブ
チルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル(例、1-ア
リルなど)などが用いられる。これらの基は、1ないし3
個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-6アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシなど)またはニトロなどで置換されていてもよ
い。
【0052】ヒドロキシの保護基としては、例えば、C
1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、tert-ブチルなど)、フェニル、トリチ
ル、C7-10アラルキル(例、ベンジルなど)、ホルミル、
C1-6アルキル-カルボニル(例、アセチル、プロピオニ
ルなど)、ベンゾイル、C7-10アラルキル-カルボニル
(例、ベンジルカルボニルなど)、2-テトラヒドロピラニ
ル、2-テトラヒドロフラニル、シリル(例、トリメチル
シリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、
tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブチルジエチルシリ
ルなど)、C2-6アルケニル(例、1-アリルなど)などが用
いられる。これらの基は、1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキ
ル(例、メチル、エチル、n-プロピルなど)、C1-6アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシなど)また
はニトロなどで置換されていてもよい。カルボニルの保
護基としては、例えば、環状アセタール(例、1,3-ジオ
キサンなど)、非環状アセタール(例、ジ-C1-6アルキル
アセタールなど)などが用いられる。また、これらの保
護基の除去方法は、自体公知の方法、例えば、プロテク
ティブ グループス イン オーガニック シンセシス(Pr
otective Groups in OrganicSynthesis)、 John Wiley
and Sons 刊(1980)に記載の方法などに準じて行
うことができる。例えば、酸、塩基、紫外光、ヒドラジ
ン、フェニルヒドラジン、N-メチルジチオカルバミン酸
ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢
酸パラジウム、トリアルキルシリルハライド(例えば、
トリメチルシリルヨージド、トリメチルシリルブロミド
など)などを使用する方法、還元法などが用いられる。
1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、tert-ブチルなど)、フェニル、トリチ
ル、C7-10アラルキル(例、ベンジルなど)、ホルミル、
C1-6アルキル-カルボニル(例、アセチル、プロピオニ
ルなど)、ベンゾイル、C7-10アラルキル-カルボニル
(例、ベンジルカルボニルなど)、2-テトラヒドロピラニ
ル、2-テトラヒドロフラニル、シリル(例、トリメチル
シリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、
tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブチルジエチルシリ
ルなど)、C2-6アルケニル(例、1-アリルなど)などが用
いられる。これらの基は、1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキ
ル(例、メチル、エチル、n-プロピルなど)、C1-6アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシなど)また
はニトロなどで置換されていてもよい。カルボニルの保
護基としては、例えば、環状アセタール(例、1,3-ジオ
キサンなど)、非環状アセタール(例、ジ-C1-6アルキル
アセタールなど)などが用いられる。また、これらの保
護基の除去方法は、自体公知の方法、例えば、プロテク
ティブ グループス イン オーガニック シンセシス(Pr
otective Groups in OrganicSynthesis)、 John Wiley
and Sons 刊(1980)に記載の方法などに準じて行
うことができる。例えば、酸、塩基、紫外光、ヒドラジ
ン、フェニルヒドラジン、N-メチルジチオカルバミン酸
ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢
酸パラジウム、トリアルキルシリルハライド(例えば、
トリメチルシリルヨージド、トリメチルシリルブロミド
など)などを使用する方法、還元法などが用いられる。
【0053】化合物(Ia)は、公知の手段、例えば、
溶媒抽出、液性変換、転溶、晶出、再結晶、クロマトグ
ラフィーなどによって単離精製することができる。ま
た、化合物(Ia)の原料化合物またはその塩は、前記
と同様の公知の手段などによって単離精製することがで
きるが、単離することなくそのまま反応混合物として次
の工程の原料として供されてもよい。化合物(Ia)
が、光学異性体、立体異性体、位置異性体、回転異性体
を含有する場合には、これらも化合物(Ia)として含
有されるとともに、自体公知の合成手法、分離手法によ
りそれぞれを単品として得ることができる。例えば、化
合物(Ia)に光学異性体が存在する場合には、該化合
物から分割された光学異性体も化合物(Ia)に包含さ
れる。光学異性体は自体公知の方法により製造すること
ができる。具体的には、光学活性な合成中間体を用い
る、または、最終物のラセミ体の混合物を常法に従って
光学分割することにより光学異性体を得る。
溶媒抽出、液性変換、転溶、晶出、再結晶、クロマトグ
ラフィーなどによって単離精製することができる。ま
た、化合物(Ia)の原料化合物またはその塩は、前記
と同様の公知の手段などによって単離精製することがで
きるが、単離することなくそのまま反応混合物として次
の工程の原料として供されてもよい。化合物(Ia)
が、光学異性体、立体異性体、位置異性体、回転異性体
を含有する場合には、これらも化合物(Ia)として含
有されるとともに、自体公知の合成手法、分離手法によ
りそれぞれを単品として得ることができる。例えば、化
合物(Ia)に光学異性体が存在する場合には、該化合
物から分割された光学異性体も化合物(Ia)に包含さ
れる。光学異性体は自体公知の方法により製造すること
ができる。具体的には、光学活性な合成中間体を用い
る、または、最終物のラセミ体の混合物を常法に従って
光学分割することにより光学異性体を得る。
【0054】光学分割法としては、自体公知の方法、例
えば、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマ
ー法等が用いられる。 1)分別再結晶法 ラセミ体と光学活性な化合物(例えば、(+)-マンデル
酸、(-)-マンデル酸、(+)-酒石酸、(-)-酒石酸、(+)-1-
フェネチルアミン、(-)-1-フェネチルアミン、シンコニ
ン、(-)-シンコニジン、ブルシンなど)と塩を形成さ
せ、これを分別再結晶法によって分離し、所望により、
中和工程を経てフリーの光学異性体を得る方法。 2)キラルカラム法 ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム(キラ
ルカラム)にかけて分離する方法。例えば液体クロマト
グラフィの場合、ENANTIO-OVM(トーソー社製)あるい
は、ダイセル社製 CHIRALシリーズなどのキラルカラム
に光学異性体の混合物を添加し、水、種々の緩衝液(例
えば、リン酸緩衝液)、有機溶媒(例えば、エタノール、
メタノール、イソプロパノール、アセトニトリル、トリ
フルオロ酢酸、ジエチルアミンなど)を単独あるいは混
合した溶液として展開させることにより、光学異性体を
分離する。また、例えば、ガスクロマトグラフィーの場
合、CP-Chirasil-DeX CB(ジーエルサイエンス社製)な
どのキラルカラムを使用して分離する。 3)ジアステレオマー法 ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によって
ジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段
(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィ法等)などを経
て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処理
により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学異
性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒド
ロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物と光
学活性な有機酸(例えば、MPTA〔α-メトキシ-α-(トリ
フルオロメチル)フェニル酢酸〕、(-)-メントキシ酢酸
等)などとを縮合反応に付すことにより、それぞれエス
テル体またはアミド体のジアステレオマーを得ることが
できる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を有する場
合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコール試薬と
を縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体または
エステル体のジアステレオマーが得られる。分離された
ジアステレオマーは、酸加水分解あるいは塩基性加水分
解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変
換される。化合物(I)またはその塩は、上記した化合
物(Ia)またはその塩の製造法に準じて製造すること
ができ、また、自体公知あるいはそれに準じる製造法を
用いて製造することができる。
えば、分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマ
ー法等が用いられる。 1)分別再結晶法 ラセミ体と光学活性な化合物(例えば、(+)-マンデル
酸、(-)-マンデル酸、(+)-酒石酸、(-)-酒石酸、(+)-1-
フェネチルアミン、(-)-1-フェネチルアミン、シンコニ
ン、(-)-シンコニジン、ブルシンなど)と塩を形成さ
せ、これを分別再結晶法によって分離し、所望により、
中和工程を経てフリーの光学異性体を得る方法。 2)キラルカラム法 ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム(キラ
ルカラム)にかけて分離する方法。例えば液体クロマト
グラフィの場合、ENANTIO-OVM(トーソー社製)あるい
は、ダイセル社製 CHIRALシリーズなどのキラルカラム
に光学異性体の混合物を添加し、水、種々の緩衝液(例
えば、リン酸緩衝液)、有機溶媒(例えば、エタノール、
メタノール、イソプロパノール、アセトニトリル、トリ
フルオロ酢酸、ジエチルアミンなど)を単独あるいは混
合した溶液として展開させることにより、光学異性体を
分離する。また、例えば、ガスクロマトグラフィーの場
合、CP-Chirasil-DeX CB(ジーエルサイエンス社製)な
どのキラルカラムを使用して分離する。 3)ジアステレオマー法 ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によって
ジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段
(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィ法等)などを経
て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処理
により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学異
性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒド
ロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物と光
学活性な有機酸(例えば、MPTA〔α-メトキシ-α-(トリ
フルオロメチル)フェニル酢酸〕、(-)-メントキシ酢酸
等)などとを縮合反応に付すことにより、それぞれエス
テル体またはアミド体のジアステレオマーを得ることが
できる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を有する場
合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコール試薬と
を縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体または
エステル体のジアステレオマーが得られる。分離された
ジアステレオマーは、酸加水分解あるいは塩基性加水分
解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変
換される。化合物(I)またはその塩は、上記した化合
物(Ia)またはその塩の製造法に準じて製造すること
ができ、また、自体公知あるいはそれに準じる製造法を
用いて製造することができる。
【0055】化合物(I)は、優れたβアミロイド蛋白
(Aβ1−40、Aβ1−41、Aβ1−42または
(および)Aβ1−43、特にAβ1−40または(お
よび)Aβ1−42)産生・分泌阻害作用を有するた
め、βアミロイド蛋白に起因する疾患の予防・治療に有
効である。また、化合物(Ia)もβアミロイド蛋白産生
・分泌阻害作用を有する。また、化合物(I)は毒性も
低く、後述の実施例8で得られた化合物は、特に脳内移
行性が優れている。従って、化合物(I)は、安全に、
哺乳動物(例えば、ラット、マウス、モルモット、ウサ
ギ、ヒツジ、ウマ、ブタ、ウシ、サル、ヒトなど)のβ
アミロイド蛋白、特にβアミロイド蛋白の産生・分泌に
起因する疾患などの予防・治療剤として有用である。該
疾患としては、例えば、老年性痴呆、アルツハイマー
病、ダウン症、パーキンソン病等の疾患、アミロイドア
ンジオパシー、脳血管障害時のβアミロイド蛋白による
障害などが挙げられ、なかでも化合物(I)はアルツハ
イマー病に対して特に好適である。化合物(I)は、自
体公知の手段に従って製剤化することができ、化合物
(I)そのまま、あるいは薬理学的に許容される担体を
製剤化工程において適宜、適量混合することにより医薬
組成物、例えば、錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング
錠を含む)、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセル
を含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤などとして、経
口的または非経口的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安
全に投与することができる。本発明の医薬組成物中、化
合物(I)の含有量は、剤全体の通常約0.1〜100
重量%である。投与量は、投与対象、投与ルート、疾患
などにより異なるが、例えば、アルツハイマー病治療薬
として、成人(約60kg)に対し、経口剤として、1回当
たり、有効成分(化合物(I)として約0.1〜500
mg、好ましくは約1〜100mg、さらに好ましくは5〜
100mgであり、1日1〜数回に分けて投与することが
できる。
(Aβ1−40、Aβ1−41、Aβ1−42または
(および)Aβ1−43、特にAβ1−40または(お
よび)Aβ1−42)産生・分泌阻害作用を有するた
め、βアミロイド蛋白に起因する疾患の予防・治療に有
効である。また、化合物(Ia)もβアミロイド蛋白産生
・分泌阻害作用を有する。また、化合物(I)は毒性も
低く、後述の実施例8で得られた化合物は、特に脳内移
行性が優れている。従って、化合物(I)は、安全に、
哺乳動物(例えば、ラット、マウス、モルモット、ウサ
ギ、ヒツジ、ウマ、ブタ、ウシ、サル、ヒトなど)のβ
アミロイド蛋白、特にβアミロイド蛋白の産生・分泌に
起因する疾患などの予防・治療剤として有用である。該
疾患としては、例えば、老年性痴呆、アルツハイマー
病、ダウン症、パーキンソン病等の疾患、アミロイドア
ンジオパシー、脳血管障害時のβアミロイド蛋白による
障害などが挙げられ、なかでも化合物(I)はアルツハ
イマー病に対して特に好適である。化合物(I)は、自
体公知の手段に従って製剤化することができ、化合物
(I)そのまま、あるいは薬理学的に許容される担体を
製剤化工程において適宜、適量混合することにより医薬
組成物、例えば、錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング
錠を含む)、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセル
を含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤などとして、経
口的または非経口的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安
全に投与することができる。本発明の医薬組成物中、化
合物(I)の含有量は、剤全体の通常約0.1〜100
重量%である。投与量は、投与対象、投与ルート、疾患
などにより異なるが、例えば、アルツハイマー病治療薬
として、成人(約60kg)に対し、経口剤として、1回当
たり、有効成分(化合物(I)として約0.1〜500
mg、好ましくは約1〜100mg、さらに好ましくは5〜
100mgであり、1日1〜数回に分けて投与することが
できる。
【0056】本発明の組成物の製造に用いられる薬理学
的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の各
種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば、固形
製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製
剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩
衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に応じ
て、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着剤、湿潤
剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤として
は、例えば、乳糖、白糖、D-マンニトール、デンプン、
コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸など
が用いられる。滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロ
イドシリカなどが用いられる。結合剤としては、例え
ば、結晶セルロース、白糖、D-マンニトール、デキスト
リン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプ
ン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムなどが用いられる。崩壊剤
としては、例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロス
カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、L-ヒドロキシプロピルセルロースなどが用い
られる。溶剤としては、例えば、注射用水、アルコー
ル、プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、ト
ウモロコシ油などが用いられる。溶解補助剤としては、
例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、D-マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、
トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタノール
アミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが用
いられる。懸濁化剤としては、例えば、ステアリルトリ
エタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル
アミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリン
などの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロースなどの親水性高分子などが用いられる。等張
化剤としては、例えば、ブドウ糖、D-ソルビトール、塩
化ナトリウム、グリセリン、D-マンニトールなどが用い
られる。緩衝剤としては、例えば、リン酸塩、酢酸塩、
炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが用いられる。無
痛化剤としては、例えば、ベンジルアルコールなどが用
いられる。防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香
酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコー
ル、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸
などが用いられる。抗酸化剤としては、例えば、亜硫酸
塩、アスコルビン酸などが用いられる。
的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の各
種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば、固形
製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製
剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩
衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に応じ
て、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着剤、湿潤
剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤として
は、例えば、乳糖、白糖、D-マンニトール、デンプン、
コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸など
が用いられる。滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロ
イドシリカなどが用いられる。結合剤としては、例え
ば、結晶セルロース、白糖、D-マンニトール、デキスト
リン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプ
ン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムなどが用いられる。崩壊剤
としては、例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロス
カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、L-ヒドロキシプロピルセルロースなどが用い
られる。溶剤としては、例えば、注射用水、アルコー
ル、プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、ト
ウモロコシ油などが用いられる。溶解補助剤としては、
例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、D-マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、
トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタノール
アミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが用
いられる。懸濁化剤としては、例えば、ステアリルトリ
エタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル
アミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリン
などの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロースなどの親水性高分子などが用いられる。等張
化剤としては、例えば、ブドウ糖、D-ソルビトール、塩
化ナトリウム、グリセリン、D-マンニトールなどが用い
られる。緩衝剤としては、例えば、リン酸塩、酢酸塩、
炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが用いられる。無
痛化剤としては、例えば、ベンジルアルコールなどが用
いられる。防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香
酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコー
ル、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸
などが用いられる。抗酸化剤としては、例えば、亜硫酸
塩、アスコルビン酸などが用いられる。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに以下の参考例、
実施例、実験例によって詳しく説明されるが、これらの
例は単なる実例であって、本発明を限定するものではな
く、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させても
よい。
実施例、実験例によって詳しく説明されるが、これらの
例は単なる実例であって、本発明を限定するものではな
く、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させても
よい。
【実施例】以下の参考例、実施例中の「室温」は0ないし
30℃を示し、有機溶媒の乾燥には無水硫酸マグネシウ
ムまたは無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」は特記し
ない限り重量パーセントを意味する。赤外吸収スペクト
ルは、フーリエ変換形赤外分光光度計を用い、拡散反射
法で測定した。その他の本文中で用いられている略号は
下記の意味を示す。 s : シングレット(singlet) d : ダブレット(doublet) t : トリプレット(triplet) q : クァルテット(quartet) m : マルチプレット(multiplet) br : ブロード(broad) dd : ダブルダブレット(double doublet) J : カップリング定数(coupling constant) Hz : ヘルツ(Hertz) CDCl3 : 重クロロホルム THF : テトラヒドロフラン DMF : N,N-ジメチルホルムアミド DMSO : ジメチルスルホキシド1 H-NMR : プロトン核磁気共鳴(通常フリー体でCDCl3 中
で測定した。) IR : 赤外吸収スペクトル DMSO−d6:重ジメチルスルホキシド WSC :1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド塩酸塩 HOBt:1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール IPE :ジイソプロピルエーテル DMAP:4-ジメチルアミノピリジン WSCD:1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド
30℃を示し、有機溶媒の乾燥には無水硫酸マグネシウ
ムまたは無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」は特記し
ない限り重量パーセントを意味する。赤外吸収スペクト
ルは、フーリエ変換形赤外分光光度計を用い、拡散反射
法で測定した。その他の本文中で用いられている略号は
下記の意味を示す。 s : シングレット(singlet) d : ダブレット(doublet) t : トリプレット(triplet) q : クァルテット(quartet) m : マルチプレット(multiplet) br : ブロード(broad) dd : ダブルダブレット(double doublet) J : カップリング定数(coupling constant) Hz : ヘルツ(Hertz) CDCl3 : 重クロロホルム THF : テトラヒドロフラン DMF : N,N-ジメチルホルムアミド DMSO : ジメチルスルホキシド1 H-NMR : プロトン核磁気共鳴(通常フリー体でCDCl3 中
で測定した。) IR : 赤外吸収スペクトル DMSO−d6:重ジメチルスルホキシド WSC :1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド塩酸塩 HOBt:1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール IPE :ジイソプロピルエーテル DMAP:4-ジメチルアミノピリジン WSCD:1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド
【0058】参考例1 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フ
ェニル酢酸
ェニル酢酸
【化21】 エチル 4-ヒドロキシフェニル酢酸(3.6 g)のDMF(50 ml)
溶液に炭酸カリウム(2.5 g)と4-フェニルベンジルクロ
リド(4 g)を加えた。反応液を60℃で6時間撹拌後水にあ
けた。得られた結晶を酢酸エチルに懸濁し、水洗後濃縮
した。得られた粗結晶をTHF(100 ml)とエタノール(50 m
l)に溶かし、2N水酸化ナトリウム(20 ml)を加えた。反
応液を18時間60℃で加熱撹拌後濃縮した。残さに2N塩酸
を加え、酸性とし、得られた結晶をろ取し、エチルエー
テルで洗浄し、標題化合物(5.3 g)を得た。 融点:170-171℃
溶液に炭酸カリウム(2.5 g)と4-フェニルベンジルクロ
リド(4 g)を加えた。反応液を60℃で6時間撹拌後水にあ
けた。得られた結晶を酢酸エチルに懸濁し、水洗後濃縮
した。得られた粗結晶をTHF(100 ml)とエタノール(50 m
l)に溶かし、2N水酸化ナトリウム(20 ml)を加えた。反
応液を18時間60℃で加熱撹拌後濃縮した。残さに2N塩酸
を加え、酸性とし、得られた結晶をろ取し、エチルエー
テルで洗浄し、標題化合物(5.3 g)を得た。 融点:170-171℃
【0059】参考例2 6-ヒドロキシニコチン酸メチル メタノール(100 ml)に塩化チオニル(16 ml)を氷冷下滴
下後、6-ヒドロキシニコチン酸(10 g)を加えた。反応液
を室温まで昇温し、60時間撹拌した。濃縮後、反応液に
飽和重曹水を加え、THFおよび酢酸エチルの混合液で抽
出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、濃縮
した。残さをTHF/ジイソプロピルエーテルから再結晶
し、標題化合物(3.4 g)を得た。 融点:164-166℃
下後、6-ヒドロキシニコチン酸(10 g)を加えた。反応液
を室温まで昇温し、60時間撹拌した。濃縮後、反応液に
飽和重曹水を加え、THFおよび酢酸エチルの混合液で抽
出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、濃縮
した。残さをTHF/ジイソプロピルエーテルから再結晶
し、標題化合物(3.4 g)を得た。 融点:164-166℃
【0060】参考例3 1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6
-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸メチル
-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸メチル
【化22】 6-ヒドロキシニコチン酸メチル(3 g)、4-ビフェニリル
メチルブロミド(5.8 g)、炭酸カリウム(8.2 g)およびDM
F(30 ml)の混合物を、室温下で12時間撹拌した。反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥し、濃縮した。得られた結晶をジイ
ソプロピルエーテルで洗浄後、酢酸エチル/ヘキサンか
ら再結晶し、標題化合物(5.1 g)を得た。 融点:130-133℃
メチルブロミド(5.8 g)、炭酸カリウム(8.2 g)およびDM
F(30 ml)の混合物を、室温下で12時間撹拌した。反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥し、濃縮した。得られた結晶をジイ
ソプロピルエーテルで洗浄後、酢酸エチル/ヘキサンか
ら再結晶し、標題化合物(5.1 g)を得た。 融点:130-133℃
【0061】参考例4 1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6
-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸
-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸
【化23】 1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-3-
ピリジンカルボン酸メチル (4.5 g)のメタノール(50 m
l)とTHF(50 ml)の混合溶液に、1N水酸化ナトリウム水溶
液(28 ml)を室温下で滴下した。反応液を室温下3時間撹
拌後濃縮した。残さに1N塩酸(30 ml)を加え、酢酸エチ
ルとTHFの混合液で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後乾燥し、濃縮した。残さにジイソプロピルエーテル
加え、結晶をろ取し、標題化合物(4.2 g)を得た。 融点:245-250℃
ピリジンカルボン酸メチル (4.5 g)のメタノール(50 m
l)とTHF(50 ml)の混合溶液に、1N水酸化ナトリウム水溶
液(28 ml)を室温下で滴下した。反応液を室温下3時間撹
拌後濃縮した。残さに1N塩酸(30 ml)を加え、酢酸エチ
ルとTHFの混合液で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後乾燥し、濃縮した。残さにジイソプロピルエーテル
加え、結晶をろ取し、標題化合物(4.2 g)を得た。 融点:245-250℃
【0062】参考例5 6-(4-ビフェニリルメトキシ)ニ
コチン酸メチル
コチン酸メチル
【化24】 6-ヒドロキシニコチン酸メチル(6 g)、4-ビフェニリル
メチルブロミド(7.7 g)、炭酸銀(4.8 g)およびトルエン
(60 ml)の混合物を、50 ℃で12時間撹拌した。反応液を
100 ℃で36時間撹拌後、ろ過し、ろ液を濃縮した。残さ
をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸
エチル)で精製後、酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、
標題化合物(2.5 g)を得た。 融点:121-123℃
メチルブロミド(7.7 g)、炭酸銀(4.8 g)およびトルエン
(60 ml)の混合物を、50 ℃で12時間撹拌した。反応液を
100 ℃で36時間撹拌後、ろ過し、ろ液を濃縮した。残さ
をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸
エチル)で精製後、酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、
標題化合物(2.5 g)を得た。 融点:121-123℃
【0063】参考例6 6-(4-ビフェニリルメトキシ)ニ
コチン酸
コチン酸
【化25】 6-(4-ビフェニリルメトキシ)ニコチン酸メチル(2.0
g)、メタノール(20 ml)、THF(40 ml)の混合液に、1N水
酸化ナトリウム水溶液(13 ml)を室温で滴下した。室温
下4時間撹拌後、反応液に1N塩酸(13 ml)を加え、濃縮し
た。析出物をろ取し、水およびジエチルエーテルで洗浄
し、標題化合物(1.6 g)を非晶状粉末として得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 5.48 (2H, s),
6.96 (1H, d), 7.30−7.74
(9H, m), 8.18 (1H, dd),
8.74 (1H, d).
g)、メタノール(20 ml)、THF(40 ml)の混合液に、1N水
酸化ナトリウム水溶液(13 ml)を室温で滴下した。室温
下4時間撹拌後、反応液に1N塩酸(13 ml)を加え、濃縮し
た。析出物をろ取し、水およびジエチルエーテルで洗浄
し、標題化合物(1.6 g)を非晶状粉末として得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 5.48 (2H, s),
6.96 (1H, d), 7.30−7.74
(9H, m), 8.18 (1H, dd),
8.74 (1H, d).
【0064】参考例7 5−クロロ-N-[2-(N,N-ジエ
チルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミ
ノ)ベンズアミド
チルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミ
ノ)ベンズアミド
【化26】 メトクロプラミド(フリー体,500 mg)のピリジン(50 m
l)溶液に1-ナフタレンカルボニルクロリド(350 mg)を加
えた。反応液を2時間加熱還流後、室温まで冷却した。
反応液を濃縮し、1N塩酸(100 ml)を加え、酢酸エチルで
洗浄した。水層に1N水酸化ナトリウム水を加えてpH10と
し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
い、乾燥後濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/エタノール=4/1)で
精製し、標題化合物(280 mg)を非晶状粉末として得た。1 H-NMR(CDCl3)δ: 1.06 (6H, t), 2.50-2.70 (6H, m),
3.52 (2H, q), 4.04(3H, s), 7.55-7.70 (2H, m), 7.8
5-8.05 (4H, m), 8.31 (1H, s), 8.35-8.50 (2H, m),
8.55 (1H, s), 8.78 (1H, s).
l)溶液に1-ナフタレンカルボニルクロリド(350 mg)を加
えた。反応液を2時間加熱還流後、室温まで冷却した。
反応液を濃縮し、1N塩酸(100 ml)を加え、酢酸エチルで
洗浄した。水層に1N水酸化ナトリウム水を加えてpH10と
し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
い、乾燥後濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/エタノール=4/1)で
精製し、標題化合物(280 mg)を非晶状粉末として得た。1 H-NMR(CDCl3)δ: 1.06 (6H, t), 2.50-2.70 (6H, m),
3.52 (2H, q), 4.04(3H, s), 7.55-7.70 (2H, m), 7.8
5-8.05 (4H, m), 8.31 (1H, s), 8.35-8.50 (2H, m),
8.55 (1H, s), 8.78 (1H, s).
【0065】参考例8 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチル
アミノ)エチル]-2-メトキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベ
ンズアミド
アミノ)エチル]-2-メトキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベ
ンズアミド
【化27】 参考例7と同様にして合成した。 融点:173-174℃ 再結晶溶媒:酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル.
【0066】参考例9 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチル
アミノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(1-ナフチルスルホニ
ル)アミノ]ベンズアミド
アミノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(1-ナフチルスルホニ
ル)アミノ]ベンズアミド
【化28】 参考例7と同様にして合成した。 非晶状粉末1 H-NMR(CDCl3)δ: 1.01 (6H, t, J=7.0 Hz), 2.50-2.70
(6H, m), 3.52 (2H,q, J=5.2 Hz), 3.82 (3H, s), 7.1
7 (1H, s), 7.44 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.50-7.70 (2H,
m), 7.89 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.95 (1H, s), 8.01 (1
H, d, J=8.0 Hz), 8.17-8.30 (2H, m), 8.71 (1H, d, J
=8.0 Hz).
(6H, m), 3.52 (2H,q, J=5.2 Hz), 3.82 (3H, s), 7.1
7 (1H, s), 7.44 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.50-7.70 (2H,
m), 7.89 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.95 (1H, s), 8.01 (1
H, d, J=8.0 Hz), 8.17-8.30 (2H, m), 8.71 (1H, d, J
=8.0 Hz).
【0067】参考例10 5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチ
ルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(2-ナフチルスルホニ
ル)アミノ]ベンズアミド
ルアミノ)エチル]-2-メトキシ-4-[(2-ナフチルスルホニ
ル)アミノ]ベンズアミド
【化29】 参考例7と同様にして合成した。 融点:148-149℃ 再結晶溶媒:酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル.
【0068】参考例11 N-[3-[4-(2-ナフチルメトキ
シ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
シ)フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化30】 4-[3-(N,N-ジプロピルアミノ)プロピル]フェノール 塩
酸塩(0.152 g)および2-ブロモメチルナフタレン(0.165
g)のDMF溶液(10 ml)に炭酸カリウム(0.131 g)を加え
た。氷冷下、反応液に60%油状水素化ナトリウム(0.044
g)を加え、反応液を室温で1時間撹拌した。反応液に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをアルミナカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=4
/1)で精製した後、4N塩酸/酢酸エチル溶液で塩酸塩と
し、メタノール/ジイソプロピルエーテルより再結晶し
標題化合物(0.169 g)を得た。 融点:130-132℃
酸塩(0.152 g)および2-ブロモメチルナフタレン(0.165
g)のDMF溶液(10 ml)に炭酸カリウム(0.131 g)を加え
た。氷冷下、反応液に60%油状水素化ナトリウム(0.044
g)を加え、反応液を室温で1時間撹拌した。反応液に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをアルミナカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=4
/1)で精製した後、4N塩酸/酢酸エチル溶液で塩酸塩と
し、メタノール/ジイソプロピルエーテルより再結晶し
標題化合物(0.169 g)を得た。 融点:130-132℃
【0069】同様にして以下の参考例化合物12-20を合
成した。 参考例12 N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジル)オキシ]
フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
成した。 参考例12 N-[3-[4-[(2,4-ジクロロベンジル)オキシ]
フェニル]プロピル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化31】 融点:117-120℃(再結晶溶媒:メタノール/ジイソプロ
ピルエーテル)
ピルエーテル)
【0070】参考例13 N-[4-(2-ナフチルメトキシ)
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
【化32】 融点:113-115℃ 再結晶溶媒:メタノール/ジエチルエーテル.
【0071】参考例14 N-[4-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化33】 融点:122-123℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0072】参考例15 N-[4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化34】 融点:149-150℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0073】参考例16 N-[2-(2-ナフチルメトキシ)
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
【化35】 融点:146-147℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0074】参考例17 N-[3-(2-ナフチルメトキシ)
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
【化36】 融点:115-116℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0075】参考例18 N-[3-(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化37】 融点:108-110℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0076】参考例19 N-[3-[(2,4-ジクロロベンジ
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
ル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩
【化38】 融点:76-78℃ 再結晶溶媒:エタノール/ジエチルエーテル.
【0077】参考例20 N-[3-(1-ナフチルメトキシ)
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン塩酸塩
【化39】 融点:140-142℃ 再結晶溶媒:酢酸エチル/ジエチルエーテル.
【0078】参考例21 3-(4-ベンジルオキシフェニ
ル)プロピル ヨージド3-(4-ベンジルオキシフェニル)プ
ロピルアルコール(3.483 g)およびピリジン(1.8 ml)の
ジクロロメタン溶液(30 ml)に塩化p-トルエンスルホニ
ル(2.73 g)を室温で加えた。反応液を室温で終夜攪拌し
た後、反応液に水を加えジクロロメタンで抽出した。有
機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。
残さのアセトン溶液(50 ml)にヨウ化ナトリウム(3.34
g)を加えた。反応液を3時間加熱還流後、放冷した。反
応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮し、標題化合物
(4.275 g)を得た。1 H-NMR(CDCl3)δ;2.09(2H, m), 2.67(2H, t), 3.16(2
H, t), 5.04(2H, s), 6.90(2H, d), 7.11(2H, d), 7.30
-7.47(5H, m).
ル)プロピル ヨージド3-(4-ベンジルオキシフェニル)プ
ロピルアルコール(3.483 g)およびピリジン(1.8 ml)の
ジクロロメタン溶液(30 ml)に塩化p-トルエンスルホニ
ル(2.73 g)を室温で加えた。反応液を室温で終夜攪拌し
た後、反応液に水を加えジクロロメタンで抽出した。有
機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。
残さのアセトン溶液(50 ml)にヨウ化ナトリウム(3.34
g)を加えた。反応液を3時間加熱還流後、放冷した。反
応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮し、標題化合物
(4.275 g)を得た。1 H-NMR(CDCl3)δ;2.09(2H, m), 2.67(2H, t), 3.16(2
H, t), 5.04(2H, s), 6.90(2H, d), 7.11(2H, d), 7.30
-7.47(5H, m).
【0079】参考例22 4-[3-(N,N-ジプロピルアミ
ノ)プロピル]フェノール 塩酸塩 3-(4-ベンジルオキシフェニル)プロピル ヨージド(1.79
0 g)のDMF溶液(20 ml)にN,N-ジプロピルアミン(1.3 ml)
および炭酸カリウム(1.391 g)を加えた。反応液を室温
で29時間攪拌後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、3-(4-ベン
ジルオキシフェニル)プロピル-N,N-ジプロピルアミン
(1.589 g)を得た。3-(4-ベンジルオキシフェニル)プロ
ピル-N,N-ジプロピルアミン(1.589 g)のメタノール溶液
(30 ml)に10%パラジウム炭素(0.499 g)を加え、水素気
流下室温で接触還元した。触媒をろ別し、ろ液を濃縮し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、さらに塩酸塩
とした後、メタノール/酢酸エチルより再結晶し、標題
化合物を得た。 融点:139-141℃
ノ)プロピル]フェノール 塩酸塩 3-(4-ベンジルオキシフェニル)プロピル ヨージド(1.79
0 g)のDMF溶液(20 ml)にN,N-ジプロピルアミン(1.3 ml)
および炭酸カリウム(1.391 g)を加えた。反応液を室温
で29時間攪拌後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、3-(4-ベン
ジルオキシフェニル)プロピル-N,N-ジプロピルアミン
(1.589 g)を得た。3-(4-ベンジルオキシフェニル)プロ
ピル-N,N-ジプロピルアミン(1.589 g)のメタノール溶液
(30 ml)に10%パラジウム炭素(0.499 g)を加え、水素気
流下室温で接触還元した。触媒をろ別し、ろ液を濃縮し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、さらに塩酸塩
とした後、メタノール/酢酸エチルより再結晶し、標題
化合物を得た。 融点:139-141℃
【0080】参考例23 2,2,2−トリフルオロ−N−[2
−(メチルアミノ)エチル]アセトアミド
−(メチルアミノ)エチル]アセトアミド
【化40】 トリフルオロ酢酸エチル(10 ml)のジエチルエーテル(20
ml)溶液に、氷冷下でN−メチルエチレンジアミン(7.4m
l)を1時間かけて滴下した。滴下後室温に昇温し、2時間
撹拌した。反応溶液からエーテルを除去し、標題化合物
(14 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:2.39(3H, s), 2.77−2.83
(2H, t, J=6.0 Hz), 3.40−3.16(2H, t, J=6.0 Hz).
ml)溶液に、氷冷下でN−メチルエチレンジアミン(7.4m
l)を1時間かけて滴下した。滴下後室温に昇温し、2時間
撹拌した。反応溶液からエーテルを除去し、標題化合物
(14 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:2.39(3H, s), 2.77−2.83
(2H, t, J=6.0 Hz), 3.40−3.16(2H, t, J=6.0 Hz).
【0081】参考例24 tert−ブチル (メチル)[2−
[(2,2,2−トリフルオロアセチル)アミノ]エチル]カルバ
メート
[(2,2,2−トリフルオロアセチル)アミノ]エチル]カルバ
メート
【化41】 2,2,2−トリフルオロ−N−[2−(メチルアミノ)エチル]
アセトアミド(7 g)のTHF(100 ml)溶液に、氷冷下でジ−
tert−ブチルカルバメート(10.4 ml) のTHF(90ml)溶液
を1時間かけて滴下した。滴下後室温に昇温し、3時間撹
拌した。反応溶液からTHFを除去し、残さを酢酸エチル
に溶かし、水、飽和食塩水で洗浄した。硫酸ナトリウム
で乾燥後、濃縮乾固させて得た粗結晶をヘキサン−IPE
から再結晶し、標題化合物(9.22 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H, s), 2.90(3H,
s), 3.48−3.50(4H, m).
アセトアミド(7 g)のTHF(100 ml)溶液に、氷冷下でジ−
tert−ブチルカルバメート(10.4 ml) のTHF(90ml)溶液
を1時間かけて滴下した。滴下後室温に昇温し、3時間撹
拌した。反応溶液からTHFを除去し、残さを酢酸エチル
に溶かし、水、飽和食塩水で洗浄した。硫酸ナトリウム
で乾燥後、濃縮乾固させて得た粗結晶をヘキサン−IPE
から再結晶し、標題化合物(9.22 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H, s), 2.90(3H,
s), 3.48−3.50(4H, m).
【0082】参考例25 tert−ブチル 2−アミノエチ
ル(メチル)カルバメート
ル(メチル)カルバメート
【化42】 tert−ブチル (メチル)[2−[(2,2,2−トリフルオロアセ
チル)アミノ]エチル]カルバメート(1 g)のメタノール(1
0 ml)溶液に、氷冷下で10%炭酸カリウム水溶液(5 ml)を
滴下した。滴下後室温に昇温し、20時間撹拌した。反応
溶液を濃縮乾固させ、残さを酢酸エチルに溶かし不溶物
を除去した後、ろ液を濃縮して標題化合物(451 mg)を得
た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H, s), 2.79−2.86
(2H, t, J=6.4 Hz), 2.89(3H, s), 3.24−3.31(2H, t,
J=6.6 Hz).
チル)アミノ]エチル]カルバメート(1 g)のメタノール(1
0 ml)溶液に、氷冷下で10%炭酸カリウム水溶液(5 ml)を
滴下した。滴下後室温に昇温し、20時間撹拌した。反応
溶液を濃縮乾固させ、残さを酢酸エチルに溶かし不溶物
を除去した後、ろ液を濃縮して標題化合物(451 mg)を得
た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H, s), 2.79−2.86
(2H, t, J=6.4 Hz), 2.89(3H, s), 3.24−3.31(2H, t,
J=6.6 Hz).
【0083】参考例26 tert−ブチル 2−[4-(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニルアセチルアミノ]エチル(メ
チル)カルバメート
ェニリルメトキシ)フェニルアセチルアミノ]エチル(メ
チル)カルバメート
【化43】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸(1.51 g)、te
rt−ブチル 2−アミノエチル(メチル)カルバメート(826
mg), WSC(1 g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(79
8 mg)、およびトリエチルアミン(2.2 ml)をTHF(90 ml)
に加えた。反応液を室温20時間撹拌後、水にあけ、酢酸
エチル−THF(1:1)で抽出した。有機層を水、飽和重曹水
および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;メタノール:THF=1:1)で精製し、さらにTHF
−IPEから再結晶して標題化合物(888 mg)を得た。 融点:109−110℃
rt−ブチル 2−アミノエチル(メチル)カルバメート(826
mg), WSC(1 g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(79
8 mg)、およびトリエチルアミン(2.2 ml)をTHF(90 ml)
に加えた。反応液を室温20時間撹拌後、水にあけ、酢酸
エチル−THF(1:1)で抽出した。有機層を水、飽和重曹水
および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;メタノール:THF=1:1)で精製し、さらにTHF
−IPEから再結晶して標題化合物(888 mg)を得た。 融点:109−110℃
【0084】参考例27 エチル 7−[メチル−[2−
[(2,2,2−トリフルオロアセチル)アミノ]エチル]アミ
ノ]ヘプタノエート
[(2,2,2−トリフルオロアセチル)アミノ]エチル]アミ
ノ]ヘプタノエート
【化44】 2,2,2−トリフルオロ−N−[2−(メチルアミノ)エチル]
アセトアミド(5 g)のDMF(50 ml)溶液に、7−ブロモヘプ
タン酸エチル(3.6 ml)、炭酸カリウム(7.7g)を加え室温
で18時間撹拌した。炭酸カリウムを除去し、ろ液に飽和
重曹水、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮した。残さをトルエンに溶かし、シリカゲルクロマト
グラフィー(展開溶媒;ヘキサン、ヘキサン−酢酸エチ
ル(4:1)、酢酸エチル)で精製し、標題化合物をクルード
(7 g)として得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.22−1.66(10H, m), 2.21
(3H, s), 2.26−2.40(4H, m), 2.50−2.55(2H, t, J=
6.0 Hz), 3.35−3.51(2H, dd, J=14.2, 7.0 Hz), 4.08
−4.18(2H, m).
アセトアミド(5 g)のDMF(50 ml)溶液に、7−ブロモヘプ
タン酸エチル(3.6 ml)、炭酸カリウム(7.7g)を加え室温
で18時間撹拌した。炭酸カリウムを除去し、ろ液に飽和
重曹水、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮した。残さをトルエンに溶かし、シリカゲルクロマト
グラフィー(展開溶媒;ヘキサン、ヘキサン−酢酸エチ
ル(4:1)、酢酸エチル)で精製し、標題化合物をクルード
(7 g)として得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.22−1.66(10H, m), 2.21
(3H, s), 2.26−2.40(4H, m), 2.50−2.55(2H, t, J=
6.0 Hz), 3.35−3.51(2H, dd, J=14.2, 7.0 Hz), 4.08
−4.18(2H, m).
【0085】参考例28 エチル 7−[(2-アミノエチ
ル)(メチル)アミノ] ヘプタノエート
ル)(メチル)アミノ] ヘプタノエート
【化45】 エチル 7−[メチル−[2−[(2,2,2−トリフルオロアセチ
ル)アミノ]エチル]アミノ]ヘプタノエート(4.89 g)のエ
タノール(80 ml)溶液に、氷冷下で10%炭酸カリウム水
溶液(30 ml)を加え20時間攪拌した。反応溶液を濃縮乾
固させ、残さを酢酸エチルに溶かし不溶物を除去した
後、ろ液を濃縮して標題化合物(3 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.26−1.63(10H, m), 2.05
(3H, s), 2.20−2.41(4H, m), 2.73−2.79(2H, t, J=6.
3 Hz), 4.07−4.18(2H, dd, J=14.4, 7.2 Hz).
ル)アミノ]エチル]アミノ]ヘプタノエート(4.89 g)のエ
タノール(80 ml)溶液に、氷冷下で10%炭酸カリウム水
溶液(30 ml)を加え20時間攪拌した。反応溶液を濃縮乾
固させ、残さを酢酸エチルに溶かし不溶物を除去した
後、ろ液を濃縮して標題化合物(3 g)を得た。 油状物:1H−NMR(CDCl3)δ:1.26−1.63(10H, m), 2.05
(3H, s), 2.20−2.41(4H, m), 2.73−2.79(2H, t, J=6.
3 Hz), 4.07−4.18(2H, dd, J=14.4, 7.2 Hz).
【0086】参考例29 ベンジル 4-(2-((2-(ジメチ
ルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フ
ェニルカルバメート
ルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フ
ェニルカルバメート
【化46】 (4-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)フェニル)酢
酸 (6 g)のTHF(100 ml)溶液にWSC(4 G)、HOBt (3 g)、
N,N,N'-トリメチルエチレンジアミン(2.1 g)を順次加え
た。反応液にさらにトリエチルアミン(3 ml)を加えた。
室温で終夜撹拌後反応液を酢酸エチルで抽出した。有機
層を水洗、乾燥後濃縮した。残さをIPE/酢酸エチルから
再結晶し、標題化合物(7 g)を得た。 融点:109-110℃
酸 (6 g)のTHF(100 ml)溶液にWSC(4 G)、HOBt (3 g)、
N,N,N'-トリメチルエチレンジアミン(2.1 g)を順次加え
た。反応液にさらにトリエチルアミン(3 ml)を加えた。
室温で終夜撹拌後反応液を酢酸エチルで抽出した。有機
層を水洗、乾燥後濃縮した。残さをIPE/酢酸エチルから
再結晶し、標題化合物(7 g)を得た。 融点:109-110℃
【0087】参考例30 2-(4-アミノフェニル)-N-(2-
(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルアセトアミド
(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチルアセトアミド
【化47】 ベンジル 4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)
アミノ)-2-オキソエチル)フェニルカルバメート(0.7 g)
のエタノール(10 ml)溶液に10% Pd-C(0.2 g)を加えた。
反応液を大気圧下、室温で1時間接触還元に付した。触
媒をろ別後、ろ液を濃縮し、標題化合物(0.43 g)を得
た。 融点:235-240℃(2塩酸塩;エタノール/IPEからの
再結晶)
アミノ)-2-オキソエチル)フェニルカルバメート(0.7 g)
のエタノール(10 ml)溶液に10% Pd-C(0.2 g)を加えた。
反応液を大気圧下、室温で1時間接触還元に付した。触
媒をろ別後、ろ液を濃縮し、標題化合物(0.43 g)を得
た。 融点:235-240℃(2塩酸塩;エタノール/IPEからの
再結晶)
【0088】参考例31 tert-ブチル 2-(((4-([1,1'-
ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセチル)アミ
ノ)エチルカルバメート
ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセチル)アミ
ノ)エチルカルバメート
【化48】 (4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)酢酸
(2.1g) のTHF溶液(100ml)にWSC(1.4g)、HOBt(1g)、t-
ブチル N-(2−アミノエチル)カルバメート(1g)を加え
た。終夜撹拌後、反応液をTHFと酢酸エチルで希釈し、1
0%炭酸カリウム水で洗った後に乾燥、濃縮した。残さを
エタノールから再結晶して、標題化合物(1.8g)を得た。 融点:175−176℃
(2.1g) のTHF溶液(100ml)にWSC(1.4g)、HOBt(1g)、t-
ブチル N-(2−アミノエチル)カルバメート(1g)を加え
た。終夜撹拌後、反応液をTHFと酢酸エチルで希釈し、1
0%炭酸カリウム水で洗った後に乾燥、濃縮した。残さを
エタノールから再結晶して、標題化合物(1.8g)を得た。 融点:175−176℃
【0089】参考例32 4-(4-ビフェニリルカルボニ
ルアミノ)安息香酸メチル
ルアミノ)安息香酸メチル
【化49】 4-ビフェニルカルボン酸(2.184g)のTHF(30ml)溶液
に氷冷下、オキサリルクロリド(1.2ml)およびDM
F(0.04ml)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃
縮した。残さをTHF(15ml)に溶かし、4-アミノ安息香
酸メチル(1.512g)とトリエチルアミン(2.1ml)のTHF
(30ml)溶液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌後、
反応液に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。得られた粗結晶をジエチルエーテルで洗浄
し、標題化合物(2.179g)を得た。 融点:247−251℃
に氷冷下、オキサリルクロリド(1.2ml)およびDM
F(0.04ml)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃
縮した。残さをTHF(15ml)に溶かし、4-アミノ安息香
酸メチル(1.512g)とトリエチルアミン(2.1ml)のTHF
(30ml)溶液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌後、
反応液に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。得られた粗結晶をジエチルエーテルで洗浄
し、標題化合物(2.179g)を得た。 融点:247−251℃
【0090】参考例33 4-(4-ビフェニリルカルボニ
ルアミノ)安息香酸
ルアミノ)安息香酸
【化50】 4-(4-ビフェニリルカルボニルアミノ)安息香酸メチル
(1.998g)のTHF(60ml)およびメタノール(20ml)の
混合溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え、
室温で18時間撹拌した。反応液に1N塩酸(10ml)を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。得られた粗結晶をジエ
チルエーテルで洗浄し、標題化合物(1.760g)を得た。 融点:>320℃
(1.998g)のTHF(60ml)およびメタノール(20ml)の
混合溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え、
室温で18時間撹拌した。反応液に1N塩酸(10ml)を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。得られた粗結晶をジエ
チルエーテルで洗浄し、標題化合物(1.760g)を得た。 融点:>320℃
【0091】参考例34 4-(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル酢酸メチル 4-ビフェニルメタノール (800g) のN,N-ジメチルホルム
アミド(2.4l)溶液を0℃に冷却し、塩化チオニル(380ml)
を40分間かけて添加した。内温30±2℃まで昇温し1時間
攪拌した後、4-ヒドロキシフェニル酢酸メチル (722g)
を添加し、同温度で20分間攪拌した。28%ナトリウムメ
チラート(2.93kg)を70分間かけて添加し、その後内温50
±2℃まで昇温し6時間攪拌した。同温度で水(3.2l)を25
分かけて添加し、さらに同温度で1時間攪拌した後、室
温まで冷却した。析出した結晶をろ取し、メタノール
(1.6l)、水(6.4l)で洗浄して、標題化合物(1119g)を得
た。 融点:115-116℃
フェニル酢酸メチル 4-ビフェニルメタノール (800g) のN,N-ジメチルホルム
アミド(2.4l)溶液を0℃に冷却し、塩化チオニル(380ml)
を40分間かけて添加した。内温30±2℃まで昇温し1時間
攪拌した後、4-ヒドロキシフェニル酢酸メチル (722g)
を添加し、同温度で20分間攪拌した。28%ナトリウムメ
チラート(2.93kg)を70分間かけて添加し、その後内温50
±2℃まで昇温し6時間攪拌した。同温度で水(3.2l)を25
分かけて添加し、さらに同温度で1時間攪拌した後、室
温まで冷却した。析出した結晶をろ取し、メタノール
(1.6l)、水(6.4l)で洗浄して、標題化合物(1119g)を得
た。 融点:115-116℃
【0092】参考例35 4-(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル (1000
g) 、N,N-ジメチルエチレンジアミン (795g)、1H-1,2,4
-トリアゾール(207g) のメタノール (2.0l)懸濁液を窒
素気流下10時間還流後、一夜室温に放置した。ついで内
温60±2℃まで昇温し、メタノール (4.0l) を35分間か
けて添加。さらに1時間加熱還流し、室温まで冷却し
た。析出した結晶をろ取し、メタノール (2.0l) で洗浄
して、標題化合物 (1109g) を得た。
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル (1000
g) 、N,N-ジメチルエチレンジアミン (795g)、1H-1,2,4
-トリアゾール(207g) のメタノール (2.0l)懸濁液を窒
素気流下10時間還流後、一夜室温に放置した。ついで内
温60±2℃まで昇温し、メタノール (4.0l) を35分間か
けて添加。さらに1時間加熱還流し、室温まで冷却し
た。析出した結晶をろ取し、メタノール (2.0l) で洗浄
して、標題化合物 (1109g) を得た。
【0093】参考例36 4-(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル(60.0
g) 、N,N-ジメチルエチレンジアミン (47.7g)、 1H-1,
2,4-トリアゾール(12.6g) のトルエン (120ml)溶液を窒
素気流下8時間100℃で攪拌した後、内温60±2℃まで冷
却し、酢酸エチル (240ml) を20分間かけて添加した。
さらに30分間加熱還流し、一夜室温に放置した。ついで
氷水冷下2時間攪拌し、析出した結晶をろ取し、酢酸エ
チル (120ml) で洗浄して、標題化合物 (71.7g) を得
た。
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル(60.0
g) 、N,N-ジメチルエチレンジアミン (47.7g)、 1H-1,
2,4-トリアゾール(12.6g) のトルエン (120ml)溶液を窒
素気流下8時間100℃で攪拌した後、内温60±2℃まで冷
却し、酢酸エチル (240ml) を20分間かけて添加した。
さらに30分間加熱還流し、一夜室温に放置した。ついで
氷水冷下2時間攪拌し、析出した結晶をろ取し、酢酸エ
チル (120ml) で洗浄して、標題化合物 (71.7g) を得
た。
【0094】参考例37 4-(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル(2.00
g) 、 N,N-ジメチルエチレンジアミン (1.60g) 、2-ヒ
ドロキシピリジン (573mg) のメタノール (4.0ml) 懸濁
液を窒素雰囲気下16時間還流した後、内温60±2℃まで
冷却し、メタノール (8.0ml) を添加した。ついで1時
間加熱還流後、室温まで冷却した。析出した結晶をろ取
し、メタノール (4.0ml) で洗浄して、標題化合物 (2.1
8g) を得た。
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル(2.00
g) 、 N,N-ジメチルエチレンジアミン (1.60g) 、2-ヒ
ドロキシピリジン (573mg) のメタノール (4.0ml) 懸濁
液を窒素雰囲気下16時間還流した後、内温60±2℃まで
冷却し、メタノール (8.0ml) を添加した。ついで1時
間加熱還流後、室温まで冷却した。析出した結晶をろ取
し、メタノール (4.0ml) で洗浄して、標題化合物 (2.1
8g) を得た。
【0095】参考例38 4-(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル (1.00
g) 、 N,N-ジメチルエチレンジアミン (0.80g) 、イミ
ダゾール (205mg) のメタノール (2.0ml) 懸濁液を窒素
雰囲気下30時間還流した後、内温60±2℃まで冷却し、
メタノール (4.0ml) を添加した。ついで1時間加熱還
流後、室温まで冷却した。析出した結晶をろ取し、メタ
ノール (2.0ml) で洗浄して、標題化合物 (1.03g) を得
た。
フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸メチル (1.00
g) 、 N,N-ジメチルエチレンジアミン (0.80g) 、イミ
ダゾール (205mg) のメタノール (2.0ml) 懸濁液を窒素
雰囲気下30時間還流した後、内温60±2℃まで冷却し、
メタノール (4.0ml) を添加した。ついで1時間加熱還
流後、室温まで冷却した。析出した結晶をろ取し、メタ
ノール (2.0ml) で洗浄して、標題化合物 (1.03g) を得
た。
【0096】参考例39 2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-
イルメトキシ)フェニル)-N-(2-(ジメチルニトロリル)エ
チル)アセトアミド
イルメトキシ)フェニル)-N-(2-(ジメチルニトロリル)エ
チル)アセトアミド
【化51】 2-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)-N
-(2-(ジメチルアミノ)エチル)アセトアミド(0.2 g)をア
セトン(30 ml)に溶かし、室温でm-過安息香酸(0.2 g)を
加え、18時間室温で撹拌した。反応液を濃縮後残さを酢
酸エチルから2回再結晶して標題化合物(0.1 g)を得
た。 融点:134-135℃
-(2-(ジメチルアミノ)エチル)アセトアミド(0.2 g)をア
セトン(30 ml)に溶かし、室温でm-過安息香酸(0.2 g)を
加え、18時間室温で撹拌した。反応液を濃縮後残さを酢
酸エチルから2回再結晶して標題化合物(0.1 g)を得
た。 融点:134-135℃
【0097】実施例1 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フ
ェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミド
ェニル-N-(2-ピペリジノエチル)アセトアミド
【化52】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸(0.6 g)のTHF
(30 ml)溶液にWSC(0.4g)とHOBt(0.3 g)を加えた。反応
液に1-(2-アミノエチル)ピペリジン(0.28 g)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残さを酢酸
エチルから再結晶して標題化合物(0.5 g)を得た。 融点:153-154℃
(30 ml)溶液にWSC(0.4g)とHOBt(0.3 g)を加えた。反応
液に1-(2-アミノエチル)ピペリジン(0.28 g)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残さを酢酸
エチルから再結晶して標題化合物(0.5 g)を得た。 融点:153-154℃
【0098】実施例2 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フ
ェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミ
ド
ェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミ
ド
【化53】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸(0.6 g)のTHF
(30 ml)溶液にWSC(0.4g)とHOBt(0.3 g)を加えた。反応
液にN,N-ジメチルエチレンジアミン(0.2 g)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残さを酢酸
エチル/エタノールから再結晶して標題化合物(0.3 g)を
得た。 融点:160-161℃
(30 ml)溶液にWSC(0.4g)とHOBt(0.3 g)を加えた。反応
液にN,N-ジメチルエチレンジアミン(0.2 g)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残さを酢酸
エチル/エタノールから再結晶して標題化合物(0.3 g)を
得た。 融点:160-161℃
【0099】実施例3 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコチンアミド
-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコチンアミド
【化54】 1-(2-アミノエチル)ピロリジン(230 mg)のアセトニトリ
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリル
メトキシ)ニコチン酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260
mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下36時間撹拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和
食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さをアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸
エチル/ジイソプロピルエーテルから再結晶し、標題化
合物(540 mg)を得た。 融点:153-157℃
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリル
メトキシ)ニコチン酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260
mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下36時間撹拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和
食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さをアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸
エチル/ジイソプロピルエーテルから再結晶し、標題化
合物(540 mg)を得た。 融点:153-157℃
【0100】実施例4 1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6
-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]
-3-ピリジンカルボキサミド
-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]
-3-ピリジンカルボキサミド
【化55】 1-(2-アミノエチル)ピロリジン(230 mg)のアセトニトリ
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合溶液に、1-(4-ビフェニリ
ルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン
酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260 mg)およびトリエ
チルアミン(0.7ml)を、室温下加えた。室温下12時間撹
拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し乾燥
後、溶媒を減圧留去した。残さをアルミナカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸エチル/ジ
イソプロピルエーテルから再結晶し、標題化合物(450 m
g)を得た。 融点:142-152℃
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合溶液に、1-(4-ビフェニリ
ルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン
酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260 mg)およびトリエ
チルアミン(0.7ml)を、室温下加えた。室温下12時間撹
拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し乾燥
後、溶媒を減圧留去した。残さをアルミナカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸エチル/ジ
イソプロピルエーテルから再結晶し、標題化合物(450 m
g)を得た。 融点:142-152℃
【0101】実施例5 1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6
-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジ
ンカルボキサミド
-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピリジ
ンカルボキサミド
【化56】 1-(2-アミノエチル)ピペリジン(260 mg)のアセトニトリ
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、1-(4-ビフェニリル
メチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸
(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260 mg)およびトリエチ
ルアミン(0.7 ml)を、室温下加えた。室温下12時間撹拌
後、反応液に5%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し乾燥
後、濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸エチル/ジイソプロピ
ルエーテルから再結晶し、標題化合物(410 mg)を得た。 融点:137-142℃
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、1-(4-ビフェニリル
メチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-3-ピリジンカルボン酸
(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260 mg)およびトリエチ
ルアミン(0.7 ml)を、室温下加えた。室温下12時間撹拌
後、反応液に5%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し乾燥
後、濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;THF)で精製後、酢酸エチル/ジイソプロピ
ルエーテルから再結晶し、標題化合物(410 mg)を得た。 融点:137-142℃
【0102】実施例6 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミド
-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミド
【化57】 1-(2-アミノエチル)ピペリジン(260 mg)のアセトニトリ
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリル
メトキシ)ニコチン酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260
mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下36時間撹拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和
食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さをアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(THF)で精製後、酢酸エチルで再
結晶し、標題化合物(450 mg)を得た。 融点:160-163℃
ル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリル
メトキシ)ニコチン酸(500 mg)、WSC(380 mg)、HOBt(260
mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下36時間撹拌後、反応液に5%炭酸カリウム水溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和
食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さをアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(THF)で精製後、酢酸エチルで再
結晶し、標題化合物(450 mg)を得た。 融点:160-163℃
【0103】実施例7 6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンアミド
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコチンアミド
【化58】 N, N-ジメチルエチレンジアミン(160 mg)のアセトニト
リル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)ニコチン酸(450 mg)、WSC(340 mg)、HOBt(2
30 mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下12時間撹拌後、反応液に10%炭酸カリウム水
溶液を加え、酢酸エチルとTHFの混合液で抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さ
をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;THF)
で精製後、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテルから再
結晶し、標題化合物(400 mg)を得た。 融点:151-154℃
リル(5 ml)とTHF(10 ml)の混合液に、6-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)ニコチン酸(450 mg)、WSC(340 mg)、HOBt(2
30 mg)およびトリエチルアミン(0.7 ml)を、室温下加え
た。室温下12時間撹拌後、反応液に10%炭酸カリウム水
溶液を加え、酢酸エチルとTHFの混合液で抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮した。残さ
をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;THF)
で精製後、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテルから再
結晶し、標題化合物(400 mg)を得た。 融点:151-154℃
【0104】実施例8 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド
-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド
【化59】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)安息香酸(1.008 g)のTHF(2
0 ml)およびアセトニトリル (20 ml) の混合溶液にWSC
(0.775 g)、HOBt(0.504 g)、1-(2-アミノエチル)ピペリ
ジン(0.56 ml)およびトリエチルアミン(1.2 ml)を加え
た。室温で17時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチ
ル/ジイソプロピルエーテルから再結晶して標題化合物
(0.993 g)を得た。 融点:180-183℃
0 ml)およびアセトニトリル (20 ml) の混合溶液にWSC
(0.775 g)、HOBt(0.504 g)、1-(2-アミノエチル)ピペリ
ジン(0.56 ml)およびトリエチルアミン(1.2 ml)を加え
た。室温で17時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチ
ル/ジイソプロピルエーテルから再結晶して標題化合物
(0.993 g)を得た。 融点:180-183℃
【0105】実施例9 4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズアミド
-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズアミド
【化60】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)安息香酸(1.005 g)のTHF(3
0 ml)およびアセトニトリル (30 ml)の混合溶液にWSC
(0.772 g)、HOBt(0.516 g)、1-(2-アミノエチル)ピロリ
ジン(0.453 g)およびトリエチルアミン(1.2 ml)を加え
た。反応液を室温で29時間撹拌後、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶
液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを
エタノール/ジイソプロピルエーテルから再結晶して標
題化合物(0.891 g)を得た。 融点:171-175℃
0 ml)およびアセトニトリル (30 ml)の混合溶液にWSC
(0.772 g)、HOBt(0.516 g)、1-(2-アミノエチル)ピロリ
ジン(0.453 g)およびトリエチルアミン(1.2 ml)を加え
た。反応液を室温で29時間撹拌後、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶
液および飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを
エタノール/ジイソプロピルエーテルから再結晶して標
題化合物(0.891 g)を得た。 融点:171-175℃
【0106】実施例10 2-ピペリジノエチル=4-(4-ビ
フェニリルメトキシ)ベンゾアート
フェニリルメトキシ)ベンゾアート
【化61】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)安息香酸(0.302 g)のTHF(1
0 ml)およびアセトニトリル (10 ml)の混合溶液にWSC
(0.228 g)、HOBt(0.154 g)、1-ピペリジンエタノール
(0.157 g)およびトリエチルアミン(0.31 ml)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチル/
ヘキサンから再結晶して標題化合物(0.152 g)を得た。 融点:86-87℃
0 ml)およびアセトニトリル (10 ml)の混合溶液にWSC
(0.228 g)、HOBt(0.154 g)、1-ピペリジンエタノール
(0.157 g)およびトリエチルアミン(0.31 ml)を加えた。
室温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチル/
ヘキサンから再結晶して標題化合物(0.152 g)を得た。 融点:86-87℃
【0107】実施例11 2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート
ル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート
【化62】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)安息香酸(0.303 g)のTHF(5
ml)およびアセトニトリル (5 ml)の混合溶液にWSC(0.2
36 g)、HOBt(0.153 g)、1-ピロリジンエタノール(0.125
g)およびトリエチルアミン(0.17 ml)を加えた。室温で
18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチル/ヘキサ
ンから再結晶して標題化合物(0.166 g)を得た。 融点:95-98℃
ml)およびアセトニトリル (5 ml)の混合溶液にWSC(0.2
36 g)、HOBt(0.153 g)、1-ピロリジンエタノール(0.125
g)およびトリエチルアミン(0.17 ml)を加えた。室温で
18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さを酢酸エチル/ヘキサ
ンから再結晶して標題化合物(0.166 g)を得た。 融点:95-98℃
【0108】実施例12 4-[4-(ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセ
トアミド シュウ酸塩
シ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセ
トアミド シュウ酸塩
【化63】 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジ
メチルアミノ)エチル]アセトアミド(200 mg)をメタノー
ルに溶かし、そこにシュウ酸(46 mg)のメタノール溶液
を加え、濃縮乾固させた後、粗結晶をエタノールから再
結晶し、標題化合物(217 mg)を得た。 融点:170−171℃
メチルアミノ)エチル]アセトアミド(200 mg)をメタノー
ルに溶かし、そこにシュウ酸(46 mg)のメタノール溶液
を加え、濃縮乾固させた後、粗結晶をエタノールから再
結晶し、標題化合物(217 mg)を得た。 融点:170−171℃
【0109】以下の実施例化合物13及び14は実施例
12に従って合成した。 実施例13 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレ
イン酸塩 融点:122−123℃ 再結晶溶媒:エタノール. 実施例14 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フマ
ル酸塩 融点:122−123℃ 再結晶溶媒:エタノール.
12に従って合成した。 実施例13 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド マレ
イン酸塩 融点:122−123℃ 再結晶溶媒:エタノール. 実施例14 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N
-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド フマ
ル酸塩 融点:122−123℃ 再結晶溶媒:エタノール.
【0110】実施例15 4-[(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 塩酸塩
シ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 塩酸塩
【化64】 tert−ブチル 2−[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニ
ルアセチルアミノ]エチル(メチル)カルバメート(778 m
g)のメタノール(50 ml)溶液に、氷冷下で4N 塩酸―酢酸
エチル溶液(50 ml)を滴下した。室温に昇温し、30分間
攪拌した後、反応溶液を濃縮乾固させ、残さをメタノー
ルから再結晶し、標題化合物(480 mg)を得た。 融点:214−215℃
ルアセチルアミノ]エチル(メチル)カルバメート(778 m
g)のメタノール(50 ml)溶液に、氷冷下で4N 塩酸―酢酸
エチル溶液(50 ml)を滴下した。室温に昇温し、30分間
攪拌した後、反応溶液を濃縮乾固させ、残さをメタノー
ルから再結晶し、標題化合物(480 mg)を得た。 融点:214−215℃
【0111】実施例16 4-[(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチ
ルアミノ)エチル]アセトアミド 塩酸塩 (46 mg)を飽和
重曹水に溶かし、THF−酢酸エチル(1:1)で抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで
乾燥後、濃縮し、残さをTHFに溶かしてアルミナカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;THF, メタノール)で精
製し、標題化合物(7 mg)を得た。 融点:165−166℃
シ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトア
ミド 4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチ
ルアミノ)エチル]アセトアミド 塩酸塩 (46 mg)を飽和
重曹水に溶かし、THF−酢酸エチル(1:1)で抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで
乾燥後、濃縮し、残さをTHFに溶かしてアルミナカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;THF, メタノール)で精
製し、標題化合物(7 mg)を得た。 融点:165−166℃
【0112】実施例17 エチル 7−[2−[4-[(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メ
チル)アミノ]ヘプタノエート
ェニリルメトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メ
チル)アミノ]ヘプタノエート
【化65】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル酢酸(4.14 g)、エ
チル 7−[(2-アミノエチル)(メチル)アミノ] ヘプタノ
エート(3 g)、WSC(2.74 g)、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール(2.19 g)、およびトリエチルアミン(6.0 ml)を
THF(200 ml)に加えた。反応液を室温20時間撹拌後、水
にあけ、酢酸エチル−THF(1:1)で抽出した。有機層を
水、飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、濃縮した。残さをエタノール−IPEから
再結晶して標題化合物(3.11 g)を得た。 融点:115−116℃
チル 7−[(2-アミノエチル)(メチル)アミノ] ヘプタノ
エート(3 g)、WSC(2.74 g)、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール(2.19 g)、およびトリエチルアミン(6.0 ml)を
THF(200 ml)に加えた。反応液を室温20時間撹拌後、水
にあけ、酢酸エチル−THF(1:1)で抽出した。有機層を
水、飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、濃縮した。残さをエタノール−IPEから
再結晶して標題化合物(3.11 g)を得た。 融点:115−116℃
【0113】実施例18 7−[2−[4-[4-(ビフェニリル
メトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メチル)ア
ミノ]ヘプタン酸 塩酸塩
メトキシ)フェニル]アセチルアミノエチル](メチル)ア
ミノ]ヘプタン酸 塩酸塩
【化66】 エチル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエ
ート(1 g)のメタノール(50 ml)−THF(20 ml)溶液に、1N
水酸化ナトリウム水溶液(15 ml)を加え、室温で4時間
撹拌した。反応溶液に1N 塩酸を加えpH 5にした後、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残さをTHFに溶解さ
せ、4N 塩酸−酢酸エチル溶液を加えて濃縮し、残さをT
HF−IPEで再結晶し標題化合物(838 mg)を得た。 融点:96−97℃
ル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエ
ート(1 g)のメタノール(50 ml)−THF(20 ml)溶液に、1N
水酸化ナトリウム水溶液(15 ml)を加え、室温で4時間
撹拌した。反応溶液に1N 塩酸を加えpH 5にした後、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残さをTHFに溶解さ
せ、4N 塩酸−酢酸エチル溶液を加えて濃縮し、残さをT
HF−IPEで再結晶し標題化合物(838 mg)を得た。 融点:96−97℃
【0114】実施例19 N-(4-(2-((2-(ジメチルアミ
ノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)
[1,1'-ビフェニル]-4-カルボキサミド
ノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)
[1,1'-ビフェニル]-4-カルボキサミド
【化67】 ビフェニリルカルボン酸(0.25 g)のTHF溶液(5 ml)にDMF
(0.1 ml)を加え、続いて塩化オキザリル(0.5 ml)を加え
た。室温で1時間撹拌後濃縮し、残さをさらにトルエン
から共沸させた。残さをTHF(1 ml)に溶かし、2-(4-アミ
ノフェニル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチル
アセトアミド(0.3 g)のTHF溶液(40 ml)に室温下滴下し
た。反応液に飽和重曹水(10 ml)を加え、室温で2時間撹
拌した。反応液を酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
乾燥後濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:酢酸エチル)で精製し、さらにIPE/酢酸
エチルから再結晶し、標題化合物(0.41 g)を得た。 融点:135-136℃
(0.1 ml)を加え、続いて塩化オキザリル(0.5 ml)を加え
た。室温で1時間撹拌後濃縮し、残さをさらにトルエン
から共沸させた。残さをTHF(1 ml)に溶かし、2-(4-アミ
ノフェニル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N-メチル
アセトアミド(0.3 g)のTHF溶液(40 ml)に室温下滴下し
た。反応液に飽和重曹水(10 ml)を加え、室温で2時間撹
拌した。反応液を酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
乾燥後濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:酢酸エチル)で精製し、さらにIPE/酢酸
エチルから再結晶し、標題化合物(0.41 g)を得た。 融点:135-136℃
【0115】実施例20 N-(2-アミノエチル)-2-(4-
([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセト
アミド 塩酸塩
([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセト
アミド 塩酸塩
【化68】 tert-ブチル 2-(((4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキ
シ)フェニル)アセチル)アミノ)エチルカルバメート(1.5
g)の酢酸(100ml)溶液に室温で4N 塩酸/酢酸エチル(4ml)
を滴下した。2時間室温で撹拌後、析出した結晶をろ取
し、エチルエーテルで洗った後に乾燥し、標題化合物
(0.9g)を得た。 融点:228-229℃
シ)フェニル)アセチル)アミノ)エチルカルバメート(1.5
g)の酢酸(100ml)溶液に室温で4N 塩酸/酢酸エチル(4ml)
を滴下した。2時間室温で撹拌後、析出した結晶をろ取
し、エチルエーテルで洗った後に乾燥し、標題化合物
(0.9g)を得た。 融点:228-229℃
【0116】実施例21 4-([1,1'-ビフェニル]-4-イ
ルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)ベンズアミ
ド
ルメトキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)ベンズアミ
ド
【化69】 4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)安息香酸(3g)の
THF(200ml)溶液にWSC(2g)、HOBt(1.5g)続いて、1-(2-ア
ミノエチル)ピロリジン(1.1g)を加えた。室温で30分間
撹拌後、反応液にトリエチルアミン(2ml)を加え、さら
に室温で72時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、10%炭酸カリウム水、水で洗った後に乾燥、濃縮し
た。残さをエタノール/エチルエーテルから再結晶し、
標題化合物(2.7g)を得た。 融点:173-175℃
THF(200ml)溶液にWSC(2g)、HOBt(1.5g)続いて、1-(2-ア
ミノエチル)ピロリジン(1.1g)を加えた。室温で30分間
撹拌後、反応液にトリエチルアミン(2ml)を加え、さら
に室温で72時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、10%炭酸カリウム水、水で洗った後に乾燥、濃縮し
た。残さをエタノール/エチルエーテルから再結晶し、
標題化合物(2.7g)を得た。 融点:173-175℃
【0117】実施例22 N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)
エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリ
ル)カルボキサミド
エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリ
ル)カルボキサミド
【化70】 4-ビフェニルカルボン酸(0.879g)のTHF(15ml)溶液
に氷冷下、オキサリルクロリド(0.46ml)およびDM
F(1滴)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃縮
した。残さをTHF(10ml)に溶解し、プロカインアミド
塩酸塩(1.078g)とトリエチルアミン(1.4ml)のTHF
(20ml)懸濁液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌
後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。残さをメタノールから再結晶し、標題化合物
(1.147g)を得た。 融点:237−240℃(分解)
に氷冷下、オキサリルクロリド(0.46ml)およびDM
F(1滴)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃縮
した。残さをTHF(10ml)に溶解し、プロカインアミド
塩酸塩(1.078g)とトリエチルアミン(1.4ml)のTHF
(20ml)懸濁液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌
後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。残さをメタノールから再結晶し、標題化合物
(1.147g)を得た。 融点:237−240℃(分解)
【0118】実施例23 4-(4-ビフェニリル)メトキ
シ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチル]ベンズアミド
シ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチル]ベンズアミド
【化71】 4-(4-ビフェニリルメトキシ)安息香酸(1.007g)のTHF(30
ml)およびアセトニトリル (30 ml)の混合溶液にWSC(0.
708 g)、HOBt(0.521g)、N-イソプロピルエチレンジアミ
ン(0.353g)およびトリエチルアミン(1 ml)を加えた。室
温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをエタノールから
再結晶して、標題化合物(0.806 g)を得た。 融点:150-154℃
ml)およびアセトニトリル (30 ml)の混合溶液にWSC(0.
708 g)、HOBt(0.521g)、N-イソプロピルエチレンジアミ
ン(0.353g)およびトリエチルアミン(1 ml)を加えた。室
温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをエタノールから
再結晶して、標題化合物(0.806 g)を得た。 融点:150-154℃
【0119】実施例24 2-(N,N−ジエチルアミノ)エ
チル-4-[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾ
エート
チル-4-[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾ
エート
【化72】 4-ビフェニルカルボン酸(1.091g)のTHF(15ml)溶液
に氷冷下、オキサリルクロリド(0.39ml)およびDM
F(1滴)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃縮
した。残さをTHF(10ml)に溶解し、プロカイン塩酸塩
(1.091g)とトリエチルアミン(0.67ml)のTHF(30m
l)懸濁液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌後、反
応液に10%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残さを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、標題化
合物(0.728g)を得た。 融点:146−149℃
に氷冷下、オキサリルクロリド(0.39ml)およびDM
F(1滴)を加えた。反応液を室温で30分間撹拌後濃縮
した。残さをTHF(10ml)に溶解し、プロカイン塩酸塩
(1.091g)とトリエチルアミン(0.67ml)のTHF(30m
l)懸濁液に0℃で滴下した。0℃で30分間撹拌後、反
応液に10%炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残さを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、標題化
合物(0.728g)を得た。 融点:146−149℃
【0120】実施例25 N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)
エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリ
ル)カルボキサミド
エチル]アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリ
ル)カルボキサミド
【化73】 4-(4-ビフェニリルカルボニルアミノ)安息香酸(0.323g)
のTHF(15 ml)およびアセトニトリル (15 ml)の混合溶液
にWSC(0.248 g)、HOBt(0.156g)、N,N-ジメチルエチレン
ジアミン(0.097g)およびトリエチルアミン(0.21 ml)を
加えた。室温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをメタ
ノール/ジエチルエーテルから再結晶して、標題化合物
(0.100 g)を得た。 融点:261−264℃(分解)
のTHF(15 ml)およびアセトニトリル (15 ml)の混合溶液
にWSC(0.248 g)、HOBt(0.156g)、N,N-ジメチルエチレン
ジアミン(0.097g)およびトリエチルアミン(0.21 ml)を
加えた。室温で18時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を10%炭酸カリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残さをメタ
ノール/ジエチルエーテルから再結晶して、標題化合物
(0.100 g)を得た。 融点:261−264℃(分解)
【0121】以下の実施例26および27に記載の化合
物は、実施例25と同様にして製造した。 実施例26 N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド
物は、実施例25と同様にして製造した。 実施例26 N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド
【化74】 融点:247−252℃(分解)
【0122】実施例27 N-[4-{[2-(1−ピロリジニ
ル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニル](4-ビフェニ
リル)カルボキサミド
ル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニル](4-ビフェニ
リル)カルボキサミド
【化75】 融点:241−245℃(分解)
【0123】 常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、錠剤機により打
錠し、錠剤を得た。
錠し、錠剤を得た。
【0124】実験例1 ヒト・ニューロブラストーマIMR−32細胞における
βアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を調べた(参考文
献:サイエンス(Science)264巻,1336頁(1994)、バ
イオケミストリー(Biochemistry)34巻,10272頁(199
5)等)。 (方法) a)実験材料 ヒト・ニューロブラストーマIMR−32細胞:アメリ
カン・タイプ・カルチャー・センター(American Type
Culture Center)より購入。 ダルベッコ改変イーグル培地(Dulbecco's modified Ea
gle's medium, DMEMと略記):日水製薬より購入。 牛胎児血清(Fetal calf serum, FCSと略記)およびペ
ニシリン(5000 U/ml)/ストレプトマイシン(5 mg/m
l)混液:バイオホワイタッカー社より購入。 リン酸/生理食塩水緩衝液(phosphate buffered salin
e, PBSと略記):フローラボラトリーズ社より購入。 ブロックエース(Block Ace)(商品名):大日本製薬
より購入。 牛血清アルブミン(bovine serum albumin;BSAと略
記):シグマ社より購入。 培養用フラスコ:ファルコン社製を使用。 48穴マルチウェルプレート:コースター社製を使用。 Aβ1-40標準品およびAβ1-42標準品:バッケム社より
購入。 他の試薬:市販の特級品を使用。
βアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を調べた(参考文
献:サイエンス(Science)264巻,1336頁(1994)、バ
イオケミストリー(Biochemistry)34巻,10272頁(199
5)等)。 (方法) a)実験材料 ヒト・ニューロブラストーマIMR−32細胞:アメリ
カン・タイプ・カルチャー・センター(American Type
Culture Center)より購入。 ダルベッコ改変イーグル培地(Dulbecco's modified Ea
gle's medium, DMEMと略記):日水製薬より購入。 牛胎児血清(Fetal calf serum, FCSと略記)およびペ
ニシリン(5000 U/ml)/ストレプトマイシン(5 mg/m
l)混液:バイオホワイタッカー社より購入。 リン酸/生理食塩水緩衝液(phosphate buffered salin
e, PBSと略記):フローラボラトリーズ社より購入。 ブロックエース(Block Ace)(商品名):大日本製薬
より購入。 牛血清アルブミン(bovine serum albumin;BSAと略
記):シグマ社より購入。 培養用フラスコ:ファルコン社製を使用。 48穴マルチウェルプレート:コースター社製を使用。 Aβ1-40標準品およびAβ1-42標準品:バッケム社より
購入。 他の試薬:市販の特級品を使用。
【0125】b)実験方法 (1)IMR−32細胞の培養 IMR−32細胞を、10% FCS/DMEM培養液
含有フラスコ(Falcon,750ml)中、10% 二酸化炭素
/90% 空気中、37℃でコンフルエント状態(満杯
状態)になるまで培養した。培養後、IMR−32細胞
を、2.5×105細胞/ウェルとなるように、48穴マ
ルチウェルプレートに播種し、さらに3日間、同条件で
培養後、培養液を吸引除去した。被験物含有DMF溶液
を0.5% BSA/DMEM 0.5 mlに溶解し、上記
プレートに添加し、さらに24時間培養した。コントロ
ールとしては、被験物を含まないDMF溶液を0.5%
BSA/DMEM 0.5 mlに溶解したものを用いた。
上清を採取し、Aβ測定時まで−20℃以下で保存し
た。 (2)Aβの酵素免疫測定(EIA) 一次抗体として、BAN−50抗体あるいはBNT−7
7抗体を用いた。Aβ1-40を測定する場合、二次抗体と
してBA−27抗体を用いた。Aβ1-42を測定する場
合、二次抗体としてBC−05抗体を用いた。0.1M
炭酸緩衝液(pH 9.6)に15μg/mlの濃度で溶解した
BAN−50抗体またはBNT−77抗体を、ポリエチ
レンマイクロタイタープレートに、100μlずつそれ
ぞれ添加し、4℃で一晩放置した。PBSでプレート表
面を3回洗浄後、ブロック液(25% ブロックエース
/0.1% アジ化ナトリウム/PBS)200μlを添
加した。この状態で前記(1)の上清添加時まで、4℃
で保存した。上清添加直前に、プレート表面をPBSで
3回洗浄後、一次反応用緩衝液(20 mMリン酸緩衝
液,pH 7.0;400 mM NaCl;2 mM EDTA;
10%ブロックエース;0.2% BSA;0.05% ア
ジ化ナトリウム)50μlを添加した。さらに、100
μの上清および一次反応用緩衝液に希釈したAβ(1-40
またはAβ1-42標準品(濃度が、それぞれ1000, 2
00, 40および8 pg/mlとなるよう希釈)100μ
を添加し、4℃で一晩放置した。プレートをPBSにて
3回洗浄し、二次反応用緩衝液(20 mM リン酸緩衝
液,pH 7.0;400 mM NaCl:2 mM EDTA;
1% BSA)に溶解したHRP標識二次抗体(BA−
27抗体またはBC−05抗体,HRP:西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(horseradish peroxidase))100μ
lを添加した。6時間室温にて放置した後、PBSで7
回洗浄し、着色反応液(TMB Peroxidase Substrate(商
品名),Kirkegaard & Perry Lab.製)100μlを加
えた。室温で、8〜10分放置し、1M リン酸溶液1
00μlをプレートに添加し反応を止め、プレートリー
ダー(コロナ社、MTP−32マイクロプレートリーダー)
にて比色定量(測定波長:450nm)した。
含有フラスコ(Falcon,750ml)中、10% 二酸化炭素
/90% 空気中、37℃でコンフルエント状態(満杯
状態)になるまで培養した。培養後、IMR−32細胞
を、2.5×105細胞/ウェルとなるように、48穴マ
ルチウェルプレートに播種し、さらに3日間、同条件で
培養後、培養液を吸引除去した。被験物含有DMF溶液
を0.5% BSA/DMEM 0.5 mlに溶解し、上記
プレートに添加し、さらに24時間培養した。コントロ
ールとしては、被験物を含まないDMF溶液を0.5%
BSA/DMEM 0.5 mlに溶解したものを用いた。
上清を採取し、Aβ測定時まで−20℃以下で保存し
た。 (2)Aβの酵素免疫測定(EIA) 一次抗体として、BAN−50抗体あるいはBNT−7
7抗体を用いた。Aβ1-40を測定する場合、二次抗体と
してBA−27抗体を用いた。Aβ1-42を測定する場
合、二次抗体としてBC−05抗体を用いた。0.1M
炭酸緩衝液(pH 9.6)に15μg/mlの濃度で溶解した
BAN−50抗体またはBNT−77抗体を、ポリエチ
レンマイクロタイタープレートに、100μlずつそれ
ぞれ添加し、4℃で一晩放置した。PBSでプレート表
面を3回洗浄後、ブロック液(25% ブロックエース
/0.1% アジ化ナトリウム/PBS)200μlを添
加した。この状態で前記(1)の上清添加時まで、4℃
で保存した。上清添加直前に、プレート表面をPBSで
3回洗浄後、一次反応用緩衝液(20 mMリン酸緩衝
液,pH 7.0;400 mM NaCl;2 mM EDTA;
10%ブロックエース;0.2% BSA;0.05% ア
ジ化ナトリウム)50μlを添加した。さらに、100
μの上清および一次反応用緩衝液に希釈したAβ(1-40
またはAβ1-42標準品(濃度が、それぞれ1000, 2
00, 40および8 pg/mlとなるよう希釈)100μ
を添加し、4℃で一晩放置した。プレートをPBSにて
3回洗浄し、二次反応用緩衝液(20 mM リン酸緩衝
液,pH 7.0;400 mM NaCl:2 mM EDTA;
1% BSA)に溶解したHRP標識二次抗体(BA−
27抗体またはBC−05抗体,HRP:西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(horseradish peroxidase))100μ
lを添加した。6時間室温にて放置した後、PBSで7
回洗浄し、着色反応液(TMB Peroxidase Substrate(商
品名),Kirkegaard & Perry Lab.製)100μlを加
えた。室温で、8〜10分放置し、1M リン酸溶液1
00μlをプレートに添加し反応を止め、プレートリー
ダー(コロナ社、MTP−32マイクロプレートリーダー)
にて比色定量(測定波長:450nm)した。
【0126】(結果)化合物一用量につき、4ウェルを
用いた。化合物(10μM)のAβ1-40およびAβ1-42
産生・分泌に対する阻害作用を、コントロールに対する
割合(%)で示した。結果を〔表1〕に示す。 〔表1〕 被験化合物 Aβ1-40 Aβ1-42 (実施例No.) (%) (%) 実施例8 39 63 この結果より、本発明の化合物(I)および(Ia)
は、βアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を持つことが
確認された。
用いた。化合物(10μM)のAβ1-40およびAβ1-42
産生・分泌に対する阻害作用を、コントロールに対する
割合(%)で示した。結果を〔表1〕に示す。 〔表1〕 被験化合物 Aβ1-40 Aβ1-42 (実施例No.) (%) (%) 実施例8 39 63 この結果より、本発明の化合物(I)および(Ia)
は、βアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を持つことが
確認された。
【0127】
【発明の効果】化合物(I)は、優れたβアミロイド蛋
白産生・分泌阻害作用を有するため、βアミロイド蛋白
に起因する疾患(例えば、老年性痴呆、アルツハイマー
病、ダウン症、パーキンソン病等の疾患、アミロイドア
ンジオパシー、脳血管障害時のβアミロイド蛋白による
障害など)の予防・治療に有効である。また、化合物(I
a)も優れたβアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を有す
る。
白産生・分泌阻害作用を有するため、βアミロイド蛋白
に起因する疾患(例えば、老年性痴呆、アルツハイマー
病、ダウン症、パーキンソン病等の疾患、アミロイドア
ンジオパシー、脳血管障害時のβアミロイド蛋白による
障害など)の予防・治療に有効である。また、化合物(I
a)も優れたβアミロイド蛋白産生・分泌阻害作用を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/444 A61K 31/444 31/4453 31/4453 A61P 25/28 A61P 25/28 43/00 111 43/00 111 C07D 213/82 C07D 213/82 295/12 295/12 Z
Claims (36)
- 【請求項1】式 【化1】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基を示
し、XおよびYは同一または異なって、−O−、−S
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR8−、−C
ONR8−、−SO2NR8−および−COO−から選ば
れる2価の基(R8は水素原子、置換基を有していても
よい炭化水素基またはアシルを示す)またはこれらの2
価の基を1または2個含んでいてもよい2価のC1-6脂
肪族炭化水素基を示し、R1およびR2は水素原子または
置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1と
R2は隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよ
い含窒素複素環を形成してもよく、A環はさらに置換基
を有していてもよい単環式芳香環を示す。〕で表される
化合物またはその塩を含有してなるβアミロイド蛋白産
生・分泌阻害剤。 - 【請求項2】Arが(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3
アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
i)C6-10アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)C
1-6アルキル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、(vi
ii)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(ix)(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジオ
キシ、(c)ニトロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1- 6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC7-16
アラルキル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン
原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シ
アノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xi
v)C6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)
アミノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルホ゛キシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6
アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし
5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の炭素
原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素環
基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ-C1-6アル
キルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、(1)ベンゼン環または
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む5または6員芳香族
複素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の単
環式芳香族基、(2)2または3個のC6-14単環式ま
たは2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環または炭
素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選
ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14員の芳香
族複素環または該芳香族複素環が1または2個のベンゼ
ン環と縮合して形成された環が、単結合で直結してい
て、環を直結している結合の数が環系の数より1個少な
い芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた環集合
芳香族基、または(3)炭素数9ないし14個の2ま
たは3環式芳香族炭化水素または炭素原子以外に窒素
原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれるヘテロ原子
を1〜4個を含む9ないし14員の縮合多環式芳香族複
素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価の縮
合芳香族基を示し、XおよびYが同一または異なって、
−O−、−S−、−CO−、−SO−、−SO2−、−
NR8−、−CONR8−、−SO2NR8−および−CO
O−から選ばれる2価の基(R8は(1)水素原子、
(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキ
シ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミ
ノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキ
レンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)
アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カ
ルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、
(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
キサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)
C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
および(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシか
ら成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を有してい
てもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1 -6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリールもしくはC7-19アラルキ
ル、または(3)式:−CO−R3、−CO−OR3、−
CO−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまた
は−SO−R3a〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロ
ゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニト
ロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−
C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xiii)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキ
シ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていて
もよいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)
モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイ
ル、(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カ
ルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6ア
ルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニ
ルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(a
a)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(b
b)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群
から選ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよい
C6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシルを
示す)またはこれらの2価の基を1または2個含んでい
てもよいC1-6アルキレン、C2-6アルケニレンまたはC
2-6アルキニレンを示し、R1およびR2が(1)水素原
子または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレン
ジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)
アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr−X−で示
される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成る
群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよ
いベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子
を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す請求項1記
載の阻害剤。 - 【請求項3】Arで示される芳香族基が単環式芳香族
基、環集合芳香族基または縮合芳香族基である請求項1
記載の阻害剤。 - 【請求項4】Arが置換基を有していてもよい環集合芳
香族基である請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項5】環集合芳香族基が2−,3−または4−ビ
フェニリルである請求項4記載の阻害剤。 - 【請求項6】Arがハロゲン原子で置換されていてもよ
いフェニル基、ビフェニリル基またはナフチル基である
請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項7】Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基、式−(CH2)p3OCONH−(式中、
p3は1ないし3の整数を示す)で表される基、CO
NHまたはSO2NHである請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項8】Xが式−(CH2)p1O−(式中、p1は
1ないし3の整数を示す)で表される基である請求項1
記載の阻害剤。 - 【請求項9】Yで示される2価のC1-6脂肪族炭化水素
基が2価のC1-3脂肪族炭化水素基である請求項1記載
の阻害剤。 - 【請求項10】Yが式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルま
たはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニルを示す)で表される基または式−(CH2)q2
COO(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ
0ないし3でありかつ、その合計が3以下の整数を示
す)で表される基である請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項11】Yが式−(CH2)q1CONR9(C
H2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原
子またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルま
たはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カル
ボニルを示す)で表される基である請求項1記載の阻害
剤。 - 【請求項12】R1およびR2がそれぞれ水素原子また
はカルボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニ
ルで置換されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、
あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または
6員の含窒素複素環を形成する請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項13】A環がハロゲン原子またはC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含
窒素芳香族複素環である請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項14】A環がベンゼン環、ピリジン環または2
−ピリドン環である請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項15】A環がベンゼン環またはピリジン環であ
る請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項16】Arがハロゲン原子で置換されていても
よいC6-14アリール基またはビフェニリル基、Xが式
−(CH2)p1O−(式中、p1は1ないし3の整数を
示す)で表される基、式−(CH2)p2−(式中、p
2は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−
(CH2)p3OCONH−(式中、p3は1ないし3の
整数を示す)で表される基、CONHまたはSO2
NH、Yが式−(CH2)q1CONR9(CH2)r1
−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3でありか
つ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子または
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニルを
示す)で表される基または式−(CH2)q2COO(C
H2)r2−(式中、q2およびr2はそれぞれ0ないし3
でありかつ、その合計が3以下の整数を示す)で表され
る基、R1およびR2がそれぞれ水素原子またはカル
ボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニルもしくはジ−
C1-6アルキルニトロリルで置換されていてもよいC1-6
アルキルを示すか、あるいはR1とR2とが隣接する窒素
原子と共に5または6員の含窒素複素環を形成し、A環
がハロゲン原子またはC1-6アルコキシで置換されてい
てもよいベンゼン環または6員の含窒素芳香族複素環で
ある請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項17】Arがハロゲン原子で置換されていても
よいC6-14アリールまたはビフェニリルで、Xが−(C
H2)pO−(pは1ないし3の整数を示す)、−CO
NH−、−SO2NH−またはC1-3アルキレンで、Yが
C1-3アルキレン、−CONH(CH2)s−(sは1な
いし3の整数を示す)または−COO(CH2)t−
(tは1ないし3の整数を示す)で、R1およびR2がそ
れぞれ水素原子またはC1-6アルキルを示すか、あるい
はR1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の
含窒素複素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC
1-6アルコキシで置換されていてもよいベンゼン環また
は6員の含窒素芳香族複素環である請求項1記載の阻害
剤。 - 【請求項18】化合物が5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチル
アミノ)エチル]-2-メトキシ-4-(1-ナフトイルアミノ)ベ
ンズアミド、5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチ
ル]-2-メトキシ-4-(2-ナフトイルアミノ)ベンズアミ
ド、5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メ
トキシ-4-[(1-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、5-クロロ-N-[2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル]-2-メ
トキシ-4-[(2-ナフチルスルホニル)アミノ]ベンズアミ
ド、N-[3-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェニル]プロピル]
-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-[4-[(2,4-ジク
ロロベンジル)オキシ]フェニル]プロピル]-N,N-ジプロ
ピルアミン 塩酸塩、N-[4-(2-ナフチルメトキシ)フェ
ネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[4-[(2,4-
ジクロロベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプロピル
アミン 塩酸塩、N-[4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェ
ネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[2-(2-ナフ
チルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩
酸塩、N-[3-(2-ナフチルメトキシ)フェネチル]-N,N-ジ
プロピルアミン 塩酸塩、N-[3-(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、N-[3-
[(2,4-ジクロロベンジル)オキシ]フェネチル]-N,N-ジプ
ロピルアミン 塩酸塩、N-[3-(1-ナフチルメトキシ)フ
ェネチル]-N,N-ジプロピルアミン 塩酸塩、4-(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル-N-(2-ピペリジノエチル)ア
セトアミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N-
[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセトアミド、6-(4-
ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチ
ル]ニコチンアミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジ
ヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-3-
ピリジンカルボキサミド、1-(4-ビフェニリルメチル)-
1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-ピペリジノエチル)-3-ピ
リジンカルボキサミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N
-(2-ピぺリジノエチル)ニコチンアミド、6-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ニコ
チンアミド、4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピペリ
ジノエチル)ベンズアミド、4-(4-ビフェニリルメトキ
シ)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズアミド2-
ピペリジノエチル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾ
アート、2-(ピロリジン-1-イル)エチル=4-(4-ビフェニ
リルメトキシ)ベンゾアート、4-[4-(ビフェニリルメト
キシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]ア
セトアミド シュウ酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセ
トアミド マレイン酸塩、4-[4-(ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチル]アセ
トアミド フマル酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)
フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド
塩酸塩、4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-
[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセトアミド、エチル 7
−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル]アセチ
ルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタノエート、7−
[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]アセチル
アミノエチル](メチル)アミノ]ヘプタン酸 塩酸塩、N-
(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2
-オキソエチル)フェニル)[1,1'-ビフェニル]-4-カルボ
キサミド、N-(2-アミノエチル)-2-(4-([1,1'-ビフェニ
ル]-4-イルメトキシ)フェニル)アセトアミド 塩酸塩、
4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)-N-(2-(1-ピロ
リジニル)エチル)ベンズアミド、N-(4-(2-((2-(ジメチ
ルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フ
ェニル)[1,1'-ビフェニル]-4-カルボキサミド、N-[4-
({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェ
ニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、4-(4-ビフェ
ニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプロピルアミノ)エチル]
ベンズアミド、2-(N,N−ジエチルアミノ)エチル-4-[(4
-ビフェニリル)カルボニル]アミノ]ベンゾエート、N-
[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)
フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド、N-[4-
{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カルボニル}フェニル]
(4-ビフェニリル)カルボキサミドまたはN-[4-{[2-(1
−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル}フェニル]
(4-ビフェニリル)カルボキサミドである請求項1記載
の阻害剤。 - 【請求項19】βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因す
る疾患の予防・治療剤である請求項1記載の阻害剤。 - 【請求項20】βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因す
る老年性痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキン
ソン病、アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時
のβアミロイド蛋白による障害の予防・治療剤である請
求項1記載の阻害剤。 - 【請求項21】式 【化2】 〔式中、Ar'は置換基を有していてもよい環集合芳香
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩。 - 【請求項22】Ar'が(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シア
ノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(vi)C6-10アリールオキシ−C1-6アルキル、(vii)
C1-6アルキル−C6-10アリール−C2-6アルケニル、
(viii)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(ix)(a)ハロゲン原子、(b)C1-3アルキレンジ
オキシ、(c)ニトロ、(d)シアノ、(e)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、(f)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モ
ノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(x)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC7-16
アラルキル、(x)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルコキシ、(xi)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、(xii)ヒドロキシ、(xiii)(a)ハロゲン
原子、(b)C1-3アルキレンジオキシ、(c)ニトロ、(d)シ
アノ、(e)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C 1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(x)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-10アリールオキシ、(xi
v)C6-10アリール−C7-16アラルキルオキシ、(xv)
アミノ、(xvi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xvii)
ジ−C1-6アルキルアミノ、(xviii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、 (xix)式:−CO−R3、−CO−OR3、−CO−N
R3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは−SO
−R3a 〔式中、R3は水素原子、または(i)ハロゲン原子、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R3aは(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)
ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(a)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原
子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シア
ノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)
カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコ
キシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)
ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の
置換基を有していてもよいC6-14アリール、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC7-19アラルキ
ル、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、 (a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)
ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニト
ロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6
アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホ
ルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)
C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよいC6-10アリール−
カルボニル、 ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルおよび ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ルから成る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホル
ミル、(xv)カルボキシ、(xvi)カルバモイル、(xvii)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、(xviii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xix)C
6-10アリール−カルボニル、(xx)C6-10アリールオキシ
−カルボニル、(xxi)C7-16アラルキルオキシ−カルボ
ニル、(xxii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
iii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxiv)C6-10
アリール−カルバモイル、(xxv)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルスルホニル、(xxvi)C6-10アリー
ルスルホニル、(xxvii)ホルミルアミノ、(xxviii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミ
ド、(xxix)C6-10アリール−カルボキサミド、(xxx)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxxi)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxxii)C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、(xxxiii)C6-10アリール−カルボニルオキシ、
(xxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxv)モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvi)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxvii)C6-10
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxviii)ニコチノイ
ルオキシおよび(xxxix)C6-10アリールオキシから選ば
れる1ないし5個の置換基を有していてもよい、C1-6
アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6
シクロアルキル、C3-6シクロアルキルとベンゼン環と
の縮合環基、C6-14アリール、C7-19アラルキルまたは
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14
員の複素環基を示し、R4は水素原子またはC1-6アルキ
ルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒素原子と共
に、炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員含窒
素複素環を形成していてもよい。〕で表されるアシル、
(xx)式:−NR5−COR6、−NR5−COOR6a、
−NR5−SO2RR6aまたは−NR5−CONR6aR6b
〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は前
記R3と同意義、R6aは前記R3aと同意義、R6bはR4と
同意義を示す〕で表されるアシルアミノおよび(xxi)
式:−O−COR7、−O−COOR7または−O−CO
NHR7〔式中、R7は前記R3と同意義を示す〕で表さ
れるアシルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよい、2または3個のC6-14
単環式または2もしくは3環式芳香族炭化水素芳香環ま
たは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子1〜4個を含む5ないし14
員の芳香族複素環または該芳香族複素環が1または2個
のベンゼン環と縮合して形成された環が、単結合で直結
していて、環を直結している結合の数が環系の数より1
個少ない芳香環集合体から任意の水素原子1個を除いた
環集合芳香族基を示し、R1およびR2が(1)水素原子
または(2)(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジ
オキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)ア
ミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、(xiv)カルボキ
シ、(xv)カルバモイル、(xvi)ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル−カルボニル、(xvii)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(xviii)モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、(xix)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニ
ル、(xxi)ホルミルアミノ、(xxii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(xxiii)C
1-6アルコキシ−カルボキサミド、(xxiv)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(xxv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、(xxvi)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xx
vii)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxvi
ii)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(xxi
x)Arと同様の基から成る群から選ばれる1ないし5個
の置換基を有していてもよいC1-6アルキルを示し、R1
とR2は隣接する窒素原子と共に(i)(a)ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、(c)C
1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(g)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキ
シ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ
−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カルボキ
シ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホルミ
ルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ−カル
ボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置換基を
有していてもよいC6-14アリール、(ii)(a)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン原子、
(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シアノ、
(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(h)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(i)ヒ
ドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミル、(n)カ
ルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C1-6アルコキ
シ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(t)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルスルホニル、(u)ホ
ルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、(s)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(y)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから成る群から選ばれる1ないし5個の置
換基を有していてもよいC7-19アラルキル、(iii)(a)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(b)ハロゲン
原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、(d)ニトロ、(e)シ
アノ、(f)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、(g)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(h)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミノ、(m)ホルミ
ル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、(p)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボニル、(q)C
1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C1-6アルキル
−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルスル
ホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)C1-6アル
コキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキルスルホニル
アミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(z)C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ−C1- 6ア
ルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシから成る群から選ばれる1な
いし5個の置換基を有していてもよい5ないし10員の
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を有する芳香族複素
環基、(iv)(a)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、(b)ハロゲン原子、(c)C1-3アルキレンジオキシ、
(d)ニトロ、(e)シアノ、(f)ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、(g)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(h)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(i)ヒドロキシ、(j)アミノ、(k)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(l)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(m)ホルミル、(n)カルボキシ、(o)カルバモイル、
(p)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニル、(q)C1-6アルコキシ−カルボニル、(r)モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、(s)ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、(t)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルスルホニル、(u)ホルミルアミノ、(v)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル−カルボキサミド、(w)
C1-6アルコキシ−カルボキサミド、(s)C1-6アルキル
スルホニルアミノ、(y)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、(z)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(aa)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび(bb)ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシから成る群から選
ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいC6-10
アリール−カルボニル、(v)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルおよび(vi)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルスルホニルから成る群か
ら選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよい、
炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を含み窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいてもよい3ないし8員含窒素複
素環を形成してもよく、A環が前記したAr'−X'−で
示される置換基の他に、ハロゲン原子、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ、ヒドロキシおよびアミノから成
る群から選ばれる1ないし3個の置換基を有していても
よいベンゼン環または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原
子を含む5もしくは6員の芳香族複素環を示す請求項2
1記載の化合物。 - 【請求項23】Ar'で示される環集合芳香族基が2
−,3−または4−ビフェニリルである請求項21記載
の化合物。 - 【請求項24】X'が式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基である請求項
21記載の化合物。 - 【請求項25】Y'が式−(CH2)q1CONR9(CH
2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ0ないし3で
ありかつ、その合計が3以下の整数を、R9は水素原子
またはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまた
はハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル−カルボ
ニルを示す)で表される基である請求項21記載の化合
物。 - 【請求項26】R1およびR2がそれぞれ水素原子また
はカルボキシルもしくはC1-6アルコキシ−カルボニ
ルで置換されていてもよいC1-6アルキル基を示すか、
あるいはR1とR2とが隣接する窒素原子と共に5または
6員の含窒素複素環を形成する請求項21記載の化合
物。 - 【請求項27】A環がハロゲン原子またはC1-6アルコ
キシで置換されていてもよいベンゼン環または6員の含
窒素芳香族複素環である請求項21記載の化合物。 - 【請求項28】A環がベンゼン環、ピリジン環または2
−ピリドン環である請求項21記載の化合物。 - 【請求項29】A環がベンゼン環またはピリジン環であ
る請求項21記載の化合物。 - 【請求項30】Ar'が2−,3−または4−ビフェニ
リル、X'が式−(CH2)p1O−(式中、p1は1な
いし3の整数を示す)で表される基、式−(CH2)
p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で表され
る基またはCONH、Y'が式−(CH2)q1CO
NR9(CH2)r1−(式中、q1およびr1はそれぞれ
0ないし3でありかつ、その合計が3以下の整数を、R
9は水素原子またはハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルまたはハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル−カルボニルを示す)で表される基または式−(CH
2)q2COO(CH2)r2−(式中、q2およびr2はそ
れぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下の整数
を示す)で表される基、R1およびR2がそれぞれ水素
原子またはカルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボ
ニルもしくはジ−C1-6アルキルニトロリルで置換され
ていてもよいC1-6アルキルを示すか、あるいはR1とR
2とが隣接する窒素原子と共に5または6員の含窒素複
素環を形成し、A環がベンゼン環または6員の含窒素芳
香族複素環である請求項21記載の化合物。 - 【請求項31】Ar'がビフェニリルで、X'が−(CH
2)p1O−(p1は1ないし3の整数を示す)で、Y'が
−CONH(CH2)s−(sは1ないし3の整数を示
す) で、R1およびR2がC1-6アルキルを示すか、ある
いはR1とR2が隣接する窒素原子と共に5または6員の
含窒素複素環を形成し、A環がハロゲン原子またはC
1-6アルコキシで置換されていてもよいベンゼン環また
は6員の含窒素芳香族複素環である請求項21記載の化
合物。 - 【請求項32】4-(4-ビフェニリルメトキシ)フェニル-N
-(2-ピペリジノエチル)アセトアミド、4-(4-ビフェニリ
ルメトキシ)フェニル-N-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エチ
ル]アセトアミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-
(ピロリジン-1-イル)エチル]ニコチンアミド、1-(4-ビ
フェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-[2-(ピロ
リジン-1-イル)エチル]-3-ピリジンカルボキサミド、1-
(4-ビフェニリルメチル)-1,6-ジヒドロ-6-オキソ-N-(2-
ピペリジノエチル)-3-ピリジンカルボキサミド、6-(4-
ビフェニリルメトキシ)-N-(2-ピぺリジノエチル)ニコチ
ンアミド、6-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(N,N-ジ
メチルアミノ)エチル]ニコチンアミド、4-(4-ビフェニ
リルメトキシ)-N-(2-ピペリジノエチル)ベンズアミド、
4-(4-ビフェニリルメトキシ)-N-[2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル]ベンズアミド2-ピペリジノエチル=4-(4-ビフ
ェニリルメトキシ)ベンゾアート、2-(ピロリジン-1-イ
ル)エチル=4-(4-ビフェニリルメトキシ)ベンゾアート、
4-[4-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジ
メチルアミノ)エチル]アセトアミド シュウ酸塩、4-[4
-(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチ
ルアミノ)エチル]アセトアミド マレイン酸塩、4-[4-
(ビフェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N,N-ジメチル
アミノ)エチル]アセトアミド フマル酸塩、4-[(4-ビフ
ェニリルメトキシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エ
チル]アセトアミド 塩酸塩、4-[(4-ビフェニリルメト
キシ)フェニル]-N-[2-(N-メチルアミノ)エチル]アセト
アミド、エチル 7−[2−[4-[(4-ビフェニリルメトキ
シ)フェニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘ
プタノエート、7−[2−[4-[4-(ビフェニリルメトキシ)
フェニル]アセチルアミノエチル](メチル)アミノ]ヘプ
タン酸 塩酸塩、N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチ
ル)(メチル)アミノ)-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-
ビフェニル]-4-カルボキサミド、N-(2-アミノエチル)-2
-(4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメトキシ)フェニル)ア
セトアミド 塩酸塩、4-([1,1'-ビフェニル]-4-イルメ
トキシ)-N-(2-(1-ピロリジニル)エチル)ベンズアミド、
N-(4-(2-((2-(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)
-2-オキソエチル)フェニル)[1,1'-ビフェニル]-4-カル
ボキサミド、N-[4-({[2-(ジエチルアミノ)エチル]アミ
ノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カルボキ
サミド、4-(4-ビフェニリル)メトキシ)-N-[2-(イソプロ
ピルアミノ)エチル]ベンズアミド、2-(N,N−ジエチルア
ミノ)エチル-4-[(4-ビフェニリル)カルボニル]アミ
ノ]ベンゾエート、N-[4-({[2-(ジメチルアミノ)エチル]
アミノ}カルボニル)フェニル](4-ビフェニリル)カル
ボキサミド、N-[4-{[2-(ピペリジノエチル)アミノ]カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミドま
たはN-[4-{[2-(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カル
ボニル}フェニル](4-ビフェニリル)カルボキサミド。 - 【請求項33】請求項21記載の化合物のプロドラッ
グ。 - 【請求項34】(1)式 【化3】 〔式中、Xaは酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子または置換基を有していてもよいイミノを、他の記号
は請求項21記載と同意義を示す。〕で表わされる化合
物またはその塩と式 Ar−Xb−L (III) 〔式中、XbはX'からXaを除いた基を示し、Lは脱
離基またはヒドロキシを示し、X'およびAr'は請求項
21記載と同意義を示す。〕で表わされる化合物または
その塩とを反応させるか、(2)式 【化4】 〔式中、各記号は請求項21記載と同意義を示す。〕で
表わされる化合物またはその塩と式 【化5】 〔式中、各記号は請求項21記載と同意義を示す。〕で
表わされる化合物またはその塩とを反応させることを特
徴とする請求項21記載の化合物の製造法。 - 【請求項35】式 【化6】 〔式中、Ar'は置換基を有していてもよい環集合芳香
族基を示し、X'は式−(CH2)p1O−(式中、p1
は1ないし3の整数を示す)で表される基、式−(C
H2)p2−(式中、p2は1ないし3の整数を示す)で
表される基またはCONHを示し、Y'は式−(C
H2)q1CONR9(CH2)r1−(式中、q1およびr
1はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合計が3以下
の整数を、R9は水素原子またはハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルまたはハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル−カルボニルを示す)で表される基ま
たは式−(CH2)q2COO(CH2)r2−(式中、
q2およびr2はそれぞれ0ないし3でありかつ、その合
計が3以下の整数を示す)で表される基を示し、R1お
よびR2はそれぞれ水素原子または置換基を有していて
もよいC1-6アルキルを示し、R1とR2は隣接する窒素
原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を形
成してもよく、A環はさらに置換基を有していてもよい
単環式芳香環を示す。〕で表される化合物またはその
塩、あるいはそのプロドラッグを含有してなる医薬組成
物。 - 【請求項36】βアミロイド蛋白の産生・分泌に起因す
る老年性痴呆、アルツハイマー病、ダウン症、パーキン
ソン病、アミロイドアンジオパシーまたは脳血管障害時
のβアミロイド蛋白による障害の予防・治療剤である請
求項35記載の医薬組成物。
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JP11327823A JP2000212076A (ja) | 1998-11-20 | 1999-11-18 | βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤 |
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JP33101898 | 1998-11-20 | ||
JP11327823A JP2000212076A (ja) | 1998-11-20 | 1999-11-18 | βアミロイド蛋白産生・分泌阻害剤 |
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WO2011118812A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 国立大学法人北海道大学 | 神経変性疾患治療薬 |
CN102638979A (zh) * | 2009-09-21 | 2012-08-15 | 范德比尔特大学 | 作为mGluR5 正变构调节剂的邻苄基烟酰胺 |
US10266488B2 (en) | 2013-10-10 | 2019-04-23 | Eastern Virginia Medical School | 4-((2-hydroxy-3-methoxybenzyl)amino)benzenesulfonamide derivatives as potent and selective inhibitors of 12-lipoxygenase |
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1999
- 1999-11-18 JP JP11327823A patent/JP2000212076A/ja not_active Withdrawn
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