JP2000211055A - 導電性と熱伝導性を備えたシ―ト - Google Patents
導電性と熱伝導性を備えたシ―トInfo
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Abstract
電気的導通と熱抵抗を低く接続することができる導電性
と熱伝導性を備えたシートを提供すること。 【解決手段】 エンボス加工を施した軟質金属層とそれ
の片面または両面に設けられたゴム層とを有する導電性
と熱伝導性を備えたシート。
Description
に搭載される電気部品の冷却において、主にその電子部
品とヒートシンクとの熱的、電気的接続等に用いられる
導電性と熱伝導性を備えたシートに関するものである。
・電気機器に搭載されている半導体素子等の冷却の問題
は、近年、重要課題として注目されてきている。このよ
うな冷却が必要な半導体素子等の冷却方法として、それ
が搭載される機器筐体にファンを取り付け、その機器筐
体内の空気を冷却する方法や、その冷却すべき半導体素
子等に冷却体(ヒートシンク)を取り付けて冷却する方
法等が代表的である。
等の部品(以下、被冷却部品と言う)にヒートシンクを
取り付ける場合、その被冷却部品とヒートシンクとの間
の熱的接続性が低いと十分な冷却性能が得られない。通
常、被冷却部品にヒートシンクを単に接触させているだ
けでは、その部分の熱的接触抵抗が大き過ぎ、従って十
分な冷却が実現しにくい。
により接合すれば、単にこれらを接触させた場合に比べ
大幅に熱抵抗を小さく接続することができる。しかし、
被冷却部品とヒートシンクの熱膨張率の相違が大きい
と、その熱的整合性の問題が生ずる。具体的には、ヒー
トシンクとしては、通常熱伝導性に優れるアルミニウム
材等が好適に適用される場合が多いが、被冷却部品であ
る半導体素子はそれより大幅に熱膨張率が小さい場合が
多いから、大きな反りの発生や、接合部での剥離の発生
等の問題が生じることが多いのである。
粘着性のシリコーングリス等を挟んで接触させる方法が
広く用いられている。シリコーングリス等を介在させる
ことで、被冷却部品とヒートシンクとを単に接触させた
場合に比べ、その接触部の熱的抵抗値が小さくなる。ま
た、被冷却部品とヒートシンクとを半田接合するような
場合と異なり、これらの熱膨張の差をシリコーングリス
が吸収し、反り等の問題が抑制される。
等の物質の熱伝導率はヒートシンクを構成する金属材に
比べ格段に低い場合が多く、より一層の冷却性能の向上
は容易ではない。近年は半導体素子等の電子部品の冷却
がより一層要求されてきており、そのためにより接触抵
抗を低減させることが求められている。本発明者等はこ
のような問題を解決した「放熱用シート」を提案した
(特願平10−8131号)。しかし、かかる提案は被
冷却部品とヒートシンクとの熱的接触のみを考慮したも
のであり、近年では、用途によって熱的接続だけでな
く、電気的な接続を求められる場合も多くなってきてお
り、このような要求には満足できないものであった。
シンクと被冷却部品との間に配置する導電性と熱伝導性
を兼ね備えたシートで、該導電性と熱伝導性を備えたシ
ートはエンボス構造とした軟質金属層とそれの片面また
は両面に被覆されたゴム層とを備えているものである。
その軟質金属層が引張強さ100N/mm2 以下の材質
のものであることが望ましい。前記軟質金属層としてア
ルミニウム材または銅材で構成されたものはより実用的
である。アルミニウム材の場合、純度99.99%以上
のものを用いるとなお良い。
られる場合には、ゴム層として、JIS K 2220
に規定するちょう度が30度以上であるゴムで構成する
ことを提案する。また、ゴム層を、金属粉末、金属窒化
物、金属酸化物、結晶性シリカ、炭化硅素のいずれかを
含む熱伝導性充填剤を含有するゴム組成物で構成するこ
とを提案する。
リルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴムから選
ばれるゴムまたはこれらのブレンドゴムに、疎水化され
た酸化マグネシウム粉末が50〜85重量%混合されて
なるゴム組成物で構成する場合を提案する。更にそのゴ
ム組成物に融点40〜90℃の有機化合物が2〜20重
量%配合されていると良い。
ートとして、上述の構成に、更に少なくとも片面に粘着
剤を被覆した構造も提案する。粘着剤を設けることによ
り少なくとも一方の側に予めシートを接着しておくこと
ができ、組み立てがより簡便になる効果が期待できる。
たシートは、例えばヒートシンクと被冷却部品との間に
配置して、これらの熱的接続性を高めることにある。本
発明シートをヒートシンクと被冷却部品との間に配置す
ることで、単にヒートシンクと被冷却部品とを接触させ
た場合に比べ、これらの間の熱的接触抵抗を格段に低下
させることが可能になる。
層のエンボス凸部をゴムシートの表面に凸出させるて導
電性を付与するためには、ゴム層としてJIS 222
0に規定されたちょう度で30以上、好ましくは50以
上の柔らかいゴム組成物を使用することにより、ヒート
シンクと被冷却部品との間に該放熱シートを挟んだ場
合、その締付力でエンボス金属層の金属凸部の位置にあ
るゴム層が押し潰されて金属層がヒートシンクまたは被
冷却部品と接触して電気的に動通することとなり、電気
的な接続を容易に実現することができる。
シートを用いれば、ヒートシンクと被冷却部品とを半田
付け等により接合しなくても、低い熱的接触抵抗でこれ
らを熱的に接続することが可能となり、かつ、電気的接
続も可能となる。従ってヒートシンクと被冷却部品とを
半田付け等により接合してしまった場合において生ず
る、ヒートシンクと被冷却部品との熱膨張率の大きな差
異に起因する問題を防ぐことができる。つまりヒートシ
ンクと被冷却部品との熱膨張率の大きな差異に起因する
問題、例えば大きな反りの発生等の問題を改善すること
ができる。
は、エンボス構造とした軟質金属層とそれの片面または
両面に被覆されたゴム層とを備えているので、高い柔軟
性を有している。また単にゴムやゴム組成物をシート状
に成形したものと異なり、ちぎれたりしにくく高い強度
を実現している。このように本発明の導電性と熱伝導性
を備えたシートは、所定の位置にセットする際等におい
て、破れたり、しわが生じたりしにくくなっている。こ
のため、そのシートをヒートシンクと被冷却部品との間
に挟む作業等において、その作業はより簡便になる。
導電性と熱伝導性を備えたシートはヒートシンクと被冷
却部品との間に挟んだ際、ヒートシンクや被冷却部品の
表面の大小の凹凸に対し追随性に優れている。このため
ヒートシンクと被冷却部品との高い熱的接続が実現しう
る。従って冷却すべき電子部品等の被冷却部品の冷却効
果が高まる。
定されないが、引張強さ100N/mm2 以下の材質の
ものを用いると効果的である。例えばアルミニウム材ま
たは銅材製の軟質金属層を用いると実用的である。アル
ミニウム材の場合、純度99.99%以上のものを用い
ると良い。
属窒化物、結晶性シリカ、炭化硅素等(以下フィラーと
言う)を含んだ熱伝導性充填剤を練り混むと、熱伝導性
が高まり好ましい。
ルゴム、エチレンプロピレンゴムから選ばれるゴムまた
はこれらのブレンドゴムに、疎水化された酸化マグネシ
ウム粉末が50〜85重量%混合されてなるゴム組成物
が特に好ましい。一般にゴムに熱伝導性または導電性を
付与するためにフィラーを練り混むが、その練り込み量
が多くなると熱伝導性または導電性はそれなりに上がる
が、該ゴム組成物で成形したゴムシートは硬くなる傾向
にある。しかし、酸化マグネシウム粒子は、ゴムに混合
するフィラーの代表例である酸化アルミニウム粒子等に
比べて軟らかく、従って同程度の混合量でも、成形ゴム
シートの硬度を低く抑えることが可能になる。また疎水
化された酸化マグネシウム粒子は酸化アルミニウム粒子
より熱伝導性が高いから、例え同程度の混合量でも、酸
化アルミニウム粒子を混合する場合に比べ成形ゴムシー
トの熱伝導性は高くなる。
子を用いれば、酸化アルミニウム粒子を用いた場合に比
べ、硬度を低く抑えつつ、熱伝導性に非常に優れる熱伝
導性を備えたシートが実現する。この酸化マグネシウム
粉末の混合量は、ゴム組成物の50〜85重量%が熱伝
導性および硬度の観点で望ましい。50重量%未満で
は、熱伝導率が低く、また85重量%を超えると、成形
ゴムシートの硬度が高くなり過ぎて、被冷却部品やヒー
トシンクとの密着性が低下するからである。
ル酸エステルを主成分とする合成ゴム)、ブチルゴム、
エチレンプロピレンゴムから選ばれるゴムまたはこれら
のブレンドゴムに、疎水化された酸化マグネシウム粉末
を混合する他に、更に含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物
を1〜10重量%配合しても良い。含水珪酸マグネシウ
ム質粘土鉱物を適量配合することでゴム組成物の耐熱性
を高めることができる。その配合量は1〜10重量%が
望ましい。1重量%未満ではその効果が乏しく、一方、
10重量%を超えると、耐熱性の向上の効果は飽和する
上、熱伝導率の低下や硬度の向上を招き望ましくないか
らである。特に好ましい含水珪酸マグネシウム質粘土鉱
物の配合量は3〜7重量%である。
を2〜20重量%配合することで、冷却すべき被冷却部
品の熱を受けて、その有機化合物が軟化し、導電性と熱
伝導性を備えたシートと被冷却部品またはヒートシンク
との接触面においてエンボス構造の凸部が露出して導電
性を付与し易くなり、また、ゴム表面部分は接触面にお
ける微小な凹凸を埋めるような効果が期待できる。この
結果、導電性と熱伝導性を備えたシートと被冷却部品と
の導電性と熱的接続性が一層高まり、より優れた電気的
接続と冷却性能が実現する。融点40〜90℃の有機化
合物として、パラフィンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス等の滑剤、クマロン樹脂、ポリテルペン樹脂
等の粘着剤、その他低分子量の樹脂等が適用できる。そ
の配合量は2重量%未満ではその効果が乏しく、一方、
20重量%を超えると、その軟化流動性が大きくなりす
ぎて、耐熱性が低下してしまう。
の場合、エンボス構造とした軟質金属層が非常に柔軟で
あり、かつ、軟質金属層上に設けたゴム層が被冷却部品
の表面の微小な凹凸に対して追随することができる。
Al箔(純度99.99%)に高さ40μm程度の凸部
となるようにエンボス加工を施した軟質金属箔を用い、
ゴム層としてアクリルゴム中に微細な疎水化されたMg
O粒子を混合したゴム組成物を、厚さ30μm程度に設
けた本発明の導電性と熱伝導性を備えたシートを用意し
た。一方、上記軟質金属層に替えて、70μm程度の厚
さでエンボス加工せず、軟質でないAl合金の箔を適用
した比較用の熱伝導性シートを用いて、表面の微小凹凸
が間隔100μm程度で高さが平均5μm程度の被冷却
部品との接触追随性について比較した。
えたシートと上記比較用の導電性と熱伝導性を備えたシ
ートを、被冷却部品に押し付けて接触させ(接触面の大
きさは110mm×127mm)、これらの間の熱抵抗
を測定した結果、本発明の導電性と熱伝導性を備えたシ
ートでは、0.0093℃/W、比較用の放熱シートで
は、0.0152℃/Wとなった。明らかに本発明の導
電性と熱伝導性を備えたシートが優れた追随性を有して
いることが判る。尚、被冷却部品との追随性に優れると
いうことは、ヒートシンクに本発明の導電性と熱伝導性
を備えたシートを接触させた場合でも、そのヒートシン
クとの追随性に優れる、ということは同様である。従っ
て、被冷却部品とヒートシンクとを優れた熱的接続性で
接続することが可能になる。
ニウム箔の上下に、粒度P100の研磨紙を重ねてプレ
スにて100kg/cm2 の荷重をかけてエンボス金属
箔を作成した。このエンボス加工した金属シートの厚さ
は180μmであった。このエンボス加工したシートの
両面に表1のナンバー1に示すゴム組成物をトルエンで
溶解させ50%固形分としてバーコーターでコーティン
グし、トルエンを蒸発させてエンボス金属シートの両面
にゴム層を形成した。出来上がった試料の総厚さは20
0μmであり、ゴム層のちょう度は90、熱伝導率は
0.1w/m−kであった。この複合シートを約100
×100×10(mm)のアルミニウム板2枚の間に挟
み、四隅をスクリューボルトにて各15Nmで締めつけ
た後、それぞれ熱伝導性グリス(信越化学社製G74
6)を介して上側を板状ヒーターで150Wの熱量を加
え、下側にはヒートシンクを置いて水道水で冷却した。
2枚のアルミニウム板の側面に熱電対を取り付けて温度
を測定し、温度が安定した時点で2枚の板の温度差(Δ
T)を測定したところ、6.0°Cであった。また、本
シートをデジタル絶縁抵抗計(以下テスターという)で
測定したところ、2Ωと導電性を示した。
した表1のナンバー2に示すゴム組成物を用いて実施例
2と同様に試料を作成した。出来上がった試料のエンボ
ス金属シートの厚さは180μm、ゴムコーティング後
の総厚さは210μmで、ゴム層のちょう度は65、熱
伝導率は0.3w/m−kであった。このシートを実施
例2と同様に評価を行ったところ、ΔTは5.0°C、
テスターによる導電性は4Ωであった。
61重量%配合した表1のナンバー3に示すゴム組成物
を用いて実施例2と同様に試料を作成した。出来上がっ
た試料のエンボス金属シートの厚さは180μm、ゴム
コーティング後の総厚さは205μm、ゴム層のちょう
度は65、熱伝導率は0.5w/m−kであった。この
シートを実施例2と同様に評価を行ったところ、ΔTは
4.0°C、テスターによる導電性は3Ωであった。
にアルミナを56重量%配合した表1のナンバー4に示
すゴム組成物を用い、金属箔として厚さ50μmの銅箔
を用い、粒度180の研磨紙を用いて実施例2と同様に
試料を作成した。出来上がった試料のエンボス金属シー
トの厚さは120μm、ゴムコーティング後の総厚さは
130μm、ゴム層のちょう度は60、熱伝導率は0.
4w/m−kであった。このシートを実施例2と同様に
評価を行ったところ、ΔTは4.0°C、テスターによ
る導電性は2Ωであった。
ムを用い疎水性酸化マグネシウムを70重量%配合した
表1のナンバー5に示すゴム組成物を用い、金属箔とし
て厚さ50μmのアルミ箔を用い、粒度120の研磨紙
を用いて実施例2と同様に試料を作成した。出来上がっ
た試料のエンボス金属シートの厚さは160μm、ゴム
コーティング後の総厚さは170μm、ゴム層のちょう
度は40、熱伝導率は1.0w/m−kであった。この
シートを実施例2と同様に評価を行ったところ、ΔTは
3.5°C、テスターによる導電性は2Ωであった。
61重量%と融点80°Cの有機化合物Hi−Mic−
1070を17.5重量%配合した表1のナンバー6に
示すゴム組成物を用い、金属箔として厚さ50μmのア
ルミ箔を用い、粒度120の研磨紙を用いて実施例2と
同様に試料を作成した。出来上がった試料のエンボス金
属シートの厚さは160μm、ゴムコーティング後の総
厚さは170μm、ゴム層のちょう度は35、熱伝導率
は0.5w/m−kであった。このシートを実施例2と
同様に2枚のアルミニウム板に挟み、これを100°C
に加熱した後締めつけて、上記実施例と同様の評価を行
ったところ、ΔTは4.0°C、テスターによる導電性
は2Ωであった。
を77重量%配合した表1のナンバー7に示すゴム組成
物を用い、金属箔として厚さ50μmのアルミ箔を用
い、粒度120の研磨紙を用いて実施例2と同様に試料
を作成した。出来上がった試料のエンボス金属シートの
厚さは160μm、ゴムコーティング後の総厚さは18
0μmでゴム層のちょう度は25度であった。なお、ゴ
ム層の熱伝導率は1.0w/m−kであった。このシー
トを実施例2と同様に評価を行ったところ、ΔTは10
°Cと大きく、テスターによる導電性の測定では100
0Ω以上と絶縁性を示した。この例ではゴム層のちょう
度が25と硬かったために締めつけてもエンボス加工し
た金属シートの凸部と上下に配置したアルミニウム板と
の間が接触するまでに至らず、ΔTも大きく、かつ導電
性も阻害されたものと考えられる。
熱伝導性を備えたシートは冷却すべき電子部品等やヒー
トシンクに接触させた際の追随性に優れ、電子部品等と
ヒートシンクとの優れた熱的、電気的接続を実現させる
ことができるものである。
Claims (9)
- 【請求項1】 エンボス構造の軟質金属層とその片面ま
たは両面に設けたゴム層とからなることを特徴とする導
電性と熱伝導性を備えたシート。 - 【請求項2】 前記軟質金属層が引張強さ100N/m
m2 以下の材質である請求項1記載の導電性と熱伝導性
を備えたシート。 - 【請求項3】 前記軟質金属層がアルミニウム材または
銅材で構成されている請求項1または2記載の導電性と
熱伝導性を備えたシート。 - 【請求項4】 前記軟質金属層が純度99.99%以上
の純Alで構成されている請求項1または2記載の導電
性と熱伝導性を備えたシート。 - 【請求項5】 前記ゴム層が、JIS K 2220に
規定するちょう度が30度以上である請求項1〜4のい
ずれかに記載の導電性と熱伝導性を備えたシート。 - 【請求項6】 前記ゴム層が、金属粉末、金属窒化物、
金属酸化物、結晶性シリカ、炭化硅素のいずれかを含む
熱伝導性充填剤を含有するゴム組成物で構成されている
請求項1〜5のいずれかに記載の導電性と熱伝導性を備
えたシート。 - 【請求項7】 前記ゴム層が、アクリルゴム、ブチルゴ
ム、エチレンプロピレンゴムから選ばれるゴムまたはこ
れらのブレンドゴムに、疎水化された酸化マグネシウム
粉末が50〜85重量%混合されてなるゴム組成物で構
成されている請求項1〜5のいずれかに記載の導電性と
熱伝導性を備えたシート。 - 【請求項8】 請求項6乃至7に記載のゴム組成物に更
に融点40〜90℃の有機化合物が2〜20重量%配合
されている請求項1〜5のいずれかに記載の導電性と熱
伝導性を備えたシート。 - 【請求項9】 少なくとも片面側の前記ゴム層の表面に
粘着剤が被覆されている請求項1〜8のいずれかに記載
の導電性と熱伝導性を備えたシート。
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