JP2000211682A - 芳香剤などの容器キャップ - Google Patents

芳香剤などの容器キャップ

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JP2000211682A
JP2000211682A JP11012959A JP1295999A JP2000211682A JP 2000211682 A JP2000211682 A JP 2000211682A JP 11012959 A JP11012959 A JP 11012959A JP 1295999 A JP1295999 A JP 1295999A JP 2000211682 A JP2000211682 A JP 2000211682A
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JP
Japan
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cap
top plate
fringe
container
section
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Application number
JP11012959A
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English (en)
Inventor
Takeyuki Matsuoka
建之 松岡
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芳香剤等、空気の流出入を必要とする物を収納
する容器のキャップにおいて、骨格部により仕切られた
揮散孔の開孔面積を大きく取れると共に垂直方向に加わ
る加重に対して十分な強度を持ち、かつ積み重ねが可能
な形状を備えた容器キャップを提供すること。 【解決手段】天板面を上方向に湾曲させ、天板面内に骨
格で適宜区切られた揮散孔を設け、天板面周囲にチュー
リップ状に広がるフリンジを設け湾曲天板面の頂点とフ
リンジ上端の高さが略等しく、また天板面内の揮散孔を
形成する骨格が横幅aに対し厚み幅bがa<bとした芳
香剤などの容器キャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は芳香剤、除湿剤、消
臭剤、防臭剤等、空気の流出入を使用時に必要とする商
品を収納する容器の、揮散孔を持つキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、芳香剤、除湿剤、消臭剤、防臭剤
等、揮発若しくは吸着するために空気の流出入を使用時
に必要とする薬剤または薬液を収納する容器は箱型若し
くは壺型の容器本体と上部に取り外し可能な容器キャッ
プから構成され、使用開始時に前記容器本体のキャップ
を一旦取り外し、容器本体上部を外気から遮断している
中蓋もしくはアルミ蒸着された樹脂シート等シール部材
を取り去り、再び前記容器キャップを容器本体に取り付
け所望場所に設置して使用に供していた。
【0003】前記容器キャップは天板部が空気の流出入
が容易になるよう揮散孔を略楕円状もしくはスリット状
溝に設ける必要があるが、一方外部から異物や昆虫等の
混入を阻止するためメッシュ状の骨格部も設ける必要が
あり、より広い開孔部を実現するため細い骨格部が機能
上要望される。
【0004】従来品の容器キャップにおいては、図4
(a)、(c)に示すように天板面がフラットな面、も
しくは下方向に窪んだ曲面に形成され、該天板面内が骨
格で仕切られた揮散孔を設けたものがあるが、揮散孔を
大きく取ろうとすると骨格部がその分細くなり、垂直方
向に容器キャップを押し潰そうとする力に対し弱く、た
わんでしまう。また、図4(d)に示すように従来品の
容器キャップで天面が上方向にドーム状に半球面に形成
されたものもあるが、この場合フラットな天板面に揮散
孔を設けたものに比べ、より広い開孔面積は得られるも
のの、積み重ねができず、流通時や商品陳列時等に不便
するといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香剤等、
空気の流出入を必要とする物を収納する容器のキャップ
において、骨格部により仕切られた揮散孔の開孔面積を
大きく取れると共に垂直方向に加わる加重に対して十分
な強度を持ち、かつ積み重ねが可能な形状を備えた容器
キャップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成する為に、まず請求項1の発明では、芳香剤
等、空気の流出入を必要とする物を収納する容器のキャ
ップにおいて、天板面を上方向に湾曲させ、天板面内に
骨格で適宜区切られた揮散孔を設け、天板面周囲にチュ
ーリップ状に広がるフリンジを設け、前記上方向に湾曲
した天板面頂点とチューリップ状フリンジ上端の高さが
略等しい乃至は該フリンジ上端が若干高いことを特徴と
する芳香剤などの容器キャップである。
【0007】また請求項2の発明では、前記天板面内の
揮散孔を形成する骨格が横幅aに対し厚み幅bがa<b
としたことを特徴とする請求項1記載の芳香剤などの容
器キャップである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。本発明の請求項1及び2に係る
芳香剤などの容器キャップの一例として、容器キャップ
を容器本体に被せた状態における見取り図を図1に、容
器キャップの側面から見た側面断面図を図2(a)に、
容器キャップを倒立させ底面側から見た下面図を図2
(b)に示す。
【0009】本発明の請求項1及び2に係る芳香剤等の
容器キャップは図2(a)に示すように、容器本体(2
00)の開口部に嵌合する略円筒状のキャップ袴部(1
2)とその上縁に内側には蓋となるキャップ天板部(2
0)、外周部にはキャップフリンジ(10)が設けられ
ている。
【0010】前記キャップ天板部(20)は、フラット
な平面蓋でなく中心に向かってなだらかに上方に湾曲し
た凸レンズ状曲面をなしており、かつ図2(b)に示す
ような中心部から周囲のキャップ袴部に向かって略放射
状に骨格部が設けられており骨格部間に揮散孔となる空
隙が設けられている。なお、当実施例の図では意匠性を
考慮して骨格部は波目状にうねった形状にデザインされ
ているが、揮散孔から異物が中に落下しない程度に適宜
間隔で骨格部が絡みあうよう設けられていればデザイン
上は直線/曲線を自由に組み合わせたもので構わない。
【0011】但し、その骨格部断面形状は図3に示すよ
うに横幅aに対し厚み幅bの方が大きい、即ちa<bの
縦長矩形となっており、容器キャップを上から見下ろし
た場合、骨格部が細く見え、揮散孔となる空隙をなるべ
く大きく採れる一方、垂直方向に抑え付ける力に対して
も十分な強度を備えるよう設計されている。また骨格部
が細く見えることは意匠上の点からも好ましい。図2
(b)に示すデザインの骨格部を持つ天面板(20)例
では開孔部面積が天面部の約67.5%であるが、芳香
剤等の揮発若しくは吸着効果を十分にあげるためには開
孔部面積が40%以上持つように骨格部をデザインする
ことが望ましい。ちなみに、図4(b)に示す従来品の
芳香剤等の容器キャップの場合、図示するようにスリッ
ト状の開孔部を極力とるようにデザインされているが、
開孔部面積は約38%に留まっており、これ以上は強度
的に難しい。
【0012】また、キャップ袴部(12)の上縁外周部
にはキャップフリンジ(10)が外側に向うにつれチュ
ーリップ状に上に向かって広がった形状で適宜幅分飛び
出して上端の高さが前記湾曲したキャップ天板部(2
0)の頂点の高さに等しくなるように設けられている。
従って、垂直方向に過分な力が上から加わった場合でも
キャップ天板部(20)を形作っている骨格部(20)
と共にキャップフリンジ(10)の外縁部が支えること
となり、より強度を確保することができる。
【0013】発明の容器キャップを容器本体(200)
に嵌合してなる容器製品は垂直方向に対する強度が従来
品と比べて向上していることと、前記キャップフリンジ
(10)を設けることによる積み重ねた場合のずり落ち
防止効果があること等より、本発明の容器キャップを採
用した芳香剤等の容器製品は同種製品の積み重ねが安全
にかつ簡便に実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の発明の
芳香剤等の容器キャップでは、キャップ天板部(20)
を中心に向かってなだらかに上方に湾曲した凸レンズ状
曲面にし、天板面内に骨格で適宜区切られた揮散孔を設
けたので下方向に押し下げる力に対し強度的に強く、フ
ラットな面に比べて骨格部間の空隙面積も大きくなり空
気の流出入に対して好都合である。なお実施例で述べた
ように骨格の構成として中心部から周囲のキャップ袴部
に向かって略放射状に支える、傘におけるの骨の構成と
同様な構成にすると、より強度的に強い。
【0015】また、キャップ袴部(12)の上縁外周部
にはキャップフリンジ(10)が外側に向うにつれチュ
ーリップ状に上に向かって広がった形状で適宜幅分飛び
出して設けられているので、垂直方向に過分な力が上か
ら加わった場合でもキャップ天板部(20)を形作って
いる骨格部(20)と共にキャップフリンジ(10)の
外縁部が支えることとなり、より強度を確保することが
できる。実施例ではこのキャップフリンジ(10)が湾
曲したキャップ天板部(20)の頂点と等しくなる構成
のもので説明したが、キャップフリンジ(10)の方を
若干高めにして、下方向に抑える力に対して一次的には
キャップフリンジで受け止めるようにしてもよい。
【0016】更に本発明の請求項2の発明の芳香剤等の
容器キャップでは、前記請求項1に発明の容器キャップ
での効果に加え、その骨格部断面形状が横幅aに対し厚
み幅bの方がa<bの縦長矩形となっているので、垂直
方向に抑え付ける力に対しても十分な強度を確保しか
つ、容器キャップを上から見下ろした場合、骨格部が細
く見え、揮散孔となる空隙も従来と比べ大きく採ること
が可能となり、空気の流出入が活発に行え、また意匠上
も好ましいといった効果がある。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1、2に係る芳香剤等の容器キ
ャップ及び容器本体の外観図である。
【図2】本発明の請求項1、2に係る芳香剤等の容器キ
ャップの図面であり、(a)は、横から見た側面断面図 (b)は、下から見た下面図である。
【図3】本発明の請求項1、2に係る芳香剤等の容器キ
ャップの他の一実施例での天板部を斜め上から見た骨格
部形状を説明する図である。
【図4】従来品における芳香剤などの容器キャップ及び
容器本体を主として側面から見た図であり、(a)は、
フラットな面の天板部に揮散孔を持つ容器キャップの側
面図、(b)は、同容器キャップを上から見た平面図 (c)は、下方向に窪んだ曲面の天板部に揮散孔を持つ
容器キャップの側面図、(d)は、上方向半球面状のド
ーム形状天板部に揮散孔を持つ容器キャップ及びそれを
付けた容器本体の側面図である。
【符号の説明】
10・・・・キャップフリンジ 12・・・・キャップ袴部 14・・・・嵌合ネジ 20・・・・キャップ天板部 22・・・・天板部骨格 24・・・・揮散孔 100・・・・容器キャップ 200・・・・容器本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香剤等、空気の流出入を必要とする物を
    収納する容器のキャップにおいて、天板面を上方向に湾
    曲させ、天板面内に骨格で適宜区切られた揮散孔を設
    け、天板面周囲にチューリップ状に広がるフリンジを設
    け、前記上方向に湾曲した天板面頂点とチューリップ状
    フリンジ上端の高さが略等しい乃至は該フリンジ上端が
    若干高いことを特徴とする芳香剤などの容器キャップ。
  2. 【請求項2】前記天板面内の揮散孔を形成する骨格が横
    幅aに対し厚み幅bがa<bとしたことを特徴とする請
    求項1記載の芳香剤などの容器キャップ。
JP11012959A 1999-01-21 1999-01-21 芳香剤などの容器キャップ Pending JP2000211682A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117308A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Dainippon Printing Co Ltd 蓋材およびその製造方法
US8409643B2 (en) 2005-09-02 2013-04-02 Kraft Foods Group Brands Llc Methods for the application of ingredients to the inside of a straw

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117308A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Dainippon Printing Co Ltd 蓋材およびその製造方法
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