JP2000210965A - 原料ビ―ズの充填方法 - Google Patents

原料ビ―ズの充填方法

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JP2000210965A
JP2000210965A JP11015763A JP1576399A JP2000210965A JP 2000210965 A JP2000210965 A JP 2000210965A JP 11015763 A JP11015763 A JP 11015763A JP 1576399 A JP1576399 A JP 1576399A JP 2000210965 A JP2000210965 A JP 2000210965A
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Iwao Nohara
岩男 野原
Tomio Nakajima
富男 中嶋
Kiyotaka Ida
清孝 井田
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Daisen Industry Co Ltd
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OSAKA FIBRE INDUSTRY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料ビーズを充填しにくい形状のキャビティ
に対しても十分な充填密度が得られる原料ビーズの充填
方法を提供する。 【解決手段】原料ビーズが送り込まれた後、充填を一時
中止し、金型を型閉めするとともに、チャンバ2に圧縮
空気を導入して、チャンバ2、3間に1.5kg/cm
2 程度の圧力差を設け、その差圧に基づくエア圧力によ
って、あらかじめ充填されているキャビテイ1の平面部
10の原料ビーズをキャビティ内の低圧側の、断面が行
き止まりの袋小路部11、12、13に押しつけて圧縮
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリスチレンなど
の発泡樹脂製の断熱性容器あるいは建設用型材、または
断熱床下地材など、特に複雑な凹凸形状を持った発泡成
形品を製造するための発泡成形方法における原料ビーズ
の充填方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の背景となる発泡成形方法の概要
を説明する。この従来の発泡成形に用いられる金型装置
の配置は、図6の断面略図に示すように、発泡製品が充
填成形されるキャビティ1を形成するよう、凸金型31
と凹金型21がフレーム33、23に固定されて、相互
に密接して対向配置される。そして、凹型金型21は通
常固定されているが、凸金型31は、図6のように凹金
型21内にキャビティ1を形成した状態から水平に後退
移動(図6では右方向へ)し、成形された発泡体を取り
出すことができ、また成形操作のため前進移動(図6で
は左方向へ)できる開閉駆動装置(図示せず)を伴って
移動可能に配置されている。そして、この凹、凸金型2
1、31には、加熱用スチームなどの用役が通過できる
よう多数のベントホール22、32がその全面にわたっ
て透設されている。
【0003】また、これら凹、凸金型21、31の裏面
側には、スチームなどの用役が供給される凹側チャンバ
2と凸側チャンバ3が形成されている。なお、この事例
では、それぞれのチャンバ2、3の上部には、加熱用ス
チームなどを供給するための上部用役口24、34が設
けられ、下部には、下部用役口25、35が設けられ、
減圧ポンプあるいはドレン配管(いずれも図示せず)に
接続されている。
【0004】なお、金型21、31に透設された多数の
ベントホール22、32は、実際には、0.5mmφ程
度のベントホールを10〜20個透設した外径7〜12
mmの蓋を有する筒体からなるアルミニウム合金製コア
ベントを、金型21、31の表面に20〜30mmのピ
ッチで孔明け配置したコアベント取付孔に嵌め込んで設
けられているものである。
【0005】このような発泡成形用金型装置を用いる発
泡成形方法では、(1)金型を型閉してキャビテイ1を
形成し、このキャビティ1内に、ポリスチレンなどの予
備発泡させた原料ビーズを充填する原料ビーズの充填工
程。(2)この原料ビーズを加熱用スチームで加熱し、
溶融発泡させる加熱工程。(3)その後、発泡体を冷却
固化させる冷却工程、(4)冷却後、型開して、所定形
状の発泡成形体として金型装置から取り出す離型工程、
という手順からなるものである。
【0006】ここで、(1)の原料ビーズの充填工程に
ついて、さらに述べる。外部の原料サービスタンク(図
示せず)から原料ビーズをフィーダ26を通じてキャビ
ティ1内に送入し充填する工程であり、それにはクラッ
キング充填法、加圧充填法あるいは加圧圧縮充填法など
があるが、いずれも原料ビーズを送入するために用いら
れた送入用圧縮エアは、キャビティ1から両側のベント
ホール22、32を通じてそれぞれ両側チャンバ2、3
に抜き出し、外部に排出する。
【0007】前記クラッキング充填法では、充填操作に
際して凹、凸金型21、31を完全に閉じずに、その金
型外周部21a、31a間にある程度の隙間を一時的に
残した状態、すなわちクラッキング隙間を設けた状態に
おいて、原料サービスタンクに連結されたフィーダ26
に送入用インジェクションエアを供給して、その噴出力
で原料ビーズを吸引しながらキャビティ1内に送入し
て、実質的に大気圧状態で充填する方法であり、インジ
ェクションエア自体はそのクラッキング隙間およびコア
ベント22、32を通じて外部に排出される。
【0008】このようなクラッキング充填法では、原料
サービスタンクを特に加圧する必要がないので、装置の
構造が簡単になるという利点がある一方、充填後の型閉
めにより型閉め代分だけ原料ビーズが圧縮されるので、
キャビティ1の側面部分と平面部分とで圧縮率が異なる
ことになり、結果、充填密度がバラツクという問題があ
った。
【0009】また、複雑な形状の発泡成形品を製作する
ためにキャビティの形状を複雑な凹凸形状を採用した場
合、原料ビーズの送入入口から遠方になる程、充填密度
が低下するという問題や、また先端が行き止まりの袋小
路状の凸部部分にも原料ビーズが十分に送入されずに充
填密度が低下するという問題もあった。
【0010】前記の問題を改善する方法として、例えば
背圧が高く設定できる加圧圧縮充填法が採用されてい
る。この加圧圧縮充填法では、原料サービスタンクとキ
ャビティとの両方を差圧を設けながら加圧する方法であ
り、この場合、原料サービスタンクは加圧し、金型の両
側チャンバ2、3に抜き出される送入用圧縮エアが外部
に排出される過程に圧力制御バルブなど設けて、差圧力
を大気圧力以上設定し、制御するようにしている。
【0011】この方法によれば、その差圧によって原料
ビーズをキャビティ内に搬送するとともに、大気圧以上
の所定の圧力下で充填することができるので、充填密度
のバラツキが抑制でき、充填効率も向上できる利点が得
られる。一方、圧力制御を行う必要があるので、制御機
器が必要となる他、原料サービスタンクを加圧可能な設
備に改変する必要があるなどの問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の充填
方法の事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は
発泡成形方法の原料ビーズの充填法において、原料ビー
ズを充填しにくい形状のキャビティに対しても十分な充
填密度が得られる原料ビーズの充填方法を提供すること
にある。さらに第2の目的としては、従来のクラッキン
グ充填法に準拠しながら、前記部位による充填密度のバ
ラツキや偏りを防止し、かつ加圧圧縮充填の場合に類似
した充填密度を達成できる原料ビーズの充填方法を提供
する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的は、第
1の発明である次の原料ビーズの充填方法により解決す
ることができる。裏面側にチャンバを配設した一対の金
型で包囲して形成した発泡成形用キャビテイに原料ビー
ズを充填し、それを加熱、発泡させた後、冷却して発泡
成形体を取り出す発泡成形方法における、前記原料ビー
ズの充填ステップの中間において、前記チャンバ間に圧
力差を設け、その差圧に基づくエア圧力によって、充填
されている原料ビーズをキャビティ内の一方側に押しつ
けて圧縮することを特徴とする原料ビーズの充填方法。
【0014】この第1の発明によれば、充填操作の中間
において、前記チャンバ間に圧力差を設けることによ
り、例えば、一方のチャンバに圧縮エアを供給する、ま
たは他方のチャンバを減圧下に置くというように、圧力
差を設ければ、その差圧に基づくエア圧力によって、あ
らかじめ充填されている原料ビーズをキャビティ内の一
方の低圧側に押しつけて圧縮することができる。従っ
て、充填しにくい複雑な形状のキャビティを対象にした
場合でも、充填しにくいキャビティ部位に原料ビーズを
送り込み充填することができるようになるという利点が
得られる。
【0015】さらに、上記の第2の目的は、第2の発明
である次の原料ビーズの充填方法により好適に解決する
ことができる。裏面側にチャンバを配設した一対の金型
で包囲して形成した発泡成形用キャビテイに原料ビーズ
を充填し、それを加熱、発泡させた後、冷却して発泡成
形体を取り出す発泡成形方法における、前記原料ビーズ
の充填に際して、次の各ステップを含むことを特徴とす
る原料ビーズの充填方法。 (1)前記一対の金型を所定のクラッキング隙間を設け
た状態に配置し、インジェクションエアにより原料ビー
ズを前記キャビティ内に送入する第1クラッキング充
填。 (2)第1クラッキング充填の後、前記金型を型閉めす
るとともに、前記チャンバ間に圧力差を設けて、充填さ
れている原料ビーズをキャビティ内で一方側に押しつけ
て圧縮する一方加圧圧縮。 (3)一方加圧圧縮の後、再び前記金型を所定のクラッ
キング隙間を設けた状態に配置し、再び原料ビーズを充
填する第2クラッキング充填。 (4)第2クラッキング充填の後、前記金型を型閉めし
て、充填した原料ビーズをさらに圧縮する型閉め圧縮。
【0016】この第2の発明によれば、前記(1)第1
クラッキング充填のステップと(4)型閉め圧縮のステ
ップからなるクラッキング充填操作の中間において、
(2)前記チャンバ間に圧力差を設ける一方加圧圧縮、
(3)第2クラッキング充填の各ステップを追加するこ
とにより、第1クラッキング充填であらかじめ送入され
ている原料ビーズをキャビティ内の一方の低圧側に押し
つけて圧縮することができる。従って、充填しにくい複
雑な形状のキャビティを対象にした場合でも、充填しに
くいキャビティ部位に原料ビーズを送り込み充填するこ
とができ、さらに全体の充填を行ったうえ、型閉め圧縮
して全体をほぼ均等な充填密度に充填することができ
る、という利点が得られる。この場合には、クラッキン
グ充填法も応用可能となるので、加圧機構を備えた複雑
な専用の圧縮充填タンクを用いる必要がなく、従来のク
ラッキング充填法に用いられる簡単な原料ビーズタンク
で済むという利点も得られるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、説明の都合上、図1〜4により第2の発明に係る実
施形態をもって説明する。本発明は、裏面側にチャンバ
を配設した一対の金型で包囲して形成した発泡成形用キ
ャビテイに原料ビーズを充填し、それを加熱、発泡させ
た後、冷却して発泡成形体を取り出す発泡成形方法にお
ける、前記原料ビーズの充填に関するものであり、その
特徴事項は、次の各ステップを含む点にある。
【0018】(1)第1クラッキング充填ステップ(図
1参照) 先ず、原料ビーズの充填に当たり、キャビティ1を形成
する一対の金型(凹金型21、凸金型31)はある程度
型開きされ、例えば10mm程度の通常のクラッキング
隙間41を設けた状態に配置する。この状態を、詳細を
表した図5を参照すれば、金型外周部21a、31a間
にクラッキング隙間41が設けられ、両金型の先端の嵌
合部21b、31bも型閉め時の嵌合状態から離脱し
て、充填される原料ビーズの粒径より小さなガス流通隙
間を形成し、キャビティ1は大気に連通されていること
になる。
【0019】この状態で、原料ビーズは通常のクラッキ
ング充填法に従って前記キャビティ1内に送入されるの
であるが、この場合、インジェクションエアは、前記隙
間41から大気へ排気される。なお、この場合、同時に
チャンバ2、3は大気に開放するか、適宜な減圧下に保
持しておき、ベントホールを通じてインジェクションエ
アの排気を促すようにする。
【0020】(2)一方加圧圧縮ステップ(図2参照) 前記第1クラッキング充填によってある程度原料ビーズ
が送り込まれた後、充填を一時中止し、前記金型を型閉
めするとともに、前記チャンバの圧力を調整して、チャ
ンバ間に圧力差を設けて、高圧側から低圧側に空気を流
すようにして充填されている原料ビーズをキャビティ内
で一方側に押しつけて圧縮する。
【0021】図2の事例では、チャンバ2に圧縮空気を
導入して、例えばチャンバ2、3間に1.5kg/cm
2 程度の圧力差を設ける。そして、その差圧に基づき、
チャンバ2の空気は凹金型31のベントホールを通じて
キャビティ1内に入り、凸金型31のベントホールを通
じて低圧側のチャンバ3に抜けることになるが、このエ
ア圧力によって、あらかじめ充填されているキャビテイ
1の平面部10の原料ビーズをキャビティ内の低圧側に
位置する、断面が行き止まり形状の袋小路部11、1
2、13に押しつけて圧縮することになる。このように
して、キャビティの形状が複雑な凹凸形状であっても、
原料ビーズの送入入口から遠方になる部位や先端が行き
止まりの袋小路状の凸部部分にも原料ビーズが所要の充
填密度で送入できることになる。なお、このチャンバ間
の設定差圧の大きさは、袋小路部11、12、13など
の原料ビーズの目標充填密度に応じて設定すればよい。
【0022】また、この実施形態では、金型を型閉めし
た状態において、この一方加圧圧縮を行っているが、そ
の理由は、型開きした状態ではクラッキング隙間41を
残した状態では、この部分から空気が大気へ簡単に抜け
てしまうため、チャンバ間に適度な圧力差を設けること
ができないからである。従って、このステップでは、適
度な圧力差を設けられる程度に金型を型閉めした状態に
すればよい。
【0023】(3)第2クラッキング充填ステップ(図
3参照) 前記一方加圧圧縮を行ってから、再び前記金型を型開き
し、所定のクラッキング隙間42を設けた状態に配置
し、再び原料ビーズの送入を再開して前記一方加圧圧縮
によって生じた空間部分に原料ビーズを充填する。この
ステップでは、原料ビーズの送入圧力が前記一方加圧圧
縮ステップ時のチャンバ2の圧力と差が大きいと、袋小
路部11、12、13に充填されていた充填物の組織が
崩れる傾向がみられるが、袋小路部11、12、13の
狭い形状が拘束的に働くので、前記圧力の差が0.5k
g/cm2 までであれば実用上問題とならないことが分
かった。
【0024】また、このステップで設定されるクラッキ
ング隙間42の大きさは、後述の型閉め圧縮ステップに
よって、得られる充填物の圧縮度をどのように設定する
かによって定まる。クラッキング隙間42の大きさを
a、キャビテイ平面部10の型閉め時の厚さをbとする
と、圧縮度=b/(a+b)から簡単に求めることがで
きる。
【0025】(4)型閉め圧縮ステップ(図4参照) 前記の第2クラッキング充填の後、金型を型閉めし、充
填した原料ビーズをさらに圧縮する。この場合、型閉め
時の厚さの比較的小さなキャビテイ平面部10の部分が
最も圧縮される。その結果、充填物の充填密度を向上さ
せ、原料ビーズ間に存在する空気を予め取り除くことが
できるので、その後の加熱工程の効率を高めるという利
点が得られる。
【0026】本発明は、以上説明した第2の発明のよう
に、クッラッキング充填方法に適用するのが好適である
が、必ずしもクッラッキング方法に限定されず、他の充
填方法の中間において応用可能である。すなわち、第1
の発明では、適宜な充填方法によってある程度原料ビー
ズが送り込まれた後、充填を一時中止し、図2に示す第
2の発明の場合と同様に、前記金型を密着させて型閉め
するとともに、チャンバ2に圧縮空気を導入して、例え
ばチャンバ2、3間に1.5kg/cm2 程度の圧力差
を設ける。そして、その差圧に基づくエア圧力によっ
て、あらかじめ充填されているキャビテイ1の平面部1
0の原料ビーズをキャビティ内の低圧側の、断面が行き
止まりの袋小路部11、12、13に押しつけて圧縮す
るのである。
【0027】かくして、この第1の発明によれば、充填
操作の中間において、前記チャンバ間に圧力差を設ける
ことにより、例えば、前記のようにチャンバ2にに圧縮
エアを供給する、または他方のチャンバ3を減圧下に置
くというように、圧力差を設けてそのエア圧力によっ
て、複雑な形状からなり充填しにくい袋小路部のような
部位にも、原料ビーズを送り込み充填することができる
ようになるという利点が得られるのである。
【0028】
【発明の効果】本発明の原料ビーズの充填方法は、以上
に説明したように構成されているので、第1の発明によ
れば、原料ビーズを充填しにくい袋小路のような形状の
キャビティ部位に対しても充填が可能となり、十分な充
填密度が得られるから、従来は製作ができなかったよう
な形状のものが製作可能となるという優れた効果があ
る。
【0029】また、第2の発明によれば、従来のクラッ
キング充填法に準拠しながら、前記部位による充填密度
のバラツキや偏りを防止し、かつ加圧圧縮充填の場合に
類似した充填密度を達成できるという優れた効果があ
る。よって本発明は従来の問題点を解消した原料ビーズ
の充填方法として、その工業的価値は極めて大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1クラッキング充填ステップを説明
するための断面図。
【図2】本発明の一方加圧圧縮ステップを説明するため
の断面図。
【図3】本発明の第2クラッキング充填ステップを説明
するための断面図。
【図4】本発明の型閉め圧縮ステップを説明するための
断面図。
【図5】クラッキング充填時の金型の要部拡大図。
【図6】従来の発泡成形方法を説明するための金型装置
断面図。
【符号の説明】
1 キャビテイ、10 平面部、11、12、13 袋
小路部、2 チャンバ、21 凹金型、21a 金型外
周部、21b 嵌合部、3 チャンバ、31 凸金型、
31a 金型外周部、31b 嵌合部、41、42 ク
ラッキング隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 清孝 岐阜県中津川市駒場町2番25号 株式会社 ダイセン工業内 Fターム(参考) 4F212 AA13 AE02 AG20 AH48 AH81 AP14 AR02 UA09 UB01 UF01 UF31 UF46 UK01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面側にチャンバを配設した一対の金型で
    包囲して形成した発泡成形用キャビテイに原料ビーズを
    充填し、それを加熱、発泡させた後、冷却して発泡成形
    体を取り出す発泡成形方法における、前記原料ビーズの
    充填ステップの中間において、前記チャンバ間に圧力差
    を設け、その差圧に基づくエア圧力によって、充填され
    ている原料ビーズをキャビティ内の一方側に押しつけて
    圧縮することを特徴とする原料ビーズの充填方法。
  2. 【請求項2】裏面側にチャンバを配設した一対の金型で
    包囲して形成した発泡成形用キャビテイに原料ビーズを
    充填し、それを加熱、発泡させた後、冷却して発泡成形
    体を取り出す発泡成形方法における、前記原料ビーズの
    充填に際して、次の各ステップを含むことを特徴とする
    原料ビーズの充填方法。 (1)前記一対の金型を所定のクラッキング隙間を設け
    た状態に配置し、インジェクションエアにより原料ビー
    ズを前記キャビティ内に送入する第1クラッキング充
    填。 (2)第1クラッキング充填の後、前記金型を型閉めす
    るとともに、前記チャンバ間に圧力差を設けて、充填さ
    れている原料ビーズをキャビティ内で一方側に押しつけ
    て圧縮する一方加圧圧縮。 (3)一方加圧圧縮の後、再び前記金型を所定のクラッ
    キング隙間を設けた状態に配置し、再び原料ビーズを充
    填する第2クラッキング充填。 (4)第2クラッキング充填の後、前記金型を型閉めし
    て、充填した原料ビーズをさらに圧縮する型閉め圧縮。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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